早瀬の呟き日記

2003年05月31日(土) ロマノフ王朝展

どしゃぶりの中、帝政ロシアの世界に行ってきました。いやーホントすげー雨(笑) 帰る頃には小降りになってたんでよかったですけど。
さてさて、ロシア史の知識が殆どないまま行った訳ですが、面白かったです。これじゃモノ食えねえだろうと思うくらいに超豪華な食器とか衣装、そしてロシア正教に関する展示物(というより完全に宝飾品)が印象的でした。
それにしても「十字架のキリスト」像を見る度に思うんですが、神様を裸にしていいんですか?(笑)
カタリーナという聖女が中世だったかルネッサンス期だったかにいたらしいんですが、この人、「キリスト(聖霊)に会った。私の花嫁になれと言われた」って言ったらしいです。そんで、「神の花嫁」として生きることを決意して、結婚しなかったとか。最後は拷問死か刑死かしたんだったと思いますが(すこぶる曖昧な記憶ですいません。あとでちゃんと調べます・・・)これ今で言えばアーティストとかの「痛いファン」だよね(笑) あるじゃないすか、「私、××の彼女なの」って妄想を持ってるファン。それと似たものを感じます。昔は芸能人は別に「アイドル」ではないから(そういえば「アイドル」って「偶像」って意味だな)キャーキャー熱狂する対象が「イエスサマ」ぐらいしかないというか、むしろ西洋史上最大のアイドル(笑)かもしれません。実際、生前も女性人気高かったし彼。
・・・ああ、不謹慎なことを書いてしまった。クリスチャンの方すいません。「信じる気持ち」を否定したり嘲る意図は全くないことをお断りしておきます。



2003年05月30日(金) さても怠惰な近況

最近日記が滞りがちなのは、まあ心境の変化という面もないでもないけれど、実際のところ、どんどん飛蚊症が進んできてるので、できるだけ眼の負担を減らそうとしているからです(泣)
こんなどうでもいいとこまで読んでくれてる方にはホント申し訳ない限りですし、字書きとしてはかなりのジレンマなんですが・・・。もう手書き原稿受け付けない出版社もありますしね。デジタル万能社会は、眼科の仕組んだ陰謀かもしれません(笑)
まあそんなことはともかく、「TWICE」の最終話に取り掛かっています。
そんで、最近の楽しみは携帯カメラで近所のシベリアンハスキーを撮ることです。
・・・・・・暇ですね(笑) 人様んちの犬の写真がいっぱいあって、どうなのよという気もしますが、弟の写真を待ち受けにするよりはマシかと。
イヤ、まだやってませんけど。

最近読んで割と面白かったのは北山猛邦の「『クロック城』殺人事件」(講談社ノベルス)と町田康の「へらへらぼっちゃん」(講談社)。前者は、どうも最近のインテリ男が書く小説にありがちな「取り立てて美形でもないのにスカした野郎」が主人公で、やおい的には「お前は受だっ! 男にイカされてるのがお似合いだっ!」なキャラなんで、個人的には嫌いなタイプなんですが、まあ、ミステリィとしてはツボが抑えてあって面白かったので。しかし、「本格」って結局こういう設定に向かうしかないのかなあ。有栖川有栖は偉いな、そう考えると。
後者は、この平成時代にまさかという本物の「無頼派」で、感動してしまいましたよ。純文学ってどっかパンクなんだよな、やっぱり。
それにしても、三年間、一日中時代劇を見て暮らすような人に「妻」がいたということに衝撃を受けたのは私だけでしょうか。



