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2009年10月29日(木) MAJOR<ゴロトシ>…その70/サンデー・寿也が吾郎についに長年の思いを告白!!


僕は君のボールを捕ることのほうを選んだ。



いやはや…これをやっと言ってくれたか、寿也><。。。
私はずっと思ってたわ、寿君は吾郎の球を打つことよりも受けることが嬉しいんだと。。この思いをちゃんと吾郎に伝えなくちゃ、寿君!と><。。。
(いや、寿君はちゃんと吾郎にそう話した事はあったんだけど、まだ16歳くらいの二人だったしあのニブチンの吾郎だし、なーんも響いてないんだよね、あの程度ではね…)



自分のプロ野球人生の大事な分岐点で、一人の投手に入れ込む余り選んだ道、それはプロにしては余りにも子供じみた夢、望みなのかもしれないのだけれども、だからこそ寿也の夢、寿也の思いがどれほどのものか、それが一体いつから始まって、どういう思いで寿也がこれまでの時間過ごして来たか―
それらを思うと胸の痛む思いがするのである。。


横浜リトル時代から一緒のチームで野球がやりたかったのに、海堂でも裏切られ、日本のプロ野球でも一緒にやれるかと思ったら吾郎メジャー流出でまたも裏切られ(寿君はそうは思ってないけど、私は思ってるよ、吾郎の裏切り者〜><。。)、W杯代表では一緒に戦えたけれど優勝を逃し…吾郎と寿也が二人揃って優勝の美酒に酔うことは絶対になかったわけだけれども、ここにきて(いきなりぶっ飛び)7年後のWシリーズ、そのチャンスが巡ってきた。。

まあ、吾郎と同じユニフォームを着て優勝したいというのは寿也の一方的な思いなんだけども、以前から寿也は、吾郎の球を受けるのが嬉しい自分に気づいていて(夢島での試合で吾郎に三振した後自分の思いに気付いてしまって戸惑う寿也…ゴロトシ的にはここら辺が恋の自覚)、吾郎のいなくなった海堂での1年半を経て、W杯で一層強くなったんだろうなと思える。
W杯で吾郎が一緒のチームに居ると負ける気がしないと感じる自分に気付いてしまった寿也、吾郎の敵に回って吾郎の球を打つことよりも、吾郎の恋女房として球を捕ることが嬉しい寿也、この思いが結局今回の「寿也の選択」である。もう、これ以上、自分の中の気持ちに嘘はつけない。




海堂で、甲子園では優勝した、けれども…
それなのに、あの日からずっと、
隣に君の姿は見当たらない…


今ならきっと、迷わずきっと、君に伝えられるだろう
胸に仕舞って言えなかった気持ち。



…一体何年掛かってしまったろうか、海堂を去る君の背中を見送ったあの日から…
でも自分の気持ちにもう嘘はつけない。。









うわああああ、。。。涙涙><。。。。






寿君の、吾郎と出会ってから20年越しの思いが溢れ返っている…

自分の気持ちに嘘ついてちゃいけない、僕は吾郎君のそばにいたい…



やっぱゴロトシ、最高だよーー!!
(それにしてもONE DAY、なんつー良い歌なのか…改めて思う)


ところでさ、手前味噌な話かもしれませんけども、これだけ熱く原作で寿也的吾郎熱愛宣言されてしまいますと、二次創作同人屋としましては、もう何描いていいやら…。特に私などは漫画描きなので、もうあと絵にするとこ他に何かある?状態に…。
原作がかようなまでに既に腐れてしまっていますと、もう想像とか妄想の余地がなく、またその必要もないので、ヘタすると二次創作不要論に陥りますで、コレ…><。。うん、マジで後はエロしか残ってないんですけど…って、そうか!私にはエロ描きという使命ががありました〜ン(誰が与えたかそんな使命)。。
よし、吾郎の結婚と寿君ホーネッツ移籍発表辺りの話をコミックにするかな、激エロで…って、うわー!コミックで読みたいゲイエロ的展開は、まさにこの辺りなのではないでしょうか!!(力説)
私は読みたいわあ〜><。。




で、今回、コマの送り方も丁寧だったなあ…ミツタク先生は時々細かい演出するなあとは思ってたけど、これは本当に印象的で効果的だったねえ…流れをよく考えると、あれは人物の心理を追ったコマ遣いなんだよね。。

