4254.0516の日記

2004年05月31日(月) あ、あづい…。


 あ、あづい…。

 5月だというのに、あまりの暑さ。
 我が職場は、公共の機関なので、こんな時期に冷房が入るはずもなく…。
 細々と気のきく先輩が、ちょうど私の近くにいたおかげで、扇風機の恩恵に与る
 ことができた。


 一昨日はall nightで遊び明かしてしまったお蔭様で、昨日は1日何も食べず、
 数回トイレに行く以外は臥せって過ごした。

 いつもいつも月曜日は苦手なのだけれど、今日は起きた瞬間全身に力が入らない。
 あまりの脱力感でふわふわした。
 笑ってしまった。

 とりあえず、午前中いっぱいそんな感じで過ごして、午後になるとどうにか力は
 入るようになってきた。


 一昨日の花のことを考えていた。

 強引だったなぁ…。
 事情を知る人も、知らない人も、そんなことお構いなしの人前で。
 私には“好きだ”という感情が、恐ろしいまでの思い込みに見える。

 あの黄色いものたちを見ると、そういう恥ずかしさや期待感などを一気に思い出して、
 とても気分が悪い。
 表現できない気持ちになることが、一番心苦しい。


 気持ちを言葉にして表現するのが上手だと言われた。
 でも、何もしないでそうなったわけじゃない。

 自分の気持ちの変化とか。
 変化に伴う感情とか。
 人や自分に対する嫌悪感とか。
 主観的に走りがちな場面での客観性とか。

 そういう見たいもの・見たくないものを全て言葉に出してきた。

 私たちの仕事は、言葉にして“ぴったり来るような”表現にできなければ、なかった
 ことになってしまうものだ。
 だから言葉には厳密。
 おおよそではなく、“そのもの”を表現するために、trainingしてきた賜物だ。


 公務員試験まで1ヶ月ほどになった。

 ああいう勉強ってホンットにキライ。
 全然進まない。
 今までだって、嫌々気の進まない自分をだまくらかしながら課題をやってきたこと
 たくさんあるけれど、こんなにやる気の出ないものは初めて。

 私は何かに直結しないと頑張れない。
 公務員の勉強なんて、先のないことの極みだ。

 仕方ない、後悔しない程度に頑張ろう。


 病気になりそうな人ばかりに会っているけれど、たまにはこういう日もある。

 過大視せずにありのままを見守る。
 過去と未来を繋げて、先の展望を模索する。
 ささやかな日常を楽しげに、でもたまには躓いて、一生懸命生きる。
 交差する笑顔が温かい。

 こういう人に会えるから、やめられないのだと思う。
 とてもとても元気をもらった。


 ♪BGM/MAGLOCK AL.『個性の時代』



2004年05月30日(日) 人生もそれほど悪くない。


 花をもらった。

 あまりにも気が重い…。
 見る度に捨てようとする気持ちをおさえて、とりあえず家へと持ち帰った。


 自分の弱さ。
 求められるとどうしても拒否できないことだ。
 後先考えず、優しさを見せてしまうことだ。
 考えを先回りして、いつも求められる優しさを示してしまう。

 仕事でもそういうことがある。
 先週もそれで失敗した。
 見極めの甘さとか、怠慢とかじゃなくて、本当に気をつけるべきは、下手な優しさ。


 昨日は、体調を崩して勉強会に参加できなかった大好きな友人Sを労おうと、企画した
 飲み会。
 人を募ったが連絡がなく、最悪サシで呑もうと覚悟していたら、当日になって人が
 続々と集まり、結局レアキャラIを含む6人での飲み会となった。

 Iと呑むなんていつ振りだろう…。
 同じ場にいても、ほとんど話したりすることはなかった。

 同じく来ていたOもそうだけれど、結局Iを待っていられたのは、信頼に他ならない
 と思う。
 心が離れた時、思いやれない時、気が熟していない時。
 人と本当に関係を作って、一緒にいるとそういう色んな時がある。

 その時期をどう待っていられるか。
 その人自身の存在を切り離さないで繋いでおけるか。
 そうやって待っていられる人こそ、本当に友達なのだと思う。


 しかし、専門家に“人を見てる”と言われると、本当にそうなのだなぁと思う。
 でも、Iこそ色んなことを覚えていすぎ…。
 はっきり言って記憶の片隅にもない。


 そして今日も“アネゴ“認定され、さらには“アニキ”の承認を得、一体私はどこに
 行くのだろう…。


 結局楽し過ぎて、その場を離れるのが嫌になってしまい、終電を逃した。
 行こうと思っていた妹の家へも行けずじまい。
 帰れなくなってしまった私に友人Sが付き合ってくれ、朝までカラオケBoxでヒマを
 潰した。

