カンラン
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知らなくていいことを知ってしまい、自分でもびっくりするぐらい沈みに沈んでいる。 気持ちそのものはとうの昔に消えてなくなってしまっているのに、気持ちを抱いていた記憶が私をむんずと掴んで離さない。
前へ!前へ!と自分に掛け声。 今はこんなところで佇んでいる場合じゃない。
どこかに連れ去られてしまいそうなほどの強い風が吹き、時折雨がぱらついたりするおかしな天気。今夜は山間部の方では大雪の恐れがあるという。 市内、しかも中心部までほんの20分程度という一見恵まれた場所にあるわが家においても注意は必要。なんせ、山の上。またものが飛ばされ、洗濯機が凍結するかも知れないし。
おなじみ近所の弱小スーパーにて買い物。 「お鍋にどうぞ!」などとゴリ押ししているきのこ、野菜、つみれなどもろもろのものをカゴに入れ、さてどんなお味でいただこうかしら、と鍋のだしを探すけれど見当たらず。 近くで黙々と作業をしていた店員さんに「お鍋のだしはどこですか?」と尋ねたところ、やはり見当たらないようで「これじゃだめ?」と傍らにあったポトフの素をすすめられる。 すごすごとカゴの中のものをもとあった場所に戻す。
結局、夕飯はしゃぶしゃぶに変更。つちのこ氏とぴのきは大喜び。
さて、2月ももうすぐ終わろうとしている。
希望が通った場合、つちのこ氏の異動先が今月中にも決定すると聞いているのだが、現在のところ特に音沙汰なし。どうなるんだろう。 今までであれば、まず間違いなく広島市近郊を離れることはなかったようだが、ここまでくるとさすがにそんなことは言っていられないので、県外に転勤になることだって十分ありえるとのこと。(実際、全国異動オーケーで書類を提出している)
今回希望が通らなければ、とりあえずこのまま世間でことあるごとにたたかれ続けている部署で仕事を続けることになる。が、この場合でも、職場は解体に向けて動き続けているので、近い将来、今住んでいる官舎は売り払われることになり、どのみち引越しをすることになるのだそうだ。
甘い汁を吸った先人たちのとばっちりをもろに受けているよ。愚痴になってしまうけど。
就職浪人までして苦労してこの仕事についたつちのこ氏。 以前、「どうしてこの仕事を選んだの?」と尋ねたら、「人に喜んでもらえることがしたかった・・・て、単純でしょ?」と答えたつちのこ氏。 私には、そんなことは考えられないなあと思ったし、今もそうだな。単純なんかじゃない。私のように邪念の多い人間にとってはすごく難しいことだ。
皮肉だと思うのは、つちのこ青年がそんな思いを胸に猛勉強していたとき、すでに彼の未来の職場は爆弾を抱えていて、導火線は着々と短くなってきていたということ。 「こうなる前は、仕事終わってからサッカーしたりしてたこともあったんだけどね」なんて話す様子は少し物悲しくもある。
最近ぷすぷすとこころの中でくすぶらせていることを書いてみた。
さてさて、どんな3月を迎えるのだろうか。 ぼちぼち、心積もりを。
昨日より暴風と雪。 ベランダの洗濯機カバーが驚くほど遠くまで飛ばされた。 (昨夜のうちにつちのこ氏が捜索に出かけ回収してきてくれた)
今朝になって風はおさまったものの、山や近所の家の屋根の上など道路以外には白い雪が積もっている。
毎朝起きて一番にすることはぴのきの着替えと洗濯なのだけど、今朝はぴのきが起きてこず、先に洗濯に取り掛かる。 朝食のとき、ふと洗濯機がやけに静かなのが気になり確認しに行くと、不吉なエラー表示。 ・・・まさかの凍結。まさか。
凍ったのが水道管なのか洗濯機内部なのかわからないまま乾燥運転をしばし試みたところ、どうにか切り抜けることに成功。安堵のため息が白い。
島のお義父さんお義母さんのもとへ出かけるつちのこ氏とぴのきを送り出して、いそいそとバスで朝の街へ。 ぼーっとできるのって贅沢だ。保育園と老人ホームが合体した施設の思ったよりうんと近代的な中庭や、マラソン大会に参加する見知らぬ親子のあわただしい出動風景を眺めながら思う。
髪を切ってから、びゅうびゅうと雪の降りつけるなか地蔵通りのレストランへ。 しずかに昼食をとっていたら、つちのこ氏よりメール。じじばば宅で元気に暴れまわるぴのきの動画が添付されていて、音量をしぼって何度も再生する。日常のことは考えないように約束していた(自分と)にもかかわらず、ついつい「あともう一回、あともう一回・・・」としつこく眺める。
せっかくひとりなので、普段はできない雑貨屋めぐりをする。 さくらやいちごなど春の木版絵はがきを物色して、洋服屋に飾ってあったちいさなかごバッグを買う。
