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Mi Pensamiento Diario

超遠距離恋愛

昨日ってかなり興奮状態だったのかも。どうしてこんなことを思うかっていうと、昨日の晩は全然眠れなかったの。いつものように酔ってしまえば寝れたのかもしれないけど、何となく飲みたぁ〜いって気分じゃなかったんだ。っていっても、寝る前に味の薄い、水のようなおビールを少し頂戴したけど、でもほんの少しだから素面と変わらないし。

昼間に書いたメールといい、夜になってから書いた日記といい、何だか昨日は書くことに燃えてたというか、キーボードを叩く手が休まらなかったというか、ある種のハイな状態だったかも。だから、夜になっても寝れなかったのかな。一応、眠くはなって、ベッドに行ったんだけど、頭が冴えちゃって大変だったの。こんなこと滅多にないことだから。そのせいか、何となく今日はお疲れ。いつもだったら軽くでも運動をしに行くんだけど、今日はそんな気にならなかったし、1日中家にいたの。もしかしたら、運動をしに行った方が気分転換にもなってよかったのかもしれないけど、やっぱり行く気になれなかったから。重い腰がなかなか上がらなくて。

こんな感じだったから、今日は家にいたんだけど、1日何をしていたかというと、オンライン小説を読んでたの。1つ目はムースのお気に入りで、もう何度も読んでるんだ。だから内容もわかってるんだけど、今日もまた読んじゃった。これも主人公がタイムスリップをするの。でもって、タイムスリップした先で恋に落ちる話なんだ。これがねぇ、また泣けるの。今日もムースは涙腺を緩ませながら、この小説に読みいってたの。ただ、読み終わったあとに、ふと思ったことがあるの。何で最近はこんなに涙腺が緩んでるんだろうって。ここまで涙腺が緩んでいたのって、今から8年前のことだし、1年くらい前まではこんなに涙腺が緩んでなかったんだけどね。というか、悲しいことがあってもあまり涙が出てこなかったかも。たまには感動してウルウルになってたこともあるけど、ここまでひどくなかったような気がするの。もしかしたらなんだけど、今、心が落ち着いているから喜怒哀楽がそのまま出てくるのかもしれない。だから涙腺が緩んでるのかも。ちなみに8年前っていうのは、ムースがスペインに住んでいたころだし、あのときは変なストレスがなかったせいか、感情がそのまま外に出ていた感じがするし。これがいいか、悪いかは住んでいるところにもよるけど、北の国に住んでいる限りではこれでいいかなぁって思えるんだ。でも東京に住んでいたら、いつも怒っている方がいいのかなって思う。というかいつもイライラしていたし、怒ってばかりだったかも。でもそれでちょうどよかったような気がしたな。そうじゃないと、自分を守れないような気がして…。

そういえば、何でこの小説が好きなのかちょっと考えたんだけど、もしかしたらムースのツボにすぽっとはまるものがあるからかな。例えば、人がどんどん素直になっていったり、再会する運命を信じたり、相手を信じたり…。そんな感じのことがいいのかなぁって。やっぱり信じるってことは大切なのかなと思うしね。もちろん、まずは自分を信じれなきゃ人を信じれないような気もするけど。

これを読み終わってから、たまにはお勉強をしようかなぁって思ったんだけど、また違う小説を読み始めたの。これは超遠距離国際恋愛になるのかな?っていっても、今日読んだシリーズ第1作は、一応、日本が舞台だから…。シリーズものなんだけど、第2シリーズでは完全に超遠距離国際恋愛のようなものだけどね。これも久々に読んだかな。連載してるときは、最新話だけを読んでたことが多かったから、この小説がこんなに長かったって気がつかなかったの。今日は初めて最初から最後まで通して読んだんだんだ。読み始めてすぐに思い出したことがあったの。話の最初にネギトロ丼が出てくるんだけど、前に読んだときもネギトロ丼を食べたくなっちゃったんだよね。もちろん今日もネギトロ丼を食べたくなっちゃったけど、ここ北の国にはお寿司屋さんなんてものはないから、食べたくても食べれないんだけど。

今日これを読んでいて気がついたんだけど、実はこの話って5月の半ばから末にかけての2週間くらいの話なんだよね。うぅ〜ん、やっぱり落ちたときはこんな感じになってしまうのかなぁ…。あまり書くとネタバレになっちゃうから、そろそろやめておかないといけないんだけど、でもこれだけは書きたいの。初めて読んだときも思ったんだけど、最終話の始まり方ってムース好きなの。場面がガラっと変わって、最初は何が起こったの?って思うんだけど、読み進んで行くと、そうなったんだぁーって思わず笑みがこぼれるような感じなの。

一昔前だったら6000マイルも離れていたらとんでもなく遠いって感じだったけど、今はそんなこともないもんね。飛行機だったら11時間とか12時間で着いちゃうし、寝て起きたらついちゃった感じだもんね。ただ、すっごく時差ボケしそうだけど…。ムースの友達でNYに住んでいる人とお付き合いした友達がいるんだけど、彼女は足しげく、日本からNYへ通ってたよね。といっても、2ヶ月か3ヶ月に1度の割合だったけど。それに、昔、メールのないころだったら、手紙をポストに投函してから1週間経たないと相手に何かを伝えることは出来なかったけど、今じゃパタパタパタってタイプして、送信ボタンを押せば、ポンっと相手のところについてしまうし、メッセンジャーなんかを使えば、会話も出来るしね。それに国際電話だって昔に比べたら随分と安くなったもんね。ムースがスペインにいたころは、国際電話が高かったから手紙だけが唯一の通信手段って感じだったし、投函してから届くまでに1週間、返事を書いて、相手に届くまでさらに1週間もあったから、返事が届くころには何の話?って感じになっちゃってたけど…。時代って変われば変わるものだね。

まっ、ムースにはそんな超遠距離恋愛なんてないけど…。っていつもなら書くところだけど、実は過去を紐解けば、1度だけあったんだ。しかも6000マイル。もし、次にそんなことが起こったら、今日読んだ小説のようになればいいなぁって思うけどね。

今日もあっという間に終わっちゃったなぁ。でも、今日はちょっとだけうれしいかも。だってやっと今日で6月が終わってくれたから。ムースとは相性が今1つよくない月だから。


2003年06月30日(月)



運命と出会い

今日もいつものように夢のお話から。昨日の晩見た夢もまた不思議な感じがしたの。ムースはどっかの団体に属していて、みんなでそこら辺を回っているの。で、そのときに何かを連れているようなんだけど、覚えていないんだ。多分、小さな動物のような気がするんだけど。何でそんなのを連れているんだかよくわからないの。ただ、一緒にいるって感じかな。それで、何回かそのグループのメンバーとお別れするの。その度にムースは大泣きしながら、ハグしてるの。でもね、その別れは悲しい感じの別れじゃなくって、その人が未来に向かって旅立っていく感じなの。ただ、みんなムースの知らない人ばかり。で、目覚める前にも似たことがあったの。そのときには自分が抱いているのは子犬だったと思う。このときも大泣きしながら、ハグしてるの。この人も知らない人。でね、このときにムースは何だか知らないけどすごい達成感があったの。何かをやり終えたぁって感じ。すごく不思議な感覚だったんだ。だからその別れも悲しいけどうれしい別れなの。で、ここで目が覚めたんだけど、一体何だったんだろうって感じ。今日も昨日と同じサイトへ行って夢診断したんだけど、今日のは何だかあまりよくないような感じ。1夜にしてそこまで夢が変わるのかって思うけど。でも不思議だったなぁ。今までに夢の中で泣いたことなんて1度もなかったから。しかも何度も大泣きをしているし。あまり感じがよくないようだから、今日はこれ以上夢について書くのはやめようかなって思うけど。

ところで、昨日の晩、日記を書き終えたあとに、ネットの中をフラフラと彷徨った挙句に、あるオンライン小説を読んでいたの。実は、その小説、過去に読んだことがあったし、これ読んだことあるって何となく感じてたんだけど、まぁ、いいかぁって思って最初から最後まで読んでたんだけど、結構はまってたみたい。読み始めたら止まらなくなってたから。そこで、何がこんなにもムースを惹きつけたかちょっと考えてみたの。そのときには他にも好きな小説のことを思い浮かべながらね。その結果、わかったことは、

  • ハッピーエンドが基本
  • 主人公がタイムスリップしている場合が多い
  • 主人公が10代後半から20代半ばくらい
  • 周囲の人が温かい
ってどれにも当てはまりそうな内容だけど、この辺がかなりお気に入りかと。何かよくわからないけど、タイムスリップものが好きみたい。映画とかでもタイムスリップものを見てるし。例えば、ニューヨークの恋人 〜KATE & LEOPOLD 〜なんていう映画はタイムスリップものの恋愛映画だよね。だからといってタイムスリップものは何でも好きかっていうと、そうでもないけどね。例えば、タイムスリップものの大御所、ドラえもんなんかは子供のときには見ていて楽しかったけど、今はごちそうさまって感じだから。

そういえば、昨日の日記で長いメールについて書いたんだけど、実は今日も長々とメールを書いてたの。っていうか読み手を考えない長いメールもどうかと思っちゃった。だって今日のメールは昨日に増して、さらに長いんだもん。しかもテキスト形式で書いてないから、メールがでかい!今日、メールを送ったとき、メールの大きさが100KBを越えていたのを見て、さすがに反省しました。いくらHTML形式で書いたメールとはいえ、添付ファイルなしで100KBを越えたのはメールとしては大きすぎ。って、読めば、ものの7、8分で終わっちゃうと思うんだけど…。本のように何時間もかけて読む長さじゃないし。

ただ、言い訳をすれば、ちょっと内容がムースのツボにはまっちゃったんで、ついつい長くなっちゃったというか…。何について書いていたかというと、運命というか出会いについてなんだけどね。この日記に何度も書いてるけど、「出会いって偶然でなく必然」ってムースは思ってるから、そのことについて書き始めるとこれが長い。それの裏づけとして、ムースがお付き合いした人とのなり染めを書いたから、また長くなるし。っていうか、例としては最高だし、自分のことだからとっても書きやすいの。それに、何だか訳のわからないことが起こるし。事実は小説よりも奇なりっていうけど、ムースの恋愛には不可思議な出来事が必ず起こるの。しかもタイミングよく。でもそれって、大体ムースの心に迷いがあるときかな。何かが起こるから心が決まるってこともあるし。さらにいうと、初めて会ったときから、実際にお付き合いが始まるまでが長い。これもすごく不思議なんだよね。初めて会ったのは何年前?って考えちゃうこともあるし。その間、どこかで繋がってはいるんだけど、会ってなかったりもするし。お付き合いするまでを小説にしたら、ちょっとした恋愛小説になるんじゃないかって思えるような感じなの。最初は完全にすれ違ってるからね。ただ、どこかで繋がっているから、相手の存在を感じてはいるんだよね。でも、そこに気がつくまでに数年という月日が流れているの。相手の存在がわかって、相手がそばに来たらそのまますぐにくっつくかと思いきや、そうじゃなかったりもするの。そんなある日にムースに思いがけない出来事が発生して、一気に気持ちが固まるっていうのが実際に起こった出来事なんだけど、こんなことを書いていたら、まぁー、メールが長いこと、長いこと。

ただ、自分のことを書きながら運命ってこんな感じって書いてると、すごく自分の歩んできた道って面白いの。今までに至るまでの点が線になって繋がる部分も多いし。もし、あのときに何々してなかったら…なんて考えると、いろんなところでタイミングよく何かが起こってることに気がつくんだ。それだけに今は何かを感じれば、それを大切にしていこうと思うの。結果がどうであれ。

いつだったか忘れちゃったけど、前にこの日記に「前世療法」って本のことを書いたことがあるの。と書いておきながら、今調べたんだけど、去年の7月20日の日記にちょこっと書いてあるのでもしよろしければ「ここ」をクリックして読んでください。この前世療法なんだけど、確か催眠によって退行させて、過去世と対話するって感じのものだったと思う。ムースもこの本を読んだんだけど、ずーっと前のことで、今は詳しい内容はあまり覚えてないんだ。7月20日の日記からはアンボリバボーで取り上げた話へリンクしてるので、どんなことかよくわかると思うんだけどね。この前世療法と運命が関係あるのってことだけど、この前世療法のことを見るとわかってもらえると思うんだけど、運命の人とはちゃんと結ばれるっていう事実は小説よりも奇なりって話なの。ムースも自分の過去を考えると、似た感じだったかなって思うんだ。ってまだ結婚もしてないので、ハッピーエンドってことではないけどね。ただ、いつもそばにいたのに相手の存在に気がついていなかったり、知ってはいても、お互い別の道を歩いていたり。でも、いつの日にか、そういう人とは必ずお付き合いが始まってるし、お付き合いが終わったあとにいろいろと得ているものがあるの。そんなことを繰り返しながら来て、今があるんだけど、自分の人生においては何1つ欠けちゃいけないかなって思えるんだ。もし、何か1つでも欠けてしまったら、今が違うし、もしかしたらここにいないかもしれないし。HPだって作ってないかもしれないし、日記だって書いてないかもしれない。ということは、今のように楽しい思いをしていないかもしれない。もちろん、今以上に楽しい思いをしてるかもしれないけど。でも、ムースは今が好きだし、これでよかったって思えるしね。今まで、特にこの日記を書き始めたころはつらいことだらけだったし、日々我慢って感じのときもあったけど、それを乗り越えたから今がある訳だし、明日同じことがもし起こっても、今度は簡単に乗り越えられちゃうような気がするし。だから、つらかったこと、悲しかったこと、すべてを含めて今の自分になれてよかったなぁって思えるんだ。

これから起こることはムースにはわからないけど、ムースにとって出会わなきゃいけない人はどんな形であれ、出会うだろうし、ムースに影響を与えなきゃいけない人はこっちがイヤといっても現れると思う。それがいつの日にかちゃんと線で繋がる日も訪れるだろうしね。そう思うと、運命に逆らわず生きていければいいなぁって思うし、何が起こってもそれに動じないような気持ちでいられたらいいなぁって思うし。7月20日の日記には「結婚は35歳になってからするのがいいみたい」って書いてあるけど、35歳くらいでするのがいいみたいの間違えなの。って35歳まではまだ時間があるけど、もしムースが33歳でも、34歳でも、36歳でも、37歳でもいいけど、そのときくらいにこの人だって思える人にめぐり逢えたら幸せだなぁって思える。もしかしたら、実は会っているかもしれないけど、いつものように気がついてないだけかもしれないしね。

ねっ、運命と出会いに関することを書き始めると長くなるでしょ。ついつい自分の思いを書き連ねちゃうの。って普段はこんな話なんてしないしね。何てったって、酔っ払って、笑って、おバカなことやっておしまいだから。今日も長くなったからそろそろ終了いたします。最後まで読んでくださってありがとうございます。


2003年06月29日(日)



長いメール

まずは昨日の晩、何が起こったかってことから書かないと。昨日の晩、ムースが日記を書き始めたら、問題児がムースの家に登場したの。そのことについては昨日の日記でもちょっと触れたかと思うんだけど…。でもって、2人で近所の飲み屋さんへ行ったんだけど、そのときに問題児が変な話をしたの。バイトが終わって、畑の中にある飲み屋さんへ行ったんだって。昨日は問題児がバイトする日じゃなかったみたいなんだけどね。で、そのときにそこで働いているおばさんが問題児に「今日、あなたのお友達っていう人が飲み会をやるからっていってビールの樽を買っていったわよ」っていわれたんだって。誰?って思って聞いてみると聞いたことない名前の人だったの。でも、その人たちは西側の隣街から来てるっていってたんだって。しかも問題児の家の電話番号まで聞いていったっていうから、かなり変な話だったの。だから問題児がムースにその人知ってる?って感じで聞いてきたんだけど、もちろんムースも知らない名前。でも、いつもうちらと一緒に飲み会をやっていたっていうから、西側の街軍団の中の1人だろうってことになったの。実は、西側の街の出身って人が今年はやたら多いんだけど、その街出身の人たちってみんなお友達って感じなんだ。まぁ、高校が1つしかないみたいだから、誰が誰だかみんな知ってるんだろうけどね。ただ、その謎の人は誰?ってままだったから、別の飲み屋さんへいったとき、その飲み屋さんでバイトしてる西側の街出身の人に問題児がいろいろと聞いてたの。ムースはその場にはいなかったんだけど、問題児はいろいろと聞いていたみたい。誰が今この街にいるの?って感じで。話を聞き終えたあと、じゃぁ、もう1杯飲もうかって感じになったんだけど、そこでは何も注文せず、飲み会をやってるみたいだから行ってみようということに。まぁ、問題児のことを知ってるっていってビール樽を買っていった人だけに、問題児が行けばわかるんだろうけどね。そんな感じで飲み会に行こうと思ったら、入り口のところで西側の街の人に、奥に愉快な仲間がいるよっていわれて、また飲み屋さんの中に逆もどり。そして愉快な仲間を探し、ちょっとお話。って飲み会にみんなで行こうってお誘いだったんだけど。愉快な仲間は疲れてるから行かないってことで問題児とムース2人でその飲み会に行くことに。

ターゲットとなる家は街のど真ん中からちょっと離れた住宅街の中にあったの。ムースは誰だかわからないだけに結構ドキドキ。問題児はその時点で誰だか少し検討がついてたみたいだったけどね。ターゲットの家を発見して、問題児とムースがターゲットとなる家に裏庭から近づいて行くと、急に呼び止められたの。ねぇ、ちょっと…って感じで。何だかよくわからないけど、車の中から女の子が3、4人出てきて誰?って聞くの。よくわからないけど、きっと酔ってるんだろうと思って、適当に自己紹介をして、ターゲットの家のテラスに侵入。その瞬間、「あれー、○○(問題児の名前)、ムースぅ〜、何やってるの?」っていつも飲み会を一緒にやってるメンバーが登場。正直、ムースはビックリ。話を聞くと、チームメートが畑の中の飲み屋さんへ行って、ビールを買ったとのこと。そこでやっと謎が解けたの。チームメートだもん、問題児のことを知ってるし、いつも一緒に飲み会をやってる訳だよね。それから問題児とムースはチームメートを探しに家の中へ。このときムースのテンションは一気に高くなってたの。だって知ってる人たちの飲み会だもん。知らないところや知らない人の主催の飲み会はあずましくないし、そんなに飲みたいって思わないけど、知ってる人が主催なら気が楽だしね。そんなことで、家の階段を下りるときムースはやや叫んでる状態。「ねぇー、○○(チームメートの名前)、どこにいるの?」って感じで。もちろん、チームメートは問題児とムースが登場したから驚いてたけどね。その時点ですでに犯人もわかって、謎解きもおしまい。それからはただの飲み会だったけど、昨日は久しぶりに逆立ち一気をやらされちゃったし。多分、これは映画の見すぎ。さらには最近ムースのテーマ音楽と化してるABBAのダインシング・クイーンもかかるし、オールディーズもかかっていたし。そんな感じで昨日の晩は久々の飲み会。実は、昨日の晩の飲み会ってこの夏、初めてのものだったんだって。普通、夏は人がいないから飲み会なんて誰もやらないからね。なぜかっていうと、何となくしらけちゃうし。でも、昨日はまぁまぁだったかな。人はそんなにいなかったけど。きっと半分以上の人がムースのことを知っていたから気が楽だったのかも。いつものことだけど、ムースは誰が誰だかよくわかってなかったけど。だからいつものように、前に会ったことある?どこで?を連発。すると返ってくる答えは愉快な仲間の家で会ってるっていうの。大体ムースは飲み会をやる前から飲んでることが多いから、誰が誰だかよくわからないんだよね。でもそんなムースも昨日は1人だけ知ってる人を見たけど。

