黒武日記
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 昔の少女漫画は独白が多い
2004年03月26日(金)

 はああ〜・・・ちゃんとした文章ってのが書けない。
問題ですよコレ。日本語が不自由ってのは日本で生きる上でやばいよっていうか、日本語しか理解できないのに、日本語もまともに話せないよ。
ホントに日文卒業しちゃったなんて信じられませんよ。
どうしてもっと、小学生の時から正しい文章を書けるように訓練しなかったんでしょうね。いや、小学生の頃から句読点って何処に打つのかいまいち分からなかったんだよね、あのとき感じた分からないという疑惑は確かなものだったって訳ですね。いやはや困りました。

 ところで、数日前に黒武は絶望気味のなか友金宅に無理やり忍び込んでうだうだとした時間を過ごしたのです。そこで、なんでそんな話になったのか思い出せないんですが小説でも書こうかなあなんてことを言い出す乱心を起こしてしまったんですよ。コバルト文庫に高校生が書いた「帰る日まで」という作品がありまして、友金の所有する本を黒武は高校のとき借りたんですよ。その内容がすさまじくて、織田信長が実は女で、その妻濃姫が男という逆転夫婦で結婚後まもなく信長暗殺、濃姫がとってかわるという怒涛の内容なのでした。そんな本にいろんな意味で刺激を受け、書いてみようかしら〜なんて軽口を叩き、挙句の果てに明智光秀が女だったなんてあったら面白いなんて口走ってしまった。いや、此間上杉謙信が女とかいう思い切った小説を見たものだから余計にそういった発想になってしまった。
でも、ちょっと冷静になっただけでも光秀が女っていうのはこちらから土下座してでも願い下げですよ。なにせ信長につけられたあだ名は「きんかん頭」よほどハゲだったとしか思えない・・・。あと苦労した嫁さんのひろ子夫人を差し置くわけには行かない・・・。八方塞であります。まだ上杉謙信が女性説のほうがましであります。まあ、マッチョに違いないとしか思えない戦マニアですが、女性恐怖症とたびたび解釈される彼には妻も子供も一人も居らんのですよ。一人もってのは流石にヤバイ・・・あの戦国の世に子孫を意識的に増やす意思が見られないとは、なにかも怪しい。ゲイの方だったのかしら?という憶測もできるけど、そういう話も無い・・・。戦国の頃じゃあ別に隠す必要もないし、珍しくも無いのに・・・。
ファンタジーとしてはありの方向だと思う、女性説。
 戦国でとりかえばや物語が通用しそうな戦国武将を足りない頭で探すも知識の無さゆえに見つかりそうも無く・・・「利家とまつ」を見たもののドリームとしてはまつと利家の馴れ初めがもっとほしかったという欲望のままに妄想するも、21歳と13歳の恋愛という現代では確実にアブノーマルな関係に思考回路はショート寸前。だって、大学生と小学生(数え年ですから)の夫婦って・・・!!
確かに二人はなかよし夫婦で子沢山、しかしあれで利家獲得までのまつの苦労はいかばかりかと考え、かつコメディ調になってくると収拾がつかなくなってくるあたり怖い。まつは当時にしてもやや幼な妻だから利家に怪しい趣味が無い限り始めは守備範囲外だったと思われるわけで・・・。利家は美丈夫だったから当然競争率も高かったわけで・・・。しかも、主君にあたる信長とは衆道のうわさがあったわけで・・・っていうかいい年こいてからに至っては堂々とそうだったとばらしてる訳でって、ホントだった訳で・・・。大好きな従兄弟のお兄ちゃんのお嫁様になる!と息巻いても相当な難関だったと思うと笑えるやらなにやら。しかし、この夫婦の人生としては秀吉がいたばっかりに多大な迷惑をかけられてて、こっちまで悔しくなってくる。あんまり気の毒で結婚前のファンタジーを書くのもためらわれる感じ。っていうか秀吉は老害のいい見本すぎ・・・。部下の女房、親友の娘まで手をつける人非人です。あげく朝鮮出兵です。時代のせいじゃない、どの時代に生まれてても酷い奴に違いないと思わせる畜生ぶりです。高い理想とかも見えないあたりもやば過ぎる。家康は冷血だけど人情を知っていると思う。本人に人情は無くても人には人情が必要なことを知ってて、その範囲で人を利用する域まで達した事がスゴイと思う。ゆめゆめ自分がすべてに対して一番えらいとは慢心しなかったであろう態度は素晴らしいと思える。人生とは重荷を背負いてゆくが如し、人質生活を伊達にしてない。
 ものすごい話がずれた・・・。こんな秀吉大キライ話はどうでも良くて、いいたい事は戦国は悲しすぎるので気が滅入るということです。
戦国期の流行歌とかがやたら世をはかなんでいるのも無理も無いなあと思うのであります。おどり踊って踊り狂え、よく言ったものだと思います。
 小説なんてかけそうにもありません。文章は書けないは、ファンタジーしようにも戦国は痛すぎて見たくないしっていうか人の世そのものがわずらわしくて仕方ないのに人間のことなんて書きたくもありませんし考えたくも無いよ。あはは言っちゃったよ。この状態で小説なんて書いたらやたら排他的厭世的なしかも頭悪い文章になるに違いないから描きたくないなあ。もっとホントの事いえば描く事描きたい事なんて何も無いって事ですよ。しかし、こんなにも何も考えてないとホントに近近脳みそが萎んで使い物にならなくなるんじゃないかと不安になります。
すでに停止しかかってるものなあ・・・。
 


