2002年06月29日(土) |
作家が作る国語教科書? |
「式神」のやりすぎで眼を瞑ると敵弾が浮かぶ早瀬です(笑) 避けろ避けろお!>自分 今年度の国語教科書から鴎外と漱石がいなくなって中島みゆきとか松任谷由美が入ってて嘆かわしいとか、車谷長吉は載っててどうとか、最近新聞で国語教科書の内容に関連したコラムが多いようです。 そんで、「作家が作る国語教科書」ってのを島田雅彦氏とか奥泉光氏が対談で提案したとか。 まあ作るのは面白いから別にいいと思いますが(ちょっと見てみたい気もするし)、ぶっちゃけ、国語の教科書に小説はいらないと早瀬は考えます。 何故か。国語教育の目的から考えても、また大学受験及び就職試験の国語テクニックからしても、説明文・論説文が最も適当で公正だと思われるからです。国語教育は「美しい日本語」を身に着けるためのものではなく、「自国語を通して語学的理解力をつける」ことだと考えます。従って、別に「舞姫」を知らなくても問題はありません。それが問題になるとすれば、一般教養の次元ででしょう。鴎外を知らないことが、社会的にどれくらいのマイナスになるか、という問題。 そして小説の場合「ここで作者は何を言いたいのか」という問題は「採点者は何を模範解答にしているのか」という意味であり、答えが文中に示されている論説文に比べてフェアではありません。 だから、鴎外や漱石が消えたから駄目だというものではないし、中島みゆきだから駄目ってこともない。辻褄が合ってない、文章の流れが悪い文章が最悪だということです。 この文章のようにですね(笑)
昨日GETしたアルファシステムのシューティングゲーム「式神の城」にハマりまくってます。初回特典の小夜ちゃんフィギュアは要らないんすけどね・・・(笑) ヤフオクに出そうかな・・・。 動体視力や反射神経といったおよそSTGに必要な素質の全てを欠いている早瀬ではありますが、実は結構好きなんです。彩京の「戦国エース」とか「ガンバード」とか、自機が飛行機じゃなくキャラクタのSTGはアーケードでもやってます。最近では、タイトル忘れたけどエライ美形の真田幸村が出てくる奴も割と面白かったかな。 「式神の城」は、今まで散々書いてきた(笑)「ガンパレード・マーチ」と世界観を共有していて、早瀬のような「解けないけど世界の謎が大好きだぞー」というヘボゲーマーにはとっても楽しいです。何しろガンパレ最大の謎キャラAことユーリ・アルトバランス・田神の奥さんが自機として使えたりするし!(これはマジびっくり) いやあ、美人だなあ田神さん。Aが恐妻家なのも納得。その上オマケのサイドストーリー見ると色々衝撃が(笑) 謎はますます深まってゆく・・・。ステキだぜ芝村様! まあウチの弟のように「え?これストーリーあんの?」とゆー感じでプレイする人もいるし(笑)システム自体面白いんでそれでも全然OKだと思います。簡単に言えば「とにかくスコアを稼げ!敵弾を怖れず突っ込め!」というゲームです。ボムもライフもスコアによってしか増えない上、ライフに至っては1億5千万点というくらくらするような数値を出さないと回復しない。作った人が攻撃的なのがよくわかるゲームです(笑) 早瀬でも彩京系だとノーコンティニューでステージ3くらいまでは行くこともあるんですが、「式神」は1面と2面の難易度がかなり違ってて、「無理だこんなん!」と泣きそうになる敵弾の雨アラレ。肩凝りバリバリ、ドライアイバリバリになるまでプレイしてやっと、2面の中ボスまでノーコンティニューで行けるようになりました。しかしノーコンティニューでオールクリアは夢のまた夢・・・(泣) 自機がどれも非常に個性的で、これ使えば楽勝ってことはないような気がします。某多人数格闘ゲームなんかバランス完全に無視してましたからね(笑) まあヘボでも稼ぎやすいのは光太郎かな。個人的にはふみこを使いたいのですが(ダメージ受けた時の台詞が「よくも!」「化け物ごときが!」でボムが「殺されなさい!」「エロガキどもが!」・・・ステキ/笑)式神攻撃が照準合わせるレーザータイプなので(万能執事のミュンヒハウゼン氏が画面の端にちゃっかり出てくる辺りもイイ。スゴクイイ)使いにくく稼ぎにくいのですなあ。光太郎君はいい子だし元々バカ(笑)は好きなんですけど、あんまり「昭和生まれが!」とか「昭和生まれごときに!」とか連呼されると・・・おねいさん、怒りますよ(笑) (単に早瀬の光太郎が死にすぎって噂も) 若者が明日に生きることができるのは未来しか持っていないから。思い出というものを持たないからであって、大人になると過去を、「今まで何をしてきたか」を問われるようになる。大人は、未来だけには生きられない。・・・まあ、青にして群青だしなアイツは(笑) 決戦存在に説教しても仕方ない。 余談。スタッフロールの「式神イワッチ」に思わず笑ってしまった(笑)
2002年06月26日(水) |
ガンパレドラマCDコンプ! |
