妄言読書日記
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2003年05月13日(火) 『秘本三国志2』(小)

【陳舜臣 文春文庫】

吉川→北方→陳と読む速度が明らかに上がっているような気がしますよ。

劉備が名前しか出てこなかった2巻ですが、あまり気になりませんね。不思議なことに。
堅パパが登場、そして退場・・・。いつもお早いことです。仕方がないこととはいえ、寂しい限り。
少々お馬鹿さんっぽい孫策と、かしこい周瑜少年が出てきましたよ。どんな周瑜になるんでしょうか。

さすらい将軍、呂布がなんとも可愛い。
呂布が可愛いとはなー。なんでこんなにお馬鹿さんなんでしょう。
ひじょうに無邪気で考えなし。
だからあんなに簡単に貂蝉に惚れちゃうのかもしれません。

そうそう、正史ベースだと思っていたら、貂蝉が出てきましたよ。

少容と陳潜の諸国行脚が面白いです。
まあ、なんでもかんでも少容の暗躍のおかげ、みたいになっているのは気になりますが。



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