4254.0516の日記

2004年06月30日(水) 胸を張って言える言葉たち。


 仕事があるのはいいことだ。
 …けれど、今週は仕事を始めてから1番の忙しさ。


 まだまだ仕事が十分与えられないこともあって、記録には命を懸けている。

 誤字脱字に始まり、流れの確認。
 相談者の言葉を、そのままきちんと解釈できているかどうか。
 何より、自分がどのような意志と技術を持って、その相談者に相対しているのか。
 記録にはその全てが出る。
 だから、書いては直し、書いては直して、ようやく主担当に記録を渡す。

 面接もたまっていた上、今日は会議資料の入力の日。
 過去最高の1時間半の残業をして職場を後にする。


 今日は夜、NYに旅立ってしまうバイト時代の教え子との飲み会兼壮行会。

 先週末から体調が悪いこともあって、今日は早々に失礼するつもりだった。
 だけど、ひとり、またひとりと時間差で合流してきた挙げ句、最後の合流者が到着
 したのは22:30頃…。

 結局帰宅したのは、日付が変わる直前だった。


 私の学生時代は、どう頑張っても優等生ではなく、どう良く言ってもまじめではなかった
 と思う。
 だけど、失敗や今思うと赤面モノの独りよがりな振る舞いをしたことも多々あった
 けれど、人一倍精一杯生きてきたつもりだ。
 だから、自分の教え子にも正直に生きてほしいということだけを伝えてきたつもり。

 自分の人生は、自分でしか創造できない。
 自分らしさで、道を作り出してほしい。
 人を愛してほしい。

 そう年の違わない教え子に胸を張って言える言葉たち。

 それは、ただの単語の懸け合わせじゃなく、真っ直ぐに生きてきた自分なりの実感
 そのものだ。

 人に会って元気になるのは、変わってない。
 どこまでもtoughにできている…。


 ♪BGM/Mr.Children AL.『シフクノオト』



2004年06月29日(火) energyの矛先。


 昨日はえらい胃のむかつきに襲われ、1日だるかったのだけれど、夕飯を食べた後が
 ものすごく、そのまま布団を敷いて横になった。
 途中メイクを落としたり(シミになるらしいし、肌が半端じゃなく荒れる)、風呂に
 入ったりしようかとも思ったけれど、ついぞ起きられなかった。

 コンタクトはずしといてよかった…。

 寝ているのだけれど寝苦しく、ちょっとした物音で目が覚めて、何度も寝返りを
 打った。
 寝ずにはいられなかったのだけれど、寝ても苦しかった。


 朝から大好きなKさんとひとこと言葉を交わせただけでしあわせ♪
 Kさんが結婚してしまうのは、何気にショックだったりする。
 しかし、他グループには普通の男の職員の人がいていいなぁ。
 うちは仕事柄か、男の人は皆役付きさんだ。


 変なものを出しているのだろうなぁ。
 catchしてほしい人がcatchしてくれずに、変な人たちがこぞって受け取る何か…。
 ひまだから、かつてない自分のenergyがどこに向かっているのかわからない。
 混乱。


 特に昔の男、とか。


 キライじゃないから毅然とできない。
 だけど、それは好きとは違う。
 見つめているのは後ろ向きな自分自身。

 これからの可能性に繋がるあの人が気になりだした。
 自分が動いて、自分で切り拓く。
 これほど能動的な人間が、恋愛でだけ受動的であってもうまくいくわけはない。

 自発的行動の衝動。
 誰に何を言われようと、それに従うだけ。
 恋愛にモラルを求めるなんてナンセンス。
 失敗したらそこからまた考えればいい。


 体調が悪くて、仕事を休もうかと何度も考えたのだけれど、会社につくとそれまでより
 元気になる。
 むしろ、家にいるよりいいかも。
 仕事が大好き。
 仕事をしている時の自分が、一番いい自分。
 きちんとしている自分。


 今週は仕事がたくさんだ。
 まだまだ書き終わっていない記録もたくさんあるし、明日は資料を作らなくっちゃ。
 でも、何もなくてふらふらしているより、忙しく動いている方が好き。


