私の彼女。
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2009年06月25日(木) 彼女のウツ、私の冷たさ。

彼女がまたうつ状態に入ってしまったようです。
学校に行こうとしない。
毎日、家にいる。
どうしていいのか、私にはわからない。
たちの悪いのは、彼女自身が自分の弱さにきちんと向き合わず、認めないで、ただひたすら逃げているということ。
「大丈夫だから」としか言わない。
大丈夫じゃないのに。

理解してあげたいと思うのだけれど、
私は、根本的に人に対して冷たいのかもしれない。
まず、情けない・・・と思って腹が立つ。

自分の中のもやは、私は行動することでしか晴れていかないと思う。
きっと心理学的に言ったら、大きな間違いなんだろうけど。

もっと優しくて大きな人がそばにいてあげれば、彼女ももっと救われるんだろうな。
私は追いつめるだけ。
私のために・・・という部分でさえ、動く力にはなれないのだったら、
本当に私にできることは1つもない。

少し一人にしておいてあげようかなとも思うんだけど、
私が家に帰らないと、私が別の人のところに行ってしまったのかな・・・というものすごく大きな不安が彼女を襲うらしい。
もちろんそんな事は、私は絶対にしない。
でも、今の彼女にはそれはどんなに伝えても伝わらない。
今の彼女は、自分を責め、自分を恥じ、全く自分に自信が持てないで苦しんでいるのだろうから。

やはり、一緒に生きていても、結局人間は一人なんだと思う。
頼りきることなんてできない。
自分で生きていく力は、自分できちんと身につけ、磨いていくしかない。
愛だとか、絆だとか言ったって、
自分以上に、自分を守ってくれる人なんていないし、
自分のことを犠牲にしてまで、本気で他人を守ろうとする人なんていない。
それは忘れちゃダメだ。

眠い。
昨日もソファーで朝5時まで寝てしまってた。
また胸も苦しい。

さて、私は私の仕事をしよう。

<最近読み終わった本>
重力ピエロ 伊坂幸太郎
おもしろかった。人の内にひめられた強さを久しぶりに見た。
文章も読みやすかったし、物語の転回も飽きず、ひきつけられる。
映画化もされるみたいで、是非見てみたい。
こういった内にひめられた人の強さを、文章ではなく、映像ではどう表現されるのか楽しみです。
オススメの1冊です。




2009年06月22日(月) 携帯より。

無事団信が通りました。
子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症の女性のみなさん、自信持って告知して大丈夫です。
陰ながら一緒に祈ってくれた人、ありがとう。
とりいそぎ、報告まで。


2009年06月17日(水) 神だのみ。

団信の結果がまだ出ません・・・。
やっぱりダメなのかな。
はっきりしないので、何も物事が前に進まず、もんもんとした日々をおくっています。

彼女のうつの原因は、私の前の彼女だった。
そんなに気にするのか・・・と、頭が痛くなってしまいます。
とても男気で潔いところもあれば、本当にメメコなところもあって、
まぁ人間らしい人だなと思います。

ま、私も似たようなものなで、彼女の気にかかる心の塊はわからなくもない。

人と人の関係は、いくら言葉で説明しても、やっぱり付き合ってきた年月やら、もうなんか無条件な結びつきの空気とでも言うんだろうか、そういうものが支配してしまって、正しく理解してもらえる気などしない。
たとえ、今は誰がどう見ても最優先に考える存在が彼女で、これだけ一緒にいる時間が長くても、やっぱり自分と違う結びつきというものに、嫉妬せずにはいられないのだと思う。

その嫉妬心は、今の自分に自信がなければないほど、強くなる。

彼女はそこに落ちてしまったのだろう。

救ってあげる方法は、たぶん前の彼女との関係を納得いくまで話すことではなく、
もちろん前の彼女との関係を絶つことでもなく、
彼女に自信をつけさせてあげることなのだと思う。

収入もなく、毎日身になるのかどうかもわからない勉強や作業を続け、
私はマンション購入の為に、追いつめられた不安を彼女にぶつけ、
自分の自信も見えなくなり、私がそんな自分に不満を抱くのは当然だと思い、
落ちるべくして落ちていったのだろう。

神様。
新しいうちはきっと彼女が頑張るための糧になる。
そしてきっと自信にもなる。
だから、どうかローンを通して下さい。
あさはかな願いですか?
でも、人間なんてそんなもんでしょう。
欲だらけで、自分勝手で。
でも、それなりに苦しんで、悩んで、不安に押しつぶされそうになって、
一生懸命頑張っています。

どうか、私達にチャンスを下さい。


2009年06月16日(火) 暗雲。

彼女が1週間、学校に行ってないことがわかりました。

んー。

正直、がっかりした気持ちと、なんだかもうどうでもいい気持ちと、
私には言えず、一人で悩んでいたんだろうな・・・と、自分の力のなさを思い知った気持ちとで、なんとも言えない気持ちです。