 




 ハイウェイ・ランナー!
2004年03月22日(月)

 家の妹が言いますには、小さな子供は「マイ・メロディー」を「マイ・メロリー」ちゃんとしか発音できないそうです。非常に愛らしい。いやあ、妹はピューロランドでバイトしてるんです。マイメロディーとはウサギが赤頭巾をかぶったキャラクターの名前です。

 昨日、「エヴァンゲリオン」を久しぶりに見ました。オタオタしいことに全話コンプリートしたビデオが家にありまして、久しぶりに見てみたんですよ。ところがですよ、三本中二本目がテープが切れちまいましてねえ、結構な話数が見れなかった・・・。わたしとしては、その切れちまったテープの中にあるエヴァ大暴走の話とかが好きなんですがねえ・・・・。切れちまったよコンチクショウ。
 まあそれは別としましても、物語の後半からどんどん登場人物たちがキモくなってくるところが凄かったです。なんていうか、自分と自分を取り巻く世界とのあり方云々ってものをいいたいのも分かるし、不覚にも泣いたりしちゃったことが事実だったり・・・。いや、それでもしかし、心の平安を得るための詭弁でしかない結論ではないかという疑問が頭をちらりほらりとねえ・・・。まあ、どうでもいいんですが〜。実は事実上の最終話とも言うべき映画「デッド・オア・リバース」を私見てないんですよ。あらすじというか映画の文章化したものは見たんですがね〜。
なにか別に見る気がしない。主人公が中学生という子供である以上世界観のちいささなんて仕方ないものなんだと思うんですがね、それにしても内輪で話が進んでるように見えるのがなんとも・・・。「一人の人間が持てる世界観なんてたかが知れてる」テレビ版最終回で出てきた台詞そのままに人類滅亡→再生という大事業がたかが知れてる人数しか出てこないなかですすんでいくというのが面白いやらなんやら・・・。ホントはもっとたくさんの人間が関わっているはずのプロジェクトに違いないのに、チリほどにも出てこない。内へ内へと篭っていく世界観そのまま・・・。いや、ほんとオタクくさい話だなあと切なくなります・・・。
いや、せつなすぎて・・・もう、どういったらいいか。すません、語録と表現力と論理的説明能力がなくて何もいえません。ごめんなさい。ごめんなさい。
こんな話、するんじゃなかった・・・。


 あわわわわ・・・・。黒武はよく混乱する。
此間は・・・バイトの面接に行ったんですが、面接にすら耐えられなかった・・・。わたし、契約とかできないほど強迫観念を持ってるみたいです。
約束もできない。
プライドを保つためにふたをしつずけるなんて馬鹿らしいことのために立ち往生なんてしたくないものです。しかし、人間怠惰なものですね。何もしようとしません。拙者只でさへ暗いのに、自分の無能さをこれ以上知りたくないとかそんな事を考えてみたりさあ〜。たはは。まだまだ自分の事が好きにはなれそうにもありません。




