ひとこと/「メメント」

つかれた。
もう何もかもめんどい。
エントリーシートなんてクソくらえ。

昨日の日記に書いた内容(好きな人の彼女が魅力的)を
友達に愚痴ったら、
「もっと自信もちなよー**ちゃんには素敵なこと沢山あるんだから」
といってくれた。すごい嬉しかった。
人に肯定されるって嬉しいことですね。
こんなことがいえるYチャン、あなたのほうが素敵だわ。

映画日記*
「メメント」米 2000年
監督:クリストファー・ノーラン

キャスト
レナード:ガイ・ピアース
ナタリー:キャリー・アン・モス

ストーリー
 保険の外交員として働いていたレナードは、ある日彼の自宅に侵入した男に妻をレイプされ、殺された。レナードは事件のショックから10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になってしまう。彼はポラロイドにメモをとるなどして妻を殺した犯人に復讐を遂げようとするが・・・。

感想
 結構前に見ました。
 よく出来ています。造った人はすごい。
 あの病気(?)の人って本当にいるんですよね。
 一定時間がたつと記憶がなくなるってのは
 日常生活の「どわすれ」(言い方悪いわね)の連続のような物なのでもう喪失感とイライラでいっぱいなんだろう。怖い。
 自分が何したかわからないというのは
 コントロール不可能な状態にあるようなものだもんな。
 「コントロール不可能」これが結構キーですね。

 ラストにはぞっとさせられた。
 誰が本当に悪いのか、ポラロイドやメモじゃ判断できない。
 彼はこれからどうなってしまうのか、
 私には絶望しか見えなかった。
 
 謎解きするならビデオが出たときに
 まき戻しすればすべて分かるのではないか?と思います。 
 リピーター続出と言われているからにはそれだけ見る価値はあるから。
 記憶と言う物は人間の存在意義そのものだと、
 そして曖昧な記憶に頼って生きる私はたちの存在の不確かさまで気づかされるのです。

 しかし、
 マルホランドドライブを見た後では最高!とはいえません。
 時系列がわかりにくいと言う点では似ている映画なのかもしれませんが
 マルホのほうが世界観が好き。






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2002年03月31日(日)

あーあ。/「ユメノ銀河」

飲み会でした。
気になる人の彼女が来ました。かわいかった。
あーあ。

映画メモ*
「ユメノ銀河」日本
夢野久作氏の短編集「少女地獄」内「殺人リレー」が原作。

脚本・監督 :石井聰亙

キャスト
新高 :浅野忠信
トミ子 :小嶺麗奈
ツヤ子 :黒谷友香
智恵子 :京野ことみ
トミ子の同僚:真野きりな
謎の男:嶋田久作(夢野久作にそっくり)
 
ストーリー
 女車掌のトミコの勤めるバス会社に新高と言う運転手が配属されてくる。
 トミコはその前に事故で亡くなった親友ツヤコの手紙を読んでいた。
 「私が死んだら、それは新高さんのせい」
 そんな時、女車掌を次々と殺して行く殺人気の噂が立っていた。
 トミコは新高の正体を暴くために彼に近づくが、
 彼のなぞめいた魅力の虜になってしまう。
 
感想
 話すシーンがとても少ないけど、言葉にしなくても分かる。
 沈黙は美徳という日本人の感性にぴったりな映画かも。
 トミ子が新高の部屋でじっと押し黙っているところなどドキドキしてしまいます。
 結局新高は殺人鬼だったのか?
 それは見て確認して欲しいです。せつないです。
 
 モノクロ・昭和初期・女車掌
 とくれば私の好みストライクです。
 女車掌のワンピース、トミ子の服装がかわいい。
 モノクロームがこの映画の魅力を引き立たせています。
 黒と白の光のコントラストがとても綺麗です。

 浅野忠信さん本当に格好いい。
 最初に線路の上に寝ているシーンがあるのですが、立ち姿の美しいこと!
 トミ子が虜になってしまうのも分かります。

 日本映画が再び好きになったきっかけの映画です。
 静かな映画が見たいと思ったときにお薦めです。 






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2002年03月30日(土)

伯父さんとmina/「ネバーエンディングストーリー」

今日は
ぼくの伯父さんの喫茶店学入門(←押してみて)

等で有名な沼田元氣さんと
mina(←押してね)というブランドのデザイナーの
皆川明さんがコラボレートして作った
「水色の幻想」(←押してね)という本の出版記念トークショウに行ってきました。

和みましたねえ。
沼田さんのおしゃべりはおもしろいし、
皆川さんは優しいしゃべり方で。
本に対する取り組み方が本当に丁寧で、力を入れて作られている本だということもよく分かりました(本としては脱力系ですが)。

水玉にちなんだ音楽が流れて、詩の朗読も行われました。
しかも高橋Pierreさん(bossa51の方です)がギターの演奏を雨だれの音とともにしてくれたんですが、
これがなんとも言えず良い。
雨の日のの窓辺の風景が自然に浮かんでくる。
本当に(良い意味で)トリップしました。

また目を瞑りながら詩の朗読を聞いたり、
音楽を聴いたりする良さを知りました。
またやってみよう。

そして見に来ている女の子の服装の可愛らしさにうっとり。
皆力入ってます。

映画メモ*
「ネバーエンディングストーリー」 西ドイツ 1984年
なんとなく今日友達と話してて出てきた映画なので取り上げました。

原作:ミヒャエル・エンデ
監督者名:ヴォルフガンク・ペーターゼン

キャスト
アトレーユ:ノア・ハザウェイ
バスティアン:バレット・オリバー

ストーリー
古本屋で不思議な本を見付けたいじめられっ子の少年バスティアン。本の中ではアトレイユという少年が世界の危機を救うため、悪と戦う姿が描かれていた。物語を読み進む内に、不思議な事に気付く。何と本の中には、今本を読んでいる自分自身が登場しているのだ。

私が生まれて始めてみた映画です。
本当に大好きで何度も見ました。
童心に戻れます。

なによりもアトレーユがかっこいい(かなり美少年です)
苦境と戦う彼を
「がんばれ!」と一生懸命応援していました。
今見たらアトレーユの最後の扱いがなんかかわいそう。

そしてファルコンが家の犬に似ていて、
かわいかったなあ。
となりのトトロのねこバスと同じくらい乗りたい動物です。

お姫様もかなりの美少女。うっとり。。






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2002年03月29日(金)

犬の涙/「薔薇の葬列」

今日は泣きました。

昼間見たテレビで
飼い主に捨てられたりして、
毒ガスで殺されてしまう犬たちのことをやっていました。
彼らはすごく怯えていました。

犬も涙を流します。
私の犬は昨年末に天寿をも全うしましたが、
彼は死ぬ直前、痛くて痛くて涙を流していました。
私と別れるときも泣いていました。
犬だって痛ければ涙を流す、
心が痛くたって泣くんです。

そんな犬たちをファッションとかで飼って欲しくない。
後先考えないと、嫌なこともいろいろあるよ。
汚物の処理をすることが出来る?
介護だって大変ですよ。
犬が死ぬときの死臭を我慢できるの?
そこまでちゃんと考えて動物と接して欲しい。
人と暮らすのと同じ感覚でいてほしい。
いらなくなったら捨てられるようなモノじゃない。

あと表参道とかで可愛い犬の散歩してる人(服装も可愛い)いるけど、
かっこわるいよ。ていうかアホじゃない?
あんたが犬だったら、人の足をよけながら歩きたい?

