4254.0516の日記

2007年03月30日(金) 青山の夜桜。


 ここのところ、手越くん大躍進。

 前は、どこにいるのか、いるのかいないのかわからなかったのに、最近は
 ひとりで出てる。
 しかも、J-WAVEにまで!


 クリーニング屋さんに行こう、とか。
 洗車しておこうか、とか。
 いろいろ考えたけれど、年度末ですっかり疲れが出たのか、今日もぎりぎりまで
 就寝…。

 しかも、自分が時間まで指定したのに、遅刻しそうになる。

 …と結局、間に合う。


 いよいよ写真つきdiaryの使用停止の日。
 昨日、一応最後にupしてみた。
 どちらにせよ、わたしの電話が古すぎて、写真が悲惨なことになっている。


 友人より一足早く到着してしまい、coffeeを買いにスターバックスへ。
 もちろんさくらマカロンも共に。

 レジに並んだら、「わたしもそれ、好きなんですよ」と店員さんに話しかけられる。
 思わずにっこり。
 いちばん気になっていた、「いつまでですか?」を尋ねると、4/14までらしい…。

 あー、やっぱり。
 残念。


 今日は、“NARA”の鑑賞(2回目)。

 ライズX初体験だったけれど、ものすごい映画館だった。
 造りが。
 高すぎるし、低すぎる、みたいな感じで、ちょうどいいところがない。
 と、思っていたけれど、見ていたらそれほど気にならなかった。

 とにかく、とにかく、奈良くんに惹きこまれて、惹きつけられて、たまらなかった。
 こういうのを好き、って言うんだろうと思う。
 見ず知らずの人を、これだけ信じられ、愛せるって幸せ。

 部分部分とっても好きなシーンがあって、写真で撮るように切り取って見た。

 そしてgrafとの営みも、本当に素敵だった。
 少なくとも、わたしは今、ひとりで考え、ひとりで作っているけれど、いつか
 こういう風に、誰かと一緒に作り上げてみたいと思う。
 そのために、今は一人の力を高めよう…そう思っている。
 そうやって、ひとりで作るものが猛烈な光を放つようになれば、きっと一緒に
 作り上げるに相応しい人たちが集まってくるのだろう…。

 何しろ、40にもなった大人たちが、ああやって全力で遊べるのって最高。
 みんなで、真剣に遊ぶのって、きっと楽しいだろうなぁ…。


 という話をしながら、友人Sと食べるところを探しにいく。


 青山あたりを歩いていて、小さなcafe風の居酒屋さんに辿り着く。
 広さも手狭で、いい感じ。
 席に通されたら、NARA映画そのままに、“小屋風”だった。

 びっくりの肉じゃが、トマト過ぎる焼酎、相変わらずカクテルに浅漬けで飲む
 わたし、何より外で2杯も飲めたわたし。
 何もかもが最高の夜だった。

 結局2h(3h?)で撤退となり、早く終わったので、青山の街並みにそびえる
 夜桜を見に行った。
 ぼやーっとlightingがされていて、あたりに人が少なくてすーんと静か。
 しかも、月に群雲風の夜空。
 大して酔ってもいないけれど、ほおっとなった。

 今年の桜は、これで最後だろう。
 だけど、いい記憶になった。

 時間があるので、原宿まで歩くことにする。
 …途中で、前々から気になっていたアニヴェルセルのcafeに入ることに。
 すっかり小洒落た青山人風を気取っていたけれど、drinkの値段が『滝沢価格』
 だったので、ちょいびびった。
 店員さんがみんなかっこよくて、サービス精神に溢れていてよかった。
 とりあえず、『滝沢価格』ということで納得した。

 いつものように、友人Sと話し倒す。


 全てが完璧な夜だった。
 大人になって、こうやって遊べることがうれしい。

 そして、わたしはあの渋谷・原宿areaが好きだなー。
 考えてみたら、今月はNARA映画、美由紀ちゃんlive、Saigenji Pracaに引き続き、
 あのareaを訪れるのが4度目だ、ということに気がついた。
 よく行ってるなー。


 なんだかんだ言って、わたしはこういうわたしの毎日を、結構愛している。


 ♪BGM/J-WAVE


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2007年03月29日(木) 年度末最終日。

 今日は、年度末最終日。
 今年も良く働いたぞ、自分。


 わたしが実習生だった頃から数えると、かれこれ4年もお世話になってきた
 先輩がふたり、この春移動する。
 特に、隣の席で1年間やってきたTさんの不在は、心にぽっかり、穴…。

 今週は、そういう色々をしみじみと味わおうと思っていたのだけれど、お互い
 追い込みrushでほとんどdeskにおらず、ほとんど一緒の時を過ごせなかった。

 楽しい時も、疲れた時も、怒りに震えた時も、隣にいた。
 何より、ちょっとblackを含んだ雑談が、仕事の上でのstressをどれだけ減らして
 くれたことだろう…。
 まだ、引継ぎとか、歓送迎会とかで会えるし、お別れじゃないけど、でも
 次にわたしが職場に行ったら、そこにTさんはいなくて、わたしのdeskも移動して、
 新しい人たちはやって来るのだろう。

