カンラン
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2003年02月27日(木) 季節の変わり目,気分の変わり目





ほったらかしにしていた編みかけのうぐいす色の毛糸を針からはずす。

ついにこの日がやって来たわけです。

大きさ(幅)に不満を抱えながらも,

使えないことはないからと惰性で編みつづけていたもののついに断念。

予想していた通りいつの間にやら部屋の隅っこは

壁に掛けられた手提げの中にまで追いやられていた元・マフラーのたまご。

ごめんよ,また来年お会いしましょう。

(今までの経験からして,こういうのって多分実現しないのはうすうす承知の上。)

その代わりにそろそろと取り出したのは細くてふんわりした夏毛糸。

駅前の手芸屋さんで一目惚れした

小さなハートがずらり印刷された帯で

こじんまりとまとめられたナチュラル・カラーのドイツ製の糸。

コットン感覚で扱えるので,編むのも身に付けるのもこれからが楽しみなのです。

首まわり,袖ぐり,裾に模様をほどこしたスリーブレスにするつもり。

睡眠不足に陥らない程度に少しずつ取り組んでいきますです。








2003年02月23日(日) 大洪水





心待ちにしていた映画がやって来た。

広島は昨日より上映開始。

東京に住む友達も以前メールで「観たい。」と言っていたけれど,

多忙の隙を見つけて無事観に行くことはできたんだろうか。



電車の線路に沿って

勝手の良さそうなあの小さな商店街のある町まで歩いて行きたい気分だったけれど,

今日の映画は市内中心地の地下映画館にて上映される。

時間までタイ料理を食べたり,ぶらりぶらりとして過ごす。



そう言えば最近,ひとりで映画に行く機会が激減した。

ひとり鑑賞の理由を聞かれたときには,

「感情の起伏が激しいくせにそれをあからさまに人前にさらすことに抵抗があるから。」

という具合の答えを返してきた。

それに感想の語り合いみたいなことも苦手だったりするし。

この辺については今もそんなに変わってないし,

もはや変わりようもないのかも知れない。

ただ今は一緒に並んで映画を楽しみたいと思える人がいて,

その人だったら私がいかに横でずびずびしようとも

それはそれで受け入れてくれるように思うからだ。

万にひとつそうじゃなくても,

私も変に気を使ってごまかしたりしないでいいような空気をつくってくれる。

そんなわけで二人連れ。



今日の映画もコメディタッチとは聞いていたが,

ご多分に漏れずずびずびずびずび大洪水を起こしてしまった。

それだけでなく思わず「うぅっ・・・。」などと声を出してしまいそうな場面も。

あぶない,あぶない。

劇場内ではときどき声を立てて笑う人に出くわすけど,

声を立てて泣いてしまうのだけはどうしても避けたい。



次回上映を待ちわびてずらり並んだ人たちをかきわけ

トイレに行くことを躊躇してしまった私は,

目の下が真っ黒黒になってないことだけを確認して

真っ赤赤な目と鼻をしたまま夕方前の白々しい雰囲気漂う映画館の外へ。

歩きながらまた泣けてきて,

ここまでいくとひとりで観に来なくてよかったなぁと

妙に客観的に思う自分が何だかおかしかった。







2003年02月22日(土) 砂嵐




[午前中]



あーあーあー。

なんて最悪。

なんていぢわる。

なんて根性悪。

自分の頭の中で考えてること

こころの中の発酵した思い

全部全部ヴァキュウムで吸い出して

押しピンざくざく突き刺して

大きな大きな美術館に展示して

世界中の人の目の前にさらけ出したとしたら

楽になれるのかな。

そして一体何て思われるだろう。

「わかる。」って言ってくれる人なんていないだろな。

いたとしても私はその人のこと,嫌うだろな。

自分と似てる人は苦手な人,そんなことを言ったのは誰だっけ。

いや,この際そんなんどうだっていい。

あー,嫌だ嫌だ。

第一この考え,

自分のじゃなくて人の目を気にしてるところから発生してるじゃない。

大嫌いな自分のいやらしさの上に上書きしたこの考えも

何もかも

5分先に私から生まれる考えも

何もかも

大嫌い大嫌い大嫌い。

・・・あー。でももしかしたら

149分後に浮かんだ考えならそう嫌いにはならないかも知れない。

これだから人間は生きていける。

私のような人間でもね。







[今日の終わり]



