また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2003年09月24日(水) 荷物をゲットしたぞー!!

掲示板上で魯肉飯さんと盛り上がっていた
話題の「届かない国際便の荷物」のはなし。
今日やっと手に入れることが出来ました。

ロンドンに永くすんでいる人なら、もしかして短い人でも
だいたい経験したことがあるのじゃないかな。


届かない荷物


一昨日、パーセル・フォース(荷物会社=郵政省)に電話して
きのう、ピーターという、謝り専門の人から通算三度目の電話。
謝りっぷりはなかなか良い。
なんとか配送所と連絡をとって、探して届けるとのこと。

そんな話、誰が今更信じるか!!!

これまで、この荷物のために費やした時間は数えきれない。
連絡のために電話した回数は10回を越えているし
しかも、だいたい、「カスタマー・サービス」に電話がつながらない。
40分待たされたあげく、諦めて切ったこともある。
多分電話で待たされた時間は、通算で3時間以上になっているはず。
しかも、電話代こっちもち。
一日中まって、荷物が届かなかった日も5日以上になる。

仕事できないのは勝手だけど、
ふざけるのもいい加減にしてよねー。

ってことで、ピーターの話は無視して配送所にいってきました。
そうしないと荷物が無くなる、
もしくは台湾に送り返されてしまう!!
保存期間の一ヶ月を越えてしまうからだ。
(そういう所だけは仕事が速い!!)

ロンドン北部オリエンタル・シティーの近くまで
地下鉄・バスを乗り継ぎいってきました。
「アポなし、突撃」状態。

やったー!!ありました!!!
ないことも想定していたので、喜びもひとしお。
思わず笑みがこぼれました。
もしかして、大学の転入試験に合格したときよりも
うれしかったかもしれない、、、

でも届いてなかったのは、三個中で一番重い15キロの荷物!!

やってくれるわ。

荷物の上にはべたべたとわけのわからんシールが大量に貼られ、
転送先のシールも全然違う住所が書いてある。
小学生がステッカーを冷蔵庫に張りまくる、あの要領で、、、


届かないはずだ。


魯肉飯さんのアドバイス、かなり役に立ちましたね。
おかげで一回もキレルことなく、穏やかに荷物が受け取れました。

1時間かけて家まで抱えてもって帰りましたとさ。
めでたし、めでたし。

あー、本当に疲れたよー。
自分をいたわってます。
本当に良く頑張った。良く耐えた。えらい!!

    *     *     * 

そうそう、今日は銀行にも行ってきたのです。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド。
なんか、まともそうな銀行なので。
確かに対応もいいし、銀行開設の案内書も簡潔。

でも、開けなかった。

ま、それはどこの銀行でも良くある話。
対応はやっぱすごく良かったよな。しかも行列がない。
どうしてもここの銀行を「試してみたい」のです。

ってことで、開設はもう少しおくれそう。
つまり、銀行口座がないと申し込みできない月払いの携帯電話は
もう少し買えなさそうということになった。

で、当座の間バージン・モバイルのやっている
「ペイ・アズ・ユー・ゴー」というサービスにすることに。
携帯電話本体は台湾で使っていたのを使うとして、
シム・カードだけ買うとして9,99ポンド。
そのうち5ポンド分の電話代がついているとのこと。
身分証の提示も何もいらないとか。

早く携帯を買わないと「関係方面」に迷惑がかかってしまう、
って言うか、みんなかなり文句を言っている。

今日はそんな感じでした。


2003年09月23日(火) キュー・ラビング・ピープル

つまりはQueue Loving People。略してQLP。なんのこっちゃ。
「行列をするのが好きな人たち」の意。
中学の時の教科書に載っていた文章のタイトル。

きょうは大学の学生登録、学費納入の日だった。
立ったまま、えんえん並ばされること、通算3時間半〜4時間ぐらいかな。

まず、登録の用紙をもらうまで4〜50分。
用紙に必要事項を記入し終わったら、学費を払うのに1時間半。
その後は、その領収書をもって別のところへ行き、
授業の履修登録票をもらうために、また行列。
そこでだいたい3〜40分。
そして、図書館の利用カード兼学生証をつくるのに
多分40分ぐらい並んだかなぁ。
このときはもう、半分意識がもうろうとしていたよ。
一年でもっとも疲れる日なのではないか、と思う。


なんで??


