酔陽亭 酩酊本処 いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。 DiaryINDEX|past|will
下町の一角にある古びた古本屋《東京バンドワゴン》。昔懐かしいホームドラマのような大家族の心温まる人情物語の続編です。小路さんはいいわー。安心して物語に身をゆだねることができるもの。これもまた何度も何度も読み返しちゃうんだろうなぁ。ほくほく。
キタキタキタキターっ!!! うーん、栗本親分はこうでなくっちゃ!って路線が久々に登場であります。妙な一座の興行話には飽き飽きしていたので、妖しい登場人物にウキウキわくわくなのでありました。出来ればしばらくこのおどろおどろしい世界観で行っていただきたいものだ。あと早くリンダを出してくれー。
本家QEDシリーズに登場して以来、話題騒然な毒草師・御名形史紋(みなかたしもん)が主役を張りましたっ!!! 本家のタタルくんと言い、スピンオフな史紋さんと言い、癖がある妙な男。正統派じゃない男が主役っていいもんですねぇ。うふふ。私としては史紋さんの方が好みかもしれないなぁ・・・。そしてまたこの物語でも高田崇史さんの隠された日本の歴史への厳しい視線が素晴らしい。さすがだなぁ。今まで考えもしなかった隠された日本の悲しい歴史に思いを馳せるようになりました。これが高田作品の持つ醍醐味です。超オススメv
顔は悪いが<お耽美>なマンガ家志望な星沢皇児。ある朝、目覚めると飛び切りハンサムになっていた! 顔がハンサムになっただけで皇児の生きる世界はガラリと変化していく。女の子たちにワーキャー騒がれ、プロデビューを果たし、この世の春を謳歌すると思えたのだが・・・?
文庫オリジナル〜。新津さんは好きだなぁ。なにげないふうでスゴクたっぷりと毒があるんだもの。この短編集もかなり面白かったです。女ってやつはなぁ・・・。中でも超短編の『塀の向こう側』が痛くて痛くて面白かったですv
成風堂書店事件メモであります。本屋さんを舞台にしたミステリーってのはたまらないですねー。ついつい読んでしまいますもん。ああ、本屋さんに行きたいぞ。
田舎町ノーサンプトンに伝統あるプライス靴工場。その跡取チャーリー・プライスは田舎町から逃げ出していたが父が亡くなり、プライス靴工場を引き継ぐことに。工場の人間全てから尊敬され慕われていた父だったが、蓋を開けてみれば工場の経営は火の車。心優しいチャーリーは職員たちの首をきることに心を痛める。八方塞なチャーリーはロンドンで酔いつぶれ、夜道で男達にからまれる。そこで助けてくれた大柄な美女。彼女はドラッグクイーン♂のローラ。クラブ<エンジェル>のカリスマスターだった。身体は大柄な男であるローラは自分に合う靴がないことが悩みの種だった。靴工場の活路をローラに見出したチャーリーは大柄な美女♂たちのためのセクシーで美しいキンキーブーツを作ろうと・・・!? |