カンラン
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2008年05月30日(金) ずぼらふたたび

ほとんど日記書いてないじゃないかー、と反省した4月。
なのにもう5月も終わりだよ。なにひとつ変わっちゃいね。なんとまあお寒い目次ページ。
限られた自由時間を貪るかのように、ついついものづくりやらDVD鑑賞やらに流れていってしまっております。

ちなみに、現在はキャミソールワンピース(手編みと手縫いの合わせ技。不慣れな手縫いに翻弄されとります)をちくちくと作りながら、韓流まつりの方は「宮(クン)」が終盤にさしかかっている。
明日最終巻を借りて観ればもう終わってしまうのだけど、今結構苦しいところ(ストーリーが)。私はメンタル面をまんまと操られてしまう質なので「さ・・・先にすすまねば・・・」とのそりのそりと押入れに向かっては一巻一巻鑑賞している次第。(ぴのきのいたずら防止のため、レンタルDVDは押入れに仕舞いこんでいる)
重い足取りの背中につちのこ氏のあたたかいようなあきれたような視線を感じている今日この頃。・・・もう終わるから、もう終わるから。





・ぴのき成長記録
常日頃から私をひとりでトイレに行かせてくれないほどにべったりんこなぴのきに突如変化が。

居間で遊んでいるときに、ふと無言で隣の部屋に立ち去り、しばしお篭りになるようになったのだ。結構な時間(5分とか10分)帰ってこない。

実はこれ、うんちタイム。どうも静かなところでこっそりしたくなってきたらしい。まだおむつマンではあるけれど、ちょっとおとなになったんじゃないの〜と母はほくそ笑んでいる。
とは言え、あちらもこちらの様子が気になるようで、私がCDを聴こうとしたらガラガラと襖を開けて「まま、おんがく(消して)」と指示してきたり、ことがうまく運ばず一旦こっちに戻ってきてもう一度「がんばる・・・」と再びお篭り宣言をしてみたり。

うまくいけば「うんこんでた(うんこ出た)」といっておかしな足取りで帰ってくる。
そういうのが最近おもしろいなあ。





突拍子もないけれど、願い続ければ叶うことが多々あるような気がしている。願うというより、念じるって感じかな。
焦らず、じっと。


2008年05月06日(火) 黄金

今年のゴールデンウィークは本当、見事なまでの飛び石っぷりでまったく休んだようにない。飛びはねすぎでかえって疲れがたまりそう&長引きそうな予感すらしとるわい。


だいたいこんな感じ↓

5月3日(土) つちのこ氏、サッカーの練習。
        私はぴのきを連れて元職場(日本庭園)へ。

  4日(日) つちのこ氏、出勤。
        私はぴのきを連れてひやかし程度にフラワーフェスティバルへ。

  5日(月) あれこれ修理に出す。

  6日(火) 唯一のビッグイベント、津和野へ小旅行!



4月の終わりあたりからのことをゴールデンウィークと呼ぶのだろうけれど、あまりにも通常モードだったので何をして過ごしたかまるっきり覚えていない。ほんとに何したんだっけ?





で、本日の津和野。最終日にようやっとはじけたよ。

・太鼓谷稲成神社
無数に連なる鳥居をくぐり抜けながらお山の中腹にある神社へと上る。ぴのきがギブアップせず、自分の足で上りきったのには驚いた。すごいぞ、2歳児!「しんどい、しんどい」と言いながら上る姿(でも見た感じ全然しんどそうにない。むしろ楽しんでいる)にまわりの人々も笑ってた。
買って日も浅い靴がぼろぼろになってしまったね。でもよくがんばりました。


・津和野城址
蒙古の襲来にそなえて日本海のほうを向いて建てられたという津和野城。かわいらしいひとり乗りリフトで山頂まで連れていってはもらえるものの、そこからの道がかなりきびしい。体調万全かつ気分が若めの中年ぐらいまでだなあ、たどり着けるのは。そんなケヤキやカエデが茂る山道をなんとかギブアップせずにひぃひぃ言いながら上りきりました。
城址から見渡す津和野の町は本当に本当にきれい。ポケットにおさめてしまいたいほど!
きっと今がいちばん緑がまぶしい時期。今より暖かくなると山登りはきついなあ。


・殿町周辺
気の向くままにレンタサイクルをとめて散策。
なまこ壁の映る掘割に群れる錦鯉を眺めたり、山歩きで疲れたからだを休めるべく喫茶店に入ったり。
海老舎でぶどう柄の中皿、俵屋種苗店ceciliaで花の模様の入った小さななべしまを購入。ちょこっとお醤油を入れるような小皿が欲しかったので、かわいいものに出会えてほくほく。
結婚祝いに知人より砥部焼一式をいただいているので食器を買うのはおそらくはじめてのこと。自分の気に入りを探して手に取るのって楽しいのね。ちょっとはまりそうでこわい。でもよくよく考えてみると置き場がないし、はまれないな。