そういう疑問は、もう出てこなくなりました。(苦笑
意識的にいらいらすることはなくなっても、
身体は、しっかり疲れているようで、家に帰り着いたらへとへとだった。

しかも、大行列のさなか、火災報知器が鳴り、
一時全員外へ避難。
はっはっはー。とてもイギリスっぽい。とてもSOASっぽい。
笑っちゃいました。


さて、天気は昨日からいきなり一転して「秋の嵐」状態。
朝から大風が吹くわ、つめたい雨が降るわで、
「典型的なイギリスの天気」に逆戻り。
それにしても、今年は8月末にロンドンに来てから3週間
本当に申し分のないお天気が続き、本来の天気を忘れかけていた。

この3週間、「イギリス人がとても親切に感じた」りしたのは、
もしかして、お天気のおかげだったからかもしれない。

自分に「ご苦労さん」と言ってあげる。
今夜は久しぶりに、メディテーションのCDでも聞きながら寝ようかな。
おやすみー。


追記

もう一つ小ネタ。

明日あさっては、本来今日と同じように学生登録学費納入の日。
学生は、学部等によって細かく来る日が決められていたのだが、、、

明日、あさっては大学職員の「ストライキ」だそうです。
うひひひひ。


2003年09月20日(土) ブリストル・ゲイ・プライド・イベントはイギリスで今年最後のゲイパレード

ブリストルのゲイ・プライド・イベントは
夏の催される、イギリスでの一連ゲイ・プライド関連行事の中で
今年最後のイベント

な、はずだった、、、、。(笑


朝6時半、一緒に行こうと約束していた友達に電話。
30分遅れ。あんまり、朝寒くて布団からでれなかった。
で、5時には起きて準備していた彼は、
俺からの電話がないので、俺に行く気が無いと判断。
一人では行きたくないってことで、また寝直していたらしい。

彼「いくのぉ?」
俺「行く、行く!!」

俺はひと足先に、ビクトリア・コーチ・ステーションに到着。
例のごとく大行列で、切符を買うのに
8時のバスに間に合わないかと思ったら、
以外とスムーズで7時45分には切符が買えた。


8時、定刻発。
10時10分、10分早くブリストルに到着。
さて、どうしたものか、、、

とりあえず街の方にぶらぶら。
ゲイのゲの字もない。変な服を着たオカマもいない(笑

「おかしい!」

パンフレット見ると、アッシュトン・コートと言うところであるらしい。
とりあえず飯を食い(また、やってしまった。大ハズレ、、、激マズ)
アッシュトン・コートを探す。

ブリストルの町からちょっと離れているらしい。
またまたコーチ・ステーションに戻り、
359番でいざアッシュトン・コートに!!


バス停に降り立つ。
きれいなところだ。
でも、なにもない。誰もいない。

途方に暮れる俺達。

一人自転車にのったイギリス人が
「君たちも、ゲイ・プライドに来たの?
ここら辺全部回ったけど何もやってないよ」
と言って町の方に帰っていった。

いやな予感、、、

ブリストルのコーチ・ステーションについたときから
「コカコーラ・バニラ味」がないという不運に見舞われた。
それが、そもそも、今日の不運の始まりだったのか、、、


アッシュトン・コート
「ええところやわぁー」
スケールのでかいハムステッド・ヒースのよう。
友達は写真をぱちぱち。
てくてく歩く。

のどかな休日を過ごしにロンドンからやって来ました


????


アッシュトン・コートのビジター・センターで聞いた怪情報

「ここでやるのは中止になった。
わからないけど、町中のクイーン・スクウェアでやってるという話
を聞いた。でも確かじゃないから、、、、」

ブリストルの中心地に戻る。


クイーン・スクエアを探す。歩く歩く。
探す途中に路上のお祭り発見。
「もしかして、これかな???」

でも、ここにもゲイのゲの字もない。
もちろん、変な服を来たオカマもいない(笑

てくてく歩く。
クイーン・スクエア到着。なにもなし。

歩き疲れたので、さっき目の前のおじさんが入っていった
すごく変なカフェでお茶をする。

オレンジジュースと、ダイエット・コークで合わせて1ポンド。

破格。

気がつけば、奥の方で、年代物のゲーム機に
熱中している人が二人も!!!
なんじゃこの店は??!!


