2010年01月28日(木) |
実験室KR-13(ネタバレ) |
気になりつつ劇場で見れなかった作品が、随分早くDVDになりました。 いやあ・・・感想は一言「ご苦労さん」。
途中までは面白いんですよ。
4人の人間を呼び、1人ずつ殺していく。 最後の1人にするその目的は何か? 誰が、どのような基準で選別されるのか? 人間が人間に対してここまで酷い「実験」ができるものなのか? いや、研究者達の手のひらの上で踊らされている対象者の必死な様を、どこか意地の悪い嗜虐性をもって眺めている自分がいないだろうか? 「神」になることへの誘惑を感じる瞬間がないか? 思惑通りに人間が動かせるということへの。
というような、見る側の気持ちを引っ張っていく経過は面白かった。
ヒロインに対しても仕掛けられているのであろう「心理実験」。 「君には失望した」とか言えばプライドの高いこの女は人間性を捨ててでもこっちにつくだろう、と思ったのでは? そもそもヒロインも「観察者」としてではなく「対象」として選ばれた気がする。
とか、いろいろ考える。
しかし、最後に明かされる実験の「目的」ががっかりなのである。 何故なら、戦前の日本は全国規模でこれを実行していた国家だったからだ。 あんな手間隙かけてアメリカ人は、20人に1人の割合でしか「特攻者」を出せないのか。 日本人ならもっと簡単だ。
2010年01月23日(土) |
ウォーマーという職業 |
私も全然知らなかったのですが、世の中にはこんな職業もあるのだそうです。 彼らの仕事は、寒い時期限定です。 暑い季節はきっと海の家で焼きそばでも作っているのでしょう。 とにかく、11月から3月までが彼らの仕事期間です。 彼らのモットーは「おはようからおやすみまで温めます!」です。 朝目覚めます。 冬の朝は寒いです。 特にお手洗いのスリッパが冷たいとイヤですね。 そんなとき、ウォーマーがいるのです。 「おはようございます! お手洗いのスリッパ、温めておきました」 また、洋式であれば 「おはようございます! 便座温めておきました」
そして、職場では 「席、温めておきました。お仕事頑張って下さいね!」
同僚と話してて自分のギャグが滑ったら 「場を温めておきました!」
夜の帰宅途中でカップルを見かけて心が寒くなったらすかさず 「ハートも、温めますか?」
「ジョジョの奇妙な冒険」ばりに「ズキュゥゥン!」です。
あ、言うまでもありませんがフィクションです。 ただし、イギリスの某ホテルが試験的に「従業員がベッドを温める」サービスを導入したそうです。
2010年01月22日(金) |
天使にラブソングを…(地上波) |
うーんやはりあの時期の映画は「お約束」に忠実で安心して見られるなあ。 ミュージカル化したのも納得です。 日本でもやって欲しいな。 見ていて不意に涙が出そうなることもあった。何故だろう。コメディなのに。 しかし、ハリウッド映画を見ていて気づくのは黒人の主人公には黒人の伴侶がつくということ。 黒人女性と白人男性という組み合わせはあるけど、あまり幸せなカップルとして描かれない。逆に至っては見たことないです。 無意識なのかもしれないけど、いつも気になります。
2010年01月19日(火) |
偉大なる青二才・小沢一郎 |
昨年秋にNHKスペシャルで放送された「証言ドキュメント 永田町 権力の興亡」全3回を見る機会がありました。 個人的には小沢一郎という人が好きとは言い難いのですが、政治家としての理念があり、民主主義の何たるかを理解している数少ない政治家だと思います。 そしてなおかつ、机上の空論にとどめない「大人の」実行力を備えている。 少なくとも彼は、耳障りのいい言葉で主権者を騙そうとはしない。 「我々の生活は民主党政権下でよくなりますか?」と質問した記者に対し、小沢は「よくなるか、じゃない。よくするんだ」と答えました。 「あなたらは政治を変える力を手にしているんだ。