弟の誕生日プレゼント(フットサルシューズ。気前いいねお姉ちゃん!←自分で言う。)を買いに行ったついでにガンパレドラマCD「英雄幻想」2巻と3巻を買いました。うあああー未央ちゃーん未央ちゃーん(泣) 瀬戸口ー幸せにしてやれよおお(号泣)・・・失礼。取り乱しました。 最初はそんなに壬生屋好きという訳ではなかったんですが、成り行きで彼女にしてついウッカリ(というかほっといたというか)戦死させてしまって、死に際の台詞を聞いたら好きになりました(笑) すんごい、死なせたの後悔しましたよ。あーもっと大事にしてやりゃよかったなーって。ついでに来須が(来須プレイ時)「俺もすぐに行く」とか言ってるのもショックでしたけど(笑) そんなに諦めの早い男だとは思ってなかったんで。壬生屋に袖の綻びを繕ってもらったのもどきっとしたなあ・・・古い男でスイマセン(笑) 声、綺麗ですよね彼女。瀬戸口も美声なので、美声カップルでいい感じです。「夢散幻想」から一連のドラマCDでははっきり言って来須、かっこよくなかったんで(笑)不肖早瀬、ただただ壬生屋と瀬戸口のハッピーエンドを祈っておりました。いや、世界の謎も気にしてましたけど、公式設定とは違ってるし、やっぱりわかったようなわからんようなで・・・。何しろ好きなキャラが悉くA絡みなので、後を追うのが大変です。月刊ガンパレ第15号でインタビューに答えていた芝村裕吏氏は一体誰なんだああ(絶叫) 結局ゲーマーはゲーマーしか相手にしないんだわね・・・ふう・・・いや、ええんじゃええんじゃ、私は好きな人を好きでいたいだけだからな・・・あはは・・・第6世界で会いましょうね・・・(泣) 電波な独り言ですみません。意味不明だぞおーという方はPSソフト「ガンパレード・マーチ」を買って下さい。そしてハマって下さい(笑)
ちなみに美容院に行った弟はエセ稲葉(B'z)になって帰ってきましたとさ。
2002年06月25日(火) |
「アイ・アム・サム」とJさんDVD |
観てきましたー。いやあ、泣きました。いい映画でした! 知的障害があって7歳児並みの知能しかないサムに、娘ルーシーが生まれる。同じ様に障害を持った仲間の協力を得てルーシーを育てるサムだが、彼女が7歳になると父の知能を追い越すことを怖れ勉強をしなくなる。それをきっかけにサムの育児能力が問題となり、親権を争ってサムは弁護士を頼もうとする。 ・・・というようなストーリーですが、もう、だらだら泣きました(笑) サム役のショーン・ペンはダスティン・ホフマンばりの名演技だし、娘ルーシー役のダコタ・ファニングは聡明な眼をして実にキュートで、父親を大好きなのがすっごい伝わってくるし、辣腕弁護士だけどいきなりキレる(笑)リタもいいキャラだし、サムの愉快な仲間達がこれまたいい味出してて(笑) いやあよかったよかった。 音楽もビートルズのカヴァー曲が全編に使われていて、美しかったです。何しろルーシーの名前も「Lucy In The Sky With Diamonds」から取ったという(笑) サムがビートルズファンなのですね。 アメリカが特にそうなのかもしれませんが、「子供にとって何が必要か」を大人が考えるとき(要するに保護主義って奴ですな)まず、「子どもというもの」を一般化・抽象化して考えるのですね。その子供当人にとってどうか、ということを「子供というものはこれこれこういうものだから」で考える。特に法の世界は「子供には判断力がない」ことを前提にしてますからね。本作のターナー検事も別に悪気があってのことではないのだけれど、「性教育はどうするのか」とかそんなもん今心配しなくたっていいだろうよ、ってなことを挙げてサムの親権を否定する。早瀬は父親に性教育なんかされた覚えはないがな(笑) もしこの先、成長したルーシーがサムを疎んじるようになるとしても、それはあくまで先の話で、今彼女にはサムが一番大事な訳で、それは実の父親だからとか養父だとどうだとかいうことではなく、子供には「両想い」の存在が必要だっていうことなんだろうなと思いました。 どうでもいいけど日本のスタバではサムは雇われないだろうな・・・。 家に帰って弟に「もう泣けちゃったよー」という話をしたら、「お前泣くことあんの? 感情あったんだなあ」と言われました・・・。人間って・・・色んな見方がありますね(泣) そうそう、映画の帰りにマリアージュフレールでお茶を飲んだんですが、選んだアッサム系のが売り切れだったのでネーミングで決めた「ZODIAC」を注文してみたところ・・・後味がかつおぶしな紅茶でした(泣) インド茶と中国の燻製茶をブレンドしたものなので、燻したウッドチップの匂いがするダージリンて感じ・・・ああ、騙された・・・てか種類多すぎんだよ・・・。マリアージュフレールで美味しい紅茶を知ってる方、教えて下さい(泣) トワイニングではプリンスオブウェールズ、それ以外では大体セイロン・アッサム系のあっさりしたのが好きですね。
ほいでJさんのDVDもGETしました。こんなに詰まってたのかBLITZ・・・。Jさんが前に出て客に触られまくってるその後ろで、彼のベルトを必死で(それこそパンツ引き摺り下ろしそうな勢いで)掴んでるスタッフさんが気の毒でした(笑) Jさんは「俺が全部受け止めてやる!」と息巻いていたが、よく考えたら受け止めているのはスタッフの皆様だよな(笑) お疲れ様です。
2002年06月23日(日) |
エキストラと本日のJ×SUGI夢 |
