カンラン
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2007年12月26日(水) 二度と買わない

つちのこ氏が忘年会(間違えて一旦「亡命会」と入力してしまい、一瞬怪しげな妄想に我を忘れそうになる)で不在につき、普段とはひとあじ違うときの過ごしかたを実施。



・テレビ
普段はチャンネル権を放棄している私。
ここぞとばかりにいつもなら見ることのできない番組を見る。

江原啓之の「天国からの手紙スペシャル」を見て思い切り泣く。ああ、すっきり。
信じるとか信じないとか本当なのか本当じゃないのかとかよくわからないけど、救いがあるのはありがたいことだと思う。自分の足元にあらためて目を向けてみる機会というのもありそうでなかなかないし。


・渋めのティータイム
スーパーで買った生八橋をテーブルに運び、いそいそと紅茶をひとついれる。高鳴る胸をおさえきれない感じで、ぱくり。

予想以上に重たい生地。あぎ(これは広島弁?上顎のこと)に執拗にくっつきひとりじたばたする。

結論・・・もう二度と買わない。
本場京都の生八橋は偉大なんだなあとあらためて痛感した。





くまのぬいぐるみは両足が編めたところ。
まだ先は長いのだけど、早くも次回作に胸おどらせる今日この頃。


2007年12月25日(火) メリー

休日(しかも連休)のクリスマスイブにつちのこ氏は出勤。
そんな日にお客は来るのか?と問いたくもなるが、年配の方々にはあまり関係ないのかも知れない。

で、わが家もいたって普通の一日を過ごす。

アウトドアには何とも頼りないヒロゲンヒーター1台で頑張って予約のケーキをさばくアルバイトのお姉ちゃんを直視できず、うつむき加減で自転車を止めてスーパーに入る。

本来ならストーブなのだろうけど、灯油が高いのだから仕方ない。
震える子犬のようなお姉ちゃんの視線をひしひしと感じながらも、ぴのきのヘルメットやらベルトやらを外すのにもたついてしまい、気まずい空気が漂う。

予約のケーキなのだからノルマがあるわけではないけど、「ああ、彼女の足元にわさわさと置かれているケーキが一刻も早くひとつ残らず売れてしまいますように」と唱える。
…それでいて、うちは余所で予約していて、つちのこ氏が帰りに受け取ってきてくれるのだ。すまぬ。

そのような事情で胸を痛めながら買い物。
「クリスマスにはやっぱりほうれん草のごま和え」とのつちのこ氏の謎のリクエストに応えつつ、やはり鶏肉も購入する。

寒そうなお姉ちゃんを横目に自転車で帰宅。
帰りがけに何かをがらがらとお姉ちゃんの足元に運ぶ店長(らしき人物)を見て「あ! ストーブ!!」と心の中で叫んだが、よくよく見ると子ども用のシャンパンを陳列した小さな棚だった。無念。





眠りの浅いぴのきのために実家の両親にはぬいぐるみを買ってもらおう(クリスマスプレゼントとして)と思っていたが、リクエストする間もなくすでに木琴を買ってくれたとのことなので、ぬいぐるみは手編みでこさえることにした。

はじめてのぬいぐるみ作りは心細いなあ。

弱気になる暇を自分に与えないよう、せっせと編む。編むのだ。ただひたすらに。

ちなみに、今は長い長い片足が編み上がったところ。

教本の写真を見るかぎりでは、なにやらなまめかしいくまさんができそうで少しこわい。
人間並みに(いや、それ以上かも)長い手足のせいか。





ぴのきに「メリー♪」と言わせようとしたら、「まみー♪」としか言えなかった。
何遍教えても「まみー♪」なので、まあそれもかわいいからいいかと思う。


2007年12月22日(土) どうにか

ああ、寒い。
つちのこ氏と今年最後のいい買い物をしたと頷きあったパネルヒーターで部屋を暖かくしても、なんだかこう、冷える。
ついついものぐさになり、動きたくない。昔ながらの「かわりにトイレ行ってきて」状態。
『LOVE POP』を聴いて気分を暖める。BGMとして流すもよし、口ずさんでもよし、のあたりがちょうど心地よい感じ。





島のお義父さんはガンだった。
健康診断でひっかかったことに端を発したことであって本人に自覚症状があったわけではない(んだと思う)ので、本当にびっくりした。元気はつらつだった分、お義母さんから報告を受けたときは信じられない思いだった。

