4254.0516の日記

2006年01月31日(火) いってらっしゃい。


 久しぶりに妊婦の夢。

 おなかがぱつーんとふくらんで、「張ってるなぁ」という感触すらする。
 おなかの痛みもあるし。
 今日の夢では、産む寸前、というところまで行った。

 腹痛があったからか。
 近しいところに妊婦がいるからか。


 職場に行くと、急遽、の仕事が入っていた。
 しかも、部長と組んで。
 実際同席するわけじゃないけれど、一番のお偉方の部長と、ペーペーのわたしが
 一緒に仕事をするなんて。

 二度とないな。


 そんなhappeningを不審がっていたら、つい先だって、できちゃった結婚を
 発表したSさんが流産…。
 Sさんがお休みのため、急遽、の補填だったよう。


 privateではそれほど親しいわけではないから、そうなのかもしれないけれど、
 こんな時ですら、何となく冷静に考えてしまう。

 出会って半年で(たとえ“結婚しようね”という話にはなっていたとしても)、
 子どもができたために、具体的な準備を始めたSさんたちにとって、こういう
 山場を乗り越えられるかどうかは重要だと思う。
 もちろんのんびり結婚式ができるとか、仕事も続けられるとかいうメリットは
 あるけれど、精神的な疲弊は計り知れない。
 それを、それぞれ考えも、育ちも、対処の仕方も違ったふたりが、一緒に
 乗り越えていかなくてはならないなんて…。


 でも、普通の人は、ふたりだから乗り越えられる、って感じなのかな…。
 わたしは、ひとりの方がよっぽどやすやすと復活できるけど。


 わたしの方も。
 今の職場を続けるか否かを、いる間じゅう聞き続けられるので、ようやく
 形を伝えることができた。
 部長まで、タイミングを計って、こちらをちらちら見ながら、「どうなった?」と。

 きっとみんな本気で待っててくれたんだな、と思うので(もちろんそうでない
 人もいるけど)、誠心誠意答える。

 「わー」と拍手喝采されたり。
 部長には、「よかったー。よかったー」と繰り返し言われたり。
 こちらこそ、何よりでした。
 頼りないですが、またよろしくお願いします。


 夜、明日、石川県に引っ越してしまう友人SにTEL…するもつながらない。
 とりあえず、留守電にメッセージを残す。
 これで終わりなわけじゃない、とはわかっているけれど、離れた経験がない
 から、淋しい…。
 とても。

 S自身も。
 Sの夫も。
 Sの息子も。
 Sの家族も。
 みんなみんな大好き。

 気をつけて。
 いってらっしゃい。


 そして、ふつふつと海外逃亡の計画が持ち上がっている友人KにもTEL。

 今年も、去年と時期を同じくして、海外逃亡決定!
 5日間の休暇を取って、東南アジアに行く予定。
 Baliかなー。
 Thaiかなー。
 Vietnamかなー。
 考えただけで、わくわくする。
 何でも頑張れる。


 ♪BGM/Jamiroquai AL.『Traveling Without Moving』


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2006年01月30日(月) 自信を造る。

 今日は仕事はOFF。
 でも、土曜も仕事だったし、bath&toilet・配水管の清掃の人が来るし、
 色々と忙しい。

 むしろ仕事に行くより早起きだし。


 am8:00ごろ来るという清掃の人。
 待てども待てども来ない。
 am8:30頃になって、一度業者に電話をかけるも、出ない。

 電話してすぐ、am8:30を回った頃、業者の人がやってきた…。

 掃除をしてもらっている間は、時々呼ばれたりするので、音楽をがんがん
 かけたり、DVDに熱中するわけにもいかず。
 ファッション雑誌を繰りながら、ぼーっと過ごしていたら、あっという間に
 お昼になった。

 だいぶ築年数の経っているマンションなので、どうしようもない部分もあった
 けれど、特にお風呂は圧巻!
 思わず、「わー」と言ってしまうほど、ぴかぴかの真っ白になった。
 業者の人も「うれしいなぁ」と言っていたので、きっとこころを込めてお掃除を
 してくれてたことでしょう。


 残り物のサラダとお粥でお昼ごはん。


 “自分で選択をするという決断を積み重ねると自信になる”

 これは自分で決めたことだ、と決意を持って決める。
 些細なことでも、こういう理由で、ときちんと意図する。
 そういう意志の積み重ねは、やがて自信を造る。

 なるほどなぁ。
 実際に思い当たるなぁ、と思った。

 自分で何も選んでない人は、どこか言い訳しがちで、いつまでも自信がなく、
 最後は誰かのせいにして落ち着く。
 謙虚とは違って、何となくいやらしさが漂う。
 媚びる、みたいな。


 配水管の清掃がやってきたのだけれど、いつまでたっても終わらず、様子を
 見に行こうかなぁ、と思った矢先に終わった。
 去年もそうだったのだけれど、我が家の詰まりっぷりはひどい。
 なぜかと聞いてみると、油やへどがつまっていたらしい…。
 申し訳ないような、恥ずかしいような、どうにかしてほしいような、色んな
 気持ちになる。


 かれこれ7時間ほど、清掃作業の経過を見守ってきたけれど、ようやく終わった
 ので、銀行への用事も兼ねて、街へ出る。
 運動・運動!と自転車で。

 外は、春のような暖かさで、セーターに、この間競り落としたファーのベストを
 羽織って出かけた。
 軽々として、うきうきした。


 雑貨屋で、念願の5本指socksを購入。
 本屋で気になる本を立ち読み。
 cafeでコーヒーとベーグルを食したり。
 夕方になって、ようやく休みっぽい感じ。


 かわいい妹のような友人からmailが届く。
 Americaより。
 わたしのorder通り、英語で送ってくれる。
 今、むこうは0:00頃。
 ぐっすり眠っていることだろう…。


 ♪BGM/Jamiroquai AL.『Traveling Without Moving』


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2006年01月28日(土) きゅーんとする。


 金曜日ということもあって、すこぉしだけ夜更かししてしまった。

 金曜日はRYUさんの声も聴けるし。
 チャングムもあったりで、割と夜があっという間に更ける。


 そんなわけで、少し寝坊気味に目覚める。

 今日は、月イチの仕事の日。
 とりあえず、外出企画のため、いつもよりは緊張も少なめ。
 とは言っても、昨日の食事会では、ほとんどゴハンが入らなかった。


 大筋では何とかやれたものの、細かいところでは反省しきりだった。
 やっぱり。

 今日気がついたこと。

 「何でわたしは、子どもの様子を覚えていられないのだろう?」といつも
 思っていた。
 それは、進行でいっぱいいっぱいだからだった。
 いつもいつも「子どもの様子を覚えておこう!」と勇んでいたが、実際問題
 そんなどころではなかった。

