カンラン 覧|←過|未→ |
おんなじCDばっかりぐるぐるぐるぐる聴き入っている。 THE BOOMの『OKINAWA〜ワタシノシマ〜』。 いい音楽です。 三線,二胡, 笛,古筝, 琵琶,楊琴, 笙,篳篥, 指笛にお囃子・・・ その上に重なるMIYA氏の歌声。 日々の通勤はもとより 部屋で過ごすときも飽くことなく。 高校の頃からの愛聴盤『極東サンバ』も 後ろに控えちゃいるんだけど 今のところまだまだ出番待ち。
かさこそかさこそ 聞こえるぐらい静かな夜に またひとつ秘密が増えました 秘密と嘘は沈黙のうちにこうして何度も積み重ねられ それそろ麻痺してもおかしくないだろう私の心臓は いまだにどうして 辺りに響き渡ってしまいそうなぐらい どきどきどきどき 音をたてるのです 終わりのない自己嫌悪
友達と落ち合って, 軽めに食事をとって, バスに乗り一路県北へ。 はじめての野外コンサートに出かけました。 今まで友達のライブなんかにはちょくちょく足を運んではいたものの, いわゆる有名な人のライブって・・・ はて,どれぐらい行ったんだっけ。 せいぜい3回ぐらいか。 あの非日常的なぎゅうぎゅう空間に閉じこめられていると 結局のところ, 途中でしんどくなってかたまってしまう私。 まわりの人はそれこそ激しめに, 人によっては控えめに, それぞれが気持ちよさげに楽しんでいる中で どういうわけか息苦しさや不自由さを感じてしまい, くたくたになって, あぁ,やっぱり音楽は部屋で落ち着いて聴きたいわ。 なんてところにたどり着いてたんだよね。 ・・・今まではね。 でも今日のライブはほんとにほんとに良かった。 私の大好きなTHE BOOMを観に,聴きに, 国営備北丘陵公園まで行ってきたのでした。 随分昔(高校生か大学生なりたての頃だったかな。)に行ったことあるんだけど。 場所もね,とってもよかった。 湖をバックにステージがこさえられてて, そこを半円で取り巻くゆるやかな芝生が観客席。 近くにはこども心を揺さぶるような大きな大きな遊戯施設もあって, みんなピクニック・シート敷いたり, 後ろの方で椅子やらテーブルだしたり, 思い思いの楽しみ方をしていた。 おじいちゃんやおばあちゃんからこどもまで, たくさんたくさんの人が集まって気持ちのいい空間でした。 入場する前までは 思いの外,高めのバギー(って言うんだっけ。赤ちゃん乗せるやつ。)率, おじいちゃん・おばあちゃん率やファミリー率に 大丈夫なんかな・・・なんて不安を覚えたけど, なるほど。皆さんよく心得ておられる。 こんなライブならまた繰り返し行ってみたい。 あぁ,それにしてもMIYA氏。 かっこよすぎです。 「僕にできるすべて」聴いて涙。 もっともっと書き連ねたいことはあるけれど, とりあえずはこの辺で。 ふあふあ揺れながら余韻を楽しみたい気持ちが大きいのです。 そんなこんなで はじめての大満足ライブ報告でした。
ぴぃっぷぅ・・・ っぴっんぷっ! もうこんな季節。 洗濯もの取り込みながら ふとあしもとを見下ろすと 目に飛び込んだぴぃぴぃ豆。 嬉しくてついつい洗濯もの放ったらかしでまめ笛づくり。 響けまめ笛!