が、大きかったものの早期発見、除去でき、転移もみられないとのこと。
ひとまずほっと胸を撫で下ろす。
半年後にまた検査をするらしい。

そんな大事だったにもかかわらず結局お見舞いに行けず仕舞いでお義父さんは元気に退院。今夜は親戚の集まりに出かけるんだと張り切っていると聞き、ちょっと心配ではある。

そんなこんなで何かと忙しいらしく、「明日みんなで顔を見に行く」とのつちのこ氏の申し出も「それはいいから正月に一日でも早く帰ってきてくれ」と却下される。

ああ、そういえばお正月も目前。

その前にぴのきにプレゼントあげて(byサンタ)、ケーキも食べなきゃ。
ますます季節感が薄れゆく昨今、たのしいイベントが待っているのはなんだかいいな。

そうそう。
先延ばしになってたクリスマスプレゼント、悩みに悩んで、長財布を買ってもらいました。主婦系アイテム。
でもポイントカードがやたらと増殖する傾向にあるので、どうしても収納はたっぷりでないとね。
まだいまいち使いこなせず、人の財布を借りているような具合でレジであたふたしてしまっているのがなんとも初々しい。





ここ数日、昼寝のし過ぎ(ぴのきにつられて、ついつい)のせいか寝つきが悪い。非常に悪い。
昨夜など布団の中でもんもんと3時ぐらい(暗闇で根性で時計を確認するのに没頭するぐらい暇だった)まで起きていた記憶がある。
くわえてぴのきがよく目を覚ます。

私が布団を抜け出て隣の部屋にいれば不在に気づき泣き出すし、かと言って私が眠れないままに同じ布団に入っても微動だにしないでいるのはなかなか困難なので寝返りで起きてしまったり。
これじゃ授乳してた頃と変わらないじゃないか。

思い返してみるに、彼はもっと小さかった頃から眠りの浅い子だったなあ。世に言う「心配になるぐらい眠ってばっかり」という子どもが羨ましい今日この頃。



会田綱雄の「伝説」という詩に、

「こどもたちが寝いると
 わたくしたちは小屋をぬけだし
 湖に舟をうかべる」



というくだりがあるのだけれど、今の状態では到底無理。

とりあえず、ただひたすら気配を殺してどうにか自分の時間を確保しているおとながふたり。(一名はゲーム、もう一名はパソコンで日記。)


2007年12月20日(木) でこぼこ

たちの悪い、鼻およびのど風邪がまん延中。
えへへんえへへん(うまく文字にできない)と2人分の咳払いが響く我が家。週末デビューのつちのこ氏にくらぶればかれこれ2週間以上にもなる私はさりげなく先輩風を吹かすのである。
そんな私もようやく峠を越した模様。一日も早い完全復活を。





入院しているお義父さんのお見舞いに(車で)行こうと一大決心をしたのだけれど、お義母さんに「ちゃんと無事に来れるかどうか心配でしょうがないから」と断られる。

なので、土曜日につちのこ氏の運転で行くことに落ち着いた。

ちょっと安心。でも、せっかくの一大決心が・・・と少しさみしい気分になる。
車というのは、何らかの必要性にかられないとなかなか乗る決心がつかないのだ。必要性が水蒸気になってしゅーっと消えてなくなったよ。





今日の手柄。

子どもができる前に使っていたオルビスの化粧品が欲しいなあと思っていたが、どうにもこうにもぴのきを連れて街(しかも若者の聖地であるパルコ)に出て行く元気がなくへしゃげる。

ベビーカーと電車の合わせ技で行くのもしんどい(最近おとなしくベビーカーに乗ってくれなくなってきている)し、かと言って車で行くのも何かと不安。

そんな中、たいして期待せずネットで探してみると、送料も手数料も無料とな!すごいぞ、オルビス。早く知りたかったぜ。

そんなわけで、あれこれと買い物かごに入れる。





ブラジル人予言者による2010年ワールドカップ南ア大会に関する予言。

1位 ブラジル
2位 ドイツ
3位 フランス
4位 イングランド

らしい。イタリアは入らず。

ちなみに日本は2010年は苦戦する(出場はするらしいよ)も、次の2014年の大会で結構いい活躍をするらしい。

こういうの、当たるんじゃないかと心おどらせてしまう私。つちのこ氏が職場から持ち帰った自○労ひろしまの片隅に書き留める。

つちのこ氏に見つからないようにと思っていたが、やすやすと発見され、とても冷静に「BROOCHさん、これ、2010年までちゃんと保管しとけるの」と問われてもじもじする。