 このところのメールは男の人からのみ。
 珍しい。
 素敵な女の子達とまたたっぷり遊びたい☆
 みんな元気かなぁ…。


 切ない思い出の曲は、増やしたくない。
 聴くたびに複雑な気持ちになる唄はこりごりだ。
 “コスモスの花言葉”とか…。


 ♪BGM/Mr.Children AL.『シフクノオト』



2004年06月26日(土) だからあなたの手は取れない。


 昨日大迷惑を被ったお蔭様で、今日も昼近くに起床。
 おかげで試験勉強も全くはかどらず。
 もう、諦めた。


 少し不安だった。
 久々の待ち合わせ。
 一体どんな顔で会おう。


 どんどん時が逆走している。
 あの時の自分に、今の自分を重ねているだけだ。
 全然新しいものなんて生まれ得ない。


 だけどあまりにもほっとして。
 そしてあの頃のままで。
 ほんの少し大人になって。
 少し覚えている彼の輪郭を改めて見出して、穏やかな気持ちになる。

 残念だけど、彼よりも信頼し、いとおしい存在なのだと思う。


 今回都合がつかず、たった1日だけしか行けないゆずのLIVE。
 久し振りだったし、チケットも前々から準備していたのでわくわく感が募る。

 でも、妹と行くのってとっても楽なことだったんだなぁ。
 隣にいる人の存在を全く気にせず楽しめる。
 今日は自分の世界にこもるまでに時間がかかってしまった。
 意識しすぎだった。

 LIVEはどんどん良くなる。
 naturalに。
 必死に。
 精一杯に。
 葛藤さえも呑み込んで。


 素晴らしい空間だった…。


 “原点回帰”なんて大袈裟な言葉じゃなくて。
 でも、確実に初めてのときを思い起こさせてくれる。
 そして、今の自分が忘れているとても良い部分をはっきりと示してくれる。


 すっかりmotivationが上がってしまい、“彼”の本を買ったところが自分らしくて
 おかしかった。


 しっかり見据えよう。
 自分の未来を。
 今の自分を。
 幸せになれる可能性を。

 だからあなたの手は取れない。
 今日もあなたの車から降りることを選ぶ。

 でも、大事なことは言えなかった。
 弱いなぁ。
 きっとここが私のダメなところ。


 ♪BGM/m-flo AL.『ASTROMANTIC』



2004年06月25日(金) 人に迷惑をかけないこと。


 人に迷惑をかけないこと。


 きっと誰しもが、幼い時から教え込まれていることだろう。
 だから、誰にも迷惑かけてないなんて言い訳がたつ。
 それくらい基本的なこと。


 どんな気持ちで。
 どんな思いがして。
 どんなことを憂えて。
 その全てをあなたはわからないだろう。

 私も無理強いはしない。
 それが、あなた所以なのだから。


 しかし、あまりにも幼児期と思春期に問題ありそうな発言の仕方だなぁ。


 一体何を教わってきたの…!?


 ♪BGM/m-flo AL.『ASTROMANTIC』



2004年06月24日(木) やはり希望がいい。


 わたし“も”やはり希望が好きだ…。


 たまたまなくなった家庭教師の時間を使って、たまっていたビデオを見た。
 夕飯を作りながら、ぱたぱたとした中で見る。
 先週最終回を迎えた“オレンジデイズ”。
 結末は、笑顔の素敵な職場のKさんが“俺、HAPPYENDが好きなんだよ。”とポロリと
 言っていたのでわかっていた。

 ベタでも陳腐でも、やはり希望がいい。
 先の見えない不安な世界は、現実だけでたくさんだ。
 信じられる一瞬があることを思い出させてくれるものがいい。
 笑顔でいられる瞬間を、この目で確かめさせてくれるモデルが欲しい。

 割と人物描写がされているドラマだった。
 やはり妻夫木君は素晴らしいなぁ。
 研修医の時には研修医、大学生の時には大学生の喜びと痛みがちゃんと伝わってくる。
 心の動きがきちんとしている人だと思う。
 柴咲コウもしゃべらなくていい感じだった。
 瑛太も地味にいい感じだったな。

 白石美帆だけは、他の人にして欲しかった…。


 職場のFさん。
 Fさんに出会えただけで、今の職場に行った甲斐はあったと思う。

 本当におこがましいけれど、見ている方向、抱えている葛藤、今まで生きてきた
 苦しみが似ているような気がする。
 だから、人の言葉に、起こっている出来事のどこを見て、どう気持ちが動いているかが
 手に取るようにわかる気がする。

