カンラン
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2002年06月30日(日) 6月のおわり


数ヶ月前に出会って



ちょっと気になって



ちょっと好きなのかなぁと思ってた



そんな人に



やんわりとふられたんだろうと思った6月



人通りの多い月末の街で



むこうから自転車に乗ったその人が



すれ違った人にぶつかって謝って



また走り去っていくのを見かけた最後の週末



話をするとき頭の中が真っ白けになって



あとで思い返しても何を話したんだか思い出せなかったのと



おんなじように



人通りの多い月末の街が



一瞬しぃーんと静まり返った



声をかけなかったのは



きっと



私がその人のことを








2002年06月29日(土) ミナト



すごく,すごくいいことありました。



主観をどこに,誰に置くかにもよりますが,

私は目の前に座って

サンドイッチとパフェをほおばる友達の

嬉しそうな姿を見て,

きっと初めて,

誰かの「いいこと」で泣きそうになりました。



ひとつき前に会った彼女とは全く違ってた。



今までずっと見てきた彼女。

「今まで」はあまりにも長かったけど,

でもきっと「今」のためにその長さは必要だったんだな,って思うよ。



その長さの中で考えたこと,

悩んだこと,

そういうのがなかったらきっと

見逃してたよ。

「今」を。



今なら何だってできそうな目をしてました。



人間ってほんのちょっと向きをかえることがきっかけとなって

強くなれるんだな,って思った。



私たちは違うけど,

毎日の過ごし方も違うけど,

周りの友達も違うけど,

遊ぶところも違うけど,

好きなものも頭の中の流れがつくる渦模様もきっと違うけど,

10年以上も前にここから遠い場所で出会って一緒に過ごして以来,

なぜだか今もこうして繋がってる不思議。



私が私らしく接することができる大事な友達。



それぞれが違う場所で違うときを過ごして

泳ぎ戻れる場所のような存在。



ここまで違ってるこそ,なのかも知れないけど。



ほんとに嬉しかったよ。



別れ際,

「ありがとう。」

「こっちこそありがとう。」

っていつまでたっても終わりそうになかったのがおかしかったね。








2002年06月28日(金) お先にどうぞ




こわいもの・・・階段を下りるときの第一歩。



ここ何年か

特に石模様の階段を下りるとき

ちゃんと見えているはずなのに

どこまでが平たんで

どこからが階段なのか

一瞬わからなくなります

立ち止まって

境目を凝視

はっきり見えたら一歩を踏み出します



私の後ろ

歩いてる人

ごめんなさい







2002年06月27日(木) ミリイ





電車の中で,みりちんとおんなじ場所におんなじおできのある人を見かけました。

忘れたことはないけれど,

なんだかひさしぶりにいろんなことを思い出しました。





ミリイはうちで以前飼ってた犬。

ちょっと気の弱そうな優しい顔をしたビーグル犬で,

若くして妻になり,母になった。

なんだか何もかもが早送りだったような気がして仕方ない。

たしか二回お産をして,14匹の子供を産んだ。





みりちんの首筋にできたおでき。

最初は小さなにきびみたいなものだったけど,

からだが大きくなるにつれて,おできもだんだん大きくなっていった。