結局、つちのこ氏推奨の説明書ボックス(家電の説明書・保証書がぽいぽい投げ込まれている場所)に忍ばせておくことにした。

2010年が非常に楽しみである。
(覚えていれば。)





夜になると、大雨が降っているような錯覚を感じる。
(たしかめてはいないけど、おそらく錯覚、と言うか、空耳。)
ざあざあざあざあと、大雨。


2007年12月19日(水) 髪型

髪の毛を切ったら、サラマンドル財団の人(『パビリオン山椒魚』出演のKIKI)のようになった。

でも決して嫌なのではない。むしろ自分のツボにはまっており、10年来のつきあいになる美容師さんとようやくすかっと意思の疎通ができてなんともすがすがしい気持ち。
(私はいつもその場のノリで髪型を決めるので、毎度毎度イメージも何もあったもんじゃないのだ。)

「最初、とりあえずざくざく切るから笑わんでね」と言われ、その「とりあえず」の「ざくざく」で、「あ、私こういうの好き」と伝えたのがよかった。最近まれに見る、勇気を出したひとこと。
(しょうもない話はいっぱいするくせに、肝心要なことはことばにするのを思いとどまってしまうだめなやつ。)

今は鏡を見るたびに「はっ!」とひそかに息を飲むことを楽しんでいる。




サラマンドルな髪型で外出。
クリーニング屋さんで話し込んでいると、おもてで近所のママさんとその子どもが私たちが出てくるを待っている。
出てみると、「会えるんじゃないかと思って持ち歩いていたの」と、前回のオープンスペースで撮った写真をくれた。

サラマンドルな髪型についてママさんは「かわいい」と言ってくれたが、子ども(1歳5ヵ月ぐらい)は「ははははは」と爆笑。
彼はぴのきのへんてこ眼鏡(駄菓子屋で購入した星型のもの)を見て笑ったりと、うちのぴのきよりも一般的な(おとなに近いと言うのかな)感覚を持ってるようで関心する。
ぴのきは案外なんでも受け入れる(流す、とも言う)派なので、かまい甲斐があるのだなあ。
・・・いや、かまわれたのは私?





どういう具合なのか、何十日に一度かぐらいでつちのこ氏といまいちそりが合わない日が訪れる。
今日はそんな日。

帰ってきた瞬間にわかるので、私はあんまりしょうもないことは喋らないようにする。
(反応がないととてもかなしい気分になるので。)

リクエストにこたえて作ったおかゆを黙々と食べる。
ぎゃあぎゃあとだだをこねて暴れるぴのきがいなかったらテレビの音声だけが食卓に流れているのだろうなあ、と思いながら。

一日のおわりが近づき、まあまあことばをかわしたが、悪いことに誤ってつちのこ氏のゲームの電源をおとしてしまう。
(パソコンのコンセントと間違えてゲ−ムのやつを引っこぬいてしまったのだ。私のばか。)

一瞬いやあな空気も流れた(ような気がした)が、そのあとで「これBROOCHさんの髪型」と言って、変な髪形の主人公を見せてくれたので、おそらく大丈夫ではないかと。
やはり、サラマンドルに感謝。

こんな感じの一日。


2007年12月17日(月) 迎える

パネルヒーターの購入に踏み切ったものの、ちょっと贅沢かしらと少し後ろ向きになっていたところ、急激な冷え込み。
選択は誤っちゃいなかったのよと背中をなでなでしてもらった気分。あたたかいキッチンと寝室を思い描いて配送を待つ。

そういえば長引いていた風邪がいつのまにやら治っていたよ、と昨日声も高らかに発表した矢先、今日また鼻とのどがおかしい。ぶり返したか。快調だった束の間の数時間?十数時間?が恋しくて仕方ないよ。
明日起きたら嘘のように完治していればいいのに。(おそらく無理)



東京より弟が帰広。
仕事の都合でお正月には帰ってこれないらしいので、顔を見ておかなきゃといそいそと広島駅までお迎えに行く。

27歳だというのに、片足社会に突っ込んでいるというのに(研修中)、若い。いつまでたっても学生にしか見えないのは姉の色眼鏡だろうか。よその人の目には一体どんな風に映っているのだろうとついついぼうっと思い耽ってしまう。