 どんな形で感謝を伝えられるか、ずっとずっと考えている。

 年かなー。
 変化は、ただただ切ない。


 今年度の仕事の集計を統計として出して、席の移動のために荷物をまとめた。
 そして、移動予定の人には全て挨拶を済ませる。
 これで、わたしの仕事は全て終了。

 4/2の朝から、早速仕事が始まる。


 そして安藤裕子のradioも最終回。
 虚弱な彼女が、深夜帯の番組を続けられようはずもなく。
 わかるけど、わかるけど。
 でも、残念だなー。


 週末に会う予定にしていた妊婦ちゃんとの予定がキャンセル。
 とりあえず、体調の関係ではなかったので、また約束のやり直し。
 最近、妊婦と出産予定日に会う約束をしてしまい、立て続けにひやひやしている。


 数年間お世話になってきた、写真付きdiaryのyapeus!が明日で終了。
 仕方がないので、blog siteに移動した。
 似た感じのスキンにして、これからもmy paceに更新していこう。


 何だか、さびしくて、かなしくて、まとまらない…。


 ♪BGM/2007 Single MD 1-2.
    
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2007年03月28日(水) 『さくらん』。

 やっぱりむしゃくしゃは止まらない。

 どうまとめたらいいのか。
 怒りの矛先を向けるべきはどこなのか。
 どうすることが普通なのか。
 色んなことがよくわからない。
 だから、ひたすらいらいらするだけ。


 職場での仕事は猛烈な忙しさだけれど、家での仕事が片付いているので、
 lady's dayとばかりに映画を見に行くことにする。
 見たいものがたまってきてたし。

 今日は、『さくらん』。

 菅野美穂は、しゃべらない芝居が抜群。
 優雅に、儚げに、すっとした感じでエロい。
 たぶん、声が嫌いなんだと思う。
 しゃべりだすと、とたんに良さが半減する感じがする。
 子どもじみた感じもするし。

 木村佳乃は、うーん、よかったー。
 一番良かったかも。
 (でも一番は、やっぱ安藤政信かなー。)
 女の情念とか小狡さとか、“ザ・女”っていうのがすごーく出てた。
 そういうのって、深く深く恐ろしさを感じさせる。
 そして、やっぱとんでもなくエロかった。

 土屋アンナは、みてくれは一番エロいんだけど、絡みのシーンとかが全然
 エロくないんだよなー。
 芝居してないって感じがする。
 存在だけで勝負してるっていうか。

 木村佳乃と永瀬正敏が恋に落ちるっていう感じって、ものすごく腑に落ちる
 んだけど、土屋アンナと成宮寛樹はぜんぜんわかんなかった。
 相手のどこが好きで、どんな風に焦がれているのかが伝わってこない。
 そういう話になってるから、っていう感じ。

 蜷川さんは、すごーくイメージとかを緻密にキャスティングして、菅野美穂
 とか木村佳乃はそこに抜群にはまったのだけれど、土屋アンナだけは
 「土屋アンナだから」という理由でキャスティングしちゃった感じで残念
 だった。
 あのふたり、蜜月過ぎる。

 基本的に蜷川さんはstop motionの人で、写真をコマ送りにしたような動きを
 撮ったっていう感じがした。
 だから、基本的には写真がbaseなんだよなー。
 当たり前だけど。
 花とか、金魚の取り方はまさにそう。

 だから、動きを動きとして、ダイナミクスを感じさせたり、予測不能のことが
 起こったりっていう風には描かない。
 それが蜷川さんのキャラでもあるんだろうけど、動きを撮るようになったら
 もっと面白い(というか、興味がわく)かも。

 あとは、意外と、子どもの撮り方がよかった。
 何となく、流れの中でほっとさせる感じ。

 しかし、衣装といい(伊賀さん)、花といい(東さん)、音楽といい、全てが
 好み過ぎた。
 もう、林檎ちゃんの音楽は、天才!としか言いようがない。
 Lastの“この世の限り”の持って来かたなんて、もう、くぅーと唸る。
 とんでもない贅沢さ。

 終了前に見られて良かったー。
 DVD欲しいなー☆


 興奮のPracaから一夜明けた。
 あの誤解と不信を完全に払拭。
 わたしたちは、音楽でつながってる…。


 ♪BGM/2007 Single MD 1-2.
    