 きっと、子どもの様子がうまい具合に捉えられた時、また少しlevel upする
 のだろう。
 まだまだ我慢の時だ。
 楽しむ、というにはあまりにも気が重いけれど、未来に対しては、少しだけ
 わくわくしている。


 師匠にTELを入れるため、今日は寄り道しないで帰らなきゃなぁ、と思っていた
 のだけれど、運良く仕事が終わった頃にTELが入った。
 転職の件も、一応一件落着。
 話の大枠はついた。


 …というわけで、映画を見に行くことにする。
 “僕の恋、彼の秘密”という香港映画。

 運よく、チケットショップで、映画館指定の割引優待券が売られていた。
 それを買って見ることにする。
 大人の映画代¥1800って結構高い。
 今度から、チケットショップを覗いてみることにしよう。
 同じ映画館で見たい映画もあったし。


 映画館でチケットを引き換えて、買い物でもしようと思っていたら、財布を
 落とした…。
 落とし主が、財布の中身を捜して、名詞を見つけ、家に連絡をくれたらしい。
 親切な人だ。
 すぐに聞いた連絡先にTELし、受け取りに行く。
 お礼でも、と言ったのだけれど、いいです、と遠慮された。

 再び買い物に戻り、少しsizeの大きなスカートを買った。
 またしても、黒。

 食事を済ませて、映画館に戻った。

 “僕の恋、彼の秘密”は、前々から見たかった映画で、香港のゲイの人たちの
 映画。
 素敵な顔立ちの俳優さんふたりが、少女マンガのように恋をする話。


 “メゾン・ド・ヒミコ”といい、またしてもゲイもの…。


 主演のトニー・ヤンとダンカン・チョウが、とってもかわいくて、その顔を
 大画面で見ているだけで、うれしくなる。
 何しろ顔がいい。
 顔から発せられる空気感とかがものすごく好み。
 わたしは男同士の絡み、とかにも抵抗がないので、ずーっときゅーん、と
 していた。

 男同士だから、とか、男と女だから、とかそういうことじゃなくて、とにかく
 きゅーんとさせる映画だった。
 出ている人たちの、何となくまっすぐで、素直すぎる感じが出ていたからだと
 思う。


 素直さって、無防備、って感じがして、弱い…。


 気分転換もすっかり済ませて、帰宅する。
 ご褒美満タン。
 帰りの電車も座ることができてlucky★


 ♪BGM/くるり AL.『THE WORLD is MiNE』


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2006年01月27日(金) 普通の女の子としてのしあわせ。


 ようやく金曜日まで辿り着いた。

 今週は休めないー!と思って、気が張っていたので、少しだけほっとする。
 明日も仕事はあるけれど、weekdayは一段楽したので。


 転職???、の話がにわかに部長以外にも伝わったようで、折に触れ、
 「来年もやろうよぉ」という攻撃を受ける。
 どさくさ紛れに、部長にも言われる。
 「(就職)受からないでね」と不幸を願わられたりもする。

 変わったら変わったで、どうにか職場は動いていくだろうし。
 わたしが変わろうがいようがどうでもいい人、というのもいるけれど。
 とりあえず、ありがたいことだ。


 朝、目覚めると、友人から「また(海外)旅行行かない?」とお誘いメールが
 来ていて、一気にテンションが上がる。
 ひとりでBaliでも行こうかなぁ、と思っていたから。
 今度はタイ?という感じのよう。

 まだ本決まりじゃないけれど、気分はすっかり“深夜特急”。
 全然甘っちょろい、極めてJapaneseな旅にはなると思うけれど。
 安全で、清潔で、快適な、日本人好みの旅に。


 夜は、新年会を兼ねた職場のグループの食事会。
 地元の洋食屋さん。
 こじんまりとして、雰囲気もいい感じ。
 わたしはなぜか、部長の隣。

 話の中心はもちろんSさんの結婚話。
 「結婚が先でしたよぉ」という割には、明日両親に挨拶、というのはどういう
 ことか。
 でも、相手の職業や年齢、おまけにプロポーズのsituationまで言わなくちゃ
 いけないなんて。
 …と思いきや、幸せど真ん中の人は、恥ずかしそうに幸せそうに張り切って
 話していた。

 あー、やっぱりわからない。
 わたしにはああいう普通の女の子としてのしあわせがわからない。
 そして、やっぱりそういうprivateを職場の人に明かす気には、全然なれない…。

 さらに、バイトに来ているFさんまで、明日彼を両親に紹介するということに
 なっていたようで、にわかに場が華やいだ。
 バイトのFさんの彼は、×1らしく、お母さんに反対されているのだという。

 そんな華やかな話の間に、わたしの転職の話題が持ち上がる。
 みんな酔った勢いもあり、ものすごい無茶を次々と言う。
 とりあえず、要検討、ということで無理やり切り抜ける。


 帰りは、迎えに来ていたFさんの彼にわけもわからず挨拶する。
 本当にわけがわからない。

 転職問題にケリをつけようと、師匠にTELをしたが、まだお帰りでないとのこと。
 やっぱりね。
 飲み会だと思ったんだ…と。


 明日も仕事だ。
 頑張ろう!


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月25日(水) めでたい話★


 昨日、職場のSさんが具合悪そうに帰っていったので、ますますインフルエンザの
 予防に力が入る今日この頃。
 子どもと会った後には、手洗いうがいが欠かせない。


 …と思ったら、できちゃっただけだったらしい。


 まったくprivateの事について話をしないから、詳しいことはよくわからなかった
 のだけれど。
 まぁ、めでたい話★

 でも、わりと年を重ねている感じのSさん…御懐妊が先というのも、なかなか
 うっかりした感じ。
 もうちょっと大人っぽい進行だと良かったかもねぇ。
 余計なお世話だけど。


 というわけで、何となく浮き足立つ職場だった。


 こんな時にことさらする話ではないけれど。
 やっぱり“結婚=しあわせ”の図式がよくわからない。
 Sさんを見ていると、幸せそうなので、他人事としてはわかる感じはするけれど。

