2006年11月30日(木) |
世界バレー男子 ロシア戦 |
う〜む・・・あまり面白い試合ではなかったので、書くことがない。 結局高いヤツが勝つのか、とは思いたくないのだが、テクニカルな戦術面について詳しくないので、余計に。 ただ、セッターこのままではどうよ、と思った。
某巨大掲示板で「越川がリュークに似ている」という書き込みを読んで以来、リュークに見えて仕方ない。特に横顔。
2006年11月29日(水) |
トーチソングトリロジー |
ロシア戦は録画したのをまだ見てないので後程。
PARCO劇場の「トーチソングトリロジー」を見てきました。 名作でした。 3幕構成の長さも全然気にならない。 ゲイをめぐる言説など少々古い感じもしますが(これは仕方ない)、「関係性」や、割り切れない人間の心を割り切れないものとして描いた素晴らしい作品。 終わるまでにもっかい見たいかも、と思いました。 橋本さとしさんのエドのヘタレっぷりがツボすぎて、悶えました(ちょっと嘘)。 バイセクシャルを恋人にすると、浮気の心配が2倍で大変ですね。 バイ同士のカップルって、喧嘩の頻度多くならないのかな? アーノルドにしろエドにしろ、出てくる人物は皆どこかしら不完全ですが、突き放すでもなく賛美するでもなく、「こうなんだよね、しょうがない」というふうに描かれているように思います。 アーノルドのようにゲイであることにこだわって生きることも、エドのように隠して生きることも、どっちが正しいとか言えないですから。 「トーチソング〜」の原作者は、「ラ・カージュ・オ・フォール」も脚本担当なんですね。どおりで、モチーフや台詞が似てるなと思いました。 ところで、「必要なのは愛と尊敬だけ」という台詞ですが、「love and respect」という原文からすると、日本語の場合「愛情と敬意」の方が近そうな気も。「尊敬」っていうとなんか大袈裟ですけど、「人格の尊重」という意味合いの方が強いんじゃないかな。 意地っ張りの美人受とヘタレ攻が好きな人には本作を強くオススメします(笑)
前にTVでゲイの青年が、「自分にとって女性の裸は皆母親のと同じ」という発言をしていて、「そ、そうなのか!」と目からウロコでした。
2006年11月28日(火) |
世界バレー男子 セルビア・モンテネグロ戦 |
ゴッツを見るとシーザー@動物のお医者さんを思い出す早瀬です。「俺はやるぜ俺はやるぜ」って感じ。これで彼の部屋にディ●ニーのぬいぐるみとかあったら、もう完璧にあたくしの心のブロック3枚抜きです。 それはともかく、ここからが本当の世界バレー(BY松平氏。いいこと言うね!)です。 1セット、やはりサーブが強くてセッター動かされてる割には、隆弘が好調なので助かる。ゴッツもミス減ったし、荻野と隆弘がサイドを止めたのが効いたらしく、SCGが動揺して同点まで追いつきました。 彼らは昨日●ックカメラで買い物してたらしいしな・・・舐めてるよな・・・。 デュース、随分いいとこまで追い詰めたのに、今一歩及ばず。格上なのでここ、取っておきたかったですねえ。悔しい! いくら好調とはいえ、隆弘に球がかなり集まってるのでそろそろセンター使いたいよね、の2セット。 セッター交替でリズムを変えたり、一部で惨殺試合と呼ばれながらも(笑)頑張ってますが、やはりSCGのサーブ・ブロックが上回っている。 隆弘から直弘に交替したり、もう総力戦です。チバシンが怪我(?)で調子悪いのと、要所での詰めの甘さが痛い。やっぱ1セット目欲しかったなあ・・・。攻めの姿勢が弱まったか、点差つけられました。 後のない3セット、布陣が世バレ初ですかね? んーあまり上手く回ってないような・・・そして隆弘戻りました。 中盤になってゴッツのライト連続ブロック。うおー偉いぞ! 偉い! ・・・でも、じりじり離されてく(苦笑) サーブの狙いどころいいし。 ガイチが「隆弘呼んで欲しいですねえ」と呟いたところで、ストレート決まりました。はは。 何だろなあ、阿部ちゃんのクイックにもっとスピードがあればいいのかな。コンビとか。もう隆弘しか決まりませんがな(爆) これはデジャヴを覚える負けパターンです。アイタタ。 SCG22点で朝長に交替。今更?(汗) 日本は終盤に結構いいとこも出ましたが、押し切られてストレート負けでした。 ミリュコビッチがなあ〜ラリーで崩れてもぐぁー打ってくるんだよなあ。 最後、ウラジーミルが植田監督に抱きついていたのがなんか、感動的でした。男の友情って感じ。この人はいつまで頑張るつもりなんでしょう(笑) かっこいいけど。 まあ、負けたのはしょうがないとしても、2セットはもうちょっとどうにかできたんじゃないかなあ。と残念。
