妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2003年12月11日(木) |
『指輪物語 旅の仲間上1』(小) |
【J・R・R・トールキン 訳:瀬田貞二・田中明子 評論社】
映画『ロードオブザリング』を観てから、早一年以上が経ち、ようやく原作を読み始めました。 元よりのファンにとっては「にわかファンめが」と私のような存在は腹立たしい限りかもしれませんが、大きなお世話だ。
なぜ、しょっぱなから喧嘩腰なのか。
仲良くいきましょうや(お前が言うな)
さて、1の上巻なのでまだ旅にも出ていません。 ホビット四人組が決意を固めたところまでです。 しかし改めて、ホビットという種族が愛すべき人々(人?)なんだな、と思います。 お節介で噂好きではありますが、食べることと自然を愛し、いざとなったら思いもかけない勇気をもつ。
元々、忠犬属性のキャラにはことのほか弱いのですが、最近病的に弱く、サムが愛しくてなりません。 サム!サム!!と。 映画のサムにもかなりやられてましたが、原作のサムにもやられます。 朴訥としたなまりがまたいいのかもしれません。
心配した日本語訳ですが、今のところそれほど気になる感じはしません。
映画はなかなかうまくやってると思いますよ。今のところ。 次はアラゴルンが出てきますでしょうか。
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