夢袋。
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2005年11月29日(火) |
薬屋ファストフード。 |
薬屋さんへ行くとカウンターの奥に階段があり
階段をふさぐように白衣の薬剤師のおじさんがいる。
おじさんの後ろからちらちら見える壁が赤と黄色。
2階からはがやがやと話し声。
わたしたちは高校生で、一人の女の子が頭痛薬を買うのに
つきあってきたんだけど、その子がバファリン、といったら
おじさんは残念そうに「ポテトはいらないの?」と言った。
わたしたちは高校生としてバリューなセットのひとつでも
笑顔で食べなくちゃいけないかな、と思い
小声で相談した。
わたしは洗面台にそなえつけの小さな鏡のようで
毎日おなじ風景を見ている気がしている。
(目線を一生懸命さげるとバスタブがちょこっと見える)
そこに住んでいるのは100%なおじさんで
毎日頭を見下ろしている。
いつも(おじさんのせいか)見る気がなく
怠惰な鏡をやっているのだが
この日はまじまじとおじさんが髪を梳かしているのを
見ていると、どんどん髪が増えているよう。
「髪 増えてない?」と鏡のくせに聞いてみると
「このブラシで梳かすと髪が増えるんだ。知らなかったのか」
と言われる。ブラシに感動してできる限りのズームをきかせて
細部をみるとブラシの毛と毛の間から黒い繊維が綿あめの機械のように
もわーん もわーん とでてきていた。
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