前から4列目という近さで見てきました。安保闘争時、全共闘委員長になった美人学生と機動隊隊長との悲恋もの。機動隊と学生が衝突するシーンをショーっぽく仕立ててあって、殺陣とかアクションもばりばりで、時代的な泥臭さはあんまり感じなかったです。ところどころ時事ネタの笑いもありましたが、基本的には「携帯電話のない時代」に成立している話。 台詞は長いし、テンションは高いし、役者さんはかなり大変でしょうが、見てるのも疲れました(笑) 冒頭からいきなりテンションが高いんですよね。なんかよくわかんないけど叫び合って殴り合ってるよー気持ちがついていかないよーっていう。でも見てるうちに段々引き込まれて、揺さぶられる。ガツンと胸にわだかまる感じ。ただ、私なんかは、早稲田の学生が校歌を歌いながら撃たれて死んでいく場面でつい、笑っちゃうんですよ・・・「幕末純情伝」演出の杉田成道氏は「泣いちゃう」って言ってた場面なんですが・・・世代ですかね。 でも、筧利夫さん演じる山崎一平と広末涼子演じる神林美智子との愛は、良かったですねー。うん。JUNEっぽいですね、つか氏の男女関係って。しかも一平と桂木の男二人も、相思相愛(純粋にメンタルだがあと一歩でどうにかなっちゃいそうな雰囲気もある)で傷つけ合う関係。とにかく感情関係が濃いです。 戯曲を読んでも神林美智子っていう女性がイマイチよくわかんなくて、女優の存在感で立ち上がるキャラなのかな、と思います。だって、東大生なの隠してたり、最初の男にはすごく純情な女の子で、それが一平ちゃんには「ずっぽり入ってんだよ馬鹿野郎!」とか言うようになってる訳で、その変化がちょっとわかりづらい展開の速さなんですが、広末がすっきりと演じていて、まあいっか、と。 それにしても一平ちゃん、いいですねえ。尻触られるどころか凝視されただけで妊娠しちゃいそうな濃ゆさで(筧さん、眼から妊娠ビーム出てます/笑)大好きです。「すいません!ほんとすいません!」とか可愛いよね(笑) 11・26の別れ際に二人が抱き合うシーンは、美しかったです。 ただまあ・・・そんなに大真面目に殴り殺さんでもいいんじゃないの?という気も。発狂してしまうぐらい愛してるのに、それでも殺さなきゃならないのかなあ、と。・・・バカだから?(笑) しかし、なんであの時代、あんなに大学生の大半が同じ方向向いてたんだろう? それが不思議です。 鴻上さんの「天閉じ」と比べると、優しさと残酷さの種類が全く違うなあ、と思いました。や、どっちも好きですけど。 また筧さんの一平ちゃんが見たいです。
いい試合でした。 はっきり言って東京3連戦は勝てる訳ない相手ばかりで、唯一勝てる可能性があるとしたら昨日のフランスだけだったんですが、昨日負けましたからねえ(^_^;) しかも昨日の「すぽると!」でガイチが「明日はどう戦えばいいでしょう?」とアナウンサーに訊かれて「山本と心中です。」とか身も蓋もないコメントをしていたので、全く期待せず見たのですが、嬉しい予想外の内容でした。集中力が切れず、山本加藤が好調、尾上伊藤のセンター陣が頑張ってたしリベロ津曲は拾いまくり、細川も要所で決めて、とても良かった。イタリアが不調だったことも手伝って、第3セット、決まった瞬間叫びましたよ私(笑) 選手が皆すごく気合い入ってるのが伝わってくるから、こっちも、こいつらなんとか勝たせてやりてえって心底思いましたもの。←別にどうしようもないんだが。 結果的には負けましたが、チュニジア戦や韓国戦のようなガタガタの半自滅じゃなかったから、あの時のような怒りはありません。でも選手は悔しいよね…。ゲームセット後、加藤が仰向けになって、涙がこぼれないように泣いていたのが印象的でした。こっちも泣けてくる…(T_T) 第4セットは、ちょっと集中力が切れたのと2点分のミスジャッジが痛かった。あれはないよー。しかもクレームはイタリアの方が多かったのに宇佐美にイエローカード! ちょうどあのとき2点ビハインドだったから、あれがなければ4セット目どうなってたかわからんですよ。ちくしょー。 あと一戦、まああのブラジルなんだけど(苦笑)もう思いっきりやって欲しいです。 イヤ、今日は文句言いませんよあたしゃ。 そうそう、応援に女子の高橋と杉山が来ていて、ちょっと嬉しかったっす。杉山好きー。美人だし一人時間差にブロックにと大活躍でしたし。