吾郎は寿也に顔向けないで新聞のほう見ていて、他の球団もあったろとかキーンがどうとかタイタンズのほうがどう…とか、色々グダグダ言う。どうやら寿君のホーネッツ入りは吾郎には何の相談もなかったらしい。このグダグダ、吾郎にしてみれば、何で俺に何にも言ってくれなかったんだ、って気持ちなのか。
てことは、吾郎は寿也にホーネッツ移籍の本音を聞きたかったんだろうな、自分からいつもの川原に(日本)寿也を呼び出して。

それが…思わぬ寿也の告白だったので…はっと寿也のほうを見てしまったと。。そして一枚ぶち抜きの寿也の告白に繋がる。次のページで吾郎、初めて寿也と出会った幼い日を思い出す。。

で、寿也の思いのこもったセリフの後はいつも吾郎は「へっ」と、矢吹丈のような態度、まあ、照れてるんだろうけど。。


一体吾郎がいつ結婚したのかはわからないけども(結婚写真から真吾とちはるが大きくなって出てきた頃と変わってないので1、2年以内?)、吾郎結婚のあのオフには寿也は移籍を決めてたのかもしれない。

んで、このWシリーズの10ヶ月前入団発表って、何となく清水さんご懐妊とダブるんですけど…時既に遅し?…とか思ってたら、ゴロトシ話では唯一話が通じる私の友曰く、
「そりゃ清水が焦ったに違いない」
だそうである!!!(女ってそうなのか、いや、妻って…そうなのか…何決め付けてますか)そうか…清水さん、焦って、酔った吾郎の上に騎乗なされましたとか(旦那を寿也に取られまいと必死のパッチ)…なんだそりゃ><



(あの清水は妻となった今でも、吾郎が寿也を好きなら自分は身を引くくらいの潔い女、と勝手に私は思うことにした。実際そんなことあってはならないとか浮気なんて普通の家庭壊してるとか男同士でモラル崩壊とか、そういった話じゃないのよ、これはそれらを乗り越えてでも愛し合う男同士の恋、それは夢であって現実なんて話ではないので)



もう私は寿君が結婚しててもこだわらないよ、その思いがあるなら…嫁なんかどうせ空気空気(現実レベルで考えてないからこの発言)。
でもって一緒に吾郎と野球をやる、同じユニフォームを着て優勝したいという夢があるなら、吾郎と一緒に日本に帰って来てくれ…そして横浜マリンスターズ入団してちょーだい、そこでバッテリー組むんだよ!(あ、てことはウォリアーズはどうせ出なきゃいけなかったんだし、ちょうど良かったじゃん)




そういやどっかで読んだけど、あのイチローに子供がいないのは、嫁さんが決めたこととかいう話は本当なんだろうか。。イチローが野球に打ち込める環境を考えてのことという話だけど、本当に野球選手を支えるという覚悟はこういうことなのか。イチローレベルの野球人を支えるってことは、ちょっと普通の感覚では出来ないんだろうな…
清水にそういうことが出来るとは思えん…まあ、だから寿君がいるわけだな!(納得)



今やあの城島が日本プロ野球界に復帰で、これは使えるよなあ…寿君は吾郎と一緒に優勝するのが悲願だから、メジャーのチームで優勝しなきゃさっさと帰国も無問題(ホントカ!)

…あ。。てことはホーネッツ、このシリーズでやっぱり負けることになるのかっ??吾郎がいたら負ける気がしないけど最後は負ける、の法則発動。。
話は締めに掛かってるかもしれないのに、もし負けたら…日本球界復帰しかないでしょう…(二人で一緒に)



で、来週は眉村始動ですね、うわー。。
私は眉村の実力は絶対クローザー吾郎なんかより上だと思ってるよ、でもって無精ひげ生やしたスコアラーのおっさんみたいになってても、いや、奴は最終戦先発だ!と信じてるよ><。。





2009年10月17日(土) MAJOR<ゴロトシ>…その69/ななみ、ゴロトシパロディで開き直る

そんなこんなでサンデーのほうは2週休載で、怒涛の(あるいみ無謀な)展開はおあずけ状態でございますが。。

何か、同人ジャンル的にも怒涛の嵐が吹き荒れているようです(イベント出てないとどうしてもこんな感じ、ちょっと頓着なさ過ぎ><)。。
ありがたくも時折頂くサイトの常連様方からのメールで、ジャンルがそういう状態にあると知ったのですが。。