それで泣いたーとかおもってたら、
金八先生が最終回でまた泣いた(笑)。
今回のシリーズは結構重かったなあ。
結構バカにして見ていたんですが、
最後の金八が一人一人の生徒にコメントを言っているところに感動。
私の中高時代の教師は忙しくてクラスの事を顧みてませんでしたから。

*映画メモ
「薔薇の葬列」日本 1969年

脚本・監督:松本俊夫

キャスト
エディ:ピーター
権田:土屋嘉男
レダ:小笠原 修

ストーリー
 1960年代後半、新宿のゲイバーに勤めるエディ(ピーター)という名のゲイボーイがいた。店の経営者である権田と深い関係になったエディは、長年権田の愛人だった店のママを追い出して後がまに座る。だがエディには、権田にも隠している秘密が……。

ピーターが美しいです。
ファッションもコロコロ変わって素敵です。
モノクロなんですが、それがまた綺麗なの。
白い画面がまぶしい。真昼のよう。

構成は実験映画っぽいですね。
「え?なんなの?」
と思っているうちに別のシーンになったり、
時間がさかのぼってたり。
ドキュメンタリーみたいになってたり。

物語自体は単純ですがね、
最後のシーンが
「まじかよ!こんなことってあるかい」
といいたくなるほどすごいことになっています。






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2002年03月28日(木)

「身毒丸」

「身毒丸(しんとくまる)」
今日は番外編。
舞台に行ってきました。
もう、ずっと前から見たかった舞台です。
武田真治さんがやったときからすごい気になってたんですよ。
脚本は寺山修二だし。

作:寺山修司/岸田理生
演 出:蜷川幸雄

キャスト
身毒丸:藤原竜也 
撫 子:白石加代子  
父 親:三谷 昇
小間使い:蘭 妖子
仮面売り:石井愃一

ストーリー
母を亡くした身毒丸は母の影を追い求めていた。しかし父は世間体のために女を買い「母」とすると言い出す。どれがいい、ときかれた身毒は最初はかたくなに拒否をするが、一人の女に目を奪われる。父はその女・撫子を継母と決めてしまうのだ。撫子にはつれ子が居り、一見して理想的な家族となるのだが、身毒丸は継母を断固として受け入れない。

感想
もう、かなりの勢いで好みです。
官能の世界。夢と現の交錯。思いのすれ違い。すべてがツボ。
演出もすばらしい。
台詞の言い回しも美しい。
短歌を読みあげることがあるのですが、それが本当に綺麗なのです。

身毒丸は惹かれた女が、父の妻となる。
さらに母の影を忘れられない彼は、継母である女を拒絶する。
しかし彼女を気にせずにいられない。

女は、やっと手に入れた家庭で夫には「世間体としての妻」を求められていて、女としては必要とされていない。
そんな折大人になりかけている義理の息子の体を目にしてしまう。

こんな二人の関係が歪まないはずはない。
男と女として惹かれあっているのに、母と子の関係である二人。
もどかしさから少しずつ狂っていく二人の様は圧巻。
そして時折見られる二人の感情の現れ(折檻シーンなど)は
もうこっちが赤面してしまうほど、官能的です。
別に直接的なシーンがあるわけじゃないのに。

憎しみから生まれる愛情はなんてねじくれているんだろう。
最後のシーンを見て涙が出た。

藤原竜也くん、実はあんまり好きじゃなかったんです。
でもこの舞台を見て考えが一転。
まさに身毒丸になりきっていました。
狂った演技が最高でした(このシーンが一番好き)。
これからの彼の舞台も見てみたいです。

白石加代子さんは期待どおりすばらしい。
遊女として、妻として、母として、女としての撫子がそこにいました。

本当に見てよかった。
友達と見終わってから相当話し込んでしまった。

ファイナルといわれているので、もう上演は最後?
もし良かったら見てみて欲しいです。ビデオでも!

そしてこの舞台を見て、
蜷川さんの演出で「ドグラ・マグラ」を舞台化して欲しいと思いました。






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2002年03月27日(水)

絶対叶わぬわがまま/「ピストルオペラ」

GRAPEVINEのラジオが終わってしまう。
ここんとこ忙しくてあまり聞けてなかったのが悔やまれる。
しかも最近になってJ−WAVEがよく聞こえるようになったのにさ。
まったりした感じが良かったのになあ。

バインってでてくる媒体が少ないから、
声を聴ける機会少ないんだよーほんまに残念やわ。
くそう寂しい。
あーやっぱり相当売れてないといけないのか。

リーダー復活後に秋の番組編成のときに復活希望。
たのむよJーWAVE。

映画*
「ピストルオペラ」日本 2001年

監督:鈴木清順

キャスト
皆月(No.3野良猫):江角マキコ
上京小夜子:山口小夜子
りん:樹木希林
No.1百眼:永瀬正敏
No.0チャンプのめ組:平幹二朗
?殺し屋:沢田研二

ストーリー
 拳銃を愛する殺し屋ナンバー3の通称“野良猫”皆月美有樹は、謎の殺し屋組織“ギルド”のエージェントである上京から連絡を受ける。現在の殺し屋ランキングのナンバー1である殺し屋“百眼”を殺せと言うのだ。

鈴木清純監督、大好きです。
ツィゴイネルワイゼンとか、題名がまたかっこいいし!
今回も大暴走でした。
わけわかんねえ(良い意味でね)。
極彩色のフィルムノワールとはいい得て妙。 
だからと言ってゴチャゴチャしてなくて
日本的な色なのでなんとなく懐かしい感じがします。
こんな世界があったら面白いだろうな。

車椅子の殺し屋と戦うシーンが相当面白かった。
登場人物の妙な間とか、楽しむシーン満載。
そして江角マキコさんの黒い着物姿にメロメロ。

でももう少し殺伐とした感じが欲しかったです。
あと原田芳雄さんみたいな俳優さんも出して欲しかったなあ。

イントロ部分のサイコアナルシスが入るタイミングは最高。
2002年03月26日(火)