(いやいや,私が一人で勝手に持ち上げた気濃厚。) 日曜日午前中の園芸コーナーにてあれこれ物色。 結果,植物の種2種とその他もろもろの園芸用品をお買い上げ。 帰り道,二人揃って両手に大きな荷物ぶら下げて 駐車場からのあの急勾配をえっちらおっちらのぼっていると, 普段は見過ごしがちな近隣のお宅の緑に目がひきよせられる。 高台の青い空に色とりどりの花が映える映える。 二週間前に来たときよりも明らかに まいさん宅前にはぴよ達の健在ぶりが公示されている。 つばめの巣をそっくりそのまま宿借りしてるすずめの一家。 向かいのアパートの屋上からはくちばしに餌をくわえてお母さんがぴよぴよ。 あたりにはアーティスティックに散らばる数々の落とし物・・・。 巣立ちの時はまだか。 気を取り直してお昼は激辛グリーン・カレー。 ココナッツ・ミルクの甘ぁいかほりにだまされるべからず。 気をぬいて食べるとのどに突き刺さるような辛み。 ヨーグルト・ドリンクのすすみの早いことったらない。 しばしの休憩ののち取りかかったベランダ菜園。 土いじりの気持ちよさ。 昔,小学校で植えたへちまやじゃがいも, あさがおやひまわりを思い出す。 記憶に埋もれたあの頃の思い出は 不思議とだいたいおんなじ色をしてる。 このベランダの植物が育ったらおいしくいただこう。 天ぷらに生春巻き, ポーク・ランチョン・ミートとの炒めもの・・・。 育てることより食欲優先か。
気持ち的にもからだ的にも重労働。 今日はぴらぴらの明細3つ送るだけの作業に 気付けば午後まるつぶれ。 いやいや、いいわけのようだけど、 その間何本も電話かかって来て 脱線脱線を繰り返しちゃいたんだけども。 嗚呼、なさけない。 しかも変に思い切りだけはいいもんだから、 下書きせずに紙何枚も無駄にしちゃった。 なにはともあれ今日のうちに終了。 明日は提出期限の迫った調査報告ものを速達で出しますです…。
知る必要のないあの場所だけど 一度だけ 目の前をかすめたんだよ だけど結局それっきり 朝に夕に 私の目は何かを必死に捕えるべく まばたきを忘れている ひっかかりをなくすのか ひっかかりがなくなるのか どっちなのかわからないけど 今日も私はあの場所を探している
田舎の人はほんっとに歩かない! 近くの銀行や郵便局に行くのももちろん車。 運転しない私にしてみれば相当なカルチャー・ショック。 そういや沖縄を旅行したときにも, バス停のベンチに座っていると 「都会(広島なんて都会ぢゃないが。)の人はよく歩くね。」 だとか 「こっちはもっぱら自家用車やタクシー中心だから。」 みたいなことを地元の人に何度か言われたことがあった。 いやいや,それにしても! もっと歩こうぜ,おいおい・・・ってうちの職場の人に言いたい。 「建物の中移動するのにも出来れば車が使えたらいいんだけど。」 そんな無言の願いをむんむん漂わせてる人物が多数いらっしゃいます。 そんな中,ハローワークと社会保険事務所に用があって 私は隣町まで出かけることになった。 「行ってきます。」 と声をかける私にどこからともなく 「・・・まさか電車で行くんじゃないよね・・・。」 との声。 ・・・えぇ,もちろん電車で。 だって私は免許証はあるけれど運転しないし 隣町は歩いていけるような距離にはない。 「車で行けば早いのに。」 「駅からかなり距離あるよ。」 「かわりに私が車で行きますよ。」 車に乗らないことは悪いことでも何でもないはずなのに, こういう瞬間は正直つらい。 たしかに時間の無駄とか言われると返すことばないしなぁ・・・。 ちょっとしゅんとなる。 それでも運転しないんだなぁ,私。 割にかたくな。 できれば一生運転せずに (ものすごく気分を高揚させるような素敵な場所に出会った場合を除く。) ことを終えたいと思っておる次第です。 便利だとは思うけど, 自分で運転したいとか マイ車が欲しいだとか 一度たりともそんな気持ちになったことがないのです。
早朝の街を列車に揺られて通りぬけている ブルゥグレーの世界に普段は目をひくこともないものたちが ここぞとばかりに光を放っている きらきら光る雨粒よ ざぁざぁ降り続いた激しさ憎たらしさは雲上の彼方
瀬戸内海に浮かぶ島まで 窓を開けて気持ちの良いドライブ 分からない言葉をのせてゆるり流れる曲にも自然と鼻唄 ギターの調べに思い出す顔あり 緩やかな下り坂に蘇る会話あり 膝の上 風に捲られた地図の地名に浮かぶ景色あり なんだかんだと時間をかけて歩いた距離は着実に伸び 後にも先にも広がっている 高いところに上って眺めることも悪かない 瀬戸内の穏やかな波にも丸く洗われたビーチ・グラス
ずらり押し付けられるは4,5人の女の子らのきれいなお顔。 先日母と出かけたイタリア料理店の壁に飾られた 押し花モチーフの作品を思い出した。 山登りをして帰って来たとは思えないかん高い音声多重ぶり。 「かーわーいいー。」って…。 10才くらい多目に年くってます、念のため。
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