アッシュトン・コートからの帰り
バスを待っている間に始めた、「人名しり取り」に疲れて
頭がいたくなってくる(爆

疲れたからバスに乗りたい。
でも、バスが止まってくれない。

で、しょうがなく、また歩くことに。
街の中心部に戻る。
「ここ朝来たところだよねー」

更に歩く。


ゲイ関係のお店を発見、店の人に聞くと
イベントは、やはり中止になったらしい。

ロンドンからそのために来たというと、しきりに謝ってくれる。
やたらと気の毒がってくれる店員達。

ブリストルーーーえーとこやなぁ。


そのあと、このお店の人が紹介してくれたキャボット・タワーに上る
すごくいい眺め。
それにしても、暑い一日だった。
良く歩いた。

イベントはなかったけど、最高の休日だった。




2003年09月18日(木) I'm back in LONDON!! --- 「ロンドン」でござる〜

実は昨日の夜から調子が悪い。
合格の報を聞いて、疲れが出たのかもしれない。

台湾からSAL便で送った荷物が来ない。
ロンドンには着いているのだが、
配送センターから来ない。

俺が初めてParcel Force(英国の国際荷物引き受け会社)
と連絡を取ってから、そろそろ2週間になる。

もうすでに、お客様センターと話をするのは6回を数えた。
三個ある荷物が、一個ずつ来る。
しかも一個受け取るために、お客様センターと
2〜3回は話さないといけない。と言う計算。

来ない荷物を待つ日が、何日も過ぎた。
配送は午前、午後の指定さえも出来ない。
今日来るはずの、最後の荷物は結局来なかった。

夕方6時20分。
「今日も来なかった、、、」
お客様センターに電話をかける。
「お電話ありがとうございます、すぐに誰かが出ます」
と言われ、そのまま40分待たされる。
その間トイレ(大きいほう)に行ったりしたが、
無用の心配だった。

午後7時。
さすがにしんどくなって電話を切る。


からだが少しだるい。休むことにしよう。



どうも問題は、お客様センターと配送センターの間の
連絡がうまくいってないことにあるらしい。

苦情電話。
6回目までは平常心を保った。

いい加減な大学の事務といい、この国では
こんな人達が、人の人生を左右するのか、、、。
システムの悪さが、だぶって見える。


荷物の苦情、
今回通算7回目。しかも電話さえ通じない。


おれ、やっぱりこの国が嫌いだ。


2003年09月17日(水) ロンドンの20日間

ロンドンに戻って、早二十日が過ぎようとしております。
この間にあった事といえば、

*大学の転入試験*

日にちをちゃんと聞いていなかったため、初日に遅刻。
これが、その後、いろいろ騒動を巻き起こすことになる。
SOAS(ロンドン大学・東洋アフリカ学院)のregistry(事務)
のニコラス・ページ某が、、、、、云々

友達の協力を得て、苦情文を作成し提出。
学校側の連絡不備により被った被害。再試験を要求。

案の定、この初日の一課目だけ落としていた。
(2時間でやるところを1時間15分しかなかった)
その他のテストはおおむね良い成績らしい。

最終的に来年度末に再試験ということで、入学が認められる。
やれやれ、、、。

結局、今年、地球に大接近した「火星」のいたずらだったと
割り切ることに。

まずは、一安心。


*引越し*

古巣のモーニントン・クレセントを離れ、
にぎやかなカムデン・ハイ・ストリートから一転して
丘の上の静かな町、カレドニアン・ロードに引越してきました。
なんにもないけど、落ち着いた感じで、俺は気に入ってます。

フラットメイトはピアノ科の学生とその彼氏。
彼氏はコックさんです。(シェフと呼ぶように言われているが、、、)

前にこの家に住んでいたKくんに、運転手を頼み
前の家に置いてあった荷物を引越し。

ついでに、日本食材の豊富なオリエンタルシティー(旧ヤオハン)
更についでに、そのとなりのアズダ(ASDA=郊外型スーパー)でお買い物。
アズダは安い!! と言うか、高いものが置いてないだけな気もするが、
やっぱり安い。


*友達達との再会*

多くの人が日本に帰ってしまった。
その中でロンドンに残っている友達はありがたい。
去年までと同じように、
またまた、ソーホーのカフェ・イタリアでお茶なぞしたりして、
時間が止まった感じがして、心地よい。


あ、あ、あ、
あと、
台湾から送った荷物、、、

つづく


倉田三平 |MAILHomePage

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