早瀬の呟き日記

2002年05月31日(金) 「草の上の朝食」

保坂和志(講談社)を読む。
うーん、いいなあ。こういう話書いてみたいですね。
なんとなくクリスタルどころかなんとなくダメダメって感じですけど(笑)
いい感じに脱力系。品のいいダメさかな。島田が好きだな私は。
ところでこれ、文庫は中公文庫で出てるんですね。なんでだろう。表紙は断然講談社の方がいいのになあ。
え?今日ってワールドカップ初日なんですか? へえー。とりあえず、楢崎頑張れ。(頑張れとだけ言っておいて別に試合も見ないんだが/笑)



2002年05月30日(木) 巨大ハニートースト

友人に付き合ってカラオケに行きました。そこのカラオケBOXにはハニートーストがあり、メニューで見るに実に一斤はあろうかとゆー巨大なシロモノでした・・・。トーストというかトーストタワーです。すげえ・・・と絶句する早瀬。でも折角だしパン好きだし、注文。バニラアイスを乗っけた奴が美味しかったです。えへ。
それにしてもアーティスト出演の画像で、accessはスゴかったです(笑) もう見てる方がオナカ一杯ってぐらい、べたべたしている・・・(笑) 復活してもまたあーいう感じでいくんだろうか。



2002年05月29日(水) クイズです。

「ランドセル」が「セントラル」に見えてしまう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。(意味不明な方はお気になさらず・・・)
突然ですがクイズです。

「新幹線で、A氏は1号車から、B氏は16号車から、それぞれの同時に通路を歩き始めました。もちろん同一の列車です。A氏は最後16号車に、B氏は最後は1号車にたどりつきましたが、何故か途中で2人は出会いませんでした。一度も席に座ったり、トイレに入ったりはしていません。何故でしょう?」
(「封印サイトは詩的私的手記」森博嗣/幻冬舎P447より)

答えはちょっと下にして・・・






「2階建て車両」。
これが森氏のところにメールで届いた解答の9割だったそうで、森氏本人は「A氏とB氏は整備員であった」という「別解」を思いつかれています。(境界条件が曖昧なので別解OKなのですね)つまりホームの下の通路を歩いていて、互いに反対のホームの通路を歩いていたとゆー(笑) 反則技スレスレですね(笑)
ちなみに早瀬は・・・「A氏とB氏は知り合いではなかった(約束をしたとは書いていない。この文章は観察者の眼で書かれている)。従って、すれ違っても『出会う』ことにはならない。」
とゆー答えを真っ先に捻り出しました。これは反則技ですね(笑)
でも、森氏は他にありうる答えとして「天王寺ファンなら、『出会う』という言葉の定義をまず述べよ」と言うだろう、みたいに書いてますから、まあそれほど奇想天外な答えではない訳だ(笑) 天王寺氏というのは森氏の「笑わない数学者」に出てくる登場した天才数学者です。イヤ、別に私天王寺ファンじゃないんですけど・・・(笑) 



2002年05月28日(火) 渋谷5DAYSチケ結果とか

昨日は真面目に試験勉強をしましたが、今日は途中で嫌になったので(コラ)図書館で借りた森博嗣のエッセイ「封印サイトは詩的私的手記」を読んでおりました。だって図形問題なんだもん。昨日は計算問題だったので結構楽しかった。和差算とか鶴亀算なんて、懐かしいですな。方程式立てるより早く答えが出るし。
ところで、当初は青いものがいっぱいある〜(早瀬は青が好き)となかなか眼に喜ばしかったコンビニの日本代表グッズコーナーですが、いい加減飽きてきました(笑) 普通の季節商品だったらもう入れ替えの時期だぞ。それにしても、どうしてワールドカップだけこんなにグッズが多いんだろう、オリンピックの方が種目多いのに、と思い、ちょっと考えてみた。
・・・わかんなかった(笑) スポーツはバレーボール(放送される方が少ないジャンル)と、たまにスワローズの試合を見るくらい。井上貴子サマの試合は見に行きたいけども。だからワールドカップも特別に関心はないけど、弟がサッカー好きなので眼は配っておこうと思います。コミュニケーションて奴ですな。

そういえば、Jさんの渋谷5DAYS、最終日取れました。やったやった。
オフィに「優先予約結果を16日と22日に分けて発送しました」なんて書いてあるから、えーまだうち何も来てないよ〜と焦り、本日電話で訊いたところ「16日に出したのは第2希望になった人の分、22日は返金の分」なのだそうです。つまり何も来ないってことは第1希望で取れてるってこと。だったらそう書け!! ・・・でも電話のお姉さんがちゃんと早瀬の会員番号で調べて教えてくれたので、許す(王っぽく)。Jさんの死に際見届けてきますよ。あーでもYoujeenも見たいなー。