街に出ると、人だけでなく、季節も早歩きをしている。 外にはまだ雪が舞っているというのに。
近いのか、春よ。
お昼に最後の一人前をたいらげ、このたびのホワイトカレーな日々を終える。クリーミーなのにスパイスが効いていて美味。きのこがよく合う。でも、スープカレーを知ってしまった体には、やはり少し重め。 ぴのきところげまわって腹ごなし。(ぴのきはおむすびとわかめのスープだったので特にこなす必要はなし)
待ちに待った配送日。つぼが疼く。こころが躍る。
それにしても、普段から利用している爽快ドラッグ。 代引き手数料無料、3,150円以上買えば送料も無料ということで何度もお世話になっているのだけど、配送屋さんとのやりとりが毎回おかしい。
うちを担当してくれている人は何人かいるのだけど、みな白髪頭の年配の男性(うちの父親より少し年上のようだ)で、その皆さんはこの配達物にあらぬ妄想を抱かれておられるのだ。(特に「ドラッグ」のあたり)
チャイムがなって私がぴのきを抱っこして表へ出ると、安堵したような、意外といった顔であわてて「○○(配送会社名)です。代引きの荷物が届いています」と第一声を発する。 代金を払って、受け取りのサインをしたところで、あるおじさんは笑いながら、またあるおじさんは真面目に興味津々といった様子で、
「これ、中身何が入っとるん?」
と尋ねる。何度も訊かれるので、こちらもくるぞくるぞとそれなりに緊張している。 もちろん中身はおじさん方が心配しているようなブツではなく、紙おむつだったり、柔軟剤だったり、今回の場合であればつぼ押し器具だったりするので、どれかひとつをピックアップして答えている。
荷物を抱えて車を降り、わが家へと続く階段をのぼりながら表書きを読んでものすごい想像をしているのだろうと思うとおかしくてたまらない。いや、ひょっとすると、悪事に加担してしまうことに恐怖をおぼえてふるえているのかも知れない。 つられてうちは配送所で有名になっているかも知れないなあとこちらも妄想。
つぼ押し。 本来は上に寝っころがって肩・背中・腰のつぼを刺激するものだけど、今はソファに座って背中を押しつけながら日記を書いている。 いいね。100円ショップで買ったJ字スティックのものより楽で、家のやら公園(ぴのきを遊ばせている間さりげなく)の柱の角で押すよりあやしくないのがいい。 しばらく暇をみつけて転がってるよ。
自分を励ましながら編み続けているシルクのベスト。 うすうす予想してたことだけど、たとえばオーガニックコットンだとかもっと軽い糸で春らしいものを編みたくなりつつある。 そんな気持ちを押入れにぐいぐいと仕舞い込むような感じでとりあえず編み続けているのだけど。同じものを4枚編むというのがまたつらいよなあ。(前左・前右・後左・後右の計4枚を編んで、最終的にはぎ合わせる)
くじけそうだ。もしくじけたら、秋ぐらいから再開かな。 いや、今のところ、まだ頑張っているのだが、「もし」の場合ね。
2008年02月18日(月) |
しあわせとカレーとトイレの壁 |
レンタルショップにてずーっと借りられっぱなしだった『酒井家のしあわせ』をついに確保。
今宵、鑑賞。 穏やかな一本。現実とかけ離れすぎず、無理のない設定のものがありがたいなあと思う今日この頃に、すうっとしみこむ。そして、さあっと消えゆく。 子役の女の子がかわゆい。
しばらくご無沙汰していたホワイトカレーを夕食に。
わが家はそのときどきでカレーのスタンダードが移りゆく。 結婚前から結婚後しばらくはグリーンカレーにはまり、その後ホワイトカレーに移行(この期間は短めだったように記憶)。去年だったか一昨年だったかからは、スープカレーの台頭にめろめろになった。スープカレーの、軽いのに辛さがしっかりしているところがたまんないのさ。
ひさしぶりのホワイトカレーは、昔の恋人にあったかのような懐かしいお味がした。 それに、おいしくなったうちのお米。今までつちのこ氏所有のシングルライフ用炊飯器を使っていたのだけど、今年に入ってからついに新調したのだ。 何度も排水溝に落ちてなくなってしまうつゆ受け(メーカーから取り寄せたり、アルミ箔で無理やりレプリカを作るという悪あがきをしてみたりもした)や、3合炊きとは言え2合も炊けばこちらが苦しくなってしまうぐらいぱんぱんになってしまうおかまとも決別。