ぴのきを間に挟んで立つ私と弟に「あら。この人たちどういう関係?」とあからさまに好奇の目を注ぐ暇そうなおばさまにも仕方ないかと気持ちの上で歩み寄る。
(そういえば、私と弟は本当に似ていなくて、高校生の頃、一緒に歩いているのを同じ寮に住む同級生に目撃され、あらぬ誤解をうけたことがあった)

で、今回。
覚えているかどうかはわからないが、前回同様ぴのきは弟(=おじさん)が気になって仕方がない様子。得意の最高スマイル(目が見えなくなって鼻梁にしわがよるぐらい笑う。これは私とおんなじ顔だそう。お義母さん談)で弟に少しずつ少しずつ近寄っていくのがはたから見ていてとてもおかしい。

デパートの中での「どーたん(=弟の名前・りょうちゃん)!どーたん!!」コールには苦笑い。





以下、明日の予定。
・髪を切りに行く。
・おことばに甘えてマッサージにも行っちゃう。
・つちのこ氏&ぴのきと合流して昼食、街をぶらつく。
・実家の焼肉大会に出席。(弟が明後日にはまた上京してしまうので見納め)


2007年12月14日(金) 箱入り

近所の幼稚園に出かける。
自由奔放に転げキレまくるぴのきをどうにかテーブルにつかせてクリスマスの飾りを作る。
輪っかになった緑の画用紙に赤いリボンが結びつけられたものを先生から受け取り、そこに好きなようにシールを貼ったりクレヨンで絵を描いたりするのだ。

なんだろう、嵐のようなものができあがった。

夕食時、つちのこ氏に「うーん・・・配色はいいよね。落ち着いた感じで」と褒めらるも、「それは私がクレヨンを渡したから」とは言い出せずもごもごする。





部屋に大きな態度で居座り続けている段ボールがどうにも気に入らない。
先月、野菜をてんこ盛りにして島より持ち帰ったもので、すぐにつぶすつもりだったのだけれど、ぴのきがえらく気に入ってしまったのだ。

その「さかなたっぷり」と書かれたペットフードの箱は、現在わが家の居間にて、ぴのきがすっぽり入っているか、そうでなければおもちゃがぽいぽい放り込まれている。

つぶすことを諦めた私は100円ショップで「さかなたっぷり」その他云々を覆い隠すために包装紙やテープの類を物色するも、好みのものにめぐり合うことができず、さかなちゃんのイラストが一層忌々しく思えるようになった。

夜、ぴのきを寝かしつけたあとでごそごそと工作開始。
押入れの隅にため込んでいた靴屋の紙袋やら商品冊子やら去年の「暮らしの手帖」カレンダー(図柄が好きで捨てられずとっていた)を引っ張り出してきて、ハサミでじょきじょき切ったり手でびりびりちぎったりして段ボールの化粧直しに取り掛かる。

たまねぎとりんごのケーキを焼き上げて傍らで一服していたつちのこ氏までも巻き込み(赤紙制ではありません、念のため。あくまでも本人の意思)結構な大作が完成。

これでようやく少しは心穏やかに過ごせそう。





それにしても、つちのこ氏(A型)はやはり緻密。
靴の図柄を使うのに「えーと、これが右足だから、ここは左を使いたいのよ。左を」などとぶつぶつ言いながら格闘していた。
―どうでもいいと思う。(O型)

それにしても、つちのこ氏(A型)はやはりこだわりたがる。
「ねえ、BROOCHさん。これ(男物)とこれ(女物)の歩幅が違うの気づいてくれてた?」
―「・・・気づいてない」(O型)


2007年12月11日(火) 冬眠気味

今年も残すところ20日そこそこになった途端に読書欲がむくむくと膨らんできた。

この一年、本と言わず活字を読む機会がどれだけあっただろうか。ちょっとした文章を読んでも理解できるまでに生じる時差。こんなんじゃ社会復帰するには相当なリハビリが必要だな。

とりあえず、せっかく顔をのぞかせた欲望を大切に。
以下、ア○ゾンで購入。

『詩のこころを読む』 茨木のり子
『ほかに踊りを知らない。』 川上弘美
『夢二の恋文』 竹久夢二
『ちゃんとした手紙とはがきが書ける本。』
『カリフラワーズ』(CD) カリフラワーズ