今日のような日の終わる二時間ほど前。

突然の思いつきでドライブ・イン・シアターに向かう。

翔ちゃんも乗っけて。

人気映画の最新作だということだけれど,

雨降りが影響して車も少なめ。

廻り廻って私の元にやってきた試写会の葉書で観た前回の一作目の内容が

ほとんど思い出せないまま

暗闇にぽっかりとまぬけなまでに明るく浮かび上がるスクリーン上,

映し出される壮大なストーリーをただただ素直に目で追った。

たぶんきっと目の中にほんものじゃない何かを映したかったんだと思う。

現実とは何ら関係のない何か。








2003年02月21日(金) スムゥジィズ





どうも呼吸があわなくて立て続けに二週間

せっかく誘ってもらっていたのに実現できなかったネイサンとのお茶。

今日こそはと17:15過ぎにこっちから電話を入れることを決意して

午後の頭をそのことでいっぱいにしていたら

「今日はどう?」とメールが届いた。

日頃自分からあんまり人を誘うことのない私。

一杯になってた頭がプスンと音を立てて,ほぅっと脱力したのをじんわり感じた。

とりあえずのメールを返しておいて,

計画通りに17:15ちょっと過ぎの電話で場所を決めた。

ちょっと仕事が長引くというネイサンをカフェで待つ。

喫煙席でメニュウをぱらぱらしていて

ああ,そういえば・・・と遅ればせながら自分が禁煙してることに気付かされた。

そうこうしているうちに現れたネイサンと

いまどき兄弟でもしないような注文をしてから

仕事のことやらそれ以外のことについての近況報告。

出会ってからというもの,

私にとって好ましい距離を保ちながらも

ずっとそばで心地よい場所をつくってくれるネイサンも

ようやくつきまとってたみずたまりから本当の意味で抜け出そうとしてる。

まだ手探りかもしれないけれど,今を楽しんでいるようだ。

私を含め,いろんな人が励まされる温かさ。

それゆえに自分で抱え込むものも多いだろうから,

私は時々この人のごみ箱になれてればなぁ,と思うんだ。

抱え込んでたものをぐしゃっとしてぽんと投げてもらえれば,

焼却もするし,ものによったらアイロンかけて返してみたりもする。

自分まわりを完全に共有していないからこそ可能なのかも知れないそんな関係。

いつも思うことだけれど,

転んでも・・・どころか私の上だけを二年という月日が流れていったとしても

最新のリサイクル技術をもってしても

私には到底追いつくことのできない人。

この人は絶対いいばあちゃんになる。

あ。これは私の夢。







2003年02月15日(土) カメライフ





一本目のブローニーの現像が仕上がったので

どきどきしながら受け取りに行った。

暗いところでも撮ったし,

フィルムのセットがうまくできていたのかも謎だったし,

思い返せば思い返すほど写真らしいものを期待すべきではないような気がして,

いっそ未現像のままお蔵入りさせようかとも思ったぐらい。

「悲しいお知らせがあります・・・。」と言いにくそうに口を開くラボの人が浮かんでくるよう。

もしくは「あの・・・これ,何だったんですか?」とかそんな感じか。

撮り終えたフィルムをぎゅぎゅっと握り締めて

自分の気持ちの中でこれらマイナス思考の果ての被害妄想を克服(大袈裟だ。)するのには

結構時間が要った。

なんだか自ら率先してとんでもない辱めを受けに行くような気がして。

で,ついに出来上がった写真たち。

16枚撮れるはずが,

私の操作ミス&いつの間にか巻けちゃってた現象により

実際に手元にやってきたのは12枚。

あてにならないと聞いていたストロボくんの予想外の働きっぷりで

暗ぁい室内で撮った写真も何とか許容範囲内。

ややぼんやり気味ではあるけれど,私のお気に入りの一枚になった。

お蔵入りさせなくてよかったよ,ほんと。

これからあちこちで拾い集めた改造方法を実践して改良してくつもり。

ようやく少しずつ長くなってきた陽をカメラ持って楽しむのです。







2003年02月14日(金) すずめめ





陽気に誘われるようにして再びふらふらとあたりをほっつき歩くようになった。

天気の良いお昼休みなぞ

部屋でもうもうと湧く暖房からの熱気を浴びているよりか

川沿いのベンチで体ぽかぽか,ほっぺたさわわの方がうんと気持ちいい。

うん。うんといい。

ただ曇りと晴れの微妙な見極めをしっかりしないと寒さに震えることになってしまうけどね。

最近できた‘ひるとも’が一羽。

私のパン狙いのすずめは,私が土手に上がってくるのをきちんと見てる。

そしておそれるしぐさ一つ見せることなく

ちゅんちゅんちゅんちゅん足元に近寄ってきてパンくずを待っては,

調子に乗って私の隣のシートを占領してくるちょっと生意気なすずめ。