 この仕事は地獄のようなことばかりで、まともに体当たりしようと思っても、思い切り
 潰されるだけだ。
 かといって、その中に停滞してしまうと、経験を積んでもその経験が全く蓄積して
 いかない。

 燃えつきか諦めか…。

 多くの人がそのどちらかに傾いて、それ以外にactionを起こそうとしている人の力を
 奪おうとする。
 そんな中でも諦めず、現実を見つめて、時に落ち込み、時に反省しながらぎりぎりで
 仕事をしている人がいる。
 そういう人を見ていると、私にもやれることがあるんじゃないかと思える。

 “あんな面接やっちゃって、失敗した…。”
 いつもそうやって言葉少なに自分を振り返るFさんがいる限り、私もそういう姿勢を
 諦めたくない。


 松尾たいこさんの絵が好きだ。
 森広隆の新曲のジャケが好きだなぁと思っていたら、やはり松尾さんだった。

 今では読めなくなったエクニの置き土産かなぁ…。


 ♪BGM/MAGLOCKコジオ 『冬のかさぶた』



2004年06月22日(火) 基本的なこと。


 昨日とは一転、うだるような“トロピカルJAPAN”。

 こんなことなら、昨日行っていればよかった。
 後悔しても仕方ない。
 だからこそ、一瞬にこだわればよかった。


 らしくなく、過去を向いているんだろうなぁ。
 求める人も、つるんでいる友人も、未来というよりは過去よりの人たちだ。
 思い出したいことも過去の出来事。
 忘れていることを洗いざらいにしたいほど、過去を向いている。

 ご多分に漏れず、今年も割と調子が悪いのだと思う。
 もちろん昨年までほどではないけれど、先を見ていない自分の姿勢そのものがそれを
 表している。
 そして、このところの暑さも手伝って、身体も重い…。
 仕事をしていても、自分の唯一の持ち味である集中力が欠如。


 このところの急展開は本当に目を見張る。

 あの頃、あんなに停滞しまくって、むしろ低下していた関係性がここに来て急展開。
 やっぱりお金ってすごいことなんだと思う。
 でも、これまでの積み重ねも侮ってはいけないのかな。
 とにかくお互いに優しさを。
 思いやる気持ちを忘れない。

 あまりにも基本的なこと。

 あんなに手にしたかったものが、今ここにある。
 でも手にしたかったものは、それ以上のものに形を変えて、顔を出した。
 きっと続けてこなければ、この変化はなかったことだろう。


 これからも初心を忘れず、相手がいることを頭に刻んで、相手と繋がっていきたい。


 これが、あの人にも出来れば、言うことないんだろうなぁ…。
 でも、人を選ばなきゃこんな想い、そうそうできるもんじゃない。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月21日(月) 大嵐。


 楽しみにしていたLIVEの日だったのに…。


 昼過ぎあたりから雲行きは怪しくなり、あっという間に大嵐。
 傘もさせないほどの強風と、いつ激しくなるとも知れない気まぐれな雨雲。

 電車が止まるかもしれないことを考え、LIVEを断念した。


 だいぶ前から楽しみにしていたのになぁ。
 そして久々にfleshな恋の予感もあったのに…。


 仕方ない。
 送られてきたmailも明日返信しよう。


 ふて腐れたのか、7時位にひとり布団にもぐったら、ご飯も食べず翌朝まで眠って
 しまった。

 コンタクトもはずさず、メイクも落とさなかったので、翌朝は散々だった。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月20日(日) 心が渇望していた人。


 毎日ダレているのはなぜかと思ったら、暑いからだった。

 今日は台風がせまっていることもあって、風が強い。
 でも蒸していて、熱風だ。


 今日もしっかりと昼過ぎまで寝る。


 どうしようもない言いがかりと文句を言われ、友人宅へ出発。
 今日は高校時代の友人夫婦の家で、結婚して引っ越してしまう友人のお見送り会。
 家主の友人も、昨年末に子どもを産んで、その赤んぼちゃんとも初対面。

 あの頃毎日会っていた友人たちも、今は結婚したり、子どもを産んだり、×イチに
 なったりと自分の人生を突き進み始めている。
 一番変わっていないのは私。

 会う前は、私を除いて頻回に会っているらしい友人たちの輪を思い、何となく気が
 重かったのだけれど、会うとすぐ昔に戻れるのが仲間だ。

 一番の久し振りさんと最後に会ったのは2年程前。
 でも、何も変わっていなかった。
 強くて冷静なところはそのまま。


 友人の赤んぼちゃんはもうすっかり育って、人間らしい顔付きになってきていた。
 あやすと笑うし、ママが大好きだし、普通でとても可愛い。
 夢中になって遊んでいたら、仕事みたいになってしまった。