「少年と砂漠のカフェ」

今日はアカデミー賞。
なんとなく思ったとおりに決まった気がします。
とあるテレビで
ディンゼルワシントン氏の受賞を伝えたとき、
誤報がありましたよ(笑)!
「アリ」でボクサーを熱演した・・・という解説がついてました。
違うじゃん。

私的には
デビッドリンチ監督が監督賞を取ったら面白いのにと思ってました。
まあ、とらないからさらにいいんですけどね。

エイガメモ*
今日はJ−WAVE主催の試写にあたり、
行ってきた。
「少年と砂漠のカフェ」

監督・脚本・編集:アボルファズル・ジャリリ

キャスト
キャイン:キャイン・アリザデ

ストーリー
家族とはなれてイランにやってきた
アフガニスタンの少年が
カフェでひたむきに働く姿。

感想。
少年は走る。
いつも走っているように見えた。

内容的にはひたむきな少年の姿が丁寧に描かれています。
戦災孤児の現状とか、
イランやアフガニスタンの荒野に生きる人々の生活とか。
少年の父親はタリバンと戦っているのですね。

主人公の子は素人の子だそうです。
監督が友達になって出演を頼んだんだってさ。
目が綺麗です。

カフェで働くとあるので、
お茶を飲んでいるシーンがあります。
向こうの国のハーブティーってすごい甘いんですよね(笑)!
モロッコで飲んだとき
「おえ」となった思い出があります。

あと、申し訳ないんですけど徹夜明けだったので
寝てしまった。
だってさ、ドキュメンタリータッチで、
本当に淡々と物語が進むの。
もう寝ろ、といわれているようだった。
あと予備知識なしにこの映画を見たら本当に退屈かもしれない。
元気なときに見ましょう。

アフガニスタンの子供達に募金しようと思ったわ。
あの環境だったら確かに子供にとっては過酷ですよ。
日本はほんとうに環境は良いよね。水沢山あるし。
2002年03月25日(月)

「アメリ」

映画メモ*
「アメリ」仏 2001年

監督:ジャン=ピエール・ジュネ

キャスト
アメリ・プーラン:オドレイ・トトゥ
ニノ・カンカンポワ:マチュー・カソヴィッツ
ラファエル・プーラン:リュフュス
管理人マドレーヌ:ヨランド・モロー
ジョゼフ:ドミニク・ピノン

ストーリー
これは今や誰もが知ってますね。
親の勘違いで家の中で育てられたアメリは友達も出来ず、
空想大好きな女の子に成長した。
家を出た彼女はカフェで働き始め、
やがて恋をしますが・・・。

一つ一つのエピソードにクスっと笑ってしまいます。
登場人物もヘンな人だらけ。

試写に行った友達に
「映画を見たらあんたに似てたよ。見てみな」
といわれたので行ってみた(アメリの歳が近いしね)。
私はあんなに不思議少女じゃありませんよ(笑)!
でも不器用というか、
現実と立ち向かうのが苦手なところとかは似てるかも。
なのでアメリの泣くところで私も泣いた。
女の子は誰もがこういうところあるんじゃないでしょうかね。

話がうまくいきすぎとも思いましたが、
あれはアメリが可愛いから許す(笑)。

アメリが傘をさしているシーンや、
地下鉄を歩くシーンが好きです。
部屋も可愛らしかったなあ、住んでみたい。

日本映画でこういう感じの物は作ること出来ないのかなあ。
二番煎じになっちゃうか。
100%ORANGEさんの挿絵の小説もとても可愛いですね。

キャッチコピーの
「幸せになる」は見てて恥ずかしいのは私だけ?
確かに幸せな気分になって映画館を出てきましたが。
2002年03月24日(日)

めんどくせえーES/「モンスターズインク」

エントリーシート締め切り間近です。
めんどい。
プレゼンとか、学生にやらせないで欲しい。
ていうか普通は
エントリーシートってウソばかり書くんですかね。
友達に聞いたら、
「ウソばっかり書いてるに決まってるじゃんー」
とか
「早く気づいてよかったね」
などといわれた。
私はうそを書いてないんだが、
企業のほうでは学生はウソをついてると見て
私の今までやってきたことを過小評価して
判断するのか。
それならば悔しいな。
だからと言ってウソを書けるほど器用じゃないんだよなあ。

エイガメモ*
「モンスターズインク」

監督:ピート・ドクター

ストーリー
固い友情に結ばれたモンスター、サリー&マイクと、人間の女の子ブーとの運命的な出会い。
女の子はモンスターを恐れないのに、モンスターの方はこのチビちゃんに戦々恐々。
だが、知らない世界にひとりぼっちで迷い込んだこの子に、
サリーはいつしか暖かい感情を抱き始める。


テロ後のアメリカを癒した作品と言われていましたね。
私はそういう売り出し文句は大嫌いなので
見る気はしてませんでした。
アメリカの自国中心主義っていうか
愛国心というのが気持ち悪い。
これを言ったら友は変な目で私を見ました(笑)。

とか毒づいたけれど、こんな偏見もって見ちゃダメね。
だって面白いんだもん。
見てよかったよ。
サリーかわいい!かっこいい!
人間の子供に右往左往するモンスターの姿が
ウケるよ。
キャラクターがCGとは思えないほど魅力的に動いていて、
結構感情移入できます。
しかも私は泣かせどころでまんまと泣かされました。
たしかに癒されるわ。
そしておっかけっこするシーンがあるのですが、
「あーこれディズニーランドにあったら面白いだろうなー!」
と思いながら見てました。
ハラハラドキドキも良いものですね。

でも試写で見させてもらったので
NG集が見れなかったのが残念。
2002年03月23日(土)

「hash!」

今日は追いコンだった。
きましたよ、飲みまくりですよ!
うれしいなあ。
私は会費を確実に酒でもとを取っています。
でもね、酔えないんだよなあ。
まったり、と飲むのが好き。
ていうか
イエーーーーイ!
っていう雰囲気が苦手ですな。
う、きもちわりい。

今テレビで井川遥がでてますね。
綺麗ですね。癒されますね。あんな友達が欲しいわ。
しかもね、映画がさ、
トヨエツや大沢たかおと共演ですね。
みようかしら。
嗚呼、いいなあトヨエツ。
「八ツ墓村」評判悪かったけど、
もっとやって欲しかったです。

