ライブ狂/黒髪/秘密/音楽雑感

きっとこの日は読む人あんましいないだろうから
(何故なら1日のを先に書いちゃってるし)、
ちょっとした秘密を書こう。

友達たちには「ライブ狂」で有名な私。
旅行に行っても飲み会を断っても
「ライブか?」「追っかけ?」と聞かれるほどだった。
まあ、いいんだけどね。
人間の表面的なところしか見ない周りの奴に幻滅した。
また人からは自分の内面まで見てもらうことは難しいと言うことを実感。
やはり相手にどう見てもらいたいということで
服装や自分の身なりを整えることは大切なんだろう。

書く言う私の格好は普通にしているつもりなんだが、
見た目「70年代チック」らしく、
カラオケで古い曲ばかりを歌うと
「似合ってる」とか「これも歌ってくれ」とねだられるのだった。
(「伊勢崎町ブルース」「古い日記」等)
70年代。なぜかしら?まあ好きな年代ですよ。
かっこいい黒髪ロングの女性が多かった気がする。
しかし私はベルボトムははいていないし、柄シャツなんて持っていない。
なんで??
やっぱり雰囲気なのかね。古風ではなく70年代。謎。

あこがれの黒髪女性と言えば、新高ケイコ(漢字分からない)さん。
寺山修二の天井桟敷の看板女優ですよね。
彼女は他人とは思えません。
なぜなら、私の母の実家の近くに彼女がすんでいて、
よく祖母のところに遊びにきていたんだそうです。
しかも劇団員時代に。
なので祖母は彼女が映画に出るたびに見に行っていたのですが、
ぬぎっぷりがよくて(笑)、見てられなかったと語っていました。
しかし、飾らない性格で、祖母を慕う姿は全く普通の女性だったそうな。
と母の談。
他にも家の祖母の交友歴(?)は凄い。
家の隣のアパートに坂口安吾の愛人が住んでいて、
よく坂口安吾も来ていたそうだ。
坂口氏との交流は分からないが、
その愛人とけんかして相談を受けたりしていたんだそうだ。
まあ、いろいろ関わる人はいるものですね。
黒髪女性といえば、外人だとジェーン・バーキン(これはちがうか?)。
とかアンナ・カリーナですね。

話は戻って音楽の話。
ヘルマン曲ね、インディーの頃のほうが好きなんだわ。
ロックイットナウとかいいんだけど、
捻くれてるほうがすきなんだわ。
もっと突っ走ってくれよ、ヘルマン。
でもとりあえず売れないと食っていけないし、
そこそこ売れてからディープ路線に行くのかしら。

インディーではこの春はいろいろありましたね。
初恋の嵐のヴォーカルさんが亡くなってしまって(ご冥福をお祈りします)。
本当におしい人をなくしたと思います。
とてもいい曲ばかりなんです。切なくなります。
音源だして欲しい。
とくに「君の名前を呼べば〜♪」と言う曲が最高です。

そして関西のバンドステンレスさんのギターの方が
脱退と言う噂が流れております。
活動休止したり、脱退があったり大変ですね。
噂の真偽のほどは分かりませんが、
はっきり発表してくれたほうがファンも納得すると思うんだけどね。
まあ、どんな形になってもがんばってほしいです。

あとはOOTERESAのアルバムが発売です!!
6月に。
曾我部さんのプロデュースだし、かなり期待大ですね。
ていうか、かなりギターの上野君かっこいいですよね。顔(笑)。
あんな綺麗な顔の人初めて見たよ。
顔とか云々より、テレサの曲はかなりいいと思う。懐かしい感じだし。
これからの人たちだから頑張って欲しいなあ。

以上雑感。
2002年04月30日(火)

鎌倉

友と鎌倉に行ってきた。
友達はもう就職している。かなりおつかれなんだそうだ。
私は資料作成で徹夜でした。
なのでマッタリするべく、
何も予定を決めないで歩くことにした。
あとフラットエリックもつれていった。

11時くらいについたので、
カフェ・ヴィヴィモンディモンシュにいってお昼。
最初にフレンチトーストを頼んだのに、
やっぱりオムライスに変更。
凄くおいしそうだったんだもん。
実際凄くおいしかった。
このカフェ、東京みたいに若い人ばかりじゃなくて好き。
おばさんとか居てくれたほうがいいよ。
100%ORANGEさんの絵本が出ていたので買った。

ちかくの駄菓子屋さんで小さく分けられたお菓子を買った。
クッキーとかも箱から出してあって食べきりの量にしてあるのだ。
すごくいいな。
マシュマロの4つ入った袋とクッキー2枚の袋を買った。

つぎは小町通の和紙屋さんで和紙のはぎれ(?)の発掘作業。
凄くカワイイの発見。ねずみいろの柄なんだけど、すごくいい。
ミルクホールに寄ってアンティーク食器を物色。

中学の遠足以来に大仏を拝む事にした。
「大仏だけは絶対いかねえと思ってたー」
と二人して笑いながらのんびり歩いていった。
しかしやはりそこは大仏、発見すると私たちは大喜び。
やっぱりご利益があるんだろう。
意味もなく大仏との2ショットをとりまくり、
フラットエリックをそこらに置きまくり撮影会を敢行。
ぼーっと大仏を見ていると不思議と落ち着く感じがして、
「なごむねえ」「うん」
と短い会話をしてしばらくぼんやりした。
友達がポツリ
「大仏見てよかったよ」といっていた。

その後、鎌倉文学館に行った。
ここ、かなりの穴場であります。
大仏ではかなりの人手だったのに、ココはかなり空いています。
「鎌倉のモンマルトルだ!」と友談。
確かに、海見えるしねー。
芝生の生えた庭で、少し昼寝をした。
庭を歩いて薔薇を見たり、エリックの撮影をしたりした。
その後文学館中に入って資料を見て回った。
内装。
かなり凝っていて、うっとりします。
ステンドグラス、照明のレリーフなどどこもかしこも気を抜いていません。
展示。
昔の本って装丁がステキだ。自筆だったりするし。
今回は武者小路実篤さんの展示だった。
元祖「仲良きことは美しきかな」ですね。

そういや町田康の展示も前橋博物館(?)でやっているようなので、
行こうかな。と思った。

帰り道にパンがおいしいと言う「ベルクフェルド」に寄った。
かなりマッタリ。
ケーキもおいしかった。ハリネズミケーキも気になりました。

夕方になって江ノ電で海に出て、砂浜でぼんやり。
鷹?とんび?がなぜか人間の食べ物を狙っているらしく、
一瞬私たちがターゲットにされ逃げ回った。
何も持ってないのにさー。
でかい鳥って怖いよ。あわわ。
その後は砂浜で戯れる少女を見たり、夢を語ったり、
遠くに見えるサーファーが波に乗れるかの賭けをしたりした。

日が暮れ気味だったので、
お疲れモードの私たちはさっさと帰路につきました。

ああ、またアジサイの時に鎌倉に来よう。
2002年04月29日(月)

ロックインジャパン

8月11日
キリンジ
GRAPEVINE
エレカシ
ドラゴンアッシュ
Hermann.H&ThePcemakers
ACO
奥田民夫
ウルフルズ
ケツメイシ

これはなんでしょう。
そう、茨城ひたちなかで行われる
ロックインジャパンフェスの3日目の日程です。
かなりの出演者のよさで、しばらく発狂(笑)。
風呂で歌いまくった。

そしたら隣の家の風呂の音が聞こえ、
かなり恥ずかしくなった。
そのとき熱唱していたのは
なんと、
エレカシの「悲しみの果て」であった。
かなりの熱唱ブリだったと思われる。

