職業婦人通信
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2005年01月19日(水) ブーケをめぐるアレグリア その1

※ある方からご要望のあった特定の過去ログを一部OPENしました。
→「モーレツ新人教育 その1〜その4」

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すでに去年の話になってしまったのだが
友達・麻子(仮名)の結婚パーティにおよばれした。(先日のグアムとは別件)

その結婚パーティの2週間前のこと、
麻子を含む友人数人と私は「アレグリア2」を観にいった。
私はあんまり乗り気じゃなかったのだが
チケットが格安だったからなんとなく参加したのである。

「アレグリア2」は・・・んんんんん・・・・
あややも応援してるらしいのに申し訳ないのだが
ぶっちゃけ私はあんまり面白くなかった。

ところどころ「おおー」っていうところもあるのだが
演目(空中ブランコとか、トランポリンとか)の合間に見せられる
ピエロの寸劇みたいなのが長すぎてしかも面白くない。
全体としては寸劇:演目=7:3ぐらいだった印象。

ハナシが逸れた。まぁアレグリアはどうでもいいのである。

アレグリア終了後、ごはんを食べながら
「麻子の結婚パーティ楽しみだね、何着てく〜?」
などと盛り上がる女数人であったのだが

その中のひとり、美奈代(仮名)が突如として
「アタシ、どうしてもブーケトスでブーケ取りたいんだけど」
と言い出した。

(ブーケトスについてご存知ないという方はこちらをご覧下さい)

美奈代は友達の中では最年長の37歳。

その美奈代がコブシを握り締めて
「どうしてもアタシ、ブーケをゲットして、あと1年以内に結婚したいのっ」
と力説するさまは鬼気迫るものがあった。

「なんで1年以内なの?」と問うと
答えは至って簡単で
「仕事がもうイヤなのっ、結婚して円満退社したいのっ」
とのこと。

私はその「退職したいから→結婚したい」という安直な思考体系を
心の底からケーベツしているのだが
それはさておき、その年になってもまだ
「ブーケトスでブーケ取ったら次に結婚できる」
などというジンクスを信じている人がいることにたいへん驚いた。

20代はじめの若いころに私もブーケを取ったことがある。
が、その結果はこのとおりの負け犬だし、
なにしろその時ブーケトスに参加した独身の友達が
私を除いて全員結婚しているという体たらくである。

それに、ブーケトスなんてこの年になって参加させられると
「ああ、あの人まだ独身なのね」って他人にわざわざ宣伝しているようなもので
なんかヤだ。

ましてや、積極的にブーケを取りにいったりして
万が一取れちゃったりでもしたら、みんなに
「ああ、あの人ったらあの年になってまだ結婚したいのね」
なーんて思われちゃったりするではないか(すごい自意識過剰なのはわかってますよええ)。

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といっても、「取りたい」と友達が言うのであれば
協力を惜しむべきではない。というか、ぜひ取らせてあげたいのが
友達の情というものであろう。

こうして、「ドキッ!女だらけのアレグリア反省会」は、急遽
「緊急ミーティング:美奈代にブーケを取らせるには」
へと趣旨が変更され、

酒も入った私達は、この問題について
無駄に遅くまで討議を重ねたのであった・・・。


千代子 |MAIL
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