映画メモ*
「hash!」日本 2002年

監督・原作・脚本・編集:橋口亮輔

キャスト
栗田勝裕:田辺誠一
長谷直也:高橋和也
藤倉朝子:片岡礼子
栗田勝治:光石研(勝裕の兄)
栗田容子:秋野陽子(勝治の妻)
長谷克美:冨士眞奈美(直也の母)
永田エミ:つぐみ

ストーリー
ゲイのカップルの間に突然現れた女性。
「私、子供が欲しいの」
そこから3人の奇妙な関係が始まった。

面白かった。フフと笑うことが多い。
大人になってみて、
自分の人生に対するあきらめや孤独を抱いていた彼らが出会うことで新しい可能性が見える。
ほのぼのしてるんですよ。
皆が自然に楽しそうにしている。
これが誰かと一緒にいる醍醐味だね。
3人が出会った事で新しい家族の形が見ることが出来た気がします。
彼らの間に育った子供を見てみたいなあ。
でもどうやって作るんだろ。
スポイト利用?ありえないだろ(笑)。

片岡礼子さんの話し方がさばさばしていて、
聞いてて気分がいいです。
あと元男闘呼組の高橋氏のなんかねっとりした感じ、
間の取り方やへんなTシャツ着てるところとか、
本当に気に入った!
田辺誠一は、煮え切らない奴を好演してました。
かっこいいし・・・。
あとつぐみちゃんも出ていて、
出演者も見所ありです。

ゲイといきなり書きましたが、
そういう先入観をもって見ないほうがいいと思います。
ていうかさ、
ゲイとかレズとか、何で偏見を持つことがあるの?
好きな人と一緒にいたいキスしたり抱かれたりしたいと思うのは普通のことなのにさ。
生理的にダメだという人はどうしてダメだと思うのか、
考えてみたら、
生殖活動に反するからなのかな。
そういう考え方自体が動物的だぞ。
まあ本人達がよければ周りの事は気にすることないとも思います。

だって友達にゲイの子がいるけど普通だもん、
一緒にいて楽しい。
それが一番大切なことだろ?

あ、また持論を展開してしまいました。ごめんなさい。
2002年03月22日(金)

拘束の果て/「アモーレスペロス」

今日は某出版社主催の業界セミナー。
拘束7時間。
友達は隣で寝ている。
舞台では「業界人」がお話を。

頑張れば夢は叶うのか。
そして「タイミング」が重要か。
確かにそうなんだけど、
要領が悪い私はどうすればいい?
いつもここぞというときにチャンスを逃してる。
タイミングを掴む、自信がない。
珍しく弱気な私。
まあ、努力はしますよ。それしか出来ないもん。

今日得た物は
「私はこの世界は向いてねえな」
ということだった。
なんだろう、直感ですかね。
やはり好きな事はビジネスライクには考えられない。

その後、爆睡していた友と飲みまくり。
やはり酒はいいね。
すべてを忘れよう。

映画メモ*
「アモーレスペロス」(犬の愛という意味です)
メキシコ 1999年

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

キャスト
エル・チーボ:エミリオ・エチェバリア
オクタビオ:ガエル・ガルシア・ベルナル
バレリア:ゴヤ・トレド

ストーリー
1つの交通事故がつなげる3つの物語。
町中を一台の車が暴走している。追っ手から逃げる2人の若者。
後ろの席には血まみれの黒い犬が横たわっている。
追う車からピストルでねらわれるが、うまくかわした、
と思った瞬間、
交差点でもう一台の車に激突し……。

感想
メキシコ映画って初めてみたけど
こんなに迫力があると思ってなかった。

ともかく心をわしづかみにされるってのはこのことだ。
オープニングのカーチェイス。
何故逃げている?
犬(?)が血を流している。
「どうして奴らに手を出した?」
応えない。
そして叫ぶ主人公。
もうこの物語に引き込まれた。

1部のオクタビオの瞳が本当に主人を慕う犬のよう。
まっすぐなだけに痛い。
報われないまっすぐな愛は破滅を迎える。
破滅の果てには孤独があるのか?
彼のしょんぼりとした感じが切なかった。

2部は最初見たとき
「いらないんじゃないの?この部分」
と思ったんだけど、これが一番後で考えさせられた。

3部はね、救いがあった。

綺麗じゃない。それだからこそリアルな映画。
これだけ現実と言う物の厳しさを見せられると
もう圧倒されるしかない。
そう、現実は映画のようにうまくはいかず、
過酷なことだらけ。
努力が報われる?んなことあるわけない。
頑張ったってどうにもならないから現実だ。
そう思えば少しは生きる力が湧く?
人生に必要以上の期待を掛けずにいられるか?
そんな生き方のほうがいいのかもしれないな。
でも人間そんな理性的に生きられない、
いつだって好きな人といたい。そうでしょ?
だからもがきながら生きてるんだね。

オクタビオ役のガエル・ガルシア・ベルナルは、
かなりかっこいい!
オクタビオの兄もいい男!
しかし、女優がことごとく私の好みじゃなかったのが残念(笑)。

本編とは関係ありませんが、
この映画を見る2週間くらい前に私の愛犬が亡くなり、
闘犬で犬が血を流しているのをみて、死んだときの様子を思いだし
かなり泣いてしまった思い出がありますね。
2002年03月21日(木)

いけすかない/「マルホランドドライブ」

気になる人と志望会社が一緒なので、
一緒にOB訪問をしよう。
と約束したの、先日。
しかも「相談しようよ」とか言われてね。
OBをぬかせば(オイ)二人きり。
あなた分かるかい?この気持ち。
なのに私ったら!
もう人生も恋も棒に振ったね。
エントリーシート出すの忘れちゃった!
馬鹿じゃん。馬鹿だよ。

たるんだ精神が
私を運から突き放しているのか。
ていうか奴と私はやっぱり縁がないのだろう。
毎日話してたってそれから抜け出す突破口がない。
気持ちがバレてもいいのか、このままでいいのか。
わかんない。
彼女がいてもかまわないのか、いるから遠慮してるのか、
わかんないよ。
あーでも第一希望じゃなくて良かった。
と自分を励ましつつも結構凹んだ。

ふと、バインのCDを聴いてたら

世界が二人を引離してゆく
理解の向こうなど もう見たくもないぜ
まだ期待してるのかい?
              「いけすかない」
が耳についたわ。
ああ、してますとも。いいだろべつに。

エイガメモ*
「マルホランドドライブ」米・仏 2000年

監督・脚本:デヴィッドリンチ
 
キャスト
ベティ・エルムス/ダイアン・セルウィン:ナオミ・ワッツ
リタ/カミーラ・ローズ:ローラ・エレナ・ハリング
アダム:ジャスティン・セロウ
ココ:アン・ミラー