昨日の晩はそんな感じでいい気持ちになって家に帰ってきたの。しかも帰り道、ボケーっと空を見ながら帰ってきたんだけど、天然のプラネタリウムはとってもきれいだったんだ。ムースが毎日聞いているオールディーズ専門のFMで、たまに坂本九の「上を向いて歩こう」がかかるんだけど、昨日の晩はその歌を歌いながら歩きたい気分だったんだ。って泣いてた訳じゃないですから。それくらい星がきれいだったの。どの星がどの星だかわからないけど、宝石箱をひっくり返したようなという表現があう、そんな感じの空でキラキラと星が輝いていたんだ。

こんな感じだったので家に着いたときにはかなり出来上がってたし、日記をアップした記憶もなかったんだけど、どうやらちゃんと書いてアップしてたみたい。朝起きたとき、いつも不安になるの。昨日ってちゃんと日記書いたっけ?って感じで。なぜかっていうと、昨日のように記憶がなくても書いてるときがあるから。しかもそんなときは何を書いてるかわからないから、それを読むまで結構ドキドキだけどね。

ところで、最近の日記の中で、夢見が悪いってことを書いたでしょ。でね、ちょっと気になったからムースなりに夢診断をしてみたの。もちろん、ネット上にある資料を参考にして。ちなみに気になった夢は木曜日の朝に見た元婚約者が登場する夢。いつもだと夢って覚えてる部分はそんなに長くないんだけど、その日の夢は何となく長かったんだ。で、夢診断のために夢の中に出てきたものでムースの気になったもの3つを取り上げてみたの。1つはホテル。なぜか夢の中でムースはホテルに泊まってるんだ。しかもチェックアウトを今しないとダメっていわれてそのホテルを出て行ってるし。2つ目は飛行場。ムースは那覇に飛び立つんだけど、1日2本しか那覇へ行く飛行機はないの。だから沖縄へ行くのはやめようって思っていたのに、ホテルから追い出されたあと行き着く先は飛行場で、那覇へ行ったの。3つ目は手紙。これは那覇に住んでいる元婚約者の家に行って分厚い手紙を渡すの。これは現実でも似たようなことをしているし、今さら何で?って自分でも思ったけど。

それで、あるサイトの夢判断を見ていたんだけど、ホテルは「夢主のチャンスや可能性をあらわしています。高層ビル同様、大きな高級ホテルなら特によい暗示になります。また、交際範囲が広がること、つき合いが増えることをあらわしてい」るんだって。次に飛行場なんだけど、飛行場は「運命の転換期、状況の変化を暗示します。夢主の進路や未来の運勢を占う重要な象徴になります」だって。最後に手紙。手紙は、「夢主の気持ちを身近な誰かに伝えたいことの反映かもしれません。主に気持ちが相手に伝わらないことをあらわしています」と書いてあったの。これをムースなりに総合判断すると、今は運命の転換期でこれから先にいいことが転がってるよって感じ。手紙はきっと未来について何かを伝えたいんだけど、うまく伝わっていないって感じなのかな?まぁ、ムースの中では結構納得のいくことだったので、変な夢って思っていたのが、実はいい夢だったじゃんって急に思えちゃったんだ。というより、今晩あたり世界中の飛行場めぐりする夢でも見てくれないかなぁ…なんて思っちゃう。でもって、各飛行場のそばの高層ホテルなんかに滞在してくれちゃうと目覚めが爽快になるんだけどなぁ…ってそんなに都合よく夢を見れる訳ないよね。

ところで、ムースの夢にも出てきた手紙、っていうか正確にはメールのことについてなんだけど、最近やたらに長いメールを書くことが多いかも。もちろん、去年の3月に起こったような原稿用紙80枚のメールはないにしても、A4用紙1枚分くらいは書いちゃいそう。以前のように誰ともしゃべっていないから、せめてメールだけでも自分の気持ちを伝えようっていうんじゃなく、ただ単に長いかも。これだけ日記にダラダラと書いてるのに、さらにメールに書くことがあるの?って思うかもしれないけど、これが意外とあるみたい。っていうか、日記には趣味とかの詳しい話はあまり書かないけど、メールの相手によっては固有名詞がバンバン出てくるせいか、いろんなことを書くしね。ってムースからそんな長いメールをもらったことがないって嘆かないでくださいね。ときを重ねるごとに徐々に長くなっていくので。ちなみに今日も友達にメールを書いていたんだけど、随分長く書いちゃったなぁって思ったの。TVでウィンブルドンのテニスがやってたんだけど、それを見ながらダラダラと書いてたのね。見ていた試合はアガシとエルアナウイーの試合で、エルアナウイーって確かどこかでとんでもなく長い試合をやった人じゃんって思いながら見てたの。今日もアガシといい試合をしてるなぁなんて感じで。そんな感じでダラダラと書いていたら、とんでもない長さに。送る直前にワードを開いて、そこにコピーしたらA4で9ページ分くらいあったみたい。もちろん設定にもよるから、実際には4、5枚程度なんだろうけど。でも長すぎ。っていうかよくそんなに書くことがあるなぁって自分でも思っちゃう。それに読む方だって絶対に大変だと思う。っていっても1度書いちゃうと内容がどうであれ、えーい、送ってしまえぇって感じで相手のことも考えず送っちゃうんだけどね。今日もそんな感じだったの。っていうかちょっと反省。だってメールって長く書けばいいってものでもないもんね。それより言葉を勉強して、内容を濃縮させないとね。それがうまく伝われば、きっと濃縮還元100%になるだろうしね。そうじゃなかったら、果汁何%?って感じになっちゃうんだろうけど…。

今日は日記もメール同様長くなったからこの辺でやめておかないと。どうした訳か今日は何となくいろいろと書きたい気分の日なのかな。きっと飛行場の夢がムースをそうさせたんだと思う。夢見が悪いはずだったのに、実はそんなに悪くないってわかって、気分がよくなっちゃったからなんだろうなぁ。というか、早く運命の転換が終わって未来が開けてくれないかな。心の準備は万端だから…。


2003年06月28日(土)



犯人探し

ここのところ、夢見が悪くって眠れないときもあったけど、昨日の晩は快適に睡眠。しかも、気温がそんなに上がらなかったから、寝ていても快適だったしね。いつになくゆっくりとした朝だったかな?

朝起きてメールをチェックしたら友達からメールが来てたんだけど、2人が2人とも今日、金曜日と明日土曜日に金曜ロードショーでやる「タイタニック」(原題:Titanic)のことについて書いてたの。何だかおかしくなっちゃった。だって、2人が2人とも書いてるんだもん。もしかしたらムースが「タイタニック」を好きだと思って書いてきてくれたのかな。ちなみに2人ともここ北の国に来ているし、ムースの家に何のビデオがあるか知ってると思うし。去年はここで「タイタニック」を見てたし、今年は友達が「タイタニック」を借りて帰ろうかなっていってたし。っていっても持っていかれると困るので阻止しちゃったけど。「タイタニック」なんて滅多に見ないんだけど、気が向いたとき、でもって時間があるときに見るにはいい映画だからね。というか、ムースは基本的にやたらに長い映画が好きなので。例えば、「風と共に去りぬ」(原題:Gone with the Wind)なんていうのは、映画館でリバイバルをやっていたときに喜び勇んで行っちゃったから。でも4時間は長かったなぁ。ビデオでも長い映画を借りるのが好きで、「サウンド・オブ・ミュージック」(原題:The Sound of Music)や「マイ・フェア・レディー」(原題:My Fair Lady)を借りたりしてたしねぇ。

ってここまで書いたところで問題児が登場。っていうか今日はそれだけでは収まらなかったの。何でかっていうと、どこかの誰かが問題児を知ってるっていって、畑の中の飲み屋さんに現れて、ビールの樽を買いに来たから。ここからは明日の話になるのかな。っていうか、ムースは犯人を探すために問題児とそこら辺を渡り歩いちゃった。って今がこんな状態なので、犯人探しは成功したって思ってもらっていいんだけど。


2003年06月27日(金)



別れの季節

最近、夢見が悪いことをこの日記に書いたことがあるんだけど、昨日の晩も何だかすっごい夢を見ちゃって。おかげさまで、そのせいで朝早くに目が覚めちゃったけど。今はもう記憶が断片的にしか残ってないし、何だったんだろうって思うこともないかなって。それにしてもすごい夢だったぁ。今さら何?って思うこともあったしね。最近、夢を見ていて困るのは、夢に登場しなくてもいい人たちが続々登場。先日は、昔お付き合いをしていた人が出てきて、目覚めの悪い朝を迎えたし。昨日の晩見た夢には、元婚約者が出てきたし。一体何?って思っちゃう。

今日はいつもと変わらぬ1日。昨日の晩、気温が下がってくれたせいで、今日の午前中は風が冷たくて気持ちよかったんだ。午後からはちょっと暑くなったけど。それでも最高気温は21℃だったみたい。って21℃しかなかったんだ。ビックリ。だって学校では18℃くらいしかないときでも冷房が入ってたし、今は16℃しかないみたいだけど全然涼しくないもん。やっぱり涼しい気候に慣れてるせいで、これくらいの気温だと暑いって感じるのかな?っていうか、ムースは去年の暮れに実家に帰ったとき、両親とご飯を食べに行ったの。そのとき、お風呂上りだったせいかあまりにも暑くて半袖のTシャツ1枚で出歩いたら、母にお願いだから上着を着てって頼まれちゃった。ってこの話、前にも確かこの日記に書いたよね。今のムースのとってみれば、真冬の東京は長袖のTシャツ1枚で過ごせる日が多いんだよね。それくらい暖かく感じるの。まぁ、−20℃のところから急に最低気温でさえ1℃もあるようなところに行くんだから当たり前なんだけど。ここの−20℃は無風の−20℃じゃなく、風の強い−20℃だから体感温度は−30℃にも−40℃にもなるしね。そのせいか、寒さに強くなっちゃってるのかな。でも、ここの夏は暑いからね。昨日と今日は嵐の影響で涼しいけど、もう少ししたら、また毎日35℃以上になるし。もしかしたらここ北の国は体にやさしくない気候かもね。

ここのところ夢見も悪いし、そのせいか昼寝もよくするようになってるし、何となく生活のリズムが変になり始めてるかな。去年の今頃はいっぱい、いっぱいで大変だったけど、今年はそんなことはなし。でも、何か心のバランスが崩れているような、そんな気がする。毎年今頃は心のリズムの崩れるときなのかな?

今、突然、変なことを思い出しちゃったけど、6月の後半ってムースにとって別れの季節だったんだ。いつも6月末に破局が来て、7月、8月は失恋のショックで、もぬけの殻のような状態になってるの。ってことは、今頃心のバランスが崩れるのもおかしくないかも。無意識に何かを感じてるのかもしれない。早く秋になってシーズンが始まらないかなぁ。夏はいいことないから好きになれない…。


2003年06月26日(木)



我慢

昨日の嵐は大したことなく、ここ北の国は安泰でした。しかし、この地域は大変だったの。なぜか、いつもここの街は嵐を逃れるんだけど、隣街や隣街に行く途中、高速道路を降りて内陸へ入っていた街はよく嵐にあうの。昨日もここの街の周りではそこら辺で竜巻発生。今日の夕方のニュースを見てビックリしちゃった。なんと、年平均100回くらいしか発生しない竜巻が、昨日の晩だけで60個も発生。年平均の半分強がひと晩で発生してるなんてちょっと凄過ぎ。竜巻が発生するってことは、それなりに雨や雷もひどく、昨日はそこら辺で被害があったみたいの。昨日ひと晩で、60の竜巻警報に、48の雷雨警報、13の洪水警報の計121個の警報がこの地域に発令されたっていうのもすごいことかな。もっとビックリしちゃうのが、この街を中心に北と南と西では竜巻が発生してるの。特に西側がすごかったかな。でもこの街を雨雲が通らない関係で、東側では竜巻は発生しなかったの。っていうか、この街も凄過ぎ。何がすごいかって、雨雲を寄せつけないんだもん。だからこの街では滅多に嵐に悩まされることはないんだけどね。それにしても、近辺の街ではすごいことになっていたなんて知らなかった。

そうそう、今日からムースの部屋は夏バージョンになりました。って去年と何ら変わりなく、今まで赤っぽいような、ピンクっぽいような色が主体だったこのページの文字が、水色になっただけなんだけどね。去年思ったんだけど、夏なのに赤っぽいのを見ていては暑苦しいんじゃないかと思って。少しでも納涼感が出ればと思って、涼しさをイメージさせるような色にしたんだけど、ムースのパソコンだとこの色って見づらいの。でも、青が濃すぎるのも自分として納得がいかないし…。ちょっとしたジレンマかな。そのうち、時間が出来たときにでも、また考えるようにします。ですので、しばらくはこの色とお付き合いください。

ところで、今日ふと思ったんだけど我慢って2種類あるのかなぁって。しなければいけない我慢とする必要のない我慢。しなければいけない我慢っていうのは、自分の欲求を満たすだけのためのものかな。それとも、子供のころ、親にしかられるようなことかな。例えば、デパートのおもちゃ売り場に行って、欲しいものがあったからって、親にねだってもいつも買ってもらえるってことはないでしょ。おねだりすれば、いつでも買ってもらえたって人にはムースのいいたいことってきっと伝わらないだろうと思うけど…。普通はねだっても買ってもらえないから我慢するよね。どんなに欲しくたって、誕生日やクリスマスやお正月まで我慢すると思うの。ってムースはこの3つが1度にやって来るので、年に1度しか欲しいものを買ってもらえるチャンスはなかったけど…。この我慢って必要というかしなければいけない我慢かなって思うの。欲しいからすぐに買ってもらえる、今だったら欲しいからあとさきを考えずにすぐに買っちゃうっていうのはどうかなって思うの。何だか自分自身をいつも甘やかしてるような気がしちゃって。もちろん、たまには衝動買いってするかもしれないけど、それは我慢できないっていうのとちょっと違うような気がするんだ。あと、買い物依存症っていうような心に問題を持っている人は我慢がどうのこうのっていう前に、別の問題がたくさん山積みになってると思うから、これもちょっと違うと思うけどね。そうではなく、我慢をしないっていうのは、しなければいけない我慢をしてないかなぁって。いっておきますけど、何でもぱっぱ、ぱっぱ買っちゃう人のことで、必要なものをたくさん買ったからって我慢のない人とはいってないですからね。

これに対して、する必要のない我慢っていうのは…例えば、いわなければいけないことをいわず、1人で苦労しているような我慢。ってムースも以前は何度かあったんだけど、ひとこといえば済むことなのに、それがいえず、我慢しちゃってたことがあるの。これって必要のない我慢かなって。あと、自分にとってこれはとってもイヤって思うことをされてるんだけど、イヤだっていうのがいえなくてしてしまう我慢とか。もちろん、イヤだからやめてくださいっていうときは言い方に気をつけなければいけないときもあるけれど、でも基本的に、これもする必要のない我慢じゃないのかなって。

ここ1ヶ月ほどの間に都会の人は心が病んでるってことを声高にいうことが何度かあったんだけど、もしかしたら都会の人はする必要のない我慢をしすぎて、すべてのことをあきらめてしまって、夢もなければ希望もなくなってしまって、時の流れにただ身を任せるようになってしまったのかな。だから何に対しても、最初からそんなのムリだよっていうようになってしまったのかも。っていうか、ムースも実家に住んでいたころはすべてのことに対してあきらめムードだったし、何事に対しても適当だったかもしれない。でも、今は夢もあれば、希望もあるし、必要な我慢はするように心掛けてるし、する必要のない我慢はしないように心掛けてるけど。あくまでも心掛けてるだけであって、実行してるってことじゃないけど。

先日、ある人にメールをしたときに、物質的に、金銭的に満たされたって心が満たされなければ生きていても楽しくないのに…っていうようなことを書いて送ったんだけど、ふと考えると、物質的に、金銭的に満たされた人生を送るために我慢する場所がムースとは違うのかも。ムースの思うしなくてもいい我慢をたくさんして、しなければいけない我慢をしないで、いろいろなものを手に入れて、その満足感で心を満たしていくのかな?

今日もひっちゃかめっちゃかな思いだし、最後は矛盾のまま終わってしまったけど、田舎で暮らしていると我慢のしどころも違ってくるのかな。

嵐のおかげで、今日は午後からどんどんと気温が下がってるの。今は11℃みたい。夕方、車を置きに行くときに外に出たら涼しくなっていたから、家に戻ってからすぐに窓全開。でもって部屋の中に停滞していた暖かい空気を入れ替えちゃった。そのときは14℃あったんだけど、うたた寝をしてたらちょっと寒かった。だってTシャツ短パンなんだもの。今もTシャツ1枚で過ごせる我が家はやっぱり暑すぎ。もう夜遅いし、あまり窓を開けておきたくないから閉めちゃったんだけど…。明日の朝は8℃まで下がるみたいだし、今日こそは快適に眠れるかな?毎日これくらい涼しいと快適なんだけどね。っていうかやっぱりここ北の国の人は寒さに対して感覚が鈍いのかも。風の強さはサンフランシスコ以上だし、寒さもサンフランシスコ以上なのに皆Tシャツ1枚。っていうか皆冬に備えて皮下脂肪を蓄えすぎ?早く痩せなきゃ…。


2003年06月25日(水)



やさしさって…

今さっき学校が終わったんだけど、外に出てビックリ。風は強いは、大粒の雨は降り出すは、空はピカピカと光ってるは、道路には折れた枝が散乱してるはと嵐の前兆。今日は何だかおかしな雰囲気だったから、家に着いてからすぐにTVをつけたの。今日はめずらしくこれから嵐がここ北の国を直撃予定。しかも今日は竜巻も起こっているだけに、ちょっと用心が必要かな。昨日の晩もここではないんだけど、いつも嵐がひどいところにまたも嵐が発生して、ずーっと嵐関連のニュース。今日、これからここに直撃する嵐は天気予報のレーダーで見てるとひどそうなんだけど、TVにテロップが流れてないからそんなでもないんでしょう。っていうか滅多に直撃しないし、被害がいつも出ないからTV局に見捨てられてるのかな?って去年は竜巻が発生して、家が1軒潰れているから、被害が発生しないってことはないはずなんだけど。竜巻は2年前にここから8km北で発生しただけだし、そこには畑しかないから、別に大きな被害はなかったんだけどね。あと、今日発生した竜巻だって映画「ツイスター」に出てきた竜巻に比べれば、ヒョロヒョロの竜巻だから、ここ以外ではニュースにならないし。でも、ここに住んでる人にとったら結構ドキドキなんだけど。

嵐関連はこれくらいにして、本日の話題を。ここ最近、よく夢を見るってこの日記に書いてるんだけど、今日も何やら変な夢を見たの。夢に父方の祖母がなぜか登場。見てからかなり時間が経ってるから忘れている部分もあるんだけどね。なぜ急に祖母が出て来たんだかはよくわからないんだけど、祖母がムースに頼みごとをするの。祖母の生まれたところは新潟なんだけど、そこに行きたいから一緒に行こうって。しかもこの夏に。ムースは子供のころ1度だけ、祖母の実家に行ったことがあるんだけど、そのときの話を少しするんだ。誰々さんが覚えてるとか何とか。実はムースが祖母の実家に行ったときは、両親と伯父伯母、それに従兄と行っていて、祖母は行ってないんだ。だからムースの中ではちょっと不思議な感じもしたんだけど、とりあえず行こうかってことに。だた、祖母は1週間くらい行きたいっていったんだけど、ムースは忙しいからっていって3日間だけ行くよということに。で、夢の中でムースが思ったのは、生まれたところに行ってみたいだなんて急に言い出したってことは、これは先が長くないなぁって思ったの。っていうか、事実、年寄りが自分の生まれたところに行ってみたいって言い出すってあまりいい兆候じゃないからねぇ。そんなことで、じゃぁ、8月になったら行こうねってところで目が覚めたんだけど、何だか変な感じがしたの。祖母はムースがここ北の国に来る前に他界してるので、何があったんじゃないかとかって心配する必要もないんだけど、何だか自分の中で消化不良を起こしちゃって。

