妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2003年03月17日(月) |
『三国志5 八魁の星』(小) |
【北方謙三 ハルキ文庫】
太史慈!? あまりに、あっさりとした死にように驚きを隠せません。 かっこいいなーと思っていただけにショックです。 合肥で張遼の策にかかって、ハリネズミになるのではないのですね。 そうか。大胆だなー。
徐庶が出てきましたー。 嬉しい。かっこいい。 抑圧された人が多い中、徐庶の飄々としたこだわりのない態度が素敵です。 劉備の元を去るときも、実にあっさりと。
徐庶を落とした、劉備の笑顔がどんなものなのか非常に気になる所です。 劉備の笑顔に再三、動揺してしまう徐庶。いったいどのような・・・。 この男の笑顔には困ったものだ 徐庶好きですねー。
曹操と成玄固の再会に、じんわりと切なくなりました。 束の間、呂布のことを、思い出す人々。
赤兔のことを思う時、馬の寿命が何年くらいなのか気になります。20年くらいなんでしょうか。
張飛の、嫁が素敵な感じです。 北方張飛は、自ら進んでとは言え常に憎まれ役なので、家庭で幸せであって欲しいと思います。
徐庶が好きなように、魯粛も好きなので、周瑜とのやりとりが好きでした。 やはり、周瑜を見ているのは辛いな。
北伐がいよいよ始まりそうです。 ジュンイクの跡に郭嘉を、と考えている曹操様。 しかし、郭嘉は北伐の時に・・・。まだその時ではないのに、悲しい気分です。 北方は曹操と軍師ズがあまり仲が良さそうではないですね。 お互い、頭が良すぎるからかもしれません。
張繍をいびり倒して、自殺に追い込んだらしい曹丕が、今から怖いです・・・。 曹操も、なんとなく気に入らないと思っているらしい、曹丕。 黒いオーラが出ておりますよ。
関羽の影が薄い。 どれほど薄いかと言いますと、薄いことに気がつかないほど薄い。 髭と曹操にこの上もなく気に入られたということ以外、目立ったエピソードの無い人なのですが。 というか、普通それだけで充分という気もしますが。 性格的に派手さがないからだろうか。 関羽、好きなんですけれどね。
次は、孔明が出ますね。 なんだかんだと、いちゃもんつけつつ、やはり孔明は気になります。 どんな孔明なのか。
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