ただ、やっぱり正直、もう少し頑張って欲しかった。
うちの会社を逃げ出した時もそうだったけど、
続けられないという事に弱さを感じずにはいられない。

「やりたいことではなかった。」彼女はそう言ったけれど、
半年、まずはきちんとやり遂げてから言って欲しいと私は思う。

でも、マンション購入で、私が彼女を追いつめた部分もあるのかもしれない。
早く働きたい、その気持ちから今目の前にある、勉強する時間というものが遠回りに思えたのかもしれない。

人にはたぶん2つのパターンが存在する。
1つは、能力がそこそこで、とりあえず、とにかくずっと1つの場所で頑張り続けていくことで、結果を出す人間。
もう1つは、能力・センスをある程度持っているからこそ、やりたいことが次々に変わり、新しいことにチャレンジし続けて、うまくいけば大きな成功をおさめる人間。

私は前者で、彼女は間違いなく後者だ。

でも後者は、本当に能力やセンスがあって、選択したその道があたればいいけれど、ずっと変わり続けるということは、ただ単に、我慢の足りないあきっぽい人間の言い訳である可能性もある。

私のようなタイプがいいとは少しも思っていない。
私には、人よりすぐれた能力もセンスもない。
だから、まじめに、コツコツやってくることしかできなかった。
今の自分が成功者だとも思っていないけけれど、頑張った分の評価は、今の場所ではしてもらえてるとは思う。
でも、1歩外に出れば、私は何もできないただの失業者だ。

そんな私が彼女のことをどうこう言う資格なんてないし、
何より、そんな自分だからこそ、彼女の持っているものを信じてあげられないし、ただの言い訳ではないのか?と疑ってしまうんだろうと思う。

どうしていいのかわからない。

目の前にある現実的な問題は山積みなのに。


2009年06月12日(金) 女性ホルモン。

ローンの団信の結果待ちです。

団信とういのは、住宅ローンを組む時に、銀行が保険料を負担して加入する生命保険なんですが、死亡保障のみの生命保険で、ま、いわゆるローン返済途中で死亡した場合、残りのローンがその保険でおりて、ローン残額がゼロになるというものです。

私は子宮腺筋症という病気です。
子宮内膜症の親戚みたいなもので、子宮の筋層に内膜症に似た組織ができて、生理のたびにそれがはがれ、痛みをともなうという症状の婦人病です。
婦人病というのは、やっかいなもので、生理がある限り、症状は止まらないし、一般的には広がっていく。
筋腫であれば、手術して取ってしまう人も多いようだが、内膜症は病変が広いために、手術しても取りきれなかったり、再発の可能性が非常に高い。
直接死にいたるような病気ではないけれど、完治するのは、閉経後、妊娠後、子宮摘出後ということになる。

今回、団信の告知書を書くのに、本当にまる3日間悩んだ。
ネットで似たようなケースを探したり、質問してみたり、生命保険の仕事をしてるような人に聞きまくったり。
銀行の人も、住宅販売会社の人も、病気のことは告知しないでそのまま申し込んでしまう人もいますよ??と、あんに告知しなくてもいいのでは?というような言い方をするし、団信が通らないと、もちろんローンは借りられないということになる。そして1度通らないと、その情報は全ての生命保険会社で共有され、完治から3年して再度申し込むまでローンは通らないことになる。

最初に出した結論は、借りてしまえばいいのだから・・・と、最悪、告知義務違反になってローン残額が保険で払われなくても、しかたないという覚悟のもとに告知しない方向で行こうというもの。死ななければいいのだし。自分が死んだあとに、残る家族というものがいるのかどうかも正直わからない。姉妹や、戸籍上つながれない恋人に支払義務がいくようなことはないだろうから、迷惑はかからないのではと。

でも、万が一、万が一、自分が死ぬ時に家族がいたら、法的には家族ではないにしても、大事な人に財産として残せるのならば、それは素晴らしいことじゃないかと思った。
それに何より、嘘をついて、自分の今までやってきた事をだいなしにするような結末はむかえたくないと思った。
ありのままの自分で借りられなければ、それはそれでしかたのないことなのだとあきらめる潔さを持っていたかった。

そして、結局、告知補足という形で、別紙添付で告知書を提出することにした。
【子宮腺筋症】という病名は、告知書にはなかったし、過去3ヶ月には、治療・投薬も受けていなかった。(検査はしたけれど・・・)。だから、本来なら、全てなしに○をして平然と提出してもよかったのかもしれない。でも、告知書にあった【子宮内膜症】という病気に限りなく近い親戚の病気であることを私自身が知っていて、それを告知しないのはあきらかに故意の告知義務違反なのではないかと思い、とにかく正直に、正確に病気の経緯、治療経緯も書くことにした。