最終的には炒った大豆を一粒,左っ側の首筋にくっつけてるような感じになった。

触るとかさかさしていて固い感触のその大きなおできがとても気になった私は,

お母さんにどうにかならないのか何度か聞いてみたけれど,

糸か何かで縛ってきりきり切り離すしかないんだろう,という答えが返ってきてからは,

それ以上おできについて聞くことはやめた。

みりちんにとってはどうでもいいことのように思えたし,

第一想像しただけであまりにも痛そうに思えたから。





そんなみりちんは,ある夏に死んだ。

その日,私たちは家族揃って朝からお墓参りに出かけていて,

夕方戻って来てすぐに「みりちーん。」と裏庭をのぞいたら

倒れていた。





随分苦しんだようで,まわりの土はひどく掘りかえされていた。

弟と私はただただ立ち尽くし,

少し遅れてお母さんが来るまで何もできなかった。

みりちんの旦那さんは首を垂れてあたりをぐるぐるぐるぐるまわっていた。





そのときまだみりちんは死んでいなくて,

私たちが帰ってくるのを頑張って待っていてくれたんだと思う。





病気で大きくなったからだをみんなでさすっていると安心したように目をつむった。





年上の旦那さんよりも随分早くに遠いところへ行ってしまった。





あれは私の誕生日の次の日のことでした。





2002年06月26日(水) ねむる

近頃,午睡がくせになってきています。


仕事中眠るわけにもいかないので,家に帰って晩ご飯食べたあとです。

だいたい21:00〜23:00ごろがあぶない時間帯。


きっとワールドカップのせいです。


「やっぱり観ときたいよねー。」的ノリで20:00ぐらいから

家族3人がぞろぞろとお座敷集合。


で,テレビ観戦するのですが・・・




私はそんなに熱くない。




たしかにニッポンが生き残ってたときはそれなりにハラハラドキドキだったのですが,

外国チーム同士の試合は,

最初観る気持ちでいても,

なかなか点が入らないとどんどんどんどん目がつむっていきます。


「今のすごかったよねー!?」とかそんな家族の声に

「うん・・・うん・・・。」と微妙な相槌をうちながら

眠りにおちていく。


とても気持ちが良いのです。

目が覚める頃には試合も終っていて,

お父さんもお風呂から上がっている。




そして私はお風呂に入らないといけないんだけど,

「あー。いっそこのまま・・・。」ともう一回眠りそうになる。

このときの睡魔との戦い,かなりつらいです。


朝起きるときよりも,うんと。




「はよ起きんさい。」とか

「あんた明日も仕事じゃろ?」とか

言われながらなんとかお風呂に入って,

お湯の中で頭と目が覚めるとき,

「勝った。」と思う。


ちょっとだけ。


2002年06月25日(火) そだちざかり


もらいもののミリオン・バンブーの若い葉っぱがかなり飛び出してきました。



まるで寝ぐせのひどい人のようです。



私の机はちょうど東側のあかりとりの真ん前で,

すりガラス越しに陽が差し込みます。

けれどもこの机・・・

天板(机になる部分)を向こう側に倒すと化粧台になるものなので,

朝,化粧台として使っているときには机機能ゼロなんですね。



だから支度の時にはミリオン・バンブーはちょっと部屋の片隅に移動してもらって,

それ以外の時間は机の上の特等席に置いてあげてます。



以来,すくすくすくすくと成長をしてるわけですが,

これはこれからどうなっていくのでしょうか?