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2007年03月27日(火) 普通の人に対する脅威に近いもの。

 やっぱり平日の夜遊びに対しては躊躇。
 朝の段階では、とてつもなく面倒に感じる。
 予約をしたことを、ちょっぴり後悔。

 だけど、もう、とんでもなくむしゃくしゃしていたので、勢いついでに出かける
 ことにする。

 Saigenji Powerに祈りを込めて。


 学会の余波か。
 何だか仕事に対してmotivationが高くなってる。
 tryしたい気持ちに溢れる。

 そして、やっぱりつーんと冷たく、突き放すように見ていたことを思い知って、
 寂しさと怒りのようなものがこみ上げる。
 言い訳したい気持ちに駆られるし。
 問い詰めたい想いに苛まれる。


 やっぱり向かう電車の中ではがつんと眠り込んで、何とか最寄り駅に到着。
 Liveで座れなかったら嫌だなーと思って、ラーメンを食べていくことにする。
 店の中では、やたらBeing形の音楽がかかってた。
 有線…?

 今日は、お伴の音楽を忘れてしまったので、無音で坂道を上がる。
 相変わらずwindowはきらきらしてて、“NUDA”のbottleが整然と並んでた。
 林檎ちゃんの好きな、アンドゥム・ルメステールが入っていることが判明。
 どうりで、前々から気になる店構えだと思ってた。


 すたすたと歩いていると、足の血流が良くなり、痒くなる。
 あー、ここの所歩いていなかったのだなぁ。
 …と会場近くのコンビニを通りがかると、なんとSaigenji!!!
 話しかけに行こうかと思ったけれど、何を言ったらいいのかわからなかったので
 やめる。

 会場ではまだ列ができていて、その最後尾につく。
 するとコンビニ帰りのSaigenjiが…。
 驚いて、にっこり笑いかけると、にっこり笑ってくれる。

 会場に入ると、意外と人はまばらで、ひとつだけ座席を見つける。
 Lucky☆
 その席は、よく見かける人の隣。
 いつも一緒にいる人たちはいなくて、その人だけだった。

 「よくいらっしゃってますよね」
 と、話しかけられる。

 ぽつりぽつりと話して、意外とtoneが合う。
 あ、向こうのことはわからないけれど、少なくとも、わたしは“普通の人に
 対する脅威に近いもの”は感じなかった。
 自分らしく、変わった角度そのままに話をすることができた。
 「面白いー」と言ってくれたし。

 Live自体は、普段と客層が違うなーという思いそのままに、変わった雰囲気だった。
 選曲も違う感じだったし。
 そして、Saigenji&誠司さんのシャツが、とっても良かった。

 今日のハイライトは、“走り出すように”初聴!
 ちょうどrequestしようと思っていたそのタイミングに唄ってくれたので、
 悲鳴に近い声を上げてしまった。
 うれしー☆

 やっぱり結果的に、平日の夜遊びも、どっかり元を取って帰る。
 Saigenji最高!!!
 今年もわたしを救ってくれる。
 色んな細かいことは、もうどうでもいい。
 そう思うことにした。


 隣の席の頼れる先輩が、この春移動ということが判明して数日…。
 最終週なので、堪能しようと思っていたのだけれど、お互いばたばたし過ぎて、
 全く一緒にいられない。
 どうなることやら。


 ♪BGM/J-WAVE


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2007年03月25日(日) I'm 放蕩娘。


 昨日偶然であった久しぶりの友人とlunchを食べる予定になっていたので、
 今日も学会へ…。


 どうしても週末になるとはしゃいでしまって、時間がもったいなくって、
 夜更かししてしまう。
 時間が、というより、夜がもったいない。
 どうしても、どんなに疲れていても、寝られない。


 というわけで、学会へは、お昼になろうかという頃にようやく到着。
 あの人、はもういなかった。
 当たり前か…。


 会場へ入る前に名札をつけていなかったら止められた。
 学会へは潜りで入ったりしていた学生時代。
 もう、できないのかしら…。
 厳しいなぁ。


 友人とは、本当にいつ振りだろう…。
 決して楽しいとは言えなかった院生時代。
 他大学に進んだ友人にくっついて、研修会や学会を織り交ぜた旅行にたくさん
 行った。

 人見知りで、人に対して厳しいわたしだけれど、友人(ふたり)とはすぐに
 打ち解けた。
 友人の友達、という、ある種面倒な関係だったけれど、そのどちらへも気を遣う
 ことなく、みんなが友達になれた。
 一緒に旅をしていて、本当に気持ちがいい人たちだった。

 研修は研修で頑張ったけれど、夜になれば遊び倒し、飲んだり食べたり、
 マッサージに行ったり、ボーリングをしたり、それはそれは夢のように
 楽しかった。
 あの思い出たちのおかげで、かろうじて、つらいだけの院生生活にはならなかった。

 その友人も、数ヶ月前にお母さんを亡くしていた。
 それを感じさせないくらい明るくて、ぴかぴかしていた。
 ますますぴかぴか度は増していた気すらした。

 「私も続かないようにしなきゃ!」と大真面目に、“がん予防”と銘打たれた
 menuをchoiceしていたけれど、それってわたし、何も言えないー。


 『ひとまずお金だね!』とまた金talkをして、それぞれ目当ての発表を見に行く
 ことにする。


 結局わたしは、はなから除外されていて、全く頭にすら入っていないことが
 わかって凹んだ。
 もちろん、こっちだって散々好きにやっていて、これは反抗?というくらい
 自分の思いだけを貫いてきたのに。
 わかっていたし、むしろわたしが選んできたことなのに。
 I'm 放蕩娘。