・SL
ちらっとでも見れるといいねえと言っていたSL。
とりあえず津和野に着いてすぐに駅前に置いてある記念撮影用の車両に駆け寄って、運転席に座ったり、正面にまわって写真をぱしゃぱしゃと撮ってみた。
それだけでもよしと思っていたけど、幸運にも本物のSLになんと三度も遭遇!太皷谷稲成神社から山間を走るお姿を見下ろしたのにはじまり、津和野駅を出発するところをお見送りして二度(至近距離でじっくり観察&撮影)、さらにその見送ったSLにどういう具合かわが家の車が追いついて三度目。しかもこれ、帰り道間違えてた。怪我の功名か。
もうもうと立ち上る煙と吹き上がる蒸気、耳を劈くような汽笛には大興奮。あまりの迫力にぴのきは傍らでかたまっていた。
今度来るときは乗せてあげたいな。





そうそう。帰りの高速のサービスエリアで佐世保バーガーを食べた。山口なんだけどね。


2008年05月02日(金) 追伸

そうそう、神様はいるよ。
それがいわゆる神様ってやつなのかどうかはわからないけど。

おじいさんのそのまたおじいさんぐらい近しいひとなのかも知れないし、まったく見ず知らずのひとかも知れないし。
でも、そのテのひとがかならずいるよ。

誰かを妬んだり、心の中で悪態をついたり、何かを投げ出してしまいたくなったり、人恋しくなったり、夕暮れの砂場の縁に腰かけて煙草の変わりの木の枝を玩んでいたり、日も高いうちからお酒に手を出してみたり。
そんな私を飽きもせず今日も見守ってくれている。

人と虫と、どちらが高等かなんてわかったもんじゃない。
何度も、何度でも、何にでも、生まれて死ぬを繰り返す。

もし、そのうち穏やかな魂になれたなら、今度はこの魂が誰かを見守るのだ。
愛しい小さな地上の生命が躓きそうになってもいらぬ世話を焼かないぐらいに寛大になれたならね。


2008年05月01日(木) ぽっかり

「エンピツ」開いてみて愕然。
4月、たった3日しか日記書いてないじゃないか。(もしかしたら以前に何回もこんなことがあったかもしれないけど、この際そんなことは棚に上げておく)
どんだけ韓流まつりしてるかが一目瞭然だよ。

そして、もう5月。
外を歩けばもう半袖一枚の人もぱらりぱらり。たしかに建物に入ったり、乗り物に乗ったり、公園で遊んだりしてると暑いもんなあ。
今もこうして窓を開けてぬるいチャイを飲んでいる。





少し前のことになるのだけど、雨がばらばらと落ち始めた昼下がりに玄関の外が何やらガシャンガシャン騒がしく、ドアを開けて出てみたところ、階段の踊り場に5、6人の小学生男子諸君。私の気配を感じて「ひぃ!」と身を隠す者あり、固まる者あり、全く動じない者あり。

「何しとるん?」と訊いてみたところ、「ボールが上がってしまった」とかなんとかで屋上口へ続くはしごの一番低いところ(と言っても結構高い)に非常用はしごをかけて上ろうとしているではないか。

とりあえずほっておけないので、やめるように注意して帰らせたのだが、案の定また少したってから再チャレンジしていた。
「おとなでも上れないぐらいあぶない」のだと説明したら、「じゃあ上れたら上ってもいいのか」と何ともこにくたらしい言葉を吐いて去っていった。本当にかわいくない。

その後も片付けていたはずの非常用はしごがかかっていたり、再々チャレンジだかそれ以上のチャレンジなんだかのあとがあった。本当にしつこい。



それから一週間ぐらいか。
郵便受けの中に書面が入っていた。
「宿舎の屋上に上がるこどもがいるので屋上への上がり口を改修してほしいと地元PTAから要望があった」とのこと。
やつらだ。きっとあの中の誰かが親にでも話したのだろうなあ。

たしかにうちの宿舎のあの屋上上がり口はどうかと思う。踊り場から見上げると高い高いところにぽっかりと丸い空が見えるのだ。扉とか鍵とかそんなものとまったく無縁の状態で。
以前、台風のあと全室でテレビの映りが悪くなって、何人かの有志が屋上へ上がりアンテナを直そうとしたことがあったのだけど、結局あぶなすぎて断念したと聞いた。(その後どうやって復旧したのかはそういえば謎だ)

そんなわけで近々施錠工事が行われるらしい。
今朝さっそくこのあたりの官舎のそういったポイントを見て回る業者の人たちを見かけた。うちだけじゃなくてこの辺全部やるんだ。県とか県警とか社会保険とか管理者のわくを超えて。すごいな、PTAって。


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