泡のように消えていく
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変わっていくのを悲しんでくれる? 忘れられていくのに気付いて わたしのところに戻ってきてくれる?
なにもなにも、もう望まない
あなたのことはもう見ないよ ここにいてほしいなんて、もう考えない
もうくらべなくてもいい そんなの、朝と夜をくらべるようなものだ
違うに決まっていて 同じわけなんてない
お互い面倒ならもう会わなければいい 引き寄せられているなんて考えないで 待つのはやめてひとりで歩いていけばいい
何も消せないなら、次のページをめくればいい そんなの、小学生でも知っているのに
まだ誰も気付いていなくても関係ない わたししか気付いていなくても わたしだけは気付いている
家の朝顔が枯れたのを知っている 海の砂浜の熱さを知っている
あなたの高慢さを あなたの素直さを あなたの慈悲を あなたの強欲を あなたのやさしさを あなたのさみしさを 誰も知ろうとしなくても わたしだけは知っている
わたしだけは知っている
あなたの愛を あなたの苦しみを
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