カンラン
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2012年10月29日(月) |
ひとりごとのようなもの |
「臨場」を借りてきて観ている。倉石が(理由あって)植物に話しかけている様子に、毎度軽くゾッとしながら観ている。キラキラキラン!みたいな効果音にも拒否反応が。
そうしていたら、今日、炊飯器と話をしている自分に気づく。夕飯用に米をといでいると、背後で炊飯器がピーピー鳴っている。「ああ、保温モードになってたか」とつぶやいて、取消ボタンを押す。引き続き米をといでいると、再び、ピーピー鳴る炊飯器。「えっ!今度は何!!ああ、上のとこね(蒸気口の部品を洗った後、取り付けていなかった)」と納得したところで気づいた次第。カギカッコの部分は、しっかり声に出していた私。炊飯器が文句をたれている分、これはこれで、会話が成り立っている。
いい季節の真っ只中。 窓から入る陽気と少しばかり涼しい風に心地良さを感じながら、状差しにたまった手紙や葉書にひとつひとつお返事を書く。なんという贅沢だろう。
フランスからの小包が今度は無事に到着。二度も送ってもらうこととなり、本当に申し訳なかった。オレンジフラワーの飴(素敵な箱入り!)とラベンダーの石鹸が入っていて、開けた途端に柔らかい香り。 すぐにメールで無事受け取れたことを伝える。一息ついたところで、葉書を出すことにする。
徳島入り1周年を記念して、家族で外食。会場は、つちのこ氏いちおしの焼き鳥屋さん。いちおしというだけあって、たしかに美味。ぴのきは「こころ」がいたくお気に召したようで、追加注文する一幕も。 ビールっ腹のほろ酔い状態でいただいたグリーンレモン酎ハイが美味しかったなあ。香りがなんともよろしくて。持ってる香水になんとなく似たいい匂いでした。
うちの男子たちに少々心配されつつ、そこから自転車で中央公園へ。LEDのふるさと、徳島を彩るイベントが催されるとのこと。ところどころライトアップされているんだろうなあ、とあまり期待せず行って見たところ、これがまた参加型の素敵なものでした。公園周辺の数ヶ所に会場があったようですが、我々が参加したのは二つ。雲(煙)と光のショーと、光の広場で遊ぶもの。(どちらも作品名がついていたはずだが、思い出せず) 光の広場ではぴのきと二人、童心にかえって遊びに没頭してしまったが、大きな布に空気をはらませてドームを作ったり、外から観てたらなかなか幻想的な光景だったのではないかな。
帰り道、閉店間際の自転車店にて、自転車のヘッドライトを購入&装着(つちのこ氏の自転車に)。最近はUSB充電だったりするのですね。あまりの小ささ、手軽さ、明るさに酔いがすっ飛ぶ。
なんだかLED日和。
今月いっぱいで英会話教室が解散となり(いろいろと事情があって)、新しい英語の教室を探すのか、はたまたまったく違う習い事をさせてみるのか・・・と考えた末に、ひとまずスイミングスクールの体験レッスンに参加してみることになったぴのき。 島でお義父さんに海に行こうと誘われても嫌がる彼に、この選択はないだろうと私は思っていたのだけど、つちのこ氏と話しているうちになぜかその気になった模様。
レッスン中、2階の観覧席から見守っていたところ・・・静かに泣いてる!やはり、水がこわいらしい。3歳とか4歳とか5歳の小さな子がばんばん飛び込む(腰にヘルパー付き)中、かなりおびえてる!
これは入会は無理だろうなあ、まあ頑張ったよね、うんうん・・・などと気持ちを切り替えて、本人と更衣室で合流したところ、まさかの「やってみる」宣言。びっくり。すごくびっくり。
そんなわけで、本日正式に入会手続きをしてきました。スクール指定の水着も買ったよ。
母は、しばらく観覧席で胸をざわざわさせていそうな予感。
前回の日記から一転、セーターは毛糸の玉に戻った(mammagoto参照)。「次は何を編もうかなあ」などということは考えず、再びじっくり取り掛かる所存。今シーズンはこれひとつで勝負、ぐらいの心意気でね。くじけない、くじけない。
明日は、はじめての水泳教室に行ってきます。子どもの。 島でおじいちゃんが海に連れて行ってくれようとしても頑なに拒否するぴのき、大丈夫だろうか。明日の体験レッスン後に、彼が何て言うのか非常に気になるところ。 ちなみに、母はスイミングスクールまで運転していくことに緊張を隠せないでいる。右折とか、駐車とか、いろいろ考えて疲労。
村上春樹の「アンダーグラウンド」を読んでいる。何人もの人の1995年3月20日の記録。いくら読んでもその日から先へは進まず、別の人のその日が繰り返される。 衝撃的な事件ではあったけど、ニュースやワイドショーで見たのとはまた違った印象を受ける。それぞれのインタビュイーの記録の冒頭に、人物像や印象が著者によって簡潔に書かれていて、それが人間らしさを色濃くしているからだろう。
一番好きな季節は?と、子に問われ、しばし考えた後、秋と答えた。 そうか、そうなのか、今が私の一番好きな季節なのだなあとあらためて感じてみる。
少しひんやりとしてきたので、冬用にスリッパを新調したり、扇風機を一台片づけたり。(もう一台は、雨の日に室内で洗濯物を乾かすときに使っているため、もうしばらくそのままで) 私は、10月に入ったら衣替え、などと日にちにこだわらず、自分の体感で季節の用意をする。それって、なんだかとても動物っぽくて、好きな感覚だ。たまに、面倒臭くて出遅れてしまったりすることもあるけれど、その後、あたふたと取りかかるのも、これまたいい。
セーターは、現在、最終段階の袖の部分にさしかかっている。円周が小さいため輪針が使えず、苦手な4本針で2目ゴム編み。針ががちゃがちゃとなっているのがどうもいかん。目数が少ないので、ずんずん進んで早めに終わらせたいところ。
フランスからの小包が行方不明になっていることが発覚。同時に投函された葉書はとっくに届いているのに。手紙や葉書は問題なく届くのに、どうして物になると失くなってしまうのか。とても残念。
悲しいことがありました。 薄暗くなった夕方の部屋で、ひとりで静かに泣きました。
今回のお別れについては、もう泣かない。 そう決めたので、明るく、さよなら。
先週、二か月ぶりにヨガ教室に行って、やはりからだにもこころにもじんわり良いことを実感。少しずつでも、家ヨガをしていこう。自分の記憶に残っているアーサナをやって、ときどき、DVDやらCD、それからDSの「どこでもヨガ」に助けてもらう。 ちなみに今日は、シャバアサナからいつのまにか、ことんと眠りにおちてしまい、腕にマットの跡が。 そのまま、しれっと幼稚園にお迎えに行く。
幼稚園で撮影された2L版の写真が、行くあてなく部屋の片隅で増殖していたため、アルバムを買ってきて整理する。ようやく収まりがついて落ち着いた。ここに至るまでが、なんと長かったことか。 L版用ではないアルバムを買ったのは初めてのこと。一般的に、皆さんきちんとされているのだろうか。なんだか、遅い春を迎えた気分。
その他、近況。 ピース又吉直樹の「第2図書係補佐」を読んでいる。
穏やかな人になりたい 穏やかな人になりたい
何度唱えたら叶うだろう
きたなくて、はずかしい
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