 このところ、年頃なせいもあって、“結婚は?”とものすごい聞かれるので、
 弱っている。
 “別に結婚だけが幸せだと思わない!”なんて言うと、妙に力が入っていて、
 おどろおどろしい感じがするので、そういう風には言わないことにしている。
 無難なところで、“今はそれほど興味がない”とか、“したいと思ったら
 すぐにでもすると思う”と答えている。
 それはそれは面倒くさいほどに繰り返し聞かれる。


 だって、(結婚)したい男は今遠方で女と住んでるんだもーん。
 とでも言えばいいのだろうか…。


 Sさんと働けるのも、あともう少し。
 産休明けには、わたしはもう、あの職場にはいないだろう…。
 ほぼ、同期扱いのわたしたち。
 健康な赤ちゃんを産んでね!
 おしあわせに。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月22日(日) 公私が混同。


 頑固なわけでも、強固なわけでもなく。
 ただ、今はそういう流れがわたしを取り巻いている、というだけ。


 今日は、父方のいとこが遊びに来る。

 SaigenjiのLiveにでも行ってしまおうかと思ったけれど、起きたのがだいぶ
 遅い時間帯で、おまけに寒かったのでやめた。
 寒いというだけで、相当外の空気を吸う気が薄れる。
 冬ってイヤだ。

 いとこ(おとこ)は、結婚し、子どもをふたり携えてやってきた。
 ひとりはもうすぐ4歳、男児。
 もうひとりは6ヶ月、男児。

 いとことは仲が良い、というわけでもなく、むしろ避けたい気持ちだが、
 いとこの子とは仲良し。
 元気な男の子で、かわいい。

 普段、“普通”という風に括るには、やはり無理がある子どもたちに会っている
 せいか、いとこは普通にかわいがり、愛し、しつけているので、良くも悪くも
 “普通の子”だった。

 すぐになついて、わたしを子分のように、仲間のように扱う彼。
 いろんなことができて、いろんなことが話せて、時々調子に乗りすぎたり、
 反省したりして、かわいい。
 わたしも溜まっていたビデオを見たり、自分のことをしながらも、だいぶ
 子ども欲を満たした。

 彼の弟は、まだ地蔵のように固まって、ふくふくと動く程度だったけれど、
 おとなしくてかわいかった。
 時々、「きゅう、きゅう」と声にならない声で泣いていた。

 大人たちの視線がみんなそっちに向いていて、「自我のない扱いやすい子が
 好きなんだなぁ」と冷ややかに思ってしまった。
 自分を脅かすことがないとわかっているから、かわいい…。
 だから、子ども好きの男ってキライ。


 結局いとこは昼間から飲みすぎ、一家で泊まることになった。
 あんなに遊んでやったのに、気がついていたら寝ていた…。

 よく考えたら、明日は朝から3歳児と遊ぶんだった。
 …と途中で気がついて、公私が混同してきて焦った。


 今日の情熱大陸は、“篠原涼子”。
 やっぱり良かった。
 イメージと寸分違わぬ、という感じ。
 身体つきがまるーくなってきて、ますますいい女って感じ。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月21日(土) ゆずLive Tour“リボン”・初日。

 目が覚めて携帯を見ると、友人から『雪』の知らせ。
 うそだろー、と窓の外を確かめに行くと、今まさにさらさら降っている。
 初雪だ。
 寒ーい。
 空気が冷たい。

 …というわけで、休日の割には、早く目覚める。


 起きて、ごはんを食べたり、TVを見たりしていると、あっという間に時間が
 過ぎる。


 今日は、ゆずのLive Tour“リボン”の初日。
 土壇場でチケットが見つかって、当日会場で受け渡してもらうことになった。

 雪のおかげで少し早めに出ようかと思い、準備もpace up。
 時間があったので、AL.リボンについていたDVDを鑑賞して出かけることにした。

 DVDが、あまりのいい作り振りで、何だか涙が出そうになってしまった。
 全然そんな映像じゃないのに。
 映っている彼らは笑顔いっぱいで、しあわせな画だったのに。
 そのしあわせさに泣けてきた。
 痛みや苦しみを抱えながらの笑顔って、最高にしあわせって気がする。

 いやー、やっぱり好きだなぁ。
 ゆずが。


 PCで駅の時刻案内を調べると、やっぱり遅延している。
 早めに来てよかった。
 足元はレッグウォーマー、頭にはロシア帽、という防寒ばっちりで会場に
 到着。

 チケットを譲ってくれた人に連絡をすると、すぐに落ち合える。
 なんと、福岡からの遠征。
 雪の中をご苦労様でした。


 Live前の腹ごしらえに、久しぶりにロッテリアへ行った。
 昔は、某Mというファストフードよりは、断然ロッテリア派で、よくヒマを
 潰しに行っていた。

 最近はすっかりファストフード自体がご無沙汰で、全然行っていなかったの
 だけれど、時間がないという本来の目的に適った。
 メニューも全然わからなかったのだけれど、目玉焼き好きのため、目玉焼きの
 のったものを注文。

 美味しかった〜〜〜☆
 黄身がとろーりとしていて、甘くて、いい目玉焼きでした。


 Liveは、何が良かったとかそういう風には言えないけど、とにかく良かった。
 あの場所にいられてうれしかった。
 しみじみとした良さがあった。

 やっぱり、わたしは曲でも歌でも音楽性でもなく(と言い切ると語弊がある
 けれど)、人間性そのものを信頼しているので、色々な時期があるだろうけど、
 これからもずっと聴き続けるだろうな、と思う。

 ゆずのLiveの帰り道は、誰もが歌を口ずさんでいて、笑顔。
 今回のLiveでは、年齢層の広いお客さんが集まっていて、子どももそのお母さん
 の世代も、男の人も、女の子も、みんなみんな満足で満腹で帰路に着く。
 このごろは、Liveにひとりで行くことが多くなったので、ますますそういう
 のが目に付く。

 みんながしあわせを見つけて、拾って帰る。
 そういうことも込みで、ゆずのLiveが好き。


 帰りにごはんを食べながら、沢木耕太郎の“深夜特急1”を読み終える。
 ハマッた。
 ぐいぐい読ませる文体で、何であんなに熱が伝わってくる文章なのだろう。
 雑踏とか、においとか、人波の圧迫感とか、なんかそういうものがぐわーっと
 押し寄せる。
 ずるいなぁ、あんな旅ができちゃうなんて。