歌いまくり履歴(かなり意味のないメモ)
*ふれていたい
*サイコアナルシス
*ロックイットナウ
*ルーザーズパレード
*坂の途中
*色彩のブルース
*エアコンキングダム
*NET SURFER
*美しく燃える森
*ガストロンジャー
*風を撃て
*光について
*悲しみの果て        

キリンジ実はかなり嬉しい。
ていうか彼らフェスっぽくないよね、なんとなく。
まったりだし。でもうれしい。
もちろんバインの出演もかなり嬉しい。
日焼け止めかっとかなくちゃなあ。
帽子も、タオルも。ワクワクしてきた。
2002年04月28日(日)

のんびり/「KT」

今日は一日のんびり出来た。
写真とりまくりだったわ。

買ったもの
装苑
spoon.
チェブラーシカのシール

エイガメモ*
「KT」 日韓合作 2002年

ストーリー
1973年、時の政権・朴大統領は政敵であった金大中氏の暗殺をたくらむ。
その作戦コードは「KT」(killthetarget・金大中のイニシャルでもある)。
KCIAに作戦の協力を頼まれたのは、自衛官の富田満州男だった。

感想
金大中事件は聞いたことはあるけど、どんなものか知りませんでした。
日本でこんなことがあったなんて。
こういう事件を知るにはとても良い機会の映画だと思います。
あと韓国人が日本人のことどう思ってるか、とか。
金大中氏、苦労したんだなあ。何十年も追われ続けて、
やっと現在の地位につけて本当に報われましたね。

スリリングな展開。
音楽が追い立てるようで「なになに!?」とドキドキしました。
まあ、たまに拍子抜けで終わりましたが(笑)。
布袋氏の音楽でしたね、
「新・仁義なき戦い」を彷彿とさせられました。

ストーリー云々よりも
人物描写が見所だと思います。
佐藤浩市氏演じる富田は三島由紀夫の自害を受けて自衛隊の意義に疑問を抱き、
KT作戦に巻き込まれて行く。
KCIA 要員の金車雲は家族のために任務を遂行しようとする。
二人の友情も描かれています。
男のドラマですね。

俳優さんたちもなかなか良い味出していました。
佐藤浩市は台詞があまり多くなくても、重みがありますねえ。
ていうか自衛官の制服、似合いすぎ!
原田芳雄さんもああいう感じのおっちゃんを演じるとうまいですね。
もっとかっこいいおじさんも演じて欲しいですが(笑)。
筒井道隆君の役どころの意義は良く分からなかったけど、
彼が出てくると和みましたね。他が張り詰めてるから。
金車雲演じるキム・ガプス氏も苦悩する姿とか、
切羽詰った時の迫力は凄かったです。

監督:阪本順治

キャスト
富田満洲男:佐藤浩市      香川照之
金車雲:キム・ガプス      柄本明
金大中:チェ・イルファ     麿赤兒
金甲寿:筒井道隆 
李正美:ヤン・ウニョン
神川昭和:原田芳雄






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2002年04月27日(土)

メモ

今日のこと忘備録。

朝起きたら11時、
エントリシートを書き忘れていたので書き始める。
芸術論の授業だったのに行けなかった。
途中父が出張から帰ってきて遅い昼飯を作る。

飲みに行く約束をしていたので、5時に出かける。
電車の中で幕末純情伝を読んだんだが、
10年程前見た映画とずいぶん内容が違っていてびびった。
けどこっちのが面白い。
友人と東方見聞録で飲む。
ロックインジャパンの3日目のメンバーが相当凄いので行く話で盛り上がり、
就活話でへこむ。

読んだ本
SPUR最新号
女王蜂(横溝正史)
幕末純情伝(つかこうへい)
ジェニー(作家忘れた)

借りた映画
「テルミン」とか(他忘れた)。
2002年04月26日(金)

着物/キャメロットガーデンの少女

昨日ステキな本を見つけてしまった。
「アンティーク&チープKIMONO道」(祥伝社)
と言う本。
明治大正の着物を可愛く着ようという本なのです。
高橋マリコちゃんが凄く可愛く着物を着ていて、
メロメロです。
着物と帯の合わせ方とか、ステキすぎる。
立ち読みした瞬間「こ、これは買わねば!」とぶるぶるしてしまったほど。

本当に毎日着物を着ていられる生活ってステキだろうな。
最近の着物はなんか好きじゃない(成人式の時の奴は最悪でした)、
ムカシの着物って何であんなに可愛いんだろう。
卒業式には大正時代っぽい着物で卒業しよう。

そういや「ごくせん」でも仲間由紀江が着物着てるな
(今見ながら書いております)。
松潤いいやつだ!仲間さんかっこいい!!

エイガメモ*
「キャメロットガーデンの少女」

ストーリー
‘殺菌された箱庭’の高級住宅地(キャメロット・ガーデン)に住む
10歳の少女デヴォンと、アウトローの青年トレントの淡くせつなく危険な関係。

感想
正直言ってあまり期待せずに見たんですけど、
結構心に染みたね(ジジイか私は)。
あまいだけのファンタジーではなかったです。
名前で判断してみないってのはちょっともったいない。オススメ!

デヴォンは心臓病と言うことあってか、なかなか町に馴染もうとしなくて、
一人で童話を作って遊びます。
そこで森にすむトレントを童話の中の人物のよう、と付きまとうように。
何か彼の中に自分と通じる物を感じたんでしょう。
徐々に仲良くなって行く二人の様はほのぼのてしました。

女の子のたまに見せる大人っぽい表情にドキドキしました。
偏見を持たないでトレントを見る彼女の表情はどんどん変わっていきます。

閉鎖的な町って普通じゃない人を排除しようとするってところを
上手く描いていますねえ。
こういう人たちが一番残酷。ていうかむかつくー!
しかしこの町の人のほうがおかしい気がする(笑)。
まともなのはトレントだけな気が(笑)。

最後のキーを握るのはデヴォンのおとぎばなし。
キラキラと光る木漏れ日の森はせつなくかがやきます。
ていうか良い話だ!

監督:ジョン・ダイガン

キャスト
トレント:サム・ロックウェル
デヴォン:ミーシャ・バートン
2002年04月24日(水)

2004年大河/トゥームレイダー

2004年の大河ドラマは
「新撰組!」だそうですね。
しかも三谷幸喜さん脚本。
うれしい!!
新撰組大好きなんですよ、何気に。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」とか相当かっこいいし!
三谷幸喜さん「竜馬におまかせ!」でも幕末物書いてましたねえ。
緒川たまきさんが可愛かったなあ。

エイガメモ*
「花様年華」はまだ見てません・・・・もう少し後で。

「トゥームレイダー」 米 2001

ストーリー
英国貴族令嬢ララ・クロフトは地下に眠る秘宝を求めて世界を駆けめぐる「トゥーム・レイダー」。ある日彼女は家の屋敷から父の残した時計を見つける。その時計は惑星直列の際に強大なパワーを発揮する物だったのだ。そしてその力を狙う者たちがララの前に現れる。

感想
インディージョーンズとか好きだからすごくおもしろかったです。
宝捜し自体はあまりにもあっけなく見つかるから物足りない事もあったけど。
あと、主人公人を信じすぎだよ。
貴族令嬢だから世間知らずってことか(笑)?