そうだなあ…腐った身としては、私もしばしちょっと落ち込んだなー。。
でもまあ、その落ち込みってのも結局、MAJORのパロディが「もう描けないよ、公式がアレでは」…ってことなんですけどね。読んでる分には全く平気です、寿君が可愛くさえあれば。寿君にたとえ嫁が来ようとも影響はないです。
うん、読んでる分には。
だから、パロディ活動をやってない人の落ちこみ方とはちょと違うかも知れない。。

とにかく、これから吾郎と寿也でパロディ描くのに、この原作の展開では腐った妄想の描きようがない、って方向での悩み。これが最初に来ました><

でまあ、その次に来たのは、私が吾郎と寿也の妄想で何描いても「もう読めない、原作がアレでは」って人がきっと沢山出てくるんだろうな…ってことで。。

でもまあそれは仕方ないですわね。。

でもさ、私のパロディ活動なんていつもそうで、MAJORもそうなんだけども、MAJORのゴロトシを自分の読みたいコミックにしたいと思った。で、そんなん、ミツタク先生が描いてくれるわけないじゃん><てことは、自分で描くしかないわけで。これって、封神の飛虎聞の時もそうだったな…
妻子持ちの飛虎、そのくせ毎晩聞仲を抱く。そんなん当たり前だった。。


それから結構早く立ち直ったのは、原作ではやれるはずがないことを逆に描けばよい、と開き直ってからです。。大体吾郎が寿也に惚れてるなんて、少年雑誌でできるわけないじゃないか、と><

まあ、結局それが同人活動、パロディ活動ですよ、と。。
原作がどういう方向に動こうと、そこには絶対描けない世界がある、それが吾郎と寿也の恋物語、なわけで。。
もちろん原作を大きく逸脱、変更してしまうなら、そんなのはもう創作ジャンルでやればいいわけで、それだからこそ私は出来るだけ吾郎と寿也の造作は原作に近いものにこだわってます、ヘタなりに。。まああの顔が好きで、あの顔でHやらナニやらやって欲しいわけですから(寿君の身体つきなどはかなりオリジナルですが)


そういうのがお好きな方のために描こうって感じですかね。。
自分も読みたいんだけど、やっぱり見てもらえる喜びってのは何物にも変え難いです。。


で。
私がゴロトシの何が読みたいかというと、寿也が吾郎によって幸せになるコミック。。そこで大事なのが吾郎の設定。。大前提、というべきか。。
吾郎は「自分には男も女も両方必要」。これを大前提に置けば大丈夫です(何が)。
私の描く吾郎は欲張りなんです。いいな〜、欲張り!
欲張り万歳!



ま、こんなの、原作に対しての敬意と愛情があっての話ですけどね。。どうでも良けりゃさっさとオリジナル描いてますよね。。
だから思うのよ…ああ、寿君が最高!(ハイ、発熱)


2009年10月08日(木) MAJOR<ゴロトシ>…その68/サンデーの寿也が遂にメジャー挑戦!+空白の7年は腐れた妄想に託された?

ここに来て再び毎週サンデーを購入し出したななみさんです><
これって単純に、好きなマンガが大団円(と言えるかどうかはまだ謎)で終わるのを見届けたいというファン心理なんでしょうか…


ってことで〜〜。今週もコンビニへと急いだわけですが!(台風来る寸前)

ちょっと〜〜、寿君がMLB挑戦ですってよ〜〜><。。。吾郎がアメリカ移って9年目の年に。。しかも一年目のその年にワールドシリーズ出場でスカイ。。まあ、二年目でメジャー昇格の吾郎もそんな感じだったか(吾郎の場合何もかも出来すぎなんだけどもね、そこは主人公)。。
それにしても、すっとばしの感はやっぱり否めませんね、そこに至るまでの経緯。。いかに腐れてても、情報少なすぎで、これでは迂闊に妄想できませんで(公式で後付されたらその妄想全部パァなので)。。
う〜〜ん、もう少し説明がほしい。。