以前,日本海の浜辺でとんびにパン(未食。)を丸ごとかっさらわれた経験をもつ私としては,

このすずめも最初かなぁり警戒してはいたものの,今じゃ随分慣れて,

お腹がみたされた途端に振り返りもせず

芝の上をちゅんちゅんちゅんちゅん去っていくこのすずめが可愛いやら可愛くないやらで

きぃぃぃぃぃぃってなりそう。

そんなわけで今日はすぐすぐ側にやって来たすずめを写真におさめてやった。

次回は一緒にフレイム・インだぞ。

毛並みを整えて待っておれ。








2003年02月13日(木) 酸いんだか甘いんだか





終業時間ぴたりで飛び出し。

買うもの:クリームチーズ1箱とたまご1パック。

スローガン:ひるまず頑張ろう。

たとえどんなシロモノが焼きあがろうとも。

大丈夫。

失敗のことも考えて材料多めに買ってある。








2003年02月09日(日) はるたび





昨年友達より伝授された方法で3月の東京行きの準備を進めようと思っていたら,

同行者より「とりあえず一度旅行代理店に相談に行ってみよう。」との声。

うん。この人らしい考え方だ。

元来,実際に顔と顔を突き合わせて相談ごとや契約ごとをしたいタイプの私も

去年あんなにちょくちょく旅をしていなかったらきっとおんなじ風に考えていただろう。

大いに理解できる提案。



3月と言えばもう目前,卒業旅行や何かも多いだろうし・・・と

とりあえずは相談のつもりで出掛けた旅行代理店。

だのに,飛行機も希望してたホテルもするするするっと

「お取りできますよ。」とのはずんじゃうくらい足取り軽い感じの担当者の声。

しかも心配していたお値段もあれやこれやお得なプランを組み合わせもらった結果,クリア。

そんなわけで「決めちゃおっかね。」。

・・・こういう時の潔さは自分たちでもびっくりするぐらい。

ウィィンと音をたてて自動ドアが開いたら

「ねぇねぇ,昔,旅行代理店って相談にのってもらうだけでお金とられるって思ってなかった?」

などと話しながらうきうき夕方の街を歩く。



行きます東京,ふたたび。

こないだ行ったばっかりのような気がして仕方ないけど,

指折り数えてみると,どうやら5ヶ月ぶりです。








2003年02月07日(金) ふりだしへすすむ





もし今が真夏であれば避けてしまうであろう時間帯の散歩に出掛ける。

時間に追われずゆっくりした歩調で気の向くままにあっちへこっちへ。

なんてしあわせなんだろう。

太陽の下を歩いてたいのにやむなく潜る大きな道路の下に掘られた地下道。

薄いピンクのタイルが貼られた壁沿いに

自転車がびゅんびゅん,人がつかつかと

みんながみんな私を追い抜かしていく。

「ゆっくり,ゆっくり。」

そうは思いながらもたった一人きりになったほんの少しの瞬間は

背筋が少しすくっとなって歩みはこころもち速まる。

まぶしい地上に出るのが一層待ち遠しくなる気持ち。

スロープに挟まれた階段を上がって広場へ入る途中の道路にずらり連なる自動車たちは

テグスを通してネックレスにしてしまいたいぐらいに白ばっかり。

そんじょそこらのマダムの首もとで艶めく真珠の首飾りよりうんと高級でうんとレアなアイテム。

パンジィの咲く花壇とお城を浮かべたお堀のそばで見上げた青い空は

私の視野の端っこに原毛を貼り付けたような模様を抱えてる。

---あぁそういえばその後あの手袋の羊毛たちはきちんとはり付いてるだろうか。---

そうそうゆっくりはしていられないかも。

立ち止まった場所には傷ついたユウカリの下に赤と白のストライプの乳母車。

ユウカリも生きてて

赤ちゃんは生まれたばかりで

私はと言えば劣らないぐらいにまだまだで

今は不安をただただ抱えている状態。

これから先どうなるかなんて誰もわかりやしない。

来るものは来る,来ないものは来ない。

まだまだ雲は遠いぞ。

それにたとえ覆われたとしてもじき流れ去る。

今を飛び越して前には進めない。

まずは疑心暗鬼を拭い去ることが私のふりだしだ。








2003年02月05日(水) 予期せぬお客様




仕事してたらつかっと側で靴が止まるのを視界の隅に捕らえた午後3時過ぎ。

いつもの「ファックス使わせてくださぁい。」という声も聞こえず。

んっ?っと顔を向けて見ると・・・

あらあら,りぃさん。

突然の登場にびっくりです。

新婚旅行から無事戻られて,しあわせそう。

「外で荷物持ちさせとるけん。」とさらり。

旦那さんにはいいんだか悪いんだかですが,

そういう何気ない感じがうらやましかったりもします。

見には行かなかったけど,

大きな紙袋持って廊下で待ってる姿が

あんまり親しいというわけでもない私にも浮かぶようです。





お祝いの品,使っていただけたようで感謝感謝。







2003年02月02日(日) 食ベル





(お昼頃)