アンジェリーナジョリー、かっこいい!!
この人見るだけでも価値がある。
唇が魅力的ですよね。変態か?
野性的でいいですねえ。しかも見事に胸でかいし。
でもワンピースは似合わない・・・(笑)。

あとね、
「シャイン」の主人公の青年時代を演じたノア・テイラーが出ているのですよ!
ララの相棒相棒の天才プログラマーで出ています。
結構この人好きなんです。
何気にバニラスカイにも出てたしね。

監督:サイモン・ウエスト

キャスト
ララクロフト:アンジェリーナジョリー
クロフト卿(父):ジョン・ボイト(アンジェリーナの実父)
ブライス:ノア・テイラー    
        





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2002年04月22日(月)

ユメノはなし

今日はだるくて一日寝てしまった。
後で熱を測ったらやっぱり熱をだしていたのだけど。

夢を沢山見た。
最近の夢は暗黒だったので久々に見たように思う。
変なユメばかりだったので内容を書いておく。

1、就活関連
  予定がブッキングしてしまい、とある会社に電話しているユメだった。
 「あーよくいるんですよねそういう学生が」
 「はあ、すみません。予定の変更は出来ないのでしょうか」
 「むりだよね、普通。フフ」
 「そこをなんとか」
 「29日だけなんだよ、エッヘヘ」
 「お願いします、午後にするとか」
 「クククク・・・・・・ヒヒイヒ」
 「?あのー・・」
 「ムリに決まってるだろ、ヒヒヒヒ」
  怖いんですよ。この笑い方が。
  何この人と思ってふと横を見ると
  スーツを着た男がこっちを見て笑っていたのだった。

  何の暗示だろうか(笑)。きっと一番熱が出ていたときなんでしょう。

2、愛でる人
  私の家の近くには植物博士が住んでいた。
  彼の庭は春になれば花が咲き乱れる。
  白日、カメラを持って私は撮影に行ったのだった。
  綺麗な黄色い薔薇をパチリ。
  パチリ、パチリ。
  ふと湿っぽい空気が顔をかすめた。
  顔をあげると博士が霧吹きを吹いていた。
 「やあこんにちわ」
 「こんにちわ」
 「君は花が好きかね」
 「はあ、好きです。」
 「そうかそうか」
  にっこりと笑う博士。
 「じゃあこっちにおいで」
  
  ついて行き、顔をあげるとなぜか家の門の前だった。
  門に絡みついた薔薇は冬のように枯れていた。
  振り向けば博士の姿も無く、
  庭は最近建てられた2軒の家に変わっていた。
  花を愛でる博士はとっくに亡くなっていたんだった。
  
  帰り道、博士の未亡人に出会い挨拶をした。
 「あら、今からお茶しようとおもっていたの、一緒にいかが?」
  私は小さな家でお茶を頂いた。
  家の中は博士の撮影した花々でいっぱいだった。
  
3、バインライブ 
  ライブで飛びまくっていた。
  隣にはなぜか好きな人がおり、
 「亀(Dr亀井氏)ー!」と叫んでいた(笑)。
  ライブも架橋に入り
  田中氏がTシャツをなげた。
  なんとこっち側に跳んできたので取った!
  ヤッター!
  「でも湿っぽい!!」
  と叫んでいた(笑)。

  私はライブ時に物とキャッチした事もなく、
  とんできても「どうせとれねーよ」という気持ちでいっぱいなので
  ひそかな願望が夢に現れたと言えましょう。

まだいろいろありますが、眠いのでこの辺でやめときます。
2002年04月20日(土)

olive

今日の出来事を。

1、Olive発売してた。
  今日ふと電車の中吊りを見るとoliveの広告が。
  なので早速買いに行きました。
  表紙の色、いいね。新緑の季節だしね。さわやか。
  吉祥寺特集沢山してたなあ。また行ってこよう。
  あと特に浅草のマップとかが良かった。犬印載ってたし!
  下町特集やらないかなあ。
  
  リニューアルしてから「なにかちがう」と思ってたけど
  最近慣れてきた。やっぱり素敵な雑誌だ。
  写真とか綺麗だし、ごちゃこちゃしてないし。
 
  でも、「秋の夜長特集」とか「TRAVEL」とかの、
  毎日楽しく暮らそう的な特集が少ないのが不満。
  ファッションなら他の雑誌だって載ってるんだから。
  美術館特集でもいいしさー。
  
2、新譜でまくり。
  オアシスとプライマルスクリームが新譜をだすそうで。
  狂喜乱舞。
  楽しみだ。ウフフ。
  プライマルスクリームのボビーかっこいいよ!
  フジロックに出ないかなあ。

3、説明会。
  私服でいいというので私服で行った。
  なんと私の希望している職種の説明はなかった。つまらん。
  試験でぼんやりしていたためか、解答欄を間違えていた。
  確実に落ち(笑)。
  やっぱり朝型の生活に戻さなくちゃ。
 
4、らぽっぽ
  横浜駅をふらついてたら、よき香りが。
  おいものお菓子を売っているので有名な「らぽっぽ」から
  「ポテトアップルパイ」があと少しで焼きあがるというの買ってみた。
  これがおいしい!並んだ甲斐があった。
  他にもおいもの粉で作ったおいもマフィンも買っただけど、
  これもおいしい。
  
  お菓子やさんってその場で作ってる店にすごく惹かれるなあ。 
  和菓子でも鶴屋吉信の京都店で目の前で練りきりを作ってくれるからすごく感激したっけなあ。

5、そういや昨日気になる人に会ったんだった。
  服装もよりかっこよくなってて、しばらく凝視。
  髪形変えた?ときかれ、ぐしゃぐしゃされた。
  少しく喜。
2002年04月19日(金)

幸田文

今日の出来事。

1、幸田文の「父・こんなこと」(新潮社)を読み終わった。
  幸田露伴氏の娘さんの幸田文さんが父の死に行く姿を淡々と語っているが、
  本当に言葉が選ばれていると言うか、美しい文体。 
  そうなだけに、厳しくも思いやりのある父をどんなに大切に思っていたかが伝わってくる。父を持つ人ならば読めば同じ思いをしたことがあるんじゃないかと思う。
  好きな部分は
  「傷むなと云ったって、お前は子だから傷むに決まっている、
  それで充分なんだよ」
  と幸田露伴が言うところ。
  文さんはこういうときの父は天下一品のおやじだといっていた。
  幸田露伴さんは厳しいけど家族を思っていた人なんだなあ。
  まだ早いけれど、私も幸田文さんのように父を看取れたらいいと思った。

  幸田文さんの他の本を読んでも幸田露伴さんはとても素敵な人に見える。 
  かっこいいと思う。

2、カラオケ。
  私は最近の曲はあまり歌えないので、
 UAやbirdやGRAPEVINEを歌う(ヘルマンも歌った)。
  でも十八番はフィンガー5!全曲うたえます。
  誰もがうまいという(笑)。喜んでいいのか・・・?
  今日はエゴラッピンも歌ったがかなり歌えて嬉しかった。

3、神保町を徘徊。
  友達と古本屋めぐり。
  発掘作業は相当面白いぜ。
  今日は児童書の店で「それいゆ」発見。高い!けど読みたい!

