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2009年11月18日(水) |
MAJOR<ゴロトシ>…その71/サンデー・吾郎の額をボールが…これが茂野吾郎の結末か?! |
…次のコマで音と共に血が飛んでたけど… んでもって煽りが「悲劇再び?!」みたいなことになってたけど。 もう落とし所がこれしかないんだろうなあ。
最近私がこのMAJORって作品に思うのは、勿体無い…ってことである。メジャーってタイトルなのに吾郎がメジャーに行ってからがもうもうもう。肝心のMLBって世界の面白さを伝え切れていないというか…まあそれは非常に難しい話なんだろうけども、吾郎がメジャーで頑張る動機も、一年のシーズンの内、色んな描き方があったろうに。
いろんなとこ端折り気味で、読者が置いてけぼり、最近の吾郎にはもう全然共鳴できない。だから立ち読み派にしばし陥ってしまうんで。 んでも、寿君復帰の9月9日号(何号かは忘れた)からまた買いだしたりしてこのちゃっかり屋の読者(それは私)…まあそれくらい他はどうでもよかったって事…あーあ。
まあなー…寿君が出てくれてさえいれば吾郎は別にどうなっても…ってのがあるから(いや、寿君との絡みがあっての話で)、こんなのが何言ってもフェアではないんだけども…7年ぶっ飛ばし、あれがやっぱり一番寂しかったな… その寂しさは、立ち止まってしまったからだと思う、あの吾郎が。
何というか、無茶をしないために結婚して家庭を作る、っていうエピソードがあったのは余計だったと思う。いや、結婚はいいんだけど、ああいう、結婚=無茶しない、ってエピソードを挟んだ以上、吾郎が結婚してしまった今、「ああ、吾郎はもう無茶はしないんだ、結婚して落ち着いてしまったんだ」と読者に示してることになる。 で、吾郎が立ち止まってしまった瞬間、この物語も一緒に立ち止まってしまったんだな…この物語を支えていたのは吾郎の無茶な生き様だったはずなのに。立ち止まらない吾郎が好きだったのは何も寿君だけではない。
そしてその寿君のMLB入り、それは嬉しいんだけど、私は何も普通にやることないのにとも思っていた。7、8年待たないとポスティングシステムがFAが、とかって、そんなことじゃなくて、何かこの漫画特有の理由でホーネッツに送り込むことが出来なかったかな、無茶でもいいからさ。 まああの寿君にそんな無茶は出来ないんだろうけどね…妹との失った7年を取り戻すためにも寿也は日本で野球をやるという決意(←私の想像)もあったろうし…じゃあほら、大昔、マシー村上さんがサンフランシスコ・ジャイアンツにいきなり送り込まれたとかいう、あんな風にやったらどうか(でもマシーさんはピッチャーだからできたことなのかもなあ…)
とかとか、色んな(無茶で愚かかもしれない)アイデアがあると思うんだけども、そういうのはなくて、この漫画ではとにかくたちまち7年が過ぎる。それにもかかわらず、主人公・茂野吾郎自身の人生は立ち止まってしまったと。。 もちろんその間、吾郎はメジャーで実績を作るわけだけど、そんなの読者不在のうちに起こった話だ。しかも回想も何もなく、ただ、感慨に耽るギブソン父の語りだけで片付けられてしまった。。
そして今、読者の前に7年後の吾郎がいるわけだけど、余りにも端折りすぎで、立ち止まってしまった吾郎に共感はもうできないので、今の楽しみは、これから寿也の活躍はどうなるか、眉村の出番は、くらいだ… と思ったら。
今号、吾郎の額を襲うJrの放った痛烈なピッチャー返し、そして悲劇は再び繰り返されるのかということを予見するかのようなコマ一杯の鈍い音と血しぶき(以下次号)。。 この、いつの間にやら始まっていた頂上決戦のWシリーズ、何かが起こるというか、この締め方しかないだろう、と、これが作者がわざわざ用意した舞台か。そしてこれが茂野吾郎の結末なのか。 一体どうなってしまうのか!?
…まさか…こんな終わり方ってあるか>< せっかく寿也が悲壮な覚悟でメジャーに行って、一緒に優勝しようって矢先に…もっと言ったら、眉村は何のためにあそこにいるのさ><
で結局、吾郎が普通に投げてて、ホーネッツ優勝か、それともあと一歩でレイダースが勝って、第7戦は眉村が登板ってことになるとして… 最後は吾郎、脳内出血でおとさんと同じ道をたどるか。。 「茂野吾郎は伝説の名投手となった」 とかで終わるんじゃないだろうな…まあ、そんな終わり方をして喜ぶ奴なんていないだろう。吾郎だけじゃない、Jrの人生まで狂わせてしまうようなそんな終わり方は誰も歓迎しない。。
…とまあ、熱く語ればキリがないですが… とにかく満田先生、どうかこーいう引きの使い方はやめて下さい><。。 まあこういうわけで、次週も目が離せないことは確かですけどね><
2009年11月08日(日) |
エリンとアニメジャ語り |
今日のエリンは泣けました…悲しすぎる><。。。 リランちゃんが可哀想でならなかったな…もちろんエリンも。。
最近夢中になってみてるアニメは「獣の奏者エリン」です。。 主役のあの声優(タレントらしい)の芝居が下手で聞いてて疲れるけど、話は面白いし周りの声優さんたちも凄いし…(石田彰さん出てます!…あんま好きな役じゃないけど) まあ、私は鈴村健一さん(ぎぬまっち&ロシアのスパイ)が出てたので、続けて見るようになっただけんですが、リランが余りにも可愛くて。。うちのにゃんこのネコ耳にそっくりだよ〜
で、エリンはイアルと結婚するらしい。。まあ予想通りですが(うあ〜イアルが夫か〜エリンいいなああああああ。。。)
…何でこんなことを書くかと言いますと。。
エリンの原作『獣の奏者』が、第2巻から3巻の間、11年の年月が吹っ飛ぶそうなんですね…何か最近似たような事、時間のぶっ飛びをどっかで見たような気がしましたが…
この時の流れをどう埋めて行ったのか、物凄く興味があります。埋めていくというか、読者はこの筋書きをどう読んで行けるのか。この、物語上の時間ぶっ飛びを大胆に行った作者には、どういう意図があったのか。 これだけの時間を吹っ飛ばしてそれにもかかわらず読者置いてけぼりにしないで、どうやって素晴らしい作品との評価を得たのか。。この先にどんな大団円が待っているのか。。。
アニメは最後までやらないんだろうなあと思う、最後までやったとしたらエリンがおっかさんになっちゃうのでそこはもう子供アニメ向けでなくなるし…と、書いててふと思ったよ…
そうなんだよー、子供向けでなくなるんだよ!! 吾郎がおとっつぁんになっちまったら!!! (結局そっちの話になるか)
てことはだよ、アニメジャでは7年ぶっ飛ばしってのはやらないのではないか??大体主人公27歳のおっさん(いや、視聴者の子供らにとってね。。27歳なんてBL的にも旬というか美味し過ぎる年令ですからね…)て、どうやって子供が感情移入出来んだよ…
つかさ、その7年の間、つまり清水と結婚するまでの話を描いて終わり、なんていう展開なんじゃないのか、と勝手に今思っちゃったわよ、どうよソレ(問わず語り)
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