弟がドラマのエキストラとしてロケに行ってきました。坂口憲二を生で見れたとは羨ましい・・・くっ。「テレビで見るまんまだった」とのこと。いいないいな。私も見たかったよう。坂口憲二好きなんです。あんまりぱっと見で好きになることがない方なんですが、河合我聞と坂口憲二はもう、ぱっと見。理屈抜き(笑) 7月からの新ドラマ「天体観測」だそうですが、どれだかわかればいい方だよなエキストラだし(笑)うちは母も若い頃劇団にいてエキストラやったことありまして、なんというか、そこそこに目立ちたがりの親子だわなあ、という感じ。 え?早瀬ですか?・・・・・・人に見られるの、嫌いなんです(笑) さて、本日も腐女子モード快調につきJ×SUGIな夢を見ました。何でこーゆーときに限って早起きせなならんのじゃああ!と悔しがる早瀬。続きが見たかったのに・・・くっ。 それはともかく、JさんとSUGIちゃんは同棲しておりました。それも「神田川」ちっくな安アパートにです。卓袱台に電球の灯りです。いやはや。早瀬はそこに遊びに行かせてもらうのですが、ご馳走になった夕飯が特大カップラーメン(笑) しかもJさんと半分こです。当たり前ですがJさんは「足りねえよ」とか言っておりました。それでも2人は幸せそうで、夜になってSUGIちゃんがどっかへ出掛けてゆきましたのでJさんに行き先を訊くと「医療事務のバイト」。い、医療事務・・・SUGIちゃんらしくない気もするが、なんか生々しい職種だ・・・。SUGIちゃんに働かせて一方Jさんはと言うと、後輩のバンドが好調で嬉しいぜみたいなことをうれしそーに喋っていて、卓袱台を囲みつつ早瀬はアンタそんなことより自分の音楽活動はどうなのよ、とか思っていたとゆー(笑) なかなか芽の出ないミュージシャン志望の年下男に健気に尽くすSUGIちゃん、という物語でございました。どうしよう、ホントは医療事務じゃなくて水商売なのかも・・・そんでもってJさんと修羅場が・・・あわわ、60年代のドラマみたいだ(笑)
2002年06月22日(土) |
「おにいさまへ・・・」2巻(ネタバレあり) |
出ました出ました。禁断の女子校愛憎劇(違)完結編です。サン・ジュスト様と宮さまのSM関係はどうなるのか?奈々子ちゃんがソロリティに入った真相は?薫の君の病気とは? 色んな謎が明かされたり新たな関係が判明したりして、やっぱり濃ゆいです(笑) 宮さま怖いよー怖いよー(泣) あんな妹2人をどうにかしようと思わなかったんでしょうか、あの兄さんは(笑) 高校生にして「ほほ・・・」とか笑う妹ってどうよ?(笑) カントとか読んでる暇あったら、あの2人の関係をもうちょい気に懸けろよと思う。そんな男にマリ子ちゃんはやれんな。私なら(コラ)。 薫の君もまたある意味高校生離れしてます。どーですかこの「清冽な生き様」(おにいさま談)。17歳ですよ17歳! 「てゆーかあ」とか絶対口にしないんですよ!(笑) 個人的に気になるのは、宮さまは本当に辺見武彦を好きだったんだろうかとゆーことで、もしそうだとするとこの人はプライドが高いあまりに好きな人を2人とも失っている訳で、実は気の毒な人なのかもしれんなあ、とも思ったり。薫の君と辺見武彦が付き合ってたことは知ってたんだろうか? でも知ってたら薫の君にもっとモーション掛けたろうしな(笑) 彼女のためには出生の真実を言った方がよかったんじゃないかなあ、と思いましたけど。そしたらサン・ジュスト様死ななくて済んだかもしんないし。 サン・ジュスト様の死はアニメだと確か自殺ではなく、奈々子との待ち合わせ(デートと言っていいかも)のとき花束が風に飛ばされそうになったのを取ろうとして線路に落ちたのだったと思います。(雑誌かフィルムコミックスかで見た記憶がある。)こっちの方が奈々子ちゃん的には救われるよなあ。奈々子ちゃんが本当に気の毒になる2巻でした。あ、でもサン・ジュスト様とキスできたよね! よかったね!(笑) 初恋の人が実の姉に恋する同性でしかも自殺しちゃったって、結構スゴイ経験だけどな(笑) この後奈々子ちゃんはまともな恋愛できるんだろうか・・・まあいいけど。 非常に濃ゆい内容なのでちょっと説明しきれてない感じもありますが、それでもこの作品のテンションとか雰囲気とかが好きです。ああーアニメ見たいよお・・・。 気が付いたんですが、この作品の中で奈々子ちゃんや薫の君が着てる服が、最近のファッション誌で見る服に近いものが時々あって、やっぱり流行は繰り返すんだなーと思います。30年サイクルって感じですね。マリ子ちゃんの服装は今で言うなら「ゴスロリ」系でしょう。1巻で着てた黒のワンピースなんて、某Mana様のお店で売ってそうです(笑)