ストーリー
 真夜中のマルホランド・ドライブで事故にあったブルネットの美女は、奇跡的に助かり、眼下に移る町に向かって行く。その町のとある一軒家にもぐりこんだ彼女は女優を夢見るベティと出会う。名前は?と聞かれ、すぐに応えられない。彼女は
記憶を失っていた。(かなりはしょっています)

いやー2回目なんだけど、
やっぱりあの世界観、じわじわと鳥肌立ってくる感じがいい。
音がね、効果的ですね。
出てくる女優さんは美しいし。
カーテンのライティングが効果的。
あと50年代の音楽とか。
ナオミワッツの演技力がすごい。
前半・後半のギャップがありすぎで、
一回目を見たとき同一人物に思えなかった。
後ストーリーはすべてを理解することはできない。
でもどこを見ても無駄がない。
何かに関係している。
本当に何度見ても興味は尽きない映画です。
これぞエンターテイメントなのかも。
客を飽きさせない麻薬のような魅力があるでしょこの映画。

アホですが、
リタとカミーラ役のローナ・エレナ・ハリング、
もうフェロモンムンムンですよ。
ちょっと年を感じるけど美しいし。
胸大きいよ!いい体してるよあんた。
女だけど私は彼女の胸に釘付けでした。

そして謎なんですが、ちょっとは理解できたかな。
以下ネタバレかも知れないのですっとしたにかいときまっす。
謎解きばかりではなく、
これは監督も言うとおりれっきとした恋愛映画。
パーティーのときのダイアンの涙はかなり切なかった。

















私の勝手な解釈ですが、
最初は前半後半すべてが現実で、普通に進行順で考えてました。
純真な女優志望の子が謎の美女と出会い〜挫折〜別れ〜自殺みたいな。
でもこれだと矛盾が多すぎる。
2回目を見てみて、
カウボーイの「もう起きる時間だ」という台詞で、
前半は夢だったのかときづいた。
「夢と現」ですね。
後半の現実に比べると
前半があまりにも彼女にとって居心地の良い世界だったと思いません?
愛する人は自分がリードできる
(記憶がないから自分なしではいられない)。
育ちがよく才能あふれる新人女優な自分。
自分を苦しめる人たちは夢の中ではへまをやらかす。
そして、
箱を開けたことによって彼女の世界は吸い込まれた。
だから箱を開けた後にリタもいなくなっている。
彼女の夢の中ではあのブルーボックスは
パンドラの箱みたいな物だったのか?
乞食は死神?

現実世界はあまりにも過酷。

うーんでもねえ、なんかもっと深い意味があるのかも。
ダイアンが殺人を依頼したカミーラが死んだ保障はないし。
最後のクラブシンシレオの女の「お静かに」の意味が分からん。。
耳を澄ませば何かわかるのか?

あと、カウボーイの警告、
「成功したら俺に後1回会うことになる。失敗したらあと2回」
監督はあれから現実で1回会っている(パーティー)。
ダイアンは2回会って?ますね。起こされるときと、パーティーで。
これはこじつけか。

あーわかんねえ。でも見ごたえ十分。
2002年03月20日(水)

リクルートスーツ/「ツインピークス」

私のこんなに長いヘボ日記にでも投票してくれる人がいるのですね。
本当にありがとう。うれしい。
精進します。

今日は某社にエントリシートを出しにいく。
皆、リクルートスーツだったが
私は他に用事もないので私服で乗り込んだ。
説明会でもなくてただ受付で紙を渡すだけなのだから、
いいでしょ。ふんだ。
こんなんで落とされるならこっちから願い下げ。

リクルートスーツって、
鈍臭そうに見える。
しかも女の子、皆ガニ股に見えます。
気をつけてください。私もそうなのか?嫌。

その後、
ゼミの先輩の追コンにあげるケーキを選ぶべく、
友達と食べ歩き。
食べた分を「研究費」としてゼミ費から落とす計画を立てる。
結局カフェとかのケーキは手ごろな大きさの物がなく、
ある店に特注をすることにし、判断待ち。

エイガメモ*
「ツインピークス」

監督:デヴィッドリンチ

「マルホランドドライブ」をみて
デビッドリンチ監督の世界にはまり、レンタル。
雰囲気そのまんまですね。
なんか張り詰めた中にもユーモアがある。
そして人のリアルな部分を突きつけられる感じ。

でもね、ワケわかんないのよ。
あの登場人物の意味は?とか。
事件は解決したんだけど、していないのだよ。
これはテレビシリーズを見るしかないかなあ。
どうやら「ローラパーマー最後の7日間」とは違う物のようですね。

しかもクライマックスのシーンが怖い。
「え!マジで!」と思いながら
クローズアップ!→キャーなのよ。
この説明じゃわかんないね。ハハ。
何でいるんだよ、気づけよ!とか思う。

事件が終わった20年後の
あの赤いカーテンの部屋。
意味がわからない。
でもあの雰囲気が好き。
デビッドリンチの作品は答えを求めてはいけないのかな。
いろんな可能性を考えて悩みまくるのも
たまには頭の運動になっていいね。

FBI捜査官の役の人キャラがとっても好きだわ。
いちいち録音しているところとか。

あしたまたもや「マルホランドドライブ」を見に行って参ります。

2002年03月19日(火)

「リトルダンサー」

なんか気づいてたんだけど、私の日記は長いですね。
今日は短くしてみよう。

就活日記。やるきねーと一日ぐだぐだしてたら、
一日終わってた。あわわ。
書類通過メールを見て、感動する。

映画メモ*
「リトルダンサー」英 2000年

監督:スティーヴン・ダルドリー

キャスト
       ビリー:ジェイミー・ベル
 ウィルキンソン先生:ジュリー・ウォルターズ
     ビリーの父:ゲアリー・ルイス
ビリーの親友マイケル:ステュアート・ウェルズ
     青年ビリー:アダム・クーパー(本物のトップダンサー!)

ストーリー
1984年。イングランド北東部
ダラム州の炭坑町に住む11歳の少年ビリーは、去年の暮れにママを亡くしたばかり。
パパと兄のトニーは炭坑労働者で、今はストライキ中のため生活は苦しい。
その上、おばあちゃんはボケて、目を離すとすぐに迷子になってしまう。
そんなある日、ビリーに将来を変えてしまうような出会いが訪れる。バレエとの出会いだった。ウィルキンソン先生は彼の才能を見抜くが・・・。


嬉しくて泣ける事もあるのだな。と気づいた作品だ。
夢をあきらめないって言葉はクサイけど、
難しいことなのだよ。
主人公はそれをやってのける。
最後は自分も頑張ろうとおもい、映画館を出てこれます。

主人公のお父さん、
最初は頑固ジジイとか思ってたんだけど、
すべては家族のための行動だったのね。
本当に素敵な人だった。
そしてバレエの先生も主人公を子ども扱いしないで、
人としてみていてくれる。
子供を子供だと扱わない大人って、
すごくかっこいいと思うのは私だけか?