 ものすごくつき離されたような気がしたし、1mmたりとも賛同してくれていない
 ような感じがして、ショックだった。
 正直。

 歓迎なんて、全くされていないんだ…。

 いろいろ気持ちが疲れて、落ち着かなくて、明日は仕事だと思ったら、まっすぐ
 帰るしかなかった。

 一息つくために、cafeに入る。
 もらった論文に目を通してみたけれど、全く頭に入らなかった…。


 久しぶりに後輩に会った。
 卒業できたのかなー、とか、いろいろとずっと心配していたけれど、堂々と
 立派に発表をしていた。
 「先輩!」と元気に声をかけてくれた。
 20くらいはゆうに年上だろうに。

 今回、色んな人に声をかけられたけれど、憶えていない人が続出。
 失礼だなーと思いつつ、普段仕事であれだけたくさんの人に会ってたら、特徴を
 刻み込んでおかないと、絶対に憶えられない。
 “勝手にあだ名”作戦で、頑張ろうと思う。


 今年も学会が終了。
 あの人とは、今度、いつ会えることだろう…。


 ♪BGM/J-WAVE


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2007年03月24日(土) “Detail”。


 辞令ショックを引きずりつつ、今日は学会。
 出身の大学院が主催になっていることもあって。
 場所も近場で、足が向きやすい。


 特に何が聞きたいということもなく、何となくいつものように顔を出す、
 という感じだったのだけれど、行くと知っている人がいっぱい。
 (一方的に知っているだけの人も含め。)

 今、仕事でお世話になっている、それぞれの領域の人。
 それぞれの同僚。
 大学時代の後輩。
 大学院での後輩。
 お世話になった先生とか、好きな研究者。
 学生時代にいろいろと勉強をしたりしてた友人たち。
 勉強会仲間。
 気がつけば、ひとりじゃなかった。

 あんなところにいって、知ってる人がごろごろいるって、すっかりこの業界に
 どっぷり浸かってるんだなぁ、と思う。


 お昼に、かわいいcafeに行った。
 事前に調べていたのに、いつものように地図を持参せず、相当遠回りして
 ようやく到着。

 メニューはhealthyだし、美味しかった。
 しかも、雑誌のchoiceがわたし好み。


 あの人を見た。
 それほど久しぶりでもない。

 かつてあんなに遠く離れていた人が、わたしの生活圏に向かって来るってこと
 自体が不思議。
 別にわたしに向かってくるわけじゃないけど。
 でも、事実として、そう。
 行く道々、そういう風に想像していた。

 姿はやはり圧倒的に色彩が濃く見えた。
 あの人の色合いはくっきりしている。
 周りの人とのコントラストがはっきり見える。

 服装がわたし好みになって、ジーンズは穴ぼこだらけだった。


 今回いちばん見たかったシンポジウムは、時間詰め詰めのために良さが半減
 していた。
 それぞれに隠し持つ鋭さみたいなものが、ぼんやりぼやけた。
 残念。

 その中でも、わたしの上司の発言は、いちいちナイフをチラつかせたような
 ひやひやさせるもので、一緒に聞いていた同僚と、げらげら笑った。
 さっすが。
 大胆不敵!

 そして、そのシンポをわたしの愛する指導教官も聞いていた。
 こういうテーマ(概念)が、大っキライなはずなのにね。
 気にはなるんだー、という事実が、わたしを動揺させる。


 今回のいちばんの収穫は、“Detail”というKeyword。

 わたしが現場で気をつけていた、どんな服を着るか・どんな声のトーンを
 使うか・どのくらいのスパンで口を挟むのがいいのか・まずは認め、褒める、
 みたいなテクニックは、“基礎理論”ではなくて、あくまでも“detail”だ。
 そして、経験の有無に関係なく、比較的みんな(特に、女性はその色彩が
 強いと思う)detailで勝負しているし、しかもその手法は似通っている。

 はじめに話を聞いたときは心強く、次の瞬間には「似通っている」という
 ことが悔しかった。
 自分なりの企業秘密と思ってきたのに、とどのつまり、みんな考えることは
 同じってこと。
 もっともっとoriginalでありたいと思った。
 それは猛烈に。

 もっときちんと理論的背景を持ちたい。
 その上でdetailを更なる高みへと押し上げていきたい。
 それは、似て非なるものだ。
 どちらもおろそかにはできない。


 しかし、この指摘をしたH先生は相変わらずの切れ味だなー。
 質問が的確で、問題意識を喚起させる。
 しかも、自分のvisionが明らか。
 こういう知的な刺激が、学会の醍醐味だと思う。