 大勢と呑んで、話すのも嬉しいけれど、自分をわかってくれる人とじっくり話すのも
 同じように必要。
 Sはきっと生涯で一番、自分と感覚が似ている人だと思う。

 物事の基本的な捉え方や生き方はぜんぜん違うのだけれど、なぜか私の感覚の細部
 まで、まるで自分の感覚のようにとらえてくれる。
 自分の話す言葉と、彼女の捉えている物事にズレがなくて、本当に何から何まで
 言える。
 そして、聞いて欲しいし伝えたい。

 何せお互い自己評価が“ゴキブリ”…。
 ますます信頼性が増した。

 こんな友人に引き合わせてくれるなんて、人生もそれほど悪くない。


 そして朝日の中をふたりで帰宅し、今日は(まさに)一日寝ていた。
 お願いしていたチケットも無駄にしてしまったけれど、連絡がついたので良かった。


 また行くからね…。


 ♪BGM/Misia AL.『MARS and ROSES』



2004年05月25日(火) 生々しい気持ちそのもの。

 給料日過ぎだというのに、なぜこんなに綿密にお金の計算をせねばならないのだろう…。
 なぜだか知らないが、猛烈にお金がない気がする。

 まぁ、必要な分の振込みとか引き落としとかが済んでいるから仕方ないのか…。


 いたずらに第三者を不安にさせたり、negativeな影響を与えることは好きじゃない。
 大切な人ならなおさら。

 だから、日記も知り合いには教えていない。
 ここに書いてあることは、ほんとうのほんとう。
 できたてほやほやの、生々しい気持ちそのもの。

 でもそんな気持ちは、きっと自分でもすぐに落ち着くし、一瞬を冷凍保存している
 ような感じ。
 この日記を見ると、忘れかけてたその生々しい瞬間を思い出して、驚いたり感じ入ったり。
 普段は、割とぼんやり穏やかに過ごしている。

 きっとこれを見たら、友人は心配することだろう。
 衝撃的な瞬間だけが、あたかも日常のように語られて、激しい感情そのものに揺さぶられる
 だろう。

 だから教えない。
 私を知る人が、出来事と感情を結びつけることがないように。


 公務員の勉強をしなければいけないのだけれど、全然進まない。
 ああいう勉強苦手。
 学生時代は完全放棄だったもんなぁ。
 今にしてみれば、きっとみんな驚くだろうけど。
 ああいうことを知らずして、今の私はここにいる。


 火曜日になると、異様に気分がすっきりとするのはどうしてだろう。
 あの重苦しい月曜日がウソのようだ。
 身体も重くて、頭も働いてくれない月曜日は、とっくに過ぎ去ったかに思える。

 今日は久々のcaseもあったし、仕事の雰囲気も良くて、楽しかった。


 ここでは、人が病んで、弱って、元気がなくなっていく様子をありありと見て取る
 ことができる。
 口数が減ったり、体調を崩したり、優しさを失ったり。
 そんな中で毎日続けるって大変。

 人はこうもストレスに弱いのか。
 現代はストレスフルな社会なのか。
 あの場にいるだけで、よくわかる。
 自分も精一杯気をつけたい。


 中学校の時の先生や、ボラ先の親御さん、相談員時代に関わっていた子。
 ありとあらゆる点が、今になって線で繋がる。
 本当に今までやってきたことは繋がってたんだなぁ。
 ひたすらそれにあわせて踊ってただけだったんだなぁ。

 自分の先見の明にびっくり。


 しかし、篠原涼子は素晴らしい☆
 もうすぐ来る30代は、あのようにしなやかな女性になりたい。
 自由で、奔放で、かわいらしくて、どこへでも行ける感じ。
 毎週泣かされてる…。


 ♪BGM/single MD



2004年05月23日(日) 単なる普通のこと。


 今日は月イチ勉強会。

 私はいつもの通り、前日に友人宅に到着し、いつものようにファミレスでご飯を
 食べて、夜な夜なおしゃべり。
 昨日はなぜか“心理テスト”にハマった。

 専門家たる私たちが何を今さら…。
 先生方には怒られそうだ。

 PCでせっせこ検索をし、三人三様で答える。

 途中で大物の問題をhitさせ、時に集中し、時に迷いながら、真剣に回答。
 これがまた結構当たってた!