2006年11月27日(月) |
次はセルビア・モンテネグロ |
当たり前だけど強いですね。ミリュコビッチいるし。 日本のバレーの何がどこまで通用するのか、次のステップを見極める試合になるかと思います。 昨日の試合に関連していろんな意見がありますが、とりあえず組み合わせについては、必ずしも日本に格別有利な方法とは言えないと思います。 大体、昔の日本ならどこに入ってもダメだった可能性あるし・・・(苦笑)
アテネ逃した時点で外国人監督起用の話も出たけど結局植田氏に決まって、「また日本人か。これで世界と戦えるのか?」と不安に思ったのは見る専ファンだけではなかったのではないでしょうか。 いろいろ雑音もあったと思いますが、踏ん張って、男子をここまで押し上げた氏の功績はやはり立派だと思いますし、選手のためにも素直に喜びたいです。 いい監督、いいチームだと思いますよ。うん。 不安材料がないではないですが、まあ、今の選手達なら自覚あると思うので。それに、構造の問題もあるでしょうしね。
2006年11月26日(日) |
世界バレー男子 チュニジア戦 |
2003年W杯のときにはフルセットで負けた相手です。 チームとしてはあの頃よりいい状態だし、勝てるはず、と思っていましたが、1セット目、動きが固いというか、サーブレシーブがイマイチで苦戦。 チバシンに替わった荻野のおかげで復調しましたが、昨日よりもブロックが決まらないなあ。川合アニキはチュニジアのセッターを誉めてましたね。 うーん、見てて地力がそんなに違うとは思えないのですが・・・2セット取られました。 3セット、立ち上がりに相手がちょっと焦って助かりました。 ゴッツがサイド止めたときには、なでなでしてやりたいと思いました。←迷惑 リード詰められてどきどきしましたが、取れてよかったです。隆弘が仕事してました。 4セット、ちょっと隆弘打ちすぎかな〜リード広げられたのでいいとしても、後半はトスを散らしたいとこです。なかなか楽にはなりませんが、皆諦めずによく頑張ってます。またもどきどきの末、なんとか逃げ切りフルセットへ。 またフルセットかあああ〜うわー!! 頑張れ! とにかく頑張れ! はらはらしましたがチームの集中力がいい感じな上、隆弘とゴッツが実にいいプレイしてて、涙出そうでした。後半はもう、隆弘のとこに飛んでるチュニジアのブロック陣にこりゃ止めらんねえ、みたいな諦めが見えました。 やったよおおおお!! マジでベスト8入ったよ!! そりゃね、ブラジルもイタリアもいないプールじゃん、とか言おうと思えば言えますけどね。もうそんなん、うるせえよ!と(笑) よくやったよ、ほんとよくやったよ。 植田監督が目を潤ませて「選手達を誉めてやって下さい」とコメントしてましたので、誉めますとも! 今日は誉めますよ。 チワワはペガサスになりました。 元スーパーエースは凄腕のセンターになりました。 守護神は今日も神でした。 大型犬はチームを元気にします。 バルセロナの桃太郎は頼れるキャプテンです。 2年前、俯くメンバーの中一人悔しがっていたセンターは案の定立派に成長しました。 司令塔達はそれぞれの持ち味を活かしてます。 控えの選手も、単なる「代わり」ではなくそれぞれ違った能力を持っていて層が厚くなりました。
ちょっと誉めすぎましたか(笑) まあいいよね、今日は。
2006年11月25日(土) |
世界バレー男子 カナダ戦 |
いやあ・・・いい試合でしたよね! どうしちゃったの?!っていうくらい、いいプレイが沢山ありました。 アンタは本当に隆弘か?とか、アンタは本当にノブコフか?とか呟いてしまいました。(←失礼) 日本は今までで最高のブロック本数じゃないでしょうか。びしびし止まってました。シャットじゃなくてもワンタッチ→レシーブが随分見られて、ホント今日はどーしちゃったの?的な(笑) ベンチの指示も当たったのかな。 進也さんは今日もいい仕事してましたね。痺れます。 何しろ、今日はレセプションがほとんど崩れなかったのがすごかったな。これだよこれ! センターとサイドとうまく使えてよかったね、セッター陣。 直弘が朝長と交替するとき、朝長の頭をぽん、と叩いてたのが可愛くて萌えました。 ついでに、TOのとき監督の指示を真面目に聞いてた隆弘も可愛かったです。 本日の注文としては、ゴッツがあんまり騒いでなくてつまんない、くらいでしょうか(笑) まあ、ミスももうちょっと少ないともっと楽でしょうが、ま、今日はいいですよ。(何様?) 明日もわくわくさせてくれ!