半分サイズで切り売りされてるキャベツやら

ピザ用チーズ,しゃぶしゃぶ用うすっぺら餅やらを買い込んで来て

もんじゃ焼きなるものを作る。

昨年10月の東京旅行の際に

友だちに「おいしいもんじゃ屋さん」に連れて行ってもらって

おいしい,おいしい,ともりもりもりもり食べたものの

実はあんまり味そのものの記憶がない。

一緒に食べたお好み焼きや鉄板焼きのサイド・メニュウ的存在だったためかしらん。

そんなわけで大して味のイメェジもつかないままもんじゃ大会。

ホットプレートの代わりに深めの卓上鍋。

へらの代わりに何の変哲もないスプーン。

お鍋の体格上,

どてを作るのは楽ちんな分,平たく薄くのばせない。

側壁に具材を塗りたくるようにして悪あがきしながら

少しずつ少しずつ焦げ目のできた部分を掬い取っては食べ,掬いとっては食べた。

具にもよるんだろうけれど,

味としてはお好み焼きを堪能した後に鉄板の上にこびりついてできる

ソースお焦げに似ている。

濃すぎることもなくほどよく病み付きになりそうな味だ。

以上,次回また忘れてしまったときのため。





(夕方頃)

深い深いお昼寝から覚めると4時ちょっと前。

キッチンの窓から差し込んでいる光を擦りガラス越しに確認すると,

しっかり陽が長くなっているのを実感できる。

どこからともなくお子様があたりを駆けずり回る楽しげな声が聞こえる。

おかしなようだけれど,お子様っていうのは休みの日の住宅街によく似合う。

割りと現代っ子よりの私からすれば,マンションの駐車場やなんかにしっくりくる。

アスファルトを走ったり,

座り込んでいる子もいれば,

寝っ転がっている子もいる。

やわらかな土の上,芦のかげに隠れた川原にできた小さな陸地,

年中落ち葉でふかふかの裏山のまわり。

そんなところでみんながみんないつまでも遊んでいられればいいのだけれど,

そうもいかない近年の住宅事情です。

もんじゃ大会の後始末をささっとして身支度整えていつもより少し早めのおでかけ。

今日は港の方の食べ物屋さんに連れて行ってもらう約束。

歩き,もしくは公共交通機関で行けるところにしか行かないという

暗黙の了解をやぶってのおでかけ。

運転も道路もいまいち微妙なため,

まさに頑張って行く,という感じなのが不安なようでもあり,楽しいようでもあり。

途中うまぁく組み立てられない市内の道路を

東に南におっかなびっくり進みながらも見慣れない景色や

いつか通ったことがある道にいちいち感想を述べ合いながら

陸地の突端にひっそりと店を構える食べ物屋さんに無事到着。

握り締めてた頼りの綱ポスト・カァドと私のおぼろげな記憶,万歳。

夕食一番乗り。

前回大阪からのお客さんが来たときに連れて来てあげたかった少しばかり風変わりなお店だ。

一度食べて忘れられなかった好みの味,

「アボガドと豆腐の和え物」にも久しぶりに再会できて,しあわせこの上ない。

個人的にはなくてもいいような気もするけど,

この1年ちょっとの間にちいさなかりかりバゲットまで加わっていた。

温烏龍茶片手に二人でぱくぱく4品ぐらい平らげて

ゆっくりゆっくり話し込んでからお店を後にした。

アンティーク調のシャンデリアが二つぶら下がった上の階が気になって見上げていたら,

レジのところでお兄さんに

「上でコーヒーを飲んで行かれませんか?」

かと声をかけられるも,それはまた次の機会に・・・。





(締め)

まいさんの好きなケーキのある

小さな飛行場のその先のマリーナのお店へ再び車にて移動。

ブルーベリーの入った濃厚なチーズの味がする焼き菓子。

思ったとおり,今日もすんなりそれを注文していた。

この人もそうとう凝り性だ。

飽きるまで頼み続けるのか,それとも飽きは決してこないのか。

目が離せない。

私は季節のフルーツタルトレットとやらを注文。

お店のやわらかな照明にきらきら輝く果物とお皿型に焼かれた生地との間に

たっぷり搾り出された黄色のカスタードの甘味が何とも言えず美味。

今日はなんとも美食な一日。

明日から少し気をつけながらご飯を食べるようにしよう。

(↑世の中で一番頼りにならないことば。)