 会うといつでも昔の思い出話。
 けんかしたこと。
 お互いの恋愛。
 その頃の学校生活。
 毎回出てくる話題は変わらない。
 でも、それを確認して、今へと繋がる思い出を語り続けている。


 名古屋に行っても元気でね。
 幸福を祈ります☆


 その流れに誘われたかのように、不穏なmailが1通。
 ちょうど私も連絡をしようと、心が渇望していた人だっただけに驚いた。

 “あ、もしもし。”
 そんな声すら忘れてしまって、その第一声に思わず笑ってしまう。
 2人とも最後に話したことを忘れてしまうくらいの、長い間。

 元気のなさを心配したのだけれど、思ったより声が明るくてほっとした。
 きっと気持ちが弱くなっただけなんだろう。
 痛めつけられてはいない感じに安心する。

 久々に思い出した昔のpaceに、ふたりの時間が蘇る。
 あの頃ああやって話をしていたこと。
 お互いを想っていたあの頃。
 そして気持ちが離れてしまった瞬間の苦しさ。
 そんな気持ちが、時間によって浄化されて舞い戻ってきた感じだ。

 思わず約束をして電話を切る。
 あぁ、弱いなあ、自分…。


 みんな私に連絡をしてくるのはいつも決まって元気がない時だ。
 だからこそ、元気な時に声を届けてくれる友人を大事にしたい。
 そうやって振り回されるのはこりごりだ。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月19日(土) ようやく気付いたふたりぼっち。


 はふぅ…。
 疲れた。

 今週こんなに疲れているのは、暑さのせいなのか。
 仕事による磨耗のせいなのか。
 朝がツラくて仕方ない。

 無理もない。
 今週はふたりも休んだ。


 とにもかくにも、今日は目覚ましをかけずに思いっきり眠った。
 思わせぶりなmailが来ても、気付かぬ振りをして眠った。


 昨日急遽やってきたお誘いに、今日は品川まで出かける。

 あんな物言いをするなんてずるい。
 無碍に拒否したら、私のほうが悪者に見える…。
 自分だけだと思っていたら、例の“やつら”も。
 でもちょっぴり私のほうが時間が早い。
 やはり重要なのは優越感。

 今までの6年間を思い返してみても、今の私は夢みたいだ。
 きっとあの頃の私には、こんな日が来るなんて思いつきもしないだろう。
 そのときの私に教えてあげたいような気もするけれど、未来が見えない中で弛まず
 腐らずやってきたことの結果のような気もする。

 結局私には彼女しかいない。
 彼女には私しかいない。
 ようやく気付いたふたりぼっち。

 二の腕で。
 その声で。
 戸惑うぎこちない動きで。
 あなただって事がはっきりわかる。
 その気持ちすら手に取るように…。

 “見てた!?”の笑顔とふたりだけの秘密。
 3人でいることに、不穏な空気感を感じていづらい。
 彼女のいないところで私を見て欲しい。
 嬉しいのに、遠慮してしまう。

 お金なのかな…。
 でも、それより前に示してくれた気持ちは信じたい。
 彼女のウソにはいつも気づける。
 だけど、今回は嬉しい気持ちが邪魔をして、はっきり見えないことがもどかしい。


 今日は布団を干した。
 暖かいからからの布団でぐっすり眠ろう☆


 やっぱり私が好きなのはあの人だ。
 どきどきする。
 真っ直ぐに逃げないところが好き。
 見ているものが同じような気がして、近づきたい。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月14日(月) “下妻物語”。


 連れ帰ってきた友人と夜中まで話し、私はひとり仕事に行くために起床。
 友人は前日夜勤明けのため、ぐっすり眠っている。

 声もかけず、メモを残して出勤。
 気がつくと、私の友人に向けて、我が母も置き手紙。
 こういうところは私も血を引いていると思う。
 面倒見の良さというか、人の良さというか。