 “ミルクティ”。
 “誰かの願いが叶うころ”。
 “エースを狙え”。
 あまりにもキャラが出た回答。
 “エースを狙え”には、仕事を始めた鬱憤を全て吐き出すほどげらげら笑わせて
 もらった…。

 うーん、興味深い。


 存在を思い出しただけで泣ける人。
 今の私には、間違いなくふたり。
 良いことも悪いことも、ただそこにいるだけで、さめざめと泣ける。


 またも『ばなな』。

 “単なる普通のこと。”
 こんなに的を得て、目からウロコな言葉を、適切に与えてくれる。

 私が日々体験していることは、珍しいことでも、世界一むごたらしいことでも、
 無条件に悲しいことでもない。
 その日々を生きる人には、本当に単純に、単なる普通のこと。
 でも、その普通が何よりも生々しく、フィクションでは描けない。

 だから、フィクションでは希望を描きたい。
 未来に繋がる光を見出したい。

 普通を普通に描いても、この世は苦しいことだらけ。
 生きている方がよっぽど苦しい。


 はぁ、そうだなぁ…。


 私が論文を書いているのも、きっと希望を描きたいから。
 人のenergyや生命の力をもっと感じて欲しいから。
 作家も、学者もその思想は変わらないと思う、と言ってくれたことで、私の確信が
 繋がった。


 結局勉強会は、発表者が不参加だったために、だらだらと過ごして終わった。
 でも、心理テストが面白かったから良かった。


 人のことってどうとでも言えるなぁ。


 ♪BGM/single MD



2004年05月20日(木) 鮮明で、鮮やか。


 巻き込む。
 揺さぶる。
 認めない。
 尊重しない。
 人ととして生きる最低限のこと。
 それができないあなたは、どう考えても普通ではない…。

 だから私は近寄りたくない。
 難しいけれど、全力で遠ざかる。


 思い出したい。
 いやなことも、楽しいことも、できるだけたくさん、全てのことを。

 覚えていることが、ほんのわずかでしかないことに、苛立ちと歯がゆさを感じる。
 でも、その断片を思い出すだけで、ありありと積み重ねた年月が思い出される。


 今日も割と仕事がないまま、一日やり過ごす。

 しかし、父ちゃんに動揺してしまい、ずっとビクビクしていた。
 だって…Sさん。
 階段のところで、恐怖映画さながらの脅しを掛けなくても…。
 知らない方が良かった。
 久々に、心臓のどくどくとする鼓動の音を聞きながら、鍵を開けました。

 今週はヒマだなぁ。
 だから余計に疲れる。


 家庭教師の後は、友人と久々にごはん。

 三十路にさしかかろうとしている彼女は、中学生さながらの恋愛に没入し、かつて
 ないほど浮き足立ちまくっていた。
 気持ち悪い…。
 そして何だか知らないが、全然羨ましくなかった。
 でも、友人が幸福なのは嬉しい。

 毎年恒例でpresentももらう。

 彼女は、いつも私に“何が欲しい?”と尋ねたり、その時一番欲しいと思っているCD
 をくれたり、無難な贈り物をくれていた。
 でもいつも、彼女なりの私への気持ちのこもったものが欲しいと思っていた。
 “私が欲しいもの”じゃなくて、“彼女があげたいと思うもの”。 

 今回は、初めても初めて、彼女自らがselectしてくれた。
 しかも、センス溢れる、まさに“私が欲しがりそうな”文句のない一品。
 本当に嬉しい。


 鮮明で、鮮やか。
 彼女との日々を表現すると、文句なくその言葉に尽きる。
 今でもその日々は確実に私の中に生きているし、その日々を育てている。

 泣いたり、笑ったり、怒ったり、落ち込んだり…。
 人とともに“やっていく”ってこういうことだ。
 まざまざと蘇る。
 あまりに生々しすぎて、時に今の自分を生きることが困難になる。


 喜んでくれたことに感謝する。
 つらい時をともに過ごしてくれたしあわせを振り返る。
 素敵になった姿を、一番見て欲しいのは、間違いなく彼女だ。


 人を見て、本当に信じて、心を注げば、自分の周りにもそういう人しかいなくなる。
 時に贅沢だと。
 時にわがままだと。
 時に理不尽だと。
 言われることもあるけれど。
 こだわって、許さないで、信じていればそうなる。