もしかしたら昨日の晩、変なことを考えたから変な夢を見ちゃったのかなって思ってもみたの。変なことを考えたっていうより、変なことを思い出したというか。人はどうしたらやさしくなれるのかなってことをふと考えたの。よく、涙の数だけやさしくなれるとか、傷ついた分だけやさしくなれるとか、恋した数だけやさしくなれるとか、いろんなことがいわれてるけど、本当のところはどうなのって思ったんだ。多分、これはムースの持っているトラウマのせいだけど、以前母に、「あなたには人に対するやさしさってものがないの?」と叱責されたことがあるの。これがあとになってからグサーっと来ちゃって…。そのせいか、今でも自分には人に対するやさしさはないってどこかで思ってるしね。っていうか、あまりにも気になったことがあったから、1度母に聞き直したことがあったけど。自分にはやさしさというものがないかな?と。そのときは、別に…って感じの答えだったけど、心の奥底で深く傷つけられたあのひと言は何かのときにふと姿を現わすんだよねぇ。あなたはやさしさのない人だって感じで。それだけにどうやったら人にやさしくなれるんだろうって思うんだけど、これが中々いい答えが見つからないの。変に、人にはやさしく接しないとって思って人に接すると、どうも勘違いされることが多かったりもするし。どう勘違いされるかというと、ムースには何をしてもいいと思われてる節があるの。もちろん、ムースにとってイヤって思われることもされる訳だから、イヤだとはいうんだけど、それは中々聞いてもらえず、次第にエスカレートすることもあるんだ。で、ムースの堪忍袋の緒が切れると、これが悲惨な結果を招いちゃうの。自分を守らなきゃいけないから、自分の力を誇示して、必死に守ろうとするんだ。だけど、それは同時に相手を攻撃することにもなるから。そうなると、もうボロボロ。自己嫌悪になるんだよねぇ。またやっちゃったぁって感じで。そのときに思うのは、きっともう少しやさしさがあれば…ってことかな。やさしさを持って許せばよかったのに…って。

人って感情的な生きものだし、いつもいい状態でもないし、完璧でもないから、その日その日で気分も違うだろうし、たまたま今日はイライラしていたんだなぁって思えれば、流すことも出来るんじゃないかって思うんだけど、まだまだ心の狭いムースは1つ1つに反応しちゃうしね。

でも、人にやさしくなりたいからといって、人を甘やかすってことはしたくないの。甘やかすってこととやさしくするってことはどこか違うからね。ただこれもうまく機能しないんだよね。いろいろなものが空回りしてるのかな。やっぱりムースは人にやさしくなるっていうのはムリなのかな…と思ってもみちゃったりしちゃう。

こんなことを考えていたせいか、変な夢も見ちゃうしね。今日こそはいい夢を見たいけど、この嵐だからなぁ。ツイスターの夢を見ちゃったりして?


2003年06月24日(火)



カナダからの手紙

今日は何となく、何もする気がなかったの。だからかもしれないけど、急にこの日記の見え方が気になっちゃって仕方がなかったんだ。だから朝から試行錯誤しちゃった。今のところこの幅で落ち着いたんだけど、また明日になったら気が変わっちゃうかも。

ムースの使ってるパソコンって画面が妙に大きいの。だからかもしれないけど、画面いっぱいに字が広がると、1つの画面で表示できちゃうし、マウスを使ってスクロールさせる必要がないからかなり楽なんだ。だから今まで画面いっぱいに文字が表示されるようになってたんだけど、これだとかなり読みづらいだろうということが何となくわかったの。それにデスクトップのパソコンを使ってる人は、マウスを使ってスクロールさせながらじゃないと読めないんだよね。だから今日はどうしたらいいか、1日中考えちゃった。最初は文字間を広げたりしたんだけど、これって結構間の抜けた感じになっちゃうんだよね。もちろん、多少は見やすくなるんだけどね。で、何コかのHPや日記を見たんだけど、皆似たような幅の設定をしてあることを発見。っていうか、ムースのHPのエッセイはちょうどいい感じの設定になってたことに気がついたの。だからそれに沿った感じで、この日記の設定も変えてみました。まだムースの目には馴染まないから、今1つ読みづらいんだけど、1024 x 768ピクセルに画面の設定がなっている人にとっては、少しは改善されたんじゃないかと思ってるんだけど。どうなんだろう?

こんなことを朝からやっていたせいで、今日運動しに行ったのは午後2時になってから。っていうか、本当は行くのをやめようかって思ったくらい何となくダルダルだったの。まだ6月だっていうのに夏バテをしちゃったかな。ここ1ヶ月は毎日のように運動してるし、グータラ生活を送っていた訳じゃないから、夏バテしそうにないんだけどねぇ。しかも、ここ1ヶ月の間に2回も旅行に行ってるし、楽しいことしかしていないのに。先日、ちょっと危険信号が点ったけど、その翌日にはカリフォルニアへ行く話も出て、危険信号なんてどこに点いたのって感じだったのに。もしかしたら、何か消化不良のものがあるのかも。自分では気がついていない何かが。それだから、夢見が多いのかな?ムースがよく夢を見てるっていうのは、何か考えごとをしたり、心の中で消化不良を起こしたりしていて、それが気になっているから、眠りが浅くなり、夢を見てるってことが多いからね。以前投稿した夢の話の夢を見たときって、私生活でいろいろと問題を抱えてるときで、かなり身動きが取れないときだったから。今はそんな悩みらしい悩みはないんだけど、無意識の中に何かが潜んでいるんだろうなぁ。早くムースが気がつくようになってくれればいいんだけどね。

こんな感じの今日だけど1つだけうれしかった出来事が。それはカナダから絵葉書が届いたの。スペイン時代に知り合ったムースのお友達からなんだけど、よく手紙をくれるんだ。って最近のムースは筆不精で全然返事を書いてないけど。実は先日、ここにムースのお友達が来てくれていたときだから…3週間半前にも彼女から手紙が届いたんだけど、その手紙はアイルランドからで、アイルランドの男の人は小さくていい男がいないって書いてあったんだ。彼女は背が高くって182cmあるから、そうやたらに彼女に釣り合う男の人っていないよね。でも、ドイツ人やオランダ人は別かな?ムースの友達が付き合っていたオランダ人の彼は2mあったし、ムースの元ルームメートのオーストリア人も2mだったし。ちなみに182cmの彼女はドイツ人なんだけどね。いつもスペイン語で手紙を書いてきていたのに、今日くれた絵葉書はなぜか英語。ムースが英語をしゃべれると思ってるのだろうか?多分、思っていないだろう。なぜかっていうと、ムースがスペインに着いてすぐのころに知り合ってるからなの。あのときは何をいわれてるかまったくわからなかったし、何もしゃべれなかったから。っていうか今もろくにしゃべれないけど。

そうそう、ムースはよく鳥のように自由だっていわれるけど、彼女の比べたら本当に1ヶ所に定住してると思う。だってスペインから戻ってきてからは、ずーっと実家に住んでいたし、2年前にここ北の国に来たけど、住所は全然変わってないからね。それに比べ彼女がくれる絵葉書は、ハワイだったり、オーストラリアだったり、ニュージーランドだったり、パリだったり、ロンドンだったり。で、前回の手紙がアイルランドからで、今回がナイアガラの滝から。すっごい自由だよね。ムースのように宿題が…なんて泣き言もいってないし。でも、仕事がないっていうもっと大きな問題を抱えてるみたいだけど。ただ、カナダで仕事を探そうっていうのはかなりきついかもね。何てったってカナダで仕事を探すのは大変って誰しもがいってるから。カナダ人でさえそういってるのに、外人が仕事を得るのはもっと難しいかもね。でも、彼女はスペイン語も英語もドイツ語もしゃべれるからどうにかなりそうなんだけどね。アメリカだとヒスパニックが多いから、彼女のような人は重宝されると思うんだけどなぁ。

久しぶりに絵葉書をもらっちゃったから今日はなんだかうれしくなっちゃった。ムースが今度旅行に行くときはジャンジャンばりばり絵葉書を書こうかな。っていうか、彼女にはいつも書こうと思ってるんだけど、ときにペンが進まなくって。3年前にバンクーバーへ行ったときも書こうと思って、絵葉書と切手を買ったんだけど、そのまま日本に持って帰ってきちゃったし。今度こそは書こうかな。


2003年06月23日(月)



存在価値

昨日の晩に起こった断水は、おかげさまで日記を書き終えてから45分後に終了しました。とはいっても4時間近くいきなり断水は厳しい。6時半にお出かけしようと思ったけど、身支度が整ったのが夜の10時半になってからだから。昨日、本当は同じ授業を取ってる人たちとお出かけする予定だったんだけど、電話もかかってこなかったからムースは1人で過ごしたの。っていっても別につまらなかったってことはなかったけどね。だって、一昨日の晩、飲み過ぎちゃって指だってざっくり切ってるし。指を切ったというよりは包丁を指に差しちゃったって感じかもしれないけど。そんなんだったから、昨日の晩はちょっと反省を兼ねて家でゆっくりするのもいいかなぁって思ってたし。問題児のバイトする畑の中の飲み屋さんへ行ってもよかったけど、何となく行く気がなかったからやめちゃった。それに昨日は飲みたいって感じでもなかったから。自分でも信じられないくらい早々とベッドへ行っちゃったんだ。ってことは、今日は朝早くに起きれるかと思ったんだけど、それはまた別の話って感じ。1度朝早くに目が覚めたことは事実なんだけど、2度寝をしてたし、ちゃんと起きたのはお昼近くになってからだから。週末だけにかなりグータラしちゃってるかな。

今日こそ宿題をやろうと思ってお昼からノートを見始めたんだけど、今のムースにとってあれほど効果の高い睡眠導入剤はないってくらいの効果。あっという間に睡魔に襲われました。で、気がついたら2時間もお昼寝しちゃってたの。お昼近くになってから起きたのに、お昼寝してるなんてすごいって思う。でも、昼寝は今1つ寝が浅かったかも。っていうのは、今日もまた夢を見てる途中で目を覚ましたから。先日も夢を見てる途中で目を覚ましたんだけど、ここんとこどうも夢を見ていることが多いみたい。いつもだと夢なんて見たって覚えてないんだけどね。先日見た夢はちょっとムースにとってはよくないもので目覚めが悪かったんだけど、今日のはちょっと不可思議なの。

場所はどこか知らないんだけど、周りはとっても暗かったの。雰囲気的にはクラブのような感じの暗さかな。ムースはなぜかそこにいたんだけど、そこでムースに手紙が来ているからっていわれて誰かから手紙を手渡されるの。手紙の送り主はムースの知っている人で、普段からいいなぁって思ってる人。封筒は何だかとっても変で、封筒の外側に鍵がくっついてたの。これって何の鍵だろうって思ったけど、そんなことも気にせず、開封。で、中に入っていたのは手紙と錠前。錠前のことはそのときあまり気にならなかったんだけど、中に入っていた手紙が気になっちゃって。何て書いてあるんだろうって思ったの。手紙っていっても1枚の小さな紙だったんだけど、そこにひと言、「お付き合いしてください」だか「いつまでも大切に思って下さい」だかって書いてあったの。ここに何が書いてあったのか、なぜかよく覚えていないんだよねぇ。でもって、錠前が気になったんだけど、その錠前、2つ繋がった状態で入ってたの。そのときに封筒にくっついていた鍵がこの錠前のものであるって思ったんだけど、1つはどこに置いたか覚えていたんだけど、もう1つはどこかへ行っちゃってたの。これが実は笑っちゃうんだけど、金色と銀色の鍵なの。金色の鍵はすぐに見つかったんだけど、銀色のが見つからなくってねぇ。必死に探してたんだ。この鍵を見つけないと、錠前がはずせないって思ったのか、何を思ったのかわからないんだけど。必死になって暗い中を探したら、銀の鍵は床の木と木の間に挟まってたの。で、やっと見つけたぁ〜、よかったぁ〜って思った瞬間、目が覚めちゃったんだ。この先がどうなるか知りたかったんだけどね。きっと夢の中でムースは幸せに暮らしたとさってことになると思うんだけど…。とりあえず、今日の夢はハッピーエンドになりそうな夢だったからそれでよかったんだけどねぇ。ただ1つ引っかかるのが鍵が出てきたことかな。ムースの夢に鍵が出てくることなんてまずないから。

夢から目が覚めたあとは宿題。って一応学生なので宿題をやらないといけないからねぇ。これが難しいかと思っていたら、そうでもないらしく、さらにはネットに答えが転がっていたのでそれを拝借。っていつものことだけど。これだとタイプする手間も省けるし。だからといってそのままは提出しないけどね。ちゃんと理解をしようと試みてから提出だから。今日やっていたものは、比較的簡単だったみたいだから、あとでゆっくりと見直すけどね。

ところで、今日ふと考えたがあったの。それはある方の日記を読んでいたとき、そこに「自分の存在意義をどのへんに置いたらいいのか」ってことについて書かれていたから。実は自分の存在意義とか存在価値ってムースにとっては永遠のテーマなの。だってそのとき、そのときで状況が違うし、いつも同じところに位置づけされていないから。ただ、みんな同じようなことについて考えるんだなぁって思って。まだ何も書いてないんだけど、実は「自分の居場所」についてムースの意見を書いてっていうリクエストも受けてるの。っていうか、自分の居場所もそうだけど、どこに位置づけるかって本当に難しいよね。ムースは自分の居場所っていうのは、自分の居心地のいいところが自分の居場所だって思うけど、それはどこ?って聞かれると、これを説明するのが難しい。何てったって、ここ北の国に来る前までは自分の居場所ってよくわからなかったから。どこにいても居心地がよくなかったから。今はどうかというと、ここ北の国でのほほ〜んとしてるし、かなり居心地がいいし、ここが自分の居場所だって感じになってるけどね。自分の居場所が段々わかってくると自分の存在価値とか存在意義も出てくるのかなって思う。ムースの場合は逆だったかな。最初に自分の存在価値を認めてあげたから。

この日記によく書いてることだけど、子供のころにほめられたことのないムースは自己評価ってとっても低いんだよね。今では思わないけど、昔思っていたのは、どうして生きてるんだろうとか、生きていて誰のためになるんだろうとか、自分がこの世からいなくなっても何1つ変わらないんじゃないかとか、その他いろいろと自分自身を否定することに対しては事欠かなかったと思う。それくらい自己評価が低いし、というか低かったし、いつも生きることに意義も価値も楽しさも何も見出せなかったの。まぁ、学校へ行ったところで、学年で下から数えて1番のムースだったから授業はつまらなし、遊んでいても何となくつまらなかったし。遊びっていってもトコトン遊ぶ訳じゃなく、いつも中途半端だし、何か不完全燃焼のモヤモヤとしたものがあったんだろうね。でも中には遊びまくっちゃってる同級生もいたの。それが出来ない自分はいつもうらやましがるだけで、妬いてばかりいたかな。今でこそその兆候はないけど、ずーっと「隣りの芝は青い」症候群だったから。自分だっていろんなことに挑戦していたんだけど、それをするだけの勇気もなく、いつもあの人はこんなことをやっていていいなぁっていってばかり。自分で自分をずーっと縛っていたかも。自分にはこれが出来ないからって感じで。イギリスでホームスティした先のパパさんに指摘されなければ、もしかしたら今でも「隣りの芝は青い」症候群だったかも。指摘されたせいもあって、このこらから少し少し自分が変わっていったのかもしれない。もしかしたら、その前にスペインにいたときに自分の存在価値だけはちょっとだけ認めてあげられるようになっていたのかな。このころは自分の存在価値について考えたことがなかったから、よくわからないけど。だって友達と飲んで歩くことで忙しかったもん。それに誰かから何かをしようって誘われることなんて全然なかったのに、よく誘われてたから。それがとっても居心地よかったかな。ムースの人生で、1度だけチヤホヤされた時期だから。もう2度と起こらないような気がするけど。こんなくだらないきっかけだったけど、ムースにとってみれば大きな出来事。だって生きていることが楽しく思えるようになってたんだもん。

その後、日本に戻って来たけど、自分が都会の雑踏に紛れたとき、ムースの自己評価はまた元に戻っちゃったけどね。だってお仕事をしなきゃいけないのにどこにも雇ってもらえなかったんだもん。あのときは辛かったなぁ。それが故に仕事が決まってからというものはお仕事に励んだけどねぇ。本当に安月給なのによく働いたなぁ。だって毎朝7時15分ころに家を出て、お仕事から帰ってくるのは夜中過ぎの12時45分ころだったもん。今だったら飲んで帰りが遅くなったんでしょうっていわれそうだけど、あのときはずーっとお仕事でそれだけ遅かったからね。でも、それだけお仕事があったし、ムースはかなり上機嫌だったかな。それまでお勤めした会社では仕事がないのが普通で、毎日ヒマとの戦いだったから。きっと忙しいことで自分の存在意義を感じてたんだと思う。お仕事って出来る人のところに集まるから。ただこれは職場でのことだけなんだけどね。私生活はまったく別物だったし。この存在意義もすぐに終わりを迎えるときが来たし、と同時に恋も1つ終わったし。あのときは人生のどん底って感じだったかな。ただこのときには自分と向き合っていたし、等身大の自分を受け入れようと努力していたときだったから、自分の内面がどんどん変わっていたかな。そうやってたら職場での存在価値なんてどうでもよくなってきちゃったけど、生きていく上での自分の存在価値は少しだけ高くなったかな。これって自己評価の高さに比例してるような気がするの。多分、等身大の自分を見つけて、受け入れてあげたことで、自分の本当の大きさがわかった気もするし、と同時にいいところを褒めてあげようって思ったからだと思う。友達とかを見ていると自分に自信がない人が多いんだけど、そういう人にはその人のいいところを見つけて褒めてあげるようにしてる。だってみんなたくさんいい部分をもっているのに、魅力的な部分を持っているのに、口から出る言葉は否定的なことが多いんだもん。それがもったいないなぁって思うし。よくいわれるけど、ダイアモンドだって原石じゃただの石だけど、磨けば美しくなるって。人も一緒で、自分というダイヤモンドを、こんなのは屑石だっていって磨かなかったらずーっとそのままだけど、信じて磨けば必ず輝くときがあるからね。

自分のいいところを見つけて褒めてあげれば、自分はこれが出来ないっていうより、自分はこれが出来るっていう風に変わっていくような気がするんだ。自分を否定的に見ていると、いつもこれが出来ない、あれが出来ないっていう見方になっちゃうけど、これが出来る、あれが出来るってわかっていれば、とりあえずは出来ることから始めると思うし。先日、友達宛のメールに書いたんだけど、「身動きを取れなくしてるのは自分自身であることが多いよねぇ」って。実際はどうだかわからないけど、ムースはこう思ってるの。自分自身であれが出来ないからこれも出来ないっていう風に自分の出来るものの範囲を狭めていっちゃってるんじゃないのかなって。

いつものように、だんだん話がちぐはぐになっていってるから、そろそろやめにしないと。とにかく、自分を信じてください。必ず思いを遂げることは出来るってムースは思ってます。って随分偉そうに書いちゃった。

