カンラン
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2007年11月29日(木) 入門

親子ヨーガをはじめる。
12月も目前に迫ったとは言えまだまだ暖かな日中の空気に気持ちをふわっと持ち上げられたかのように軽やかに。(普段は自慢できるぐらい腰が重たい人間なのだが、たまたまうちに遊びに来てたご近所のママ友とヨガ話で盛り上がった結果)

ママホリックかつ子ども見知りをするぴのきのことがいささか不安ではあったものの、実際に体験レッスンに参加してみると、意外や意外ヨガっぽい動きを真似てみたり、よその子と一緒になって室内を「うきゃー」と走り回ってみたり、グズることなくなかなかよい子でいてくれた。

勢いにのって、当日本格入会。
おけいこごとと言うと20代前半に通ったフラダンス教室以来のこと。(生徒がおばあちゃんばっかり!とりあえず根性で半年通って辞めた。他所の教室にうつる気力もなくなってしまった)

どきどきだなあ。わくわくだなあ。何せ大人と同じ数だけ騒ぎたい盛りの子どもがいるのだから本格的なヨガがしっかり身に付くというわけにはいかないが、それぐらいの適当さが今の私にはちょうどいいような気がする。

とりあえず、続けること。
そして、早速購入したヨガマットとマットバッグを無駄にしないこと。
そのあたりを目標にぼちぼちやっていきたいと思う。


2007年11月13日(火) こわいもの

朝、まだ布団にくるまっている私の足もとに立ち、つちのこ氏が深刻な顔で何かつぶやいていた。
「なに?」と聞き返してみたところ―

1.この世のものとは思えない生物が風呂場にいた。
2.見る?
3.浴槽付近をきれいに洗ってくれ。

という内容だった。
想像したくないような出来事が朝から繰り広げられていたことはわかったのだが、2番目の「見る?」が気になるところ。つまりソレはまだそのあたりにある(=生死不明)のだろうか。

とりあえずもぞもぞと起き出したところ、「やはりBROOCHさんは見ないほうがいい」とソレとおぼしきものを包んだティッシュをごみ袋にいれて厳重に封をするつちのこ氏。(ちょうど燃えるごみの日)

そんなミステリアスかつ気持ちのよろしくない朝を向かえ、私たちはそれぞれの一日を過ごした。私は、もちろん言いつけ通りに風呂場をごしごし洗い上げた。



夜、くわしい話を聞いて鳥肌をたてる。
つちのこ氏が遭遇した虫はおそらくゲジゲジというやつで、毛虫のようなほっそりボディにおそろしく長い毛状の手足がたくさん生えており、頭とおしりに触覚と思われるさらに長い毛状のものがそれぞれ2本生えていたのだそう。大きさと全体的なシルエットは巨大なクモ(見たことないけど)のようであったとのこと。

で、あまりの出来事に動けなくなったつちのこ氏は5分ぐらい経ったところでようやく我にかえり、殺虫スプレーにてソレを撃退したのだという。
(その後死体はしばらく放置。朝食を食べて、用意をして、家を出る前の最後の最後に処理)

こ・・・こわい。もしそれが自分だったらと想像して鳥肌倍増。
つちのこ氏曰く「BROOCH法に換算すると、家出レベル」。
(私はその昔ひとり暮らしをしていたころに、突然のごきぶりの出現に思わず家を飛び出し、しばらく近所をあてもなくぐるぐる歩き続けたことがある)

ありがとう、つちのこ氏。
おかげさまで私は想像で鳥肌をたてるにとどまったよ。





今日は家族そろってインフルエンザの予防接種を受けた(私とぴのきは近所の内科で。つちのこ氏はかかりつけの病院で)。

子どもを生んでもなお注射と聞くと恐怖心が芽生えるダメ大人。ぴのやんの手前頑張っているが、内心「やはり打つのかー」としつこくしつこくうじうじしている。
老人になって注射が日常茶飯事になるころには「注射?それがどうした。大好物よ」ぐらいになれるだろうか。・・・いや、なれないような気がする。