まとめ買いもいいとこ。
リアルな本屋でじっくり本を選びたい。(ぼそっ)

ついついアマ○ンで買ってしまったけど、ポイントのことを考えると○天ブックスで買った方がよかったかなあとちょっと後悔してみたり。(拙者、恥ずかしながら現在ゴールド会員)





先週からうっすらと風邪気味。
しんどいという程ではないが、鼻がたらたらと垂れ、のどが痛む。不快。

川向こうのスーパーの中に入っている薬局で先週と今週、二度にわたり風邪薬を購入。先週は旦那さん、今週は奥さん(注:ふたりが夫婦であるかどうかは知らない)のおすすめの薬を買った。
三度目は遠慮したいな、三度目は。


2007年12月09日(日) 浮き足

いつになくグルメな週末。



・土曜、昼   イタリアン
 以前より気になっていたレストランに自転車で出かける。
 予想以上によそいき風な雰囲気に子連れ夫婦はちょい肩身狭し。
 ちなみに店主さんの名前はピノ氏。(ちょっと運命感じちゃう?)
 
 ナクソス(ピッツァ)、リコッタチーズのニョッキ


・土曜、昼下がり   ケーキ
 イタリアンレストランの裏手のケーキ屋さんにてお持ち帰り。

 紅玉のパイ、四季(プリン・フルーツ・スポンジに生クリームの贅沢なやつ)


・土曜、夜   中華
 独身の頃から通っていた中華料理店と言うかラーメン屋だな。
 数人のおやじさん達が切り盛りしていて、ものすごいおいしい。

 ラーメン、焼き飯(絶品!)、白肉の天ぷら


・日曜、昼   インドカリー
 これまた以前より注目していたお店についに入店。
 落ち着く店内にがっつりおいしいセットメニュー。

 スペシャルランチ


・日曜、夜   尾道ラーメン
 そろそろ胃も疲れてきたので、おうちでラーメン。



実際ひとつひとつ書き出してみて再度満腹。週明けは質素にスタートしたい気分だなあ。



そうそう。わが家に今年もサンタが出現。
ぴのきのプレゼントを探すべく足を踏み入れたおもちゃ店ではあまりの品揃えにつちのこ氏とふたりでただただ呆然と立ち尽くす。(当のご本人は興奮気味にあれこれ物色)

当初は初レールものを買ってやろうかなど話していたが、でももしお気に召さずにほっぽりだされたらさあ・・・と弱気になり、結局彼の大好きなトミカのおもちゃに決定。
ちょっとがんばってしまったが末永く遊んでもらえると思う。破壊されなければ。


で、つちのこ氏はついに念願のゲーム機(本体)を早々とご購入。
「ボーナス(のうち自分のわけまえ分)と今月のお小遣いと今まで貯めてた分と・・・」などと売り場にて早口に予算配分を発表の上、いそいそとレジへ向かわれた。

あーああー。この人、ついに買っちゃったよ。
(注:私はゲームが好きくない。でも人の趣味には口出さない・・・ようにしている)

「BROOCHさんもこれでDVDとか観れるし」とどうにかして私を巻き込みたい様子がおかしい。


最後になったけど、サンタさんは私のもとにはいまだやって来ず。

とりあえず男性陣はしあわせということで一段落。
(ぴのきのプレゼントはクリスマスにサンタさんが枕元にそーっとセッティングしてくれるまでのおあずけ中。うちの実家はこういう演出をしない派だったので、とても新鮮だ)


2007年12月08日(土) 欲深さ

そんなに何もかも欲しがってどうする。
自分のあまりの欲深さに愛想つかしてしまいそうだよ。

ほら、ポケットはじゅうぶん満たされているじゃないか。


2007年12月06日(木) 破裂

帰宅したつちのこ氏が「不動院(近所の神社)がびちょびちょ」だと言うので、あわただしく肉を焼いたりしていた私は突如頭の中がハテナでいっぱいになった。

「不動院がびちょびちょなの?それとも不動院前の駅が?」
「いや、だから、不動院が」
「どうびちょびちょなの?」
「それがものすんごい」
などというやりとり。

話を聞いてみると、どうやらあたりが暗くてつちのこ氏にもよくわからなかったらしいが、なにやらたいそうな量の水が不動院の方からあたり一帯に流れ出ており、交通整理員のような人までもが配備されていた模様。