例えば寿君のMLB挑戦への経緯。どうなってるのこれ。。
大体わざわざ何で吾郎のいるホーネッツ?吾郎の恋女房だからですか?そう考えたいのはヤマヤマだけど、そんな単純でいいのか?どういうエピソードだったんですか?(キーン移籍させてまで…まあ私は移籍で万々歳なんだけど)
それに、MLB来て速攻肩負傷なんて、本当に大丈夫なのかなあ、コレ(一応Jrの盗塁阻止はしたが)。。

ま、それを言っちゃあ吾郎と清水の結婚なんかにしても、経緯全くわからずなんですが…コレに関しちゃネチネチとラブコメやられるよりはいいか。

しかしさ〜、この7年すっ飛ばしが、寿也のFA宣言&MLB挑戦のためだったのかと、単純に考えていいのかどうかも現時点では測りかねませず…まあ、それ以外に何かある?と言われたら、作者がいよいよ(少し乱暴に)打ち止めの動きに掛かってるのかとも取れたりするわけで。。
それこそ少し乱暴で、意地悪な物の見方かもしれないが。。

…と、ここまで書いてて思ったが、これ、すごく都合よく今までのなじみキャラを集めてないか??
Wシリーズ相手のチームの監督がギブソン(そういや引退したのか)、Jrがそのチームにいて、キーンもそこに移籍、そしてホーネッツは監督がワッツになってて、寿也が来てるし…この上眉村とかもメジャーに来てたら、これ、もう締めに掛かってるとしか…。。ドカベンオールスターズですか??
そういう感じ。
そんなん、馴染みのキャラで話作るの遅すぎだよ…

まあでも一番の謎は、何故すっ飛ばし先がWシリーズなのか、ちゅーことなんですけどね。。
これが作者の考えてる締め方なのか…ひょっとしたらもう描くのヤになっちゃったかな、ミツタク先生><。。一番あり得そうで哀しいが><。。


と、まあ…色々グダグダ考えてしまうわけですが…。。

7年ぶっ飛びでも、吾郎も寿君も造作が変わってないのは嬉しかったですねえ…寿君など相変わらず可愛くて、しかもすっかりオトナになってるから美人になってて…涙涙><。。あのヘルメットかぶってプロテクターって姿が何とも言えず…凛々しくもあり可愛くもあり><。。。居酒屋デートの時の(相変わらずダサダサとか言われる)私服より、やっぱユニフォーム姿の寿君のほうが私は好きだな〜。。って、あの居酒屋から7年経ってるのか…

まあ吾郎も一層大人(中身はどうだか)になったわけで、やはりこの空白の7年は、腐った妄想に託されたのではあるまいか…などと思ったり思わなかったり。。そんな丸投げな話では困るんですけど><(…いや、困らないか?むしろ願ったりかなったりか??)
端折った年月は映画にでもするなら、それでもいいんだけどさ、それこそガンダムみたいに3本くらいに分けるとかさ。。


…んで!
2週もお休みなんですか!!また思わせぶりな…
待ち焦がれちゃうじゃないの〜(素直)

ま、次回はアニメジャ5thの総括でもしましょうかね。。




2009年10月01日(木) MAJOR<ゴロトシ>…その67/サンデー吾郎の7年後+寿也主人公の「ゴロトシ」

いやはや、これはこれは…展開といえるのでしょうか。
時が「あっ!?」ちゅーまに過ぎ去り、吾郎と清水は結婚して
無事お父さんとお母さんになりましたとさ…めでたしめでたし。。


…で、終わったとしたら何としようか。。
結局こんな話だったのかい、MAJORって??吾郎の成長物語、ってのはわかったけども、野球を通じてどう成長するのか、だと思ってからなー…まあ、もちろん人と人との係わり合いの中で、なんだけどもね。。


いや、私的にはまだ清水で良かったよ吾郎の相手、まあソフィアでもいい、とにかくしょーもないどっか知らん女子アナ(女子アナの皆さんに失礼な言い回し)だったりしたらそれこそ怒るよ、だし(まあないか、それは)。。でもこれが少女漫画だったら、一生懸命吾郎から離れまいとする清水は絶対健気なヒロインのはず(私は少女漫画じゃアレ好きだったんだよなー「ときめきトゥナイト」の江藤ランゼ><最後まで読んでないが)。。一度黙って目の前から姿消されるような目に遭っているから、清水は中々そういうとこ、必死だったと思う。ようやくゴールインで、まあ女としちゃこれ以上の幸せはないんじゃないか、だってこの子はふつーの子なんだし。。