 見事ご連絡がなかったので、明日はばっくれることにする。
 久しぶりにSaigenjiでも行こうかなぁ。


 母からNo.1ダックをもらう。
 あまりの面白さに何度も繰り返して押してみた。
 笑い袋みたいにげらげら笑えてきた。
 それを見て、妹も複雑な顔して笑っていた。


 ♪BGM/ゆず AL.『リボン』


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2006年01月20日(金) わたしは“先生”。


 行こうかどうしようか迷って、定刻通りに目は覚ましたものの、結局布団の中で
 うだうだしていたらあっという間にお昼。

 まぁいいか。
 たまにはのんびりとしよう。


 PCをいじったり、ごはんを食べたりしてのんびりと過ごす。

 郵便局まで行く用事があったので、10分くらいの道を歩いて出かける。
 血行が良くなりすぎて、足がかゆくなった。
 普段どれほど代謝の悪い生活を送っているかわかった。
 自転車もいいけど、なるたけ歩くことにしよう。


 今日は夕方から、塾の講師をしていた時の生徒、と飲む約束。

 ひとりは留学中で、明日行ってしまう。
 お帰りなさいと、行ってらっしゃいを兼ねて。

 初めて受け持ったのは高校受験の時。
 それが今や、何の後ろめたさもなくお酒を飲めてしまう年に。
 ひとりは就職1年目。
 もうひとりは来春就職。
 そして、ひとりはアメリカへ。
 彼女らが年を取ったことより、自分がそれだけ年を取ったことに驚く。
 何も変わった気がしないことも。


 一番の変化の時を迎えている(わたしもだけど)彼女たちは、やっぱり中学時代
 とはどことなく違っていた。
 あの頃だったら、どこをどう叩いてみても出てこないであろう言葉が出てきたり。
 でも、わたしは“先生”で、彼女たちは“生徒”らしく振舞ってしまうところは
 そのままだった。

 一番のべっぴんさんだったSちゃんが変な風に代わってしまっていて残念だった。
 流されやすいのはあの頃から変わってないから、そうなってしまうのも仕方が
 ないかも…。
 たとえ彼がいても、男に不自由してなくても、そういう変わり方にはちょっと
 賛成できかねる。

 一人でかなり飲みまくり、完全に酔っ払う。
 また気持ち悪くなったらどうしよう、という気持ちに襲われるが、とりあえず
 わたしは“先生”なので、どうにか先生らしく別れることができた。

 冬に飲むと気持ちが悪くなることが多い気がする。
 やっぱ、普段代謝が悪いのに、お酒飲むと急激に血流が良くなるからだろうか…。
 今のところそういう仮説。
 暑い時はあんま気持ち悪くなんてならないし。


 何の因果か、縁なのか、久しぶりに彼からメールが来る。
 バイオリズムのなせる業か。
 はたまた思い込みなのか…。
 よくわからないけれど、相変わらずこころがざわめく。
 わたしも相当意識してる…相変わらず。


 ♪BGM/ゆず AL.『リボン』


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2006年01月19日(木) 生の交換。

 昨日届いた“ゆず”のCD。
 LIVEに向けて、がしがし聴いている。

 かつてないほど、まとまりのあるアルバムだなーと思う。
 ここ最近のアルバムは、実験的・挑戦的な作品も多くて、どきどきもしたけど、
 思いもよらない変化球も多くて、ちょっぴり疲れることもあった。
 今作は、どん、とゆずの骨がしっかりとしていて、どんなにアレンジしても、
 あそんでいても、良くも悪くも同じように聴こえる。

 LIVEが楽しみだ★


 ずーっと職場にいるなぁーと思う。
 毎日残業しているし。
 仕事の量も多くて、油を売ってるヒマもないので。


 今日は、家庭教師を終えた後、院生時代の同期と会った。
 …とは言っても、40歳を超えた学校の先生だけど。
 たったふたりの同期。

 3人くらいのこじんまりとした会になるかと思ったら、先生や現役生の後輩も
 加わり、なんと5人のにぎにぎしい会になる。

 わたしは車で、飲むこともできなかったし、その先生のことはそれほど好きじゃ
 なかった(心を開いて話せるような人ではなかった)ので、後輩をからかったり、
 適当に食べ物をつまんだりしてやり過ごした。
 久しぶりだったから、懐かしくはあった。
 でも、久しぶりだったからこそ、同期とかとこころを割って本音で話したかった
 なぁ…。
 残念。


 傷のなめ合いみたいな、弱いところを見せて寄りかかり合うみたいな。
 そういう希望がないのってキライだ。
 明日への力が涌いて、生きている実感を強く感じられるような、生の交換の
 ような付き合いが好き。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月18日(水) 来ないかもしれない、「来週…」。

 鬼のように働く日々。

 やっても、やっても、仕事は終わらない。
 deskにいる暇がない。
 連日残業。

 面接は楽しいし、好きだからいいけれど、雑務が全然片付かなくて困る。
 やることがありすぎる、と思うだけで、気持ちが急くし。
 いい加減去年の仕事くらいは片付けたい…。


 転職の経過報告を部長にしてから、仕事のことはすっかり吹っ切れた。
 どちらにしても、希望に満ち溢れている、と思えたから。

 安定とか、保障とか、見返りとか、そういうくだらないことは考えない。
 そういうものを求めるくらいなら、やめた方がましだ。


 weekdayは職場と家の往復になりがちだからか、netオークションにハマッている。
 今のboomは服。
 新品で買うにはちょっと気が引けるブランド物を、中古で落とす。
 でも、結局値段は張って、なかなか競り落とすまでは行かない。
 こまめなチェックが必要。


 夜の晩酌が、“桂花陳酒”に変わった。

 …びっくりするほど、あっという間になくなった。

 ソーダで割っているからか、くいくいと飲めてしまう。
 ソーダって1回あけると炭酸が抜けるから、早めにやっつけてしまおうって
 気になるし。
 飲みすぎるなぁ。


 やっぱり待っている。

 だって、「来週…」って言ったから。
 もう「来週…」は終わる。
 来ないかもしれない、「来週…」。
 そして、やっぱり誰の目にも触れるトコロで伝えられる情報は、むなしい…。

 期待はしてないけど、でもいつ来るかもしれない連絡を、こうして気付かない
 フリして待ってる。
 待ちぼうけ。


 明日からは、人と会う約束がいっぱい。
 土曜日は、急遽取れた“ゆず”にも出かけるし。
 日曜日は、連絡次第、ということにしようかな…。


 ♪BGM/ゆず AL.『リボン』


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2006年01月15日(日) ぐぅたらがいい。


 今日も昼をとおに回るまで眠る。


 もそもそと起きだして、誰もいない家の中、のんびりと溜まっていたビデオを
 見る。
 ●古畑任三郎/イチロー編
 ●アンフェア
 ●時効警察

 …気がつけば刑事モノばかり。

 とりあえず、これに“チャングム”を加え、今後も継続して見てみよう。


 しかし、“古畑任三郎”は3作とも良かったなぁ。
 選び難い。
 イチロー編は、トリックが少し単調だったかもしれないけれど。
 でも他の2作があまりにも凝ったトリックだったので、そう思っただけかもしれない。