2003年02月01日(土) 土曜書店





広島駅前まで出掛ける決心は固いぞ。

ゆるがないぞ。



・・・との布団に入って目をつぶる瞬間の昨夜の記憶は

おでこの裏っかわにしっかり貼り付けたままになっていながらも

目を覚ますともうこんな時間。

11時。

転がるようにしてベッドから降り(落ち),

スリッパのかかとをこんこんいわせながら階下は暖かい台所へ滑り込む。

いつも通り引き戸はそうおおっぴらに開け放たず

自分をうすっぺらにして細い隙間から横向きに入室。

腰骨や膝,つま先を痛めることなくスムース・インできた日にはかなりご機嫌。

暖房や冷房を効かせている部屋に入る時の私なりのスタンダァド。

たまに人ん家でもやってしまい失笑を買うこともあるけれど,

それより何よりだってせっかくの心地よい空気を逃すのはあまりにしのびない。

今日はご機嫌。



「パン(=朝ご飯)にする?チャーハン(=昼ご飯)にする?」

との声にあまりの微妙な時間帯に起きてしまった自分を軽く反省。

気を取り直して朝イチのチャーハンを食べる。

ソースをかけるかしょうゆをかけるかは,

いつになれば悩まずに済むようになるのだろう。

もしかしたら一生悩み続けながらもしょうゆをかけ続けるのか。



身支度をしていざ家を後にするべく時計を見れば13時半。

もよりのJRの駅まで歩くが,大雪を乗り越えて気が大きくなっていたのか,

あまりの浅はかさゆえの薄着加減に何度か後戻りを考えた。

両手はぐぅ,足は小股つま先すり気味の奇妙な歩き方で何とか乗り越える。

途中,近道に選んだ小さな路地にカフェがひっそりオープンしているのを見つける。

まいさんと来たいなぁ・・・と立ち止まって覗き込んでいるうちに寒さにも慣れ。

何とも罪なパンのにおい漂う駅のホームで早速カフェ発見メールを送信。

とは言うもののやっぱり寒い寒い寒い。



暖かい列車に揺られること15分(やっぱりJRははやい!)。



お目当ての本屋さんに行く前にまずはあたりをぶらり物色。

アジア雑貨店にて,ことりストラップを購入。

雑貨店にて,はぶらしホルダァ(以前ヴィレッジで見たのとおんなじもの。)を購入。

あぁ,そしてそして・・・

輸入雑貨店にて,カメラを購入。

今日のメイン・イベントは本屋さんでの買い物だったはずなのに。

なのになのに。

まぁいいか。

このおもちゃカメラでこれから先,ジョイな週末が送れるのであれば。

必ずや大切に使おうぞ。



そんなわけで紙袋抱えてやっとこさ本屋さんへ。

休日の人出で賑わう売り場。

いつも思うんだけれど,このデパァト,ほとんどのお客さんがここに集中している。

最近増えたゆったり座って読書できるタイプのお店なのが大きな要因だろう。

本に埋もれるようにしゃがみこんでむさぼり読んでる風のお客さんも多いようだが,

私は立ち並ぶ本棚の間をぐるぐるぐるぐる歩いていると圧迫感に似た感覚を覚えてしまう。

まるで迷路に迷い込んでしまったかのように多くの体力を消耗する。

本にはそんな説明のつかない大きな力が秘められていたとしても

私はそんなに驚くことなく受け入れることができそう。

けれども今日の用事はいたって簡単。

ネットで注文していた本を受け取りに来ただけなので,

お客さんがずらり並ぶカウンターへ向かう。

ようやく自分の番が来て用件を伝えると,

店員さんに抱えられるようにしてやって来た一冊の本。

私がずっと欲しかった本だ。

何軒かまわった本屋さんのどこにも在庫がなく,

広島市内で最も古いと思われる大型書店で検索してみるも

梅田・大津店ならば在庫はあるが取り寄せはできない

(↑店頭に出向いてお願いすれば何とかしてもらえるのかも知れませんが,とりあえずネットでは無理とのことでした。)

という次第だった。

そんなこんなでようやく入手した一冊。

ちゅうちゅうちゅうちゅう吸い取るぐらいの意気込みで

大事に大事に味わって読もうと思う。



それにしても今月は読みたい本や観たい映画に恵まれとる。

大いにしあわせなことだが,実際問題お金がびゅうびゅう飛んでいきそうだ。

そんな中,カメラまで衝動買いしちったし。

あーああああー。

試写会情報集めて応募してみよっと。







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