2年前のOQTで、最終的に出場権を逃したのがカナダ戦だったんですよね〜。リベンジできるといいんですけどね。 あのときのカナダしか知らないのですが、チームカラーがあまり変わってないとすると、高さとパワーで押してくるでしょう。 日本は速い攻撃で点を稼ぐのが有効かと。 どうせブロックは決まらないから(おいおい)ワンタッチで後ろにフォローという連携ができればなあ。 2次ラウンドの3戦目あたりで、セルビア・モンテネグロと当たります。 このチームも割と好き。楽しみなカードです。
イタリアがブルガリアに負けててびっくりです。
今日は千秋先生と「上海の伯爵夫人」を見てきました。 真田さんは素敵でした。日本人の男性で、こんなに「スタイル」を持った人はちょっと見当たらない。 映像と音楽も素敵でした。 でも作品全体としては微妙でした・・・。 基本的にカズオ・イシグロ氏の作品では話の中に人物が「埋め込まれて」いる印象で、いい役者が演じてもなんとなく窮屈というのか、活き活きしているのは脇役の方になってました。小説で読んだ方が面白いんじゃないだろうか。 鑑賞後、お茶しながらひたすらホ●の話をしていたよーな気がします。 終わってる・・・orz
2006年11月22日(水) |
世界バレー男子 ポーランド戦 |
うーん、頑張ってはいましたよね。 これは相手が強かった、でいいのかな。 いろんな要素(特にサーブとブロック)で一枚上手だなと思いましたし。 それにしても驚いたのは、3セット頭でシャットされた山本をいきなり直弘に替えたことでしょうか。なんか植田監督怒っていたような。 隆弘、そんなに良くもないけどそこまで悪くもなかったんじゃないかと思いましたが、まあ、直弘よく決めてましたから。 なんかもうあとは試合経験の差というのか、詰めの差ですかね〜。 ベンチ目線で言うと、越川・石島・山本・直弘といったWSの組み合わせ方が難しいのかもしれません。千葉が必要な場面はほぼ決まってるよーな(笑) 今日は観客多かったですねー。やっぱりいい試合すれば客は来るんですよね。ゲスト関係なくね。
あ、でも中国がプエルトリコに大負けしたので、中国戦落とした分がチャラになるみたいです。よ、よかった・・・ありがとうプエルトリコの皆さん。 特にロドリゲスさん。
2006年11月21日(火) |
世界バレー男子 アルゼンチン戦 |
勝ってよかった。 勝ってよかったですよ、うん。
・・・でもねえ。 イヤ、勝つに越したことはないんだけどね、どうもね。 相手がミスしなかったらフルセットになってたと思います。 ブロックの本数、記録がまだ見つけられないので記憶のみですが、結構違うんじゃないでしょうか。 それでも勝てたのは、本当に運がよかったとしか言いようがない。 勿論、運も実力のうちではありますが、毎回アテにできるわけではないので。 日本は、「さあこっから!」ってところでサーブがミスったり、スパイクの詰めが甘かったり、どうも勝負勘が鈍いというのでしょうか。このへんは、田中ジャパン時代と一緒です。ナショナルチームでの海外遠征があんまりない(らしい)せいかとも思います。 それにしても、滝に打たれるってアンタら・・・。でもそれくらいやんないとダメなんだな・・・たぶん。 どうでもいいですが、千葉の出番で「シンヤ!」とコールがかかると、違う「シンヤ」を思い出してしまう早瀬です。シンヤー! 明日、どれくらい食いつけるでしょうね。
そして激しくどうでもいいんだけど、試合直後ゴッツがいろんな選手の首筋に抱きついているのを見て萌えてしまったワタシはつくづく腐女子だと思う。大型犬みたいで可愛いですよね、彼。 一番よかったのは、山本がW杯のときのようないい笑顔だったこと。 植田監督にさんざん言われた甲斐があったようで(笑)
あ、なんか辛口?(汗) それくらい男子のレベルが上がってきたということで勘弁して下さい。
2006年11月19日(日) |
世界バレー男子 プエルトリコ戦 |
外出していたので録画して見ました。 いやあああ勝ってよかったなあああ〜!! 植田監督が思わずひっくり返ってしまった気持ちもわかります。 すげえドキドキした・・・。