もちろん主人公ビリーのダンスは圧巻です。

そうそう、私の友人にもリトルダンサーがいます。
毎日毎日レッスンとバイトの往復の
忙しい毎日を送っています。
彼女のダンスはまだ荒削りだけど、きっと良いダンサーになると思う。

初めて彼女の躍っている姿を見たのはいつだったか。
まるで別人。
なんと言うか、妖気が出ていた。
それからファンになっちゃったのでした(笑)。
2002年03月18日(月)

「み空」/「チェブラーシカ」

今日はいきぬき日(ここんとこ毎日じゃん)。
吉祥寺でお買い物♪
socksとか、pin'upsとか行きたかった店に行きました。
socksはデッドストックの布とかボタンとか、可愛いのばかり。
かわいい!!を連発しながら友達と大騒ぎ。

あとはLIVESにいってTOM'SBOXで小さな絵本を購入。
ビレッジバンガードで夢野久作一族の本を発見したり、
安部公房の本や鈴木いずみの本を見つけたりして、
読書欲が沸々とわいてきたね。

そして丸井側のほうにもいってみたら、
異常な人だかり!
なんなの?
ついていってみるとそこは井の頭公園。
あ、桜が咲いてる。
空も青い。
もう少し咲いたらまた来よう。

その後、OOTERESA路上ライブのために新宿に行く。
路上禁止の場所だったため、
ボーカルが警官に事情聴取されてた(笑)。
雑誌の企画らしく、写真をとっていたので(ファンとともに)
私ちょっと載るかも(笑)。

その後、タワレコに行き、視聴しまくった。
そこで、GRAPEVINEの「青い魚」の原曲を歌っている、
金延幸子さんのCD「み空」を購入。
すごくいい!
はっぴいえんど目当てで買った喫茶ロックに、
彼女の歌が入っていて、すごく惹かれたのです。
声が個性的。
昔の曲ってなんか和むというか、しっくりくるよなあ。
攻撃的でなくてイイ。

あ、ヘルマンの新曲、予約しなくちゃなあ。
なんかイベントとかやんないのかな、タワレコ。頼むよ!
ヘルマンとはH HERMANN.H&THE PACEMAKERSと言うバンドです。
知らない方、お薦めです。
ジャンルとか付けられないくらい個性的で、
実はキャッチーな曲をつくっています。
ライブは必見。楽しすぎです(ウルフが)。

映画メモ*
「チェブラーシカ」

監督:ロマン・カチャーノフ

ストーリー
“ぱったりたおれ屋さん”という意味の、チェブラーシカと友達のお話。

いつ見たのか忘れてしまったが、絶対DVDは買うだろう。
ロシアのパペットアニメ。
本当に見ていてニヤニヤがとめられないほど、可愛らしい。
もう「かわいい!!」と大声で叫びながら駆け出したいくらい。
可愛いだけでなく、彼らはそれなりに悩みを抱えていて、
真剣にそれについて考えて、努力(?)してる。
そこがロシアで国民的人気だった秘密なのかな。

ワニのゲーナがとても好きだなあ。
やさしいし、何気にとぼけてるし。
歌うまいし(笑)。

いつかパペットアニメを作りたいな。
はやくデジカメ買おう。
2002年03月17日(日)

初グループ面接/「点子ちゃんとアントン」

この間就職の説明会について書くと予告したんだが、
延び延びになってたわ。今日は書こうかな。

説明会は寝てしまうのと、
感激のあまり目を輝かせながら帰宅するのがある。
これが自分に合うか合わないかってこと?
と言うことは私は大手は合わないな。
大手の説明会はつまらないんだもん(例外あり)。
ちょっと人気あるからって工夫しろよ。

しかもそういうところに限ってコネが多いらしい。
(友人情報によると某TV局は8割は縁故なんだと。)
なら採用するな。むかつく。
生まれや大学で人間性を判断するこの体制。
なにが「人間性重視」だ。
うそをパンフレットに書くな、詐欺容疑だぞ。

説明会で注目すべきは質問タイム。
この前すごい人がいた。
超有名大の女の子なんだけど、
自分の会社に対する熱意を延々と語りだし、
3分ほどしゃべり続けたのである。
で、質問内容はなんだっけ?

そんなこんなで、
今日は初グループ面接でした。
控え室では和やかな雰囲気が流れ、
緊張もほぐれた(話し掛けてくれた人ありがとう)。
しかし本番。
私は異常なアガリ性なのでプルプルと震えていた。
そんな中私の隣の美女(とくダネ!の女子アナ似)が、
流暢に話し出し、さらにブルブル。
もう何を話しているのか、言葉づかいは大丈夫なのか、
分からない(笑)。
しかし、周りの人の話し方は参考になったな。
収穫。

就職がらみになると毒づいてしまいますね。

映画メモ*
「点子ちゃんとアントン」独 1999年
原作:エーリヒ・ケストナー
監督・脚本:カロリーヌ・リンク

キャスト
点子ちゃん:エレア・ガイスラー
アントン:マックス・フェルダー
点子ちゃんのママ:ユリアーネ・ケーラー
点子ちゃんのパパ:アウグスト・ツィルナー
アントンのママ:メーレト・ベッカー
ロランス:シルヴィー・テステュー
ベルタ:グードルーン・オクラス

ストーリー
点子ちゃんはお金持ちだけど、お母さんは家を空けがち。
アントンはちょっと貧しいけれど、お母さんといつも一緒。
どっちが子供にとって幸せ?
子供が何を求めて行動するか?
その簡単な質問の答えをくれる映画。

点子ちゃんと家庭教師と家政婦さん(この二人のキャラが本当に良い)
が3人で踊るシーンがかわいい!

あとアントンのお母さんがお茶目で、
影絵をしてくれるシーンがとても好きだな。

2002年03月16日(土)

親友の袴姿/「ロード・オブ・ザ・リング」

地元の友達は卒業式シーズン。

今日は親友が卒業式だった。
なのでお祝いを選びに雑貨屋にいった。
やっぱりプレゼントって自分が欲しい物をあげるのが一番いいと思う。
自分が好きなものをあげるのだから、一番の物でしょ?