画期的だったのは、予約機能。以前使っていたものでももちろん予約はできたのだが、選べるのは「6、7、8、9時間後」という4種類で、夕方5時に炊き上がって欲しい場合、お昼の12時にセットしなければならず、12時に他のことで忙しくしていてセットするのを忘れてしまえばもはや予約はできないという人には言えない(と言うか、言っても仕方ない)苦悩があったのだ。 新しいのは、「午後5時」と設定できるのがすばらしい!台所の片隅で拍手を送る。 ちなみに、毎日嬉しげに「おこげ」でセット。ちいさなしあわせ。
(私たちにはどうもかねてより新婚ぽくない香りが漂っているが)世の新しめの家庭って、きっとこういうぴかぴか感を早い段階で味わっているものなんだろうなあ。 お米ってこんなに大きくてふっくらしていたのね、といちいち感動している次第。
・・・それよりも、今後のわが家のカレー事情に変化はあるのか?
古着屋でもらったフリーペーパーを読んでいたら、いいことばを見つけたので、ここにメモ。
「大好きな人との出逢いを求めるのではなく、人を大好きになれる自分になることが大切です。」
沁みる。ひとり暮らしだったら、トイレの壁に貼り付けてたぜ。
ベビー用品店の遊び場でぴのきを遊ばせていたところ、たまたま激しい系のお母さんと居合わせてしまい、もぞもぞとする。
そのお母さんは小さな女の子に対してとにかく怒りっぱなしだった。 その女の子の名前は、「ひめ○」という名前だったのだけれど、お母さんから「何やってんだ、お前は!」などと到底姫っぽくない扱いをされていて、しかもその女の子自身もなんとも姫っぽくない感じの子だった。
そんなこんなで、私はひとりひそかにその場を離れたい気持ちでいっぱいになったのだが、いかんせんぴのきが楽しそうに遊んでいた手前、激しい音声の中、ただただ遠くを見ていた。
その親子が去って行ったあとで、ぼーっと考えごとをしていると、本だったかテレビ番組だったかで(←非常にアバウト。最近とみにこんなことが多くなった)子どもの名前について取りざたされていたのを思い出す。
子どもの名前には、たいてい、親の「こうあって欲しい」という気持ちや願いがこめられている。その願いというのは、「自分は△△だったから、この子には○○であって欲しい」というタイプのものも多々ある。 が、かなしいかな遺伝とかそういうものと切っても切れない関係にあるのが親子。子どもも親とおんなじものが苦手だったり、おんなじようなところでつまづいたりする。 結果として、その願いのこめられた名前と当の本人は異なる人生を歩みがちなのではなかろうか?というもの。 もちろん、すべての人がそうではない。
ちなみに、私の名前には「ほがらか」という意味がある。 でも、実際はこころのに中大きな暗がりを抱えているよ。私の場合はね。 自分の名前は好きだけど。 (昔はなかなか読んでもらえないうえに男の子と間違われることも多くて大嫌いだったけど、年を重ねるごとに好きになっている。こういうのっていいなあと思う)
ぴのきの名前には、「のびのび」「明るく」「すくすく」とかたくさんの意味がある。 大きな暗がりは、ぜひとも遺伝しないでいただきたい。ただし、暗がりを知ることは必要だと思う。
目下の楽しみは、つぼおし器具の到着。 いつも利用しているドラッグストアで人様のレビューを読んで購入してしまった一品。 家庭鍼(シールで貼るタイプの。これは効果てきめんなのだけど、少々値が張る)代節約のためにもぐいぐいとやってしまうつもりなのだ。 ぐいぐいとね。
今週末、島のお義父さんお義母さんの家に出かけることになったので、少し早めのバレンタインチョコを買いにデパートに行く。
お菓子売り場は地下とばかり思っていたが、ちらっと寄ったソニプラや1階の特設売り場にもチョコがずらりと並んでいて、あれれれれと引き寄せられてしまう。結局そのあたりで購入することとなり、本来の目的地であった地下には到達ならず。
毎度のことだけど、いろいろとありすぎて最後にはどうでもよくなってしまう。
ちなみに今回は・・・ 一通りぐるりと見てまわって、人だかりのないショーケースのところでぼーっと迷っていたところ、目の前にあった試食用のチョコをぴのきがぱくぱく食べはじめてしまい、ここで買わないわけにはいかないといった状況になったのが決め手。私は試食してないので、ぴのきの味覚を信じます。 (そばで試食をしたおばさんが「私はここのチョコ、好きだわ」と言ってもいたので、大丈夫だろうと思う。)
ちらっと見たところによると、日本(京都?)にインスパイアされた外国のパティシエが作ったチョコレートらしい。(なんかこうやってあらためて文字にしてみるとちょっと胡散臭さをおぼえてきたけど) 抹茶とかそのあたりか。 そういえば、ぴのきが食べていたチョコの断面、緑色だったかも。 うーむ。どうなの、ぴのき?