 あれって、最初の段階で、見ている方も殺人現場を見てしまっているから、
 トリックの解明のところでは、更なるひねりが必要になるのだろうなぁ。
 見せたことを、ただ説明しても面白くないし。
 三谷幸喜はやっぱり素晴らしい★


 このところまた“EGO-WRAPPIN'”を聴き直している。

 何でだか突然、EGO-WRAPPIN'の曲のフレーズが頭に浮かんで、聴きたくなった。
 それ以来、PCをいじりながら、夜寝る時に、なんかにかけると心地いい。
 深ーい夜、って感じがするからかな。
 お酒のみながら気だるい気持ちになるのにも最適。


 ここんところ、日曜日は決まって今日のように過ごしている。
 ぐぅたらがいい。


 
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2006年01月14日(土) わたしたちは大人になってしまった。

 ここのところ、お休みの日は、夕方近くまで眠る。

 目が覚めようが、トイレに行きたくなろうが、最終的に身体を起こすのは、
 お昼をとうに過ぎた後。
 眠りに眠る。

 よく、どんなに寝てもお昼前にはぱっちり目が覚めて、起きてしまう、なんて
 いう話を聞くけれど、わたしにはよくわからない。
 起きてしまう、なんてこと、わたしにはありえない。
 眠れば、いくらでも眠れる。

 もはや、冬眠だ、と思う。
 起きていても、眠いし。


 今日は、高校時代の友人の行ってらっしゃいparty。

 夫の転勤で、石川県・小松に行ってしまう。
 高校時代の部活の仲間で、出会ってから10年以上も、色んな時を一緒に過ごして
 きた。

 わたしは仲間の中でも、一番気ままに、自分のことだけ考えてきてしまったので、
 大学・院生時代はなかなか会わなかったり(会えなかったり)したけれど、
 今でもやっぱり大事で、兄弟のような人たちであることには変わりがない。

 今でも交流があるのは5人。
 うち、ひとりは、結婚して愛知県へ。
 その友人も久し振りに、この日のために帰ってくる。
 主役には内緒で。


 待ち合わせの時間ぎりぎりに目が覚めて、慌てて家を飛び出す。


 久し振りに雨がざーざーと降っている。
 懐かしい湿り気。
 肌も喜んでいる。
 おかげで道は渋滞し、待ち合わせの時間をとおに過ぎた頃、友人宅へ到着。

 友人の息子のきーきーというサルのような声に出迎えられる。
 赤ちゃんっぽくぽちゃぽちゃっとした身体つきがすっかり引き締まり、人間っぽく
 なってきた。
 人見知りも全然せず、すぐに慣れて、遊ぶ。

 おもちゃはやっぱり“トミカ”で、男の子だなぁ、と思う。
 色々と遊び方を披露してくれたり、わたしに「やれ!」と指令を下したり、
 先に到着し、爆睡していた友人を指差してげらげらと笑ったり。
 こんな風に構っていたら、あっという間に日が暮れるなぁ、と今日も思った。
 そんなわたしたちを見て、母である友人も、「このふたり面白い」と笑って
 いた。

 興奮状態だった息子を、車のDVDでしっかりとおとなしくさせ、わたしたちは
 出発。
 愛知から友人が到着するまで、バレないように時間を潰さなくてはならない。

 最初にいた3人で、カラオケに行こうとしたところ、いっぱいで、急遽卓球に
 なる。
 最初は、普通に打ち合いをしていたのだけれど、古今東西を交えることになる。

 themeは。
 “友人Hの歴代の彼の名前”(これがあまりに多すぎて、もはや誰も把握できて
 いない。もちろん本人ですら)、とか。
 “高校時代のクラスメイトの名前”、とか。
 “友人Jが顧問の先生に怒られた理由”、とか。
 “(わたしが)歴代好きだった人の名前”、とか。
 古今東西なのか何なのかよくわからないレパートリー。
 すごいthemeを次々と考える友人たちに感服。
 懐かしくも、あまりにも激しい話を連発させ、笑い、動揺して卓球にならない。

 その間も着々と内緒で友人がやってくる計画は進行し、主役にバレないように
 携帯メールをやり取りしたり、策士のMが大活躍。
 到着しそうな頃を見計らって、慌てて卓球場を出る。

 その後も、何とか駅に向かう理由を考えて、見事にさりげなくsurpriseな
 再会を演出した。
 素晴らしいさりげなさだった。
 主役のSも、びっくりしてくれて、面目躍如、だった。

 最後のひとりが合流しそうな時間になるまで、とりあえずお茶をすることに
 する。

 ここでも卓球場の再現のような懐かしい話が炸裂。
 それぞれが覚えている話を披露すると、色んな記憶が繋がって面白い。
 さらには、それぞれの今の話が加わって普段の嫌なことが吹き飛ぶ心地よさ。
 いつも出る話題でげらげら笑ったり。
 「あの時はこんなことでムカついていた」と、面と向かって言い合ったり。
 「そんなことあったっけ?」と思うような記憶が、繋がっていったり。
 歴史があるなぁ、と思う。

 おなかがすいたので、これまた思い出のBARへ。

 ようやく最後に友人が合流して、5人揃ったところで話が再開。
 懐かしいメニューと、最近始まった友人Hの恋愛について。
 既婚者、独身者それぞれの話。
 こんなことが当分できないなんて、信じられないほど、日常のような風景
 だった。
 いつも、そこにあるような気がする、幸福だった。

 わたしが停めていた車の駐車場が施錠される、というのを合図に、会はお開き
 になる。
 慌しく会計をして、贈り物を手渡す。
 ばたばたと「じゃーねー」と別れる。
 そういう感慨のなさもわたしたちらしい。

 離れがたくて。
 いつもそこにあって欲しくて。
 でも、その願いは叶わないほど、わたしたちは大人になってしまった。

 今までだって、いつでもべったり一緒にいたわけじゃない。
 いつだって、会えば今日のように親しげな空気がうまれた。
 側にいることが、重要ではない…それも大人になったからだと思う。
 大人になるって、悪いことばかりじゃない。