バランスの悪いパーティー、というふうに先日書きましたが、この試合を見ていて、女子と同じく「サーブレシーブが生命線」だからだと思いました。 サーブレシーブが崩れると、攻撃力がガタッと落ちる。 3セット目を取られたのはそれでしたね。 越川はいい選手ですが、速い攻撃が持ち味なので二段トスではダメ。 山本は調子を上げてきているので多少悪いトスでも決めてくれますが、まだまだ、彼に合わせたトスが必要。(そう考えると、宇佐美のときはよく打っていた) でも最後は、エースらしい仕事をしていました。 チワワからポメラニアンぐらいにはなりましたか(笑) あと問題はブロックでしょうか。何本かいいブロックも出ていましたが、サイドのときにちょっと割れすぎでは。 朝長はいろいろ考えてるようで、ガッツもあっていいセッターですねえ。竹下タイプかな。背が大きくない点も含めて。 しかし、プエルトリコのロドリゲスは大ベテランというかもう明らかに「おっさん」で、ジャンプサーブなんかやると思わず涙を誘われるというか、可哀相になってしまったのですが私だけでしょうか・・・。 イタリアの試合が見たいですねー。
2006年11月18日(土) |
世界バレー男子 中国戦 |
今日は途中からしか見れなかったので、あまりちゃんと検討できませんが、一応感想など。
甲斐とマルコスが怪我で離脱したためサイドアタッカーの平均決定力がイマイチで奇襲的ビリヤードショットも呼ばれないとなると(笑)サーブレシーブが返りづらい男子は女子より弱くなるのも致し方ない。 ブロードがない分セッターの選択肢も狭まるし。 だから田中ジャパンは強いサーブで崩す、という戦術を取っていたわけだが、それもうまく機能しなかった。 かといって、入れるサーブを打たれたときにブロックで取り返せるほど植田ジャパンが伸びたかというとそれも疑問というか。 山本は、素材はいいしときどき目を見張るようなプレイがあるので、切り捨てづらいのはじゅーぶん理解できるが、他チームのエースに比べると信頼度に欠ける。 なんというか、バランスの悪いパーティーでクリア目指しているRPGみたいな感じ。津曲さんはよく頑張っているが…。
それにしてもなんで中国はあんなに顔がいいのか。 イヤ、どうでもいいんですけどね。
PCが修理から返ってきました。 早っ。 一週間てゆーてたやんけ。 液晶パネルの交換だけで済んだからでしょうか。でもこれ、保証期間が過ぎると結構な出費になるらしい。気をつけよ・・・。
教育基本法を是非に改正したい安倍自民党だが、これって憲法改正への布石だと思う。 教育基本法の前文には「日本国憲法の精神を国づくりに生かす教育はこういうふうだよね」という主旨で制定されたと書いてあるから、現行憲法と連結した教基法を改正してその文を削れば、憲法改正ができる。 すぐに教育現場がどうなる、という種類の改正ではないとは思うが、「法律の範囲内において」という文言は大日本帝国憲法の十八番だったので、危ないなあと思う次第。 憲法は法律の法律なわけだから、憲法がどういうものかによってどんな法律でも作れちゃうのは過去の例が示したとおり。
ちなみに、参考までに内田樹先生のブログを。
2006年11月16日(木) |
「命の大切さ」は教えられない |
などと書くと良心的なオトナの方々から怒られそうだが、少なくとも説教してどうにかなるレベルの問題ではない、というぐらいの認識は持ってもらいたいと思う。 たとえば、夜回り先生こと水谷修先生のような、苛酷な体験をした人が「説教」(というか彼は語りかけるのだが)するなら、説得力はある。 HIVに感染した少女のあの死の様相を聞いて、「命の大切さ」を感じない人間はほとんどいないと思う。それくらい重い話だった。 だが、彼以外の人間が語ってはたしてあれほどの説得力を持つかどうかは、わからない。 要は、「感じさせる」以外にない。
自殺を一概に責める気はない。 ただ、「もうこれしか一発逆転の方法はない」という心理でやるのはやめた方が賢明だとは思う。 逆転なんて、そこにはありはしない。
というか、なんでいじめに回る奴をちゃんと指導しろよ、という声が少ないのか。 私が子供の頃、いじめが報道されると必ず槍玉に上がったのがバラエティ番組だった。あれは、ある種の見せしめ的いじめをショウとして成立させている。だから、「それを子どもがまねをする」というわけだ。そういう指摘はさすがに「古臭い」と思われているのかもしれない。 芸人はやる方もやられる方も仕事だからいいが、実生活でそんなショウをやるのは、単に品性下劣なだけである。