疲れるとチョコが食べたくなる。 でも、チョコを探しに行って疲れても、ショーケースの中のチョコは癒してくれない。
「ポストに入らなかったので」と郵便配達の人が玄関先まで届けてくれた大きな包み。 差出人は去年の秋に広島まで会いに来てくれた友人で、開けてみるとぴのきの写真が大きく入った(!)カレンダーだった。予想だにせず、びっくり。 早速、部屋に飾る。
一度は携帯メールにお礼のことばを連ねるも、なんとなく自分の文字で手紙を書きたくなり、結局中途半端な状態で未送信メールフォルダに入れっぱなしとなる。(たまにメモがわりにメール画面を利用することがあるので、このほかにもなんやかんやと開かずのメールがあるが、それもそのまま放置)
手紙が書きたくてうずうずとする。こんなのは本当にひさしぶり。 この気持ちを便箋にぶちまけたい!と思って、傍らでミニカーまみれになっているぴのきのご機嫌をとりつつ、さりげなく便箋とペンを用意して、いざ・・・。
が、やっぱり気になるよねー。放っておいてはくれないよねー。 ペンとお絵かき帳を与えてごまかしごまかし、なんとか思いのたけを綴る。 便箋は文字で埋まり、ぴのきの手はインクに染まる。
手短にしたためた手紙。 明日、ぴのきに投函してもらうことにする。
ひたすら編み続けていた、くまのぬいぐるみ、ではなくてあみぐるみが完成して以来、またもやひたすらにベストを編み続けている。 今度は自分用で、黒のシルク糸を使っているのだが、シルクというものがこんなにも扱いにくいものとは知らなんだ。
縒りは非常に割れやすく、指先のちょっとしたささくれにぐしゃりとひっかかりまくる。 そんな茨の道を進んでいるかと思えば、自分の勘違いから生じた大きな間違いのため泣く泣くふりだしに戻ってみたり。今回もまたじたばたしている次第。
にしても、黒はめずらしいなあ。 編みながら、「ちゃんと着るよね?その前に、ちゃんと仕上がるよね?」と何度となく自問している。
ちなみに、くまのあみぐるみは出来上がってみると、ぴのきの身の丈ほどもある大作っぷり。 綿の入れ方が悪かったのか、なんか上半身がえらいマッスルになってしまった。とほほ。
当のぴのきは最初の2日ぐらいはくまと一緒に布団に入ってくれたが、それ以降は完全に放置。 おもちゃ箱にブリッジをしたかたちで放り込まれているくまの天井を見つめる目が少しせつない。(が、特に私も救出せず)
ヨガに行く。
近所のママ友と話していたら、「mixiでBROOCHちゃんのマイミクの○○さんからメッセージが来たよ」という報告を受ける。
○○さんとは、高校の同級生。(おそらく大学も) どういった経緯でふたりが繋がったのかいまいちよくわからないが、 「○○さんがね、『BROOCHは独特だから、話とかしてるとおもしろいでしょ』って書いてて、『ほんとそうなんですよー』って返したの」 と言うことだった。
・・・独特。 なんかこのことばが頭の中をぐるぐるしている。
テレビを見ていると、どうやら関東のほうはものすごい雪だった模様。
今朝、台所側のベランダの扉を開けたら遠くの山々は真っ白だった。 でもわが家周辺はただただ寒いだけで、まったくの降らず積もらずでほっとする。 雪に嬉しがらなくなったのは一体いつからだったろう?