 たまらなく優しい気持ちになれた。


 みんながしあわせであることを、掛け値なしに心から祈る。
 いつでも戻ってきてね。
 そして、戻ってきたら知らせてね。


 ♪BGM/EGO-WRAPPIN' AL.『BLUE SPEAKER』


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2006年01月13日(金) 足跡の形。

 またnetオークションに凝っていて。
 出品と落札が立て続いた。

 落札したのは、古着のラビットファーのベスト。
 今日届いた。

 かわいーーー★
 写真で見るより断然かわいい★
 着た感じもしっくりきたし。

 今年はやっぱりファー物が気になって仕方がないみたい。
 ひとつ難点は、コートが着られないだろうなぁ、ということ。
 ファーベストの上に、コートってのもねぇ…。
 ニットショールでも羽織るかな。


 善は急げ、とばかりに、昨日まとまった、転職への決意を部長に話してみた。
 しょっぱなから、「いい話?」と洗礼を受ける。

 とりあえず、転職を視野に入れていること。
 師匠からやって欲しい仕事があると言われていること。
 今の職場に不満はないけれど、今後のステップアップのために、今のままでは
 だめだと感じること。
 など、昨日考えたことを正直に話した。

 部長は、わたしの立場もとてもよくわかってくれていたけれど、どうしても
 残って欲しいというニュアンスのことを伝えられた。
 ステップアップできる仕事も準備できると言ってくれたし。
 ネックになっていた就業時間のことも、融通できないこともないと言ってくれた。

 そう言ってくれる部長に、「それでも辞めます」と言えるまでの確かなものは
 なくて。
 ぎりぎりまで考えてくれて構わない、と最大限の配慮を頂いたので、それに
 甘えて、師匠からの返答待ち、ということにさせてもらう。
 師匠からの仕事も、まだ決定というわけではなくて、これから具体的になって
 いくことだから。


 一緒に仕事をした人が、またずっと仕事をしたいと思ってくれることを目標に
 やってきた。
 そういう小さな信頼を積み重ねていくことが、わたしがやりたいことをやること
 への近道だと信じてきたから。
 だから、今回の評価は本当にありがたい。
 そして、自分の仕事ぶりも、まんざら捨てたもんじゃない。


 ひとつ自分を停滞させていたことを動かしてみると、みるみるうちにいろんな
 ことが動き出した。

 久しぶりに、あの人からTEL。
 びっくりした。

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
 改まって挨拶をする。
 「遅くなっちゃってごめんね。」
 「来週あたりごはんでもどうかな、って。」
 いろんなことが、嘘みたいに進んでいった。

 うれしくて、ほっとして、happyが満ちてきたけれど。
 やっぱりそれだけではいられなくて、その倍くらい、疑念や失望、がっかり
 した気持ちが溢れた。
 そのことがかなしかった。
 でも、やっぱりそれが正直な気持ちだ。

 どうすればそういう裏腹を払拭できるのだろう…。
 暗くかなしい痕跡を残すのは、なぜだろう…。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月12日(木) 天職。

 朝、寒くて、寒くて…。
 毎朝、目覚ましが鳴る前に、起きてしまう。

 何日か前、寒くて眠りが浅くなっていたのか知らないけれど。
 寝起き直前に見ていた夢に、『マエケン』が出てきた。
 ドラッグクイーンのような格好をしていたり、普通の格好をしていたり
 (何となくゲイを感じさせる装い。偏見。)、それはそれは色んな格好で。

 寝起きとしては、ちょっと複雑…。


 仕事を全て終え、家に帰って、師匠のところに電話をした。
 このごろ頭を擡げて仕方ない、『転職』のことについて相談。

 今の仕事には、それほど不満はないけれど、やっぱり数年単位でやるには
 心許ない。
 収入的に。
 だから、やれて今年いっぱい、と思っていた。

 だけど、ひょんなことから、師匠から仕事をもらえるような話を聞いて、
 今のような温かで、ゆるゆるとした職場で、仕事をしていくことに、急激に
 怖さを憶えた。
 このままじゃ、自分はどんどん仕事ができなくなっていくんじゃないか、と。

 だけど、保証もついて、健康診断もついて、ある程度休みも保障されている
 今の職場を離れることは、なかなか勇気のいることだった。
 職場の人間関係も、それなりに作れてきていたし。


 離れる決意も持てず。
 現状に留まる恐怖だけが募る。


 師匠と話をしていたら、変化する怖さはどこかへ吹き飛び、変わっていくこと
 への希望だけが、自分の中できらきらとし始めた。
 変わって、自分の未来に賭けてみたい、とそう思わせてくれた。

 あまりにもデカイ仕事過ぎて、一瞬、怖気づいたけれど。
 次の瞬間には、絶対師匠よりもうまくやってみせる、とわくわくしていた。


 やっぱり、この仕事は天職に違いない。
 このわくわく感がある限り、わたしはここから離れられない。


 気がつくと、1時間近くも話していた。
 元気になって、やる気も出て、ここ最近見違えるほど世界が瑞々しく見えた。
 やっぱり超えるべき人であることには違いない。


 何となく興奮して。
 落ち着かなくて。
 頭が真っ白になって。
 眠った。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月07日(土) 初詣・初買い物・初飲み・初失態。


 結局、行かなかった…。


 なぜかというと、聞かれなかったから。
 それが率直なところかもしれない。

 誘われたら行った。
 誘われなかったから行かなかった。
 それだけ。

 わたしが『想い』だと思っていることの多くは『こだわり』なのだ。
 こだわりを外す仕掛けをすれば、想いはどこかへ遠のいてしまう。
 誰から見ても『完璧な想い』ですら、そうだ。
 そんなものだと思う。


 今日は、夜、友人たちとの間で話題のbeer barで飲み会がある…らしい。
 待ち合わせの時間など、詳しいことはまったく決まっていないので、本当に
 あるかどうかよくわからないまま現地へ。

 とりあえず、友人のひとりとは昨日のうちに連絡がついたので、向かうことに
 する。
 来なかったら、cafeでごはんでも食べて、買い物でもしてくればいいし。
 何より初詣、という任務も負っている。

 結局出かけたのは夕方近く。
 神社の閉門(!?)時間ぎりぎりになってしまいそう。

 でも、神社の近くに着くと、まだまだ人の流れは続く。
 破魔矢を持って帰ってくる人。
 着物姿で境内へ向かう人。
 わたしのようにひとりで向かう人は少ない。
 みんな、誰かと、今年一年について祈るのだろう…。