ところで何でこの「存在価値」ってことをふと考えたかというと、ちょっとあるメールを読んでいたときに、その中で自分の存在価値について書いていたことがあったの。永遠のテーマっていうくらい、今でもよくわからないところがあるし。ってなことで、ちょっと気になっちゃったんだ。

今日の日記はちょっと長すぎた。


2003年06月22日(日)



プラネタリウム

昨日はかなり飲んでたみたい。記憶がなくなってるの。今朝起きたときに親指が痛いって思ったの。何で指が痛いんだか全然わからなかったんだけど、しばらくしてから気がついたの。そういえば、昨日の晩に指切らなかったっけ?って感じで。指を見たらかなり深く切ったあとがあったし、この時点で初めて自分が指を切ったことに気づいたの。でも、あまりの痛さに悲鳴を上げそうになっちゃった。って寝ていたときには知らなかったのにね。1度目が覚めたら、急に痛くなったなんて変だよね。1度起きたものの、何だか頭が重かったからまた寝ちゃった。でもって、起きてから、宿題をやろうと思ったんだけど、今日は何となくやる気が起きず、1日中調べもの。って別に授業に関係ある調べものじゃなくって、個人的に知りたかったことなんだけどね。

何を調べていたかっていうと、プラネタリウムについて。前に渋谷にある五島プラネタリウムがなくなったっていうのをどこかで見たの。それを最初に調べたんだけど、やっぱりその通りで何年か前になくなっちゃってるんだよね。ムースは子供のころ、1度遠足か何かで行ったことがあるのを覚えてる。渋谷へはよく行ってたんだけど、なかなか行く機会がなくってね。また行ってみたいなぁーなんて思っているうちに、なくなっちゃってたからちょっと残念だったなぁ。っていっても、ムースはサンシャインにあるプラネタリウムへは大人になってから2度ほど行ってるし、プラネタリウムへ行くんならサンシャインでいいやって思ってたの。そうしたら、何とサンシャインのプラネタリウムもなくなっちゃったんだね。すっごく残念。2度ともデートで行ったんだけど、別にデートじゃなくても行きたいなぁって思ってたのに。今でも何を見たか覚えてるんだ。最初に行ったのはもうずーっと前の話だけど、そのときはイギリスにあるストーンヘンジの話だったの。確か、シャーロックホームズが出てきたような気がするなぁ。ムースはイギリスのストーンヘンジへは行ったことがないんだけど、どんなところだか写真で見たことがあるの。プラネタリウムの話によると、ただ闇雲に石が並べてあるようなんだけど、あれって暦にあうように並べてあるんだってね。それにあの石と太陽の位置を見れば、何時だかわかるんじゃなかったけかな?それが最初に行ったときのお話。で、2回目に行ったのは数年前だけど、そのときはある家族がハワイにいるお父さんを訪ねるお話で、お父さんは観測所かなんかにお勤めしてるの。でもって、ハワイにある「すばる」っていう望遠鏡の話がメインテーマだったんだ。そのすばるっていう望遠鏡は確か世界で1番大きいとか何とかいってたなぁ。そのすばるのことについては「ここ」をクリックしてご覧下さい。サンシャインのプラネタリウムって星を見るというよりは、物語を見に行くって感じだったんだけど、それはそれで面白かったし、勉強にもなったの。でも、それもなくなっちゃったとはね。本当に残念。でもって今日はそのあとに、ここ北の国近辺のプラネタリウムを探したんだけど、これがまた見事に閉館中。去年の秋までは車で4時間ほど行ったところにあったんだけど、2つとも去年閉館。1つは建て直しなんだけど、出来上がるのが2006年っていうから、あと3年待たなきゃいけないの。ってなことで、ムースのプラネタリウムへの遠足は見事に打ち砕かれてしまったの。

で、今度は動物園を検索。ってここのそばのね。動物園はその辺にあるし、いつでも行けそうだから、まぁいいかってことで終了。で、今度は水族館を検索。考えてみれば、水族館ってしばらく行ってなかったかもしれない。って、オマハの動物園へ行ったときに水族館も行ったけど、その前に水族館へ行ったのは、多分バンクーバーにある水族館が最後だったかも。実家のそばには水族館があるけど、あそこへ行ったのは随分前のことかな。ムースとしては、水族館へ行くなら八景島なんかいいかなぁって思うけどね。って考えてみれば、八景島へもう何年も行ってないなぁ。前は会社からすぐだったのに。そうそう、サンシャインの水族館はまだあるみたいだけどねぇ。なくなったのはプラネタリウムだけみたいだから。

今日はこんなことを調べていたらあっという間に1日が過ぎちゃった。調べながらふと思ったんだけど、ムースってこんなにも自然のものが好きだったっけ?ってこと。だって最近は国立公園にはまってるし、動物園や水族館の場所を調べちゃうし、その上プラネタリウムへ行きたいって思ってたし。これらのものってすべて自然系だよね。ここから車で5分も走れば、天然の牛と馬のみの動物園はその辺に広がってるし、とうきびのみの植物園もたくさんあるし、夜になれば天然のプラネタリウムだってあるのにね。でも、水族館だけはないんだな。それにしても本当、自然のものが好きだったなんて自分でも知らなかったこと。新しい自分を発見しちゃったって感じかな。

今日は1つ大変なことが起こったの。それはいきなり断水。今日の夕方、ご飯を作っていたときに水の出が悪いなぁって思ってたんだ。で、ご飯を食べ終わって、そろそろお出かけしようかなと思ったの。ただ用意をする前にお皿だけは洗っておかなきゃって思って蛇口をひねったら、水がでないの。マジで困っちゃった。それからしばらくしてから外に出たの。そうしたら家のそばで土曜日にも関わらず工事。多分、あの様子からすると水道管が破裂したんだと思う。だから夕方は水の出が悪かったし、さっきから断水したままなんだと思う。今もまだ断水したままだけど、そろそろ水が出てくれないと困っちゃうんだぁ。っていうか、街のど真ん中で工事してるから、周辺の飲み屋さんも水が出なくって困ってると思うんだ。早く水よ出て。


2003年06月21日(土)



国立公園の旅

今日も朝起きれなかったの。何だかちょっとお疲れって感じかな?ベッドの中でしばらくゴロゴロとしたあと起きたんだけど、それからもボーっとしたまま。ムースがよくボーっとしたままって書くけど、そのときに何をしているかというと、大体ボーっとしながらネットの中を彷徨ってることが多いかな。今朝もそんな感じ。今日は何を見ていたかというと、アメリカの国立公園について。いろんなHPがあったんだけど、それを見て1つ思ったのは、みんな車を借りて行ってるんだけど意外と走行距離が短いってことかな。10日間くらいかけて回ってる人が多いんだけど、大体の人が6日目くらいで走行距離が1000kmって感じ。っていうか1000kmも走るっていったらかなりなのかな?ムースのように初日だけで1200kmも運転する人はいないよね。こんなことを思いながらHPを見ていたんだけど、それを見ていたらワシントン州にある国立公園がきれいそうなの。レーニア山やオリンピック国立公園がそんな感じ。あるHPの人はこれらの国立公園と一緒にモンタナ州にあるグレーシャー国立公園にも行ってるみたいなの。このグレーシャー国立公園もきれいそうなんだよねぇ。ボーっとしながらHPを見ていたらあっという間に1時間半も時間が過ぎていたの。これはいけないって思って、ネットを彷徨うのをやめて、運動しに行ったんだ。

朝のこの出来事以外はこれといっていつと変わらぬ日だったんだけど、夜はちょっとだけ違っていたかな。それは、久々に問題児が家に来てご飯を食べに行こうといったこと。っていうか問題児が家に来たときにはムースはご飯を食べたあとだったから、ご飯を食べてはいないけど。このとき、先日行ったイエローストーンの話をしたんだけど、そのときにティトン山に登った?って聞かれたの。山に登る用意なんてしていないムースはもちろん登ってないっていったんだけどね。そしたら、またもあぁだ、こうだ、いわれちゃった。で、そのときにモンタナから入るルートの話をしていたんだけど、そのルートは運転するのはちょっと大変だけど、すっごくきれいだったっていったの。そこで、先日来たムースのお友達の話が出たんだけど、ムースが通ったモンタナの美しい景色を見せなかったことを今日もいわれちゃった。絶対にグランド・ティトンへ行くべきだったって感じで。

でもって、そんな話をしているときにムースがグレーシャー国立公園がきれいそうだから8月なったら行ってみたいなぁっていったの。問題児もグレシャーへは行きたんだぁっていったの。で、そこから話が急展開して、8月に問題児のお兄さんの住むカリフォルニアのサンノゼに2人でドライブすることになったの。何でそうなったかはよくわかんないんだけど、8月になったら国立公園を見ながらサンノゼに行こうってことに。レーニア山やグレーシャー国立公園にも行くつもりだし、帰りはネバダやユタに寄るし、何もかもがいいって感じ。もちろんサンフランシスコにいるムースのお友達にも会って、結婚おめでとうもいうつもりだし。多分、ヨセミテ国立公園にも行くんじゃないかな?一応2週間かけて行こうってことになってるんだけどねぇ。どれくらいの距離を2週間で走るんだろう。多分、2、3万kmかな。2人交代して運転するつもりだし、昼夜通して運転するつもりだから。まだ実際に計画と立ててないから詳しいことはわからないけど。

こんな話をしながら飲んでいたからムースはかなり酔ってると思うのでそろそろやめにします。っていうか、今、指をざっくり切ったから危険です。っていうか、ざっくり切った指が痛い。いやぁー、マジで。


2003年06月20日(金)



危険信号

もしかしたら危険信号が点滅してしまったかも?今日の朝もいつものように起きられず、ベッドの中でゴロゴロ。1時間くらいゴロゴロしてたかな?っていっても、いつまでもゴロゴロしてられないから、どうにか起きたけど、何となくだるかったぁ。何か疲れてるって感じなの。とはいっても、自分ではそれ以外のことはよくわからないんだけどね。いつもだった朝からボーっとするんだけど、今日はあまりボーっとしないで、学校へ運動しに行ったの。でも、やっぱり変なんだよねぇ。ラケットボールをやっても長続きせず、すぐに息が切れちゃって。他のことをやっても何となくだるいしねぇ。そうはいっても、一応すべてのメニューを終わらせたけど。でもって、学校から家に戻るときに、校内にあるアイスクリーム屋さんの看板が見えたの。そしたら急にアイスクリームが食べたくなっちゃって、ちょっと困っちゃった。だって、ムースが甘いものを食べたいって思うのは疲れてる証拠だもん。体が悲鳴を上げはじめてると思う。何でこんなに疲れてるんだかわからないけど、危険信号が点ってしまったのは事実。ちょっとお休みが必要なのかなって思うけど。アイスクリーム屋さんへはこのとき行かず、最初の授業が終わってから行ったの。そのときにはそんなにアイスクリームを食べたいって思わなかったけど、でも食べ始めたらぺろりと食べてしまったってことは、体が甘いものを欲していたんだなぁって思ったの。アイスクリームを食べたあとは、心をお洗濯を兼ねて、学校の中にある美術館へ寄ったの。でも、今展示されてる絵はムースの好みじゃなかったんだ。もうちょっといい絵があったらよかったのに。きっと今日のようなときにパリのマルモッタン美術館へ行けば、1人でモネの「印象」を何時間でもボーっと眺めていたんだろうなぁ。って1度しか行ったことがないけど、行ったときは1人でずーっと眺めてたけどね。

次の授業が始まるまで、いつも家に帰ってきて、ご飯を食べながら映画を見たりしてるんだけど、今日は家に着くなりベッドへ行って寝ちゃった。家を出なきゃいけない時間ギリギリまで寝てたかな。アイスクリームを食べていたからお腹も空いてなかったしね。夜もちゃんと寝てるのに、どうして今日はこんなにも昼寝をしちゃったのかって思う。疲れてたからっていってしまえば、それまでなんだけど。あっ、そういえば、一昨日は変な夢を見ていて、目覚めが悪かったんだ。起きたときに、夢か…って思ったくらいだから。

後半の授業は進み方もゆっくりだったし、アイスクリーム効果で少しは元気を取り戻していたけど、何となく変だったなぁ。今日はそんな感じだから早く寝ます。っていうか、あまり頭が働いてないかも。


2003年06月19日(木)



ついにシェーンを…

昨日の晩は借りてきたDVDを見てたの。何を見たかっていうと、バンガー・シスターズ(原題:The Banger Sisters)。ゴールディ・ホーンとスーザン・サランドンの主演映画なんだけど、何だか…って感じだったかな。最初は一体どんな映画なんだろうって思っていたけど。まぁ、時間潰しには見てもいいかなって感じかな。やっぱり次の日が休みって思うと夜がどうしてもゆっくりになっちゃう。そんな感じだったから今朝も何となくゆっくり。朝は普通に目が覚めたんだけど、行動を開始するまでがちょーゆっくり。いつもだったら10時には家を出るようにするんだけど、今日は家を出たのが11時過ぎ。っていっても授業がないからあわてる必要もないんだけどねぇ。

今日運動していてふと思ったのが、ムース、体力が落ちてる気がする。ここんところラケットボールをやる時間がどんどん短くなっていってるの。今日なんて20分しか練習してないのに、もうヘトヘト。一体どうした?って感じなんだけど。ヘトヘトになったから、ラケットボールはやめて体育館の隣りにあるグランドへ行ってちょっとランニング。これがまたつらいの。もうやめようかと思っちゃったくらい。っていっても、いつもと同じだけ走ったけどね。走り終わってからグランドを出たところで、元NOVA横須賀校の先生とあったの。って今はNOVAの先生じゃなく、同じ学校に通うお友達だけどね。NOVAの先生をやってたころは保土ヶ谷に住んでたらしいけど、今は北の国に住んでますよ。彼女とちょっと話をしていたんだけど、今日はジェットスキーとか、スノーモービルとか、ウォータースキーの話で盛り上がっちゃった。何の話からか忘れちゃったけど、ムースが3週間くらい前にジェットスキーをやったって話をしたの。もしかしたらその前にムースは北海道へよく行ってたし、スキーもやるんだよって話をしてたのかな。そうしたら、ひょんなことからジェットスキーの話になったんだけど、ムースの第一声はやってみたいだったの。彼女もスキーはやるらしいんだけど、クロスカントリーなんだって。ムースはクロスカントリーはやったことがないけど、何かつまらなそうに見えちゃって。クロスカントリーは持久力が必要だし、大変なのはわかるけど、ムースはやっぱり斜面を滑降する普通のスキーがいいなぁって思ったの。ってそんなことをいってたんだけどねぇ。スキーの話をしたからかもしれないけど、スノーモービルの話もしてたの。ムースはスノーモービルも未体験なんだけど、彼女は実家に帰るとスノーモービルで遊んでるらしいの。話を聞いてたらちょっとうらやましくなっちゃった。っていうか、ムースをウォータースキーに連れてってって感じだった。

運動が終わってからは家に帰ってきて、しばらくボーっとしたあとに、宿題でも…って思ったの。でも、ムースの体は正直に出来ていて、宿題をやろうと思った瞬間に睡魔が襲ってきたから昼寝しちゃった。何か今頃になってから、先週末の旅行の疲れが出始めてきたみたい。何となく疲れてるかも。っていっても、ダルダルってことじゃないんだけどねぇ。もしかしたら、ここ数日、急に暑くなったからそれで疲れてるのかも。月曜日は31℃まで上がったし、昨日も28℃もあったし。暑さに参っちゃってるのかもしれない。何てったってムースは暑さには滅法弱いから。今日は比較的涼しかったけど、それでも25℃。本当に毎日暑くて。ただ自分ですごいって思うのが31℃にまで気温が上がっているのに、部屋の2重窓は締め切られたままで、さらに冷房も一切使ってないんだから。よく生きてると思う。きっと電気代をケチってるからなんだろうなぁ。夏くらい電気代を安くしたいもん。ちなみに夏と冬の電気代の差はかなりのもので、今年の2月の電気代は昨年の8月の電気代の約9倍です。っていうか、それだけ暖房代が高いの。ムースの家は電気ストーブの他のセントラルヒーティングがあるからいいんだけど、もしセントラルヒーティングがなければ、冬の電気代は夏の10倍を越えることは確実。夏と冬の差を縮めるのは簡単だけど、そうしたら年がら年中高額の電気代が請求されちゃうから、やっぱり夏は節約しないとね。ってな訳で、暑い部屋で1人ボーっとしたまま。

夕方になったら問題児が来るかと思いきや、今日は来なかったから1人でご飯を食べにいっちゃった。今日は何となく作る気になれなかったから、めずらしく1人で外食。っていうか、旅行中に外で食べたばかりだったし、作るのが面倒になっちゃったのかも。自分のために作るご飯ほど面倒なものはないもんね。

ご飯を食べてからはついに「シェーン」を見たの。ああいう映画だったのね。初めてどんな内容かわかっちゃった。っていっても、何だか場面の展開が早いような気がしたし、音楽がやたらでかいって感じだったかな。ただ、背景は最高でした。ずーっとグランド・ティトン国立公園の山々が見えてるの。最高だった。多分。あれを撮ったのはムースが通らなかった方の道のそばじゃないかな。グランド・ティトンに入るところにムース(Moose)って街があるんだけど、こっちを通ったら「シェーン」の舞台になったところが見れるんじゃないかな。何だかムースとしては変な気分だけど。だって自分のHNと同じ名前の街があるんだもん。しかもムースもヘラジカのムースからとっているので、スペルは一緒。一瞬、自分の街?って勘違いしそうになるよね。そして映画「交渉人」(原題:The Negotiator)の中で、ケビン・スペイシーが「シェーン」のことについて語るシーンがあるんだけど、それもわかったような気がするし。っていうのは子供が「シェーン、カンバーック」っていったときシェーンは死んでいたっていうシェーン死亡説。これ、嘘か誠かはわからないけど、そういう説があるらしいの。たださっき見ていて、何でそんな説が飛び出したかわかったんだ。なるほどって思っちゃった。

今日こそは早く寝ようかなって思うけど、早く寝れるのかな?今晩は少しは涼しくなりそうな気もするから、ゆっくり寝たいけど。はぁー、学校がグランド・ティトンの中にあれば毎日楽しく学校へ行けるのになぁ。でもって窓から湖が見えちゃったりしたら最高なのに…。現実はそうじゃないから。


2003年06月18日(水)



2つのシェーン

昨日車を運転しているときにふと思ったことがあるの。それは5月26日の日記でジェットスキーについて書いてあるんだけど、そこにオートバイの免許とジェットスキーの運転が関係あるような感じで書いてあるんだよね。最初ムースは、自動二輪免許を持っていればジェットスキーに乗れると思っていたんだけど、どうやらスノーモービルと勘違いしてたみたい。ジェットスキーを持っている愉快な仲間と以前スノーモービルについて話していたことがあるの。確かミネアポリスへ遠征に行く車の中でだったと思う。そのときスノーモービルに乗った人をよく見かけたの。ミネソタだけじゃないけど、あの辺りでは冬にスノーモービルに乗って遊んでる子供はたくさんいるからね。そのとき、スノーモービルに乗るには中免がいるって話をしたんだけど、それとジェットスキーの話を混同してたみたい。確かジェットスキーに乗るには小型船舶4級が必要なんだよね。じゃ、ムースは小型船舶4級を持っているかというと、持ってないんだけど、ここ北の国では持ってなくてもいいみたい。ちなみにスノーモービルに乗るにも中型限定自動二輪はいらないみたい。ちょっとこのことが気になったから書いてみたの。