 それに引き換え、もうひとりの討論者は、学生時代の旅の同行者。
 だらだらと、メリハリのない質問を続け、visionも曖昧。
 その質問を何に繋げたいの?、みたいな意味のない質問が続く。


 久しぶりに頭を使った。
 でも、その感覚って、結構悪くない。


 どこかで見たことあるなー、と思っていた人に話しかけられた。
 でも、どこで見たことがあったのか、自分とどういう関係の人なのか、全く
 思い出せない。

 …と思ったら、大学院の後輩だった。
 しかも、家まで車で送ったことすらあったんだった。
 もう、致命的に人の名前を憶えていられない病。


 ♪BGM/LAVA AL. 『Afro Temple Percussive』


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2007年03月23日(金) 辞令交付。

 職場の正式な辞令交付の日だった。

 あいにく、わたしは非番。
 別の仕事も年度末のためになく、家で作業をしてた。
 はぐのように、大きなスモッグ風のワンピースを着て。


 すでに昨日の時点で、大好きな先輩ふたりが移動になることはわかっていた
 ので(他の移動対象者の名前も既にわかっていた)、呆然…。
 ショック過ぎて、普通に振舞うしかない。
 受け入れられるのかな、この現実を。

 そして、夜の飲み会では、Y課長が熱い熱い心情を吐露していた。
 はー、これがあの素晴らしい指摘の数々の根源なのか、と思った。
 わたしも、あの年齢になるまで、あのテンションを維持できるだろうか、
 とも思った。

 Fさん(先輩)に別れ際、「化粧濃いよ!」と捨て台詞を吐かれ、みんなで撤収。
 きっと、ぎりぎりまですっぴんで、出掛けに化粧をしてきたから、落ちてない
 からだろう…。

 なんかショックだった。
 恥ずかしいって感じなのかな。
 いっちょ前に色気づいてるって言われたみたいで。


 結局、飲み会ではふたりの先輩とほとんど言葉を交わさなかった。
 まだ、現実を直視できない。
 だから、触れられないのだ…。


 ♪BGM/LAVA AL. 『Afro Temple Percussive』


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2007年03月21日(水) Music from Brazil。

 昨日はチャカティカにフラレてしまい、久々の夜遊びということもあって、
 今日は寝覚めが悪い。
 週の中日だし、疲れも溜まってる。


 年度末で、何だかざわついている…。


 今日は、美由紀ちゃんのlive。
 久し振り。
 Bophanaの出演も久し振り。
 ほぼ、1年ぶりくらいじゃないかな。

 早く行って、買い物でもしようと思っていたけれど、大仕事が終わって、
 疲労の揺り戻しもあり、ぐったりと寝込む。
 着いたのは、ぎりぎり。
 駅から近かったので良かった。


 エクニを、また、読めるようになった…。

 エクニが読めるのは、精神が病んでいる時。
 身体性を排除した、純粋な精神。
 何かにすがりたい時や、沈んだ流れに身を任せたい時に、よく読んでいる。

 今日もBook Offで、誰かに貸したままどこかへ旅立ってしまった『きらきらひかる』
 を調達。
 これがまた、強烈な病みっぷり。
 でも、最近の普通と病理すれすれ、みたいなのより、あそこまで病理にどっぷり
 浸かってる方が読みやすい。
 ああいう物語の方が、登場人物が優しい、って気がする。


 LiveはBophanaから。

 相変わらず里香ちゃんの声は低くて、すべらか。
 そして、意外に最近気に入っているのが小池くん。
 あの健康的に朗らかな感じがほっとする。
 Bassも、それほど注目して見たことはなかったのだけれど、playは素晴らしかった。
 すごく、好みの音色・リズムをしたBass。
 知っているジョビンの曲をたくさんやってくれたので、よかった。

 休憩中にお客さんを見渡したけれど、やっぱりかなり小洒落ていた。
 確かに、ああいうイベントに誘われたりしたら、容易に恋に落ちかねない…。

 そして、美由紀ちゃん。

 相変わらず(というか、いつもにも増して)マニアックな選曲の数々。
 笹子さんのguitarは、手元から目が離せなくなる。
 ひとつひとつの音の響きもいいし。
 笹子さんは本日birthdayでした。
 (事前に重大発表とか言っていたので、てっきり美由紀ちゃん妊娠か、
 Bophana内結婚かと思っていた…。)

 美由紀ちゃんの声は言わずもがなで、今日もたっぷり堪能した。
 本日のdress upも素敵。
 やっぱり生がいいー☆

 そして、“イパネマの娘”は難しい曲なんだ、ということがはっきりした。

 美由紀ちゃんは7月にAL.発売!
 やったー。
 夏のAL.なんて楽しみ。


 liveが終わると、会場を飛び出して、昨日棚上げにした古着屋さんへ。
 即効3〜4着を手に取り、猛然と試着。
 もう、洋服を買わせたら、わたしの欲望は止められない。
 春だし。

 結局、モノトーンのドット柄のパンツと昨日からの念願だったラグランTを買った。
 古着万歳!


