泡のように消えていく
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未だ眼が醒めないと謂うのなら 今直ぐ此処を出て 貴方を攫いに行くと謂うのに
遠回りして どこかであなたを見つけようとして いつだってあたしは 気づいたら空回り
いつもやりすぎてしまう 明日は自粛して 駆け引きを楽しんでみたりして
きのうあなたは あたしに惹かれるといったけど 果たしてあたしは すでにあなたでいっぱいなのだ
あたしは逃げないけど あなたが来てくれないと つかまえられないよ
「恋は下心 愛は真心」って うまいこと言ったもんだね それであなたはどっちなの
この手に掴もうとしているのは 確かな存在
大丈夫だよって笑う君が 全然大丈夫じゃなくて あたしが泣きたいよ
今日あなたに会うのを我慢したら 今日のあたしは淋しくて死んでしまうかもしれない でも もしかして生きのこれたら 明日のあたしは幸せに尽きると思うの 明日あなたに会えたらそれだけで あたしの中のすべての機能が感化して 従順で純情だったあたしは ただ本能のままあなたを好きになっていくの それはなんて素敵な恋のかたち
怒ってないよ でも無理みたい ごめんね
切ないあたしを見逃そうとするなら 最初から優しくしたりしないで
こんなのは違うってわかってるけど でもいとしいと思うよ
いつもみたいに もっとあたしを困らせてよ
自分から悩みの中に飛び込んだりして ねぇもっと あたしのことをバカにして笑ってよ
あなたが喜んでくれて良かった それだけで あたしもすごくうれしいよ
あたしは確かにあなたを見てたし あなたは確かにそこにいた 理由も言葉もいらない距離で 初めて出会ったなら良かったのに
諦めたくないよ それはきっと あなただって同じだと思うんだけど
あなたを見ていたいだけなのに 全然わかってくれないんだね
嗚呼厭だ 何れ程貴方を想おうとも 私には唯 見せ掛けの笑顔しか無い
そろそろあなたを 好きになってみようかな
あなたがいつも乗ってる電車に揺られながら 昔あなたに恋してたあたしは もう一度あなたを想った
会いたいなんて言ったりして ちょっと女の子ぶってみる
せつなくなるけど 泣いたりしないよ
あたしは歩きだしたけど ねぇ あなたはどうするの
あなたの虜になってみたいな
素敵な恋に あたしだけのぼせていたのネ
ことしもあなたが 幸せだったらいいな
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