東京では久し振りのT.M.Revolutionライブです! 残念ながら今回は2階席だったんですが、センターだったし思ったほど遠くなかったのでOKOK。東京国際フォーラムは音がいいなあ〜などと思っていたのですが、連れ曰く「でも音割れてるよ」・・・・・・そうか、いかに赤坂BLITZが「聴く」ことに向いてないハコかよくわかったよ・・・(笑) さて、西川君は真っ白な衣装で登場。「独裁」から始まり「蒼い霹靂」「魔弾」「WHITE BREATH」と飛ばします。風邪気味から復活したての早瀬はつらい!(笑) でも歌っちゃうんだなあ。動いちゃうんだなあ。曲順はいつにもまして覚えていません(汗)申し訳ない。途中何曲かタイトル忘れてるのあったし(汗) 夏物曲は全部やりましたね。「臍淑女」「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「HEAT CAPACITY」かな? 本人も久し振りの東京だってことで、煽る煽る。「行けるかー!」は当然として、「もう俺だけだって言っちゃえ!」だの「俺を食い尽くせ!」だの「お前ら墓場まで連れてくぞ!」(これは言った後で「かっこいいー!名台詞!」と自画自賛していた/笑)だの、あとちょっとここでは書けないような(笑)台詞も飛び出す飛び出す。いつもながら、小悪魔か猫のように歓声のボルテージが上がるのを待っていたりで連れの1人と「可愛いよねえ」「あんな猫1匹欲しいよね」「いたらこっちが食われそうだけどね(笑)」「食われてもいいよねえ(笑)」などとかなりダマされてます(笑) でもいいのです(きっぱり)。 アレンジされてて歌い初めまで何だったか思い出せない曲もありましたが、「BOARDING」とか「THUNDER BIRD」とかのバラードでは、ああやっぱり私この人の歌が好きなんだなあ〜声が聴きたかったんだな〜と実感。(実は本来好きなタイプの声ではないのです。)このとき自分でもギター弾いてたんですが、椅子に座ってるのかな、と思ってよく見たら・・・立ってた(笑) ゴメン、西川。だって小ちゃいんだもん(笑) 後半は衣装が真っ黒の羽付きに衣替え。天使と悪魔って感じかな。早瀬が一番燃えたのはやはり「LEVEL4」です(笑) この曲ではもう、ギターのSUNAOちゃんと絡む絡む・・・ああっそんなことまでして!ってくらいイロイロやっておりました。客席も悲鳴のよーな喜んでるよーな盛り上がり。Jさんに言いつけてやる。(オイ) アンコール待ちでいつもの「ター坊」コールがいつの間にやら「(手拍子)西川!」に(笑) サッカーのときに「ニッポン!」とやるあの掛け声で、「西川!」とやる訳です。いやあ、出てきたとき本人も照れてるというか恥ずかしがっているというか、苦笑交じりの可愛い顔してましたよ(笑) 面白かったな。 シングル中心でしたが、「progress」からの曲も混じってて、バランスの取ってある選曲だなという感じ。これが夏の野外だとひたすら飛ばし曲が続くから完全燃焼なんだけど(笑)今日はちょっと体力落ちてるし、もうちょい行けるよってとこで丁度よかったです。 ちなみに相変わらず早瀬の「西川ー!」という叫びは「男の声に聞こえる」んだそうで、「野郎はいるかー!」のときに「おおー!」と応じてみてもわからんかもしれん(笑) すまんのう、Jスレやってるともはや「きゃーっ」なんてカワイイ声は出せんのだよ・・・。つーか、元々声低いからねえ。 西川、去年は色々と思うところがあって暗中模索していた、みたいなことをMCで言ってまして、欲張りでかつ真面目なアーティストだから多分そんなとこだろうなーと思ってはいましたけど・・・ 「ごちゃごちゃ考えるより、私の前に歌いに来い。」 かな。わはは。まあ好きなようにやってくれて構わないんだけど。 アンコール後、インストの「LIGHT MY FIRE」に合わせて残ったお客さん達が歌って、アナウンスが流れても「(手拍子)西川!」が長いこと続きました。TMのライブでこんなの初めてですね。前回のJさんライブみたいで、なんかいいなーと思いました。 久し振りのTMライブ、やっぱ愛し甲斐があるなあとつくづく幸せでした。 Jさんからお花来てないかな〜と期待したのですが・・・なかったようです(泣) が、頑張れ西川!私がついてるぞ!J×レボ書いてやるからな!(コラ)
また弟が借りてきてくれたんで、見れました。ありがとうよブラザー。ジョニー・デップなら何でもええんかという感じですが、その通りです(笑) 実在する麻薬王の話。でもなんか、ポップに作られていて犯罪ものって感じではないですな。娘ができてからのジョージがなんとも切なくて、ラストシーンがとにかく哀しい。ジョニーの腹が出てるのはまた別の意味で悲しいが(笑) いくら中年期だからってそりゃないぜリアルすぎるぜ、と思う早瀬。とにかくいい男なんだよなあ。こんなパパだったら麻薬王でも殺し屋でもオッケーで懐いちゃうけどな早瀬なら(笑) 「お前は俺のハートだ」「パパの命に誓って」とか言われたらそりゃもう、「アイラブユー、ダディ」ですわ。 オネエ入ったデレック役のルーベンスは、確か「タイタス」の皇帝役だったんじゃないかな? 劇団四季で言えば下村尊則か(笑) ペネロペ・クルスは結構好きです。「バニラ・スカイ」の記者会見映像見たら、シャンプーのCMより全然綺麗だったので。キャスト名の出し方の割に出番少なかったような気がしますけど。