2003年05月23日(金) 「女神の恋」

ミュージカルの帝王(と呼ぶにはちょっとお茶目すぎるが)山口祐一郎氏が出ております。どうもTVドラマではこのヒト、イマイチ冴えない(歌わないし)のであんまり期待せずに見たんですが、イヤ、面白いですよコレ。今期のドラマは「動物のお医者さん」と「ぼくの魔法使い」だなと思っていたら、ダークホースですよ。松本明子主演で恋愛ドラマって「ええ?!」って感じですが、確かにこのはずしっぷりは他の女優さんでは無理かと(笑) 山口さんの売れてなそうなSF作家役もいいですね。ハマってます。服の趣味悪いとことか、そこはかとなくダメそーなとことか(笑) でもかっこいいんだよ!!(爆笑)
小田センセイの奥さんと子供も登場して、ああどうなるのかしらこの2組のカップル! 気になります。個人的にはやはりセンセイと吉子さんでめでたくまとまって欲しいですが、あんまりそうならなそうな気もする。つーか、ある意味どっちの男も最悪のような(笑) あんな愛のない彼氏(辰巳琢郎)を持って、吉子さんは男運がないというか見る目がないというか・・・。
しかしやっぱりでかいなあ、山口さんは。脚長いし。センセイ、私もディック好きでーすv(←主張するな) EDのグッチーの寝顔可愛いですねえ。とても40代半ばには見えません。笑ったとこも可愛いしねv 奥さん(愛華みれ)に殴られたときの顔なんか、犬のようでした(笑) えへえへ。
舞台ではあんなにかっこいいのにね。彼のジャン・バルジャンは、じいさんの癖にカッコよすぎだろオマエ、っていう(笑)
とりあえず、「女神の恋」オススメです。NHK総合で月〜木の11:00〜11:15、金曜0:45(幸いオンバトの後だ)から4回分再放送です。



2003年05月22日(木) 待ち受けレボ

携帯(そうなのよ、もうPHSではないのよ!)の待ち受け画面に西川君をDLしました。うあーこれぞ実写版野島泉っ!(何のことやらわからない方は2002年6月の日記の「嶋田双葉」あたりを読んで下さい) 階段に座って首を傾げる西川が只今ワタクシの掌の中におります。可愛いよう!可愛いよう! 行ける!この年でも(作中では「少年」と書かれてる上、32の主人公を「モク兄」と呼んでいる)泉役行けますよっ!
誰かマジで映像化の企画立ててくれ〜! つーか俺立てちゃうぞ!ってぐらい思い入れがあります。ハイ。
Jさん、着ヴォイスとかやってくれませんかね。いい声してんのに。(ホントにやったら引くが)



2003年05月17日(土) 「ボディガード」

「HOW YOU REMIND ME」をUPしました。なんとゆーか、こういう夢を見たので(笑)書いてみたんですが、まあほんと短いんで、そのうち消すかもです。タイトルはNickelbackから。J×SUGIな曲です(笑)

「ボディガード」、映画にも洋楽にも全く興味のなかった頃にビデオで見て、サントラを買ってしまった結構好きな作品でした。懐かしくて見ちゃったよ。
改めて見ると・・・J×SUGIだなオイ、という感じ(笑) 当時から素質あったんだな私・・・。
瑠奈ちゃんに「ねえ、何が一番怖いの?」って訊かれて「自分がそこに居合わせないことだ」とか答えるJさんの図が浮かんでくるし(笑)(すると彩月ちゃんがあの姉役か?/笑)真ちゃんはトニーでいいし、ポートマンを誰がやるかが問題ですが、いいよなあ、J×SUGIで「ボディガード」(笑) 見たいなあ。



2003年05月05日(月) Caccinicaと「プリンツ21」SUGIちゃん特集

「エレファント・マン」公演で流れていた「綺麗な女性ヴォーカルだなあ」と思った曲が、なんとカウンターテナー湯澤幸一郎氏の歌だったという(笑)ことで、湯澤氏の率いるユニット「Caccinica」のインストアイベントに行ってきました!
中をふらふらしている間に、t.A.T.uとTHE ATARISのアルバムも買いました。原稿やりながら聴くのに丁度いい感じ。t.A.T.uの「ALL THE THINGS SHE SAID」は西川君がカヴァーしたらとっても可愛くていいと思うのですが(笑)
ま、それはともかく、イベント開始はライブ並に押しましたが(笑)3曲を披露して下さいました。ヴァイオリンのSachiさんとピアノのAyaさんはロリータスタイルで、湯澤さんは・・・何というのだあれは(笑)ゴス? 何とも不思議な衣装をお召しで、男性1人の黒一点(?)なのに全くそういう感じがしなかったのは、カオスwithSUGIちゃんのよーでした(笑)
アルバム「赤いカバン」と恋月姫氏の新作人形フォトにサインをして頂き、嬉しかったっす。
会場で久し振りに燐さんとお会いして、お茶しながらお笑い話などしまして、帰りに寄った書店で「プリンツ21」という雑誌(季刊)のSUGIちゃん特集号をGET。ああーなんか久し振りに見るよSUGIちゃん・・・(泣) やっぱり美人だわー可愛いわー。癒されるわー。←?