まわりでは聞かないが、テレビで見たところによると、今年は患者数がすでに去年の30倍に達しているのだとか。毎年毎年のことだけど、大流行するのかなあ。

去年一昨年と、インフルエンザやらノロウィルスやらマイコプラズマ肺炎やらさまざまな病気に見舞われたわが家(一番ひどいのは決まってつちのこ氏)。
今シーズンはどうか穏やかに過ごさせてくださいまし。


2007年11月12日(月) 小鳥とワイン

先週末ころから一段と口が達者になってきたぴのきんぐ。
不動のボキャブラリーに加え、単発で新たなことばを発するようになっている。
いろいろためしてみた結果、ひと文字がお好みらしい。

母  :「それは、微(妙)」
ぴのき:「び!」

父  :「かなり、疑(問)」
ぴのき:「ぎ!」

なかなかおもしろい。

そのほかに歌まねも。「小鳥はとっても歌が好きー♪」の「ぴぴぴぴぴ」の箇所だけを嬉しそうに何度も歌っている。

ほっておけば一日中ひとりで喋り続けている彼。
おしゃべりな男はどうかと思うけど、一体ぜんたいどんな人間になるのかますます気になる今日このごろ。





長らく冷蔵庫で待機中だったワインをあけてみた。
庄原に遊びに行ったときに見つけて買った三次ワインの「巴郷」。
ワインは好んで飲むほうではなく辛口よりも甘口の甘ちゃんの私は、以前テレビで紹介されたこのワインを「いつか飲みたい」と思って覚えていたのだった。(たしかレポーターの女子が「甘い」って言っていた)

きんきんに冷えていたワインをぐいっと飲むと・・・甘い!甘すぎる!!度を越した甘さに絶句。そこいらのジュースより全然甘いぜ。食事しながら飲むのには相当無理があるお味。
うーむ、楽しみにしてたのになあ。

その後ひとまずコルクをさしなおして冷蔵庫に入れておいたのだけど、料理に使うわけにもいかず、かと言って眠らせておくのはつまり死を意味することになるし、というわけで、現在、ぴのきに夕食を食べさせるときにちびちび飲んでおります。
ちょうどお風呂あがりだから、それはそれで悪かないぜ。


2007年11月07日(水) 運命の人

結局、友だちは正式に離婚していた。

私は、ひとまわり離れていた元旦那さんに対して「とにかく彼女のことが好きで仕方ない」といった勝手な印象を持っていたので、別れ話の際には相当揉めたのではないだろうかと心配したのだが、最後はとても冷静で淡々としたものだったらしい。

ひとたび人が人と出会うと、そこには波が立つものだ。

「運命の人」という言葉がある。
よくよく耳にする言葉だが、これはただ「結婚する相手」を指し示す言葉ではないと私は思う。
その人と出会ったことによって、以前の自分にはなかった何かが芽生えたならば、その人はれっきとした運命の人なのだ。たとえすぐに目の前から消える人であっても、その人が運び込んできたものはずっとそばにある。
それが、運命。

友だちの元旦那さんは、彼女を脚本という道へ導いた。
その道は続いていくよ。
これからも、きっと。


2007年11月04日(日) 買い物さびしんぼう

シリーズ化の予定はなかった買い物話にその後まさかの展開が。


お金はさびしがり、とはよく言ったもので、わが家からぱらりぱらりとお金様が旅立っていかれている。こちらはただただ「アディオース」と手を振って見送るばかりでさ。

かねてよりつちのこ氏から定期的に打診のあったテレビ買い替え計画。
「2011年までまだだいぶあるじゃん」だの「薄型って上に物置けないでしょ」だのと交わし続けていたのだが、本日、ついに大型電器店に連行された。

ふたつの異なる店舗を行ったり来たりしてあーだこーだと店員さんと話をするつちのこ氏。「フルハイビジョンて何よ?」というレベルの私には話の内容を理解することなど不可能な上、そばでぴのきの世話をしているのに疲れて果ててしまい、「もう決めたら?」という結末を迎えたのだった。

