朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年06月25日(水) 見えないお月様

雲に隠れて
その上にぽっかり光るお月様に
想いを馳せる

…キミじゃなきゃだめなんだ

誰が何と言おうと

キミ、じゃなきゃ…


愛してるなんて
そんな言葉では括れない

弾けて割れてしまいそうな
強くて淡いこの想い

見えないお月様に祈る

…キミに逢えますようにと



2003年06月23日(月) 月の雫

月が落とす雫
目には見えないけれど
僕の手の中にポツリと落ちた

その瞬間雫は
一瞬光って
手の中に吸い込まれて行った

月の雫は
恍惚と憧憬を誘う

あの日
独りで見上げた空に
光っていた満月を
心に描かせるように

今日も
月の雫を探しに行く
手の中に落ちて
そして
また拾う

月の雫


2003/6/18 某掲示板に投稿した散文。



2003年06月21日(土) シャリマティーとささやかな至福の時

手元には

記念の「シャリマティー」のボトル

これを見る度にきっと今日の事を思い出すね

一生で

たった二時間の出逢いだったけど

とてもとても幸せで

とてもとても暖かくて

とてもとても楽しい時間だった

もう二度と逢えないとわかっているから

胸がとても痛くなる

時が止まればいいのに

そう思ったけど時は止まっちゃくれない

想い出はシャリマティーと共に

ありがとうございました

多謝。

P.S 気付けば7000カウント超えてました。
  こんな独り言・駄散文を読んで下さるあなたに感謝いたします。
  ありがとう。



2003年06月19日(木) 遠い空

空が呆れるほど遠い

その色は蒼でもなく白でもなくグレーでもなく

色彩を失ったタダの亜空間


あの日

空は蒼かった

落ちていく雫も蒼かった


幻のような そうでないような

空からベルの音が聞こえた

しゃらしゃら しゃららん


遠くから

キミの呼ぶ声が聞こえたような気がした

だから思いっきり手を振った

千切れるほどに


空が落ちて行く

その蒼と白を伴って

呼吸もせずに弾かれていく

この淡い想い



2003年06月18日(水) 身代わり。

「えりちゃんという存在の身代わりはいない」

…その言葉だけで
明日を生きられる気がするよ


ありがとう
こころからありがとう


私にとっても

あなたの身代わりは
きっとどこにもいない

だからいつの日か
一緒に笑おうね
思いっきり


<追伸>
「雨降りお月さん」で検索して辿り着いてくださった何処かのどなた様。
期待外れでごめんなさい。許して下さいね。



2003年06月14日(土) あいのうた

キミに届けとばかり
心を込めて
心に突き刺さる痛い歌を
この喉を震わせて歌い続けた

想い人はキミ
キミを思い浮かべながら

それはあいのうただったのか
そうでなかったのか
よくわからないけれど

きっと僕にとっては
シンプルな
あいのうた

I miss youが聴こえる
螺旋の天辺から



2003年06月13日(金) いつかの夏

いつからか夏は最も苦手な季節となった。
本当は大好きだったのに。

あの夏。
入道雲。
西瓜割り。
風鈴の音。
蚊取り線香の匂い。
水しぶき。
シャワーの中のレインボー。
祭りの音。
種がこぼれそうな向日葵。
蔓がクルクルした朝顔。
燃えそうな太陽。
セミの声。
線香花火。
 

みんな大好きだったのに。
そしてまた、今年も夏がやって来る。


2001年6月8日 旧日記「月夜の詩」より



2003年06月12日(木) 朝焼けを見たかった

キミは何処にいるの?
捜索願を出し続けてるけど
全然キミの足取りが掴めないよ

生きてるの?
…なんて事も聞きたくなるくらい
キミは遠い遠い所に行ってしまった

夜明けに朝焼けを一緒に見たかった
あの可愛いお店に一緒に行こうねって
約束したじゃない

ばか。
ばか。

約束みーんな破ってくれて
独り残された私の身にもなってよ

ホントに
ホントに

ばか…。



2003年06月11日(水) 呼び出しです。時計台さん!