先が読めず,いささか不安です。



私の元にやってきた当初は図体だけは大きめで,

てっぺんあたりから申し訳程度に穴がぽつぽつ開いた葉が飛び出しているという

弱々しく不健康きわまりない状態だったのですが,

近頃調子がすこぶる良好なようでほっとしたのでした。



一段下のとこからもぴかぴかの緑の葉っぱが飛び出すほどにもなりました。




なんとなく私より長生きしそうです。

いや,本来そういうものなのかな。



根っこも今ではわさわさで,

水替えの時にちぎれてしまいそうになるので,

ミリオン・バンブーを容器から引き上げずに

そのままの状態で上から水をじょぼじょぼ注ぐ方法を

あみだしました。



けど,いつかこの細身の容器(クチも細いのです。)から

屋移りさせないといけなくなった場合,

のび放題の根っこをぶちぶち切ってしまいそうでこわいです。








2002年06月23日(日) 自堕落染み



今日はここのところまれにみる涼しさ。

少し肌寒いぐらい。

一度は半袖のTシャツを着てみたものの,

長袖のインド綿のブラウスにした。

いつだったか,どこかの雑貨屋さんで買ったもの。

最初は洗濯の度ごとにアイロンかけてたけど,

なんだかしわしわの方が肌触りもよくて,

お気に入りのしわしわブラウスとして存在してる。

着てると洗濯じわがいつのまにか私の動きじわになってる。



そんなブラウスの袖に青色絵の具をつけてしまいながら

午後は絵を描いて過ごした。

絵の具がついたことが分かった瞬間に

洗うなりなんなり対処すればいいんだろうけど,

たいてい私はそのまんま。

夕方筆とパレットを洗った時に鏡見て

「あ。」

それでもそのまんま。



小さい頃よく怒られてたのは,私だったっけ,弟だったっけ。


2002年06月22日(土) 乗ル流レ

13:00 待ち合わせ時間より早目についたので,
      ちょっと急ぎ足でうきうきしながら便せん売場へ。
      でもあんまり気に入ったものがなかったから,
      和紙に自分で絵を描いて手紙を書くことにする。

13:20 友達とおちあい,一路映画館へ。

16:30 映画の最中,ふたりともお腹がぐぅぅぅーっと鳴っていたので,
      通り沿いの旅行代理店をまわり,さささっとパンフレットを集めてから
      カフェで軽い食事をする。

      私が最後に沖縄に行ったのがもう2年前。
      そろそろまた旅をしたい。
      ちょっと思い切った気分転換をしたい,って思う。

18:00 より多くの情報収集のため,さまよう。
      が,たいていの旅行代理店はすでに閉店。

18:45 はじめてネット・カフェなる場所へ。

      すごい,すごい。
      想像と全然違ってました。
      パソコンだって私が使ったことのないぐらいの早さで動く。
      どかっと腰掛けてしまいたいようなソファと
      すぐ近くの棚に並ぶ「稲中」に誘惑されながらも
      頑張って飛行機調べてみたりする。
      行きたいところ,広島からは直行便ない。
      いくつかコースを作って代金比べてみたりしてたらへとへとだ。

      とりあえず予約が始まる頃にがんばって安いチケット取ろう,
      というとてもゆるい結論を出してしばしソファに埋もれる。

      これからお気に入りの場所になりそうです,ネット・カフェ。

21:00 お腹もすかないので,今日のところはこのまま解散。

      帰りの電車で若い女の子達に囲まれる。
      多分むこうは囲んでるという意識はないんだろうけど,
      すぐそばでしゃがんで円陣くまれると何となくそんな気分になる。
      今ここでこうして一緒にいるそれぞれが
      それぞれの携帯でそれぞれ別の相手と話をしてる光景。
      なんだか不思議。

22:00 家に帰って足下にからまりつく翔ちゃんをはがして一息つく。










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誰かと会った休みの日の記憶は,
ひとりで過ごすよりも時間的にメリハリがつくのかな。
ひとつひとつの行動のおおまかな時間帯を覚えてる。
普段と変わらず時計してなくても
「今何時?」ときかれればその都度携帯や近くの時計で時間確認したり。
ひとつ,発見。





