カンラン
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2011年12月19日(月) 妄想スイッチ

広島では初雪が降った、と友人からメール。平和大通りのイルミネーションがきれいだろうな。


車検を済ませることができた。ちょっとした手違いがあり、先週、今週と二度足を運び、ようやく。
作業してもらってる間、マッサージ機を借りて心地よい待ち時間を過ごす。そのマッサージ機というのが待合から少し離れた最終検査場の片隅にあり(一応簡易パーテーションが設置してある)、検査が終わった車がそばを徐行して通り過ぎたりしてちょっとおかしなシチュエーションでは、ある。そして、寒い。そんな環境にも臆することなく、全身コース2回、肩コース1回をこなす。
あとになって、やっぱりおかしかったよねえとつちのこ氏と話していると、妄想スイッチが入り、実は私があの会社の社長で、マッサージ機を大型トラックに運ばせ、全国津々浦々の工場をぬきうちチェックしてまわっている。そして、あの簡易パーテーション越しに、一見マッサージ機のリモコンと思しきメカで最終検査の合否判定をしている。作業をしている社員はこれ以上ないほどに緊張している・・・などと言いあって笑い納める。
雪こそ降らないが、寒さのせいで変になる。


先週木曜日から午前保育となったので、ばたばたと時間が過ぎゆく。幼稚園に行って帰って、掃除して、お茶を一杯飲んだら、あらもうこんな時間。

年賀状は今朝投函した。この度は引越のお知らせを大々的にはしていなかったため、うち宛ての年賀状の大部分は広島から転送で届く見込み。


2011年12月16日(金) 師走の出来事

子ども会という名のクリスマス会が無事終了。
歌詞も踊りも結局覚えられずだった。マルモリでは私の踊りがお手本にならない!とぴのきにキレられた。つまり、親子揃っていい加減な感じだったわけだが、まあ、よしとする。


23日に帰省します。高速バスのチケットすでに購入済み。ぴのきとふたり、4時間弱揺られて帰ります。
そして、25日の夜には友人とお出かけする予定。最近海底にいたので(気分的に)、久しぶりにわくわくしております。


この時期にして珍しくぜんそくが発症している。広島に帰ってから病院に行こうと思っていたけど、どうにも調子がよろしくないので近所の内科を受診。薬が効き始めるまでしばしの我慢といったところ。


2011年12月12日(月) めぐるクリスマス

2年前の日記を読む。自分の。
迫りくる引越に備えて、オリーブオイルの瓶を派手に割ったり(今でもよーく覚えている一件)、片付けをしたり、どたばたしていた模様。
あれから2年しか経っていないのに、今年も引越をし(今回はとうとう県外)、ぴのきは確実に大きくなっている。振り返って見ると、当時の引越先である川沿いのアパートにはほんのちょっと住んだだけだったのだなあ・・・しんみり。
あの引越は、宿舎から追い出されたことに起因しているにもかかわらず、会社からの補助が一切なく、本当にきつかった。引越ってこんなにお金がかかるのか、と驚いたそのまんまの顔で貯金を切り崩しに行ったもんなあ。
でも、あの山の上の小さな部屋から飛び出せることにわくわくした。楽しみにしてた。


さて、ぼちぼちクリスマス。
金曜日には幼稚園で「子ども会」なる集まりがあり、それに向けて親子ともども踊りや歌の練習をしている。歌はまあいいとして、一番やっかいなのが、マルモリ体操。マルモリというものを知らない私が、昼さがりのリズム室でDVDを観せられて見よう見まねでばたばたしている姿はかなりいただけない。なんなんだこれは、という思いが頭から離れないまま、ばたばたしている。
それをつちのこ氏に言うと、この上なく気の毒げな顔をして「・・・BROOCHさんはいいよ。適当で」と言ってくれた。少しだけ、気が楽になる。
当日は、親子入り乱れて歌って踊る。観客がいないなら(多分)、まあいいか。じーっと見つめられるとつらいがな。


今日は、ネットで注文した品々が届く。9リットルダウニーが2個(!)とレゴブロック。レゴブロックは祖父母からぴのきへのクリスマスプレゼントなのだけど、夜便を指定していたのにもかかわらず勘違いして、ぴのきに「今日午前中におじいちゃんとおばあちゃんからのプレゼントが届くよ」と伝えてしまった。大失敗。幼稚園から帰ったら、まだ届いてないプレゼントにご機嫌ななめだろうなあ。・・・ダウニーならすでに届いているんだが。

ところで、私のクリスマスプレゼントは、ダウニー!、ではなく、指輪でした。ちいさなちいさなダイヤがぶら下がった指輪をつちのこ氏が神戸で買ってくれたのでした。ビーズほどの大きさ(というか小ささ)のダイヤに特殊なカットが施してあって、それがきらきらきらきらとかわいく光る。結婚前につちのこ氏がくれた細い指輪と連ねてつけてます。

ちなみに、2年前のクリスマスプレゼントは、ピエロパンツでした。おそらく、さっき日記を読み返したところによると。


2011年12月05日(月) 初冬のできごと

徳島に移り、ネットも繋がり、なんだかんだとありながらも日々いいペースで日記をつけられるようになったと思った矢先のできごと。

主人の父が倒れ、夜中に車を飛ばして広島へ帰ったりしていた。その後、容体は少しずつ落ち着いてきている。

たちまちのことが通り過ぎると、ぼちぼち皆が体調を崩し、先だっての週末は家で半分寝ているようないないようなな状態でうどんばかりを食べた。金曜日はひさしぶりの幼稚園で餅をついたりもしたな(私は丸める係だったが)。うっすら靄がかかったような日々であった。

目に見える世界は靄がかかっていて、うれしいこともそうなく、うれしくないことも幾分かぼんやりといているかわりに、自分の中では毒々しい気持ちがぐるぐると渦巻いていて、それがなによりもきつい。出ていくところがなく、今も濃度を増している。目の前のできごとに腹をたて、過ぎたことを掘り返してまた腹をたてる。どうにかならないものかと、黙々と編物をしてみたり、年賀状の準備をしてみたりもするが、毒が勝つ。

今はあらゆる感情が過敏になっているのだと自分をなだめる。
決して怒りだけではなくて、いろんな。
どうどう。


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