 だから、私の周りにはこんなにも素晴らしい、個性豊かな人々が集まっている。
 うまくはないし、変わっているけれど、生きていてくれることが嬉しいほど素晴らしい。



2004年05月18日(火) ささやかな、あたたかなbirthday party。


 どんよりする。
 彼の言わんとしていることと、見通しの暗さにうんざりする。


 仕事がないなぁ。
 先週の記録を書き終えてしまった今、本当にやることがない。
 staffの人が持ってきてくれる仕事を、心待ちにしている状態。


 今日は家庭教師を明日に繰り下げて、大学時代の友人がbirthdayを祝ってくれる
 という。

 お店のchoiceから、全てを彼女に任せて、dinnerを共にする。

 地元が同じな彼女とは、今までそれほど接点がなかった。
 私も学生で忙しかったし、彼女も仕事をしていて、私とは微妙に価値観がズレていた。

 今となっては、彼女は仕事を辞め、私は仕事に就いた。
 不思議な運命だ…。

 お店に行ったことのないながら、おおよその地理を頼りに、迷いもせず到着!
 地元が同じって素晴らしい☆

 そんな様々なことを、おいしいItalianを食しながら、めいっぱい話す。
 話すこと4時間近く…。
 “閉店です”の声と共に、お店を後にする。

 デザートとお茶まで奢ってもらう♪
 ありがとう。
 誰かが祝ってくれる、その心持ちが嬉しい。


 感じることは苦しいこと。
 私は私であるために、ストイックにその道を追究する。
 いつも自分であることを最大限感じて生きる。
 そこには迷いや、自信のなさは存在しない。

 彼女は流される。
 感じていながら、見過ごすことを技として持っている。
 自分が自分でなくなる気がする。
 自分でないものに、そのうち圧倒されてしまうかもしれない恐怖。

 そんなふたりが語り合うことは、困難だけれど不思議。


 まだまだ道の途中。
 夢のさなか。

 友情だけは変わらない…。




2004年05月16日(日) 26th anniversary…。


 朝目覚めると、オメデトウのMassage…。
 今日は26回目のbirthday。

 日常の隅から隅まで一緒だった昔の友人たちは、いつもいつもお祝いの言葉をくれる。
 毎年1回のこの日が、大きなイベントだった毎日を過ごしていた仲間たち。
 祝ってくれる心持ちが嬉しい。
 大学・大学院では、お互いのbirthdayを密に過ごしたことがないから、さすがに
 さほど連絡はない。


 免許の更新が1ヵ月後までOKということを昨日教えてもらい(本当に助かった…)、
 今日の予定はひとつになった。
 いつものようにぎりぎりで家を出る。


 最近おでこのしわが気になる。
 気が付かないうちに、眉間にしわを寄せているみたい。
 気をつけよう。
 これからは心がけが顔に出る年頃だ。


 絶対的な信頼。
 負ける気がしない。
 彼女は、簡単に私の期待とこれまでの経験的学習を跳び越えて、私の知らない完全な
 彼女になっていた。
 あまりにもかっこいい…。

 もう大丈夫。
 誰にも負けていない。
 冗談めかして言ってたけれど、あなたの苦しみは確実に通り過ぎてきた今までに
 置いてきた。

 気が付かないうちに揺らいで、傷ついて、期待して、裏切られて。
 そんなことをあまりにも長い時間繰り返してきたのだろう…。

 でも、私の声には確実に反応してくれる。
 そう思えることが信頼。
 彼女も“今日声聴こえたよ”…ほら、うそじゃない。
 ここまでやってきたことは、私にとっても大きな誇り。
 間違いなかった。


 私の気を緩ませるのは、やっぱり優しさだ。
 何かを言おうとしてくれたその先に、そんな言葉が待っていたなんて。
 びっくりしすぎて、ふつうになってしまった。

 その後歩いていたら、自分でも驚くほど泣けてきて、橋の上で号泣。
 戻って、彼女に抱きつきたいと思ってしまったほど。
 ほっとして、気持ちが通じたことを確認できた喜びに涙が止まらない。

 
 顔を見るなり笑顔で伝えてくれた“おめでとう”に。
 言いづらさやしがらみを乗り越えて示してくれた気持ちに。
 私のわがままに沿おうとしてくれた想いと謝罪に。
 ほんとうに、ほんとうに、ありがとう☆


 素晴らしいstartだ…。
 去年の鬱屈した日々を、爆発した1年で取り戻したい。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月15日(土) もしも。


 昨日深夜まで探し回ったLIVEの同行者。
 結局見つからず、諦め気分でふたりの友人にメールをしてみる。

 ふたりめに連絡した高校時代からの友人は見事時間があいてるとのこと!
 ダメ元で誘った、最後の最後で見つかった。
 Lucky☆


 出発までの時間、明日に備えて準備を整える。
 とりあえず60。
 久し振りの手作業に、戸惑いながらやりくりする。

 そして毎週恒例の布団干し。
 週末お天気がいいと嬉しい♪


 予定していた3:00の少し前に友人が到着。
 友人のodesseyで一路お台場へ。

 積もる話をとろとろと進めていくと、移動時間もあっという間に過ぎる。
 main topicは“海外旅行”。
 私たちを固ーく結び付けてくれた、高校の部活の顧問の話を聞いたら、ものすごい
 恐怖を感じた。
 動悸と冷や汗。
 そして時に大笑いし、時に考えつつ、車は走る。