野村萬斎主演、蜷川幸雄演出「オイディプス王」を観て来ました。ちょっと風邪気味だったので出かけるぎりぎりまで寝て体力充填してから外出。イキナリ寒くなるなんて詐欺だああ(泣) さて、この作品はギリシャ悲劇ですが、同じ悲劇でも「ハムレット」の釈然としなさ(笑)はなかったです。次第に明らかになっていくオイディプス王の過去と真実、推理小説っぽくていいですね。(もっとも観客は早い段階で真相に気付いちゃうので、ちょっともどかしい部分もありますが。「早く言っちゃえ!全部言っちゃえ!」って思う/笑) しかしいくら知らなかったとは言え実の母親と結婚するとなると、最低でも16歳は年上だと思うんですが・・・そっちの方がスゴイ気もするが(笑) オイディプス王は有能で自信家、責任感も強い。けれど傷つけられるとカッとしやすい。その、強さと弱さのアンバランスが非常に魅力的なキャラだと思います。自分の眼を潰して血塗れになって出てきたあたりはかなり切なくて、うああーって掌を差し伸べたくなる感じ。そりゃ萬斎様だからだろ、というツッコミはしないように。それは自明です(笑) 細川勝元の時もそうでしたが、俺様受オーラをばしばし出してるんですよねえ・・・。色っぽいんですよお。えへえへ。 麻実れい(今気付いたけど、「おにいさまへ・・・」の朝霞れいはこの人がモデルか?)はきれいでした。でかかったけどな(笑) 真っ白な衣装が似合っていたし、出番が少ない割に存在感もあって、年齢不詳な感じが母であり妻でもあるというイオカステにぴったりでした。逆に言うと、近親婚の生々しさは殆ど感じられなかったです。 東儀秀樹氏の音楽、とても良かったです。勝手に、SUGIちゃんと組んだら結構いいかもなどと思ったり(笑) 衣装も王族の白と長老達の赤系とその他(コラ)のベージュ系だけというシンプルな取り合わせで、どの芝居とは言いませんが変なジャポネスク風味じゃなくてよかったです(笑) 鏡を使った舞台装置もよかったなー。広く見えたし、迷宮っぽい感じもして。 てことで、全体的にはとてもよかったのですが、ところどころその・・・やりすぎっつーかこりゃ笑っちゃうよオイ、みたいなところもあり(笑) 初っ端で嘆願者達が泣き喚きながらぐるぐる回ったりばたばた倒れたりしてるのはちょっとどーよとか、全てが判明してオイディプスが絶望し自分の眼を潰してからがやたら長かったりとか(笑) そんなに微に入り細に入り説明せんでもいいから、っていう(笑) 「ハムレット」も死ぬまでやたらと喋ってるしな・・・フツーもう死んでるだろ、ってくらい長々と喋っている(笑) 悲劇は場合によってはギャグになっちゃうとこが難しいと思います(笑) あと、古典作品はとにかく1人あたりの台詞が長い。展開も遅い。その辺現代人の観客にはちょっとつらいですけど、まるで神が与える運命の見世物のようなオイディプス王を現代の観客も憐れむことができれば悲劇として完成なんだろうなーとかぼんやり考えてたら、パンフで萬斎様がもっと的確に言っておられました(汗) 「オイディプスは神にとっても観客にとっても生贄」なのだそうです。うーん、確かに、「共感」するタイプの主人公じゃないもんね。観客の視線はどちらかというと「神」に近いから・・・ああ、それでちょっともどかしいぐらい彼が真相に気付くのが遅いのか。なるほどね・・・。 「生まれてはならぬ人から生まれ、交わってはならぬ人と交わり、殺してはならぬ人を殺した。それがこの俺だ!」 じゃあ殺したのが父親じゃなきゃよかったんか?ついでに4人の従者殺しとるだろお前、というツッコミは置いとくとして、このちょっと大袈裟な台詞は「見世物」としてのオイディプスが叫ぶ自虐の台詞、観客という「神」へ向けた言葉だったんだなあ。 ところで席が中2階の右側だったんですが、直線状に席が並んでるので隣の人が身を乗り出してるとこっちも身を乗り出さなくちゃならなくて、首と背中が疲れました・・・。シアターコクーンはあまり観客にやさしくない劇場です・・・。
2002年06月12日(水) |
「フロム・ヘル」とか |
でかしたぞ弟よ。借りられました「フロム・ヘル」。ああ、ジョニー・デップが美しい・・・。ヒゲとモミアゲあっても美しい(笑) 顔立ちも勿論ですが、彼は特に眼が綺麗ですね。「少年の瞳を持った男」なんて、いる訳ないじゃんそんな奴、いたとしたってそりゃただのアホだよ、と思ってしまいがちですが(←言い過ぎ)いるんですねえこれが。妻子持ちの筈なのに、なんでこんな浮世離れした眼をしてるのかなあ、と不思議です。「僕のワイフは妖精なんだ」とか言われても、彼なら信じますよ私(笑) ちなみに、暗い子どもだったらしいですね(笑) だろうなあ。他のハリウッドスターにはない、どこか冷たい質感のある雰囲気を感じます。 内容は、かの切り裂きジャック事件になるほど、そーゆー解釈ありなのか、という一作。井筒監督でしたっけ?「サスペンスじゃなくて恋愛ものだ」とか評してたの。別にそんなに気になりませんでしたけどね、恋のエピソード。だって成就してないし(笑) これで相棒の巡査部長も二枚目だったらおいしいカップリングが・・・げほげほ。それはともかく、なんでアヘン中毒なのこの警部は(笑) 妻子亡くしたから? まあジョニー・デップの雰囲気に誤魔化されて別にいっか、って感じですけど(笑) 早瀬のイメージでは切り裂きジャックは「女嫌いの鬼畜美形エリート外科医」で・・・由貴香織里の「伯爵カインシリーズ」に出てくるドクターみたいな感じ。まああくまで願望ですが、その願望が邪魔して犯人わかんなかった(笑) 弟は私より早く思い至ったようです。 ところで「ジョン・メリック」ってあの「エレファント・マン」ではないですか? あんまり象っぽくはなかったけど・・・。切り裂きジャックと同じ時期の人だったのね。なんてステキな世紀末ロンドン(笑) どうでもいいけどへザー・グラハムは永作博美に似ていると思うのは私だけですか。
