泡のように消えていく
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ばいばい またね 今度会うときは違う自分だよ
うそもかくしごとも もうつかれた
もうぜんぶ、やめよう あなたに語りかけることもない あなたに想いを馳せる日もない
傷ついたり 傷つけたり そんなことをしても あなたが選ぶのはわたしが知らない誰か わたしが選ぶのは誰でもないあなた
一緒にいられればいいと思っていたのは あなたがまだ恋を知らなかったから
わたしはもう、あなたを選ばない
こんなかなしいことも いつか ぜんぶおわったなら またあなたの前で笑えるかな
いつか ぜんぶ忘れたようにして
なにもかも なかったことのようにして
気持ちがここからうごかない
だけど
今 好きだといっても それはもう本当じゃない
何も許せない 何も許せない
だけど
今 会ってしまったら きっと全部許してしまう
ずるい とつぶやいた瞬間に こころはもう許していて 気付いたらわたしは またおなじところにいる
あたしは 信じられない といった
あなたは さよなら といった
それだけ それだけ
ふたりにはもう、なにものこらない
思い出して笑うよ
あのカーテンの色を 突然思い出したりして
せつなくなって おかしくなって
ときどき かなしいのをかくして
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