2002年05月27日(月) 「パプワくん」再び

ARCH ENEMYの新譜「WAGES OF SIN」とMEGADETH「THE WORLD NEEDS A HERO」を聴く。ARCH ENEMYは新ヴォーカルにアンジェラとゆー金髪の美人さんを入れたようだが、これがスゴイ。ホントに女か?っていうシャウトはまさにDEATHって感じで、怖いぞ。全く女の声に聴こえない(笑) 「THE WORLD NEEDS A HERO」は速水厚志(注:「ガンパレード・マーチ」の主人公)のテーマソングかも・・・。
今日、本屋で気が付いたのですが「パプワくん」が「ガンガン」で連載再開してたのですね〜。うおー懐かしいなあ。柴田ギャグ健在で、単行本になったら絶対買うわ。(←気が早い。まだ3回目だ) 前作でシンタローと別れて第2のパプワ島に行って、くり子ちゃんと再会するシーンで終わりになってたのが、その間の話があるのですね。それやってます。コタローがいい感じのクソガキ・・・もとい、美少年に育ってます。「自由人ヒーロー」のサクラみたいな感じ。新キャラの毒キノコの小室くんが・・・おかしい(笑) アラシヤマは相変わらずだしな(笑) またアニメ化しないかなーと思ってみたり。
そう言えば前、「8ビートギャグ」か何かで柴田亜美がLUNA SEAマンガ描いてたな・・・。柴田さんの絵でJ×SUGI見たいなあ〜。なんとなく絵柄的に合うと思いません?



2002年05月26日(日) 「式神の城」PS2で6/27発売!

うおー雨が降る降る。雷も鳴る。なんだか夏っぽいですね。気温が高いのは非常に嬉しい。
アルファシステムのSTG「式神の城」がPS2で発売だそうで、それもまた嬉しい早瀬です。「次は第6世界で会いましょう」ってこのことだったのか・・・てっきりあたしは「NEW」のことかと・・・(独り言です) これ、シューティングゲームで、プレイヤーの選ぶ自キャラは皆式神使いでですね、首都東京に続発する連続猟奇殺人事件の謎を追いつつ迫り来る敵を撃墜するのです。敵味方ともに濃ゆい(笑)キャラが揃ってます。敵機で首のない人形がわらわら出てきたり(笑) まだアーケードにもあるかな? 
早瀬、STG下手なんですけどね、てか、ゲーム全般あんまり上手くないんですが(笑)マイペースでやるのが好きです。XBOXでしか出なかったら買わなかったんですけどねー。折角だから。

・・・聞いた話では、PCに電源伝いに落雷することがあり、PCが壊れるらしいので↑でちょっと中断しました。
さて、続きです。何でもあの名作「かまいたちの夜」の続編もPS2で出るらしい。でもシナリオは我孫子武丸じゃないようで・・・(泣) そーいや、今後発売予定のソフトのとこに「機動新撰組 萌えよ剣」てのがあった・・・すげー、「腐女子萌え」なタイトル(笑) RPGらしいが・・・キャラデ次第では買うかも(爆)



2002年05月24日(金) ちょっと嬉しいこと

長いこと(と言ってもここ1年くらい)憧れていた某掲示板に遂に書き込みをしてしまいました。どきどきしました(笑) あそこに書き込みができるようになるのがささやかな夢だったので。
何気に友人達にもその存在を教え、資料となるものも数人の手には渡ってる筈なんですが、ハマった人は誰もいなかったとゆー(笑) いいもん、1人で謎と戯れてるもん。暇人と呼ぶなら呼べ。忙しいことが美徳だなんて一体どこのマルクス主義者が言ったんだ!(←錯乱しないように)
あ、2ちゃんねるではありませんぜ。念の為(笑)
そーいえば近所のトイショップに聖闘士星矢(SD)のガシャポンが!! 丁度お金を持ち合わせてなくて悔しかったけど、彩色済みの旧聖衣バージョン青銅5人だったわ。うっとり。黄金聖闘士も出してくれー。



2002年05月22日(水) 無人島でキミは

Jさんの「uv」連載第1回を読んでしまいました。誰だ、この企画持ち込んだ奴は(笑) 構成をやっている某Jさん(ややこしい伏字)か? なんか、Jさんに人生相談しても答えは決まってると思うんですが・・・まあいいけど(笑)
さて、もし自分が無人島にいて向こうに島が見えたらどうするか?
・・・まず考えますね、早瀬は(笑) 
ここから島までどれくらい距離があるかざっと見て・・・困ったな、あたしは1キロ泳ぐのがせいぜいだわ、てか、それも体力全盛の高校の頃だし・・・何かビート板か浮輪代わりになるものがないとちょっとそれ以上は無理だな・・・まあ、ここで干乾びるのも私という人間の運命かもしれないわ、フッ思えば大したことない人生だったわ、蜃気楼のように儚いものね・・・ああ、もしかしたらあの島も蜃気楼かしら・・・ウフフ、この期に及んで妄想暴走・・・フフ、誰も笑わない洒落を言ってしまったわ・・・誰もいないから電波が受信しやすいのかしら・・・(以下略)
そうこうしてるうちに本当に泳ぐ体力がなくなっていくんだろうな(笑) ああ、だったら最初から飛び込んでも同じか。・・・待てよ、溺れ死ぬのと衰弱死するのとではどっちが苦しくないだろう?
↑とことん後ろ向き。我ながらダメダメですな。
まあ世の中こーゆー奴がちょっとくらいいてもいいでしょう。・・・世の中的にはいいんだけどね、自分的にはね・・・(溜め息)



2002年05月21日(火) 逃避モードでインターネットだ!