だから、文句ばかり言って何もしないでいてはいけないんだ」 こんなにはっきりと「主権者」の自覚のなさを叱りつける政治家を見たことがありません。 野中広務のように「政権とった後のことは考えてない」と言い放つような政治家ばかりでは困ります。 目先のことばかりに対応した結果は、いくつもの歴史が証明しているところです。 55年体制崩壊当時私は高校生でしたが、その目で見てもあの当時の政治は混迷していたがゆえに興味深かったです。 万年野党の社会党が与党になった途端「自衛隊は合憲」と言ったのも、「ああそうだろうな」と思いました。 アメリカを怒らせて得することなんかあるわけない。 それが政治の「現実」なんだと思いました。 「どんな政治も多少は邪悪なもの」と言ったのは誰だったか。
まあそんなわけで、いい加減スキャンダルで政権交代を狙う悪い癖を改めて欲しいと思います。 そういうのは昭和の民主主義で終わらせて欲しい。 あのとき細川政権を徹底して汚職で追い込んだようなことを、まだやろうとしているのでしょうか。 異論は承知であえて言いますが「この程度の」事件で政治家小沢一郎を封じるのは、いかがなものでしょう。
2010年01月17日(日) |
陰陽師になりました。 |
ご乱心ではありません。 「舵天照モバイル」というケータイアプリの和風RPGがありまして、そこでキャラを作成しまして、女の子の陰陽師となった次第でございます。 ほんとは男性の陰陽師がよかったけど、自分の性別を登録するとそのとおりのキャラしか選べないんですね〜「晴明」はダメなんですね〜(笑)
侍みたいな物理攻撃職と比べると装備にも縛りがあるし、使い勝手はイマイチ(という噂)ですが、そのうちパーティーも組めるようになるようなので頑張ってレベル上げします。
ということでワタクシの現在の職業(二次元)を並べてみますと
怪盗 足軽 陰陽師 知事 牧場主 ネコの飼い主 お姫様(笑)
などとなっております。 ついでに、孫策の大家さんもやってますな。
「采配のゆくえ」の刑部様にくらくらしている早瀬です。 第三話はマジ泣きしましたよ・・・。 うあああ吉継様ぁぁぁああ! てっきり三成×吉継が王道だと思っていたらどうも業界では違うらしいです(涙) えーーーだってだってバカがつくほど真っ直ぐな三成と超美人で有能な吉継様のカプって・・・・ん? あれ?
なにこのデジャヴュ。
・・・・・・。
博晴じゃん!!(爆)
人間て変わらないんだなあ・・・
戦パラだとどっちがどうとも言い難い感じですね。 というか戦パラの2人は本当に仲いいのか・・・?
戦国BASARA3に大谷吉継様が新登場ということですが、キャラ設定が一本気な刑部ファンの逆鱗に触れたようです。 完全に悪役で、例えて言うなら「オペラ座の怪人」みたいな設定になってます。 自分が不幸だから世界を呪うタイプ。 「千人斬り事件」※の噂を流用した設定かもしれません。 これはこれで「キャラ立ち」としては納得なのですが、少なくとも刑部ファンがやりたいと思うゲームではないな。(私も全くやりたいと思わない) 別に「史実」なんてどう捻じ曲げたって構わないと思っていますし、某団体に報せようというのは行き過ぎだと思います。 そもそも刑部様がハンセン病だったというのも厳密には「推測」ですし、メーカー側に「そういう設定にはしてない(実際公式サイトには「病」としか書いてない)」と言われたらそれまでです。
が、島左近を「すんごいアホ」という設定にするのと同じくらい「裏の裏」狙いのデフォルメぶりは、マイナな武将だけに「弱いものいじめ」のように見えてしまうのも致し方ないかと。 考えた人は、刑部を大好きすぎて訳わかんなくなってる(どう描いても「愛ゆえ」で許されると思っている)か、すんごいどうでもいいと思ってるかどっちかなのでしょう。 家康なんてどんなに腹黒く描いてもどっからも文句出ないけど(笑)