4、ゼミ話し合い。
  順調に終わる。
  苦手なあの子は依然主張をしまくり、もう皆うんざり気味。
  発表の順番に不服らしく、
  「4年になってまでやると思わなかった。やりたくない」
  と仰る。
  じゃあやめろよ。と言えない気の弱さが嫌だわー。

後味悪いですね。

じゃ、もう一つ。
5、今日のごはんはパスタ三昧だった。
  しかも昼と晩、両方同じ店に入り浸る。
  最近学校の近くに出来たんだけど、結構おいしいんだわー。

2002年04月18日(木)

ドラマ

以下出来事。

1、生瀬勝久さんステキ!!!
  「ごくせん」という仲間由紀江が極道の家に育った教師をやっているドラマにでてるのですが。
  好きですわー。今回は髪形もメガネもいい!
  普通は嵐の松潤に注目すべき?
  渡部篤郎も好きだが、今回のドラマはあまりにもベタな感じを受ける。
  
2、涙腺弱いの悪化。
  犬の話をしてボロボロ泣く。
  私は相当鈍いらしく、今更になって犬がいなくなったことを実感したようだ。
  死の実感とはなんとも掴みがたい物だなあ。
  どうしようもない喪失感と言うべきか。  

3、バイン新曲の「ナツノヒカリ」がでるようだ。うれしい。
  友達に貸してたライブ盤も帰ってきたのでDVDでもみよう。

4、布の整理。  
  私ははぎれを集めるのが好きだ。
 この前吉祥寺のsocksでデッドストックの布を買いまくってしまい、
 いま裁縫箱は飽和状態。
  なので今日は布を整理をした。
  かわいい柄ばかりでうっとり。そろそろ裁縫をしたいな。

5、ゼミで大モメ。
  私の苦手なゼミの子(すごく人を傷つける言葉を知ってる!)
 がこの前の集まりで大暴れしたらしく話し合いをすることに。
  アーヤダヤダ。

6、面接。
  面接慣れません。
  今日は話している途中にぶるぶるしてしまって、血の気が引くほど。
  やっぱり選考が1回で済む会社を探そう。

7、京都に行きたい。
  本当に京都、というか寺社仏閣めぐりに行きたい。
  境内でボケーッとしたいなあ。

以上。
2002年04月17日(水)

今日の出来事

今日あったこと箇条書きで。

1、法医学の授業2年目。去年は単位が取れていたので今年は聴講。
  ある事件で先生がテレビに出ていた!かっこいい!

2、「KT」の試写会。
  「新・仁義なき戦い」を彷彿とさせた・・・・
 と思いきや音楽は布袋氏だった。
  なるほどね。
  原田芳雄かっこいい。なんか抜けてる感じがよい。
  内容は後日。

3、ある説明会で爆睡。
  となりにくるり岸田君似の人がいてメロメロ。
  岸田似の人は結構いるのに
  バイン田中氏似のいい男は存在しないわネ。 
  そういや、ヘルマンウルフ似の方もいた。

4、新しい美容院で髪を切った。
  私の「やぼったいんで、軽くしてください」
 という抽象的注文を見事に完遂してくれた。
  なかなか良いのではないか?
  ウフフ。
  でも実は美容院って苦手なのよねー。

5、ある本を見て泣く。
  「ワンワンワン」(←押してみてね)と言う話と、
  「父・こんなこと」(幸田文著)である。
  最近涙腺弱いね。確実に。


2002年04月16日(火)

語呂合わせ/「アタックナンバーハーフ」

セリナズナ、ゴギョウハコベラホトケノザ、スズナスズシロ
春の七草。

今日はバイト。
暇すぎて店長(といってもおばさん)と花を眺めてました。
花って奥深いねえ、同じに見えても全然種類が違う。
葉っぱの形、花びらの数・形、花弁の数等など。
見ていると飽きない。
というわけで、店の前の空き地に七草が全部あったから
覚え方を書いといた。なんか呪文みたいだな。
サインコサインタンジェントとか、スイヘイリーベーボクノフネとか
暗記の語呂合わせってとても好きだ。

一応写真屋なので、撮影の練習を兼ねて花の写真をとった。
なかなか上手く行った!ぼかしが。
これでバイト代をもらえちゃうんだからとってもいい職場だわ。

あとおやつの時間にセブンイレブンの
「つつみ焼きプリン」というのを食べたんだが、
ウマイ!
プリンを包んでいる部分が雪見だいふくのお餅みたいだ!
また買う!もち大好き。

あ、昨日のヘルマンやっぱり楽しかったー。
ウルフがジャージ君とは(笑)。
これでチケット入手困難になったら嫌だ。
しかし、あの評価は載せるべきなのかNHKよ?
アーティストの音への評価じゃなくて
外見への評価だなんてレベル低いんじゃないのかー?
ゴーイングへの評価なんてひどい。
いい曲かいて頑張っている人たちに対して失礼。


映画メモ*
「アタックナンバーハーフ」タイ・2000年

監督:ヨンユット・トンコントーン

キャスト
ジュン:チャイチャーン・ニムプーンサワット
モン:サハーパープ・ウィーラカーミン
チャイ:ジェッダーポーン・ポンディー
ノン:ジョージョー・マイオークチィ
ピア:ゴッゴーン・ベンジャーティグーン
ウィット:エーカチャイ・ブーラナパーニット
ビー監督:シリタナー・ホンソーポン
エイプリル:プロマシット・シッティッジャムロゥンクン
メイ:シッティポン・シッティッジャムロゥンクン
ジューン:アヌチャー・ジャッゲーオ

・・・・皆名前なげーよ。

ストーリー
 タイの実話を元にした物語。
 実力はあるのに、オカマであることを理由に県のバレーボールチームに
入れてもらえないジュンとモンはオカマのバレーチーム、
サトリーレック(鋼鉄の淑女)の結成。
 快進撃の活躍を続け、ついに国体に出場することになる・・。
  
感想
 青春映画だわ。なんかゆるーい感じでホンワカさせられます。
 すごく笑えて元気が出る上に、偏見とかについて考えさせられた。
 いつもは明るくて騒々しい彼女達だってつらいことはある。
 それを跳ね飛ばすためにお化粧をするのでしょうか。
 
 オカマさんへの差別ってどこの国も根深いんですね。
 そういうの偏見をなくすことにも貢献してると思います。
 軽く見れるし、面白いんだもん。 
 皆がサトリーレックを応援している姿に感動したわ。

 実話だって言うのが驚きですねー。
 でも日本でもこういうチームが大活躍したら見に行ってしまうかも。。

 ジュンちゃんが可愛い!!
 動きとか本当に女の子以上に女の子らしいし、
 能天気な頭の中(笑)も可愛らしい。
 ていうかあの人に似てる気がするの、及*光博氏(笑)。
 そう思うのはわたしだけかしら。
 他のメンバーもすごく魅力的。
 バレー一筋のモン、
 水牛のような風貌だけど誰より女らしいノンちゃん(大好きだ)、
 そしてニューハーフのピア(すごい美女です!)、
 隠れオカマのウィット。そしてストレートのチャイ。
 そしておなべ(なのか?)の監督。

 個人的にツボだったのは監督の教え子、
 エイプリル,メイ,ジューンの動き。
 やばいよ!動きが合いすぎ!
 
 ただ、バレーのシーンがあんまり迫力がなくて、
ゆるーい雰囲気で試合が続くところがちょっと物足りなかった。
 もう少しメリハリがあっても良いかも。
 
 2も制作されるそうなので、かなり期待して待ってます!






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2002年04月14日(日)

ROCK IT NOW!/ブリジッド・ジョーンズの日記

ポップジャムにヘルマンが!!
キャー彼らもついに全国区ですな。
新曲「ROCKITNOW!」は私的にはちょっと物足りないんですが、
インディーズの時のエアコンキングダムとか、
NET SURFERが好きなもんで。
でも出るだけで嬉。

この前ウルフを見た友達が
「やばいYO!放送していいのかよ!」
と慌ててメールをくれたくらいなので衝撃なんでしょうかねえ。

さてさて観客の反応はいかに。
私は彼らのライブは大好きです。あーもうすぐだ!

映画メモ*
「ブリジッドジョーンズの日記」

米・2001
監 督 : シャロン・マグワイア
脚本・原作・製作総指揮 : ヘレン・フィールディング

キャスト
ブリジット・ジョーンズ :レニー・セルウィガー
ダニエル (編集者):ヒュー・グラント
マーク・ダーシー (弁護士):コリン・ファース

ストーリー 
 ブリジット・ジョーンズ32歳出版社勤務、ロンドンのアパートで一人暮らし。
 新年パーティーでは親戚に「相手は?」「結婚は?」と質問ぜめ。
 しかもそこで紹介されダサイ弁護士マークの前で大失敗。
 今年こそ日記をつけて決心する。
 その1 10キロの減量。
 その2 良識あるボーイフレンドを見つける。
 だがそんなに上手く行くわけもなく・・・・。

感想
 おバカさんだわ、でもキュート。 
 かなり笑いまくってました。
 こういう人って万国共通なのねえ。と思いました。
 でも私はああ言う風にははならないわよ(笑)。いやなるのか!?

