カンラン
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弟の誕生日。 ひょろひょろとしていて、いつまでも幼さの残る弟もいつの間にやら29歳。ここ数年は毎年「え、もうそんなになるの?」と驚き続けている。 そうだよなあ、もう働いていたりするんだものなあ。想像つかないけど。
弟とは、私の小学校卒業以来生活を別にしているので、近くて遠い人だ。 なので普段無関心な分(離れているうえ全く異なる道を行っているので関心の持ちようがない)、お盆やお正月なんかにたまに一緒に過ごすとついつい観察してしまう。 むこうがこちらを観察しているかどうかは知らない。
ちなみに今年は実家からの帰り道、つちのこ氏と「なんか対応が大人だよねー」「私らよりずっとね」などと感想を話した。 ぴのきはもう弟にどっぷり首ったけになっていたので、別れに際し「さみしさをかんじる」などとつぶやいてしゅんとしていた。どこで覚えるんだ、そんな表現。
そんな弟と今日はメールでやりとりをした。 相変わらず離れちゃいるけど、不思議と以前よりかは近くに感じる。なんとなく、なんとなく、歩み寄っている感じ。
近いうちに手紙を書く。 お盆に撮った写真を添えて。(すべて変顔ぴのきとのツーショット)
家にいるとそれなりにむしむしするものの、夕方、空の色がトーンを落とすぐらいの時刻に外を歩くと、「なるほど。たしかに冷夏かも」と思う。風が吹いていればなお心地よい。
八月にはいって、一週間ぐらいのどの調子がいいときがあったのに、2、3日前からまたげほげほ再来。「ああ、またか・・・」(前回、小児科と内科を受診して薬もあれこれ飲んだけど結局よくならなかった)と半ば諦めモードに入るも、ふと思い立ち、耳鼻咽喉科アレルギー科を探して受診してみることにした。
お墓参りに島に渡ったときに、くしゃみと鼻水が止まらなくなりお義父さんとお義母さんを心配させてしまったのだ。つちのこ氏の見解では、ぴのきといとこのすみれちゃんのふたりが応接セットの上でぼんぼんと飛び跳ねたことにより、埃かダニかが舞い上がったのが原因だろうとのことだった。(本人はくしゃみするのに忙しすぎて、考える余裕なし) そんなこともあってのアレルギー疑い。
いまだかつて耳鼻咽喉科というものにかかったことのない私。痛いことをされることなど予想していなかったのに、気がつくと機械が私のそばまでやってきていて、「いきますよ」の掛け声とともにずぼずぼっと長いものを鼻の穴に突っ込まれる。そのままのどに届くぐらいのところまで入っていって、痛さと不快感に涙があふれた。「鼻ファイバー」というらしい。(多分)
そのときの私は、相当なさけない顔をしていたに違いない。もうただただ、ああ、ああ・・・という感じ。 そんな私を見てぴのきも「まま、だいじょうぶ?」とびびっていた。
すぐにパソコン画面で撮れたてほやほやの私の鼻の中とのど付近の画像を見せてもらいながら説明を受ける。 私を悩ませている痰は鼻からおりてきているのではないかとのこと。 別室で吸入をして帰る。吸入の際、たらーっと鼻から液体がたれたのだけど、あれは薬だったのだろうか。それとも鼻水?
もらった薬は5日分。 「これできっと治ると思いますよ」との先生のことばがとてもとても心強かった。こういうことば、今までかけてもらわなかったので。
はやくすっきりしたい。
すごくだめな日のできごとは日記にすら書きたくないな。 反芻する気力なし。
今日はそんな日でした。
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