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■ 見上げた空の色
「・・・何か変な感じ」
真っ青な空を見上げながら、隣にいる人物は呟いた。
「何がだ?」
自分も空に目を向けて淡々と問う。 何の変哲も無い、夏の空。
「だって、今見てる空は"青"色だけど、もし"青"と言う色が"赤"って名前だったらだったら、今見てる空の色は"赤"なんだろうなと思って・・・」
隣の人物は、時に不可解な言動に出る。 分かるようで分からない言葉。
「誰が、空は"青"だって決めたんだろう?」 「さぁな」 「君は冷たいね」
クスクスと笑いながらそう言う。
「でも・・・」
そう言うと再び空に目を向ける。
「空は"青"で良かったと思うよ。だって・・・今更"青"を"赤"だなんて思えないし」
そう言って歩き出した人物を慌てて追いかける。
「人間の先入観って凄いよね」 「そうだな」
肩を並べて歩きながらまた空を見る。 その日、空の色に初めて興味を持った。
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意味不明。 久し振りに書いたのがコレです(汗) ただちょっと思っただけです。 誰が色に名前をつけたのかなって。
2002年06月15日(土)
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