今日パソコンを送りました。携帯から打ってます。 ●川急便の人が引き取りに来てくれたのですが、なんか、梱包の仕方がわかってないらしく「パソコンの梱包方法」と書かれた紙が箱の中に入ってるのに見ようともしない。しょうがないのでこっちで見ましたが、用語がわからない。 相手はぼーっとしてる。 「これでいいんですかねえ」とか言いながら入れましたが、固定できなかったので絶対違う気がする。 しかし●川の人はそのまま持っていきました。 まあ・・・途中何かあってもどうせ修理するから大丈夫か。 それにしてもやる気の感じられない仕事ぶりだった。
なんだかんだでPCの修理出しが明日に。今はまだ手元にあります。
今日のはほんとーにしょーもない愚痴です。 ほぼバイオリズムのせいだと思います。 なんかこう、いろいろ嫌です。 あまり判断力に信頼の置けない人の忠告を、聞けるかよ、と思ったところで別に自分でどうにかできるわけでもなく、その件に関してのみまあ妥当なことを言っているのなら、そしてどっちにしろうまく行かないなら突っ張ってもしょうがないのですが、なんででしょうね。 なんか嫌。 損得に対して過剰に否定的になるとひたすら下降していくしかないってわかったはずなんですが。 でも結局言うとおりにしちゃうんだろうな。 だんだん、何が正しいのかわからなくなるんだよね。 体調が変動すれば精神状態も変わってくるとは思うのですが。 なんか、ダメですね。今は。
愚痴だけじゃあんまりなんで、ネタ追加。 「愛ルケ」映画公式サイトにて、プロモムービーが見れます。 えーと……あの話の悪い点はすべて作者の文章力になるのではないかと思われるよーなけっこー真面目な官能サスペンスっぽくなってるようです。 てゆーかやっぱ役者の力ってある程度内容をカバーするんだなと思った。
ふつーにネットやっていたらいきなり画面に横線がぴーっと入り、どうやら画面の故障らしいので修理に出すことになりました。 来週から1週間くらい、パソコン使えません。 携帯の方からmixiとか日記とかはできると思います。 保証期間中なのでタダで修理はしてもらえるのですが、なんか、あっちゅーまに壊れたな、と不安。まあDE●Lだしな…。 ネット中毒に近いので短期間とはいえ手元にPCがないのは非常に不満ですが、この隙にお題の下書きをどんどん進めろというお達し(誰の?)かもしれません。
「亡国のイージス」上下巻読み終わりました。 頻出する軍事用語の9割はすっ飛ばしました。 うーん、以下は個人的な感想ですが、結構辛い評価なので読みたい人だけ反転させて下さい。 あ、でも原作のいい点を先に書いておきましょう。 「うらかぜ」撃沈の際の艦内の様子がちゃんと描かれていたこと。 「せとしお」制圧部隊まで死んだために、宮津学校の連中が怖気づく過程が強引ではなかったこと。 あと、やはり取材力ですね。
原作愛読者の評価とは逆に、私は映画の方が出来がいいんじゃないかと思います。 というのは、この分厚さのほとんどが「事情説明」で、「筋」の進みは極端に遅く、映画くらいの時間で十分なんではないかと思いました。まあでも欲しいとしたら+10分くらいかな? むしろ、軍事オタクでない受け手にとっては、画面でぱっと映るだけで話が進んでいく方がわかりやすい。 それに、やたらとキャラの心理描写がされてしまうせいで、誰も彼も中途半端であまり愉快ではありません。言い訳がましいです。 映画ではその辺、役者の芝居に任せていたのでまだマシだったかなと。 宮津さんにしても仙石にしても如月にしてもヨンファにしても、やたらと言い訳がましいし感情的すぎる。というよりも、これは描き方の問題でしょう。説明過多はキャラの魅力を殺ぎます。 スケールの割にせせこましいというか、どいつもこいつも凡人ばっかりやなあ、と思ってしまうのはそのためでしょう。 あと、これは本当に好みですが、仙石が事件後も海自にとどまっている方が断然かっこいいです。奥さんが死んでいるという設定もいい。頼子さんの別居したい理由ってなんか、ワガママじゃないか?