妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
2003年06月18日(水) |
『マークスの山 上』(小) |
【高村薫 講談社文庫】
久しぶりの高村薫。 やっぱり面白いですわー。 今こうしている間も下巻が気になるので、簡潔にいきます。
合田刑事、ゴウダと読むのかアイダと読むのかいまだにわかりません。 検索したら、ゴウダと読むみたいですが、心情的にアイダと読みたい。 ゴウダとくると、タケシ、といきたくなるので。字が違いますけれど。
ちょっと前まで、『マークスの山』と『ホワイトアウト』を混同していました。 ついでに、高村薫と北村薫がとっさの場合わからなくなってしまいます。
合田さんには登場の時からなぜだかやられてしまいました。硬質な感じが素敵です。かっこよいです。 時折でてくる大阪言葉もまた素敵です。 元義兄のお墨付き。
あのですね、事件の行方とか真相も気にはなるんですが、加納と合田が気になって仕方がありません。 どうなんだ、お前達(何がだ) 元妻よりも元義兄の方を思い浮かべる回数が多いのはどうなのか。合田さん。 合田家の合鍵を持っていて、アイロンをかけるついでに部屋を片付け、残り香を残して行く加納さんも如何なものか。
この二人を見ているとむずむずもやもやしてきます(悪い病気が始まったみたいです)
アクの強い七課の刑事さんたちもなかなか興味深く。 急ぎ下巻を読みたいと思います(もう読み始めてますが)
|