ところで、今日の朝はなかなか起きれなかったんだ。さすがに疲れたのかな?それとも昨日の晩、食べ過ぎちゃったのと夜更かしをしたせいなのかな?じゃなかったら家の中が暑すぎるか?って今も暑いんだけど、絶えられない暑さじゃないの。この週末、ムースのいない間に大家さんがムースの部屋に侵入してエアコンをつけていってくれたから、部屋の中にエアコンはあるんだけど、あまり使う気にならないんだよね。去年も使ったのは4、5回くらいだと思う。暑いし、蒸すけど、エアコンなしでも大丈夫なの。とっても不思議だけど。ちなみに実家にいたときは3月末からエアコンを使ってることがあったくらいムースは暑がりなんだけどねぇ。もしかしたら、学校で涼んでから帰ってくるから平気なのかも。だって家に帰ってきてからやることといえばビールを飲んで寝るだけだもん。冷たいものを飲んでるからきっと平気なんだと思うなぁ。って、いつものようにまた話がそれちゃったけど、今朝はそんな感じで起きれなかったから、ちょっと大変。いつものように運動へ行ったんだけど、時間がないからちょっとだけやって帰ってきちゃった。運動を始めてからそろそろ1ヶ月が経つし、少しは痩せたかなと思いきや、体重は増えてます。って増え続けてるわけじゃないけど、運動をはじめてから太ったの。そのままの体重。ってことは全然痩せてない。1ヶ月も運動してるのに痩せてないなんて最悪。そろそろ新陳代謝がよくなって痩せ始めてもいいころなんだけどなぁ。もしかしたら食事がかなり不規則だから太ってるのかも。っていうのは1度に食べる量が多いの。これって1番よくないんだよねぇ。1日に3回、ちょっとずつ食べるのがいいはず。1度にたくさん食べるってことはそれだけで栄養をとろうと思って、体が勝手にいろんなものを溜め込んでいくんだよねぇ。だから1番脂肪がつきやすいと思ったけど。って知ってる割にはどうもこの不規則な食事のリズムを変えることが出来なくて。8月末までに5kgが目標だし、時間はまだまだあるから、もう少し様子を見てみようかな。

今日は火曜日なのでいつものようにレンタルビデオ屋さんに行く日なんだけど、ついに「シェーン」(原題:Shane)を借りてきちゃった。まだグランド・ティトン国立公園にいった興奮が冷めていないから、見るにはちょうどいい映画かなって思って。今晩見るかどうかはわからないけど、2、3日中に見ることは確実。そういえば、ムースの父は西部劇、っていうかアメリカのTVドラマが好きで昔よく見てたらしいんだけど、「ララミー牧場」の舞台もワイオミング州なんだよね。あるHPによるとワイオミング州のララミー郊外の牧場の話の物語らしいの。ムースは西部劇なんて見たことないからよくわからないけど。きっと父に聞けばわかるんだろうなぁ。っていうか、親子だよね。だって2人ともアメリカのTVドラマにはまってるんだから。

何だか最近は生活のリズムが段々出来てきたみたい。だって火曜日になると、授業と授業の合い間にレンタルビデオ屋さんへ行ってビデオを借りてきてるんだもん。ってことは、明日はまたソフトボールを見に行くのかな?これも何だか生活の1部のような気がしてきた。今月はこんな感じだけど、来月は少しスケジュールが違うから、ここまでのほほ〜んとはしてないと思うけど。しかも、友達からのメールで、7月に結婚パーティーをやるからとのこと。そんなぁーって感じ。7月にサンフランシスコなんて行けないよ。行ってみたいけど、金曜の朝、家を出て、月曜に夕方には家に戻ってこなきゃいけないから、日程的に厳しそう。それにサンフランシスコへ行ったら、フィッシャーマンズワーフへ行ってクラムチャウダーを食べなきゃいけないし。観光はこれといってすることがないけど、買い物はたくさんしそう。だからサンフランシスコはムリかも。日程的にも、金銭的にもね。でも、友達の旦那さんを見てみたいし、行きたいなぁ。ってサンフランシスコって宿が高いのにどこに泊まればいいんだろう?車がないから郊外のモーテルって訳にもいかないし。かといって、車を借りる気にはならないし。だって片側4車線も5車線もある道を運転できないもん。ムースは田舎ものだから。都内だったら片側4車線あっても運転できてたのになぁ。って外堀通りとかの話です。

うぅ〜ん、今日はこれといって書くことがないせいか、話が逸れまくり。訳のわからないことを書きそうだからそろそろおしまいにしようかな。そうそう、最後に1つ。「シェーン」で検索したら、やたらとシェーンイングリッシュスクールって出てきてビックリしちゃった。考えてみればあの学校も「シェーン」なんだよねぇ。ちなみにムースはこのシェーンイングリッシュスクールに3年も通ってました。イギリス系の学校だからアメリカ英語を覚えたい人にはちょっとって感じかな。ムースが勉強してるのはバリバリのイギリス英語なので…なぁ〜んていうとみんなに怒られそう。


2003年06月17日(火)



雨雲

ついにムースのイエローストーンへの旅も今日でおしまい。今朝はいつものように早起きをして、8時に宿を出発。今日はこれといって観光することがないので、ただひたすらと走るだけ。いつものようにバンスカと車を走らすだけなんだけど、これが意外と疲れる。本当に単調なの。今日はとっても天気がよく、車の中はサウナ状態。エアコンの壊れたムースの車は夏、高速道路を走るにはまったく適してないんだけど、ここまで暑くなるとかなりつらいって感じかな。家までの約880kmの道のりを1人で運転するにはやっぱり退屈。いくら暑いからといってもあまりにも単調な道のりは眠気を誘うの。っていっても居眠りしたら危ないから、途中ガムを噛みながら、気合で目を覚ましたけどね。

そうそう、ここ北の国に移り住んでから1つ覚えたことがあるの。それは雲を見ているとあそこで雨が降ってるっていうのがわかるようになったんだ。っていうか、一面原っぱだから雲を見ればすぐにわかるんだけどねぇ。今日も運転中2度ほどそんな出来事があったの。1度目の雨はそんなでもなかったけど、2度目の雨はひどかったなぁ。雲を見ながら、あそこを通るんだ、イヤだなぁって思いながら車を走らせたの。その雲はどす黒く、雷雨の雲だったの。きっとTVを見ていたら雷雨警報がすごいんだろうなぁって思わせる雲。その雲のそばに差しかかったとき、大粒の雨がポツン、ポツンと落ちてきたなぁって思いきや、すぐに大雨。しかも前が見えないくらいの大雨。でもって、車のお尻が滑ってるのがよくわかるの。もちろんそのときにはスピードを落としているんだけど、気持ち滑ってるなぁって思いながら車をどんどんと走らせてたんだ。車のお尻が滑ってるっていうのはハイドロプレーニング現象が起こってたからなの。だって轍はすごい水溜りなんだもん。恐いなぁって思いながらも、5分ほど大雨の中を走らせたらあとはからりと晴れていたけどねぇ。こういう雲ってどんな感じだか想像がつかないと思うけど、映画の「ツイスター」を見てもらえれば何となくわかるんじゃないかと。あの映画の中で、竜巻が来たときに遠くの方から竜巻が来てるぅーなんて感じで見てたけど、まさにあんな感じ。今日の雲は比較的よかったせいか竜巻は発生しなかったけど、あの手の雲が発生すると竜巻が起こるから本当に危険なの。って去年の夏、ムースが図書館にいたら雷雨警報が発生したんだけど、ムースたちは地下室へ避難させられたの。何でかっていうと竜巻が起こる可能性があるから。実際、あのときは竜巻が発生して家が1軒潰れたけど。これ、嘘のような本当の話。そんな訳で車を走らせながらも雨の心配は必要なの。今日は雨雲がムースの南側に見えていたから安心だったんだけどねぇ。っていうのは、雨雲は基本的に西から東へと動くんだけど、そのときに北上する可能性は少ないからなの。北上しないってことはないけど、今日見た雨雲の発生地域では北上する可能性が少ないんだ。だから雨雲のそばを走り抜けてしまったムースは安心。だってもうこれで雨雲に追いつかれることないもん。雨雲の移動速度は高速道路を走る車に比べたらずーっと遅いからねぇ。

今日はこんな感じのことを体験しながら8時間ほど運転して、家に到着。家に帰って来たら安心したのか、ご飯を食べ過ぎてしまったし、疲れが一気に出てさっきまでウトウトとしちゃった。でも、家の中は知らぬ間に温室状態。多分、この週末、すっごく暑かったんだと思う。家の中は蒸し風呂のような感じだもん。今日はまだ外も暑いし、ついに夏になったのかな。これから毎日こんな感じで暑いんだろうなぁ。だから雨が降ってくれるとうれしいんだけど。


2003年06月16日(月)



グランド・ティトン国立公園

今朝は昨日の日記に書いたようにちょっとゆっくり。っていっても8時には起きて、支度を始めたけどねぇ。でもって、今日は街の散策から。昨日の晩、カメラを持っていくのを忘れちゃったから。街の写真が撮れなかったの。だから朝1番で写真を撮りに行ったんだけど、昨日の晩に写真を撮っておけばよかったって思っちゃった。なぜかっていうと、昨日の晩は街に活気があったの。まぁ、週末の夜だから当たり前っていったら当たり前なんだけど。それとネオンがなかなかいい感じだったから、それもカメラに収めておけばよかったって思ったの。でも、とりあえず写真を撮ったから満足かな。

今日はジャクソンの街をあとにして、いよいよグランド・ティトン国立公園を散策。このグランド・ティトン国立公園で映画「シェーン」(原題:Shane)のラストシーン、「シェーン、カンバーック」のシーンを撮ったらしいの。って来たらわかってもらえると思うけど、まったく一緒の風景。ムースは「シェーン」を見たことがないから、今度見てみようと思うんだ。このグランド・ティトン、イエローストーンに比べたらとっても小さいけど、ムースはこっちのティトンの方が好きだなぁ。だって、白い雪で覆われた山々のもとに緑の木々が覆い茂っていて、そこには青い色をした湖面が日の光に反射してキラキラと光っているの。ムースが旅行先に選ぶ3要素がちゃんと含まれてるから。イエローストーンも湖のほとりまで行くとそんな感じだけど、ムースが求めてるものとはちょっと違うの。でも、ティトンはそのもの。こんな感じの風景って8年前の6月の今頃、ノルウェーで見たかな。あのときは船でフィヨルド沿いを5日かけて上がって行ったんだけど、今回は車でビューって感じだから。ただ昨日、1度通っていたから、写真を撮ったりして、ちょこちょこと止まりながらグランド・ティトンを楽しんじゃった。

それからまたイエローストーンの戻って、今日はイエローストーン湖を見ておしまい。昨日散々温泉を見たから今日は湖以外は何も見なかったの。っていうか、街まで出なきゃいけないことを考えたら、あまりゆっくりもしてられなかったから。イエローストーンに行くときは北東側の入り口から入ったけど、帰りは東側の入り口から出たの。この東側の道は広くてなかなか走りやすいの。行きがすごいところを通って行っただけに、道路がきれいに整備されててちょっとビックリしちゃった。っていっても行きはモンタナ州の道を通ったけど、帰りはワイオミング州の道だから。州が違えば整備状況も変わるのがアメリカだもんねぇ。この道、山越えをするときに1部細いところがあったけど、全体的には幅広の道。そしてまっすぐが多い。だから山道が苦ってって人はこっちから入ると楽かも。ただこの道を使うにはシェリダンという街から入っていく感じになるんだけど、そこからイエローストーンまでは320kmもあるからちょっと大変かもしれないけど、ムースが先日泊まったモンタナの街からも270kmもあるから大して変わりないし。50km違うけど、山道を行くことを考えたら、時間的にはどっちが早いんだろうって感じになるかな。ただ、ムースはあの険しい山越えが好き。っていうか景色がとってもきれいなの。雪原ではないけど、まだまだ雪が残ってる中を通り過ぎていくんだもん。何かよかったなぁ。

今日、家まで帰ろうと思えば帰れちゃったんだけど、一晩中走らなきゃいけないからやめて、ワイオミング州の途中の街で泊まることにしたの。宿代をけちって、ムリして家路を急ぐより、体調を整えてから戻った方がいいもんねぇ。ムリして走って、事故でも起こしたら元も子もないから。だからまた明日何百kmも走らないといけないの。っていっても行きよりかは走る必要もないから、観光が出来ちゃうじゃんって思ったけど、ここから1番近い観光名所はデビルスタワーだから行かないんだ。デビルスタワーまで、多分1時間で着いちゃうんじゃないかな。あと見るところといえばマウントラッシュモアだけど、これもいいかな。まだ行ったことないところがそばにあればいいんだけど、みんな行ったことのあるところばかりだから。だから明日は家に帰るだけ。何の楽しみもないけど、明後日は授業だからヘトヘトのまま行く訳にもいかないし、早めに家に着くようにして、家に着いたら少しゆっくりとしようかな。


2003年06月15日(日)



イエローストーン国立公園

今日は書くことがいっぱいありそう。昨日の晩、日記を書き終えたあと、何気なく地図を見ていたら、ムースのいたモンタナ州の街からさらに1200km程運転したらシアトルに着いちゃうことが発覚。一瞬、明日も1200km運転してイチローや佐々木を見に行こうかな?なぁ〜んてふと思っちゃった。でも、昨日は本当にヘトヘトだったからすぐに寝ちゃった。10時に電気を消して寝ちゃったたんだから、いかにヘトヘトだったかわかってもらえるのでは。でも、それだけ早くに寝ちゃったから起きるのも早かったの。朝4時ちょっと過ぎに目が覚めちゃったの。そんなに早く起きてところでこれといってやることがないから2度寝をしたけれども、そうしたら2度寝から起きるのが大変になっちゃった。今日も朝早くに出発しようと思っていただけに気合で起きたけど。

そういえば、ムースが1人で旅行をするといつも朝が早いの。っていうのは夜これといって何もやることがないし、早く寝ちゃうから。でも友達と旅行すると朝がゆっくりかな。いつもだけど、大体夜中過ぎまでいろいろと話しているから、自然と朝が遅くなっちゃうんだよねぇ。これが遠征だと、朝が遅いというより、お昼になってから初めて今日は何をしようかという話が出るの。でもって、とりあえずはご飯を食べようってことになって、実際に活動が開始されるのは午後1時半くらいから。でも今日は1人だから7時半にはチェックアウトをして、イエローストーン国立公園に向けて出発。

ムースが泊まっていたモンタナの街はイエローストーンの東側の入り口に近い街だったの。っていってもインターステート沿いだからイエローストーンまでは270km山の中に入らなければいけないんだけどねぇ。山道の270kmは高速の270kmと違って時間がかかるんだよねぇ。でもムースの予想では3時間で入り口に着くって思ったんだ。最初は平坦な道をバンスカと走っていったんだけど、そのうちに山道に入ったの。この山道が思ったより細く険しいものだったの。運転しててちょっと恐いなぁって思ったくらい。でも、山の上の方に行ったら、まぁ景色がきれいなこと。ちょー感動しちゃった。ムースがよくいう、緑と白と青の景色。今日の青は海ではなかったけど、湖のかすかな青があったんだ。何でかすかかというと、雪で覆われていてちゃんと青い色が見えてなかったの。そらはもちろんのこと青かったけどねぇ。どれくらいの高さのところを通り過ぎていたんだかはっきりとはしないけど、多分標高3000mくらいのところを通り過ぎてたんだと思うなぁ。ムースは半袖だったけど、外にいた人とたちはみんなスキヤーのような恰好をしてたから。っていうか、そんななのに半袖で外に出てるムースは一体何なんだろうね。

この尾根のような道を通り過ぎて、雪がなくなり、緑が増え始めてしばらく走ったら、そこはイエローストーン国立公園。今日はぐるりと中を回ったけど、イエローストーンはすっごくよかった。ムースはまともな地図すら持たずにここに来たので何が何だかよくわからなかったけど、イエローストーン国立公園って温泉が多いんだね。そこら辺で温泉が沸くのを見てきたの。気分は九州は別府の地獄めぐりって感じ。青海地獄や血の池地獄のような真っ赤な温泉や真っ青な温泉があったの。温泉っていってもアメリカなので温泉卵も売ってなければ、近くに温泉旅館もないけどねぇ。地獄めぐり以外では滝を見たの。滝自体は全然違うんだけど、ムースは滝を見たときに昔流行った「ツイン・ピークス」のオープニングに出てくる滝を思っちゃった。この滝、滝のそばまで行けるんだけど、道が急なの。降りるときは勢いにまかせて降りちゃえばいいから何てことないんだけど、登るときが地獄。ムースは息を切らせながら登っちゃった。っていってもスピードはかなり早かったけど。イエローストーンって標高2400mから2500mくらいのところにあるから、ちょっと動くだけでも息が切れやすいんだよねぇ。それなのに必死になって登ってきちゃった。あとは何をしたかっていうと、生まれて初めて間欠泉っていうのを見ちゃった。温泉が噴出すのって見たことなかったから結構面白かったなぁ。 今日の観光はここで最後だったの。ただ宿泊地へ行くためにグランド・ティトン国立公園を走り抜ければならなかったの。このグランド・ティトン国立公園は明日ゆっくり見る予定なんだけどねぇ。ちらりと見た感じではかなりよさそう。何てったってある映画の撮影地らしいから。何の映画だかは明日の日記に。っていうかあまりにも有名だからみんな知ってるんだろうなぁ。

今日はワイオミング州のジャクソン(それともジャクソン・ホール?)に宿泊。この街、ちょーいい感じの街。1人で歩くのはちょっと寂しいけど、でも楽しいかな。観光の街のようだけど、街の中心は何ともいえない雰囲気。ただ1つ困ったのはどこもかしこも宿はムチャクチャ高い。これだけはちょっとまいったなぁ。で、いつものように適当ご飯を食べようかなぁって思ったんだけど、街を歩いていたら日本料理屋さんを発見したので試しに入って見たの。大体、田舎の日本料理屋さんっていうのは怪しいって相場が決まってるからねぇ。お店に入ったら、カウンターとテーブルどっちがいいか聞かれたの。1人だったしカウンターでいいやって思ってカウンターに行ったんだけど、これがよかったみたい。カウンターの中にいた日系の人に声をかけられたんだけど、その人がお店のオーナーだったみたい。日本人かどうか聞かれたから、日本人だよって答えたの。そのあとは日本のどこからとかそういったことをいろいろと聞かれたんだけど、そんなことを話していたら、お酒飲む?って聞かれて、本当は飲めないけど好意でいってくれたと思って「うん」って答えたの。そうしたらお猪口を出してくれて、何だかよかったなぁ。でもってムースはお店のスペシャルのような巻物と納豆巻を頼んだの。そうしたら、納豆巻を頼むなんて日本人だよねぇっていわれちゃった。でもね、ここからすごいことが起こったの。ムースにご飯と海苔と納豆をタダでくれたの。明日の朝にでも食べてっていって。お酒もタダだったし、納豆セットもタダ。マジでビックリ。すっごくうれしくなっちゃった。だって納豆を食べたのなんて、今年のお正月、実家に帰ったとき以来だもん。お寿司を食べ終わったあとも、あがりいる?って聞かれたし。っていうか、ムースはあまりお茶を飲まないから、あがりを出してもらってもほとんど捨てちゃうことになるし、もったいないからねぇ。そういえば、その日本食屋さんはアイダホ・フォールズってところにもあるっていってたなぁ。そことジャクソンにあるみたい。ちょー親切にしてもらったから、今日の夕飯は最高だったの。1人で旅行をしていると、ご飯を食べるのが寂しくてねぇ。ムースはそれだから、あまりレストランに入らないけど、今日のような感じだったら1人でレストランに入ってもいいかなぁって思っちゃった。参考のために日本食屋さんの名前は「Sato's Sushi & Tempura」で住所は「265 West Broadway」です。もし、ジャクソンを訪れることがあったら行ってみるといいかも。親切に対応してくれると思いますよ。っていうか、ムースにはとっても親切でした。

