milukuの日記

2006年12月31日(日) 2006年総括

『漫画で、デビューすること。雑誌に掲載されること。』


そして、自分に厳しく、逃げないこと。


これが、去年の日記の目標でした。
結果↓



イラストでは、一冊お仕事いただきました。
漫画では、2回持ち込み。(同じ雑誌へ)
少年誌から青年誌へ移行しました。

結果は、1本目が(7月に持ち込んだ編集さんのいう通り)一次審査にも残らず(今月発売の雑誌で選考結果が発表になりました。)、2本目も今月の25日に持ち込みしたんですが、やはり同じように『一次通るか、わからない』といわれました。

その時言われたのが、うちの雑誌は完成度や技術よりも熱がほしいと言われました。
熱意が入っていると、どんな下手な絵でも読み手に伝わってくる。
裏を返すと、そこそこ描けているが、熱意が伝わってこないと。

そして、台詞でも、絵でも『これが描きたい』というものがないと、こちらもどうしていいか(どう扱っていいか)分からないといわれました。

あと、ネームについては、基本的なところで、もっと練らないとダメだといわれました。

漫画=履歴書みたいなもので、どこかひっかかりがある所がないと、完成度よりもどこか変なところがないとダメだよ。といわれました。

年末の忙しい時期にすごい、丁寧に対応していただきました。
ありがとうございます。

前後しますが、25日に持ち込みに行って、そこで↑のような結果になり、また日々の殺伐とした仕事に戻り(特に、先週から週6勤務で疲れているところに、24日はほとんど原稿についやしたため、精神的にも肉体的にもピークでかなり、かなりしんどかったです。)

で、28日にイラストのお仕事を紹介してくれた編集さんが、ビジネス誌へ転職していて、そこで、30日に会えないかというメールをいただいて、仕事収めが30日だったんですが、早退をもらって、会社を抜け出して編集さんとお茶しに行きました。

ビジネス誌の方で、漫画の企画をちょっと考えているというお話だったので、何点か違う傾向の絵を持っていきました。

企画事態は、まだまだ編集さんの頭の中にあるという状態で、お話はそっちよりも、最近私がどうなっているかを、気にかけてくれていうみたいでした。

とりあえず、↑に持ち込んだ原稿と、青年誌の編集さんに言われたことを、話していたら、Mさん(お世話になっている編集さん)も、編集側からの意見を言ってくれました。

やっぱり、WEBの影響で、本事態の売り上げが落ちている事。
あと、雑誌の企画でも、アンケートなどで、すっごいい結果がでる企画と、悪い結果がでる企画と、何にも触れない企画があって、一番よくないのは、何にも触れられない企画で、つまりどうでもいい、その他ということになるから、触れるならどっちかに触れないとダメだって言われました。

また、ライターさんでも、年数を重ねてくると、だんだん技術にこだわったり、うまくまとめようとして、自分の殻ができてきて、扱いづらくなる事があるっていう話をしてもらいました。
特に、ライターさんでも兼業してる人(主婦だったり、もう一つ仕事があると)ルーティンワークになってきて、日本語や表現は間違ってないけど、こじんまりしてきちゃう、やっぱり、これが面白いんだ、伝えたいっていう気持ちがないとダメだっていうことも教えて頂きました。

編集部には、すごい数の投稿作が送られてきて、だいたいがそこそこかけるけど、情熱が感じられないものが多くて、やっぱり、インパクトがあるものじゃないとダメだって事もおっしゃってました。

後は、万人受けよりも、一人でもいいから、熱心に好きになってくれる人ができるような物をかいたほうがいいとの事でした。
一人熱心になってくれると、その人から、周りに広がっていくからというお話も頂きました。

私の原稿は、多分中途半端で、そこそこ描けてて、話もまとまっているけど、飛びぬけたところがないその他大勢の一つで、安定した職もあるので、さらに25歳という年齢で、漫画からは熱意がなくて、とにかく編集さんからみると、全部中途半端で、『どう扱っていいのかわからない』って言われた意味がわかりました。

自分の殻があって、それを壊さなくちゃいけなくて、自分を出さないと、傷つかない、安全なところから出ないと、ダメだっていうことが分かりました。

Mさんは、すっごい魅了というか、人をひきつける吸引力がある人で、一時間半お話してたんですが、もうアイスコーヒー(大好物で、すごい美味しかった。)を半分くらい残すくらい話に熱中してました。

本当に、本質的なことがよく分かっていて(仕事力なんだと思います。すっごい、考えてる人なので、漫画の編集はやっていないのに、漫画に対しても私より、本質的にわかっているときがあってドキッとしてしまいます。)、何より気にかけてもらっていたということと、本当にもうどうしよう、という迷いの中で、灯りをともしてもらった感じでした。とてもありがたかったです。

