何処かに 何かを忘れてきた気がして仕方ない
それが何なのかも分からない でも いつかこの手にあった何かが 無くなってる気がするんだ
歌い方も忘れて 僕の呟きは虚空に飛んでいく 辿り着く先はきっと大雨警報
一年で一度だけ 自分が生まれてきた日 今日だけは笑っていたい
沢山の暖かな幸せとともに。
2004年04月09日(金) |
時は再び巡り桜の季節 |
桜が咲いたよ 今年は一人で寂しく眺めることもなくて 穏やかな気持ちで淡いピンクを胸に焼き付けてきたよ
まだまだ見たい桜並木があるから また見に行くんだ 今度は一人かも でもね 寂しくないから 大丈夫
そちらでは もうきっと葉桜だね
色々な木々の芽が大きくなり 息吹きを感じて 春が確実に私を包み込むのを感じて
残念なのは 心まではピンク色や輝かしい光に染まらないこと
けれどいいんだ これが私 今の私 そのままの私
飾ることなどしない
あの日見送った背中が、 いまもこの胸に強く焼き付いているよ。
後ろは振り向かないで それぞれ歩いて行きましょうと、 そう決めた筈なのに 時折振り返りたくなるの。
痛くて痛くて、 歩けそうも無い時、 その背中を思い出すの。
いつかまためぐり会えた時、 今度は私の背中を押してください。 強くじゃなくて、そっと。
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