妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2003年03月23日(日) |
『気まずい二人』(他) |
【三谷幸喜 角川文庫】
対談集というのを初めて読みました。 三谷幸喜が好きなのですよ。
本当に気まずい。三谷幸喜の人見知りぐいあいが如何なく表現されている。 対談を戯曲として書き起こしたというだけあって、臨場感があります。 (笑)というのもあえて書かなかったそうで。私、インタビューやら対談の(笑)がいまいち好きになれないんです。 話に困った時の枝豆ともやしの話を出すタイミングが段々上達してくるのが面白い。
平野レミが相手を試す時に「宦官」を知っているかどうか尋ねると言うのですが、シャイな男性なら知らないと答えることもあるんじゃないかと思ったり。 そんな奴は今時いないですか。
自分の名前を逆さからすらすらと言えない安達裕美に世代差を感じる三谷氏。 三谷氏世代はみんな名前を逆から言えるそうです。 私、安達裕美と同じ歳なのですが、言えるんですよ。名前を逆から。 子どもの頃そういう遊びをした・・・ような。いや、私が勝手に一人でやっていただけのような気もする。今度、人に聞いてみないとな。 あと、口の端を引っ張って「学級文庫」って言うという遊びも、していないと言う安達裕美。 私はしたんだけどな・・・・・・。 全然関係ないですけど、いまだに学生服を着ている安達裕美が他人事ながら心配です。もうそろそろ違う役をあげたらよいのでは。
単行本化されなかった、残りの二人というのが誰なのか気になるし、さらに雑誌にすら載せられなかったのが誰なのかがとても気になります。 三谷氏と友達にならないと教えてもらえないらしいのですが、どうしたら三谷氏とお友達になれるのでしょうか。
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