 ジョアン、ジョビンともに、ブラジル音楽は深い。
 あー、集めてしまいそうだなー。
 怖い…。


 ♪BGM/J-WAVE


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2007年03月20日(火) とても、とても、大好きだったという記憶…。


 家の仕事じゃないのに、こんなに仕事を溜めたのは初めてだ…。

 完全にわけがわからなくなっていて、いろんなことが上滑りしていく。
 何を終えて、何が終わっていないのかすら、把握しきれていない。


 …という状況にも関わらず、仕事を1h抜け出して、夜遊びに向かう。

 24h、¥800の駐車場も無事見つけた。
 これからは、ここを使おう。


 久しぶりに着替えを持ってきたので、ここの所着倒しているワンピースを
 被ってみた。
 帽子もかぶって、レギンスをはいたら、お出かけの準備が整う。
 それまでの自分はどっかに脱いでくる。

 電車の中ではどかっと寝て、1hほどで到着。

 予定通りに到着して、少し早めに着席。
 やっぱり予約番号“1番”。
 …っていうか、わたしだけ。
 alcho.ではなくて、柚子茶をorder。
 身体もあったまる。

 久しぶりに見つめた人は、少し痩せて、髪の毛が伸びていた。
 ふおんとした身体つきが好きだったので、ちょっとがっかりした。
 帽子っぷりがお揃いだった。

 ふわーと声が広がると、突然あの頃の風景が蘇ってきて驚いた。
 見ている映像が、あの頃の感じだった。
 だけど、わたしの気持ちは“今”でしかなくて、そのおいてけぼりの感じに
 違和感を感じた。
 わたしは、その風景を“今”だと錯覚していたのだけれど、心の奥ではとっくに
 “記憶”でしかなかったのだなぁ。


 とても、とても、大好きだったという記憶…。


 時々、水がたゆたうような音が沁みて、気持ちが寛いだ。
 冷たいようで温かい。
 近いようで遠い。
 そういう声だと思う。
 そして、あの不協和音のような不器用な楽器もそのまま。

 話すその姿がぎこちなくて、わたしまで居心地が悪いような気持ちになった。
 シンクロ。


 終わったら、逃げ出すようにその場を出た。
 というか、逃げた。


 学生の頃は、あの怠惰で時間感覚のないような街の雰囲気にも、何の感慨も
 なかったけれど、すっかり規則正しさに身を任せることに慣れたら、居心地の
 悪い感じになった。
 未来というものを過大評価している人たちが多い街。
 何だか甘えに見えたのは、わたしが勤め人になったからだろう…。


 念願のカレー屋さんに行こうと思ったら、今日に限ってお休み。
 うーん、いい雰囲気っぽい。
 残念。

 仕方がないので、ものすごくAmericanなdeliに寄る。
 NYCを思い出すような雰囲気だった。
 コーヒーの薄さも。

 あの人が着ていたラグランTが欲しくなって、古着屋さんを物色。
 今週も同じ古着屋さんに行く用事があることを思い出して、今日は断念する。


 行ってよかったと思う。
 会えたことに価値があったと思う。
 そう、思う。


 ♪BGM/J-WAVE


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2007年03月19日(月) 未熟な女子。

 “梅てびち”なるものを作った。
 クウネルを見て。

 裏ごししておいた梅に、砂糖とみりんを加えて、ちょっとの間火を通す。
 とろとろになったところで、火から下ろし、熱を取る。

 本当に、「梅って果実だったんだなー」という味になった。
 ふんわりと甘くて。
 すきっとすっぱい。

 ヨーグルトとかに入れて食べたら美味しそう。


 仕事のことなら、自分の伝えたいことを伝えたいように。
 自分が思うように、相手にも伝わらなくちゃダメだ。
 寸分の狂いもなく伝えることを信条にしてきた。
 『寸分の狂いもなく』は無理だと思うけど、そこそこいい形で思いを伝えられて
 いるような気はしている。
 誤解のないように。
 細心の注意を払って。

 だけど、自分のことはからきしダメだ。
 言えば言うほど、言いたいことから遠ざかる。
 想いが実感から離れていく。
 こんなはずじゃない。
 こんなことを言いたいんじゃない。
 後から思うと、そんなことばかり。

 特に、昨日はそうだった…。

 単なる、わたしだけの、個人的な感情なのに、どうしてうまく伝えられないの
 だろう。


 そういうところって、年相応に、未熟な女子だなぁ、と思う。
 情けないけど、ちょっと笑っちゃう。


 江國を2冊読んだ。

 全然ダメだと思ってたけど、この2冊はさくさくと読めた。
 あの独特の女っ気はやっぱり甘ったる過ぎるところもあったけれど、全体の
 バランスの中で読めた。

 何度かmookで読んでいたはずの、『ケイトウの赤、やなぎの緑』は全然違う
 storyに見えてびっくりした。
 全然筋を追えてなかった。
 読んでなかったに近い。