一旦購入に踏み切ると、ことはまるでベルトコンベアに乗せられたかのようにするすると動き出し、大きくて薄いテレビは明日の午後にはわが家にやってくるらしい。

つちのこ氏は「明日、仕事から帰ってきたら新しいテレビになっている」と大喜びのご様子だが、実際に商品到着を待つことになる私はちょっとばかり落ち着かない感じ。明日は絶対朝から鼓動が早くなっている。



家に帰って電器店より持ち帰ったカタログで大きさを調べてみたところ、今うちにあるテレビ台では(テレビの)足が微妙にはみ出てしまうことが判明。

「気長にテレビ台探しの旅に出ようよ」と話ながら何の気なしにネットで検索をかけたら、感じのいい商品に出くわしてしまった。伸縮可能で極狭なわが家にもってこいの一品。
きっと市内に出かけたところでそんなにお手ごろかつ気に入るデザインのものには会えないだろう(そして何より子連れでは思うように動けない)ということで今宵も購入ボタンを押すハメに。
くわばらくわばら。

一足はやく、年末気分のわが家です。
当分はおとなしく生活しよ。



ひさしぶりにつちのこ氏お手製のキャラメルチーズケーキをいただいた。
ほろ苦くてでも甘くて、とてもとても好きなお菓子だ。
少し肌寒いぐらいの夜に甘いお菓子とあたたかいお茶。最高のひとときだなあ。じーん。


2007年11月01日(木) 買い物びんぼう

ママバッグとして使っているCOCUEのトートが劣化してきている(車、宿舎の階段など私の行く先々にぽろりぽろりとスパンコールが散乱)ため、かれこれ二週間ほど思い悩んだ末に2ウェイショルダーをネットで購入した。
それほどねちねちと思い悩んで購入ボタンをポチッと押したのに、現在、お預け状態にある私。なんでも、梱包の際に破損してしまってお届けできないんだとか。ショック。入荷は今月中旬予定らしい。

もう一軒、おなじバッグを扱っているショップがあるので(しかもそっちのほうが手数料が安い)、のりかえてしまおうかなどと考えたりもしたのだけど・・・いやいや、ここはしばし我慢。

おそろいのポーチ(これはもう一軒のショップでは売り切れ)もやっぱり買っておきたいし、最近ちょこちょこと買い物をしている自分への戒めも兼ねて、このじりじり悶々を受け入れようではないか。
届いたときの喜びはきっと今より大きいさ。間違いないさ。



直近の買い物(ネット)と言えば、お米。
普段は週末恒例の大型ショッピングセンターで一番安いお米を購入しているわが家。
人目もはばからず、お米コーナーで「今のところこれが安いよ」「あ!こっちにもっと安いのがある」「できるだけ精米日が新しいやつを!(こういう細かさはA型のつちのこ氏の守備範囲)」などとつちのこ氏と連携プレーを繰り広げている。

で・も、どうしても死ぬまでに一度でいいからミルキークイーンが食べてみたいの(ハートハートハート)

かれこれ何年も抱き続けていた思いをついに解き放つときがきたのです。夜中に人知れず押してしまった購入ボタン。

しかし、結局貧乏性を押さえ込むことができず、ミルキーミックス5kg×2袋を選んだ私。ミルキークイーンが50%のいわゆるブレンド米。お米屋さんの「米のよさをひきたてるブレンドをしてなんぼ」的なコメントを信じて五千円弱。千円ちょっとケチッたことでどう転ぶのかハラハラドキドキです。
ケチッたことで残念な結果に終わってしまった場合、そしてケチッてもじゅうぶんおいしかった場合、どちらにしても100%ミルキークイーンへの思いが強くなってしまいそうな自分にもハラハラドキドキ。

今食べてるお米が今週中にはなくなりそうなので、ミルキーミックスさんの華々しいデビューは間近。乞うご期待!

注 つちのこ氏には「ネットで米を買った」という以上のことはまだ伏せている。
  (ちなみに、とても安い米を見つけたと思っている模様。実際に食べてみておいしかったら告白するつもり)


BROOCH |chut! mail マイエンピツに仲間入り