今日は昨日と違って遅くまで起きてるなぁ。明日の朝はゆっくりしようかな。っていうのはムースには睡眠が必要かも。だって今日は何気に12時間も運転してたんだもん。もちろん、昨日のように11時間ほぼ連続って訳じゃないけど。でも、いくら途中で観光してるからといって、12時間以上の運転は疲れるなぁ。


2003年06月14日(土)



モンタナの風に吹かれて

♪窓は 夜露にぬれて みやこすでに 遠のくぅ〜 って感じでムースは、北へ帰る 旅人ひとり なみだ流れて やまずぅ〜と歌いながら北帰行をしています。ってことはないかな。実はこの間の水曜日に、問題児と話をしたときに、イエローストーン国立公園に行きたいねぇっていったの。問題児は以前にイエローストーン国立公園へは行ったことがあったらしく、とってもいいところだよっていってたんだ。この夏も行きたいとはいってるんだけど、なにぶんバイトに忙しいからなかなか行く機会がないみたい。ムースはというと、今月、来月は学校があるので、週末は宿題に追われてることだと思うけどねぇ。でも、夏学期の第1週目は別。実は去年もローズマンブリッジを見に行ったの。で、今年はというと、イエローストーン国立公園に挑戦したいと思ってます。週末といっても去年は木曜、金曜の2日にまたがってカンザスシティーとともにローズマンブリッジを訪れただけなの。でも今年は違います。本当に週末を思いっきり楽しむ予定。

そんなことで、昨日の晩は遅くまで起きていたにも関わらず、今朝は7時半に起床。それから荷造りを開始して、イエローストーン国立公園を目指して、西へ、西へと向かってきました。っていうか、実をいうとムースは北帰行をしなきゃいけないの。何でかっていうと、1つ恋愛が終わるごとにムースは北へ向かって1人で旅立つから。まぁ、早くいってしまえば、失恋傷心旅行なんだけど。で、何で今北帰行をしなきゃいけないかというと、1年半前に失恋傷心旅行をしなかった分が今だに残っているから。だからよく日記に、アラスカへ行きたぁ〜いって書いてるの。それって実は失恋傷心旅行も兼ねてるから。ってまるでとってつけたようにいってるけど…。今さら何でって思うかもしれないけど、やっぱりこれは1つの儀式みたいなものだから、旅行をしないと納得がいかないかな。今回のイエローストーンへの旅はそれに当てはまらないのって感じだけど、ゴー、ゴー、ウェストっていうのと北帰行はやっぱり違うかな。北帰行の歌詞ですが「ここ」からどうぞ。

ところで今日は1日中車を運転しちゃったからちょー疲れちゃった。って1人旅だからムースが運転しなきゃ誰も運転してくれないけど。ちなみに今日は11時間運転したんだけど、過去最高距離を運転したかも。今日1日で約1150kmも運転しちゃった。1150kmってムースにとってはすごい距離。っていっても東京と大阪を1往復したくらいの距離なんだよねぇ。ただ、朝から晩まで運転し続けて、東京−大阪間を1往復したっていうのはかなりのものだと思うんだけど、どうなんだろう。ちなみに今ムースはモンタナの風に吹かれながらこの日記を書いています。って書くとさもモンタナはいい感じに聞こえるかもしれないけど、ムースの感想としては暑いのひとこと。本当に日にあたりすぎて大変。いつものように日焼け止めを塗ったんだけど、今日はかなり焼けちゃった。運転中だって2時間に1度日焼け止めを塗ってたんだけどねぇ。何せモンタナは車が走ってないから、運転しながらでもゆっくりと日焼け止めを塗ることができるの。っていっても運転中にやるのはよくないので、やめましょう。

明日はいよいよイエローストーン国立公園へ行く予定です。ムースにとってモンタナは初めての地だしうれしいんだけど、帰りを考えると気が重いなぁ。また1200km近くも運転しなきゃいけないなんて。


2003年06月13日(金)



スー

ふぅー、やっぱり学校のある日はちょっと忙しいから大変。なぜかわからないんだけど、今朝も本当に早く起きちゃったの。何とムースが目覚ましなしで8時に起床。っていってもいつものように2度寝はしたけど。それでも8時半にはベッドから出ていたけど。昨日は妙に疲れていて、ビデオなど見ずに寝ようかなって思ったけど、実際はある映画を半分まで見ていたの。何を見たかというと久しぶりに「ダンス・ウィズ・ウルブス」(原題:Dances With Wolves)。この映画が公開されたとき映画館へ行って見たんだけど、長い映画だよね。昨日見ていて1つ思い出したのはタタンガ?だかタタンダだか。これってスー族の言葉でバッファローを意味する言葉なんだよねぇ。これだけは見てすぐに思い出しちゃった。昨日は半分までしか見てないから、バッファローの大群が原っぱを駆け抜けるシーンまでなんだけど、バッファローの大群が押し寄せてきたら恐いなぁって思いながら見ちゃった。約2週間ほど前に野性のバッファローを見たばかりだし、バッファローがいかに大きいかわかるだけにあのシーンはすごいなぁって思って見てたんだ。ってあれ合成だよねぇ?そんな気がしたけど、見ているときは映画にかなりのめっちゃってるから、合成だろうと何だろうとすごいって思っちゃうけどね。そういえば、あの映画ってアメリカのサウスダコタ州で撮影されてるんだよねぇ。先日、ムースが行ったカスター州立公園のあたりで撮影されたって聞いたことがあったかな。ちなみにカスター州立公園ってカスター将軍にちなんでつけられた名前で、カスター将軍っていうのは確かスー族を追い出したんだか、追い詰めたんだかした人だよねぇ。サウスダコタ州の南東部やアイオワ州の北西部にスーがつく地名が多いのは、このスー族からきてるからだと思ったけど。例えば、スーフォールズ(Sioux Falls)とかスーシティー(Sioux City)とか。でもってサウスダコタってフランス人探検家のピエールさんが探検したらしいんだよねぇ。それだからかもしれないけど、スー(Sioux)はどう見てもフランス語の綴りだもんねぇ。ちなみにサウスダコタ州の州都はピエールっていうんだけど、このピエールさんからとった名前らしい。

そうやって遅くまで映画を見ていたにも関わらず、今朝は比較的早い起床だもんねぇ。でもって、今朝はちょっと調べたいものがあったから、ネットでいろいろと調べてたんだけど、気がついたら10時半。あわてて運動しに行っちゃった。っていっても今日は時間がなかったから、ちょー適当。運動のしているとお腹が少し空くんだけど、今日は全然空かなかったし。っていうか、昨日の晩御飯がまだ胃に残ってるって感じだったの。昨日は問題児とファヒータ、メキシコ料理を食べに行ったんだけど、食べすぎで今朝もまだ胃がもたれたままだったの。だから今日は胃が重いまま運動して、胃が重いまま運動終了。急いで家に帰って支度をしないと遅刻しそうだったし、午前中は何だかせわしなかったなぁ。

いざ授業が始まっちゃうといつもと変わらず、必死にノートを取るだけ。今月は授業と授業の間に3時間の休み時間があるから、家に帰ってきてご飯を食べれるからいいんだけどねぇ。今日もご飯を食べに家に戻ってきて、ゆっくりと晩御飯。4時半頃に食べてるから時間的には早いけど、昔を思えば別に…って感じだし。ちなみに我が家は、休みの日ともなると4時半とか5時に晩御飯を食べてたの。もちろん、ムースが子供のころの話ね。普段でも5時半が晩御飯の時間だったかな。だから今でも5時半に晩御飯を食べても何とも思わないんだ。で、ご飯を食べ終わったあと、今日はついにレシートの整理。先週くらいからカードで買い物をする機会が多かったんだけど、まったく気にせず使いまくっていて、一体いくら使ったんだか知らなかったの。だから今日は必死に整理しちゃった。ムースはここ北の国に来てからずーっと家計簿をつけているので自分がいくら持ってるか大体わかってるんだけど、ここ2週間くらいのことは全然把握してなかったの。もちろん、銀行の残高がマイナスになるようなことはしてないけどねぇ。今日はちゃんとつけたからもう平気。って今日書いた小切手だけはまだつけてないけど、不渡りになるようなことはないから大丈夫。本当に山のような領収書を抱えると、いちいちエクセルに書くのがちょっと面倒になっちゃう。

家計簿をつけ終わったあとはまた学校。3時間授業を受けてきて、やっと今日も終了。っていうよりも、今週の授業終了。今週は宿題がないだけにのびのびと過ごせる最後の週末かな。来週からはきっと宿題に追われ、悲鳴をあげてることだと思うけど。

これといって何もなかった今日だけど、週末は何かしたいなぁ。


2003年06月12日(木)



ウルウル

今日は授業がない日だけど、生活のリズムを規則正しいものにするために9時に起床。っていうか、実のところ、8時になぜか目が覚めちゃって、ゴロゴロしたいたら9時になったから起きただけなんだけどねぇ。今朝はいつも以上にボーっとしていたから、実際に動き出すまでにちょっと時間がかかっちゃった。っていっても10時には学校へ行って運動開始。明日は学校があるからもう少しだけ早く行った方がいいかなって思うけど、今日は時間にとらわれる必要がないからゆっくりとしちゃった。運動はいつも通りにやって、お昼ちょっと過ぎに帰宅。それからシャワーを浴びて、どこへでも行ける状態になったんだけど、どうも今日は動くのが億劫でしょうがなかったの。スーパーへ行って牛乳を買わなきゃとか、あれをしなきゃとか、いろいろとやることはあったんだけど、何となく面倒臭いなぁって思ってたの。でもムース、気合を入れてスーパーへ突撃開始。しかも、ガソリンを入れるのすら面倒に思っていたけど、スーパーに行く前にちゃんとガソリンスタンドに寄ってガソリンも入れたの。自分ですごいって思っちゃった。

スーパーへ行くのが面倒だったんだけど、いざスーパーに着くと、いつものようにグルグルと見て回って、あれも買わなきゃ、これも買わなきゃっていつものようにお買い物をしたの。何でかわからないけど、行くまでが面倒なのかな。いざ行ってしまうと何てことないんだけどねぇ。でもって、家に着いたら、今度は図書館へ行かなきゃいけないことが判明。これも面倒だなぁとは思ったものの、近くなので散歩がてらブラブラと炎天下の中を歩きながら図書館へ行ったの。図書館の中は涼しいから、少し涼んできちゃった。というより、図書館で借りれるビデオを見ていたの。図書館にあるビデオだからつまらないものばかりかなと思いきや、なかなかいい映画もそろってるの。ムースはたまに昔の映画を見たくなることがあるんだけど、レンタルビデオ屋さんにないものもあるんだ。でも、今日は図書館で久しぶりに見たいなぁって思うものも発見。しかも図書館で借りるとタダだからかなりお得なんだよね。っていってもムースはDVDを1週間、130円で借りてるからそんなにすごい出費にはならないし、損をしたって気にもならないし。

図書館から帰ってきてから、何をしようかって迷った挙句、昨日の晩見る予定だった「マジソン郡の橋」の続きを見たの。ムースにとって「マジソン郡の橋」は初めて見る映画じゃないんだけど、何だか新鮮な感じがしてるんだよねぇ。しかも最後の方のシーンでウルウルしてたし。何で以前見たときには何とも思わなかったのに、今回はウルウルしてるんだろうって思っちゃった。最近、また涙腺が弛みはじめてきたのかな。実家を離れて生活しているときってなぜか涙もろくなってるときが多いんだよねぇ。って実家に住んでないときって大体人間らしい生活をしているときなんだけど。都会に住んでいるといつも気が張っているせいか、あまりいろいろなものを感じないんだよねぇ。楽しいとか、悲しいとか、寂しいとか、そういう感情が何となく欠如しているような感じがするの。それが実家を離れ、田舎暮らしを始めると、まぁ、これがよく泣くようになる。ってもちろん、笑う回数も増えていると思うけど。感情の変化があるんだよね。もちろん東京にいたときも感情の変化はあるけど、それは怒りの感情のみって感じかな。楽しいとか、うれしいとか、悲しいとかっていうような感情はほとんどないかも。他人に何かをされたら怒るけど、あとは何にもなしって感じかもしれない。でも今は本を読んでもウルウルしてるし、映画を見てもウルウルしているし。何か素直に映画を見れるみたい。特にあの手の映画を。

「マジソン郡の橋」を見終わってからはしばらくボーっとしたまま。お洗濯に行かなきゃなぁって思ってたけど、問題児が家に来そうな気がしたから、何もせずネットを彷徨ってたの。そうした案の定登場。でもってご飯を食べに行って、それからまたもソフトボールを見に行っちゃった。女子ラグビー部が主体で編成されてるソフトボールチームなんだけど、まぁ、弱い。2週間前にも1度見に行ったんだけど、あのときも負けてたのかな。今日も1試合目は負け。でもダブルヘッダーで行なわれた2試合目はサヨナラ勝ち。見ていてとっても面白かったんだ。初回から大量のリードをされたけど、その裏にすぐに追いついて、それからはシーソーゲーム。で、最後はさよならだったから。

で、その試合が終わって帰るとき、問題児が先日のスタンレーカップの決勝戦見た?って聞いてきたの。ムースはちゃんと見ていたから見たよっていったら、ニュージャージー最高だよねぇって突如いい始めたの。ムースの頭の中は最初、はてなマークで一杯になっちゃったの。何この人はいってるんだろうって感じだったし。でも、すぐに気がついちゃった。寝返ったんです、ニュージャージーに。っていうか問題児にとってはどっちが勝ってもよかったのかなとも思ったし。でも、ムースはずーっと否定し続けましたよ。あなたはアナハイムのファンでずーっとアナハイムを応援してたでしょうって。第6戦を見ていたときなんて、ムースに散々ニュージャージーダサいっていってたんだから。

そんなことを話しながら家に戻って来て、それからお洗濯。面倒臭い、面倒臭いって散々いってたけど、やらなきゃいけないことをだいぶやったかも。そのせいかちょっと疲れちゃった。今晩はビデオを見る気力なんてないだろうなぁ。このまま寝そうだし。


2003年06月11日(水)



壁恐怖症

今日からついに学校が本格的に始動。久々に6時間も授業を受けちゃったけど、疲れたぁー。ただ、今年は去年と違って先生が違うからちょっとだけ楽なんだけどねぇ。昨日の日記を書いていた時点では、先生からメールが来てなかったから「どういうことよ」って思ってたけど、日記をアップしたらすぐにメールが到着。でもって、今日は午後1時から授業だったの。ってなことで、すぐに夜更かし開始。だって早起きする必要がないんだもん。でもって、一昨日見ていた「北の国から」の続きをちょっとだけ見てたの。さらにベッドに入るときに目覚ましのスイッチを切って、鳴らないようにしちゃった。そんなことで、今朝起きたのは9時になってから。いつもに比べたら早いんだけど、でもこれくらいの時間には起きなきゃいけなかったの。っていうのは、いつも運動にいってるのは11時から1時くらいの間なんだけど、今日は1時には授業が始まっちゃうから。だからちょっと早めに家を出て運動しに行ったの。

ここ数週間、ラケットボールを続けているせいか、壁恐怖症は少しずつ解消され、右側の壁にはだいぶ近づけるようになったの。ただ左側は今だにダメ。ムースは右利きなので、左側の壁に寄るということは、バックハンドで球を返さなきゃいけないんだけど、その距離が今1つつかめてないみたい。その距離さえわかれば、もう少し左側に寄れるんだけどねぇ。右側はいつも見えてるせいか、以前に比べたら返せる球も多くなったけど、でもまだまだかな。テニスのように周りに何もなければいいんだけどね。それだとラケットボールじゃないし。壁に激突しなきゃいけないスポーツをやっていていつも思うのは、壁を恐がらないようにしないといつまで経っても上達しないなぁって。でも、壁恐怖症を克服するまでにはかなりの時間が必要だし…。何でこうも壁の恐さを克服しなきゃいけないようなスポーツばかりやってるんだろう。自分のことながら不思議に思っちゃう。

運動が終わってから、1度家に戻って、それから学校へ行ったんだけど、今日は昨日と打って変わって多くの生徒が登場。やっぱり朝一の授業から午後の授業になったからなのかな。ってなことで、いつもの知っている顔ばかりが集まって、何となくいい雰囲気になった感じ。ただムースは教室では滅多に話をしないし、黙ったままなんだけどねぇ。でも今日はちょっとだけしゃべったかな。っていうのは先生に「ムースはいつもどこの飲み屋さんで飲んでるの?」って聞かれたから。実はその先生と1度だけ飲み屋さんで会ったことがあるの。だからかもしれないなぁ。でもって、ムースがここへ行って、あそこへ行って…って説明していたら、それって街中の飲み屋さん全部じゃんっていわれちゃった。事実、その通りなんだけど。っていうか、今は問題児がバイトする街外れの畑の中の飲み屋さんに行くことが多いだけに、今は街で飲んでないよっていったら、他の人があきれたようにムースを見ていたけど。ってこれは、すべて愉快な仲間とつるんでいるからであって、普通の善良な学生はまず飲み屋さんへ行かないからねぇ。ムースはいつでも、どこでも成績最下位街道まっしぐらだから、成績を気にせず、楽しむことに重点をおいてるけど。でも、最近はたまに成績を気にするかな。じゃないと卒業できなくなっちゃうから。高校のときのように、先生に頼みこんで9点の試験を25点まで強引に引き上げてもらって卒業することは出来ないからねぇ。ちなみにこの試験って英語の期末試験で、さらにぶっちゃけちゃうと100点満点の試験で、平均点は70点だったの。その試験が9点だったなんて本当に笑っちゃうけど、当時は9点取るのも必死だったんだから人生って何が起こるかわからないよねぇ。

ところで授業なんだけど、今月は1時から3時間受けて、7時から3時間受ければ終わりなの。だからまだ楽かな。今日なんて授業と授業の合い間はレンタルビデオ屋さんに寄って映画を借りてきちゃったし。でもって、ご飯を作ってから映画を見ていたんだけど、次の授業が始まっちゃうからって途中で見るのを泣く泣くやめちゃったの。何を見ていたかというと久しぶりに「マジソン郡の橋」(原題:The Bridges of Madison County)。10日ほど前にローズマンブリッジに行ってきただけにちょっと新鮮。ムースは以前に映画を見ているし、原作もなぜかスペイン語で読んでいるので、おおよその内容は覚えていたけど、いざビデオを見てみると、こんなシーンもあったけ、あんなシーンもあったっけって思いながら見れるからすっごくいいかも。残りの部分は日記を書き終わったら見ようかな。

夜7時になってからまた学校に戻って別の授業を受けて今日はおしまい。でも今日は授業が終わってからもちょっとだけ学校にいたの。っていうのは、ローラーブレードを教えてって頼まれてたから。以前、1度だけどのように滑ればいいか教えてあげたことがあったの。だから今日もちょっとローラーブレードをやろうということで、夜の10時になってから体育館の裏にある駐車場でローラーブレード。ムースたちだけかなって思ったけど、他の人たちもそこで練習してるよう。今日は1組のカップルが10時半頃になってから練習しに来ていたし。今晩は何となく蒸しているから、ちょっと滑っただけなのに汗をかいちゃった。ただ夜も遅いし、今日は疲れたからムースは途中で家に帰って来ちゃったけど。それにしても、ここはローラーブレードで滑っている人が多いなぁ。どちらかっていうと男の人より女の人の方が多いかな。