試験勉強からの逃避でネットに繋いでる時間が長い。オイオイダメだろ。新しい掲示板を探したり、ゲームとかアンケートとか付けてみようかなーなどと色々思いつきはするのだが、現サーバはCGI禁止なのだった。忘れていた。
J×SUGIの新しい話(1話完結。ちょっと少女漫画っぽいっす)に使う背景素材を探してネットをうろうろしていると、「オペラ座の怪人」の公式サイトを発見。オペラ座の怪人ファンは公式では「Phan」と呼ばれているようです。なるほど、「Phantom」の「Fan」だからな。
(以下に「オペラ座の怪人」ネタバレがあります。いないとは思いますが未見の方ご注意を)
初めてこの作品を観たのが、確か中学のとき。もう10年くらい経ちますが、今でも一番好きなミュージカルです。一時期なんか台詞全部一人で言えましたからね(笑) 歌も・・・さすがに「支配人のオフィス」は無理でしたが(笑) ファントムって、顔が骸骨そっくりであることを除いたら、男としてパーフェクトなんですよね。え?棺桶で寝てる時点でパーフェクトじゃない? 何言ってるんです。そんな細かいことを気にしていたら大人になれませんよ。ともかく、その一点だけが彼の人生を決めた訳で、逆に彼が美形だったらどこにでもいるどーってことのない二枚目キャラなんだよね。異形であればこその魅力。骸骨じゃないエリックなんてエリックじゃない! 一昨年ぐらいに、ダリオ・アルジェントが「オペラ座の怪人」を映画化するってんで期待したのに、映画誌の紹介見て「ダメだこりゃ」と思いましたもん。だってファントムが「金髪の美形」なんですぜ? しかもクリスティーヌとのベッドシーンがあるっていうんですぜ? これのどこが「オペラ座の怪人」なんじゃ! 舐めとんのかイタリア人!と腹を立てたものです。当然観てません。予想通りヒットしなかったようです。あははは。
今でも早瀬はスカルデザインを見ると「あ、これはハンサムだからエリック」「これ不細工だからエリックじゃない」とか思っちゃいます。有名な某シルバーアクセブランドのスカルは大抵、早瀬的には「不細工」な方に分類されます(笑) 端整でエレガントな骸骨というのは意外にないものです。あ、「ナイトメア〜」のジャックは合格(笑) 文句なしに合格(笑)
劇団四季のファントム、早く京都から帰ってきてくれー。



2002年05月20日(月) ライフ・オン・ザ・スクリーン

何だかんだとメディア規制法案には反対表明してますが、見聞する限り、新聞やTV業界の体質はあんまり好きじゃないです。つまんないことで騒ぎ立てて(まあ平和な証拠ですけど)、どうでもいいことを大事に仕立て上げて、結局何かが狂っていく。森博嗣氏なんか「新聞もテレビも嘘が多くて嫌いだ」ってはっきり言ってますしね。まあ、それを言っちゃあおしまいよ、と寅さんになってみるしかないんですけど(笑)
聞いた話ですが、ある人が某大手A新聞の記者と話をしたとき、「我がA新聞にも批判って来るんですよね〜」とその記者が不思議そうな顔で言ったとか。自分たちが「批判する者」として振舞う以上、批判されることだって前提の上でやってるんじゃないのか?
「国民の知る権利」を笠に着て何をやっても自分達が正しいと思うのならば、それはあなた達が糾弾する政治家と何ら変わりがない。

そういや、韓国でネットゲーム「リネージュ」が大ブレイクだとか。深夜の報道番組で見たんですが、実際に統率力のある人が城主になって1000人の戦士を束ねたり、金儲けの上手い奴が高価な武器ブローカーになったりって・・・そんなの現実世界と全く同じじゃないですか(笑) ゲームである意味がなくないか? ダメな奴は、やっぱりここでもダメだったかと思い知るだけでしょう。たぶんそれは自分ですが(笑) ゲームの楽しさはある程度「枠」があるところじゃないのかなあ。その「枠」をどう楽しめるようにするかがゲームクリエイターの腕な訳で。例えば「ガンパレ」は自由行動が可能なゲームだけど、そこにはやっぱり「枠」がある。二重三重に用意されているけども。もし「リネージュ」の日本版が出た場合・・・自分にとって「枠」が楽しいかどうか、ですねえ。
人は所詮自由ではない。
自分とは何より強固な檻の別名であるからだ。
しかし、もし人が自由で在れるとしたら、それは「枠」を見極め、「枠」を脱構築しようとする意志の働きによってのみである。
・・・ああ、電波なことを書いてしまった。いかんいかん。
それはそれとして。
アラニス・モリセットの来日公演に行こうかどうしようか迷っている早瀬でした。
ところでキムタクのハーロックと松本零士のトチロー(@スマスマ)は微妙におかしかった。逆の言い方をすると、「すごくおかしかった訳ではない」ですな。