2002年06月20日(木) 朝の風景


毎朝見かける親子。



すごぉく頭の良さそうな女の子が小学校へ向かって歩いていくのを

お母さんがマンションの前から見送っている

お弁当屋さんの角を曲がって見えなくなるまでずっと



その子も何度も何度も振り向いて手を振って

お弁当屋さんの前まで来たら

最後に振り返って大きくたくさん手を振る

いってきます



この4月から

その子は小さな小学生を2人連れて登校するようになった



小さな小学生2人も

その子が立ち止まって手を振れば

おんなじようにそうする



今朝は出掛けに鼻血を出してしまったのか

その子は鼻につめものをしていた

電車に乗ってる私からもはっきり確認できるぐらいの大きなつめもの



なんだか一日中つめっぱなしで過ごしそうな

彼女の律儀さが気にかかってしまいます


2002年06月19日(水) チカゴロTV


連日流れるサッカー映像。



サッカーをあまり詳しく知らない私は,

日本国内いろんな場所から声援を送るサポーターの姿や,

遠い極東にたどり着き自国チームを応援してる外国の人々,

自分の国から念を送る人,

そんな映像に見入ってしまいます。

いろんな人がいますからね。

見てるとおもしろい。



今回開催された大会のおかげで,

日本や韓国がどのあたりに位置している国なのか知った人も多いことでしょう。

「地球の絵を書きなさい。」と言われたら

私達はきっと日本が真ん中にくる絵を描きますが,

この角度の絵を描く人,地球上ではほんのひとつかみの人でしょうし・・・。



テレビを見てて思ったこと。

共同開催国であるすぐお隣の国,韓国。

近いようでいて,似ているようでいて,まったく違いますね。

自分の国のチームを応援しているのに変わりはありませんが,

ノリと言うか,勢いというか,思い入れと言うか・・・

物凄いなと思いました。

みんな目の中でいのち燃やしてるっぽい。



W杯を終えて,心から笑えるチームは1つだけです,きっと。

日本は「いつかは負けるにしても,行けるところまで行きたい。」という感じなんですが,

韓国の場合,「負けるはずがない!」という熱いものを感じます。

ボールが対戦国側にまわった時の大ブーイングや,

対アメリカ戦で勝ちをきめた時の選手によるスピード・スケート再現劇は,

正直,どうかと思いますが,

それほど命がけってことなんですよね。



韓国がこれからどのような成績を残していくのかは

今のところ神のみぞ知る,といったところですが,

ちょっとばかりマイナス思考気味の私は,

「この人たち,もしも負けちゃったらどうなっちゃうんだろう・・・。」と

心配せずにはいられません。

今からはらはらです。

けろっと「4年後ドイツがあるさ。」に切り替われることをお祈りしてます。

そんな強さも兼ね備えていて欲しいです。



でもでも,できれば最後まで行ってほしいです。

アジア人でもここまでできる!ってところを見せてください。




2002年06月18日(火) 非日常


サッカー好きの友達に連れ出してもらいました。

午後から休みとって,市内のカフェにて試合観戦。


TVで見かけるサポーターの観戦模様は何だかパワフルで,
そんな場所に私が行くのもなんだかなぁ・・・と最初は逃げ腰だったのですが,
さすがは友達。

古くて大きな真っ赤な革張りソファーや

ゼブラ柄の椅子,

シンプルなスツール等々,

思い思いの椅子に座ってじっくり過ごすことができる空間でした。


昼間っからお酒飲めるのって,そうそうないし,楽しかった。
肝心な試合の方は残念な結果に終りましたが・・・。





その後いつも以上にしぃんとした様子の夕方の道を歩いて家へ。





後半の途中まで一人で熱くなっていたと自己申告するお母さんは,
ささやかな祝勝会を開く予定だったらしく,
下味をしたステーキをまな板の上に置いたまま,
お座敷で「ステーキにしたのがいけんかったかね・・・。」と
翔ちゃんに向かってぼそっとつぶやいていました。



とにもかくにも慢性サッカー病じゃない人も盛り上がれた初夏でした。
4年後はドイツにて開催だそうです。
その時もうちのお母さんは張り切ってお肉を焼いていそうな気がします。