 今日は仕事に行く意味があったのだろうかと思ったけれど、どうせ休んだら休んだで
 昼過ぎまで寝てしまうだろうし、きっちりしゃっきりと活動できる分、仕事に行って
 よかったと思う。
 仕事が終わって、誰かが待っていると思うと何だか嬉しい☆


 来た意味なく、何の仕事もせずに終わり、お昼が来たので帰宅。


 職場近くまで出てきてくれた友人を拾い、前々から気になっていた中国茶のcafeへ。
 平日の昼間とあって、lunchもおいしそうだし、人気もまばらでrelax。
 まるで学生に戻ったかのように、ゆるゆるとした時間を過ごす。

 中国茶は、気持ちを緩ませるお茶だ。
 アルコールランプで熱せられている、透明のケトルを見ていると、優雅な気持ちになる。
 茶器にお湯を注いで、開いてくるお茶の葉を見ていると、何杯でも飲めてしまう。
 おかゆも添加物の味がしなくって、薬味もたっぷりでとてもおいしかった♪
 平日の醍醐味。


 その後免許更新。


 駐禁を切られた人が、大声を上げながら文句を言っている。
 あまりにも人格っぽい…。
 あぁ、今日は私仕事お休みですよ。
 基本的にそこここにいる種類の人たちなのか、私が引き寄せているのかわからない
 けれど、とにかくもううんざり…。

 おまけに、講習で見せられたビデオが“交通事故の被害者”。
 あぁ、もう…。


 無事更新を終え、最後の予定である映画鑑賞。
 友人の実家、そして私のおばあちゃんちがある“下妻物語”を鑑賞。
 友人の実家から私の祖母宅までは、車で10分程度。
 まだ出会う前の私たちが、どこかですれ違っていた可能性も在るかと思うと、何だか
 びっくりする。

 見慣れた田舎の風景にしか興味がなかったのだけれど、映画の作りもなかなか面白かった。
 土屋アンナが意外と上手だったし。
 そして、岡田義徳が良かった。
 彼は結構どの役を見ても好きだなぁ。

 そして小池栄子。
 もう、大好き。
 かっこよすぎて、ヤンキーになりたいと思ってしまったほど。

 何となく、ヤンキーになったつもりで歩いてみた。
 ギャルとヤンキーのセンスだけは理解不能と思っていたけれど、結局ああいう血が
 流れているのかもしれない。


 私の了見が狭いことは重々承知しているけれど、どうしてもいらいらしてしまう。
 なぜだろう。
 こんなにも失望している。
 彼を勝手だと思い過ぎることは、平常心を失っている証拠。
 でも、どう思うことが“普通”なのか、さっぱりわからない。
 結局自分のことしか考えてないということばかり。

 私と彼は執行猶予中なのだと思う。
 何かがあれば、別離が待っている。
 そして、その猶予期間が切れるのを心待ちにしているだけの瞬間。

 悪い女だ。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月13日(日) わかり合えることは、楽しい。


 勉強会では、いつも前日入りしている私。
 今日は家主が夜勤明けとのことで、当日の朝に出発。

 友人をひとり拾い、がつがつとろとろと話しながら、鎌倉へ。
 お天気も良くて、友人との話も盛り上がって、楽しくdrive。

 彼女には言えないことがない。
 どうしてあんなにわかるのか。
 どうしてあんなにも伝えたいのか。
 よくわからないけれど、伝えることを渇望する。


 わかり合えることは、楽しい。


 今日の参加者は5人。
 院生のメンバーがひとり、寝坊して欠席との知らせ。
 それでも出欠を取った時には全員参加だったという、恐ろしい出席率。
 みんながこの会を求めていることが、最近とみによくわかる。

 今日はしっかりレジュメを進めて、驚くほど脱線して終える。
 またまた勉強した。
 昨日から脳ミソ使ってるなぁ…。


 あまりにも仕事のことを詳細にしゃべりすぎて自己嫌悪。
 でも誰にも言えなくて、それなのに溜めておけない。
 stressが多い話の中にどっぷり。
 無意識なのではなくて、ここでしか話せないから、黙って聞いて欲しい…。
 重宝がって聞いてくれて、ありがとう。


 翌日は仕事の人が多かったので、やることをやって切り上げ、みんなで食事に行く。
 家主をうちへ連れて帰り、明日は一緒に映画を見る予定。
 先月とはうって変わって、今日は4人で家路を急ぐ。