2002年05月19日(日) KOKAMI@network「幽霊はここにいる」

安倍公房原作、鴻上尚史演出「幽霊はここにいる」を観てきました。
安倍公房の小説は早瀬も大学時代に結構好きだったので、何冊か持っています。
が。
鴻上氏の芝居としては、「まあまあ」という感じでした。池乃めだか師匠は上手いし、演出は相変わらずスタイリッシュで好みだし、気弱そうだけど曲者っぽさもちらつく深川啓介と、いい声の××さん(ネタバレなので伏せます)がいい感じではありましたが、台詞回しがいつもの鴻上芝居に比べてテンポが遅く、先が読めてしまうところと、オチが甘いところがネックです。今回早瀬が声を掛けて初めて鴻上氏の芝居を観た友人には、この場を借りて「ゴメン」と言いたいと思います(笑) ここ、読んでるらしいので(笑)
「鴻上氏の本領は、オリジナル作品で観て下さいね」と。
もっと全体にキレがいいんです、彼は。
「安倍公房より、あなたの方が面白い芝居書いてますよ」と鴻上さんに言ってあげようかな(笑)
いい作品は時代を超える。当たり前だけど、そのとおりだと思います。この作品が鴻上氏の演出で「新しさ」を持ってはいても、どこか「古い」感じがするのは、別に戦争の話が出てくるからではないと思います。(個人的には、「戦争にたとえられるハードな状況」が「今でも普通にある」とは思いません。それは何か、別のものです。)
言ってみれば、世界に対する認識の古さ。
「それは幻想だって? そんなこと知っているさ。だからどうだっていうんだ?」
もう誰も、幽霊ぐらいでは驚きはしない。
もっともっと大きな詐欺がこの世界には働いていて、それを覆すことはできない。
何故なら、もはやそれは事実だから。
誰もがそう知っている、そんな時代の向こう側へ行くには、どうしたらいいのでしょう。

・・・テキトーなこと言ってるな我ながら(笑)



2002年05月18日(土) たまには日記らしく

明け方(推定)に夢を見た。
どこぞのライブ会場(割ときれい)にて、自動販売機でジュースを買おうと並んでいたら、丁度買ってる最中の人に見覚えがある。
なんだかぱっとしない風貌だが、確かにどっかで・・・じーっと見つめているうちに、私の前に並んでいた高校生くらいの女の子と男の子が彼を指差し、「あ」と声を上げた。すると彼は振り返り、「『あ』じゃねえよ」と苦笑する。
そう、その冴えない男こそ、Jさんであった。
・・・どうしてもっとカッコイイ夢を見てやらないのだろう。不思議だ。
さて、朝7時半に起床。就職説明会へゆく。眠い。
家に帰る途中で北方謙三「草莽枯れゆく」(集英社文庫)を購入。早瀬は高校の頃から相楽総三が好きで、自分でもいつか小説にしようと思っていた。北方氏の相楽は私の考えてる彼とは少し違うかな、という感じだが、何しろ彼を小説にする人自体少ないからな・・・。
帰ってから日舞の稽古へゆく。眠い。

・・・なんか、のび太の日記並みですな。これが正しい日記というものなら、そんな面白くないものはやめてしまいましょう。そうしましょう。



2002年05月17日(金) 寒いっつーの!>自分も

冬物はしまえないし夏物は1回着ただけで吊るしてあるし、もう5月も半分過ぎたってのに何でこんな寒いのさ!!しまいにゃ怒るよ!
本日あった電話。
早瀬:「はいもしもし」
女性:「あの、わたくし××結婚情報センターの××と申します。お嬢様の××(早瀬の本名)さんは、ご結婚はお済みでしょうか」
早瀬:「いや、まだですけど」
女性:「お母様ですか?」
早瀬:「いえ、本人ですけど」
女性:「失礼致しました。わたくしども、結婚のお相手の情報を(以下宣伝)」
早瀬:「いえ、結構です」
女性:「もう決まったお相手がおありですか?」
早瀬:「いえ、結婚する気はありませんので」
女性:「(苦笑)あの、打ち込んでらっしゃることがおありですか?」
早瀬:「ええ、まあ」
女性:「いつ頃まで・・・?」
早瀬:「(苦笑)さあ・・・」
女性:「(苦笑)あのですね、もし良い方があれば結婚なさろうと思いますか?」
早瀬:「いえ」
(間が空く)
早瀬:「・・・あの、お手を煩わすことはないですから」
女性:「そうですか、失礼しました」

向こうも仕事でやってるんだからあんまり態度悪いのもどうかと思ったが、見込みのない客の相手はさっさと切り上げた方がいいよ、と思う早瀬なのだった。こっちも面倒だし。
でも切ってから気が付いた。
「ええ、結婚を約束した人がいます」って嘘でも言っときゃもっと早く切れたのに(笑)
「以前は皇帝の息子でしたが今は転生して無職の28歳の婚約者がいます」とか「長くて白くてくねくねしてますが、第6世界でアリアンと名乗って戦ってるジュッテームがいます」とか「天の朱雀で僧兵見習やってましたが、17歳なので3年後に結婚する約束です」とか言っとけばよかった。きっと速攻で話は終わったろう。怖いしなそんな客(笑)
おまけ。
15日の日記にも書いた森博嗣氏の「毎日は笑わない工学博士たち」に、こんな記述が。
「ヴァイオリンやフルートの音がほぼ正確なサインカーブだということをご存知でしょうか? 森はオシロスコープで確かめました。」
透明な音、洗練された音というのは、サインカーブに限りなく近いのだそうです。
SUGIちゃんのアコースティックアルバム買ってきて、ついでにオシロスコープも手に入れて確かめてみたい〜!と思う早瀬でした。