というわけで、
前から欲しかったアラビア社のムーミンのマグを買った。
ピンクは初めて見たのでピンクを。
うう、かわいい。
そして私の唯一の特技であるお菓子作り。
クッキーを5種類つくってラッピングをし、渡しに行った。

友は袴姿で、綺麗だったわー。
写真を一緒にとりまくった。
その後に彼女は部活で卒業飲みがあると言うので別れた。

思えば彼女とはもう18年の付き合い(ブランクはありますが)。
卒業ともなるとなんとなく感慨深いものがあるね。
笑う顔は晴れ晴れとしてたから、
きっと良い4年間だったんだろう。
桜も開花したし、なんとなく気持ちが春めいた一日でした。

映画メモ*
「ロード・オブ・ザ・リング」米 2001年
原作:トールキン
監督:ピーター・ジャクソン

キャスト
フロド:イライジャ・ウッド
ピピン:ビリーボイド
アラルゴン:ヴィゴ・モーテンセン
レゴラス:オーランド・ブルーム
ギムリ:ジョン=リス・デイヴィス
ボロミア:ショーン・ピン
ガンダルフ:イアン・マッケラン
アルウェン:リブ・タイラー
サルマン:クリストファー・リー
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット

ストーリー
舞台は、遥か昔の中つ国。悪の指輪を手にしたホビット族の青年フロドを中心に結成された9名の仲間が、指輪を狙う悪の冥王サウロンの追手から逃れて、指輪を抹消するまでの息をもつかせぬ壮大な闘いのドラマ。

感想
まさにドラクエやFFの世界のルーツだね。
今にもレベルアップの音が聞こえてきそうだ(笑)。
風景も綺麗で、世界にもこんなに綺麗なところがあるのだなあ。
うっとり。

井筒監督はつまらんと言ってましたが(笑)、
純粋に楽しめた。
2回くらい泣き所がある。

なんで山の溶岩で作った指輪が世界を支配する力があるのか?
主人公指輪はめたらやばいんじゃねえの?
とか思うけど、
そういう理屈ばかり考えないで見るべき。

まあ、色気が足りないけどね。
リブタイラー全然エルフぽくないし。
そして弓で戦う人がかっこよかった!
それでCUTで1ページのってたからよんだら幻滅(笑)。
2002年03月15日(金)

電話/「夏至」 

電話といえば、私は電話が好きでない。
自分の声が嫌いだから、それと顔を見れないから。
あとはイタ電に悩まされた日々があるからです。


映画メモ*
「夏至」 ベトナム・仏 2001年 

監督:トラン・アン・ユン

キャスト
スオン:グエン・ニュー・クイン 
カイン:チャン・マイン・クオン
リエン:トラン・ヌー・イェン・ケー

ストーリー
ハノイに暮らす三姉妹(スオン、カイン、リエン)を中心に、
姉と妹にはさまれた長男、姉妹の夫や恋人たちの姿をみずみずしく描いていく。

感想
そこはかとなく、エロイ。
どこを見ても色気がただよっています。
おっさんが吸うタバコの煙までもが、そうみえる。

青が本当にまぶしい。ひさびさに美しい映画を見た。
内容は淡々としていて、ベトナム女性の日常という感じ。
眠くなるかと思ったが、青のおかげで眠らなかった。
そして姉の密会のシーンの赤が効果的。

主演の妹、本当に綺麗。

余談:私は本気で妹さんが兄の事をすきなのだと思い、
   「くっつけー!!」と念じていた。
   近親相姦とかってベトナムとかはどうなんだろうね。

2002年03月14日(木)

なごんだよ日本茶。/「ニューイヤーズデイ」

喫茶ってはやりなんだね、はやりになると嫌になるなあ。
でも喫茶は好きです。
学校近くの神保町の喫茶が好きだ。
でも最近学校に行かないので神保町にも縁がなく、
喫茶中毒です。

今日はとある会社にエントリーシートを出しにいったので、
その後、そこらをプラプラと歩いていた。
そしたらわき腹あたりがブルブルしている。
電話だ。
でてみると
「おーいま**の提出した?近くにいるんだけどお茶しよー」
と友人が言うので賛成した。

二人とも昼飯抜きと言う状態だったので、いっぱい食べることにした。
まずは、四ツ谷のわかばで並んでまで鯛焼きを食す。
うまい、皮が薄すぎず、かりっとしていて。
本当に尻尾まであんこが入ってるよーー!
感激、友よ、ありがとう。

そして日本茶カフェがあるというので、
行ってみた。内装は普通でした。
でも500円でおにぎり・日本茶・お惣菜のセットは安い!
しかもお茶おいしい。味噌そぼろおいしい!
可愛いおねえさんがおにぎりを握ってくれているところもまたよろし。
うふふ。

そして友達となごむ。
こういうのが一番楽しいな。

映画メモ
「ニューイヤーズデイ」 英 2000年

監督:スリ・クリシュナーマ

キャスト
ジェイク:アンドリュー・リー・ポッツ
スティーヴン:ボビー・バリー
ヴェロニカ:マリアンヌ・ジャン・バプティスト
     
キャスト
雪崩事故によって仲間を失ったジェイクとスティーブン。
彼らは自分達の命の期限を「1年間」と定め
「12の約束」を遂行することを誓い合う。

感想
まさに青春映画。青い。
彼らの行動はモラルには反してはいたがまさに純粋な友情の証。
崖から飛び降りたことで彼らは生まれ変われただろうか。
映像が綺麗で見る価値アリ。
主演の黒髪の男の子がかっこいい。
2002年03月13日(水)

GRAPEVINE

本当に好きなんだわ、GRAPEVINE。
音楽何系とか、ルーツはなんだとか、そんなもんよく分かりません。
でもいい。
それが音楽には一番大事だと思う。
自分がどう感じるか。

独特のメロディライン。詩のいいまわしとか。
何度聞いても飽きないバンドです(特にカップリング曲は)。
クサイかもしれないが、本当に宝物を見つけたようなものだ。

友達に「もうピークはすぎたよね」(果たしてピークはいつなのか)とか
「テレビで見かけん」(でてるわよ)と言われたって
いい物はいいのです。

ああ、脱線。

そしてライブのちょっと客と一線を引いた、秘めた熱情のようなもんが好きだね。
ディープな世界に行くところもいい(たまについて行けん)。
ライブの場合、やはりヴォーカリストの存在感は重要だと思うんだけど、
バインの田中氏の存在感は抜群。
あの細い体から出る色気は会場全体を包んでいる!(褒めちぎり!)

でも一つ不満が、ライブでちょっとだけ動いて欲しいな。
そういうバンドじゃないって分かってるけど。

好きな曲ベスト3は
1、坂の途中
 *日記の2日目参照
  ヴォーカルの張り詰めた感じがよい。
2、遠くの君
 「この身を削ったってさ 空回るのは解ってたんだろ?
  君が「断る」ったってさ ありのまま捧げたいんだよ」
 このくだりが切なすぎた。
3、SUN
  はじまりとサビのギャップがかっこよすぎ!