結局、まあ、うちはこんなに山の上なんだし、ということで片付いた。

20時すぎ。
布団に入ってぴのきを寝かしつけていると、何やら騒がしい。
いやにエコーがかかって聞き取りにくいが、車でアナウンスを流してまわっているらしく、頑張って耳をすます。

近所で「水道管」が「破裂」したことによって「にごり水」が出ることがあるので「お気をつけください」ということ、なんだと思う。
(聞き取れた部分をパッチワークした結果)

なるほど。
今のところうちは問題ないけど、坂の下の方は一体どんなことになっているんだろう。





今朝は月に一度の健康相談の日で、近所の集会所へ。
毎回毎回身長と体重の計測を拒み続けているぴのきんぐをどうにかこうにか計測。

身長 85.4センチ
体重 11.3キロ

ちょうど1年上の子と同じくらいの背がある。
つちのこ氏にしても私にしてもそんなに背は高くはなく、おそらくうちの実家の父の血だと思われる。ザ・隔世遺伝。
うちの弟は嫌いな牛乳を無理してガブ飲みまでしていたにもかかわらず結局父の背を越すことはできなかったというのに。

さて、ぴのきがどこまで伸びるか。楽しみだ。
(早いうちに成長が止まってしまう可能性もありそうなので、過度な期待は厳禁)


2007年12月05日(水) 冒険

子どもを産むと女性は強くなるという。
本当だろうか。
私のように術後の痛みと格闘はしたけれどいわゆる産みの苦しみを知らない人間についても当てはまるのだろうか。

子どもを産むという行為はそれはそれは大変なことであるけれど、そっから先、子どもを育てるという行為は絡みに絡まった茨の道のように思う。
棘で傷ついたり、躓いたりしながらも、ところどころに咲くちいさな花に頬をゆるませ、また進む。
(悲しいかな進んでいる実感すらなかったり)



さて、そんなこんなで私も強くなれたのか(なれなかったのか)、今日はひとつ冒険をした。大袈裟なようだけど、今までの自分からは想像もつかなかったこと。

市内中心部まで車で出かけました!すごいぞ、私!!

出かける数十分前まで「やっぱり電車かバスで行くべきか」などとねちねちとした葛藤があったものの、最後は鍵をポッケにじゃらりと入れ、覚悟を決めて駐車場へと向かいました。男前。
これは本当に画期的なことであるよ。
いまだにひとり興奮。
(つちのこ氏が「今日のヨガどうだった?」とか尋ねてくれないので私の方も変な意地を張ってしまい、報告していない)

駐車場は、悩んだ末に、実家の母が時々利用している立体駐車場にした。
「子どもさんがおられるようですから・・・」と係の人が車の出し入れをしてくれたのが嬉しかった。

今度から絶対ここだなと思ったけれど、もしかしたら(ヨガの)教室が移転するかもという情報を入手。移転先はかの駐車場からだと少し遠い。
どうしようかなあ・・・うーむ。
まあ、また考えるさ。



出会うべきときに出会った人にぽんと背中を押してもらえた私はなんてしあわせなんだろう。感謝。
やっとこさ踏み出せた一歩を無駄にしないように歩みを重ねていきたいと思う。


2007年12月04日(火) おうち仕事

根元からぽきっと折れたクリスマスツリーをせっせと直す。
街なかでクリスマスツリーを見つけるたびに歩みを止めて騒ぎ立てるぴのきに実家の母が買ってくれたもので、鑑賞する間もなくその日のうちに破壊されたのだった。
机上に置けるぐらいの大きさで、すべて木製。ちいさなオーナメントをじゃらりじゃらりたくさんぶらさげるようになっている。
すごくかわいいのに、買ってもらった当の本人にとってはいまいちクリスマスツリーだと認めることができない様子。たしかに街で見るぴかぴか光るもみの木とは違うかもしれないけど・・・。
とりあえずこれ以上破壊されないように、部屋の隅っこにひっそりと飾っておく。
メリー。