2002年05月16日(木) 毎日は笑ってられない偸食の民たち

就職試験用の勉強をせねばならないのですがどうにも退屈で嫌になり、図書館で借りてきた森博嗣氏のエッセイ「毎日は笑わない工学博士たち」(幻冬舎)を一気に読んでしまいました。そして夜更かししてます。
馬鹿です。尚隆に字を付けられても仕方ないくらい馬鹿です。(局地的表現)
森氏の文章を読むと、すっきりするんですよね。頭の中の余計なものが掃除される感じ。頭のストレス解消って感じです。だから、ちょっと頭にストレスが溜まって鈍ってるなーと思うときは、森氏の本を読みます。
もう一つの効果は、「安心」です。「ああ、こう感じてるのは私だけじゃないのか」「そういう風に捉えるのもアリなんだね」と。たぶん多少タイプが似ているんだと思いますが、早瀬はそれはそれはもう文系なので、理系と文系でタイプが全く違う、というのは誇張だろうと思います。擬似相関ですよきっと・・・。
ああ、新しい考えに出会えるのはいい本に当然の効果なので、特記はしませんですよ(笑)
早瀬は勉強が嫌いです。昔は好きでしたが、嫌いになりました。(昔は好きとか嫌いとかの判断自体がなかったのですが、今にして思えば好きだったんだろうなーと。)
だから書店で「大人のための勉強術」とかビジネス誌の「勉強特集」とか見ると、いやーな気持ちになります。これは早瀬の「勉強」の定義が「強制されるもの」だからですけど・・・。
いい大人が「勉強」なんて口にするのは恥ずかしいと思うんですよね。「そんなもんはガキのやることさ」くらいのことは言って欲しいものです。(誰だオマエは) 「勉強」というマゾヒスティックな言葉を大人に対して、(雑誌で特集する程度に)明るく前向きなカンジに使われるとどうも違和感があります。勿論早瀬が、なので、別の言葉で言えば「全くどうでもいいこと」です(笑)
就職試験の対策は間違いなく「勉強」です。だから嫌いなのです(笑) 労働意欲低いよアンタ・・・。ああ・・・小説書きたいなあ・・・。
という訳でこれから寝ます(爆) 起きたら真面目に勉強しようっと。(できるのか?)

・・・はい、起きてから書いてます。夜中から明け方に書いたせいかかなり駄々こねてますね。いけませんね、こういう大人げないことをしては。



2002年05月15日(水) 有事法制

街を歩いていたら号外の「〇旗」を貰いました。うちの地区は自民党層と共産党層に別れていて、まあ自民党のがどうしても強いんですけども、共産党の演説カーをちらほら見かけます。それで4月16日に閣議決定された有事法制の内容を読んだ訳ですが、まあ書き方に偏りがあるのを差っ引いても、「これで君らは一体何を守るつもりなのかね?」と訊きたくなるような条文が眼につきます。
国民の自由と権利に「制限が加えられる場合は、(中略)必要最小限のものであり、公正かつ適正な手続きの下に行なわれなければならない。」(武力攻撃事態法案第3条第4項)
あのう・・・必要か不必要か誰が決めるんですか? 公正で適正な手続きって、どこが判断するんですか? 
それに「(武力攻撃が発生した場合)武力の行使は、事態に応じ合理的に必要と判断される限度においてなされなければならない。」(同第3項)って、憲法9条の文章と矛盾するのでは?
「(中略)武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
この際改憲がどうとかいう問題ではなくて、憲法と明らかに(「武力の行使」という単語)矛盾する法案出していいんですか?
物資保管命令に違反すると「6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」って、え?そんな長期戦する気なんですか?有事解除されても有効なんですか?その罰則。

・・・要するに、何をしたいんですかアナタ方?
国民の安全と自由、権利を守るために、有事に備えるのでは、ないのですか?

私は戦略論にはあんまり詳しくないですが、民間人が物資を隠匿したぐらいで負けるような戦争なら、しない方がマシなんじゃないですか。



2002年05月12日(日) SICK OF IT ALL「BUILT TO LAST」

こんなCDがちゃっかり入っている地元の図書館の司書にはJスレがいるんじゃないだろうかと思う(笑) だって「WAKE UP!MOTHERFUCKER」と出会ったのもこの図書館だし。(後で自分でも買ったけど) 確かJがお勧めCDとしてGIGSかなんかで紹介してた気がしますが、CD屋に行っても見かけなかった記憶があります。ANTHRAXとかMOTOR HEADも殆どなくて、ああ時代はHR/HM(SICK OF IT ALLは「ハードコア」って書いてあったが)を遠く離れたのかーと思いましたけど。
それはともかく、このCD入れた人は「WAKE UP!MOTHERFUCKER」入れた人と同じなのか気になる(笑)