2003年05月01日(木) まだある覆面漫才

相方:「どーもー(以下略)」
覆面:「いやあ、近頃は実に物騒ですねえ」
相方:「ほう、何か事件があったんすか?」
覆面:「ライター使ってガラス割って、窓から忍び込む空き巣が増えてるらしいんですよ。それになんとウチの近所の路上で、若い女の人が、刺されたんですよ」
相方:「マジで? そりゃー怖い」
覆面:「なんか、後ろから忍び寄った男が、ぶっすーと包丁で刺したんですって」
相方:「うわ、酷いなあ」
覆面:「その3日後にね、また若い女の人が、すれ違いざまに男に刺されたそうです。若い女性狙いの通り魔だって、新聞にも載りましたよ。なーんかもう怖くってー、アタシ夜歩けないわあ〜」
相方:「お前は関係ないだろ。つーか、お前が怪しいよそんな覆面しやがって」
覆面:「失礼ですねえ。人を見かけで判断しないで下さいよ」
相方:「そうは言ったってさあ、その覆面は怪しいよ。どう見ても。警察だってお前疑うよきっと」
覆面:「じゃあ訊きますけど覆面レスラーは皆悪役ですか? タイガーマスクも獣神サンダーライガーも正義の味方ですよ?」
相方:「だってお前、正義の味方じゃないだろ。こないだおばあちゃんに道を訊かれて、なんて言ってるか聞き取れなかったのに思いっきり『そうです!』って頷いてただろ」
覆面:「シャイなので」
相方:「関係ない! シャイ関係ない! おまけにそのおばあちゃんが歩き出したらダッシュで逃げただろ。最低な奴だよ」
覆面:「・・・イヤ、あれはあれでよかったんですよ」
相方:「何で? どこがだよ」
覆面:「その後おばあちゃんがダッシュで追っかけてきたので」
相方:「嘘つくな! ダッシュババアかそのばあちゃんは」
覆面:「・・・まあそんな話は置いといてですね。今は男だからって油断できない時代ですよ」
相方:「ああ、通り魔の話ね。まあそりゃあね、そうですけど」
覆面:「だから最近僕、護身術覚えたんですよ」
相方:「へえーそんなことしてたのお前」
覆面:「そう」
相方:「じゃあなんか技やれんの? 見たい見たい」
覆面:「うん、それじゃ、こう、俺の正面から包丁持って襲ってくる役やってみて」
相方:「通り魔役ね。おっけおっけ」
覆面:「俺が、護身術で受けるから」
相方:「よし、そんじゃ行くぞ。おりゃーっ」
覆面:「何のこれしき! ふんっ」(ぱんっ)
相方:「ざく。って、オイ!! 真剣白刃取りじゃ意味ねえだろ!!」
覆面:「(腹を抑えて倒れる)・・・生か死か、それが問題だ・・・」
相方:「苦悩する必要ないから! 死んでるからそれ!」
覆面:「んー今のはちょっとうっかりミスだね」
相方:「うっかりじゃないよ! うっかりで死んでるよ」
覆面:「今度は本気でやるから、もう1回通り魔やって」
相方:「じゃあ今度はちゃんと技見せろよ? おりゃーっ」
覆面:「おらあーっ(反転)」
相方:「ざく。って、オイ!! 刺さってる! 刺さってるよ!」
覆面:「フッ・・・腹を背に変えてみました・・・ごはあっ(吐血)」
相方:「それも死んでるから!! つか、『背に腹は変えられない』って言うけどさ!」
覆面:「つまり『腹を背に変えろ』ってことさ・・・グフッ」
相方:「間違ってる! 絶対間違ってる!」
覆面:「(倒れる)・・・生か死か、それが問題だ・・・」
相方:「苦悩するなってば!」


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琳 [MAIL]