 Liveを予約したら、予約番号“1番”。
 大丈夫かなぁ。


 眠かったー。
 整体に行ったのに、やたら身体の重い月曜日だった…。


 ♪BGM/安藤裕子 AL.『shabon songs』


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2007年03月03日(土) 非戦。


 今日も仕事。

 寝坊ぎりぎりの感じで出発したけれど、何とかセーフ。


 とにかく、ここ2Wほど、このことばかり考え続けてきて、お風呂の中ですら
 考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え…。
 どんなダメ出しをされるか、かなり恐怖。


 と、思いきや、意外と建設的な指摘しかされなくて、前向きにアイデアを
 出し合うという会になった。
 まとめのところなんて、ほとんどno check。
 やーりぃ☆

 何となく、子どもたちへの見方に信念が出てきたし、確信が持てていることが
 昨年と違うところ。
 自分でも、猛烈に楽しくなってきて、自分自身をcontrolできるようになってきた。

 昨年の書き物を見ると、恐ろしいほどの拙さ。
 文章や構成や見立てが、というよりは、魂そのものがへなちょこ。
 最悪だ。

 2h根詰めて話し合い、その後もわたしは残り仕事を2hこなして、4h経ったところで
 帰宅。
 計4h…無給です。
 あ、かろうじて交通費だけ。


 せっかく都内へ出たので、またまた映画を見に行くことにする。

 『硫黄島からの手紙』

 今までわたしは、戦争に賛成か、反対かと聞かれたら、反対だと思っていた。
 だけど、今日はっきり思った。
 ものすごく、立ち上がって主張したいほど、『反対』。

 戦争は、人間が持っているpositiveな要素を全て奪っていく。
 人に対する希望、とか。
 未来を信じる心、とか。
 物事を明るく捉えようとする心、とか。
 人を愛する想い、とか。
 そういうものを、全て価値のないものに貶める力のあるものだ。

 生きていて、どうせ嫌なことばかりで、死んでしまいたいことだって少なからず
 ある世界で、そういうことを信じられなくなったら、価値を感じられなくなったら
 どうするのだろう…。

 とにかく、戦争から感じたものは、闘争心でも、怒りでもなく、単なる
 『虚しさ』だった…。
 とてつもなく、巨大な虚しさ。

 やっぱり、今日も加瀬亮は健在で、素晴らしい空気感を漂わせていた。
 特に、次々自決していく仲間に続けずに逃げ出そうとする二宮を撃とうとする
 シーン。
 素晴らしい狂気だった。
 そして、真面目で一途なのに、気が小さくて、あっさりと投降してしまった
 ところで殺される清水の文脈が全て含まれたお芝居だった。
 そういう人だっていうことを納得させる。


 とにかく非戦を誓う。


 ここのところ、映画は監督の視点で見ることが多い。
 芝居や配役はもちろんだけれど、何を言おうとしているのかが重要。
 もちろんvisualとしての質も問うけれど、それよりも“信念”が伝わることの方が
 重要。
 何となく絵的にはまとまっているけれど、想いが弱いとか、絵に負けちゃってる
 ってのが一番最悪。


 何だか知らないけれど、気がつけばお金がなくなっていた今日。


 あ、Hikki離婚。
 ありきたりだけど、ものすごい深い深い意味を込めて。
 そして、彼女の果てしない苦悩を含めても、敢えて思う。
 残念です。


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2007年03月02日(金) 補助なし自転車の練習のようなもの。


 腰が痛いー…。


 今日の仕事は、なかなか気持ちが良かった。
 最初会った時と、見違えるように変わってて。
 しかも、変わっていることが実感できないくらい、自然な感じで、ものすごい
 変わってた。
 表情も明るくて、そこに希望があるような顔をしていた。

 もうひとりが、何となく重いものを背負っているような感じがして、ちょっと
 心配だったけど。

 そして、その狭間にいた子どもも、見違えるような顔つきになっていて、驚いた。
 ほー、やっぱり見るべきは“顔”だなぁ。


 わたしの仕事は、補助なし自転車の練習のようなものだと思う。
 押さえて、支えることはできても、実際バランスを取って、漕ぎ出していくのは
 わたしじゃない。
 その人自身だ。

 だから、仮にひとりで走り出せて、わたしが手を離せた瞬間っていうのは、
 「わたしの助けで、乗れた」なんて思いは毛頭なくて。
 「ほー、乗れたー」というのが率直な本音。
 自分がどうかというのは、あんまり重要じゃなくて、その人が乗れている
 そのこと自体がうれしいと思う。
 後姿を幸せな気持ちで見送るような。