 ここ3年ほど、初詣はその神社、と決めている。
 何となく行くきっかけが回ってくるし。
 境内まで続く広く荘厳な道が好きだからだと思う。
 何となく粛々とした気持ちになり、この一年を清潔に過ごしたい、という
 思いに駆られる。

 今年もしっかり神様に御参りし、お願いをする。

 そして、毎年わたしの方向性を示すおみくじ。
 今年は、
 “他人が見ていようと見ていまいと、悪いことをしてはなりません。神様は
 すべてを見通していらっしゃいます”
 という、素晴らしく恐ろしい(新年早々深すぎる)お言葉が。
 思い当たることはないのだけれど、とりあえず折に触れて思い出すことにしよう。

 このおみくじ、毎年持ち帰ってコルクボードに張っているのだけれど、今年のは
 貼るのイヤだなぁ…。


 お参りが終わると、買い物へ。


 まずは、BOOK OFFで古本を物色。
 いつものように、ばなな本を仕入れようと思ったのだけれど、ふと思いついた
 のは、沢木耕太郎“深夜特急”。
 毎年Chiristmas eveにJ-WAVEで番組をやっていて、思い返せばここ数年毎年
 聴いている。
 その語り口や、リスナーの人とのやり取りのあまりの感じの良さに、何となく
 気になっていた人だった。
 旅の本なら文庫版でしょう!と、とりあえず2冊を購入。

 その後は古着屋さんを回る・回る。
 ちょうどセール中なこともあって、目移りしまくって、とにかく試着する。
 ちょっと前までは、何が欲しいのかわからなくて、試着もそこそこだったけれど、
 完全にエンジン全開!
 買い物に集中できる時って楽しい★

 結局、ニットベストとワンピースを1点ずつ買った。
 ちょっと物足りない。


 そうしている間にも友人から連絡はなく、cafeに入って腹ごしらえ。
 後に座る男の人たちが、都会ならではの華やかな話をしていて、それを小耳に
 挟みながら、深夜特急を読む。
 文体が好きな感じで、すぐに惹きこまれる。
 アジアの雑多な感じと、熱い空気、騒音が聞こえるような思いになる。
 あー、旅に行きたい!


 ようやく友人とも連絡が取れ、beer barへ。
 友人は待ち合わせよりも少し早く来ていたようで、すでに飲んでいる。
 わたしも早速合流。
 しばらくして、仕事を終えた友人もやってくる。

 友人は恋の終わりを迎えつつあるようで、久しぶりに凝縮した時間を過ごして
 いる人の話を聞いた。
 恋ってやっぱり瞬間、って感じがする。
 そして、それぞれに転機を迎えつつある友人らの話を聞いて、そういう世代
 なのかなぁ、と感じ入る。
 この頃、わたしの頭の中はもっぱら“転職”のことばかりだし。
 何かを決めて、踏み出す時に来ているようだ。

 一足早く友人は岐路につき。
 閉店時間までいたのはやはり友人Sとわたし。

 何となく口の廻りがおかしいし、首の脈もどくどくいっていて、怪しいなぁ、
 と思ったのだけれど、やっぱり最後にお手洗いに立ったときもふらふらしていて。
 お手洗いの中で、少し戻す。
 そして、お店を出て、とりあえず駅までは辿り着いたものの、終電間近の
 混んだ車内で猛烈に気分が悪くなる。
 友人の乗換駅に着いて、わたしも一緒に降りると、胃液程度の胃の中身を
 再び戻す。

 とりあえず、わたしも終電が迫っていたので立ち上がり、友人と別れて再び
 電車へ。
 (さりげなく、大げさ過ぎない友人の介抱にも感謝。)
 ようやく地元沿線の電車に乗り換えると、またも混んだ車内に気分が悪くなる。
 席も空く様子はないし、このまま数十分電車に乗り続けるのがしんどくなって
 しまい、終電を降りる。
 taxiで向えるところに妹が住んでいたので、連絡をし、泊めてもらうことにする。


 あーぁ、こんなこと初めて。


 妹宅へ到着する頃には、気分もだいぶ元通りになっていて、気持ち悪さも
 薄れていた。
 久しぶり(いつ振りだろう…)に妹とふたり、一緒の布団で眠る。


 新年早々、この体たらく。
 行き当たりばったり。
 だらしない感じ。
 …でも、悪くない感じ。



 ♪BGM/EGO-WRAPPIN' AL.『Night Food』


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2006年01月06日(金) スクープ級の瞬間。

 寒いなぁ。

 毎日寒くて、身体が固まっている。
 これじゃあ、物を考えようにも、アイデアを体現しようにも、どうにも身体が
 云うことをきかない。


 仕事始めを迎える前から、『今月中に絶対休みを取ろう!それを目指して
 頑張ろう!』と心に決めていたが、去年も同じこと思ってた…。
 (そして、日記に書いてた…。)


 今日は、職場の行事の日だった。

 昨年、同行事の後、よくわからない大熱発に襲われて、帰るなりストーブの前で
 がたがた震えた、という恐ろしい思い出を持つ。
 その時は39℃の熱で、近年稀に見る体温上昇。
 身体の節々は痛いし、寒くてがたがた震えているのに、汗をかくという、
 身体の機能がぶっ壊れた感を体験した。
 翌日していた約束は、無残にも流れた…。

 そんなわけで、何となく憂鬱感が拭えないまま職場へ。

 何だかんだとやることはあり、午前中から行事の準備に取り掛かる。
 やろうとしていた自分の仕事はまたも片付かず。
 ま、来週やるか。



 『この人のこういうところが素晴らしい!』というのはわかるけど、『この人は
 素晴らしい!!!』という感覚ってわからない…。

 わたしには部分はあっても、全体はない。
 逆に言うと、光る部分のない人(物)はいないし、そういう部分を見つける
 のは、一種の才能とすら思う。
 だけど誰か(何か)を丸ごと崇める、というのは、わたしにはありえない。



 行事が始まってしまうと、とてつもなく楽しくなってしまって、密やかな
 人間のひかり、のような部分をたくさん見せてもらった。
 自画自賛だけれど、職場の誰よりそういうところを見つけることに長けている、
 と思う。
 職場の人たちにとっては、スクープ級の瞬間にたくさん立ち会えていたからだ。