ところで。
LUNA SEA同人サイトの割に、日記で彼らに言及することがやけに少ないなあと我ながら思う(汗)。
人はLUNA SEAのみにて生くるにあらず、とゆー格言がある訳では全然ないのだが、LUNA SEAに関することは殆どネタにしてしまう(実際にそれで話を書くかどうかは別としても)ので、日常の中で喋ることは特にない。むしろ同人創作欲をあまり感じないジャンルの方が、ここでだらだら喋ってる気がする。ガンパレとか「遙か」とかアンジェとか。
まあ元々節操なく(笑)ハマる(しかもハマり方にインターバルがある)タイプなので、その時々で身近にその話題に関する話し相手がいないときには、ついついここで饒舌になる。誰か同好の士がいるといいなあ、と漠然と思いつつ。
ちなみに早瀬は結構他のサイトさんの日記を読むのが好きです。



2002年05月11日(土) 就職説明会

とやらに行ってきました。早く起きなきゃと目覚ましに「go crazy」をセットしたものの、洗面所をじい様が占拠している気配に「もうちょっと寝ててもいいや」と布団を被り直したのが悪かった。
気が付けば9時。ノオォォォ!
大急ぎでチャリを走らせ電車に乗ったが、頭に入っている地図と自信を持って逆方向に歩いてしまい、がっちり迷う。しょうがないので交番に入り「あの〜××ってどこでしょうか」と訊ねれば「ここから1キロくらい歩いて・・・」とのお答え。1キロかよ!(三村風に)
この時点で遅刻は確定。早瀬、既に社会人失格確定である。
どうにか説明の概要は得られたが、フッ笑止な・・・と車田正美風に自嘲しながら喫煙所で吸う煙草が苦いのだった。

Q→さて問題です。遅刻の原因として適当なものを選びなさい。
1:目覚ましが「go crazy」だったこと
2:洗面所をじい様が占拠していたこと
3:二度寝したこと
4:方向音痴なこと
5:前の晩さっさと寝ればいいものを「東の海神 西の滄海」のCDドラマを聴いていたこと

A→とにかく全体にやる気なさげなオマエが悪いっつの。

んーカウンターも変更したいし改装もしたいし・・・でも書かないといかん話も幾つかあるし・・・はあ。



2002年05月10日(金) 愚痴っぽくて申し訳ない

LUNA SEAのオフィシャルBBSやR&RのRYUのインタビューで気になった言葉があります。
「裏切られた」あるいは「裏切りだ」。
ファンがメンバーの誰かに対して感じ、書き込みとかして投げかけた言葉な訳ですが。
「裏切られる」って、どういうことでしょう。
私は、その人がその人なりの行動指針に基づいて行動していれば「裏切り」とは言わないんじゃないかと思うのです。例えばアリオスさん(28歳)(笑)が天レクやトロワで「俺はお前を裏切った男だ」とか言いましたが、この使い方は間違っていると早瀬は思いました。だって、彼は端から「騙す」つもりだったからです。身分を偽り、名を偽り、ある目的のために近づいた。それが露見したからって「裏切り」ではありません。こっちが騙されてただけです。
相手のことを知ろうともせずに自分にとって都合のいい期待しかしないことを、「信じる」とは言わないと、私は考えています。ま、「アナタ、人を信じてる?」と10年来の友人に真顔で問われた私が言っても説得力ないんですが(笑) メディアを介してしか彼らを知ることができない立場なら尚更、そのあたりには慎重であった方がいいと思うのです。
1人の人間が持つ情報量は膨大なもので、到底1つの式で解けるようなものではないのですから。

・・・とゆーよーなことはオフィシャルBBSに書いた方がいいのかなーとも思いましたが、話を蒸し返すみたいでアレだし、また「暗い雰囲気」にしたと嫌がられそうなので(笑)ここに。



2002年05月09日(木) 蓬莱で会いましょう(爆)

十二国記のファンサイトをつらつら回ってアニメの評判を見ていると、結構内容を忘れていることに気付きました。塙王&塙麟が「月の影〜」に出てたことさえ忘れていた(笑) そりゃそうだ、何年も前に1回読んだだけだもんなあ。という訳で、本屋にGO!(またか)
金もないくせにこういうとこが衝動的です。やはりオタクです。
ああ〜やっぱり尚隆かっこいいわあ(はあと)
大雑把でいい加減でおおらかに見えて実はねちこく(笑)危険な男なのがステキ。やはり男には翳がなくては!
彼が雁を滅ぼす日が恐ろしくもあり、見てみたくもあり・・・。複雑です。
しかしさすがに500年も生きると、外伝の頃とは多少印象が違いますなあ。やっぱりあの頃は「若かったわね」って感じで。尚隆×六太は背中合わせで手を繋いでるような感じが好きです。「らぶらぶそうに見えて実はそうでもない」と評されることが多いカップリングですが(笑) 確かに500年連れ添ってて(ちょっと違う)「そんなものかな・・・」(「黄昏の岸〜」の廉麟との会話)はないだろう尚隆よ。それともアレか?照れてんのか? 個人的には氾王×延王リバもいいかなーなんて。(延×氾だとJ×SUGIなテイストが/笑) 