 もお、だめだー・・・
2004年03月13日(土)

 黒武は社会に出て行く事もできそうもありません。引きこもりです。
薬を!薬をクレー(風邪薬)
なんていうか、この自信の無さブリはどうすればいいのか、もお、生きている事自体に自信が無い。ホントに困窮デモすれば、必死で頑張るんだろか?いや、自殺でも考えかねない。そんなに難しく考えなくても。とも思うけど、どうにもならないんだから実際に難しいんだと思うよ。
そろそろ大学も卒業できるくさいけど、別に全然誇りなんぞもてないよ。だって、卒論もクソだしね。知るかコンチクショー!!学校生活なんて何だったのかわかんない。でてしまえばそれまでよ。新卒ってのは就職で欠かせないポイントらしいけど見事にそれも捨ててしまった。毎日泪ながして惨めさに耐えなければならないんだと思うとホントに悲しい。明るい未来なんて無い。なんだよ、それ。
親が大学まで出してくれたけど、人でなしにしか育たなかったよ。
ホントゴメン。償いの仕様が無い。大事に育ててもらっといて、こんなできそこないにしかならなかった事をお悔やみ申し上げるよ。


 今日、山咲トオルが仮面ライダーになるという夢をみた。変身シーンは昔のアイドルみたいなウインクとかしてキラキラしてた。山咲さんは何故かサイボーグという設定。しかし、なぜオカマ喋りをするサイボーグになんて博士はしてしまったのかが最大の謎でした。その、仮面ライダー・・・。




 ウィーンはすてき
2004年03月01日(月)