 自分で自分を面白いなー、と思うのはそういう時で、そういう瞬間をたくさん
 見つけることができると、楽しくてしょうがない。
 才能もないし、賢いあたまもない上に、身体も強くないわたしが唯一誇れる
 のは、『自分で自分の仕事を最高に面白がれること』に尽きる。
 飽きることがないというのは才能、かもしれない。


 しかし、やっぱりY課長の距離感、素晴らしかった。

 あんなに人をすっと自分の中に引き入れること…目を皿のようにして見ていた
 が、その秘密は解き明かせなかった。
 しかも、何も自発せず、反応もせず、というところに更なる凄みを感じる。
 やっぱり、究極のところは、『何もしないというすごさ』なのだろうなぁ。

 憧れる…。


 今日は終わったら、職場の関係の人の(有志の)飲み会があったのだけれど、
 キャンセルした。
 いつ行っても楽しくなかったから。
 有志なのに楽しくないのって最悪、と思ってやめた。


 代わりに仕事をしたけれど、好きじゃない人と飲みに行くよりもよっぽど
 明るい気持ちになれた。


 たまにこういう日があるのって、やっぱり、いい。



 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月04日(水) 仕事始め・2006。


 こんなに仕事に行くのがイヤで大丈夫だろうか…と思うほど。
 年が明けたころから、「イヤだなー」とずーっと思っていた。
 今日も。
 朝まで。

 でも、行ってみると意外とそうでもなくて、やることがいっぱいある職場では、
 逆に爽快感すらあった。
 早速の会議に、昨年の仕事をさくさくとこなしていく。

 職場では、仕事始めなんて関係ないと言わんばかりに、早速hardな話がてんこ
 盛り。
 戻って来たなぁ、と思ってしまうわたしは、どっぷりとこの仕事に浸かった
 ということだろう。


 ようやく、昨年から引っ張ってきた仕事がふたつ片付く。

 この“仕事がイヤ感”無駄だなぁ…。
 行ってみるとそうでないってところが。
 もしくは、まともに感じられないほど、相当イヤなのか。


 年末に、仕事の斡旋を口にしてから、にわかに転職気分が高まっている。
 あと3ヶ月なのかなぁ、とか思ったりする。
 でもそれは、まだまだ腹が括れない。
 きっと、師匠と本格的に話を詰める段階で(仕事を引き継ぐかどうか)、
 決まっていくのだろう。

 いい職場だから、後ろ髪引かれるし、たまらなく去り難い気持ちになるけれど、
 そんなわたしには明日はない。
 自分でぐいぐい引き寄せて、高い山にも登っていかなくちゃ。
 きっとそうやって、やり続けた者だけ、最後に仕事を手にすることができる
 のだと思う。


 しかし、うちの職場、静電気がすごいなぁ…。


 今日は、朝、車のガラスに霜がびっしり。
 こんなことは初めて。
 寒いなぁ。


 ♪BGM/J-WAVE


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2006年01月03日(火) 最高に恐ろしいのは…。

 結局、昨日は生理前による鬱っぽさのため、気に入っている男にも会えず。
 一日家で伏せっていた。
 年の初めからついてない…。
 次にいつ会えるかわからないのに。

 ぜーったい生理のせい…。
 本当に起き上がれないほど、だるーくなってしまう。
 数ヶ月に一度だけれど。
 こういう時って、腹痛もすさまじいんだよなー。

 と思いつつ、今日も寝正月。


 正月も3日ともなると、いよいよ仕事始めの足音が近づいてきて、それはそれは
 憂鬱になる。

 新年早々、気の晴れないことばかり。


 夜は、父が帰ってきたので、再びASIAN料理屋へ。

 好きなものをたくさん注文し、ひとりで行く時には決して頼めない、色んな
 小皿料理を頼めて楽しかった。
 どれも美味しい♪
 お酒も“DITAマンゴー”というカクテルが、あまーくて美味しい。
 ジュースみたい。

 家族4人で行ったために、小皿料理が微妙に足りず、その度に「サービスです」
 と余分に出してくれる。
 それはもはやサービスの域を超えている。
 あまりにも気持ちのいい笑顔で出してくれるので、薄れかけていたBaliの
 記憶が蘇る。
 南の国の人って、ああいう気持ちのいい感じなんだよなぁ。
 おしゃべり好きだし。

 美味しく食べ尽くし、お年玉を置いて帰る。


 家に帰ると、妹ふたりと母と共に、“古畑任三郎”を鑑賞。
 川の字で。

 途中までtrickを見破れず、最後に見えてきた時にはあまりの怖さにぞーっとした。
 『殺人』という事実よりも、ああいう人を損なうという感じ、立場の高い人が
 低い人を貶めるという感じ、そのことこそが本当に怖い。
 人が人である以上、最高に恐ろしいのはそういう類のことだと思う。

 そういう怖さを最後に持ってくるあたり、やっぱり三谷幸喜は素晴らしい★


 あー、怖かった。
 明日のイチロー編はもっともっと楽しみだ。



 <イチモンイットウ>
 は、しばらくお休み。


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2006年01月01日(日) 2006・年頭の誓い。


 明けました。
 静かに、静かに。
 2006年の始まりです。


 昨夜は、妹と母とで拍手喝采のなか、『行く年来る年』で新年を迎え。
 そのあと歌番組を見て、am3時近くに就寝。

 今朝は、母がお節とお雑煮を作ってくれ、姉妹3人+母で静かに新年を迎えました。

 あー、新年早々目覚めが悪いなぁ。
 何でだろう。
 二度寝・三度寝の女王と化しています。

 お正月は静かで、妹が取りに行った年賀状を分けて、目を通すのもいつも通り。
 妹たちは、早々にスーパー銭湯に行って、その後初詣に出かけるらしい。
 わたしは寒すぎて出る気にならず、取りためた録画VTRを見たり、年賀状を
 書いたりして過ごした。


 とりあえず恒例。

 【2006年 年頭の誓い】
 ●変化を恐れない。
 ●出逢いを大切に。
 ●運動の継続(しなやかな身体作り)。

 細かいこととしては。
 ・歯医者へ通う。
 ・貯金。
 ・専門書を読む(読書)。

 また、1年後に見直してみよう。


 よし、また一年が始まる。
 このところはまだ、何となくつまんない毎日だけど、まだ見ぬ新しい出逢いに
 わくわくする。
 健康でいい1年を送れますように★


 <イチモンイットウ>
 トイ:My Blog。
 コタエ:http://yaplog.jp/4254_0516/
     (人観察Blog)
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     (写真diary)
     かなり更新が滞りますが、こちらもよろしく。


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