※「千人斬り事件」→秀吉政権下の大坂で大量の辻斬り事件が発生。「大谷刑部が病を治すために生き血を集めている」という噂が流れたが、迷宮入り。「生き血を集める」というのは都市伝説のパターンだわな。実行したのはエリザベート・バートリーくらいか。
ケータイアプリ「戦国★パラダイス」にはまってる話はもう書きましたが、その流れでおおたににゃんぶとか「采配のゆくえ」が気になっている早瀬です。 戦国時代って人気ありすぎて興味なかったんですが(天邪鬼)、戦パラ刑部があまりに萌えキャラだったので・・・ てか、ショタな小早川秀秋とイっちゃってる宇喜多秀家と美人な刑部殿というキャラデは「采配のゆくえ」が元ネタなんですね。 やべ、これ買うかも。 試しに体験版をやってみましたが、ストレスたまるゲームだなあ(笑) 説得て(笑) それにしても「歴史上の好きなキャラベスト3」が
1 源義経 2 相楽総三 3 大谷吉継
って、皆敗者やん!(笑)
中也さんは「歴史上」と言っていいのかどうかわかりませんが。
幕末ものの乙女ゲーには未だに相楽総三が出てきません。 彼が出る乙女ゲー(シミュレーションでも可)が出たら即買いです。
てか、私のパソコンには「歴史用語辞書」が入れてあるので歴史人物は一発変換できるのですが、吉継様はなんと出てこなかったのです。 こんのバカ機械があ!
友達2人と新年会をここで行いました(笑) 都合5時間もいて、あ、ちゃんと注文もしましたけれども(汗)喋り倒すという充実した会でございました。
社員のメガネスーツ男子と時折浮かれた会話をしつつ、しかしこれだったらふつーの店にいるのと同じなのでわというくらい喋ってました(笑) 新年から萌えな話ができて大満足です。うふ。
確かに職場にはメガネもスーツもいっぱいいるが、そういうのと「メガネスーツ男子」は別の種族なんだあ!(主張)
さて、店内はソファ席とカウンター席に分かれたごくふつーのカフェで、執事喫茶と違ってかなりメニュー的にもお店の空気的にもユルいです(笑) 経営は大丈夫なんだろうかと心配になるくらいです(笑)
ちなみに、いじられまくりたい方には「後輩」ポジションがオススメです。
次は隠しメニューを作ってもらおうかなあ。(←行く気?)
さて、「黒薔薇アリス」3巻までを貸してもらいました。 心理描写がうまいので、小説読んでるみたいな感覚になる漫画でした。 一気に読んじゃった。 画面や道具立てが乙女ちっくなのに、構成要素がリアルって感じかな? 誰と繁殖するのかなあ、アリス・・・
あけましておめでとうございます。 いい加減この日記も8年目ですか・・・長いなあ。
さて、紅白に出演したスーザン・ボイルのギャラが500万、というニュースを見て、私は「そんなもんだろう。てか、むしろ安いのでは」と思った。
ところが、中にはいるんですな。「受信料返せ」とか言う御仁が。
まあ、「文化」にいくらの値をつけるかはその人の基準ですので、「あ、この人は文化や芸術に高いお金を払いたくない人なんだな」と判断するだけのことですが、見当違いだなあと思ったのは「夢破れて」が「歌の力」というテーマに反するという意見。
彼女の歌を聴いてないんでしょうね。
紅白という、揃ってアホになるための宴会芸において「本物」が来てしまった、という感じの彼女の歌。
あれが「歌の力」ですよ。
何を歌うかじゃない。
どう歌うかだ。
実際、日本版の「レミゼ」観たときにあの歌がこんなにいい曲だとは全く思わなかった。 歌手の力量でこうも違うものかと思った。
ちなみに私が最も「歌の力」を感じたのは『麦の穂を揺らす風』という映画で、イギリス憲兵の拷問に耐える仲間を勇気付けるため、同志が獄中で必死で歌うアイルランド国歌です。 涙なくして見られないシーンです。 「歌の力」とはこういうときに発揮されるのだと思いました。
元日から理屈っぽいですね(笑) まあ時間のあるときでないと、こういう理屈は書けないので。 今だけは勘弁して下さい。(誰に?)
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