 その友人とは何度かお台場にLIVEを見に行ったことがあるのだけれど、今回は
 行けども行けども目的地に着かない…。
 史上最大の迷いっぷりだ。

 いったり来たりを繰り返し、ようやく観覧車の袂に到着。
 結構いい整理番号だったのに、もうだいぶ入場していた後だった…。


 もしも、を考える。

 明日死んでしまったら。
 明日人を殺したいと思ったら。
 いつか来る体が自由にならない時。
 愛する人を裏切る時。
 今の自分には起こり得ないと思われる、色んな可能性。

 現実の私と、それ以外の“可能性”を秘めた私。
 私は2倍の人生を生きる。

 向き合うことは、目を逸らしたくなる事実と闘うこと。
 世の中を。
 この世界を。
 自分を。
 破壊して、再生する。


 捉えたいのは本質。
 それ以外で付き合っている人とは解り合えない。
 私を全否定する彼女も、私の核をわかっている。
 だから、心の底から安らぎ、求める。


 まあまあなLIVEを終え、食事を済ませた頃(学校前のGafe…懐かしい!!)、友人の
 彼からTEL。
 わけもわからないまま、呼び出される。

 彼の元に向かうと、彼の会社の後輩さんも一緒にいた。
 その後輩さんは元バンドマンで、今日見てきたLIVEの出演者とジョイントしたことが
 あるという。

 すごーい!!!
 そして、このタイミングもすごすぎる。


 日付が変わって、最初のオメデトウ☆
 メール編の一番乗りは、母でした。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月13日(木) ひとり情熱大陸。


 目が覚めると、AM5:55。
 いつものクセで、ハッとしながら起きる。
 何だか寝坊してしまったかのように…。

 その後出掛けの母にまた起こされ、寝ぼけ眼の私に質問までされ、遠のいている
 意識の中で返事をする。

 今日は3度寝の果てに、やや遅れ気味で目を覚ます。


 どんどん強くなる。
 この世の闇や最低水準の物事に、常に触れているからだろう。
 そして、それでもこの世の中や人間というものを信じずに入られないからだろう。

 人間の希望に向かう力や、生きるenergyを信じずにはいられない。
 癒すことではなく、共に生きる方法を模索する方が私好み。


 仕事をするようになって、ようやく一歩仲間入りのできた感じがする。
 同じ土壌で語れる基盤ができた。

 仕事は好きだ。
 同じことの繰り返しにはなりえないし、常に物事は動き続けている。
 上昇と反省を繰り返し、その力を地や肉に蓄える。


 久し振りに写真付きdiaryの方も更新した。

 PCのUSBが壊れているせいで、デジカメをPCに繋ぐことができない。
 だから今年の2月あたりから更新が滞っていた。
 ようやく携帯から更新できるようsettingをしたので、これからは頻繁に更新しよう!


 結局人は人でしか救えない。
 オタクや信仰、目に見えないものへの傾倒…。
 反対もしないし、賛成もしない。
 実際私も数々経験してきたし、そのことで支えられていた。
 そのこと自体は、十分理解できることだ。

 けれど、それで自分のこころが満たされるのは一時のことだ。
 生身の人間と関わっていない人は、いつかそのことで行き詰まる時が来る。

 傷を負いながらも、向き合って人に触れ続けている人は強い。
 きっとそのことが、自分の助けになる時が必ず来る。
 必ず、来る。


 今日PCに向かって仕事をしていたら、部長に“右肩上がってるよ”と指摘をされた。
 やっぱり…昨日の保育以降、肩がばきばきになっているのを感じる。
 筋肉痛にはならなかったけれど、肩が重い。

 この長すぎる髪も首や肩に負担をかけているんだろうなぁ…。
 もったいないし、幅が広がるから切りたくはないんだよなぁ。
 梳いて、毛量を調節するだけでも違うかしら。

 ひとまず全ては給料が入ってからのことだ。


 明日は1ヶ月前くらいから約束していた飲み会がキャンセルになってしまった。
 はぁ、お酒呑むの楽しみにしていたのになぁ。
 残念無念。
 明日はたまってるビデオでも見ようかな…。


 ♪BGM/サンボマスター AL.『新しき日本語ロックの道と光』



2004年05月10日(月) 踏んだり蹴ったり、体調悪い一日。


 うがぁ、部屋にお茶こぼしたぁーーー。

 数日前にゴキ男さんが出没して以来、食べ物の処理には気を配っていたのにぃ。
 (そのゴキ男さんは、昨日退治したものと同じ輩だと思う。)