そして、帰りに投稿している今月号の雑誌を買って、一次選考に自分の名前がない事を確認して、部屋を片付けてたら、涙がぼろぼろでてきて、朝も、号泣でした。いろんなものがでました。(特に、仕事がつらい分、この漫画で報われるはずだっていう気持ちや、これで変わるはずだっていう気持ち。支えみたいなものがあったので)本当にでつくした感じでした。

だから、本当に、自分が何を表現したいのか。そして、表現したいことを、安全なところに逃げないで、傷ついても(もう、本当に傷つくのいやなんですよ!でも、)挑戦するという事。

これを、来年の目標にしたいと思います。


最後に、今年は、家族の存在や、友人の存在がすごく、ありがたかったです!!会って話しするだけで、すごく元気になれるので。ありがとう!!

では、皆様今年もありがとうございました。
よい、お年をお迎えください!!













2006年12月26日(火) オフィス観察日記

まずは、出勤時間ぎりぎりに出社。出社とともに、席で一頻り汗を吹いた後、髪の毛を徐にとかしはじめます。ひとしきり、作業が住んだら、今度はお化粧に。もちろん他の社員や部長がいてもかまいません。しばらく、ボーッとしてから仕事を開始。きにくわない亊があると書類を揃える音をわざと大きくして威嚇。その他のバリエーションとしましては、扉を乱暴に閉める、わざと机の引き出しをガチャガチャする、風邪のふりして咳払いするなどなど。しかし、なんといっても最大の武器は電話。機嫌が悪いと内部でも外部でもお構いなしに、ケンカごしの対応。仲良し社員とのお電話は、スイッチが変わります。いままでとは、うって変わって甘え声でお話。オフィスには、緊張がただよります。ご機嫌と不機嫌を日に2回繰り返されて、扉をバ―ンとしめて、退社されていくのであります。診察結果としましては、きにくわない亊があると、他人に対する攻撃性が強い一方で、自分に対して親しい人には、とても優しい一面も。仕事そのものよりも、人間関係によって、仕事の不出来が決まるタイプ。処方箋としては、常にきをかけてくれる、同僚または上司の存在。世の中自分の思い通りにはいかないという亊を意識する亊。



2006年12月14日(木) 黒い炎に燻される

まるで、オヒィスは鍋で私たちはなかでぐつぐつ煮られてるようです。風邪を引いて、風邪薬がきいているせいか、あまり感覚が働かないので逆に助かりました。で、どんな具でも入れると味がしみてしまいます。今は、鍋から大変よくない味がでていて、どうしたものか。自分の持ち味も消されてしまいそうです。今回の風邪は自分で意図的に引いた気がしてなりません。つーか、本当に気が下がっている。どうしたら、今の環境がよくなって、仕事しやすくなるのか、今後の課題にしたいと思います。



2006年12月13日(水) 告白

はっきり言うと、会社にどーにも苦手な人がいて、時期によって波がくるんですが、どうも駄目。しかも、それを相手に伝わるような自分のリアクション(無意識)も余計拍車をかけているんですが…どうにか、気を使っているんですが、仕事の終わりになると気が少なくなってきて、相手に引きずられちゃう始末。で、こう微妙な空気で帰宅するという。でも、気を使わないと悪化するし、気を使っても攻撃してくるしでいかがなものか…そんな時、アルバイトの事務の子の笑顔に救われます。本当に笑顔ってボランティアなんだな〜と思いました!



2006年12月11日(月) アンジェフェスティバルイン横浜

妹につれられて行ってきました。今回テンションは普通だったのに、会場の熱気にあてられるのか、会社帰りにビックカメラによる始末(そしてネオアンは見つからず/泣)今回は隣が男2人組で、おそらく99%が女性の中、会場内で唯一かも?周りの女の子がキャーキャーゆうところで大爆笑してました…そんな中、一番のヒットはエトワールのフランシス役の人でした!名前が平山だったかな…?すごい独特で、キャラとのギャップがすごかったです!最後の挨拶で愛してる…ってサービスもあり、やはり女の子は台詞に弱いんだなと実感。ネオアン5人も個性豊かでし



2006年12月01日(金) 未来の自分と約束する

大好きな言葉の一つです。先週のR25小山薫撞(字わからない)さんの言葉で、現在は過去の贈り物。現在は未来への贈り物。というのが、ありました。なので、何でこんな事が通るのかなとか、おかしな事とか、理不尽な事があっても、それさえわかっていれば、周りから認められなくても、流されないでいける事がわかりました。未来の自分へ約束します。


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