2002年06月16日(日) ふらふらふら



友達の彼氏のライブを観に行った帰り,
気が付くとふらふらっと駄菓子屋さんに足を踏みいれていました。


ちょうど顔のくるあたりに吊り下げられた

リリアンやみずぶえ,

極彩色のいれずみシール,

ろう石,

金魚模様のぶりきのバケツやじょうろ・・・

などなど。
私の目をつかんで放さないのは今も昔も変わらないところです。



小銭をポッケの中でじゃらじゃら,手のひらの中でじゃらじゃら。
そんなあの頃とは違って,
今はそれなりにお財布なんていうものを持ち歩いてますが・・・



駄菓子やおもちゃから少し目を離して
店内の様子をなんとなく眺めてみると,

昔は買えなかったぐらいたくさんのお菓子をがばっと勢いよくお買い物かごに入れていく人,

懐かしそうに店内をぐるぐる見てまわっている人,

「あたり」を狙っていそうな人,

じっくり時間をかけて買うものを吟味する人,

いろんな人がいて,これまたおもしろいです。

そしてなにより,子供よりおとなのお客さんが多い。





今日のお買い物

ヨーグル2コ(どうしてもピンク色と紫色のフタのをいつも選んでしまいます。)
コーラ味のお餅(ソーダ味と悩みました。)
アンズチャツネ(これは大きくなってから知った美味。)
こんにゃくゼリー(4種。←凍らして食べるとしあわせ気分になれます。)
いちご容器入りラムネ







2002年06月15日(土) とてもいいこと


すやすや眠る


とろとろ眠る


一瞬目が覚めて


夢の途切れてしまわないうちに


またすぐ眠りにおちていく


この心地よさ


あなたもこんなふうにゆっくりと


過ごせてたらいいなと思う




2002年06月14日(金) 6月14日,誘惑ノ日

昨日の仕事がえり,デパートの地下食料品売り場に立ち寄りました。

ひさしぶり。

あの独特のにおい漂う中,パン屋さんでパン買って。

タイム・サービスの声を気にかけながらうろうろしていると・・・
発見,二重焼き屋さん。



この二重焼きという呼び方,多分広島弁,もしくはここいら界隈のことばです。

県外の友達と話してたら「なにそれ?」と言われて,
あらあら,知らないの?と二重焼きの姿かたちを説明すると・・・

「あー。今川焼き。」とか

「あー。大判焼き。」とか

「あー。回転(←字,合ってますかしら?)焼き。」とか

いろんな呼び名が飛び出す,飛び出す。

すごい。
そんだけいろんなところで,たくさんの人に愛されてるってことなんでしょう。



あのもっちり,こんがり,そしてところどころ水っぽい感じのカワが大好きです。
あの合わせ目の生地が溢れ返ったまま焼けてるのがいかにもおいしそう。

小さな頃から,根っからのカワ・マニアだった私には,
お好み焼きのクレープ状のカワとおんなじぐらいたまらないものです。

話を二重焼きにもどして・・・中身。
私の知ってるところでは,
つぶあん,こしあん,白あん,そしてカスタード。

中でもカスタード,大好きです。



今朝,朝食がわりに網で焼いて食べました。
(うちにはトースターというものがなく,いつもパンやお餅も網焼き。)
これは夕べ,布団に入る前から決めてました。
ぜひとも,朝いちに食べようと。

外がかりかりでその内側があたたかしっとり,
カスタードはひんやりしていて
その朝ご飯らしくないおいしさにあやうく出勤拒否してしまいそうでした。

たまにあります,こういうこと。
たしか前回はライチ・ゼリーであやうしでした。



どうやら私の中では,しあわせとまったりが切っても切れない関係にあるようです。


2002年06月12日(水) 私とからだ



時々日記でも触れてたかと思うのですが・・・
私の胃腸ばなし。



日中,職場でお腹がきりきり痛くなったりしてたんですね。
きりきりとは,もうかれこれ4年ぐらいのつきあいになります。

まわりの勧めもあって,
病院で検査したり,漢方薬飲んでみたりといろいろやってはみたものの,
特に目立って回復に向かうこともなく。
原因が分からないから多分心因性のものじゃないかといわれてました。