今日は久々に授業を受けたからややお疲れ。っていうか、普段でも6時間なんて長い時間の授業を受けないのに。夏はこれだからつらいんだよねぇ。来月は9時間通しの授業。しかも教室移動がなし。すっごくつらそう。ただでさえ嫌いな夏なのに、さらに嫌いになりそう。


2003年06月10日(火)



幸せって…

今日は書くことがたくさんあるかも。っていっても、ちゃんと全部を思い出したら書けるけど、思い出さなかったらいつもくらいかな。まずはスタンレーカップの結果から。って今これを書いている時点では結果が出てないの。だって今、第2ピリオドが終わったところだもん。っていっても、ムースの応援するニュージャージーが優勝する確立が高いかな。きっとこの日記を書き終えるころには結果が出ているでしょう。そういえば、このスタンレーカップだけど、いつもだったら飲み屋さんへ行って見てるの。でも今日は問題児が家に現れなかったから、今日は自宅で観戦。自分の家で見れるのに何で飲み屋さんへ行って見てたの?って聞かれそうだけど、実はムース、自分の家で見れるって知ったのはついこの間なの。だからそれまではずーっと飲み屋さんへ行って見てたんだ。それに家のTVだときれいに映らないんだけど、飲み屋さんのTVはケーブルか衛星放送なので画像がきれい。それにTVが大きいから見ていて面白いの。ムースの家の小さなTVで見るよりかは何倍もいいからね。だからいつも飲み屋さんへ行って見てたんだ。このスタンレーカップ、あるサイトの方も毎試合見てるんだけど、その方は問題児と同じアナハイムファン。というか、今日、学校でチームメートに会ったんだけど、みんなアナハイムを応援してるの。ムースくらいかな、この辺でニュージャージーを応援してるのは。何となく1人孤立してる感じがするけど、やっぱり今度こそはニュージャージーにカップを持っていってもらいたいと思うし。そのサイトの方はスタンレーカップを「銀の牛乳缶カップ」っていってるけど、この例えには笑っちゃった。確かに形は「銀の牛乳缶カップ」そのままだもんね。ムースはこの「銀の牛乳缶カップ」の本物をトロントにあるホッケーの殿堂で見たことがあるんだけど、恐れ多くて触れなかったの。周りにいた人はベタベタと触っていたけどねぇ。その「銀の牛乳缶カップ」、あと10数分で誰の手に渡るかが決まっちゃうなんて、かなりドキドキかな。と書きつつ、もうTVをそっちのけで日記書きに集中してるけど。

今日は夏学期の初日で、朝っぱらから学校へ行っちゃった。毎日10時とか11時にならなきゃ起きなかったムースが、今朝は6時半に起きて、7時45分には教室にいたんだからビックリ。ただこの授業、ちょっとした問題があって授業がキャンセルになるかもしれないの。っていうのは生徒が少なすぎ。今現在、履修登録しているのがたった6人なんだって。最低でも7人必要ということで、今日はその話のみ。授業の時間をずらしたらもう少し履修登録をする生徒が増えるかもしれないってことで、授業の時間をずらすことにしたんだけど、それはムースにとって過酷な時間割に。授業は毎日から火曜と木曜のみになったんだけど、時間がねぇ。ムースは午後1時から午後10時まで、教室移動の時間以外は9時間ぶっ続けで授業。去年は6時間だったけど、今年はさらに上をいく9時間の通し授業。さすがにこれには参っちゃったけど、キャンセルよりかはマシなので、泣く泣く同意しちゃった。ただ9時間の通し授業になるのは7月のみなんだけど。今月は火曜と木曜の6時間のみだからまだ楽なんだけどねぇ。来月が恐ろしい。ムースはこの夏にこれらの授業を履修しないと卒業が延びちゃうから、結構大変なの。だからどんなに苦しくてもキャンセルよりはマシって自分にいい聞かせるしかないんだ。

今日はそんなことで授業らしい授業もなく、10分程度でおしまい。家に戻って来たのもまだ8時20分ころだったかな。それから友達に電話して今日はいろんな話をしちゃった。かなり抽象的な内容になっちゃうけど、ひと言でいえば幸せって何って感じの話だったかも。もし好きな人にお付き合いしている人がいたら、どうするだろうってことをちょっと考えたかな。多分、人それぞれ違うと思う。今お付き合いしている人と一緒にいるより自分と一緒にいた方が幸せになれるっていえる人もいるだろうし、何もいわずに身を引いてしまう人もいるだろうし。ムースはどうするかなぁって思ったんだけど、ムースの場合、好きな人が幸せになってくれるのが1番っていうのが大前提になるかな。だから、自分の好きになった人が今お付き合いしてる人と一緒にいるのが幸せっていえば、それでいいと思うの。過去には婚約したこともあったけど、いくら結婚が壊れてしまったといっても、うわさの1つや2つ聞くじゃない。そのときに、今は幸せに暮らしてるって聞けば、それでよかったんだぁって思う。もちろん、自分と一緒になって幸せっていうのなら、それに越したことはないけれども、別の選択をしたことによってより一層幸せならそれでよかったと思えるし、別れを選んだことは正解だったって思えるしねぇ。もちろん、いつもフラれる方としては、それなりに傷つくけど、でもその出会いがなければ、今がない訳だし、良くも悪くもいろいろなことを経験したから今があると思えるし。それに涙の数だけきっと強くなっれるって信じてるから。前にもきっと書いたと思うけど、昔は人と出会うことが嫌いだったの。っていうのは出会いがあれば、必ず別れがあるって思ってたから。以前も引用したかもしれないけど、バルセロナで書いた日記に「1人旅には出会いと別れが同じ数だけあるということは百も承知で、高校に行っていた頃からそれが1人の楽しさとつらさだってことを悟っていたのに」って書いてあるの。このときは旅行中だったから、1人旅って書いてあるけど、ムースの中では人生もこれと一緒って思っていた節があったんだ。だから人と出会う楽しさよりも、人と別れる寂しさばかりを考えて、出会いを避けていたような感じがするの。でも、今は全然違う。もちろん、別れもたくさんあるけれども、それより出会いの楽しさを考えるし、別れるってことを考えなくなったから。どんなに距離が離れていようとも、話をする手段はいくらでもあるから。だからいつまでも、いつまでも心の中で一緒にいれるかなって思えるんだ。もちろん、会って話した方がいいことだってたくさんあるけど、文字に託して伝えた方がいいこともあるでしょ。相手の気持ちを少しでも思いやることが出来るのなら、あの人はどんな気持ちでこれを書いたのかなって考えることも出来ると思うし。物理的な距離が近い方がいいに決まってるんだけど、でも心の中での距離が近い方がもっといいんじゃないかなって思える。婚約が破棄されちゃったときには、心の中が空っぽになってたし、かなり大変だったけど、今では心がドンドンと満たされていってるから。心の中で人との距離が少し縮まったせいかな。それが故に、以前以上に人間らしくなっていってると思うし。もしかしたら、ムースの残りの人生も1人で歩まなきゃいけないかもしれない。でも、1人で歩んだとしても、多くの友達に囲まれているだろうから、きっとそれはそれでとっても幸せなことかもしれないって思える。希望としては、また恋をして、結婚して、家族とともに歩みたいとは思うけど、こればかりは運命だからどうすることも出来ないしねぇ。それよりかどんな運命も受け入れられるだけの大きな心を持てる人になれれば、何だか幸せに近づきそうな気がするかな。抽象的だし、かなり支離滅裂だけど、今日はちょっとこんなことを思っても見たりしたかな。

で、ここで話が戻るんだけど、スタンレーカップ、今年はニュージャージーが持って行きました。3対0のシャットアウト。ゴーリーのブロデューアは、さすがソルトレーク・シティーオリンピックの金メダリストだね。最後の試合を完封してしまうなんて。アナハイムも決勝初出場なのに、ここまでやったっていうのはすごいことじゃないかな。来年はどうなってしまうかわからないけど、この屈辱を忘れずにチーム作りをしていけばきっといいチームが出来るんじゃないかな。と、このあたりで、今シーズンのホッケーネタは終了かな。

今日は久々に長めの日記になっちゃったけど、内容はないのかなぁ。明日も学校のはずだけど何時に行けばいいかわからないよー。今日中に絶対メールするっていってたのに、メール来てないし。ってことはまた明日も6時半起きかぁ。昨日は遅くまで「北の国から」を見ちゃったけど、今日は早めに寝ようかな。だってここ北の国はもう夏だもん。夏の風物詩、竜巻警報がうるさくてたまらいんだもん。ホッケーを見てる途中で竜巻関連のニュースでホッケー中継が中断されるし。ちなみにここは雷雨警報だけだから大したことないんだけどね。って雷はピカピカ光っているけど。

最後に1つだけ書かないと。今日密かに、詩と「ものかきさんに30のお題」をアップしたんだ。もしよければ、見てください。


2003年06月09日(月)



夏休み第1部終了

ここ2日間、朝は比較的早起き。今朝もなぜだか8時半に起床。っていっても、明日からはもっと早く起きなきゃいけないんだけどね。朝はいつものようにメールをチェックしたり、HPを見ていたりしていたの。そんなことをやっていると、時間って面白いように過ぎていってしまって、気がつけばもう11時だったかな。今日はこれといってやることがなかったから本でも読もうかと思ったんだけど、これがなかなかうまくいかなかったの。昨日もそうだったんだけど、読み始めると睡魔が襲ってきちゃって、いつの間にか夢の世界。今日なんて2回も昼寝しちゃった。1回目は12時くらいから30分ほどだったんだけど、2回目は2時くらいから5時くらいまでゆ〜っくりと寝ちゃった。いつもだと運動にいってるから昼寝するってことはなかったけど、ここ2日間はなぜか昼寝ばかり。昨日は昼寝をしていたから夜になっても寝れないかなって思いきや、意外や意外、日記を書いたあとすぐに寝ちゃったの。昨日のように昼寝をしていると夜になっても寝れないことが多いんだけどねぇ。ってな感じだから今日も夜になったら眠くなって欲しいって思うけど、今日みたいな日に限って寝れないんだよねぇ。しかも昨日から胃の調子が今1つだから、寝酒って訳にもいかないし。昨日は久しぶりに胃薬も飲んじゃったしね。今日はちょっと背中が痛いかな。まぁ、ムースの場合、胃が痛いなぁって思い始めるとすぐに背中が痛くなるから、いつものことかぁって思うんだけど。ここ数日は畑の中の飲み屋さんへ行く機会も多かったし、ちょっと飲み過ぎちゃったかな。そんな気がする。

2度目の昼寝から目が覚めて、また本でも読もうかなぁって思ったけど、今日は睡魔に襲われやすい気がしたから、映画でも見ようって思ったの。でも、今日は何となく映画を見る気になれなかったんだぁ。っていうか今日は何となく「マジソン郡の橋」がみたい気がしたんだけど、借りに行くのが面倒だったのでやめちゃった。ムースは火曜日に映画を借りることが多いの。っていうのは火曜日が安い日だから。ちなみにDVDを1週間借りて130円也。安いでしょう。今は「メイド・イン・マンハッタン」と「レッド・ドラゴン」(原題:Red Dragon)を借りているんだけど、今日は「レッド・ドラゴン」なんて見る気になれなかったなぁ。ムースはこの「レッド・ドラゴン」の原作も読んでるんだけど、あまりの難しさに理解不可能だったの。っていうか何か話についていけなくて。先日、「レッド・ドラゴン」を見たあとにこのことを問題児に話したんだけど、そのときに「羊たちの沈黙」を見たかどうか聞かれたの。ムースはこれも原作を読んでるし、映画も見てるからそう答えたら、今度は「ハンニバル」を見たかどうか聞かれたんだ。さすがに「ハンニバル」の原作は読んでないけど、ビデオは見てるから見てるって答えたけどね。でもって、何かいうのかなぁって思ってたから、ふぅ〜んっていっておしまい。一体何のために聞いたのって感じだったけど、ただ聞いただけなのかなぁって思って、そこで会話を終了させちゃったけど。で、話を戻すと、今日は「レッド・ドラゴン」も「メイド・イン・マンハッタン」も見る気になれなかったから、先日家に届いたTV版の「チェーリーズ・エンジェル」を1話だけ見たの。これだと時間的に短いし、飽きないうちに終わってくれるから今日のような日には最適かな。実は「タイタニック」でも見ようかなぁって思ったんだけど、さすがに3時間も映画を見る気にはなれなかったの。っていっても今は何となく見てもいいかなぁって気になってきたけど。今日のような日ってケーブルTVがあるととってもいいんだよねぇ。っていうのはチャンネルをガチャガチャと回していれば、何かしら見てもいいかなって思う番組が見つかるから。それにしても、家にたくさんのビデオやDVDがあるのに今日のような日に見たいって思う映画がないっていうのはちょっと困っちゃうよね。

今日は何となく1日ボーっと過ごしちゃったけど、明日からはこんなにボーっとはしていられないんだなぁ。はぁ、学校へ行くといろんなことを学ぶから楽しいけど、学校が始まる前の日だけはいつまで経っても好きになれないなぁ。


2003年06月08日(日)



地平線

今日は週末だっていうのに朝は比較的早起き。今朝は8時半に起きて、メールをチェックしたり、HPを見に行ったりしてたの。でもって、今朝はある方から私信を受けたんだけど、それを読んだ瞬間に1人で笑っちゃった。だって私信を受けるなんて思ってもみなかったんだもん。朝からそんな感じだったので、気分がよく、1年数ヶ月ぶりにスペイン語でメールを書いちゃった。これはかなりつらいものがあったけど。だってムースがスペイン語学校へ行かなくなってから、すでに2年の月日が経つんだもん。もうすっかりスペイン語は忘れてしまってる。そんな感じだったの。でも、とりあえずはどうにか書いたけどねぇ。っていうか、先週の木曜日にもアイルランドからスペイン語で書かれた手紙を受け取っているので、その返事を早いとこ書かなきゃいけないの。これはかなりつらいかなぁ。彼女はそこら辺に出没するから、たまにどこへ送ったらいいかわからないの。確か前回手紙をもらったのはパリからだった気がする。で、その前はロンドンだったり、オーストラリアだったり、ハワイだったり。ムースがよく鳥のように自由な人っていわれるけど、手紙を送ってくれた友達よりも1つの場所にとどまってるんだけどなぁ。

今日の午前はそんな感じであっという間に終わってしまい、午後からは本を読もうと思ったんだけど、数ページ読んだ時点で夢の中へ。でもって、昼寝から覚めたときはすでに夕方だったから、本を読むのをやめて映画を見ちゃった。何を見たかっていうと、ムースは何度も見てる映画なんだけど、「めぐり逢えたら」。ムースはこの映画のビデオを持っていたんだけど、先日友達が来たときに、このビデオをあげちゃったから、昨日DVDを買ったの。でもって、今日はDVDで見たんだけど、ビデオよりきれいなの。ちょっとビックリしちゃった。これだとビデオで見るのがバカらしくなるよう。同じ映画をビデオとDVDで見たことがなかったから、両者の画質にどれだけの違いがあるかわからなかったけど、DVDってきれいだねぇ。今日は再確認しちゃった。この映画の感想はこれといってないけど、好きな映画だからもう何回も見てるかな。そんな感じ。

「めぐり逢えたら」を見終わったあとは身支度をして、問題児がバイトする畑の中の飲み屋さんへ行ったの。この日記を読んでいる人には、畑の中の飲み屋ってどんなところか想像がつかないと思うけど、見たらビックリしてしまうほどド田舎の飲み屋さんなの。ちなみに飲み屋さんの裏には馬と牛が放し飼いになっているし、周りは麦畑で、地平線はいつでも見れます。そんな感じのところにある飲み屋さんなの。そういえば、友達が来ていたときにいわれたことなんだけど、水平線を見ることはあるけど、地平線を見ることってあまりないって。確かにそうかもしれない。東京、もしくは東京近郊に住んでいれば、水平線を見るのは容易いことかもしれないけど、地平線を見るっていうのは大変だよねぇ。しかもムースの住む北の国は、どこまで行っても地平線が見えるの。っていうか地平線が途切れないって感じかな。今では、ムースにとって普通のことだけど、横浜から来た友達には驚くことだったのかも。そんな感じの小さな集落の飲み屋さんへ行って何をしていたかっていうと、そりゃもちろんスタンレーカップの観戦。ここ2日間日記に書いていたけど、今日はアナハイムが勝つって知ってたの。っていうか、ムースがここまで間違えないっていうのに問題児は賭けをしなかったんだって。ムースだったら間違えなくこの試合は賭けをしたのに。いくらムースがニュージャージーを応援してるからといっても、今日のアナハイムの勝ちは見えていたの。っていうのは、アナハイムにとって初の決勝だから、今日はどんなことがあっても勝ちにくるってわかってたから。それに選手の集中力も異常なまでに高いのは目に見えてたこと。だから今日の勝ちはわかっていたんだけどね。って今晩はムースの予想通り、アナハイムの勝ち。ただ、ニュージャージーにとっては試合の内容が悪かったかな。もう少しよければ、月曜日の優勝決定戦はニュージャージーだって胸を張っていえたけど、このままじゃ予想不可能。問題児は賭けをしようっていったけど、あまりの試合内容の悪さに賭け出来なかったの。それに今日の2ピリのポーリー(ポール・カリヤ)を見てると、あの集中力の高さはちょっと恐いかなとも思っちゃった。まぁ、今日も危うく脳震盪で退場することになりそうだっただけに、恨み辛みがあったのかもしれないけど。ちなみにポール・カリヤのことをポーリーと呼ぶのはムースだけなので。その辺のことはお間違えなく。兎にも角にも、最終戦は楽しみかな。っていうか、あの日って授業があったっけ?それだけが心配。

今日もこんな感じで1日終了。ムースの夏休みも明日でお終い。来週からはいよいよ学校。たった1ヶ月の夏休みだったけど、今年の夏休みは本当に楽しかったなぁ。特に旅行かな。今年も去年同様、珍道中をしたけれども、去年とはまったく違う感じだったし、観光したところも違うところが多かったし。それに、別れたあとに号泣するくらい、別れがつらかったし。それだけに本当に楽しんだと思う。夏休み第1部は終わっちゃったけど、まだ第2部があるから。それまではいつものようにお勉強かな。人はいくつになっても学び続けなきゃいけないからねぇ。


2003年06月07日(土)



悪酔い

昨日はかなりの悪酔い。何だかとっても変だったかな。自分の中では全然変だとは思わなかったけど、あとで読み返すと変なことばかり。悪酔いしてたからあまり詳しいことは書かなかったけど、問題児がバイトしてる街外れの畑の中の飲み屋さんで、ビールを飲みながらスタンレーカップを見ていたの。昨日の日記にも書いたけど、ムースはニュージャージーを応援してるの。っていうのは、3年前になるのかな。ムースが嫌いなチーム、ダラスを破ってくれたチームなのでニュージャージーにはちょっとだけ肩入れしてるの。もし、今回の試合がオタワとアナハイムだったらアナハイムを応援したのは間違えないけどね。それが故にミネソタとアナハイムが試合をしていたとき、ムースはどっちが勝ってもいいやって思っていたし。っていうか、あのときはジゲールがよすぎて、そればかりが目についたけど。でもって、そのことを書こうと思って家に戻って来たの。最初の数行を書いたものの、それからは愉快な仲間の来襲により、日記を一時中断。昨日はそんなに飲みたい気分じゃなかったけど、わざわざ家に寄ってくれたから愉快な仲間と飲みに行ったんだ。でも、全然飲めなかったの。何か変だったなぁ。