だから、それはそれで良かったよ、私は。。前回書いたような、「アーチーがお隣さんのベティを選んだのではなくてお金持ちのヴェロニカを選んだ」みたいな、平均的読者が見込んでいたキャラ同士の結婚とは真逆の展開みたいなことをメジャでやらかされたとしたら、それこそどうなのよ、だろうと思うのだ。

まあ、今回文句があるとしたら。
吾郎と清水が、童貞と処女が、とうとう…うわあああああ、
とか、そんなとこではなくて。。
何で7年ぶっ飛んだのよ、当たり前みたいに!?
そこだな〜。。まあ、何か狙いがあるなら別ですが。。
例えばアーチーコミックみたいに、アーチーのプロポーズからヴェロニカとの結婚生活など描いて、その後また直ぐにもとの時間軸に戻るというような表現ならね…
しかし難しそうだな、その演出方法は><


んで、腐ってる人としては、寿君、なんだよな…どういう思いで…わあああああ。。。吾郎一筋の寿君だからなあ…。
今回の出来事では、シェイクスピア作「ベニスの商人」の主人公アントーニオの心境に思い至らざるを得なかったり…


「ベニスの商人」の主人公アントーニオは登場するしょっぱなから「ふさぎの虫」にやられていて、何だか気が滅入って仕方がないのであるが、それが何故だかわからずにいる。ふさぎの虫の原因は何なんだろうか、と語る内に話は親友バッサーニオの恋愛相談に…。。
ところでそのアントーニオのふさぎの虫は、(このアントーニオの気鬱の原因は、「この後にアントーニオに降りかかる災いを暗示している」などというのがもっともらしい意見のようには見えるけれども)最後まで何だったのか明らかにされずに終わる。
これを、私は意図的に明らかにされなかった、と見ている。何故ならアントーニオの気鬱の原因は、親友の恋愛と結婚にあるのだから…。アントーニオの思いは隠すべきものだったということで…

まあ、親友の結婚は、めでたいものではあるが一方ちょっと寂しいものでもある。これまで一緒にできたことも、結婚するともう一緒にできなくなってしまう、とかそういう寂しさ(兄弟姉妹でもそういう気持ちってある)。

しかし。しかしである。
だったらそう表現すればいいのではないか?一緒に男同士でバカやった青春時代が終わるんだなーとか、郷愁めいた寂しさから気鬱が…と表せばよい。最後まで気鬱の原因は何か、には一切触れられない。一体しょっぱな登場シーンの彼の気鬱さは何だったのか?
だからこそ、である。
隠すべき友への思い…これである。

うん、まさにそれ。
ここじゃ寿也は主人公アントーニオです。
吾郎は普通に女性を選んで、ここで初めて寿也は主人公になるわけ。
悩める主人公。私はそれがいいと思ってるよ。。
それでもやっぱり寿也は吾郎が好きで、それでこそ、主人公でいられる。

そして、男同士の友情といったら、星野と島野、こんな所で引き合いに出すのは失礼かもしれないけれども、どうしても思い出さずにいられない。
星野元タイガース監督は、恋女房を二人持っていて、一人は人生の伴侶でもある奥さん、もう一人は島野コーチ(阪神タイガースのコーチ)で、常に星野さんの参謀・支え的存在だったという(お二人ともに先立たれてしまった)。

吾郎には嫁も子供も出来るわけだけれども、吾郎と寿也を繋ぐのは野球、野球では寿也はやっぱり吾郎の恋女房なんだってこと。その野球は二人の大切なものであるということ。だからこそ寿也は「それぞれの道を選んで、いつかどこかで(吾郎に)めぐりあえる日を願って」(アニメジャ4thEnding;One day)野球を続ける。

まあ、要するに。やっぱり吾郎と寿也は繋がっている、ということ、それが寿也主人公の「ゴロトシ」なわけです。これを描いて行かなくちゃ、と思う。幸い吾郎は歳食ってちょっと落ち着いて素敵になってきた(と思ったよ?)。。

男の友情は、残念ながら女にはわからないんだけども、そこがいい。わからないから想像する、夢想する、妄想する。そして妄想こそが、腐った女子の得意技。この妄想、無限大である(迷惑なことに><)。。

7年が空白であるならば!そこをその得意技で埋めていくしかないでしょう…そういうことですね、うんうん。






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