 ウィーンに来て三日目。いやなことに、日づけが変わってすぐあたりに目がさめてしまった・・・・。しくった〜。嫌だよもう、真っ暗だよ畜生。
もう一度寝よう。寝たんだけど又起きたのは四時ごろ・・・変な時差ぼけの仕方をしてしまったよ。
 今日は遠出の日だv電車のたびなんて「世界の車窓から」みたいで素敵だわ。
え〜となんて駅だっけ?あれ・・・。やたら近代的な普通の駅から電車に乗る。銀が駅員さんに確認してたよ・・・席とか行き先とか〜。凄いなあ。
電車の席は思ったより快適。外の景色も素敵。何か鹿とかもいた。食べるんだろうか?何の目的で飼われているのかは不明小さくて可愛い。
どの村も教会見たいのがあってスゴイ。教会はどれもスゴイ。恐ろしい。
建物はどれも珍しくて面白かった。おもちゃみたいな家で素敵さ〜。しばらく乗ってると、何もなくなった。やたら広い。
 クレムスに到着。銀が帰りの電車と次に行くデュルンシュタイン行きの時刻表を調べている。米角友黒は何の助けにもならないためボンヤリ待つ。山吹は助けになるらしい。立派だ。銀を助けにいった。流石四月から社会人。無職とは一味もふた味も違う。
クレムスは可愛い町だった〜。町自体は割合と小さいのだけど、どの建物を見ても可愛い。写真を取り巻くってフィルムを使いすぎる。町の中心にある教会と丘の上にある教会がスンバらしい。でも、町外れにある塔の方が有名らしくガイドブックもその写真が載っている。クレムスで歌った歌は「おそ松君」のうた・・・。
「う〜ちのとおちゃんは、サラリーマ〜ン。満員電車が我が人生〜」山吹には通じた嬉しい。昼食をどうしようかという話になるが、デュルンシュタインでいいのでは?となる・・・。しかし、その判断は賢明だったのかどうだったのか・・・?
 デュルンシュタインに到着。くるまでにブドウの苗木を山ほど見る。山の斜面など見渡す限りブドウ。しかし、冬のため枯れ木のごとく縮んでた。寂しい景色だ・・・。夏にやはりくるものらしい。シェ―ンブルンに続いて実感する。
駅は無人駅だった・・・。もしかしなくても夏には人がいるのかもしれない。
駅は小さいけど反ってヨーロッパの田舎なんだなあ〜と感慨深い。
しかも、イギリスのリチャードとかいう王様が幽閉されてた今や廃墟と化した古城が丘の上にたっているのが見える。素晴らしい。
町自体もヨーロッパの古い町そのままといった感じの城壁に囲まれていてやや興奮。ドナウの流れも美しい。広い河でどんぶらどんぶらと言った感じの流れようだ。ドイツ語で「ドキドキ」が「ドドムドドム」ならば「どんぶらどんぶら」はなんていうだろうとか・・・。とか考える。
昼食を取った店の親父が異常なデカサだった。オヤジもデカけりゃ茶碗もでかい。紅茶を頼むが出てきた茶碗がどんぶりの如くでかかった。私達小人にはどんぶりでもオヤジにはジャストサイズなんだろう。料理は魚のムニエル?見たいな感じ。白身でうまい。付け合せは例の如くジャガイモ。
心なしか皿もフォークもナイフもでかかった。
昼食後は川原に出てはしゃぐ。はしゃぐだけはしゃいだ・・・。むしろ私はやりすぎた間が否定できない。きっとみんなの中で私はピエロに固まったに違いない。やりすぎた・・・。
丘の上には登らない。寒いのがいけなかった・・・。今はやや登ってみたかったかんがある。やはり一寸でもやりたい事はやったほうがいい。でも、昨日の分離派(むしろクリムトのほうが分かっていただけるだろう・・・)の事もあり微妙でいいづらいのもあった・・・。
 帰りの電車は爆笑特急もいいとこだった。米に拍手。よねやんは悪女についての研究を披露してくれた。「よくねだる」のが悪女らしい。これからの米の悪女路線が決定。
 ウィーンに帰ってきた。夕飯までには間があるので「ザッハー」でザッハートルテを食べる。思ってたとおりの味だが確かにうまい。大きさのわりにぺろりと食べれた。生演奏もいい。ピアノのおじさんありがとう。通りに面したとこの席の人が皿が三階建てになったセットを頼んでた。いわゆるハイティーって奴だ。いろんなお菓子が載っていてうらやましかった。
駄馬駄馬だ〜。銀はクリームを半分残す。角はケーキに飽きて友金に四分の一ぐらいよこす。米はザッハーと気がついてなかったらしい。
ここは、クロークもあるし、トイレも綺麗で高級って感じがしたよとても。でも、やや騒がしいかな。観光客なれしてる感じ。ウェイトレスも微妙。客層も微妙。
(後日みにいったデーメルの方が雰囲気はよさそうだった。)
 夕飯はスーパーで買出し。ホテルで晩餐を相成った。
山吹はやや酔っていた。銀は米に「お客さんこういうのは始めて?どんぺり三本!」とか言われてた。銀の恐慌具合が面白い。
今日で山とはお別れ!日本での再会を楽しみにするよ。明日は銀と二人きりなんだねうらやまし〜。電車の中から見た変わった形したごみ収集所だかにいくんだろ?いいなあ〜なんて思いながら見送る。
私達は明日どうにかこうにかなるといいけれど〜と思いながら解散。
黒武は風呂にも入らず顔を洗って眠りこける。この日だっけ?角と友金の部屋が入れ替わったのは・・・。全然気がつかなかったよ。でも、思ったんだこれまた夜明け前・・・隣の寝息が違うなあ〜。って、まあ確かめなかったんだけども。風呂に入って出てきたら。ベッドに友金がいたよ。でも驚かなかった・・・あ〜どおりで・・・って感じ?

 「あしたのジョー」
 ジョーは他人のボクシングクラブに始めてやってきて大勢の前にもかかわらず「女がいるわけでもないし」とか言いながら着替えをやってのけました。最高です!ストリップ(違う)をやってのけるその性格最高だ!!見られて恥ずかしいものがあるなんて考えは彼には無いらしいです。

 それにしても家の近くのツタヤはなめてます。「巨人の星」は全巻コンプリートしてあるのに、「あしたのジョー」がありません!!
「はじめの一歩」があるのに、「あしたのジョー」がありません!!
何事ですか〜!!ジョーの何処がいけないんだよお!!






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