家に帰ってきてから日記の続きをちょっとだけ書いて、それから友達にメールしたんだけど、そのメールもどうだかってことをたくさん書いちゃってたなぁ。だから今朝起きて思ったんだけど、昨日は割る酔いしてたなぁって。問題児曰く、ムースは全然飲んでないって。でも、変に酔っていたのは確か。だから問題児に、今日は酔ってるっていったら、そんなことはないよって否定されちゃった。 昨日がそんな感じだったから、今日は気分がよくなかったぁ。胸が焼けてムカムカしたまま。どうして?って思ったけど、きっと飲みすぎなんだろうなぁって思って我慢したけど。そんな感じだったから、今日の運動は大変だったの。でも、一通りやらなきゃいけないことはやったけどね。

それが終わってからは、1度家に戻って、教科書を買いにいったの。いつも思うけど、何で教科書ってこんなに高いのって思う。1冊1万円が当たり前だもんね。今日は2冊しか買わなかったから2万円しか使わなかったけど、やっぱり高いかな。教科書を買ったあとは、今日もまたWal-Martへ行ってDVDを漁ってたの。でもって今日は新しいDVDを購入。何を買ったかというと、「マンハッタン花物語」(原題:Bed of Roses)。この映画、ムースは以前にビデオを借りて見たことがあるんだけど、ムースは好きかな。とってもロマンチックだと思う。って今日はまだ半分しか見てないんだけどね。薔薇の花束ってとっても古典的だけど、やっぱり愛情表現としてもとってもいいんじゃないかな?ムースはそんな気がする。とにかくこの映画はとってもいいと思ってるんだけどね。見る人によっては最悪の映画かも。

この映画を見ている途中で問題児が家に来て、ご飯を食べに行こうっていったので、今日も晩御飯を食べに行ったの。それからは昨日同様、問題児がバイトする畑の中の飲み屋さんへ行って、飲み会。っていうか今日は悪酔いもしてないし、量を飲んでないから平気なんだけどね。素面?って聞かれると、うぅ〜んってなっちゃうけど、でも限りなく素面に近いかな。っていうか普段はヘベレケになるような飲み方はしないから。

明日はスタンレーカップの第6戦。昨日の日記に書いたように、明日はアナハイムの勝ちかな。でもって7戦目はどう?って感じかもしれないけど、7戦目は予想がつきません。基本的にはどっちが勝ってもいいんだけど、試合中はニュージャージーよりかな。っていうか、ムースとしてはトロントかバンクーバーが勝って欲しい。この2つのチームのうち1つでも決勝戦に出たのなら、絶対に勝って欲しいって思うけど、それ以外はどちらでもって感じ。それよりいい試合を見たいかな。それがムースの望み。

今日は酔ってないけど、ちょっといい気分だからこの辺でやめておこうかな。


2003年06月06日(金)



本当のことをいうと…

ゴメンなさい!今日はこの言葉から始めさせてもらいます。誰にいってるかは読んでいる人が絶対にわかると思うので、あえて誰とはいいません。実はムース、ニュージャージーを応援しています。でもって、今晩の試合はムースにとって面白い試合だったの。ムースはアナハイムのTシャツも持っているんだけど、この2つの対戦となればどうしてもニュージャージーを応援してしまうもので。今日送ったメールには何1つ書かなかったけど、実は問題児とムースは応援するチームがわかれていて大変なの。問題児はアナハイムを応援していて、今晩はアナハイムの勝ちに少しばかりのお金を賭けたよう。っていっても今日はニュージャージーがいくと思っているムースには、ふうぅ〜んって感じにしか思えなかったけど。でも、1つ確かなのは次の試合はアナハイムが勝ちます。いくらニュージャージーが王手をかけたからといって、すんなりとニュージャージーがいくとは思えないから…。だから次はアナハイムが勝ちます。ってことをムースは問題児にいったけど…。

ってここまで書いたところで、愉快な仲間がムースの家に登場。ってなことで、日記をそこそこに今まで飲みに行ってたんだけど、今日は飲みすぎでつらかったから、とっとと帰って来ちゃった。いくら、呑み助のムースといえ、もともと1滴も飲めなかったムースにとってはかなりつらいかな。ってなことで家に戻って来たけど、かなりつらくなっちゃったから、今日はこの辺で終わりにします。


2003年06月05日(木)



本当に大丈夫

昨日の晩、日記を更新したあとに映画を見始めちゃったから、寝るのが遅くなっちゃった。何を見ていたかというと「メイド・イン・マンハッタン」(原題:Maid in Manhattan)。ムースは多分ジェニファー・ロペスの映画を見るのは2本目になるのかな。1本目は「ウェディング・プランナー」(原題:The Wedding Planner)なんだけど、これはちゃんと見たんだかどうだか今1つ記憶が。っていっても結末を知ってるってことは見てるってことになるのかな。ところで、この「メイド・イン・マンハッタン」だけど、話の内容はどこにでもある感じなので、ありがちなシンデレラ物語ねって感じ。でもって、感想はといえば、何かもの足りない気がしちゃった。それが何って聞かれるとちょっと困るんだけど、何かが足りないの。そんな訳で見終わったあとは、あぁー見たって感じで終了。それだと折角赤ワインまで用意して、くつろぎながら映画を見ていたムースにはやや不満だったから、昨日の昼間届いた「チャーリーズ・エンジェル」のDVDを見たの。これは懐かしいだけに、かなりよかった。でも見始めたのが遅かったから、途中から眠くてちょっと大変。見ることに集中していたというよりは、早く終わってくれないかなって思ってたかな。でも、ムースとしては満足だったから、気持ちよく就寝。

でもって、今朝は起きたらもうお昼。って当たり前なんだけど。それからいつものようにラケットボールとトレーニング。ラケットボールは毎日のようにやってるのにどうもうまくならなくって。っていうのは、今だに壁が恐いの。壁ギリギリに来た球を打ち返そうとするとき、目に壁が入ってしまってどうも足が出て行かなくて。壁にぶつかったらどうしようっていうのが1番の大きいかな。もちろんそこまで近づくってことはラケットだって壁に当たる可能性はあるしね。この壁恐怖症を克服しないとラケットボールはうまくならないかな。

今日はこれが終わったあと、1度家に帰ってから、また学校に戻って夏学期の授業料を払いに行ったんだけど、あまりの高さにビックリしちゃった。ここの学校に2年も通っているけど、今回ほど授業料が高かったことは1度もなし。それだけに本当に驚いちゃった。何でこんなに高いかというと、それは授業料の値上がり。毎年、ちょっとずつ上がってるんだけど、前に比べると何%上がっているの?って感じ。とはいっても、こんなに高い授業料を払うのはあと1回でよさそうだから、そんなに気にしないけど。

今日もこれといって特に変わったことはないかな。だからふと思ったことを。ムース、友達に会うといわれることなんだけど、日記やメールに楽しいようなことを書いているけど、本当は違うんじゃないかなとか、本当に大丈夫かなと。って本当に今は楽しく過ごしているし、平気だから、楽しいことは楽しいって書けるんだけどね。ここ北の国に来てから、しばらくはつらいことばかりだったし、最初は本当に大変だったけど、去年の秋くらいからどんどん変わっていって、今はとっても楽しく過ごしてるの。多分、自分の居場所を見つけたからじゃないかなって思う。最初は自分の居場所もないから、ただボーっとしていただけだったし、かといって輪の中にどうやって入っていいかもわからなくって、いつも1歩離れたところにいたけど、徐々に輪の中に入っていって、っていうより輪の真ん中の方に自分がいて、気がついたときにはムースの周りに多くの人がいたんだ。それに自分のいるところが決して不快だってことはなく、いつも快適だから、そこでのほほ〜んとしているの。自分の居場所ってどこなんだろうって思うことも多々あったし、自分の過ごしやすい場所を見つけるってことは大変だけど、今のムースはその場所を得たのかもしれないって思えるんだ。とはいっても学校を卒業したらまた1から自分の居場所探しをしなきゃいけないけど、でも今度は以前に比べたら楽になると思う。ここ北の国に来たときは、誰1人として知り合いもいなかったし、初めての1人暮らしだったから本当に大変だったなぁ。実家を離れて生活したことはあったけど、そのときはルームメートという人たちがいたからまったくの1人じゃなかったの。でも今回は本当に1人。誰とも口を聞かない時間も長かったし、あのころは声なんていらないって思っていたけど、今はそれじゃ困っちゃう。多分、この間までここに来てくれていた友達だったら、ムースがここ北の国でどのように生活しているか、またどんな感じで人と接しているかわかってもらえたんじゃないかって思うけど。ムースは自分の心と裏腹なことを書くことは苦手だから、思ったままのことを書いてるつもりなんだけどねぇ。それが故に気持ちが滅入ると何となく変なことを書き始めるし。とにかく、今のムースは楽しく暮らしているから安心してください。っていっても、ここ2、3日は友達が帰ったばかりだから何となくもの足りない気がしてるけど。って毎日10時間以上しゃべり続けていたから、そりゃ、いろいろと違うよね。

今日もこれから映画でも見ようと思うので日記を終わりにいたします。


2003年06月04日(水)



1週間ぶり

昨日はちょっと疲れていたらしく、飲みに行った割には早く寝て、今朝も思ったより早く起きちゃった。ここ1週間は旅行に出ていたために運動をしに行かなかったけど、今日からはまたいつのも生活に戻ったので、以前のようにラケットボールをやりに行ったの。でも、1週間も体を動かさなかったせいか、思ったように体が動かなくってちょっと困っちゃった。やっぱりまだ体が出来ていないのかな。だって普段から体を動かしていれば、たった1週間くらいのブランクじゃ体が動かなくなるってことないもん。そんなことでいつもより短い時間でラケットボール終了。で、いつものようにトレーニング。トレーニングに関してはいつもと同じメニューを消化出来たからよかったかな。っていうか、トレーニングはムリのないようにやってるから、あまりきつくないの。だからかもしれないけど、比較的楽に消化できるのかもしれない。

それが終わってから、ちょっとだけお買い物へ。っていっても本当に買わなきゃいけないものを買い忘れちゃったけど。今日は牛乳を買わなきゃいけなかったけど、そんなことはすっかり忘れ、スーパーへ行くのも忘れちゃったの。でも、Wal−Martへは行ってブラブラと店内を散策。っていっても買いたかったものが見つからず、結局何も買わずに家に戻ってきちゃったけど。

家に戻って来てからはマットレスを片付けていたんだけど、これって何かイヤだったなぁ。っていうのは1人になっちゃったんだぁって実感するから。マットレスを出すときはこれから友達が来てくれるって思ってワクワクするけど、片付けるときはそうじゃないからね。すごく寂しい気分。友達が訪ねてきてくれるのは本当にうれしいし、友達が滞在中はかなり楽しいときを過ごすだけに、帰ったあとのギャップはかなりすごいかな。っていっても以前と違って話す相手がいなくなっちゃったってことはないから、その点は楽だけどね。

そういえば、今日ちょっと字を書くことがあったんだけど、あまりの字の汚さにビックリ。最近は字なんて書くことなかっただけに気がつかなかったけど、こんな字を書くのが汚いなんて思いもしなかったんだ。しかも、誤字脱字が多く、間違えを誤魔化しまくり。ってなことで書いたのもが思っていた以上に汚くなっちゃった。学校へ行っている間はノートをとらなきゃいけないから字を書き慣れているけど、休みに入るとまったくペンを持つことがないからね。

今日はこれといって何もしてないけど、あっという間に1日が過ぎちゃったなぁ。っていうかこれが今までの1日だったのかな。


2003年06月03日(火)



号泣

昨日家に戻って来たのが午前3時半。それから荷を解いたりして、寝たのが朝の5時くらい。でも、今日は友達がここ北の国から帰ってしまうから、9時には家を出なきゃいけなかったの。昨日から寂しくなるねぇとはいっていたものの、去年と比べると結構しっかりしてたかな。去年友達が来てくれたときは多分、すっごく寂しそうにいってた気がするけど、今回はそんなでもなかったような気がするの。なぁ〜んてことを書くと、友達が読んだときに怒られそうだけど。っていっても、これはまだ家にいるときの話。隣街の飛行場に着いて、荷物を預けたときには出発の時間まで10分しかなかったからあまりゆっくりも出来なかったんだ。ムースは寂しかったけど、意外にしっかりとしていたの。内心、「あれっ、何でこんなにしっかりしてるんだろう」って思ってたくらい。彼女がゲートの中に入っていって、彼女の姿が見えなくなったところで、駐車場に戻って、家路についたの。このときも実はすっごくしっかりしていて、それはまるでムースが実家に帰るときに愉快な仲間にじゃあねっていったときと同じ感覚だったの。っていうのはお正月に2週間ほど帰省しても、すぐに戻ってくるってわかってるから別に寂しくもないし、それより実家で何しようってことでいっぱいだから。今日のムースのしっかり加減はそれに似ていたかな。車を走らせ始めると、何となく現実がわかってきた感じがして、急に寂しさが増してきたの。で、高速道路に乗ってすぐ、現実がわかったら、今までにないくらい寂しくなって、運転しながら号泣。別れでこんなに泣いたのって20数年ぶり。20数年ぶりっていうのは、もちろん失恋したときの別れを除くけど。あのときも見送っているときは全然平気で、ただ行っちゃうんだって程度にしかわかってなかったの。で、家に着いたとたん号泣。今回も似てるかな。飛行場であまりにもしっかりしていたのって実は現実が見えてなかったみたい。口では寂しくなるねっていっていたものの、どれくらい寂しくなるか気がついてなかったんだろうなぁ。現実が見えていると、寂しそうに寂しいねぇっていってると思うし、心の中でも寂しくなるって思ってるけど、わかってないと口では寂しくなるねぇっていいながらも結構しっかりしてるんだよね。ただ現実がわかったときには大変なことになるけどね。今日、ここ北の国のあたりは土砂降りだったんだけけど、雨で前が見えないんだか、涙で前が見えないんだかわからない状態。すごく危険な状態での運転だったんだ。しかも、まさかこんなことになるとは思ってもなかったし。ムースの中ではきっと今晩あたりさびしいって思うだろうけど、それまでは平気だろうって思ってたから。ただ、運転していたし、しばらく泣いたあと、すぐに運転に集中したけどね。じゃないと、事故を起こしちゃうから。

家に着いてからはちょっと疲れていたのかしばらくお昼寝。で、夕方になってから起きたの。それからご飯でも食べようかなって思ってピザを焼いたら、焼きあがったと同時に問題児登場。これからホッケーを見に行こうっていうから、どこのゲーム?って聞いたら今晩のアナハイム対ニュージャージーのことだったんだ。ってなことでさっきまで飲みながら試合を見ていたんだけど、今日もアナハイムが勝って、シリーズの成績は2対2になっちゃった。最初見たときはニュージャージーが4対0でいっちゃうんじゃないかって思ったけど、どうやらムースの間違えだったみたい。

今日は朝から感情の大きな起伏があったからちょっと疲れちゃった。お昼寝もしたけど、今日ももう眠いからそろそろ寝ようかな。


2003年06月02日(月)



マジソン郡の橋

今日はネブラスカ州オマハにあるヘンリードーリー動物園へ行ったの。ってうのは、昨日の晩、宿に着いたとき、友達がオマハ動物園の案内を見たときに行ってみたいなぁっていったことから。実はムース、このオマハ動物園へ行くチャンスが1度だけあったの。それは去年の秋のこと。ネブラスカ州リンカーンというところへ遠征に行ったの。試合はいつも夜だから昼間は何もやることなく、みんな適当に時間をつぶすんだけど、そのときムースのチームメートの数人はオマハ動物園へ行ったんだ。ムースは宿題がたまっていたから遠征先の宿で勉強していたんだけどね。他の面々は映画を見に行ったのかな。最初、チームメートたちが「明日、動物園へ行くんだ」って目を輝かせながらいっていたとき、ムースは子供でもあるまいし動物園へ行くのがそんなに楽しいかなって思ってたの。でもって、試合前に動物園はどうだったって聞いたら、みんな口を揃えてよかったよぉーっていったんだ。そのときムースは、そんなんだったら一緒に行っておけばよかったかなってちょっとだけ思ったの。そうしたら今日突然チャンスが訪れ、動物園へ行くことに。このオマハ動物園、ムースが行ったことのある動物園、上野動物園とはまた少し雰囲気の違う動物園だったの。まず1つは柵がとっても低いの。上野動物園って動物を上から見ることが多いような気がするけど、ここでは動物と同じ高さのところに立って見るって感じなんだ。だからキリンも象も下から見上げるようになるの。でもって、ムースはキリンを見てから「キリンさん」を口ずさんだんだ。でも、驚くことに、彼女はかの有名な「キリンさん」を知らなかったの。ムースは子供のころ、毎日、「おはよう!こどもショー」を見ていたし、「キリンさん」もよく聞いていたから、TVでやってたでしょといったところ、逆にそれはいつ頃やっていたかって聞かれちゃった。その瞬間、ちと口ごもり、うぅ〜ん何年ごろ…って答えた瞬間、生まれてないよと突っ込まれちゃった。この「キリンさん」、「ここ」をクリックしてくだされば歌詞が見れます。キリンや象やサイなどほとんどの動物を見終わったあと、フラフラと動物園の中を歩いていると、ある家族が日陰でお弁当っていうか、おにぎりを食べていたの。これを見て、あぁ〜いいなぁって思っちゃった。何がいいかって、もちろん…おにぎり。っていうか、家族で仲良くおにぎりを食べる姿がよかったかな。これを見たせいか、またまたムースは歌を思い出したの。それは、♪これっくらいの おべんと箱に おにぎり おにぎり ちょいと 詰めて…っていう歌。でもって、この歌は知ってるだろうって思って、友達に知ってる?って聞いたの。そうしたらこの歌は知ってるっていわれたからちょっと安心しちゃった。だってムースの歌う歌を知らないっていわれることが多いから。って彼女でなく、多くの人からね。

童謡を思い出しながら、動物園をゆっくりと散策したあとは、またまた東に向かって発進。でもって、次はアイオワ州にある、「マジソン郡の橋」で有名なローズマンブリッジへ。ムースにとって「マジソン郡の橋」を見るのは初めてでないから道に迷うことなく行けたんだ。って実は、初めて行ったとき、どこに「マジソン郡の橋」があるかわからなくて大変だったの。一応、看板はあるんだけど、小さすぎて見逃しちゃうの。でも今回は見逃すことなく、ちゃんと行けたけどね。「マジソン郡の橋」に着いたときはもう夕方だったし、曇っていたからちょっと暗かったけど、でも静かにゆっくりと「マジソン郡の橋」を見れたから満足かな。

「マジソン郡の橋」を見終わったあと、そのままアイオワ州の州都、デモインに行ってちょっとお買い物。実はムース、大都市が苦手なの。っていうのは、いつも田舎にいるもんだから、大都市に行くと眩しいし、車は多いしと、どうも緊張することが多くって。自分が世界最大の都市、東京で生まれ育ったとは思えない瞬間かな。しかも首都高速の環状線を普通に運転で来たのに、今はあれの1/3の交通量でも車の多さにビックリするし、ドキドキしちゃう。デモインで買い物をすませたら、あとはムースの家に帰るだけ。っていうか、お買い物の終了は旅の終了って感じだったかな。

今日は移動というより、観光した1日だったけど、実は移動距離もすごかったの。 明日はいよいよ友達が東京っていうか、横浜に帰ってしまう日。また1人の生活に戻る瞬間かな。寂しくなること間違えなしって感じかな。


2003年06月01日(日)




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