2003年11月28日(金) |
ミュージカル「天使は瞳を閉じて」 |
良かったです。やはり和製ミュージカルはJ-POPが合うなあ。木根さんの曲(「世界で一番幸せな歌」は絶対木根さんだと思ったら、当たった)は勿論、他のナンバーも結構良くて、CD買おうかどうしようか迷って結局買わなかったのが惜しまれます。むう。「サヨナラ」とか好きです。 歌は、純名りさ&風花舞の宝塚出身組がずば抜けて上手く、他は・・・まあそれなりに(笑) 正直どうなんだろうと思っていた天野ひろゆきは、結構上手かったです。しかも、ルックスに比して声が良いのが驚きでした(笑) 昔戯曲を読んだときにもそうだったんですが、なんであの街の人達は死ななきゃならないのか、わからない。「夢なんかない方が幸せ」「自分を閉じ込めているものが自分を守ってくれるものでもある」「だからあなたはここにいなさい」ってことなのかなあ?と思っていましたが、ふっと、そうじゃないのかも、と今回思いました。「だから壁の向こうを夢見るな」ということでも「それでも夢を見ろ」ということでもなく、「あなたをいつでも、見詰めている。どんな結末でも」そういうことなのかもしれないと。そういう、天使の優しさが差し出されているような気がします。「そんなの優しさじゃない!」と思うか、「それってなんかいいよね」と思うかは、見る人に任されているんじゃないかなあ。 私は戯曲を読んだ当時、天使になりたかったんです。誰にも見えない、見守るだけの無力な天使。無力なまでの優しさ。・・・「無力」のとこだけ実現しましたが(笑)つか、無気力?(笑) それはともかく、「自分」と「世界」の間に沢山のものがあることを、長い時間をかけて理解して、人間は天使にはなれないなと思い、今はもうなりたくはない。大人になったのでしょう。たぶん。 橋本さとしさんは、電通太郎よりトシオの方がよかったなあ、個人的に。 そうそう、休憩時間にいきなりアキラが出てきて、「僕のソロがないと言ったら、お前は休憩時間に歌えと言われたので歌います!」って、大高さん(マスター)のアコギでソロ曲を披露。うーん、凄いですよね、普通休憩時間にパフォーマンス入れませんよね。得した感じです。 しかしル・テアトル銀座のバーコーナーは紅茶系のドリンクが全くない! これはイカンです。即刻改善して頂きたい。
軍隊送るなら、「危ないからダメ」は通らない。 民間力支援なら、「危なくて行けない」は通る。 そう思うんだけどな。 ただ、赤十字や国連まで対象にされるあたり、向こうが何を狙っているのかイマイチよくわからないまま怒りだけがある訳ですが。
・・・なんかもうね〜オリンピックとかVリーグとか国内の盛り上げはどうでもいいからさ、選手は自分のために海外行って活躍してきちゃってよ。イチローとか松井みたいにさ。 あんなにちぐはぐというかガタガタになってるチームプレイを見てると、一人一人は決して悪くないだけに、そういう気になる。自分のことだけ考えた方がなんぼかいいんじゃないかと。 ちなみに加藤は誕生日がJさんと一緒でした(笑) 獅子座の男。 それにしてもNEWSの面々、カメラに映ってるときは「イエーッ!」とか威勢良く応援してたけど、映っていないときにはやる気なさそーな態度でだらっと座ってるのが視聴者にバレましたよ。昨日か一昨日。負けてるし所詮お仕事だし?ってのがミエミエ。だったらいらねえよ、そんなイメージキャラクターは。
2003年11月22日(土) |
我々は無辜の市民ではない |