 本気で言っていた言葉だったからこそ驚いた。
 そして失望し、でも納得した。
 あの人はそういう人だ。

 気付いていないからこそ、その人となりが出る。
 人間性の希薄さ。
 人を批判しているあなたこそ、色々振り返るべきだと思う。


 どきどきしたけれど、みんなにしゃべれて、聞いてもらえてよかったなぁと思う。
 他人事ながら。
 そして、直接はきっと言ってこないであろうそのことに。
 話題に触れた時、少し驚いた。
 その間1ヶ月。
 ようやく口にできるところまで来たのだろうな。

 でも、やっぱり予想は当たるもので、そんなことで眠れない夜を過ごしたであろう
 彼女を思って、何とも言えない気持ちになった。
 やはりこころは鍛えるべきだ。
 この歳になって、ひとつひとつを考えつづけることはつらい作業だと思う。

 私の思春期は地獄のようなものだったけれど、だからこそ大人になってよかったと
 思える。
 今となっては忘れてしまうようなもの。
 でも、今はそんなことでは挫けない。


 みんなで訪れたパスタ屋さんで、あたりを見渡してみると、女性5人の華やかさと
 美しさで嬉しくなる。
 本当にみんな美しい…。
 そんな仲間に入れてとても光栄。
 美しさに磨きをかけることを怠ってはいけないなあと思う。


 我がゼミ生に赤んぼちゃん誕生。
 めでてぇ、めでてぇ。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年06月12日(土) 戻りたい。


 昨日は週末恒例の飲み。
 会社の人たち10人ほどで飲んだ。
 今日の予定に合わせて早めに切り上げ、雨の中を帰宅。


 その甲斐あって、今日は快晴。

 今日は、久々の研修会に朝から参加。
 職場の人も一緒だ。


 今日の講習会は、大御所が来る割に、参加費は無料。
 おまけに修論のthemeで研究していたものとあって、何となくわくわく。
 職場の人とも、会社以外で会うのは初めてだったので、色々と話ができそうな気が
 していた。


 やっぱり戻りたい。
 私は教育畑でやっていく人間だ。

 最近は実践実践の毎日。
 あまりにも深い闇と、救いようのない状況。
 どんどん支援しようとするmotivationにブレーキをかける。

 やはり修論一本書いたことで、思考も論理も成長している気がする。
 あの頃あんなにもがいていたことも、今ならはっきりとわかる。
 自分の想いをしっかり伝えることができる。

 まだまだ可能性がある領域で、可能性のある人たちを支援したい。
 その中で確実な技術と人間性を身につけたい。
 久し振りに思った。
 臨床がうまくなりたい。
 改めて思ったことは、あの頃渇望していたことだった。


 あまりに頭を使いすぎて、脳ミソが真っ白になった。
 院生の頃よく感じていた感覚。
 今となっては心地良い。

 
 たくさん聞いた名前は、どれも素晴らしい人たちばかりで、やはり素晴らしい実践には
 素晴らしい人が集まるのだと実感した。
 彼らがいるということで、すべて大丈夫というくらい完璧だった。

 早く地域の中で独り立ちできるようになりたい。
 その仲間に入りたい。


 心理屋だということ。
 新人だということ。
 でも条件が少し似かよっていただけだった。
 私が思うことも、願いつづけることも、きっとうっとおしいだけなのかもしれない。

 少しrelaxして、腹を割って話そうと思った試みも、ただの自己嫌悪で終わった。
 やっぱり友達は自分で切り開かなくちゃならないものだ。
 ただそこにいる人とは違う。