2002年05月08日(水) 「モーツァルト!」

というミュージカルの東京公演が10月にあります。愛しの山口祐一郎氏とイッチーこと市村正親さんが出演されるので、しかも脚本と作曲が「エリザベート」の人達なので、今から楽しみにしてます。主人公モーツァルト役は井上芳雄(「エリザベート」ルドルフ役)と中川晃教のダブルキャスト。
なのですが。
個人的にはねーとっても西川君にやってもらいたいのですよね(笑)
天真爛漫な作曲家。で、キーが高くて複雑な歌も歌える。
・・・すっごい、西川君向きだと思うんですけど。
ひらひらした貴族の衣装なんかも着ちゃってさー。いいと思うんだよねー。
てか、観たい!! 
ただ問題は妻役が松たか子なので・・・背、背が・・・(泣)
東宝さん、再演時はゼヒ西川君にモーツァルトを!そして相手役には彼より小さい女性を!(結構本気)



2002年05月06日(月) 犬山ワン丸君

本日は犬山城&有楽苑見学でのんびりする。有楽苑は織田信長の弟織田有楽斎(有楽町の地名は彼が住んでいたからだそうです)の茶室「如庵」(国宝)とか日本庭園のある落ち着いた場所。お抹茶とお菓子を頂きながら書院造りの縁側に腰掛けていると、「ああここで隠居してえなあ」というキモチになること請け合い。
「陽だまりに 水も微睡む 如庵かな」
俄か俳人になってしまうほど風情があるのでございます。
で、犬山城(これも国宝)。大きくはないですが古い城の風格があっていい感じ。展望台は木曽川を挟んで美濃の国が見え、気分は城主。
「見えるか佐助(誰)。これが我が領地、我ら死守すべき土地だ」
うーん、城に住んでみたいぞ。城持ってる旦那募集しちゃおうかな(笑)
さてさて、そんな犬山市のキャラクターというのが「犬山ワン丸くん」。これが可愛い! どことなく「にゃんまげ」のパクリのよーな気もするが(笑)あれより全然可愛い。
という訳で弟への土産にワン丸くんTシャツと缶バッヂを購入。
犬山市の偉い人!どーかワン丸くんぬいぐるみも作って下さい! 可愛いようー。
しかし、ホテルのラウンジで注文したスパゲティの麺が「きしめん」だったのはちょっとどうだろう(笑)
時間があったら名古屋大に行って工学部を見たいわ、などと思っていたけれど、無理でした・・・。
そして帰りの新幹線もやっぱり寝倒す早瀬だった。 



2002年05月05日(日) 明治村日記

東京駅から新幹線で名古屋へ。朝早くの電車だったため、名古屋までの2時間寝倒す早瀬。お陰で東京駅と名古屋駅付近しか見てないので、あんまり変わり映えしない風景しか見なかった(笑)
さて、名古屋から名鉄線で犬山へ。犬山からバスで明治村へ向かう。早瀬は明治期の近代建築が大好きなので、ゼヒ行きたかったのである。基本的にヨーロッパ建築は好き。石が好きなのだ。
GWで道が混み、バスの運転手さんに「ここからでしたら歩いた方が早いです」と言われ、乗客達はぞろぞろとバスを降りて歩く羽目に。そりゃ早かったけどさ、暑いんだよ!
ちょっと胃の調子を悪くしている早瀬はろくに食事をとっていないので、スタミナ切れが早い。でも煩悩は体力を凌駕する。レトロな病院の診察室に座ったり、森鴎外(の等身大パネル)と一緒に写真を撮ったり、SLに乗ったり、土産物も買ったり、びらびらの貴婦人ドレスで写真を撮ったり(笑)明治を満喫したのでした。思ってたより広くて、全部は回れなかったのが残念。また行ってもいいな〜などと思いました。ビバ明治。
ホテルの食事は美味しかったけど、疲れた・・・。



2002年05月04日(土) 夢のお告げで十二国記

さて旅館での1泊。温泉入って暑い上に、枕が寝づらくてうとうとしていた早瀬に天啓が下りてきた。
・・・イヤ単に夢を見ただけだけなんだけど(笑) その内容は今(5/6)となっては思い出せないが、とにかく早瀬は十二国記シリーズを買わねばならなくなった。それが天意だ!
東京へ帰ってきて、荷物を解くとすぐに本屋へGO。まだ読んでいなかった「図南の翼」と「泰王&泰麒行方不明の巻十二国編」(タイトル覚えてないのです。すいません。)を買う。「華胥の幽夢」は1冊しかなくて、しかも立ち読みされたせいでちょっと紙が折れてたので次回送りに。勿論ホワイトハート版だ。山田章博氏のイラストなくして何の十二国記か!(←言い過ぎ)
実はその前までは人に借りて読んでて、続刊を自分で買うほどではなかったのだけど(しかも自分で唯一持ってるのは雁コンビの番外編だけという・・・愛の偏り具合がよくわかるなあ/笑)、天啓のお陰で俄かに十二国づき、一気に3冊を読んでしまいましたとさ。でもBS入らないのよねウチ・・・(泣)