と思うのは私だけでしょうか。今ひとつ説得力がないです。いっそ何も言わずに「疲れました」で飛び出す方が自然。 それに、いちいち家族の絆を持ち出さないと戦えない、というのが一番「日本人」な部分じゃないかと思うんですよね。実際はともかくとしても、どうしてこう、もっと「理念」(高度な抽象的思考に支えられた)で動く人、そしてそれが揺るがない人がいないのか、作品としては物足りないです。渥美にしても、ちょっと人命にこだわりすぎではないでしょうか。 イヤ、別にいいんですがなんつーのかなあ。勝手にコドモさらってきて工作員教育して一生飼い殺しにしている、というのはある意味生殺与奪まで引き受ける覚悟ですることじゃないのかと。「死なせたくない」で工作員なんか育てられるのかな? あの中じゃ梶本総理が一番賢そうに見えたんですが。 結局大半のキャラの行動の動機が、私怨か自己承認欲求でしかない、というのがどうにもこうにも・・・。「俺の艦で勝手なことはさせない!」「俺の部下を死なせない!」で終始一貫している真田仙石の方がずっと素敵だなーと私的には。 ついでに、仙石が如月を好きすぎるのもちょっと(笑) 銀座の中心で愛を叫ぶってどうよ?
で、手遊びに行仙を書いたので、読みたい方はどうぞ。 「J」のつく早瀬のサイトの英字(大文字)3字の後のスラッシュに、「雪だるま」の英訳(半角英字小文字7字).htmを打ち込んで下さい。
結局新刊で買ってしまいました・・・(遠い目) いや古本屋も何軒か見たのですが、意外にないんですよこれが。同じ考えの人が多いのか、それほど売れてないのか(暴言) まあそんな訳で上下巻手に入れ読み始め・・・・・・BLだよ!! 冒頭の如月の生い立ちなんか木原音瀬「箱の中」の攻、喜多川をホーフツとさせる。文章力も似たり寄ったり(小声)。 「亡国のイージス」っつーか「亡国のラブい男ども」(BL)になりそげな空気がびしびしします。 柴田よしきの山内練シリーズもそうだけど、一般書コーナーに置いていいんか?これ(笑)
そういや、松前侑里さんの 「ラブバードを探して」も読んだのでした。 現在BLで作家買いしてるのはこの人だけです。 新刊出てすぐに買いたくなるというより、ふっと思い出して「あ、読みたいな」と思う感じです。 正直、よくBL作家やってられるなあというか。 イヤ、文章はうまいですよ。センスもいいと思いますし。 ただ、Hがあまりない(苦笑)というか、BLがBLでなくなるぎりぎりのラインなんですよね。 主人公は男でも女でもいいような感じの子ばかりで、恋愛模様も、足長おじさん系でも無理やり系でもなんでもなく、割とリアルな恋愛感情を描いている気がします。 多いのは、攻2人の間で揺れ動く受というパターン。本作もこれです。 個人的には千葉の方がいいよなーと思うのですが(井上和彦さんの声のイメージのキャラ/笑)、「自分が成長しなければ成就しない恋もある」という真理です。
よくありますね。図書館でも、本屋でも。 上下巻(あるいは上中下巻)の、上巻だけないケース。 まあ自分もよくやりますけどね、それにしてもね。 イージスの(上)だけないとむかつきますね。 「トリストラム・シャンディ」ならわかるよ! 上だけで挫ける可能性あるかんね。 イージスで上だけってどーゆーことよ。 どうせなら両方買ってけよ。切ないよ。
「新刊では買わない」と大嘘こいた私を許して下さい。 だって、風邪気味で本屋めぐりできないんだもん。(言い訳)
2006年11月01日(水) |
秋波とは秋の地上波のことか |
4年前の10月の地上波で、がっつりと「陰陽師」にハマったことを懐かしく思い出します。当時の日記を読み返して、テンションの高さに驚きました。 若かったな、あの頃は・・・。 それにしてもなんなんでしょう、この時期の地上波には腐女子を洗脳する作品を流す陰謀でもあるんでしょうか。4年に一度。 今の悩みはコレクターズBOXにするかプレミアムエディションにするかってありえねえだろ自分。 ビデオ見直すなよ。 行仙サイト回るなよ。
いいんですほっといて下さい。 「上海の伯爵夫人」が見たいです。
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