本日F.C.Pyroから会員証が届きました。ほほー。キャッシュカードみたいですなあ。何の機能もないが(笑) カードと言えば、ちょびっとしか現金を持たずに外出した先で、買いたい本を沢山発見してしまったのでカードで買いました(笑) こんな値段カードで払うなよって感じですが、仕方あるまい。探していた創元の小栗虫太郎集があったし、麻耶王子(ミステリィ作家麻耶雄嵩氏のこと)の待望の新刊もあったし、どういう訳だか平積みになってる有栖川有栖氏の文庫書き下ろしの中に、ノベライズ版「式神の城」がちゃっかり混じってて、これはまさに私に見つけてくれと言わんばかりだったし。未読の本が山積みになってて困ったもんだ。
夢で真ちゃんに会いました。SUGIちゃんとJさんは既に遭遇済みですが、真ちゃんは初めてです。ちなみにINO様の場合は「怖い夢」であること請け合いなので遠慮したいです。 それはともかく。 何かのツアー旅行でした。早瀬は何故か真ちゃんと知り合いで、彼がなんだかしょんぼりしてるとこに話し掛けます。「どうしたの?SUGIちゃんは?」(注:夢なのでタメ口は許されよ) すると彼は力なく言います。「どっかにいる筈なんだけど、最近俺避けられてんだよ・・・」 一緒に旅行に参加している(筈の)SUGIちゃんが見当たらない。早瀬はあちこち探します。どうも、北海道かどこかの花の野原の観光旅行で、色んな温室やフラワーアレンジメントの教室がある建物が幾つかあり、そこを見て回ってもSUGIちゃんはいないのです。そのとき、早瀬にはわかってしまったのです。真ちゃんのところに戻り、肩を叩いて、早瀬は言いました。 「真ちゃん・・・SUGIちゃんの『好き』は、『不幸』の匂いのする『好き』なんだよ。そして、あなたの掌を取るとSUGIちゃんは『幸せ』になってしまうんだ。だから・・・」 真ちゃんは寂しそうでしたが、それでも笑ってました。
というところで眼が覚めた(というか起こされた)のがひっじょーに悔しい内容でした。眠っていてさえ腐女子脳波を出している自分が怖いです。・・・でもネタが一つできた(笑) ありがとう真ちゃん!(嬉しくないだろうが)
夜、煙草を喫おうと窓を開けたら(家族には内緒なので/汗)、お隣のおじさんが何やら大声です。そうか、ロシア戦か。 「いっけー!うおー!あっやばいやばいやばい!戻れ戻れ!真ん中誰かいねーのか真ん中?!頑張れ日本人!(特別なサッカーファンではない様子)ああーっ惜っしいー!!」そして子供さん(男の子)の冷静な解説。「敵に攻められるのが怖くて後ろに下がってんだよ」 おじさん、素面なのか酔っ払ってんのかわかりませんが、試合見てる人の実況中継もかなり面白いと思われます。ちなみに彼はロシアを「ソ連」と呼んでいました。 あ、得点が入った模様です。「やったー!!やったやった(以下略)」とお隣が喜んでおります。 ・・・という訳で、後半見ました。中山の表情がすごくよかったです。気合入っててかっこよかった。彼をかっこいいと思ったのは初めてですが(笑) 人間のああいう顔、すごく好きですね。美しい。チュニジア戦も頑張れー。個人的には、いつもスカした態度のトルシエ監督がガッツポーズ取るシーンも結構好きです。
2002年06月08日(土) |
「ボーイズ・ドント・クライ」&「タイタス」 |
ビデオで見ました。「ボーイズ〜」は音楽が70年代ロックな感じで好きですが、なんで女が男の格好して好きな女の子と寝たからってあそこまで憎まれたり蔑まれたり暴力振るわれたりしなきゃならんのかなあーという、その辺の感覚が早瀬にはあんまりぴんとこなかったです。当の女の子が「男だと思ったのに!」って怒るんならともかく、家族が「このレズめ!」「化け物!」とか言って暴行を加えようとする心理が早瀬にはわからない。1993年ぐらいのアメリカ郊外だと、そういう感覚って当たり前なんでしょうか。まあうちのオヤジなんかもあらすじを話したら「倒錯してる」「おかしい」って言ってましたからね(苦笑) そんなものなのかなあ、まだ。何だかんだ言ってアメリカではマッチョイズム&セクシーガール主義が(都市化との関係があるかもしれないけど)根強いのかなーとか、日本は固定観念はあるにしても、性的マイノリティに対する“攻撃性”がない分マシだな、とか思いました。(などと冷静に書いているが、見てる最中は加害者の男2人に対し、下んねえ連中だなと猛烈に怒っていた) 「タイタス」はR15指定でしたが、正直「ボーイズ〜」とそんなに変わんないように見えたんですけど(笑) 殺人あるし流血あるし強姦あるし。むしろ「タイタス」の方がファンタジーというか、「お話」として描かれてる分衝撃度低いんじゃないの?と思いましたが・・・あれだったら「犬神家の一族」だってR15だよな・・・まあそれはいいとして。いきなり生意気げな美少年がマッチョに攫われるというオープニングにびびりました(笑) でも美少年だし、男性キャラ連中にべたべた可愛がられるシーンがいっぱいだったのでよし!(←コラ) 演劇的な演出は映画でも割と好きなんですが、ちょっと冗長だったかな。もっとぱっぱと進めてくれーと思うのが何箇所か。あと、皇后と王子ズのコスプレはちょっと馬鹿っぽいっす(笑) 「ブロウ」と「フロム・ヘル」はいつでも借りられてるんだよなあ。見れるの当分先かなあ。