 気がつけば、“冬ソナ”にどっぷりつかっている…。

 はまるものかと思っていたのだけれど、次の回が楽しみで仕方ない。
 展開が気になる。

 私はペ・ヨンジュンより、チェ・ジウのかわいらしさに釘ヅケ。
 まるまるとしている顔と、くりくりとした目で表現される感情が何とも好ましい。

 あぁ、来週が気になる。
 今後が気になる。


 今日は一日体調が悪かった。
 多分生理前だからだと思うけれど(という結論に落ち着いた)、身体は重いし、
 眠気は取れないし、何となく打ち沈んでいるし。
 それでも、やっとこさっとこ仕事には出かける。

 おまけに、お昼に食べた筍ご飯が、糸を引くほど腐っていて…。
 しかも、なぜかそれを食べてしまい…。
 びっくりするほど気持ち悪く午後を過ごした。


 その後久々に行った家庭教師でも課題山積。
 思ったより事態は速度を増して進行している。
 こういう時こそ、想像と創造。

 どうやったら楽しめるかを、真っ白になって考える。
 この辛さが力になるとはわかっていつつも、安易な方向に逃れたくなる。


 言いたいことを言ったら、割とすっきりした。
 相手を壊して、どうしようもないほどまくし立てたわけじゃないし。
 ある程度のところで、うまく見切りをつけられた自分にも満足。

 仕方ない、振り出しからやり直しかな。

 あぁ、でもまだ重い腰が上がらない…。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月08日(土) 脳ミソを使う。


 煙草の集中砲火を浴び、布団の中に入ったのはAM3:00を回った頃。
 目覚ましをかけないで眠れる幸せに、昼過ぎまで眠る。


 今日は大学に集って、社会人向けのケースカンファレンスをする日。

 今まで学生だった私も、晴れて社会人1ヶ月。
 別に門戸を閉じていたわけではないけれど、なんとなく気が引けて、参加できず
 にいた。
 今の状況と、さらなるskill upを目指して、ダメな自分そのままに参加すること
 にする。


 車であっという間に到着する大学院とは違って、大学はあまりに遠すぎる。
 終わった後に開かれそうな飲み会に備えて、今日は車ではなく電車で行く。
 自分だけ飲まないと悔しい…。


 久々に対面した指導教官に、顔を見るなり軽くいじられる。
 ダメな自分を報告し、私たちにだけ通用する“励まし”の言葉をくれる。
 その一言に救われる。

 自分の力のなさに、日々脱力することしきりだけれど、少しずつ積み重ねてきた
 ものが形になっていることを感じる。
 数少ないpositiveフィードバックの場。
 積み上げているものが見えないことほど、無力感に苛まれることはない。


 久々に脳ミソを使って楽しかった☆
 やっぱり私にはこれしかないんだなーと再確認。


 そのあとは、学部生を含めた新歓にお邪魔する。
 たった2年しか所属していなかったゼミに、3年経った今でも大きな顔で参加できる
 ことを幸せに思う。
 顔を出すたびに、子分がどんどん増えていく♪


 確かに指導教官は素晴らしいと思うけれど、盲目的にはなりたくない。
 そしてcreative。
 これが無くなったら、私の持ち味は消える。
 基本をおさえつつ、新しいものを常に探すこと。
 それこそが自分を生かすことに他ならない。

 何がすごいかも言えないくせに、すごいなんていいたくない。


 新しいゼミ生に、かなりやば目な人がいて、OG・OB組はそのことで持ちきり。
 すごかったなー…。
 やっぱり“心理学、選んだ時点で終わってる”という名言がそのままあてはまる
 ような会だった。

 久々に大人数で飲めて楽しかった☆


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月07日(金) 大人になって…。


 連休明けで、今日まで働けばまたお休み。
 休みが多いのは良いことだ。
 素晴らしい☆

 しかし今日は仕事が次から次へと立て込んでたなぁ…。
 時間を少し過ぎた程度で片付いたのが奇跡的。


 今日は久し振りに、高校時代の友人と会う約束をしていた。
 出会ってから10年が経過する、筋金入りの“私を知る人物”のひとり。
 ここ最近では、進んでいる道があまりにも違うために、疎遠になりがちだった。
 最後に会ったのは、約1年前。


 干渉される心地良さ。
 後にも先にも、こういう関係性で繋がっていられるのは彼女をはじめとするメンバー
 のみだと思う。
 日々の感情に一喜一憂し、あまりにも濃い密度で生活し続けていた時代の友人たち。

 早速私の恋愛について、いきなりのダメ出し。
 あんなにこてんぱんに言われるなんて、気持ちのいいほどだ。

 今となっては、私も大人になって、全てに反論をしてわかって欲しいとは思わなく
 なった。
 進んできた道、これから目指す方向性があまりにも違いすぎる。
 みんながこころ安らかな結婚や生き方を目指しても、私はまだまだやるべきことが
 ある。