ダメかもしれません。
この病気の完治が難しいという部分からも、一生、ローンは組めないという結果になるかもしれない。
もちろん金利が高いものであれば、それを選択して借りる方法がなくもないのだけれど。
せっかく、銀行さんがかなりいい金利を出してくれたのに、それをみすみす自分でつぶしてしまったのかもしれない。

でも、正直に書いたということで、自分の中で納得できたことも事実だ。
これでいいんだとも思う。

でも、マンション購入という夢をあまりにもまじかに見てしまったので、
やはりこれがダメになった時の落胆は大きいだろうな。

ま、とりあえず結果を待つしかない。

でも、子宮筋腫は今や女性の4人に1人、子宮内膜症も10人に1人が持っている病気なのに、このような病気を、団信の項目に入れてしまうこと自体、女性に対して優しくないな・・・と思ってしまう。
女性のカラダというのは、女性ホルモンの影響がとても大きい。
つきあっていくのは、本当に大変です。
それでも頑張る女性達に、寛大な判断をして欲しいと思う。

んー。祈るのみ。


2009年06月11日(木) 親の還暦。

6月10日。
お母さんが、60歳の還暦を迎えた。
昨日は平日だったけど、仕事を少し早く終えて、予約していたケーキと、花束を持って、うちの近くの沖縄料理屋へ。
ここはお母さんオススメの店。
なにげに、近所の美味しいお店に本当に詳しい。
主婦のうわさ話が、お店の評判にいかに大きく影響するかを実感する。

<食べたもの>
健康管理の為、毎日食べたものを記録。
なんだか記録に使っているHPの調子が悪いので、ここに書いておくことに。
・前菜(お通し)そら豆1つ、ホタルイカ1匹、にこごり、あわび煮1かけら
・梅酒ソーダ割り
・ミミガーサラダ
・もずくの天ぷら
・沖縄やきそば
・お刺身盛合せ
(アジ、カンパチ、タイ、たこ、いか、サザエ、マグロ、海ぶどう、トリガイ?)
・豆腐とキャベツのちゃんぷるー
・アボガドの棒寿司
・牛ハラミ串
・らふてぃー
・シークヮーサージュース
・ショートケーキ2個
こんなもんかな。4人で結構食べたな。
でも、すごくどれも美味しかった。
あの場所で平日であれだけお客さんが入る為には、よほどいいもの、美味しいものを出し続け、まじめに商売をしているのだろうなと思う。
すごい!
店員の愛想は全くなかったけど、本当に味で堂々と勝負している。

そして、彼女がお母さんにプレゼントを用意してくれていた。
うちの家族とはあまりからみたがらないけど、それはたぶん話すのとかが苦手なだけで、大事には想ってくれてるんだと思う。
そして、うちの家族もなんとなく気づいているのかもしれない。
あまり積極的に接してこない彼女でも、とても気にしてくれる。
お母さんは、いつも2人分のおかずや、お菓子をくれる。

感謝。

花束と、ケーキと、プレゼントをもらったお母さんは、すごく嬉しそうんだった。
まだまだ長生きしてもらわないと。


2009年06月03日(水) セクシャルマイノリティーに対する自分自身の偏見。

最近、彼女とはなんだか不仲です。
んー。
ま、私がイライラしてしまってるだけのことなんだけれども。

彼女のことを、うちの親とか、友達にどうにも紹介しづらい。
変なこだわりなんだけど、
っていうか2人でいる時にはそんなこと気にもしない部分なんだけれど、
彼女の男っぽさみたいなものが、人に会わせる時に、私はひそかに気になるんだと思う。
特に、親に対しては。
これは、妹にも指摘された点でもあって、
やっぱりこの歳で一緒に住む人が、いわゆるボーイッシュだったら、
周りにはそんな目で見られるよな・・・とか、ちっぽけなことを思う自分がいるんだろうな。

私は、外見だけで言うならば、いかにもビアンというタイプには、あまり惹かれない。
友達にもそういうタイプの友達が全くいない。
ビアンでも、そこだけには変なプライドがあるというか、
プライドじゃないな、偏見だ。
いかにもビアンというように、世間に認識されたくない、
普通の女性として、普通の女性を選んでいるだという、
あわよくば、男性から見ても魅力のある女性であり続け、それでもあえて女性を選んでいるんだという風に、周りから思われていたい・・・みたいな。

でも、これって、ヒドイよね。
っていうか、つまんない偏見だ。
自分がセクシャルマイノリティーでありながら、どこかで、こっちの人に偏見を持っているのかもしれない。
ほんと、ばかばかしいと思うけれど、
世間の評価というものが、常に隣りにあったりする。


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