妄言読書日記
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2003年06月09日(月) 『読切り三国志』(他)

【井波律子 ちくま文庫】

素晴らしくコンパクトにまとまった三国志。小説じゃないですけれど。
新聞連載だったそうで、全50回がわかりやすく、テーマ人物ごとにまとまってます。
並び方は、時系列順。三国時代の頭から最後まで。

五丈原で孔明が死ぬところまでは、復習という気分で読んでました。
それ以降は、小説に書かれないため、ほとんど知らないことばかり。
孔明死後も面白そうだよ?
誰か書いていないんですか。
呉が滅亡するまでが三国時代なんですよ。
ほんとーに誰も書いていないんでしょうか。
三国志末期の小説がありましたら、教えて下さいませ。本当に、切に。

私としては、呉最後の皇帝・孫晧が気になりました。
あとは司馬懿。
司馬懿の小説ならありそうな気もするんですが。本当にないんでしょうか。

とっても読みやすく、三国志小説を読むのがめんどうくさい人にはいいかもしれません。



蒼子 |MAILHomePage

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