妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年03月21日(木) |
『<銀河の荒鷲シーフォート>チャレンジャーの死闘・上』(小) |
【デイヴィッド・ファインタック 訳:野田昌宏 ハヤカワ文庫】
※誰が死ぬか知りたくない人は読まないように。
チャレンジャーって、艦体名なのね。
そんなことはどうでもよい。 前作で「なんだ結婚したのか」と思っていたら、子どもが生まれ、「どうなるんだ?このシリーズ」と余計な心配をしてました。 よもや、こんなにあっさりアマンダと息子が死ぬとは。 アマンダはもっと強い女性だと思っていたのに。 そういう所で繊細なのが、最後まで好きになれない要因でした。 気が強いのかなんなのか・・。 しかし、よい女性であったとは思いますよ。
シーフォートは大分、艦長らしく見えてきました。 つーか、老成してきた。若者らしさがない。 苦労が絶えないからかねぇ・・。
このシリーズ(まだ三冊しか読んでないが)、どうしてもキャラクターの性格が掴みづらい。 アレクセイが結局どんな奴なのかわからない。 そして、仕官の皆様(艦長含む)はキレ易くて怖い。 ちょっと、理解しがたい世界です。 シーフォート、もうちっと融通きかせられないのか?って。
ヴァクスと別れてしまって、とっても寂しい後半。 なんで、連れてかないのよ。
絶望的状況が、下巻でどうなるのか気になります。 (どう考えても生き残れるとは思えないこの状況…)
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