 口が悪くておしゃべり。
 ぽっちゃりしていて(半端なくね)、タバコもお酒も飲み放題。
 ダイエットの必要を感じながらも出来ない。
 仕事もやれば失敗ばかり。
 でも、すごく可愛いと思うのは何で?
 きっと失敗してもめげない、
 泣いても次の日には堂々としている姿が魅力的だったんだろう。
 嫌味を言われてもニコニコしていられるなんて素敵だ。
 そうだよなあ、
 テレビや雑誌に載っている綺麗で細くて仕事も出来る女ばかりじゃない。
 こういう人のほうが多いのかも・・・・。ちょっと励まされた。
 しかも家の隣にあんなおねえちゃんがいたらきっと楽しいでしょう。
 なんかおごってくれそうだし(笑)。

 それにしても、なぜ色男編集長に見染められたり、
 敏腕弁護士に「ありのままの君が好き」といわれたり、
 会社辞めても次の仕事がすぐ見つかったりするの!?うらやましい!
 努力しないですべてうまくいっているように見えるけど、
 彼女が素直に生きていて、
 自分にウソをついていないところが垣間見えるからなのかな。 

 ブリジッド演ずるレニーセルヴィガーはこのために6kgも太ったとか!
 立派なお尻ですね(笑)。まさに体当たりの演技。
 でもこうかいごはすっきり痩せていたところは女優根性を感じました。
 弁護士のマーク役コリン・ファースは
 最初はかっこわるい・・・と思ってたのにむるほどに味がある人です。

 一番好きなシーンは友達とブリジッドが話しているところ。
 本音を話してバカみたいに笑い会える関係って、
 彼氏がいることより貴重なことだと思うなあ。
 30代になってもあんな風に集まれる友達がいるといいな。
 
 あとブリジッドのタバコの吸いっぷりが良い!






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2002年04月13日(土)

学校/橋の上の娘

今期初登校だった(笑)。
しかも遅刻しまくり(1時間)、
友達から「来るっていったじゃん!」と怒りの電話をいただく。
お昼まで寝るくせが抜けません。

次の時間の授業(芸術論)の先生は
「日本の文化は死んでいる!」
と主張していた。
そうなのか?
ただ意識が低いだけだと思う。
何かを作り出そうという人はいるけど、
それを守って行こうという意識が低いのよ。
最近はとみに一極集中してしまう国民性だから、何も生み出されない。
「これでいいのか?」
という気持ちをたまには思い出せば少しは改善されるかも・・・。
これは政治にもいえるのかな。

映画メモ*
「橋の上の娘」

監督:パトリス・ルコント

キャスト
ガボール:ダニエル・オートゥイユ
 アデル:ヴァネッサ・パラディ

ストーリー
 愛を見失った娘アデルは、セーヌ川に身を投げようとしていた。
そんな彼女を、人生に絶望したナイフ投げのの曲芸師ガボールは、“的”としてスカウトする。
それからというもの、二人は運が付きまくり、行く先々で喝采を浴びるが・・・。

感想
すごい大好きな映画です。ルコントの絵の撮り方っていいわー。
モノクロだからってのもあるんだけど。
ただのラブストーリーと思ってみてたらとんでもない。
とっても粋な話でした。
フランス映画はくら−いとか思ってる人は見て欲しいです。

まず最初にアデル役のバネッサパラディがこんなに綺麗だったとは!
と驚かされます。
特にガボールが彼女の髪を切らせ、変身させて行く様は
心踊ります。曲もいい!
驚くほど綺麗になるんですよー!カワイイ!

キスもセックスもないのに
こんなにまで官能的な作品があるなんて!
しかも二人の絆がものすごく感じられる。
ナイフ投げをすることって男に命を預けるって事だし。
「すべてはあなた次第」だなんて
もう恋や愛そのものじゃないですか。

スリリングなナイフ投げシーン。
恐怖の中で快感を見出して行く
アデルの恍惚の表情、エロティックだわ。
誰もいない所で二人がナイフ投げをするシーンはゾクゾクするほど。
みてはいけない物を見た気持ちになった(笑)。

一貫して渋くて無表情のガボールが最初は
「おっちゃんじゃん」
と思っていたのにすごく魅力的に見えてくるのも見所ですね。

後半はちょっと退屈な感じがしたけど、しかも女の気持ちが分からない(怒)!
でもこの部分がないと作品としてはダメなんだろうな。
二人が一緒にいることで、運が上向いて、
離れてしまってからお互いダメになってしまうなんて、
クサいけど、運命の人だったのだろう。
人は一人では生きられない、そんなことを感じた映画。
最後に見てよかったーと思えた。






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2002年04月12日(金)

静寂/「ペイフォワード」

静かであるということの概念は、
無音ではない。

今日は早く帰ってこれたので、長風呂。
私はお風呂の蓋を机にして読書をしています。
(今日の本は安部公房の「壁」でした。おもしろい!)
この時間が一番集中して本を読める。
なんもしないときは真っ暗にして
キャンドルを沢山つけて入るとすごく落ち着きます。

水の音ってすごく静か。
雫が人知れず砕け落ちるからでしょうか。
そんな音に耳を傾けていると、
かすかにピアノの音が。
風の音に紛れて途切れ途切れに聴こえてくるその音は、
どんなピアノの曲よりも綺麗に聞こえたのでした。
そんな静寂の時を過ごせたなんて今日は幸せな日だわ。

映画「シャイン」のアルバムに
雨の音とピアノ曲が入っている部分があるのですが、
それもとても好きです。

映画メモ*
「ペイフォワード」 米・2000年

監督:ミミ・レダー

キャスト
トレバー:ハーレイ・ジョエル・オスメント
トレバーの母:ヘレン・ハント
ユージーン・シモネット(中学教師):ケビン・スペイシー
トレバーの父:ジョン・ボン・ジョヴィ

ストーリー
中学1年のクラスで社会科の先生が
「もしきみ たちが世界を変えたいと思ったら、何をするか」
と問いかけるところから始まる。
トレバーが考えついたのは、シンプルだがユニークなひとつのアイデアだった。
しかし、そのアイデアはやがて、ほんとうに世界を変える可能性を持ち始める・・・。

感想
私はこの手のいかにもな感動作は苦手です。
母が借りてきたので一緒に見たのですが・・・(笑)。

人に親切にされたら自分も3人の人に良いことをする。
少しの勇気から来るやさしさや善行が世界を素敵なものに変える。
実現は難しい、でも皆が気をつければ速度は遅くても
良くなって行くことを気づかされます
(だから展開もノロいのか?と突っ込んでみたり)。
テーマは普遍的だけれど、大切なことを思い出させてくれる。

自信のない先生とアル中の母親をくっつけようとする
少年の努力はとてもほほえましいです。
デートに遅れる母の洋服を見立てて、タクシーまで呼んでくれちゃう。
このシーンはとても好きです。

オスメントくん、ケビンスペイシー、ヘレンハントの演技はこまやかで、
感情移入に足ります。
ボンジョヴィもでてたしね!かっこええわー。
中学の頃好きだったのさ。若かりしジョンにメロメロだったので(笑)。

この映画が「うーん」となってしまったのは・・・
(以下ネタバレ)















ラスト。
すべて綺麗に終わってしまうのもつまらないと思うけど、
少年が死んでしまう必要はない気がする。
釈然としない。
ああすればすべて美しいムーブメントにおわり、少年の存在は神格化される?
そんなわけない。
死ぬことで伝説になるってことは事実の醜い部分を覆い隠してしまうこともある。
社会のダメな部分をラストで見せ付けられてしまった感があります。