頭の悪い柔軟剤(外国モノ。3.83L, 約150回分)2本目の購入に踏み切る。
あまりの重さに朝から「おいこらせっ」と掛け声とともに持ち上げて洗濯するのにも慣れてきた。
重い思いをしながら長期間使うのと、近所のスーパーで売っている小ぶりなものを何度も詰め替え詰め替え使うのとどっちが楽なんだろう。そんなことを幾度となく考えて、結局、送料無料で玄関先まで持ってきてもらう方にころんだ。
なんと便利な世の中、だことよ。

前回とおんなじでは芸がないので(何を求めているのか?)、香りを変えてみたら結構きつかった。それでも洗いたてをベランダに干すときにはやっぱり「洗ったぞ!」というにおいがしてちょっとうきうきできる。だからきっとクセになってしまうのだろうなあ。
山の上、冷気漂うわが家のベランダで洗濯物を干すのはこれからの時期なかなかブルウな作業。楽しみがないとやっておれんわい。

香りについてつちのこ氏に感想を求めるとおそらく批判的な反応が返ってきそうなので、あえて触れずにいる。
次はどうしようか。でもそれはまた当分先のことだな。



昨日の朝からのどが痛い。
風邪薬とのどスプレーでなんとかしのぎつつ、どうかこれ以上ひどくはならないでおくれとお願いしながら過ごす日々。


2007年12月03日(月) 師走に思う

今年最後のひと月が、もう。
12月と言えば、ごっついコートを着てマフラーをぐるんぐるんに巻いて首をすぼめて前かがみで歩いていたような気がするが、今年はまだそんなでもないなあ。朝晩をのぞけばカーディガンを羽織るぐらいの格好で外を出歩ける。身軽でいきたいぞよ。



以下、師走らしくあわただしくこまごまと―



☆年賀状作成の時期到来
親戚に郵便局(公社って言うのだっけ?)勤めの人がいるので、結婚以来年賀状はつちのこママを通して注文するシステムになっているわが家。

今年は手元に届くのが少し遅れてしまったため、写真屋さんの(年賀状プリント)早割期間にギリギリで間に合わなんだー。嗚呼、いとしの2割引・・・。残念。

しかも選んでいたデザインが使えず(写真の背景が白っぽかったため、住所等の文字が見えなくなってしまうとのこと)、泣く泣くデザインチェンジ。
当初の予算より少し高くなってしまった分、それなりになかなかいい感じに仕上がるのではないかなあとせめてもの希望的観測。

出来上がりが楽しみだ。(まだ注文してさえいないが)



☆車の運転
少し距離を置いていた(特に何があったというわけではないが)運転をまたぼちぼちはじめようかと。現在、そんな波が来ている。

ヨガを始めたこともあって、もしかしたらこれから先市内中心部に車で出かけるようになるかもしれないなあと思案。晴れていればベビーカー押して電車で出かけるのだけれど、雨となるとこれは無理。
しかし、いつか絶対雨の日はやってくる。

そう思っていた矢先、実家の母の運転でわが家から市内へ出かける機会があって、助手席でふむふむと観察。以来、頭の中で繰り返しイメージトレーニングをしてみたり。
行ってみようかなあ、一度。

とりあえず今日は対岸の町のスーパーまで行ってきた。
帰りの苦手スポット(左折で3車線道路へ出る。先のルートを考えて一番遠くのレーンに入っておきたいのだが、前方から迫り来る右折車の群れがこわくてどうしても手前のレーンにしか入れず連敗中)では、今日も負け。とりあえずそっから必死で一本一本右へ移っていって何とか間に合ったから良かったけど。

今後もあそこは課題だな。



☆こころを痛めていること
先月下旬につちのこ氏の実家に帰った折、ぴのきが負傷。布団にくるまったつちのこ氏の上を歩いていてずるっとこけ、そばにあったガラス戸に顔を打ちつけて頬を切ったのだ。
目じゃなかったのが不幸中の幸いだったけど、ぼたぼたと落ちる血と激しく泣くぴのきの姿に大人は皆おろおろした。
口々に「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言われ、とりあえず止血して絆創膏を貼った。

いろいろあったのだけど、事を荒立てることになってはと結局病院には行かなかった。

でも、先週、ぴのきの顔を見たうちの実家の母に「病院に行って縫うかテーピングかしてもらった方がよかったのでは」と言われて以来、胸が疼くのだ。

たしかにそれほど大きな傷ではないものの、傷は残ると思う。しかも、かさぶたができればぴのきがそれをはがすという悪循環にも突入している。

男の子とは言え、胸が痛い。


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