そう言えば、ぴのきは雪を見て興奮するものの、触ることはなぜか嫌がる。 雪を嬉しがるのは一体いつごろからだろう?
夕方のスーパーで節分セットを買う。 ほんの少しのお豆と豆菓子が紙製の枡に入って、鬼のお面がひとつついている。
夕食後に突如、鬼と化したつちのこ氏に絶叫するぴのき。 その激しさたるや、口に入れていた豆菓子をごほごほと吐き出してしまうほど。ものすごい形相で涙を流しておびえるので、こちらのほうがびっくりした。 そうか、そんなにこわいのか。
とりあえず落ち着かせたものの、 「私がかぶったらどういう反応を示すのだろう?」という疑問がむくむくとわき上がり、おもむろにお面をかぶる。
ふたたび号泣。 つちのこ氏に「BROOCHさん!」とたしなめられる。 そうか、私でもだめなのか。
ほとぼりが冷めた後で、つちのこ氏からお面廃棄案が提出されるも、どうしてもこれっきりで捨てる気にはなれなかったので、こっそり台所にしまっておいた。 どうしてもぴのきが言うことをきかないときに登場するかも知れない。
・・・いや、その存在自体忘れてしまうのがおちだなあ、きっと。 引越でもしない限り出てこないっぽい。
『幸せのちから』を観る。(今宵) ストーリー云々と言うより、子役(ウィル・スミスの実の子)の存在そのものに泣かされる。駅のトイレで眠ったり、小さなシンクで体を洗ってもらうシーンには胸がしめつけられるよ。 くりんくりんの髪がぴのきとだぶってさらに涙。
すっかり気持ちが高ぶってしまったが、ちゃんと眠れるか?私。 そんな日曜の夜。
夢を見るようになった。夜、布団のなかで見る夢。
ただ、それが連日長編かつ微妙にリアリスティックな内容で、目が覚めると自分がとても磨り減っている。 そして、どういう具合なのか、指が痛い。夢をみているあいだ、ものすごく力んでいるんじゃなかろうかと推測する。
「ああ、しんどい」と言って目を覚まし、手をむすんだり開いたりして指の痛みを緩和するのが日課となっている今日この頃。
はて、さわやかな朝ってどんなのだっけ。
小雨降るなか、クリーニング屋へ向かう。
何度言ってもつちのこ氏がおんなじスーツを毎日毎日着るので、「あのスーツは一体いつクリーニングに出せるかしら」とか「いっそ夜のうちに隠してしまおうか」とか思うことすらどうでもよくなっていたら、ひょんなことからかのスーツくんに休暇が訪れた。
なんでも、急いでいたらドアノブにひっかけて破けてしまったとのこと。(つちのこ氏談)
「毎日毎日ごくろうさんでした」と紙袋に入れて出かける。
食べ物にしても何にしても、つちのこ氏はひとつのものをずっと食べ続けたり、着続けたり、やり続けたり、そんなところがあるのだ。 たいてい、最終的に続けすぎて嫌になったり、体調をくずしたり(食べ物の場合)、憐れな最後を迎える。
「そうなる前にどうしてやめなかったの?」とか「そろそろ他のものにかえたら?」と言うと、毎度「ああ、そんな方法もあったのか!」と目からウロコな反応をするので、こちらとしてはそれが不思議で仕方ない。
クリーニング屋で立ち話をして店の外に出ると、サッカー帰りのつちのこ氏とその友人にばったりと出会って(これ以上ないばったり具合!)驚く。
普段は昼過ぎまでサッカーをしているはずが、あいにくの天気で早めに切り上げたとのこと。
つちのこ氏に出会ってもまったくそれらしい反応を示さないぴのきを見て「こ・・・こんなものなの?」と恐れおののくつちのこ氏の友人(今年パパになる)。
ぴのきは外でパパを見てもパパだと気づかないことが多々あるのです。 忘れた頃に「ぱぱー?」と言ったりするのが結構おもしろいよ。
『ホリデイ』を観る。(昨夜)
ジュード・ロウにしびれる。 キャメロン・ディアスはかわいいなあ。
笑い皺のある人が好きだ。
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