それが,わかったのです。



私にとってはかなりの衝撃的な事実でした。
それは「コーヒー」。

お昼にはたいてい飲んでました。

ここ一週間ほど半信半疑で禁コーヒー生活送ってみたところ.
お腹が痛くなることがなかったから多分,間違いないんだと思います。



それにしてもショックです。
これからはカフェに行ってもコーヒー飲めない。



好きなものが体に合わないことって,あるんですねぇ。
かなしいです。



考えてみれば,
きりきりと出会ったのは確か大学4年の頃。
ちょうど就職活動してた時期だからよく覚えてる。
それこそはらはらです。

それまではたいていお昼は自分の部屋か学食で食べてたのに,
連日朝から大阪の方まで出かけて行って,
とりあえずファーストフード屋さんに入って食事して会社めぐり。

うん。コーヒー飲んでたわ。
確かに。
冷たい飲み物は何となく胃腸にいけないような気がして,
じゃあ暖かいものと言ったら・・・コーヒーだ。



そんな考えはついこないだまで私の中にしっかり根付いてました。



もっと早く気づけんかったかなぁぁぁ。



今,ちょびっと気になってることがあります。

果たしてすべてのコーヒーがダメなんかな,って。
コーヒー飲みたい。
カフェオレとか大丈夫だったりしないかな,って。



でもこわいので,まだ実験する気になれません。




2002年06月10日(月) 都合のいい話



糸を巻いて巻いて

きれいなまんまるを作ろうと思ってたんだけど

うまくいかない

私が巻いても巻いても

こんがらがっていくばっかりで

きれいなまっすぐないっぽんにしようと思っても

細い糸のつくるこぶは

あまりにも小さく硬く

ぷつんとちぎれてしまいそうです




2002年06月09日(日) 今年ももうこんな季節・・・



先週あたりから早くも夏ばて気味です。

昨日は銀細工も休んで,ただひたすら家でぼけーっと過ごしてました。
ただ,のんびりしてれば楽になると言う類のものでもないんですよね。
それをわかっていながらもごろごろしてました。

で,今日ぐらいはちょっと外の空気に身をさらさないといけないかなぁ,と思って,
何気なく街行きの電車に乗ってみたんですが・・・
失敗しました。
とうかさんでした。
広島の夏を迎える大きなお祭りです。

多分夕方ぐらいがクライマックスなんでしょうけど,
私が出掛けたお昼時分でももうすごいひとごみで。
とにかく地下道,路地裏なんかを選んではこそこそと歩きました。

私の苦手なひとごみは時間が経つにつれ,
小さな通りにも溢れ出してきているようでした。

そんなこんなであっさり電車に乗って帰宅。

サッカー中継始まるまでご飯食べて,お風呂入って,のんびりしとこうと思います。


2002年06月07日(金) あれから



今日も冷蔵庫の前にいます。

えぇ,中に入れといたものがまだ冷えそうにないので。

もうしばらく様子をみてみます。




・・・そっちはどうですか?







2002年06月06日(木) アツサ



6月6日に雨ざぁざぁ・・・って何でしたっけ?
絵描き歌?ドラえもん?

とは言っても,今日もものすごくいい天気。

何でもここ広島では,
ここ2週間,最高気温が25℃を超えてるそうです。

昨日は6月としては,最高気温史上第3位の暑さ・・・。

普段でもゆるいエスは,もうすでにゆるゆるです。
夏ばてっぽい。

帰りの電車の中で幸運にも座席に恵まれたときなど,
気をぬくとどろりーっと足の部分から通路に流れ出してしまいそうです。

これからもっともっと暑くなっていくというのに。

そして,夏生まれのくせに。



エスの誕生日はお盆です。

燃えるような暑さ真っ盛りのとき。

蝉が必死に羽を震わしているとき。


ほんとは7月に生まれる予定だったのですが,
どうやらお母さんのお腹に収まっていたかったようです。

駅周辺の小さな町に住んでいた当時,
お母さんは近所の八百屋さんなどに
「遅いねぇ,遅いねぇ。」と言われる度に不安になったそうです。

(ちなみに生まれてからものんびりしてたそうで,
 ことばを覚えるということに関しても,「遅いねぇ,遅いねぇ。」だったそうです。)

そのおかげか,そうとう大きく生まれた私。
最高にぷくぷくでした。

そのとき,うちの家族は,
「お盆には生まれんじゃろー?」と少々高を括ってお墓参りに出掛けていました。

そんな中,エスは実家に帰っていたお母さんのお腹の中でもぞもぞし始め,
無事お腹から出てきたというお知らせは,
有線放送か何かのスピーカーから山の中のお墓に響き渡ったそうです。





もうすぐそんな暑い26回目の夏が来るんですねぇ。

・・・もう26回?
・・・それともまだ26回?