2002年05月03日(金) 箱根でのんびり

GW恒例の家族旅行で箱根へ行きました。
もう20年近く行ってる旅館なので、くつろぎ旅行って感じです。打ちっ放しのゴルフやったり、買い物したりのまったり1泊2日。夜は宴会場でカラオケの機械が使えたのですが、これがレーザーディスクで微妙に古い(笑) 新譜のとこにRYUの「Love is・・・」だしレボレボのは「HIGH PRESSURE」と「WHITE BREATH」しかないし(笑) しかも今回弟来てないしってんで、しょーがないから美空ひばりとかスピッツとか、サービス曲(皆の知ってる歌。自分の好きな歌とは限らない)中心で。んでもB'zの「もう一度キスしたかった」は評判よかった。よかったね稲葉さん!(←関係ない)
そんな感じでした。



2002年05月02日(木) ガンパレCDとパラレルのこと

臨時収入が入ったのでガンパレドラマCD「少女幻想」と「英雄幻想1」を購入。こうしてオタク貧乏になってゆくのだな・・・フッ。矢上さんに緑川光というぶっ飛びキャスティングに衝撃を受け、瀬戸口と壬生屋の恋(?)に涙し、青の厚志とA(CV:立木冬彦。やはり第2世界の魔術師は歌が上手くないといかんのだな))の怖さにびびり、相変わらず芝村のいいように踊らされている(笑) いーんじゃいーんじゃ。
せとぐちー、壬生屋を泣かすなよお〜(泣) 未央ちゃんはなー未央ちゃんはなー・・・ぐすぐす。←お前が泣いても・・・。ついでに舞を抱き締める来須にも泣いた・・・。

さて。
同人誌には「パラレル」という方法があります。早瀬にとって、かつてパラレルは「禁じ手」でした。理由は色々ありますが、まず第一に「よくあるネタ」になりがちだということ。天使、悪魔、吸血鬼。そういった「アイテム」は殆どすべてのジャンルに共通して見られます。そうした「どっかで見たネタ」を使うのはよろしくないと。まあ自分的にそう戒めていた訳です。
次に、パラレルにすることによってそのキャラを使う必然性がなくなってしまうという危険。
例えば、現代の高校生でちょっと不良っぽくてバスケをしている(汗)キャラが2人いたとしますね。彼らが、江戸時代の浮世絵師になって互いにらぶらぶであるという話があったとします。
・・・早瀬はここで首を捻るのです。
それって、既に違うキャラになってるんじゃないの?と。
「よくあるネタ」じゃない独創的な設定を作れたとして、さてそこにそのキャラを当てはめて、それってホントに××くんなの?オリキャラじゃないの?という感じです。
仲間内でもこれについてちょっと意見を聞いて、わかったのは、「キャラに対する愛情度の高さによる」ということでした。つまり、そのキャラに思い入れが深いと、割と無茶な設定を持ってきても違和感がなく、逆にそう好きでもない場合は違和感を抱きやすい、と。
早瀬はそれまで、そのカップリングにおいて「書きたいこと」というのが大体決まっていて、それが終わったら後はもう下手にいじりたくない、という気持ちが強かったのです。だから1ジャンルで長く活動はできなかった。従って、パラレルを使う必要に迫られなかったし、もしそこまで行ったならそれは、「そのジャンルで活動することの終わり」を意味すると考えていました。
しかし。
最近、結構長く続けているジャンルがございます(笑)
しかも各キャラへの思い入れもそれなりに深くなりつつあるようです(笑) これは、割と一面的な解釈で済ませられる「2次元キャラ」と違い、3次元の人間は非常に複雑な面を持っているという「情報量の多さ」のためでもあります。
徐々に、自分の中でパラレルが「禁じ手」でなくなりつつあるのを感じます。「サナティック〜」シリーズ(中断しててすみません/汗)ではまだ、「最低限、現代のミュージシャンであるという点だけは確保しよう!」と思っていたのが、「夏の屋」では杉原氏はまだしも、小野瀬氏がなんと(左遷されてはいますが)軍医になっております(笑) ここには「最低限、小野瀬氏の反骨精神を活かす境遇にしよう!」に譲歩した跡が見られます。そして今や、「横溝正史なJ×SUGIがやりたい!」などとまで考えている始末です。
あの頑なだった早瀬はどこへ行ってしまったのでしょう(笑)
最近考えたのは、3次元の人間の場合「演じている」と考えればそれほど不自然でもないのではないか、ということで、真ちゃんがヤの付く職業(やおい作家ではない)を演じたり、RYUが駄目人間な小説家を演じるのと同じ様に、Jさんが何かの「役」やってもいいんじゃないか?と。よっぽどイメージと会わない「役」を振り当てさえしなければ。
そんな訳で今は、「ありきたりでないネタ」と「自分にとってのJ×SUGIらしさ」とのバランスを考えながら、面白い話が書けたらいいなと思っているのです。
これは成長なのかな、堕落なのかな(笑)


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琳 [MAIL]