 そういう全てを口に出さなくても、こころの中に密やかに思うだけで、自分を
 信じられるようになった。
 人と違ってもいいじゃない。
 声を上げて訴えなくとも、自分の中にある信念として抱いていればそれで進んで
 いけるほどに。

 きっと大人になったということだ。


 結局帰宅の途についたのはAM2:00を過ぎた頃。
 彼女達とは、いつも話すことがありすぎる。
 話したいと思う気持ちが薄れることはない。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月05日(水) 三鷹の森・ジブリ美術館遠足。


 今日は三鷹のジブリ美術館に行く遠足。


 1ヶ月以上も前に、ゼミ生が企画したもので、25人中9人が参加という相変わらずの
 出席率の良さ。
 下手したら、これに2名追加だった可能性があると思うと恐ろしい。
 みんな友達少なすぎ。
 そして、好きすぎ。

 子どもの日ということで、まさに子どもにまみれて大の大人が9人連なる。
 ニコチンが足りないだの、不倫に荷担しただの、子どもにそぐわない話題満載。

 美術館ということもあって、ただのアニメの館ではなく、夢をつめ込んだ宮崎駿
 こだわりの数々という感じが良かった。
 もう少しじっくり見たかったかも。
 トトロがぽよんと跳ねているやつは、一日見ていたいほどの不思議さ。

 ああいうのを見て、子どもが夢を見るんだろうなぁ。
 あまりにも健全だ。

 館内に入って、ばらばらとみんなで見ていたのだけれど、さすが大人…2時間もすると
 みんな疲れて、誰が言うともなくcafeに集ってくる。
 待ち合わせなど必要ない。
 体力時計に任せればいい。
 携帯いらずの私たち。

 今日の最大のHitは“ムゼオ”と『つまらぬこと・くだらぬこと』に決まり★


 見学を終えて一同二列に並び、吉祥寺の駅まで歩く。

 あまりにもお腹がすいたため、途中の井の頭公園で遅い昼食。
 みんなでベトナム麺を喰らう。
 10人近い大人が向かい合い、必死で麺を食べている様は、なかなか圧巻。
 おいしくお腹いっぱいになる。

 しかし友人のF嬢は、いつも食べ物に何かをトッピングして、原形を留めない味に
 しているなぁ…。


 その後は千葉の僻地に帰宅せねばならぬR嬢を囲んでのお茶会。

 彼女はいつもあまりにも遠すぎる自宅に時間通り帰宅せねばならないため、飲み会等には
 だいたい参加できない。
 そのため、昼間に集う遠足企画が定例化してきた。

 いまや2名の学生を残すのみとなった集団。
 永遠の学生を公言して憚らなかった私も、予想外の仕事の面白さと居心地の良さ、
 健康の復活に社会人然とする。


 いつからあんなに絡んでくるようになったのだろう。
 そして、絡んでくる彼を苛立たしく思うようになったのだろう。
 わからないけれど、今は私と彼は期が到来していない。
 お互いの精神保健上の理由から、しばらく様子を見ようと思う。
 足を引っ張り合うことだけはたくさんだ。


 R嬢を見送った後は、酒好きメンバー心待ちの飲み会に突入。


 しかし今日は食べてばっかだ…。


 いつものことなのだけれど、圧倒的な女性の比率の高さと女性の元気の良さで、
 話題の主導権は女性が握る。
 男性は肩身が狭そうに、話題の端々に食らいつくか、ぼんやりと聞いているのみだ。

 女の子達は、落ち込んでも苦しくても、いつも力強い。

 それぞれが小さな集団を作りながら、仕事・恋・日々の苛立ちを語り尽くす。
 私からすれば、いつもの勉強会のメンバーが多数を占めているのだけれど、久々に
 飲んだKの切れ味鋭い追い込みっぷりに脱帽。
 つくづくツメの甘い自分(達)の情けなさに気付く羽目に。

 そして私とS、そしてぼんやり美人のTは意味もなくげらげら笑う。
 笑って笑って、しまいには何がおかしいのかわからない。
 箸が転がってもおかしい年頃に、彼女達といると戻れる。

 そして言われた。
 “枝豆の皮捨てる時、既に枝豆見てないもん。”
 素晴らしい観察眼★
 そして、驚くべきオヤジ振りを発揮する私。
 その男らしさゆえに、友人・かあさんから2度目のプロポーズを受けた。


