妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2003年12月10日(水) |
『雑多なアルファベット』『弦のないハープ または、イアブラス氏小説を書く。』(絵) |
【エドワード・ゴーリー 訳:柴田元幸 河出書新社】
絵本でも買おうかと思っていたら、ゴーリー絵本を買っていました。 目的とちょっと違う…
この本、最初は豆本で発売されたそうで。 表紙、原寸大なのかしら。いいな・・・欲しい。 豆本マニアなわけではないのですが、小さい物好きなのです。
アルファベットブックなのでコメントのしようもないですが、“N”なんて好きです。 「NO つれない一言 かなしみのもと」
柴田氏の解説が相変わらず好きです。
【同上】
ついにデビュー作が翻訳されました。 文章が多いことが他の作品と決定的に違いますが、雰囲気はゴーリー氏です。 一番好きかもしれないです。 リアルなのかそうじゃないのか分らない作家ならではの苦悩・・・というには滑稽な感じが好きです。 作中でけなされた絵がそのまま、この本の表紙になってるあたりもまた、くすりと笑ってしまいます。
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