妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次前のページ次のページ


2003年07月05日(土) 『紫嵐 Violet Storm』(小)『ONEPIECE29』(漫)

【五條瑛 双葉社】

内容が重くて軽口叩ける余裕があるかどうか不安の、革命シリーズ二巻。
帯には「<革命小説>シリーズ」って書いてあります。
革命小説・・・?ジャンル名?

今回ぶいぶい言わせているのはすみれちゃん(※「ぶいぶい」は五條先生自身の言葉なので私のセンスではない。でも的を得た表現だ)
『プラチナ・ビーズ』で拾われたあの子です。タイトルも「すみれ」で嵐だし(violet=スミレ色)。
早くもサーシャの後を継ぎそうな風格を漂わせております。
純粋でしたたか。
末恐ろしいながら、10年後が楽しみでもあります。
その頃のサーシャも気になりますが。

主役は亮ちゃんから、鳩へ。
幸せになって欲しいと思う主人公。
すみれ、そしてサーシャに連れられてどこへ行ってしまうのか。

前作でたぶらかされた、亮ちゃんも今回少しばかり大人になって登場。
大人になってまた少し可愛くなってるんですけど。
特にサーシャといる時の亮ちゃんはなんでそんなに可愛いのですか。
その上、サーシャは薔薇攻撃の次はでこちゅーかましてますよ。すみれちゃんにするだけならまだしも、亮ちゃんにまでしてます。
どこまでたらしこめば気が済むのか。
亮ちゃんの
「誰かあいつの目を覚まさせてやれよな」
サーシャの目を覚まさせるような王子はこの世にいないと思います。残念ながら。

さて、今回はサーシャは表に出てこず。
まあ、どうでもいいけど、この人ますます浮いた存在になってますな。
魔界都市の方の新宿にいたら普通なんだろうけど。魔界都市のサーシャ・・・。コワー。いかにサーシャでも生きのびられるか分らない町ですが。
なんで日本にいるのかがわからないです。
この国と言わず、世界を革命するくらいの感じでいってもらいたい。

10巻揃った時に革命が終了するんでしょうか。このままだとしちゃいそうなんですけど。
誰かサーシャの前に立ちはだかってはくれないんですか。
亮ちゃんじゃないけど、「あいつの目を覚まさせてやれ」と言いたくなるのも分ります。
やはり、ここは葉山に・・・(無理、絶対に無理)
エディさんは、この国が革命されようがどうしようがどうでもよさそう。
エディとサーシャって、敵対しなさそうなんですよ。お互い見てるものが違いすぎて。

私、どうしても敗北するサーシャが見たくてたまらないらしいです。
ときめくなぁ。そんな状況。
多分、彼は敗北者側から始まった人だとは思うのですが、今が完璧すぎてな。
敗北するエディはあまり見たくないんですけど。エディは常に完璧で。見た目だけ。
でも本当は完璧じゃないんですが。そういうとこが好きだ。

五條キャラの中で浮きまくったサーシャを、現実世界レベルに引き落とせるのは、ひょっとしたら葉山なのかもーと思ったり。
勝つ勝たないはともかく。プラチナで熱いサーシャを引き出した彼だから。
革命でも鉱物でも感情を出したサーシャはあれ一回。

で、さっぱり内容に触れてないんですが。毎度の事ながら。

大食い・早食い・グルメ番組は私は嫌いだな。悪趣味だと思う。最近減ったけど。事故があったんだっけ。馬鹿な話だ。
「死ねばいい」と言われてそれを否定できないものがある。

全10巻読み終わる頃には、もう誰も信用できない、となっていそうですよ。
亜由と鳩が悲しい。
女の人たちがみんな悲しい。

+++++++++
【尾田栄一郎 集英社ジャンプコミックス】

サーシャを熱く語りすぎて疲れたんでさくさくと。
スー可愛いよぅ。欲しいよー。コニスちゃんも欲しいよ(え?)
ゾロとロビンちゃんのコンビ、本当に好き。なんかいいです。カップリングじゃなくてもいいです。

扉絵連載、エースですよ〜。兄ちゃん好きです。



蒼子 |MAILHomePage

My追加