 あぁ、カーディガンをなくした…。
 お父さんからもらった、古着のような一着。
 冷房病の私にとって重宝するものだったのに…。

 途中まで意識できていただけに、ほんとうにほんとうに悔しい。
 この悔しさは、きっと私にしかわからない種類のものだ。


 ♪BGM/森広隆 SG.『Rainbow Seeker』



2004年06月06日(日) 元気でいて欲しい…。


 昨夜は真ん中の妹が帰って来ていて、久し振りに姉妹3人揃った。

 狭いlivingのため、川の字になってTVを見る。
 最近はまっている“冬のソナタ“。
 むしろ母の方が夢中。
 中年女性を虜にしたわけが少しわかる。

 その後も歌番組やたまっていたビデオを見ながら、だらだらと話す。


 今日も呑み。
 相手は7年以上前に、ほんの少し付き合っていたことがある男の友人。
 出会ったのは10年位前という、筋金入りの“友人”だ。

 今は結婚して、夫となり、京都に引っ越していってしまった。

 待ち合わせの時間に遅れないで行けるようになった。
 私のほうが先に着いて、彼を待つ。
 このことだけで、月日の経ったことがよくわかる。


 「向こうに行って、うつ病になっちゃってさ…。」

 え!?
 えぇー!
 私の周り、そんな人ばかり…。
 しかもprivateで。

 京都は奥さんの実家のある土地。
 友人もおらず、初めての土地でめちゃくちゃになりかけていた彼の姿を思い、心が
 痛む。
 出かけるのが大好きで、友達に会うことが好きな人だった。

 ふたりでいる時は、距離が測れずに、結局は私にとてもとても好きな人ができて、
 恋愛関係は終わった。
 でも、その後友人に戻ってからは、空気みたいに必要な存在で、流れるような心地
 良い関係になれた。
 あの時なくしたものが“恋”だけで本当に良かったと思う。
 彼の存在そのものがなくなってしまったら、今の私は少し違っていると思う。

 でも、今日はなぜか彼を近くで支えられたら…と思ってしまった。
 どうしてこんなに大切な人をなくしてしまったんだろう、とも。
 だからといって一緒にいたら、私たちは笑顔をなくしてしまうかもしれない。


 難しい…。


 今日言ってくれた彼の言葉のひとつひとつが、私にとってはぴったりで、きっと
 忘れないと思う。
 その言葉と自分の想いを重ね合わせて、これからを生きていくことができる気がした。


 とにかく、彼に元気でいて欲しかった。

 
 「会えてよかった。」
 そう素直に口にできる彼を、とてもとても大切だと思った。
 そして、そういうところをもっと好きに慣れればよかったと、ほんの少し後悔した。
 そうできなかった自分の未熟さも思い出した。


 わかったことは私の男らしさ。
 そして自分がminorityであること。

 なんかそれを確認するために生きているような気がするな、最近。


 ♪BGM/ゆず AL.『すみれ』



 



2004年06月05日(土) 郷土LOVE2004。


 たっぷり飲んだ日本酒で、肝機能はフル稼働。
 朝起きると汗をびっしょりかいていた。
 酵素で分解した感じがとてもする。


 目覚ましをかけなくてもいい日は、とても嬉しい☆


 土壇場までどうなるか決まらなかったけれど、今日はみうらじゅんの“郷土LOVE
 2004”というイベントに行ってきた。

 私の周りにFANの多いみうらじゅん。
 今回は特に、『みうらじゅんといえば…。』的な友人を誘って出かける。

 気まぐれで、通常の連絡というのがとりづらい彼女。
 きっと神経質な人はいらいらすることだろう。
 私も、“まあ、連絡が取れれば行くか。翌日は呑みだし、家にいてもいいや。”
 というあまりにもaboutな心積もりでいたのだけれど、意外と彼女は行く気満々で、
 日付が変わって当日を迎える頃連絡があった。

 昼過ぎに出かけ、何をやるのかわからないまま会場入り。
 よくわからないもののために、(割と)高いお金を払うのもどうしたものか。

 でも、会場に降りた途端、ゆるキャラたちがそこここにいて、私たちふたりは大興奮!!!
 写真を撮ったり、徘徊したり、どうでもいいことをぐだぐだと話しながらドームを
 堪能する。

 友人はわけもわからず、“あごだし”というとびうおの顆粒だしを買ってしまい、
 自分でも不思議がっていた。


 みうらじゅんを見ていると、男に生まれなかったことがとても損な気がして仕方がない。
 男って、ばかで、くだらなくて、いい加減で。
 でも、それがたまらなくいいなぁって思わせる。
 子を宿すなんて現実的な機能がついている女には、到底理解し得ないあの感覚。

 そして、好きこそモノの上手なれじゃないけれど、ひとつのものを突き詰めて、
 仕事にまでしてしまい、挙げ句の果てに東京ドームでイベントができるなんて
 オタクの鏡だ。
 こだわりの最高の形だと思う。