えーと、昨日に引き続きいつものように散文を書けず申し訳ありません。

私に今朝方こちらのフォームからメールを送って下さった
「時計台」さま。
お返事を書いたのですが宛先不明でメールが戻って来てしまいました。

アドレスの間違いか、それとも意図的に届かないアドレスを
書かれたのかは分かりませんが…
お返事を送りたいのでもう一度連絡をお待ちしています。

このメッセが届きますように…。



2003年06月10日(火) 「偽善者」について お詫び

数日前に書いた「偽善者」という文が原因で、
大切な人を悲しませてしまいました。

本当に私は大バカモノです。

あの文章は、(これって私のこと?)と思う人は
一切心配しないで下さい。

あの文章を向けた相手は、絶対に自分の事だと気付かないと思いますから。

気付いて欲しいけど、多分気付いてくれない。

その人とはもう大分距離が空いているので、
こんなこと、書く必要も無かったのかも知れません。


とにかく、悲しませてしまったとある大事な方へ。
本当に、ごめんなさい。
他にも自分のことを書かれているのかと思った方がいらしたら、
ごめんなさい。あなたのことではありません。誓って。



2003年06月09日(月)

やがて来る夏を想い
目の前に迫った雨雲を手で透かして覗く

ぽつりぽつりと落ちた雨
僕の代わりに泣いてくれてるみたいで
何だかやけにホッとした

記憶の片隅に残る情景は
いつも雨と共に

あの日の笑い声も
あの日の歌声も

僕の淀んだこの心まで
まっさらに流してしまえ

夏が来る前に
もう一度歩き直す為に



2003年06月05日(木) 君の通れる隙間だけ

可愛い君
愛する君

大好きだよ

君が通れる隙間だけ
私の部屋の戸が開いている

それを見ただけで
とっても幸せな気持ちになるのは何故だろうね

可愛い君
愛する君

小さな隙間だけど
とっても可愛くて愛すべき距離

いつも側にいてくれてありがとう

私が辛いのを察して
今日も来てくれたね
一緒に寝てくれるの?

優しい君へ

君の自称世界一のファンより



2003年06月04日(水)

雨降り。
濡れた紫陽花。
ノロノロ歩くかたつむり。

色とりどりの傘の花を咲かせて、
駆け回ったあの頃。

梅雨なんて関係なかった。

世界は自分たちの手で創られていた。

とても平和に穏やかに、時が刻まれていった。

季節は何順もして、僕は大人になり、

あの頃みたいに傘を広げて走る事はなくなったけど、

この胸に浮かぶのは幼き日のあの色とりどりの傘たち。



2003年06月03日(火) 偽善者

君は偽善者

本当の君の方が好きだった

何故隠す?

隠してベールを被った君はみんなの人気者

納得できない

そして僕は

ベールを被った君が好きじゃない

嘘つきとは言わないよ

けれど違うでしょ?

君のことだからきっと気付かないんだろうけどさ

気付いて欲しいという思いも捨てきれないよ

こうして関わってしまった以上

君が書くモノを読まない訳にはいかないから



2003年06月02日(月) 其処に辿り着こうか

其処にあるのは何?
もっと近付いてみようか
それが例え私のものじゃなかったとしても
近付く勇気が欲しい


空を飛びたい
翼があったとしても
きっと私の翼は真黒で折れてるね


明日が憂鬱な日だったとしても
それでも明日を迎えて
ゆっくり時を跨いでいく


今考えていることは
きっと無駄にはならないよ
この手を伸ばせば其処に届くよ


まがりみちクネクネ
このカーブは思ったよりきついね
それでも何とか越えてみようか
先には煌く何かが待ってるかも


そして
今日も私は一歩づつ
其処に足を伸ばして行く



2003年06月01日(日) 気付けば恋の始まりそして別れ

恋の始まり
酷く鈍感だった僕にも
それがよく判った

仄かで淡い感情だけど
確実に心の奥底に根付いていた


これが「恋」なのか…?


だとしたら恋はとても苦しくて
息も出来ないくらい全速力で
必死で走った

そうだよ
キミに追いつきたくて

結局キミと僕は余りにも距離があり過ぎて
キミに追い付く事はできなかった

どんなに背伸びしても
ダメだった

背伸びは無理があったね
じゃなくて背筋を真っ直ぐに胸を張って歩きたかった


別れは突如訪れる
意図しない時に


相変わらず僕は
この恋の終止符を打つことができない

愚かな僕を笑って
そして
君の暖かい手を差し伸べて


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*Elly* [MAIL] [HOMEPAGE]
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