頻発するテロに対して米大統領が、「無辜の市民を狙った無差別で許しがたい行為」と批難していたけれど、民主主義の国で選挙権持ってたら無辜の市民ではありえない。 それに、この世には水戸黄門的正義なんてありゃしないんだから、どちらかに荷担したらどちらか(あるいはどこか)から恨まれるのは必定で、それでもいいと腹を括るのが決定するってことで。 何にしても、有事法制化と改憲に積極的な勢力にはまたとない機会になりつつあって、それをあえて拒絶しなかったのが今月の衆院選の結果だった。 だからって有権者全員にテロで死ななきゃならないほどの責任があるという意味ではなく、そりゃあたしだって殺されたかないし、家族友人が死ぬのも嫌だし、下っ端に自爆テロをけしかけて自分はどっかに隠れてる黒幕には、反吐が出るんだけど、劣化ウラン弾を(たぶん我々よりは)無辜のイラクの市民にばら撒いた国を支持しちゃった国の有権者だから、責任がない訳じゃない、と思ってはいる。 世界史をそれなりに勉強するようになってわかったことは、自国だけで現状を築き上げてきた国なんてどこにもないってことと、いつだって、パワーバランスで物事は決まっていくということ。 今、正式な政府になっている政治勢力が、もとはテロ組織と紙一重だったりすることも珍しくないし、オーストリアは武装中立国だけど、NATO加盟してる。 ああ、世の中って複雑だ。 個人的には、なるべく人を殺さない国の有権者でありたいんですけど・・・。
2003年11月21日(金) |
にんげんドキュメント |
萬斎様と裕基くんに萌え萌えでした。 お父さんにそっくりだよね、あの子(笑) 首が細くて長いとことか。それに、あんなにパパを好きな息子って見たことない。ウチの弟と父は、あんなに仲良かったことはない(笑) かーわーいーいー。「パパがいい〜」とか、ああやっぱり萬斎様ってば、誰にでも愛されるのねっ!さすがだわ、きゃっvと萌え。でも萬斎様、お稽古では厳しいですね。ダメ出しもきっちり。3歳児にですよ! 3歳なんつったら、それこそまだサルみたいなもんで、あんなにきっちりお稽古受けられて本番できるんだーってなんかびっくりです。子供って一番可愛いのは2〜4歳だよね。「きゃあきゃあきゃあ」も可愛いし、もうとにかく可愛い! 風邪ひいてて思考が滅裂ですいません。
勝ったら喜べ、負けてもいつもどおり(苦笑)の男バレ開幕です。 相変わらず決まらない山本隆弘のサーブ、読みの悪いフェイント、とにかく多いミス、勝って当たり前の相手に苦戦。 …なんで私、毎回全試合見てるんだろ(笑) でも今回は山本、顔だけじゃなかったわ。別に喜んではいませんけど。全然「おおーっ(小声)」なんて言ってませんよ。言ってませんとも。昔より謙虚になってたのも、ヤジり甲斐なくなったし〜(笑)イヤ、勝つならそれに越したことはないんだが。しかし加藤はやっぱり凄いなあ。なんだあの滞空時間(@_@) 女子はあと一歩だったけど、結構良い試合が多かったので見応えありました。緊急特番まで見ちゃった。彼女らなら、アテネ行けるでしょう!
2003年11月01日(土) |
ワールドカップバレー開幕 |
またこの季節がやって参りました。 世代交代ということか(^_^;)私の好きな熊前選手は出てませんが、背の高い若い選手がいい感じで、初戦ストレート勝ち。 よかったよかった。 キャプテンの吉原選手が私好みのお姉様で(コラ)眼福。 気の強そうな女性に弱いのです。 井上貴子とか、松浦亜弥とか(笑) あ、彼女、実は21歳らしいですね。それなら今すぐにでも萌絵ちゃんが演れるではないか!! というか、ロリコンにならずに済んで安心する男子諸兄がいることと思う。 ま、それはともかく、バレー好きには楽しい2週間。 男子は、「あの」Y本氏の調子如何かなという気がします・・・(笑)
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