2002年06月04日(火) 気持ち概況



昨日,残念なお知らせがあって,

仕事帰りの電停でちょっとだけ涙がちょちょぎれました。





でも,今日は笑ってる。



2002年06月03日(月) 昼休み


今年も早くも職場がむしむししてきました。

エアコン入るのなんてまだまだずいぶん先のことだろうし・・・。

最終兵器のマイ扇風機はロッカーでスタンバイしてます。
去年のまんま。
電池切れたまんま。
近々,ご機嫌伺いしておこう。


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先日,職場の人と一緒にお昼を食べに出掛けました。

たいていいつもひとりでふらっと行くのですが,
「4月から新しく入って来たばかりでよくわからないので,いいお店教えて下さい。」
と言われて。

でも私,普段軽いものしか食べないんですよね。
胃腸がおかしくなるのがこわくて。

でも相手はまだまだ食べ盛りっぽいし,カフェなんか連れて行ったらかわいそうだ・・・。

ということで,
私の数少ないレパートリーの中からお好み焼き屋さんと定食屋さんを引っ張り出して
聞いてみました。

「どっちがいい?」


気分はお好み焼き,だそうでした。

職場のすぐ近くのおいしいお好み焼き屋さんで鉄板はさんで
あれこれ話しました。

この時まで彼の中では私はどうやら年齢不詳扱いだったそうです。

よく考えてみたら,
席は近いくせに,今までほとんどあいさつ程度しか交わしたことなかったので,
なかなかいいお昼休みでした。

久しぶりにお腹いっぱい食べたせいで
午後からは苦しいんだか,眠たいんだか,結構つらい時間になりました。

自分のからだがお好み焼きくさいし・・・。





こんなことも,たまにはあるようです。






2002年06月02日(日) ともだち



街でばったり出会った友達とお昼ご飯食べた。

前菜食べて

パスタ食べて

パンちぎりちぎり食べて

デザート食べて

ハーブティー飲んで。

空っぽにならないまま

どんどん並んでいく私のお皿を見ながら

話きいてくれて。



そして背中を押してくれた。

ありがとう。

ほんとに,ほんとに。




私,あの後,勇気だして頑張ってみたよ。

この次,報告します。



2002年06月01日(土) ひよこ→私たちが大きくなるまで



偶然なんですが,とってもいい映画に出会いました。

『活きる』。
チャン・イーモウ監督の94年制作の中国映画です。
これまで日本未公開だったとか。
中国語の原題は『活着』。

清朝没落から新政府樹立,文化大革命の時代に生きた
家族を描いた作品です。

歴史とかよくわからない・・・,っていう人でも
ほんとに素直に楽しんで涙して観ることのできる映画ですよ。
私がまさにそうだから声を大にして言います。


作品中,悲しいおはなしなんかも諸処に織り込まれていて
結構お別れも多いです。

でもね,ただのお涙頂戴だとか,そんなんじゃない。
時代に翻弄されながらも,
ものすごくたくましくてやさしい家族の姿。
あたたかいです。
日本にもこんな人々が生きた時代があったんじゃないかな。


主人公はきっとコン・リーになるんだろうけど,
私は旦那さん役のグォ・ヨオから目が離せなかった。
かっこいい。
遊び人風の若旦那〜おじいさんになるまでを演じているのですが,
どうやって撮っているのー!!と思うぐらい自然。
外見的にもそうだし,演技もそう。



コン・リーが夜更けの家の前で叫んだ言葉がすごく印象的だった。
「うちに借りがあること覚えてて!ちゃんと生きていて!」


人ってね,ほんとに不思議な渦の中で
不思議なつながりを持って生きているんだなぁと
あらためて実感しました。




機会があれば絶対絶対観てみてください。
おすすめです。


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