キャンドルを持った人々が母親のところに集まり、宗教的な音楽が流れてきたときは本当に「オゲー」となった。
息子の勇気が母親を慰めるために人々を動かしたとでもいいたいんだろうか。
もし自分があの母親の立場だったら癒されない。
勇気を出した結果がこんな形で帰ってくるなら、
私は大切な人を返して欲しいと願う。
これは価値観の違いだからなんともいえないけど。

しかも勇気を出した対象が、いじめられっこを助けるため。
いじめられっこを一時的に助けても、またいじめられる。
本人が変わらなければ終わらないでしょ?
そんなことなら、いじめられている子に一緒に仕返ししてやろうぜ!
とか言うほうが素敵なことなのにさー。
そういうラストのほうが良かった。






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2002年04月11日(木)

ゆっくり/レクイエムフォードリーム

昨日はへこみまくってたので、
今日こそはゆっくりしてやろう!!
と気合を入れて休んだ(笑)。

こういう日に限ってメールや電話がすごく来るんだよね。
あーほっといてくれよ。

映画メモ*
「レクイエムフォードリーム」

監督・脚本:ダーレン・アロノフスキー

キャスト
サラ:エレン・バースティン
ハリー:ジャレット・レト
マリオン:ジェニファー・コネリー

ストーリー
母親のサラの家からテレビを持ち出しては麻薬を買う金を作っているハリー。
ある夏、ハリーは親友のタイロンから麻薬の売人になろうと誘われる。
恋人マリオンと店を持ちたいと思っていたハリーは承諾し金を儲けるようになる。
一方、サラはテレビ番組から出演依頼が舞い込み、薬を使った急激なダイエットを始める。

感想
あーやっとかけます(笑)!
かなりヤバイ。久々にハードなもん見たわ。でも飽きない。
「π」もかなり好きな映画ですが、こっちのほうがかなり刺激的。
人間が堕ちて行く様がまさに坂を転がり落ちるよう。
夏から冬にかけてどんどん堕ちる。
「ああ、夏・秋・冬ときたら春が来るんだろーか」と考えていた
私が甘かったです。
ドラッグでどんなもんだろ、と思っていた考えは
この映画で一気に萎えました(笑)。
酒だけにしておきます〜。
「麻薬かっこわるい!」とかCMでやるなら、
この映画をTVや道徳の授業でやっちゃったほうが手っ取り早い(笑)。

皆が現実ではうまくいっていない、
母は夫が死に、息子は迷惑ばかりをかけて自分を必要としてくれる人が居ない。
テレビに出たらもっと私は必要としてくれるんじゃないか。と夢を抱く。
息子はドラッグにおぼれながらも恋人と幸せになりたいと考えている。
彼らの夢の手段が「ドラッグ」だった。
それだけなのに。
夢を掴むための手段を選ばなかったために目的を見失う。
好きな人を大切にしようと思うのに、できなくなる。
レクイエムフォードリームとは見失った夢への鎮魂歌ってこと?

あのWE ARE WINNER!とか言ってる番組
すごいですねえ。毎日やってるんですかあの番組(笑)。
そして老婆に覚せい剤はやばいでしょ。
最後の「テレビに出るの・・・息子と夫の話をするの」と何度も繰り返し、
何も分からずに連れて行かれて処置を施されるところがすごく怖かった。
そこからまた急降下するように主人公たち4人の運命は救いようがない。
恋人たちはどうなってしまうんだろう。
ドラッグも怖いけど、
堕ちてしまい這い上がる光も見えないところにぞっとさせられました。

息子の妄想は他の誰よりも美しかったのは、
彼の本質(母を思い、友達を大切にし恋人を純粋に愛す)
を示しているからなのでしょうか。

息子役のジャレット・レトかっこええ。
ブルネットの外人大好き!
あとジェニファーコネリーがあんなに綺麗だって今まで気づきませんでした。
でも体張ってますねえ。これが一番びっくりした。
彼女の呼ばれた会はいったいなんなんでしょうねえ。
金持ちの考える事は分かりません(笑)。
あ、彼女ビューティフルマインドで助演女優賞でですね。おめでとう。

映像の編集が上手いんでしょうか。
スピード感ありまくりで、見始めたらとまらない。
音も効果的。ドラッグをやるときのシーンが特に。
全然飽きることなく2時間終わってしまった。
すごくラストは怖いんだけど、もっとこういう映像を見たい。
これこそドラッグか?おーこわ。

余談ですが、途中から母が一緒に見ていて
「おもしろいわネ」と言ったことにもびっくりしました。
また母親の幻覚シーンをみて
「犯罪犯しちゃう人の頭の中ってこんな感じなのかもねえ」
としみじみと語っていました。
確かにそうかも。






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2002年04月10日(水)

心は千々に

今日はまた筆記試験だった。
なんかSPIと人物50人評みたいなの。
・・・・もう脱力。

ごく個人的なんですが、なんか心が不安定。
春は大嫌い。
そわそわするから。
暖かくなって行く周りに取り残されているよう。
私には明るくなって行く視界がまぶしすぎる。
空を見上げれば、広すぎる青に吸い込まれそう。
怖い。

そんなかんじで、ぼんやりしていたら
奴から電話があった。
「学校いつ来るの?一緒の授業とろうよ」
とか、
「あー**(私)にあいてえよー」
とか、言わないでください。
いつもなら流せるけど、
今日だけはどうしようもなかった。
何でか分からないけど心は千々に乱れたのだった。
2002年04月09日(火)

筆記/見たい映画・洋画編

今日は筆記試験だったー。
まあ内容はまずまず、だけど、
あほな私の事、期待しないほうが身の為。
隣にアフロっぽい髪形をしている人がいて、
素敵だった。

帰りに近江屋洋菓子店のケーキを買って帰った。
この洋菓子屋さん、
昔風のケーキとかが好きな人にはお薦め。
しかも店内でケーキが食べれるんだけど、
ボルシチ(うまい!)や珈琲、紅茶、
そして絞りたてのジュースが飲み放題!
しかもね、包装紙が可愛い。
小川町(神保町ちかく)と本郷にお店があるので是非。

帰り道で、友達からメールがあり、
今新宿にいるからというわけで一緒に夕食を食べた。
ついでに中島らもの新宿LOFTでやるイベントのチケットを購入。
しかもゲストが、あの井筒監督だ!!
どうしよう、気になる人物が二人も一気に見れるなんて。
・・・・でもあの二人の関係は何?

エイガメモ*
例の映画また保留で。これから見るんです。
今日は見たい映画洋画編。

「天国の口、終わりの楽園」
 アモーレスペロスのガエル・ガルシア・ベルナルがでると言うだけで見たい。
 メキシコでは社会現象になったほどの映画だそうな。
 
「モデルカップル」
 新しい映画ではないんだけど(67年)、
 設定が未来都市の実験用モルモットに選ばれたフランス人カップルを
テレビで生放送してしまうというもの。
 へんてこで気になる。

「ピンクフロイド/ザ・ウォール」
 伝説のロックミュージシャンの人生の話。昔公開したそうだ。
 「時間と空間、現実と悪夢の境界線が見えぬまま、主人公ピンクの様々な苦い記憶が迫ってくる。」
 とかかれてしまうと見ずにはいられないわ。

「バーバー」
 コーエン兄弟の作品。そんなこと知ったこっちゃないんだけど、
 モノクロだから見たい。あとキャストの表情が素敵そう。

「キューティーブロンド」
 はっきりいって予告見る前は馬鹿にしていたのだけど、結構面白そう。
 おしゃれも気を抜かず勉強もきちんとやってのけちゃうなんて、
女の子魂全開だわ。

「エピソード2」
 今回は恋愛チックになるみたい。
 アナキンくんの成長した姿が気になるー。
 王女と見つめあうスチールを見たんだけど、なかなか。

「マトリックス・リローデッド」
 これ、好きなんですよー。戦うシーンとか。

「イクジット」
 こわそうー。サイコホラー物。
 猟奇殺人犯の告白を描いているらしい。
 犯罪心理学に一時興味をもったので気になりまくり。

「翼をください」
 女子寄宿舎の女の子達の話。サンダンス映画祭で絶賛されたそうな。
 10代の女の子の心理てあの時代にしかありえない。
 不安定な感じが描かれているのか、気になります。

アジア
「ドリアンドリアン」
 なんかアジアの生活を描く映画ってなんかつつましくて好き。

「上海アニメーションの奇跡」
 中国チックなアニメってなんか切り絵みたいで好きだから。
 日本にも切り絵でアニメを作った方がいるらしい。
 その作品も上映してほしいね。

「少林サッカー」
 なんか映像がすごいらしい。しかも少林サッカーって!

