夢袋。
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回転寿しのカウンターに座っていたら
まぐろや白身魚に混じって、
コロンボがやってくる。
ちいさいあの皿の上に絶妙なバランスで正座しているコロンボ。
気にせずいろいろ食べていると
2周目にまたやってきたコロンボは、乾いてちょっとかさかさしていた。
サンタさんにプレゼントのおねがいをする用の
短冊のような長めのメモ帳があり、
それに書いたものは何ページ分でもだいたい叶うというが
どこのメーカーのメモ帳かによって、プレゼントの質が違うそうだ。
大失恋をして悲しみにくれ、
思い立って手袋屋を開くことにする。
手はじめにデパートの催事場に屋台のような店をオープン。
まったく売れない。
商品をよく見ると黒い良質な革の手袋に
金の立派な刺繍で「神奈川」と大きく縦に入っている。
自分でも、これは売れないだろうな、と思う。
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