2002年03月12日(火)

映画「恋ごころ」

映画「恋ごころ」

ストーリーは
パリに巡業にきたローマの劇団、女優はパリ出身劇作家は恋人。3年前に別れた恋人が気になってしょうがない。きになって芝居もトチってしまう。会いに行くと、元恋人には新たな彼女がいて、劇作家のほうには可愛い女子大生との出会いが・・。というはなし。

最初ちょっと退屈か?と思ったが、
話の展開がコメディーになっていくごとに飽きない感じになった。
しかもパリの町並み、何もかもが芸術的。
そして主役のジャンヌ・バリバールが美しい。
服装も「オイ、それはあり?ノーブラ?」てのはあったけど、
パリっぽくてよかった。色使いが絶妙。

そしてフランス(イタリアか?)のおっちゃんって何であんなに魅力的なんだろう。なんか濃い顔なんだけど、ユーモアあふれていて。
おっちゃんなのに。ステキ。

あと劇のシーンがよかった。イタリア語の言い回しが綺麗で。
主人公立ち回りとか、本当に普段の主人公とは別人で、女優になっていた。
「エスター・カーン」も舞台の映画だけど、主人公、芝居してるのか?と思うことがあったのと比べるとこの演技のクオリティーは高いような気がする(あくまで私的に)。

最後にフフッと笑えてよかったな。


2002年03月11日(月)

嗚呼、就職。〜きっかけ編〜

就職をしよう。
10月くらいに大学でガイダンスを聞いた。
なんでだよ。願わくば、私は遊んで暮らしたいんだ。

やりたいこと、そんなのは腐るほどあるよ。でも仕事に出来るのか?

無職願望。
これは町田康の本を読み、
「ああ、なんだ、無職でも結構食っていけるんじゃん」
と思ったことで拍車がかかった(オイ)。

しかし、ある雑誌で彼の家を目にした。
驚くべきことに、ステキでおっされーな家にお住まいだった。
私のイメージでは
アパートの一室、6畳和室。フロ・トイレ共同。部屋は散らかっている。
といういかにも無職男性の住む家を想像していた(申し訳ありません)。
そんなわけあるわけないじゃんね。
そうだよ、
町田氏だって結局はパンクと小説をやって猫を飼い、
美女の奥さんだっているんだった。
すばらしい。特に猫と暮らすこと。
なんだ、やっぱり一生無職は続けられないな。

「そうだ、好きな事を仕事にしよう」
そしていい男を捕まえ(バカ)、猫を飼おう。
ああ、安直。
そして私は好きな会社をリ*ナビーで検索を始めた。

そして今、「好きな会社」のエントリーシートに悩まされている。
好きなことやるためにも苦しまなくちゃいけないんだよな。
当たり前だけど。
エントリーシートって自分を見つめることでしょ。
結構これっていい機会なんだよな。
自分がどんな奴かってのは人間の最終課題みたいなもんだし。
2002年03月10日(日)

ヘドヴィクアンドアングリーインチ

この映画は本当に強烈だった。
音楽も主人公の存在自体も強烈。
始まりから心奪われたなあ。

あらすじは、
主人公は性転換手術が失敗して、男でも女でもない体になってしまって、
恋人には一緒に作った大切な曲をとられ、その恋人はロックスターに。
くやしさ(?)から彼の公演会場のすぐ近くで(おもに飲み屋)同じ曲を歌う。
(訴訟もしているようだ)。

その行動自体、結構執念めいたものがあるし、
主人公の気持ちがわからないなってところもあった。
けど、男でも女でもない自分の気持ちは誰にも分かってくれない。
だからもう一人の自分を探す。
この気持ちよく分かる。
自分はこんなはずじゃない、もう一人の自分がいるはずだ。
って思うことってある。
それを「これが自分だ」認められたら人間の悩みって殆どなくなると思う。
悩むから名曲が生まれて、芸術が生まれて、人は自分に足りない物を人と関わることで補ってるんだろうな。
ヘドヴィクがときおりみせる切なそうな顔がなんともいえなくて、
泣いてしまったなあ。
彼女は本当は別に元恋人を本気で恨んでるわけじゃない、だから成功を手にした後も切なそうだったんだろうな。
では何を求めていた?
なんだろうねえ、結局はくさいけど、愛を求めていたんだろう。
それとも今の「自分」を認める勇気か?

この映画の曲は全部名曲!歌詞もいいし、声もいい!
ああーサントラ欲しい。
ファッションも80年代でかっこいいし!
髪型で人間こんなに変わるんだなあと思った。
美容院いってこようっと。
ブロードウェイでミュージカルがやってるみたい(元はミュージカルだしね)、
ああーいいなあアメリカ行きたい。
2002年03月09日(土)

お酒

私は結構お酒に強い。
酔わないもん。
ちょっと前まではそう思っていたのです。
ビールだっておいしいしさ。
だから飲みまくり!
そしてこの前人生初、意識不明に。
さらに記憶障害(笑)!
年かしらねえ、20歳もすぎると。
酔うと記憶もなくなるみたいで、
後に友達から聞いた私の言動を参考にすると、
1、幼児化
2、笑い上戸(からみつつ)←ここまでは覚えてるかも。
3、歌い上戸(オンステージ)
歌い上戸はものすごかったらしく、
フィンガーファイブメドレーだったそうな(しかも上手いらしい)。
なんで今??
2002年03月08日(金)

好きなフレーズ

坂の途中 思いは募ってゆく 新しい闇に堕ちる
消されてく時間を過ごすという 儚さに髪を梳かす
                  「坂の途中」

この曲は歌詞と田中さんの声、と西川さんの曲があって完璧に名曲だと思う。
あの張り詰めた声がもうたまらん。涙がでた。
2002年03月07日(木)

はじめました

私もそろそろネットに参入しようかしらん。
そうだなあ、日記をつけてみることにしよう。
いつかはHP開設したいんだけど。
その下準備にでも。

ではマズは自己紹介でも****

年齢:21歳  職業:学生 性別:女子

趣味:映画・音楽・おかし・喫茶めぐり・カメラ

好き:GRAPEVINE・カフェオレ・動物・サファリパーク
   古い物・京都・おっさん経営の喫茶店
   つれない人・カメラ・フランス
   可愛いパッケージ・夢野久作・美女
   見るだけショッピング・日本家屋

嫌い:気取った店員・虫(特にアリ)

性格の傾向:さっぱり。小心者。
2002年03月06日(水)

日々ノオト / kica

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