「華の愛」
 宮沢りえさんがモスクワ映画祭で賞をとったらしい。
 赤いイメージが気になる。

番外日本映画
「うつつ」
 佐藤浩市がでる!
 しかも平凡な男が美女に翻弄されて地獄に落ちるんだってさ。
 
「赤い帽子の女」「有楽町夜景」「四畳半の下張」
 発禁本を題材に映画化。
 赤い帽子の女は芥川龍之介が原作か?といわれているだけあって興味あります。

ああ、書き足りない。
映画なら何でもみたいわ。






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2002年04月08日(月)

新宿フォーク/注目してるやつ

新宿フォーク。
このバンドを知っているお方は結構レアでしょう。
好きな方、お友達になりたいです(笑)。
インディーズバンドです。
フォークというからにはフォークソングなのですが、
いすに座ってフフフン♪というしんみり系ではなく
あくまで
「エレガントでアバンギャルドなロマン派」
であります。
ヤバイですよ。かっこいいですよ!
曲の懐かしくて、詩が良い(言い回しが素敵)。
そして聞かせる歌声。
ヴォーカルの圧倒的な存在感。

ライブパフォーマンスが飽きない(て言うか目が放せません)。
ていうか初めてライブ見た時、
え、フォークなの?と思ったほど暴れまくりでした。
そして笑えます。
しかし聴かせる所は聴かせる。
「好きです」という曲はかなりぐっとくる。
ときめく。しかも共感する。
他にもでてくる曲がすべて名曲なのです、
まさに捨て曲なし!

しかも家の父や母にも絶賛を浴びております。

今日は彼らのライブだったのですが、
久々に行ったのだけど、やっぱりよくって感激した。
新曲も増えてて、さらにパワーアップ。
去年の夏は追っかけまくってましたが(ただライブに行きまくってただけだけど)
再び追っかけようかと(笑)。
対バンの「三人」もかなり実力派でおもしろいです。大好きです。

ヴォーカル小田切氏、なんて素敵なんだ。と今日再認識。
正直にいいますとね、かなり好みです。
もう好みが歩いているといっても過言ではない。

エイガメモ*
レクイエムフォードリームまたみれませんでした。
家に居る時間がない。あわわ。
映画もみる時間がない。うくく。

というわけで、注目してる映画でも。
今日は日本映画
「青い春」
 松田龍平主演。松本太洋原作。
 予告編をみて絶対みようと思ったんです。
 なんか学校のどうしようもない雰囲気がすごく出ている気がした。
 あと松田君の表情が良かったからですかね。  

「ピンポン」
 これも松本太洋原作の漫画が好きだから。
 しかもキャストが絵に似すぎ(笑)。
 あの漫画の迫力をいかに出せるかがネックだと思う。
 あとARATAがでてるから見たい。

「水の女」
 UA初主演映画。UA大好きなのでどんな風に演技をするか気になります。

「ラヴァーズキス」
 吉田秋生さん原作のこの作品。市川実日子ちゃんがでるしねえ。

「自転車とハイヒール」
 少年が出ている映画だから。題名もなんか気になる。

「およう」
 竹久夢二などの絵のモデルとなった女性の話。
 キャストがいかにも日本映画界的な感じで気に食わないけど
 大正時代というだけでもう期待してしまう。
 
 ジャンルはめちゃくちゃですね、もっと見たいのあるんだけど。
 私が一番見たいのは江戸川乱歩みたいな雰囲気の映画なんですけどね。
 






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2002年04月07日(日)

今日は運が良い。/おやすみ

今日は空が青くて、
夕焼けが綺麗だったことも良い事でしたね。
箇条書きでいきます。

1、説明会で社長の話に感動。
  しかも手土産も頂き、軽く振り回しながら帰りました。

2、某大手の筆記試験結果発表。
  なんと、受かっていた。
  なにが通過の決め手なのだろうか。
  次回は面接だそうで、怖い怖い。

3、成績表をとりに行った。
  あきらめていた法医学が取れていた。
  やっぱり先生大好き!もっと仲良くなりたいなあ。

4、学校でちょっとかっこいいわと思う人に遭遇。
  なんか70年代の雰囲気を色濃く漂わせている(笑)。
  タバコを吸う姿も様になっています。
  かっこええ! 
  なんで学校なんかにいるんだ(笑)。

明日は試験。なんとハードな。
普通に就活している子に比べたらちっともなんだろうが。

というわけで今日は「映画メモ」お休み。
予告で「レクイエムフォードリーム」を書きましたが
明日こそは書きます。






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2002年04月05日(金)

ワイドショウ/「非・バランス」

田辺誠一と大塚寧々が結婚。
かなりショック。田辺誠一好きなのに。
私のイメージの金田一耕介にぴったりなの(意味不明)。
大塚寧々め。綺麗すぎなんだよ!うきー!
前の夫はどうでも良かったが、田辺はやめてー。
いやーなんでペアルックなの!?痛いわ誠一!
でもかっこいい・・・・。
友達とこの悔しさでメール交換約15件
アホだわ・・・・。
お二人さんお幸せに。

エイガメモ*
「非・バランス」 日本・2000年

スタッフ
監督: 冨樫 森
原作: 魚住直子「非・バランス」
脚本: 風間志織

キャスト
松本千秋:派谷恵美
菊ちゃん:小日向文世
*オカマ役で柏原収史くんがでてます!

ストーリー
 小学校のころ友達からいじめられていた松本千秋は中学に入るに当って決めたことが二つある。
 「1、友達は作らない。2、クールに生きて行く。」
 彼女はそれに忠実に中学2年まで乗り越えてきたが、いじめられていた相手への無言電話やホラービデオでは満たされないのだった。
 そんなある雨の日。「緑のおばさん」に出会う。
 正体はオカマの菊ちゃんだった。
 千秋は菊ちゃんに次第に心を許して行く。

*「緑のおばさん」とは全身緑のおばさんで、「緑を頂戴」と言って現れる。その服に触れて願い事をすると絶対叶えてくれるのだ。

感想
すごくあったかい映画。
見終わって頑張ろうという気持ちになります。
予告編よりもスピード感はありませんが、
あのテンポがまたいいのです。
もっと沢山の人に見てもらいたい。

共感できたのは千秋みたいな経験があるからだと思う。
私も友達だと思っていた子にいじめられたことがある。
どうでもいい人から何を言われても平気なのですが、
自分が心を許した相手に傷つけられると、ひどく痛い。
今でも。
友達なんて作るもんか。と思っていたこともありました。
そんな経験がなくても、中高時代に自分に疑問を感じたことがある人はその頃の自分に戻ってこの映画を見れるんじゃないかな。

小日向文世さん演じる菊ちゃんが最高です!
すごく自分に正直で、懐の大きい人なのです。
前にも書いたけど、年齢や性別を考えないで同じ高さで接してくれる人って本当に素敵ですね。
それで、菊ちゃんは本当に「緑のおばさん」?と思う程
千秋のピンチの時には必ず現われて、
「チーアキ!」と明るく笑い飛ばしてしまう。
そんな人だから千秋のルールは鮮やかに崩されて行くんだろう。
 
菊ちゃんみたいな人、いないかなあ?

