黒武日記
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 帰ってきちゃった・・・。
2004年02月25日(水)

 ウィーンから帰国しましたよ・・・。なんとか生きて帰りました。
銀蔵がいて本当に良かった・・・。まあ、銀蔵がいなきゃ行く気なんてなかったけどね。ほんと銀蔵ありがとう、そしてごめん。「チュ―キー!」「イ〜ヒヒヒ」とか笑いまくる人間達を連れての道行きはさぞかし恥ずかしかったろう。それはもう、なにかの羞恥プレイ?ってくらい恥ずかしかったろう。山吹が滞在してる時はまだ山吹に助けが求められてたろうけど、その後はもっと酷かった・・・。

 今日は銀蔵の夢を見た。数日間銀蔵を連続で見たので私のお粗末な脳は銀蔵の映像をリプレイしてしまったらしい。銀蔵はなぜかドラマに出演しており、例の如くコートにパンツ・セーターという出で立ち。ドラマの内容は良く分からないが、驚いた事に男性と腕を組み楽しげにショッピングするという銀蔵主演のものだった。私は笑いと驚きに見舞われながらも「これは皆に言わなければ!銀蔵め、こんなシーンがあるもんだから私達に黙ってたな!!」と銀蔵芸能界デビューに全く疑問を抱いて居らず、してやったりとばかりに身内中に電話で言いふらすというのが夢の一部始終であった。
 銀蔵ごめん・・・夢の中でまで恥ずかしい思いをさせてしまったよ。エスコートされてる銀はこういっちゃなんだけど、可愛かったよ。

 いやあ、ウィーンにいくまででも、てんやわんやのキリキリ舞だったよ。
日本にいながら、ロストバゲージ寸前だわ、飛行機の中では食いすぎのせいか、フライトシックか吐きまくりだし、フランクフルトでの乗換えでもぼんやりしてたために搭乗券に代えるの忘れてて席が離れ離れ・・・・。よりによって巨人の小父さんにはさまれた席でつらかった・・・。本でも読んで誤魔化そうにも眠くて微妙だった・・・。寝てしまって・・・目覚めたらミルキーウェイが本の上に置いてあった。「何コレ・・・・?」もう、わけがわからん。行きから?だらけだ。思わず隣の巨人の顔を凝視。巨人は気がついてスチュワーデスを顎でクイクイって・・・。「ア・ハ〜ン」無言でうなずいたけど・・・・恐ろしくて食べる気しなかった。
ここで死ぬわけには行かない。家にある「積荷」を始末しないで死ぬわけには行かない。「積荷を、積荷を燃やして!!」
 ウィーンに到着するも、一時間半ほどの遅れ・・・。迎えは待っているのだろうか・・・・。最長一時間半しか待ってないって言うんだもん・・・。ふざけてる。
5700円持ち逃げかよ。
 でも、待ってたよ。まだ慣れてなくて「サンキュー」というのも小声・・・。
運転がとても乱暴な人だった。あれはヤバイ。マジヤバイ。
 ホテル到着。いかにもヨーロッパのホテルマンって感じだった。一寸マトリックスのスミス系。ゲルマン人はやはり恐ろしい。チェックインすら私だけではできなかった自身満々。米角に引っ付いていく。

 9:30銀蔵がホテルにやってくる。その前に朝食。思ってたより出た。普通のバイキング。一時間は食ってた。食いすぎ。
銀蔵に会えるぞ!山吹は相変わらずだ〜銀も久しぶり〜。
なにか、異国にきた感じがしない。
この日は市内観光、昼食後にシェーンブルン宮殿に行った。
ウィーンはやたら豪華でスゴイ。想像したより町じゅうガイドブックの調子の建物がつづいてて、むしろ普通のビルとかを見かけない。何か立てられない理由でもあるんだろうか・・・。景観の問題?
教会はでかい、でかすぎる。中もでかい。コレが石でできてるって言うんだから。
凄すぎる。それにしても黒い。
高い塔の部分が工事中で変な幕がついていた。銀によるとあれは銀行の宣伝らしい。教会に銀行・・・。微妙だ。奈良の大仏に「みすほ」とか書いてある感じだ。
昼食はなにか肉のカツレツだ。忠くらいの肉が二枚ついてきた。うまい。
サラダは、そこらへんに生えてる草みたいのとジャガイモ。ジャガイモ多すぎ。
私は食べるのが遅い。
 シェ―ンブルン宮殿は夏にくるものだ・・・。宮殿自体はとてもすてき。ガイドフォンに日本語もあって素晴らしい。発音は微妙。皇帝の肉声をお聞きください・・・といって流れた声はほんの三秒ほどだった。短すぎ。
バラ園は枯れたようになってる・・・花が咲いてる庭は黒い土むきだしだった。
なにか岡の上にある建物に行く。池の水が凍ってて鳥が無数に立ってる。白い。
石でも投げてわってもいいけど、ヒッチコックの鳥みたいになるのはゴメンなのでやめる。

