職業婦人通信
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2004年09月03日(金) 三十路の挑戦 そして

三十路の挑戦・いままでのあらすじ
1、 特に理由もなくバイクの免許が欲しいと思い立つ
2、 「普通二輪免許を取りたい」と入った教習所で「いきなり普通二輪はムリ」とダメ出しされ
3、 「『小型二輪免許』を取得後、普通二輪免許に格上げ」方式に変更させられる
4、 まずは小型二輪免許(125ccまでしか乗れない)の取得にチャレンジし
5、 挫折しそうになるも、
6、 うっかりバイクを購入、後に引けなくなり
7、 苦難のあげく(6時間オーバー)奇跡的に合格
8、 普通二輪に格上げするには教習最短5時間と検定に合格する必要があるため
9、 また教習所へ

という流れでここまできたのだが・・・

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いやーついに取れました、普通二輪免許。
ホント嬉しい。マジで嬉しい。あー嬉しい。死ぬほど嬉しい。(←しつこい)

前回、小型二輪の卒業検定の時だって緊張した
(そしてエンストしまくった)が、
今回の卒業検定はその何十倍も緊張した。
手足とか震えがきてた。

今回の試験官は、「教習所の中で一番かっこいい」とひそかに
私が目をつけていた、古尾谷雅人似のシブい男であった。
やくざ映画に出られそうなちょっと影のある感じで、
私の好みに直球ど真ん中ストライクの男である。
それもたぶん緊張の原因ではあったろう。

古尾谷雅人にいいとこ見せたいし、
「今回こそはエンストしたりしないでキッチリ決めてみせるわ」
とばかりに意気込んでスタートしたのだが

もうねぇ、スタートして5メートルもいかないうちに
いきなりエンストですよ。

そしたら古尾谷雅人が後ろから
「焦りなさんな」
と声をかけてくるではないか。
「〜なさんな」っていうところがねぇ、なんていうかこう、ヤクザ映画風というか。
いやーん、シブ〜い、かっこいい〜(バカ)

これでますますテンパった私は
全てが上の空の運転となり、
一本橋は規定の時間よりはるかに短く渡りきってしまい(5点減点)、
スラロームは規定の時間よりはるかに時間がかかり(5点減点)、
交差点では停止線をオーバーして停止(何点減点かも不明)、
急制動では後輪をロックさせる始末。

絶対落ちてると思ったんだけどね…。

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こんなんで公道に出ていいのか、という疑問は心の中にありつつも
とりあえず免許は取れてしまったので
来週あたりから公道デビューを果たす予定の千代子である。

さて、そこで
国立・立川市周辺にお住まいのドライバーの皆様にお願いがあります。
ダークグリーンのエストレヤ
オタオタしながら走ってる女がいたら
それは私なのでぜひ、避けていただきたいのです。
私は角を大回りしたり、急にブレーキをロックさせる怖れがあり
ご迷惑をかけると思うので。

実家で
「いやーいまだにちゃんと角が曲がれないんだけど免許取れちった」
という話をしたら、
翌日、母親が
私にかけてる生命保険の増額を検討してた。母ちゃん・・・。

くれぐれも死なないようにしたいと思います。

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最近読んだ本
『血脈(下)』佐藤愛子(文藝春秋)★★★★
『イン・ザ・プール』奥田英朗(文藝春秋)★★★☆
『空中ブランコ』奥田英朗(文藝春秋)★★★★
『空中ブランコ』のが面白かった。マンガ化とかドラマ化できそう。


千代子 |MAIL
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