 そんなところにかかってきた電話は冷たさを増して私に響くばかり。
 結論を出せない私は一体何がしたいのだろう。
 何に迷い戸惑っているのだろうか。


 明日は仕事かー。
 まぁ、今日みたいな日があるから頑張れるだろうなぁ。


 ♪BGM/AL.『東京ビバーク』 スネオヘアー



2004年05月04日(火) GW中日。


 GWも終盤を迎え、一日家でごろごろしていた。
 私の周りの友人たちもそうだったらしく、だらだらしている空気が伝わってくる。

 ムキになりそうな時はcool downするしかない!と、今日は断念する。
 結局結果を見ても自分の選択に間違いがなかったことがわかる。
 冷静に、冷静に。
 これで全てが決まるわけじゃない。


 延滞してしまったCDを返そうと、夕方CD屋へ。

 ついでに本屋さんを覗いて、藤代冥砂の写真集“もう、家に帰ろう”を立ち見する。

 よしもとばななも絶賛している通り、素晴らしい写真の数々だった。
 …でも見ている時より、そのあとにじわじわ伝わってくるものがある写真だった。
 帯にはミスチル・桜井さんのコメント。
 夫婦になる。
 家族を作る。
 そういう暖かさや力強さを感じる作品だった。

 何度も立ち見してる間に、買ってしまいそうだなぁ…。


 CD屋からの帰り道、明日遠足に参加する予定の友人からTELがある。
 何でも急用で参加できなくなったので、請け負っていたチケットを渡したいとのこと。

 人恋しく、なんとなく話がしたい感じだったので、ついでとばかり車を走らせる。
 気がつけば3時間近く、ああだこうだと話しまくる。

 何となく別れ難さを感じつつも、近所に住んでるよしみで再開を誓い合う。
 何でも、今月のmy birthdayを祝ってくれるそう。
 嬉しく喜ばしい。

 しかし、男がいる身で(まだ。一応。)こんなことを約束してしまっていいのか…。
 まぁいいや。
 輪郭をつかめた感じするし。


 最近、見た夢をよく覚えている。
 課題の“夢分析”ですら、『覚えていない』という理由で断念し、単位を落とした
 と言うのに。
 忘れたいほどに強烈に覚えている。

 先日もGW明けに仕事に行けなくなり、無断欠勤する夢を見て、かなりの目覚めの
 悪さだった。
 もう少ししたら、眠ることが怖くなるんじゃないかと思うほどで、不安…。


 知りたくないのに、彼の住所とTEL番号が…。
 なぜこんな時期に。
 もういっそ死んで欲しいと思うほどに疎ましい。
 それ以上にいとおしい。

 そんな自分がきらい。


 よぉし、GW最終日…楽しむぞ。


 ♪BGM/J-WAVE



2004年05月02日(日) 途切れた緊張感。


 昨日に引き続き、遠路はるばる系へ…。

 ただ見に行くだけだと思うと気持ちが落ちたりするけれど、“会いに行くんだ!”
 と明確に思うだけで違うもの。
 休日の少なくなった私にとって、大切な人に会える数少ない機会を大切にしたい。


 気持ちがぷっつり途切れてしまったことは否めない。

 保とう、やっていこうと思っていた気持ちはうそじゃない。
 でも、“避けてた”という言葉に、完全に緊張の糸が切れた。
 糸の切れた風船状態。
 進むべき道や方向性を失った。


 あまりにも彼の存在が圧倒的過ぎる。

 夢を見てるんでもいい。
 逃げているんでもいい。
 非現実的な感情でもいい。

 助けて欲しい時に差し伸べてくれる手は、触れられない。
 でも、誰より確実に、“その時”に気がついてくれる。
 これを信じなくて、何を信じればいいのだろう。


 わからない。
 わからない。


 久し振りに会った彼女は、相変わらず強い人。
 きっと岐路に立っているところでしょう。
 迷いながらも幸せを手にする選択をしてくれることを願うばかり。


 好きなことを仕事にすると、人から羨ましがられたり、羨望の眼差しを重ねられたり
 する。

 もし、好きな仕事じゃなければ、そんなことがあったならとっくにやめただろう。
 好きだから苦しい。
 自分で選んでいるから捨てられない。

 でも時にこうやって、どれほど好きか、続けたいと思う気持ちを試される。
 これに脱落するようならば、好きには値しないとでも言うように。

 きっと私にもそういう時はやってくると思う。
 だから、あなたのつらさはわかるような気がするよ。


 見なくてもいいもの。
 聴かなくてもいいもの。
 取り入れすぎる情報。
 ありもしないことに傷ついて、本当に知りたいことがわからない。

 不確かな世の中だ。


 今日ビデオにとっておいた“オレンジデイズ”。

 恋愛錯綜状態のこにたんが病人みたいで怖かった。
 某精神病の人みたい。
 病態上がってるよぉ…。
 予告を見た限り、あのまま突っ張りそうで私にとっては恐怖ドラマさながら。

 真珠夫人並みの怖さだ…。


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