そんな菊ちゃんにも事情があって、
どんどん追い詰められて行く。
いつも明るい菊ちゃんが「ひとりにしないで」と泣き崩れるところは本当につらかった。
 
後半はボロボロ泣きました。
最後のほうのシーンで、
「お前にとっては昔の事かもしれないが、
私にとっては今の事なんだ!」
と千秋が言えた時、見ていてとてもすっきりしました。

最後はちょっと切ないですが、すごくさわやかな気持ちになれました。

千秋役の派谷恵美ちゃん、スレンダーで背が高くてステキです。
これからが楽しみ。


あ、投票してる方がいるみたいで、とてもうれしいです。
ありがとう。 





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2002年04月04日(木)

バランス/「小さな兵隊」

すべてはバランス。
それを超えるからこそ美しい。

ちょっと変態な話かもしれませんが・・。

今日、私は渋谷某所である女を見た。
すごいミニスカートに生足ミュールといういでたち。
何をするでもなく、自信ありげに不敵な笑みを浮かべていた。

顔より何より目が行ったのはその「足」である。
それをみて思った事は、
「ぐはー見ちゃった」や
「ああ、夏も近いのね」や、
「ふって−足」や、
「血管見えてるよ生々しい」と言う物だった(凝視しすぎ)。

そう、彼女の足はキレイじゃなかった。
何でだろう、バランスが悪かったからか?
短いスカートから主張の強い足がガーっとでていると
もう見てらんない。
スカートやミュールとのバランスがよければ
少なくとも不快感はないと思う。

スカートの長さ、眉の形、髪形などは
特に人のスタイルを大きく左右してしまうものだよなあ。
どんな洋服を買うかとかより、
バランスを考えて着飾ろうと思ったのでした。

エイガメモ*
「小さな兵隊」仏 1960年 

監督:ジャン=リュック・ゴダール

キャスト
ブリュノ:ミシェル・シュボール
ヴェロニカ:アンナ・カリーナ

ストーリー
元逃亡兵という弱みを握られ、確固たる信念も持たぬままOAS〔アルジェリア独立を阻止するテロ組織〕に属している写真家ブリュノ。彼は友人に紹介された若い娘ヴェロニカに5秒で恋に落ちる。そして組織の罠にはまり、FLM〔アルジェリア民族解放戦線〕のロビーイストと思われるジャーナリスト、パリヴォダの暗殺を強要される。暗殺をためらい組織から二重スパイの嫌疑をかけられたブリュノは、逆にFLMの活動家に拉致監禁され拷問を受ける。

感想
陰鬱な音楽にずっと追われている感じがした。
たまにでてくる引用が、暗示的で。
そのなかで登場するヴェロニカの存在は救いみたいなものだ。
罠に次々とはめられて行く主人公に
「少しは気づけよ」と突っ込みを入れたくなってしまう。
「僕は若く愚かだった」と本人も言っている(笑)。
地味に話が展開して行くなかで、
拷問のシーンは怖い。地味なだけにリアル。

引用や言葉が綺麗でした。
「花咲く月 虫の姿を変える月 私は忘れないリラとバラとを」
「君は生者から遠ざかる死者になるために。
 死者の特権は?死者の特権は?
 2度と死なないことだ」
「思考の速さで痛みを打ち破れ」とか。

アンナカリーナが初々しくてとても魅力的です。
ふとしたしぐさが、とても可愛い。
笑顔のシーンが少ないですが、笑うとメロメロです。
特に「わからないわ」ってはにかむところ。
この可愛さを見るだけでも価値はあります!

気になったところは、
「アララ」ってフランス人も言うんですね。
日本語だと思ってた(笑)。






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2002年04月03日(水)

信じるな/「ツィゴイネルワイゼン」

昨日はエイプリルフールだったけど、
だまされた気分。

友達の紹介でとある会社に入れそうだった。
やりたいことのある職種。
確実に入れると友達は言っていたので
ああ、よかった。めどがついた。
と思って、信じきっていた。

でも、もう一人友達の中で候補がいたらしくて
その子は今年卒業だからそっちにした。
まあ、いいけど、こんな簡単に決まるわけはないしさ。
新卒採用でまだ可能性は多い私よりも、
既卒で路頭に迷っている子のほうが助けるべき。
分かってるんだけどガク−ンときた。

そんなわけで最近だらけていたので、
就活テンションに戻すのは結構大変です。
どうしてくれる?
と友達に言いたいが、そんなこといえない。
そのこは最初は私といっしょに働きたいと言ってくれたし。
こういう甘い話を信じきってしまった
自分の馬鹿正直さ、甘さ、安易さが露呈して本当に嫌。

暗くて申し訳ない。

エイガメモ*
「ツィゴイネルワイゼン」日本 1980年

監督:鈴木清順

キャスト
青地:藤田敏八
中砂:原田芳雄
小稲/園:大谷直子
青地の妻周子:大楠道代

物語
大学教授の青地(藤田敏八)と元同僚の友人中砂(原田芳雄)は旅先で、弟の葬式帰りだという芸者・小稲(大谷直子)に会う。一年後、結婚したという中砂の家を訪ねた青地は、その妻・園が小稲に瓜二つであることに驚く。

感想
日本映画を馬鹿にしている人は見たほうがいい。
物を食べるシーンが多くておなかがすく。

難解な内容。
中砂は何を意図していたのか。
考えても無駄なのかもしれない。
生と死、時間と空間、現実と幻想のなかを彷徨ううちに
何かを見つけるのはあなた次第。
私は友情を見つけましたが。

最後のシーンの美しさは圧巻。
残された物は喪失感のみが残るのでした。

この映画を見たとき、
原田芳雄は愛人にしたい男ナンバーワンになった(笑)。
お、おごがましい。
どのシーンを見ても官能的です。
日本映画はこうでなくてはいけません!ビバ・エロス!

鎌倉のミルクホールという喫茶店が作中に出てきます。
とても落ち着く喫茶店です。

鈴木清順の浪漫3部作はいいですよー。






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2002年04月02日(火)

眠り/本「カンガルーノート」

最近眠るのが一番幸せ。
今日は昼寝日和だった。
窓を全開にして畳でウトウトした。
猫が庭にやってきたのでおやつの残りを放ったら、
ものすごい勢いで逃げていった。

そういえば庭にも猫がやってくるようになってしまったのね。
犬がいたときは騒がしかった庭。
今日みたいな日には一緒に昼寝をしたね。


そういえばケータイのチェーンメールで、
ペットショップがつぶれて100匹の犬が処分される。
とかいうのが回ってきて、キレた。けど回した。

映画日記改め、本日記。*
「カンガルー・ノート」 安部公房・著

ひざからカイワレ大根が生えてきた男が、
勝手に動く病院のベッドで冒険をする話。

こう書くとシュールそのものですね。
安部公房と聞くと引いてしまう人もいるみたいですが、
かなり面白いです。
黄泉の国へ行ったり、美少女の面影を見たり、
いろんな事が次々と起こって飽きません。
作者の夢の中を見ているようです。

テーマは「死」らしいです。
筆者が闘病していたときに書かれたものですしね。
面白い中にも不安や焦燥感を感じるのはそのせいだったのか。






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2002年04月01日(月)

日々ノオト / kica

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