 わ〜いわ〜い!一日目からかなり充実してない?うふふふふっ。って調子こいてたら、「キャベツ」ことゼッセシオン分離派の建物を発見してしまった・・・。
あそこにはクリムトの第九の壁画がある・・・!見たい。
思ってしまった。見てみたいって・・・。
いやあ、壁画は素晴らしかった。おいら感動した。
それまではとかったんだけどさああああああ〜。
あとは縛られた男とか鞭打たれる男とか窓辺でロミジュリな紳士とかタコとか・・・。
ゴメン皆ごめん。とんでもないとこにつれてきてしまった。
これもいい思い出さ〜。数ヶ月ここで過ごす銀には申し訳ないけど・・・。

 ホイリゲに行く。うわ〜い、うわ〜い。炭酸の入った白ワインを飲んだ。
あと、肉とか妙なシュウマイを食べた。付け合せの豆とキャベツの酢付けがうまい。「あしたのジョー」の話をするも、早くも酔いが回って、なんていったらいいのか困り果てる。角の「男ぶり」という台詞を「男食い」と米やんがききかえす。
確かに私も「男食い」と聞こえたが緋月様が男食いでは一大事なのでさらりとながしたのに米やんは聞き返した。笑いが止まらない。

 帰りの路面電車では数人の若者が酔っ払ってるためか、はしゃぎまわっていた。
実は少しおそろしかった。

 一日目はこんな感じ。明日は遠出するという話で否応なしにわくわくするも、宿に着く頃には寝る気満々。風呂も入らず寝る。角がまだいろいろやってるのにもう、かまわず爆睡。




 なんんつーか・・・
2004年02月15日(日)

 私は・・・四月から晴れて「無職」になるわけなんですがね・・・。あははははあhっはははあははっはっは!!笑えねえ〜。
妹は公務員になろうかとか真剣に生きてるのにね!今日も簿記の勉強してたよあの人。夜は妹の髪を染めました。カラーはマロンブラウン?

 新撰組!なんつーか・・・・大河でやるほどの内容じゃないよな。しかも、創作もはなはだしいし・・・あれで何で新撰組になっちゃうのか、今後の思想の変化が訳わかんなそう。やっぱ大河は重厚さが大切じゃねえ?スケールとかさあ。
新撰組でも、「壬生義士伝」とかなら大河でも十分だと思うけど。
なにか、青春新撰組を書きたいというのは伝わるんですけど・・・若いよ。若すぎだろ?今日の話では歳さんは26歳みたいなんですけど・・・。
なにか今の若者にしても若いって言うか幼いっていうか、むしろ見てて自分の不甲斐なさを慰められるくらい若いよ。結婚もまだ〜職にはついてるっていえるのか微妙だし・・・居候だし・・・。歳ってばなんだよ。ダメダメだよ!!!
ダメじゃないけど・・・ある意味ではだめだよ!確実に!!
前回勇が嫁さんもらった時、めでてえって感じだったので、嫁は認めるのかと思ってたら。今回では何か嫉妬してて大笑い。なんだよ、友達の嫁さんに嫉妬だよ。
大人げねえ〜!!!!!

 こんな歳さんが新撰組鬼の副長になれるのか、ふ・・・不安。

 いや、それより・・・ここまできて思うんですが。
 勇が気持ち悪い・・・。なんか、善人すぎてキモい。どの面下げて、集団で浪士たちを殺したり粛清したり、拷問したりするんだよ。まったくさ〜。
なに、むしろ狂気にすら近い危ない世界に踏み込んでいく男達をかくとかいう深い内容なの?これからは?
京都で近藤は女を囲うんですがね、今の新婚のイサミン見てるとどうけりをつけるのか、はなはだ心配ですよ。今の歳三はあちこちに手だしてるに違いない!ってくらいフラフラしてますが、勇はその反対みたいに可憐にされてるからさ〜・・・京都での女つくりまくりはどう説明する気なのか小一時間ほど問い詰めたい。


 あ・・・・オーストリアに水曜には行くのか〜。な〜んも考えてない。
一寸は考えないとなあ。犯罪とかトラブルの例は読みふけったけど〜。
フランクフルト?での乗り換えが心配。





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