 感謝なんてされたくないし、そうやってひとりで漕いで行けることを楽しいと
 感じてくれたら何よりだ。


 今日の仕事は、そうやってひとりで少し戸惑いながら乗れている姿を見送れた
 ような気がする。


 仕事を終えると、職場の飲み会へ。
 今日は非番なのに。

 飲みでも、やたら熱ーい話が飛び出していた。
 気持ちはわかるし、少しの頼もしさは感じる。

 でも、甘い。

 主張したいなら、覚悟をしなければ。
 覚悟を決めたなら、叩かれても厭わない信念を持たなくちゃ。
 迷っても、貫き通す決意をしなければ。
 実現なんてできない。

 やっていることのつらさを差し引いても、甘っちょろすぎて驚いた。
 年は10も上なのに、考えていることはわたしの3年前くらいのことだ。


 よし、まだまだこんなところで止まっているわけにはいかない。
 もっと上へ行かなくちゃ。


 そして、鋭すぎるY課長は、今夜も健在だった。
 すごいなー。
 本当にすごい。
 すごすぎて、どのくらいすごいかわからないくらい。


 帰ると、奈良くんの自伝、『ちいさな星通信』が届いていた。
 こりゃまた、どえらい本だ。
 寝る前に、ゆっくりゆっくり読もう。



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2007年03月01日(木) 『あ、彼女はいますよ…。』


 『あ、彼女はいますよ…。』

 あー。
 今日1日この言葉の強烈なflashbackを体験。
 心にスキマがあると、容赦なく突いてくる。
 あっという間に、あーやられたー、という感じが蘇ってくる。

 早く忘れたい…。

 別に、そんなつもり全然なかったのに。
 なんだろう…。
 あの言い方かな。
 さらっと乾いたあの言い方。
 『世界で一番好きですよ』という感じに響いた。
 わたしとあの人を繋いでいたそのものすら、二番手になってしまう響きだった
 気がした。

 単に嫉妬なだけかもしれないけど…。


 ぼんやりしていたら、月1恒例のカレンダーめくりを忘れてた。
 しかも、まだらに変えてあった3月分を破いてしまったりして、慌ててセロテープで
 貼った。


 何だかこの頃、あの人たちを思い出す。
 なんでだろう。
 相手の都合なんてお構いなしに、わたしがそうしたい時はいつも、連絡できる
 相手だからだろうか。
 それは、わたしが勝手なんじゃなくて、返事なんて来ないことを想定して、
 ということで。
 送りたい思いは、いつも一方通行。

 いずれにしてもKは、1番優先順位が低い。
 あの頃、あんなに熱く思っていたのに…。


 今日は、ツベルクリンの反応を見せに再び病院へ。

 職場を1h早く抜け出したのに、結局病院で1h待った。
 常連さん風のお年寄りとか、冬の終わりかけで菌を浴びてしまった子どもたち
 なんかが来ていた。

 ヒマだったので、ものすごく人間観察をした。
 今日の会議もそうだったけれど。
 退屈であればあるほど、わたしは人を見てる。
 どう反応するのか、その人が持ってる資源はどんなのがあるか。

 ひとまず所長は、かわいそうな人生だし。
 世間一般のお母さんたちは、結構楽してるもんだな、精神的に…と思った。


 今日も、あのふかふかナースさんは健在で、かわいらしく、絶妙の心配りで
 立ち動いていた。
 感心。
 看護師としての技量が天と地ほどあるなら別だけれど、どっこいどっこいだった
 としたら、あの姿の輝き感は、全て心持ちから来ているんだろうなー。
 もう、身体を取り巻く空気感が全然違う。
 ひとりだけぴかぴかに光っている。

 ぶっきらぼうでも、無愛想でもいいけれど、それは天才的な才能を持っている人
 だけに許されることだ。
 それ以外の人たちが“プロ”としてあり続けるためには、心持ち以外にありえない。
 ひとつひとつに心を配れない人なんて、認めない。

 だけど、死んだような目をしている看護婦さんたちも、廊下を歩いている
 なんてことはなかった。
 みーんな、ぱたぱたぱたぱた走っていた。
 そう思うと、ちょっと気の毒になった。
 忙しすぎるんだろうな…。


 というわけで、ツベルクリン反応は、見事陽性。
 もう、かゆくてかゆくて…。
 あの正味1min.のために1hも待たすとは…病院侮りがたし。
 絶対病気になんてなりたくない。


 今日は、朝久々にものすごく寝坊をした。
 出る時間の20min.前に起床。
 あぶねー。
 職場の人たちがたくさん出てくる夢を見てたから、すっかり起きた気になってた
 のかも。

 この間友人Sに教わった、日焼け止め+下地+ファンデーションのmixテクで、
 この土壇場を乗り切る。


 この間何度送っても戻ってきてしまった、写真diaryが今日は更新できた。
 あと1Mのお付き合い。
 ざくざく投稿したい。


 久しぶりに聴いたけど、Free TEMPOいい。
 ひとつ、重要な選択肢をなくしたわたしには、心地よく響く。


 ♪BGM/Free TEMPO AL.『Love AFFAIR』


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