寝入り端に早瀬の頭に何故か降りてきた漫才ネタ。
(2人組登場。片方が何故か覆面である) ツッコミ:「どもども〜初めましてー。××(コンビ名)でございますう。以後よろしうにお願いしますう。いやあ、それにしても何ですか、最近すっかり夏らしく・・・って、うわっ!」 覆面ボケ:「何ですか『うわっ』って。失礼じゃないですか」 ツッコミ:「お前が失礼やろ!(はたく)なんでお客さんの前に出るのに覆面なん!?」 覆面ボケ:「何ですか。漫才師は覆面したらあかんのですか。そんな校則はどこの生徒手帳に載ってますか」 ツッコミ:「イヤ、校則は関係あらへんがな。別に規則はないけどな、そんなんしてる漫才師おらんで」 覆面ボケ:「あーもう、嫌ですねえ!それが日本を悪くするんですよぉ!ガキの頃オカンが言うたでしょ?たかし君ちのおやつはいつもホットケーキなのに、なんでうちはいっつもよっちゃんイカなのって訊くと、『よそはよそ!ウチはウチ!』。だから、人を羨ましがっては、い・け・ま・せ・ん」 ツッコミ:「イヤ、羨ましいとかじゃなくな、ソレ取ればいいだけの話やないか(手を伸ばす)」 覆面ボケ:「あっ!(避ける)あなた、セクハラですね?!」 ツッコミ:「誰がお前にセクハラするか!」 覆面ボケ:「脱がそうとしてますね?!」 ツッコミ:「覆面やないか」 覆面ボケ:「この下にお尻があったらどうするんですか?!」 ツッコミ:「ニコチャン大王かお前は! なんでそんなんしとるのか訳を言え訳を」 覆面ボケ:「えっ?(辺りを見回して)言っていいんですか?」 ツッコミ:「別に誰もおらんから」 覆面ボケ:「・・・・・・(もじもじしながら耳打ち)シャイだから」 ツッコミ:「(はたく)何がシャイじゃ。ごっつ胡散臭いやないか。ほれ見い、お客さん引いとるで」 覆面ボケ:「あらららら。まあまあまあ。いけませんなあ。近頃の若いモンはモラトリアム人間で」 ツッコミ:「イヤ、関係ないがな」 覆面ボケ:「人生の荒波に漕ぎ出すのを拒んでね、いつまでも子どものままでいたいなんて甘えたことを言っとると、幸せの青い鳥を追いかけてる間に年金ももらえない年寄りになってまうんですよ」 ツッコミ:「・・・うーん、まあ、ありきたりやけどそうかもしれんなあ」 覆面ボケ:「ま、それはどうでもいいんですけどね」 ツッコミ:「ええんか!」 覆面ボケ:「実はこの覆面には意味があるんです」 ツッコミ:「へえー初めて聞いたわ。何なん?」 覆面ボケ:「副業で銀行強盗やってます」 ツッコミ:「バレバレやないか!」 覆面ボケ:「まあそれは冗談で」 ツッコミ:「おう」 覆面ボケ:「実は僕、覆面なしでは人前で喋れないんです」 ツッコミ:「なんや、ホンマに小心者なんか」 覆面ボケ:「シャ・イ。エス、エイチ、ワイ」 ツッコミ:「同じや同じ。しっかしそんな小心者がよう漫才なんかやろうと思ったな」 覆面ボケ:「覆面があれば大丈夫なんですよ。覆面レスラーがいるんなら覆面漫才師がいたってええやないですか」 ツッコミ:「まあそれもそうか」 覆面ボケ:「ね?特にね、綺麗な女性の前なんかだともうもう、ガッチガチの汗だっらだらの心臓ばっくばくの脳血管ぷっつーん・・・」 ツッコミ:「死んどるがな!おじいちゃんかお前は!」 覆面ボケ:「まあそれくらい緊張する訳ですわ。ほら、今日のお客さん方、美女ばっかやないですか。もう会場みっしりと美女の鮨詰め」 ツッコミ:「なんや、ありがたくない言い方やな、鮨詰めって。鱒寿司みたいの想像してもうたわ。別にほら、男もおるがな男も。あの辺とかあの辺にそらもう、もっさいのが」 覆面ボケ:「そーいうのは飲み屋の前のタヌキと一緒ですな。飲み屋のタヌキとキャバクラ嬢を並べとくようなもんです。酒繋がりで」 ツッコミ;「お前、小心者のくせによう言うなそんなこと(笑)」 覆面ボケ:「素顔のままでは美女の前で一言も話せない!そんなシャイな僕でもですよ、こうして覆面をかぶることで日常から非日常へと魂を乖離させる事によりまだ見ぬ永劫回帰へと本当の自分を探しに人格の本性たる記号としてのペルソナの多重構造をですね・・・」 ツッコミ:「説明長いわ!」 覆面ボケ:「まあつまり、これをかぶってればですね、(身体を斜めにして)『お嬢さん。どっから来たの?』」 ツッコミ:「みのさんかい!」 覆面ボケ:「こんな風にダンディになる訳です」
・・・以下延々と下らない漫才が続くのだった。ちなみに関西弁はかなり嘘です。 疲れてんのかなオレ・・・(泣)