 私もよくわからないけれど、こだわりは捨てずに頑張りたい。


 友人とゆるゆると話し、ばかなことでげらげら笑い、とても休日らしい1日だった。
 金曜の夜を境に、仕事のことは一切思い出さないせいだと思う。
 仕事の話をしても、なぜかとても他人事で、一息おいて話せる。
 それに比べて友人はM2で論文の真っ最中。
 きっと土日も休日もない頃だろう…かわいそう。
 でも、頑張って欲しい。


 私が知っている水道橋/後楽園って、もう少し親父くさい街だったのに、『ラクーア』が
 できたせいで、割とcoupleや家族連れが多くなっていて驚いた。
 あの、青い建物周辺にたむろしていた私には、縁遠い世界だった…。


 ♪BGM/ゆず AL.『すみれ』



2004年06月04日(金) ある金曜日。


 毎日寝る前は“MAGLOCK”。
 とてもとても気に入っている。
 聞けば聞くほど味の出るAL.だ。


 遅くなったけれど返事もきた。
 でも反応薄っ…。
 どうしよう、これから…。


 金曜日は本当に元気になる!

 今日は前々から約束していた飲み会。
 家に帰って、着替えをすませ、出発する。

 今日のメンバーと飲む前は、いつも何だか行きたくない気持ちになる。
 気が重いというか。
 話が弾んで、気持ちが伸びやかになる飲み会とは、ほんのちょっと違うからなのか…。

 仕方がないので、がんがん飲んで、ふらつくほどになる。

 もうしばらくはさりげなくフェイドアウトしよう。
 角が立たないように、でもきっぱりと。

 自分で稼いだ大切なお金は、大切な人と過ごすために使いたい。


 ♪BGM/ゆず AL.『すみれ』



2004年06月02日(水) 日常。


 人付き合いが上手だと言われることが増えた。

 私の学生時代の人付き合いは惨憺たるもので、ものすごいcomplexだった。
 どうすればうまくやれるのか。
 人が思う以上に人見知りだったっていうのもある。
 だから、人付き合いは今でも課題の一つでもある。

 でも、昔ほどヘタクソじゃなくなって来たのかなぁと思う。

 初対面の人といても、それほど疲れなくなったし。
 むしろ楽しめてるし。
 人の評価を気にしないで、のびのびと自分らしくいられるようになったし。

 上達してきたのかも…。


 昨日は仕事の後に、友人の彼のLIVEに行った。

 友人とは今の職場の人で、あっという間に仲良くなった。
 前々から誘われていて、今回ようやく実現となった。

 原宿RUIDO…こんな風に訪れることになるとは思わなかった。

 インディーズよりもっと下のfieldで活躍するバンドだったのだけれど、少しずつ
 FANがいる。
 女子高生のふたり組みが、文字通りの黄色い声で声援を送ったかと思うと、バラードでは
 泣いている。
 あまりにも若くてかわいらしかったので、その勢いで体育会系ノリの大騒ぎを繰り
 広げてみた。

 しかし、どこの世界でも地道な営業というか、優越感に訴えるstyleっていうのは
 変わらないなぁ。
 “特別”な気もちにさせる手法というか。
 ある意味そういうものには慣れている(というか、もういいや…。)ので、適当に
 あしらっておいた。


 友人の彼のバンドはともかく、1組目にやっていた弾き語りの人の声がとても良くて、
 一発で気に入ってしまった。
 その人は“MAGLOCK”というバンドのコジオさん。
 日常としかいいようのない風景を淡々と謳っていて、気がついたら引き込まれていた。

 日常とは。
 爪が伸びる、とか。
 カレンダーをめくる、とか。
 紅茶を入れる、とか。
 髪の毛に触れる、とか。
 そういうことの中で、感情が揺れる瞬間。
 ささやかだけれど、積み重なっていくことのすごさ。

 綿々と、でも確実に意志をもって熱く謳っていた。

 最近では、ひとつひとつが強烈な出来事に遭いすぎていて、そういうささやかで
 普通のことの積み重ねが日常の大半を形作っていることを忘れていた。
 だけど、そういうことに目を向けることから、世界は変わるのかもしれないという
 可能性を思い出させてくれた。

 論文ばかり書いていても、そういうことには気付かない。


 LIVE後に話したコジオさんはとても面白くて、テンポが絶妙で、とても気に入って
 しまった。
 思い切って話し掛けてみてよかった。
 ちょっと好きになってしまった。

 またいつか弾き語り見に行きたいなぁ。


 ♪BGM/MAGLOCK AL.『個性の時代』


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