電車に乗ったら青いレプリカユニフォームの人が沢山いて妙な感じだった。 ふと思いつく。これからの高齢化社会にやさしい(便利な言葉・・・)「ゲートボールワールドカップ」はどうであろう。 勿論メンバーは選りすぐりのシルバーゲートボーラー(造語)、監督は元フランス代表で日本帰化した戸留詩ゑ(86)、おフランス訛りの怪しい日本語で指示を飛ばす色男だ。「ゲートボールの真髄はジュッテームざんす〜」。ちなみに尊敬する人は赤塚不二夫だとか。日本代表発表の日には、期待のエースポイントゲッター(がゲートボールにあるのかどうか知らないが)中村田俊輔さん(73)がまさかの選考落ちで緊急記者会見!「次のW杯目指し、はちみつ黒酢で寿命延ばす所存でありましゅ」(元陸軍曹長)。イタリアでプロ入りを果たした中田部英寿さん(77/喜寿)も怪我から復活し、頼もしいコメントを寄せている。「イタリヤ仕込みのショットに任しておきんしゃい」。 ラテン風パワフルショットでゲートを粉砕するカリブ海の悪魔老いてますます盛んな(意味不明)キューバ代表との親善試合では激闘の末2‐1(これってゲートボールのスコアか?)で勝利。試合途中で選手3名が寿命尽きるというまさに死闘であったが、この勝利で波に乗る日本代表に期待したいところだ。控えの選手にも活躍のチャンスが十分ある。何しろスタメン平均年齢77.5歳。ハーフタイム(があるかどうか知らない)までに1試合平均2人は力尽きている。冥土の土産に桧舞台を踏んで欲しいものだ。(日刊いきいきスポーツより)
・・・早瀬、お年寄り好きですよ?つーかお年寄りに弱いんですよ。念の為。 ぐああ!パソコンが熱くて暑いよう(泣)
2002年06月03日(月) |
おにいさまとジャガー |
池田理代子「おにいさまへ・・・」が文庫になっていたので買う。確か10年くらい前にBSでアニメをやっていたと思う。見たかったんだが、BS入らないので悔しかった。好きなんですよねえこのマンガ。綺麗なお姉さんが一杯出てくるし(笑) 薬漬けで心中願望アリの男装の麗人とか、美少女で主人公を気に入るんだけどちょっと怖い(笑)同級生とか、容姿頭脳家柄文句なく「宮さま」と呼ばれて優雅なんだけどサドちっくな女王様とか、いやあこうしてみるとJUNEの原点はやはり少女漫画なんですなーという耽美な作品。名門女子校というのがまた倒錯的で素敵(笑) サン・ジュスト様だの薫の君だのモナリザの君だの、いやーステキ。実にステキ。早く2巻が出ないかなー。 で、その耽美作品と一緒に買ったのが「ピューと吹く!ジャガー」(うすた京介)だったりする(笑) ダメダメ感がとっても好きだ。
2002年06月02日(日) |
笙野頼子調でやってみた |
「幽界森娘異聞」(講談社)と「説教師カニバットと百人の危ない美女」(河出書房新社)を読む。この人が森茉莉好きだったとは意外のようなそうでもないような。確かに初期の作品は割と耽美だもんな。「不細工な嫁貰ってるデブの造型家が地獄絵書く話のどこが耽美なのさ!少年が鼠入りの硝子球を作ろうと試みる話ぐらいなら許してやるけど」などと怒ってはいけない。あれは耽美スピリット入っている。しかも、だ。なんと栗本薫の「真夜中の天使」も持っててJUNEも読んだことあるというんだからね。もっとも、「まよてん」や中島梓についてはかなりシビアに言いたい放題なので、「小説道場」でぶった斬られて「畜生!ババアめ!」などと思っている投稿者は「幽界〜」を読んで憂さを晴らすとよろしい。(ところで、本文引用したりするなら最後の参考文献のところに「真夜中の天使」を載せたほうがいいと思うのよね。礼儀として) でも「幽界〜」の文体はひじょーに中島梓にそっくりで、厭味で真似してんのかあるいは似たもの同士ってことなのか、私にはちょっとわからない。 笙野氏は耽美JUNEに微妙にかすりつつそこを突き抜けていったタフな小説家だ。「でもやっぱり恋愛ってステキよね」とか「でもやっぱり結婚とかしたいなって思うの」とか、そんな未練たらしいことは言わない。「風と共に去りぬ」なんか5分と見てられない、という徹底ぶり。素晴らしい。男気である。なかなかここまで徹底するのは難しいものだ。あ、でもやおいを否定している訳ではないのですよ。問題は「どこまでやれているか」ということ。(エッチシーンのことではないので念の為。) この辺は現在の中島のご隠居と同じことを言っている。なんだかんだ言っても「小説が好き」なところは共通しているのだ。 閑話休題。 最近は不況だからなのか会社自体に元気がないからか、面接の心得なんかの本を読むと「明るく前向きで自分の夢を持ち人ときっちりコミュニケーションができてよく笑い謙虚で芯が強く真面目にこつこつ努力できる人を求めています」とか書かれていて、じゃあ頑張ってそういう演技をすればいいのかというと「心からの言葉でないと伝わらない。不採用」とか書いてある。これで自己啓発セミナーや変な宗教にハマる若い人を非難するのは酷ってものだ。いいじゃんか、明るく前向きな(以下略)人が欲しいんだろ?ちょっぴり斜に構えちゃうひっそり君はボツなんだろ?だったら覚醒剤合法にしろ!・・・とまでは言わないけども、価値観なんか多様化してないのね結局世の中って奴は・・・ふーっ(←煙を吐く)
池袋の某大型書店に立ち寄ったら、古井由吉の講演会があるとかで「うわー生で見れるー」とミーハーな喜びを抱いたらば、既に受付は終了していた・・・がーん。正直、こんな渋い作家の講演会に誰が来るんじゃと思っていたが(笑) さて、ちょっと色々用事ができつつあってなかなか新しい話が進みません。困ったものだ。半分くらいはできてるんですけど。
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